JPH039191Y2 - - Google Patents

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JPH039191Y2
JPH039191Y2 JP17704784U JP17704784U JPH039191Y2 JP H039191 Y2 JPH039191 Y2 JP H039191Y2 JP 17704784 U JP17704784 U JP 17704784U JP 17704784 U JP17704784 U JP 17704784U JP H039191 Y2 JPH039191 Y2 JP H039191Y2
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magnetic disk
pulley
coefficient
track
thermal expansion
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はステツプモータを磁気ヘツド(以下ヘ
ツドという)の位置決め駆動モータとして用いた
オープンループ式小形固定磁気デイスク装置に関
し、特に周囲温度や内部温度の変化によつて引き
起されるオフトラツク・スプリツト(周囲温度の
変化により、磁気デイスクの最内周トラツクと最
外周トラツクに発生するオフトラツクの差)の改
善に関するものである。
〈従来の技術〉 はじめに、オフトラツクおよびオフトラツク・
スプリツトの原因について、第2図に示すスイン
グアーム式磁気デイスク装置(要部のみを示す)
の平面図を参照して解析する。第2図において、
1は磁気デイスク(以下デイスクという)であ
り、ベース3に固定されたスピンドルモータの主
軸2に固定されている。4はベース3に固定され
たステツプモータで、このステツプモータ4の回
転をスチールベルト(以下、ベルトという)5を
介してアーム6に伝達する。ベルト5は一端がア
ーム6の先端に係止されステツプモータ4のプー
リ9に一巻きされ、他端がテンシヨンばね10の
一端に係止されている。なお、アーム6にはヘツ
ド組立7が固定されており、このヘツド組立7の
先端にはヘツド8が取り付けられている。上記第
2図に示す構成部品は磁気デイスク装置の内部温
度の上昇や周囲温度の変化により、それぞれの素
材、形状、寸法の違いにより伸縮し、オフトラツ
クやオフトラツク・スプリツトの原因となるが、
その伸縮に関して大きく関与する部分は次の主要
部分に分けることができる。すなわち、 (1) スピンドルモータ2とステツプモータ4間の
ベース3の長さ…L1 (2) デイスクのトラツク幅…L2 (3) ベルト、アーム、およびヘツド組立の合成さ
れた長さ…L3(仮定) である。そして、上記各部の長さは磁気デイスク
装置の構造上L1>L2>L3となる。この場合、L3
の伸縮(L1,L2の伸縮に比較すれば極めて小さ
い)を零と仮定し、ベース3とデイスク1の関係
についてみると、両方の部品が同一の熱膨脹係数
を有する素材であれば、L1の長さが長いのでデ
イスク1上のヘツド8は、みかけ上デイスク1の
外側へ移動しオフトラツクとなる。
このオフトラツク量は、L3の伸縮も含めた上
で、ベース3の熱膨脹係数をデイスク1の熱膨脹
係数より小さいものにすることによりキヤンセル
することができる。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、上記の方法によりキヤンセルで
きるオフトラツクはトラツク上でヘツドが移動
(シーク)しない状態であれば問題ないが、例え
ば、ヘツドがトラツクの最内周から最外周へL2
の範囲を移動した場合、プーリ9とデイスク1の
熱膨脹係数の差およびベース3とデイスク1の熱
膨脹係数の差により次のようなオフトラツクを生
ずる。
プーリとデイスクの熱膨脹係数の差によるトラ
ツク内周側へのオフトラツク δ1=r(α1−α3)KθΔt ……(1) ベースとデイスクの熱膨脹係数の差によるトラ
ツク外周側へのオフトラツク δ2=S(α3−α2)ΔT ……(2) ここで、r=プーリの半径 S=ヘツドストローク(mm) α1=プーリの熱膨脹係数 α2=ベースの熱膨張係数 δ3=デイスクの熱膨張係数 K=アーム比 b/a ΔT=周囲温度および内部温度上昇による
温度差 θ=全ストロークのプーリへのベルト巻き
つき角(ラジアン) である。
上記、δ1とδ2のオフトラツクの差はオフトラツ
ク・スプリツトとなる。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は上記従来技術の問題点であるデイスク
装置の内部温度の上昇や周囲温度変化により発生
するオフトラツク・スプリツトを減少するために
なされたもので、ベースに所定の間隔を隔てて固
定されたスピンドルモータおよびステツプモータ
と、前記スピンドルモータの回転軸に回転可能に
支持された磁気デイスクと、前記ステツプモータ
により駆動され、一端に前記磁気デイスクと対抗
して設けられた磁気ヘツドを有するアームと、前
記ステツプモータの回転軸に設けたプーリに巻き
