JPH03994B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH03994B2 JPH03994B2 JP57135886A JP13588682A JPH03994B2 JP H03994 B2 JPH03994 B2 JP H03994B2 JP 57135886 A JP57135886 A JP 57135886A JP 13588682 A JP13588682 A JP 13588682A JP H03994 B2 JPH03994 B2 JP H03994B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sod
- deae
- buffer
- ionic strength
- mmole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Enzymes And Modification Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は動物組織、赤血球もしくは、酵母から
銅(Cu)、亜鉛(Zn)−スーパーオキサイド・デ
イスムターゼ(Superoxide Dismutase;
EC.1.15.1.1、以下SODと略記する)の単離・精
製方法に関し、更に詳しくは、動物組織、赤血
球、もしくは酵母から、種々の方法により、かな
りの程度にまで精製されたCu,Zn−SODを含有
する画分から、不純物を効率的に除去し高純度の
Cu,Zn−SODを単離精製する方法に関する。
銅(Cu)、亜鉛(Zn)−スーパーオキサイド・デ
イスムターゼ(Superoxide Dismutase;
EC.1.15.1.1、以下SODと略記する)の単離・精
製方法に関し、更に詳しくは、動物組織、赤血
球、もしくは酵母から、種々の方法により、かな
りの程度にまで精製されたCu,Zn−SODを含有
する画分から、不純物を効率的に除去し高純度の
Cu,Zn−SODを単離精製する方法に関する。
SODは酸素分子が一電子還元をうけて生じる
スーパーオキサイド・アニオン・ラジカル(以下
O2−と略記する)の不均化反応、すなわちO2−
+O2−+2H+→O2+H2O2を触媒す酵素であつ
て、広く生物界に存在することが知られており、
1969年以降、この活性を有する酵素は多数単離さ
れて来た。その活性部位にCuおよびZnをもつ
Cu,Zn−SODは真核生物の細胞質中にみいださ
れる。このような各種の真核生物由来のCu,Zn
−SODは、そのアミノ酸配列において高い相同
性を示し(シー・ピーターセン((C.Petersen))
ら、カールスベルグ・レス・コンミユン
((Carlsberg Res.Commun))第42巻、391〜395
頁、1977年)、相互に関連する物理化学的物性を
有する(エイ・イー・ジー・キヤス((A.E.G.
Cass))ら、カールスベルグ・レス・コンミユン
((Carlsberg Res.Commun.))第43巻、439〜449
頁、1978年)二量体分子であることが知られてい
る。別の種類のSODは、活性部位に鉄もしくは
マンガンを含むものであり、このものは原核生物
および真核生物のミトコンドリアにみいだされ
る。この種類ではアミノ酸組成およびN末端アミ
ノ酸配列に高い相同性を示す。
スーパーオキサイド・アニオン・ラジカル(以下
O2−と略記する)の不均化反応、すなわちO2−
+O2−+2H+→O2+H2O2を触媒す酵素であつ
て、広く生物界に存在することが知られており、
1969年以降、この活性を有する酵素は多数単離さ
れて来た。その活性部位にCuおよびZnをもつ
Cu,Zn−SODは真核生物の細胞質中にみいださ
れる。このような各種の真核生物由来のCu,Zn
−SODは、そのアミノ酸配列において高い相同
性を示し(シー・ピーターセン((C.Petersen))
ら、カールスベルグ・レス・コンミユン
((Carlsberg Res.Commun))第42巻、391〜395
頁、1977年)、相互に関連する物理化学的物性を
有する(エイ・イー・ジー・キヤス((A.E.G.
Cass))ら、カールスベルグ・レス・コンミユン
((Carlsberg Res.Commun.))第43巻、439〜449
頁、1978年)二量体分子であることが知られてい
る。別の種類のSODは、活性部位に鉄もしくは
マンガンを含むものであり、このものは原核生物
および真核生物のミトコンドリアにみいだされ
る。この種類ではアミノ酸組成およびN末端アミ
ノ酸配列に高い相同性を示す。
しかし、Cu,Zn−SODとFeもしくはMn−
SODの間には有意の相同性は存在しない。
SODの間には有意の相同性は存在しない。
前述の如く、SODは生物の生体内反応から生
じたO2−をすみやかに除去することにより、O2
−自体、およびO2−から派生する各種の活性酸
素種による細胞毒性を低減させると考えられてい
る。すなわちO2−は組織の各種炎症過程に関与
することおよびリウマチ性関節炎をおこすもとに
なることがいわれており、SODをこれらの治療
に用いることが提案され、炎症およびリウマチ性
関節炎に対する治療効果は試験により確認されて
いるからである(エイツチ・マーバーガー((H.