回わして係止され、前記ステツプモータの回転を
前記アームに伝達するスチールベルトを有し、前
記ベースの素材を前記磁気デイスクの素材の熱膨
張係数よりも小さくした磁気デイスク装置におい
て、前記プーリを前記デイスクの素材よりも熱膨
張係数の大きな素材で形成し、前記プーリの外周
にニツケル・リンのめつきを施したことを構成上
の特徴とするものである。
〈作用〉 プーリの熱膨脹係数α1をデイスクの熱膨脹係数
α3より大にすることにより、ヘツド8の内周側へ
のオフトラツクδ1を内周側へ引き戻しδ2の外周側
へのオフトラツクとキヤンセルさせることによ
り、オフトラツク・スプリツトが減少する。
〈実施例〉 第1図は本考案の一実施例を示すスイングアー
ム式磁気デイスク装置の平面図であり、第2図に
おける従来例と同一要素には同一符号を付して重
複する説明は省略するが、本実施例においては、
従来例とはプーリ11の材質のみが異なる。
オフトラツク・スプリツトを減少させる手段と
して、上記(1),(2)式におけるオフトラツク量がδ1
=δ2であればオフトラツク・スプリツトは零とな
ることがわかる。従つて、プーリの素材α1の熱膨
脹係数について検討する。
δ1=δ2 =r(α1−α3)KθΔT =S(α3−α2)ΔT 従つてα1=α3+S(α3−α2/rKθ) ……(3) となる。
いま、第1図に示す形状において、5 1/4イ
ンチハーフハイトサイズとし、 r=7.5mm(プーリの半径) S=20mm(ヘツドストローク) α2=(21×10-6/℃) (ベース…アルミダイカスト…の熱膨張係
数) α3=23×10-6/℃ (デイスク…JIS A5086圧延材…の熱膨張
係数) K=0.55(アーム比 b/a) θ=2/3π(全ストロークのプーリへのベルト
巻きつき角) とし、これらの値を(3)式に代すれば、 α1={23+20×(23−21)/7.5×0.55×3/2π×
10-6/℃) =25×10-6/℃ ……(4) となる。この(4)式における熱膨張係数を有する金
属はマグネシウムであり、プーリ11の材質とし
て同程度の熱膨脹係数を有するマグネシウム合金
を使用すれば、オフトラツク・スブリツトは発生
しないことがわかる。なお、本考案では、このマ
グネシウム合金で製作したプーリ11の外周に、
ニツケル・リンのめつきを施し、ベルトのスポツ
ト溶接を可能とした。
〈考案の効果〉 以上、実施例と共に具体的に説明したように、
本考案によれば、ベースの素材をデイスクの素材
の熱膨張係数よりも小さくした磁気デイスク装置
において、プーリの材質をデイスクより大きな熱
膨張係数を有するマグネシウム合金とし、このプ
ーリの外周にニツケル・リンのめつきを施したの
で、オフトラツク・スプリツトが発生せず、しか
も、ベルトとの溶接が可能な磁気デイスク装置を
実現することができる。。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2
図は従来例を示す平面図である。 1……磁気デイスク、2……スピンドルモータ
の回転軸、3……ベース、4……ステツプモー
タ、5……スチールベルト、6……アーム、7…
…ヘツド組立、8……ヘツド、10……テンシヨ
ンばね、11……プーリ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベースに所定の間隔を隔てて固定されたスピン
    ドルモータおよびステツプモータと、前記スピン
    ドルモータの回転軸に回転可能に支持された磁気
    デイスクと、前記ステツプモータにより駆動さ
    れ、一端に前記磁気デイスクと対向して設けられ
    た磁気ヘツドを有するアームと、前記ステツプモ
    ータの回転軸に設けたプーリに巻き回わして係止
    され、前記ステツプモータの回転を前記アームに
    伝達するスチールベルトを有し、前記ベースの素
    材を前記磁気デイスクの素材の熱膨張係数よりも
    小さくした磁気デイスク装置において、前記プー
    リを前記デイスクの素材よりも熱膨張係数の大き
    な素材で形成し、前記プーリの外周にニツケル・
    リンのめつきを施したことを特徴とする磁気デイ
    スク装置。
JP17704784U 1984-11-21 1984-11-21 Expired JPH039191Y2 (ja)

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JP17704784U JPH039191Y2 (ja) 1984-11-21 1984-11-21

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JPS6193864U JPS6193864U (ja) 1986-06-17
JPH039191Y2 true JPH039191Y2 (ja) 1991-03-07

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ID=30734621

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