Marberger))ら、インタル・ジエイ・ウロル・
ネフロル((Intl.J.Urol.Nephrol.))第6巻、61
〜74頁、1974年;エム・ワルラベンス((M.
Walravens))、ジエイ・デツカー((J.
Dequeker))、カレント・テラピ・レス
((Current Therap.Res))第20巻、62〜69頁、
1976年)。従つて、従来より工業的規模で高収量
のSODの回収方法、精製方法の研究開発が行な
われている。
じたO2−をすみやかに除去することにより、O2
−自体、およびO2−から派生する各種の活性酸
素種による細胞毒性を低減させると考えられてい
る。すなわちO2−は組織の各種炎症過程に関与
することおよびリウマチ性関節炎をおこすもとに
なることがいわれており、SODをこれらの治療
に用いることが提案され、炎症およびリウマチ性
関節炎に対する治療効果は試験により確認されて
いるからである(エイツチ・マーバーガー((H.
Marberger))ら、インタル・ジエイ・ウロル・
ネフロル((Intl.J.Urol.Nephrol.))第6巻、61
〜74頁、1974年;エム・ワルラベンス((M.
Walravens))、ジエイ・デツカー((J.
Dequeker))、カレント・テラピ・レス
((Current Therap.Res))第20巻、62〜69頁、
1976年)。従つて、従来より工業的規模で高収量
のSODの回収方法、精製方法の研究開発が行な
われている。
赤血球のCu,Zn−SODは、高等動物原料より
精製されるオルゴテイン(Orgotein)(インター
ナシヨナル・ノンプロプリエタリー・ネイム・フ
オア・フアルマシユーテイカル・サブスタンシス
((International Nonproprietary Name for
Pharmaceutical Substauces));国際的一般名
称)と名付けられる金属キレート蛋白質群に属し
(ジエイ・エイ・エム・エイ((J.A.M.A.))第
208巻、第8号、1399頁、1969年5月26日)、以前
より種々の純度で単離され次の名称をもつ蛋白質
と等しい。すなわち、ヘモクプレイン
(Hemocuprein)(テイ・マン((T.Mann))、デ
イ・ケイリン((D.Keilin))、プロク・ロイ・ソ
ク・シリーズ・ビー・ビオル・サイ((Proc.
Roy.Soc.Ser.B.Biol.Sci))第126巻、303頁、
1939年)、エリスロクプレイン
(Erythrocuprein)(エイツチ・マルコビツツ
((H・Markowitz))ら、ジエイ・ビオル・ケム
((J・Biol.Chem))第234巻、40頁、1959年;ジ
エイ・アール・キンメル((J・R・Kimmel))
ら、ジエイ・ビオル・ケム((J・Biol.Chem))
第234巻、46頁、1959年)、セレブロクプレイン
(Cerebrocuprein)(エイツチ・ポーター((H.
Porter))、ジエイ・フオルヒ((J.Folch))、ジエ
イ・ニユーロケム((J.Neurochem))第1巻、
260頁、1959年)およびヘパトクプレイン
(Hepatocuperin)(テイ・マン((T.Mann))、
デイ・ケイリン((D・Keilin))、プロク・ロ
イ・ソク・シリーズ・ビー・ビオル・サイ
((Proc.Roy.Soc.Ser.B.Biol.Sci.))第126巻、303
頁、1939年;エム・エス・モハメド((M.S.
Mohamed))、デイ・エム・グリーンベルグ
((D.M.Greenberg))、ジエイ・ゲン・フイジオ
ル((J.Gen.Physiol))第37巻、433頁、1953年)。
精製されるオルゴテイン(Orgotein)(インター
ナシヨナル・ノンプロプリエタリー・ネイム・フ
オア・フアルマシユーテイカル・サブスタンシス
((International Nonproprietary Name for
Pharmaceutical Substauces));国際的一般名
称)と名付けられる金属キレート蛋白質群に属し
(ジエイ・エイ・エム・エイ((J.A.M.A.))第
208巻、第8号、1399頁、1969年5月26日)、以前
より種々の純度で単離され次の名称をもつ蛋白質
と等しい。すなわち、ヘモクプレイン
(Hemocuprein)(テイ・マン((T.Mann))、デ
イ・ケイリン((D.Keilin))、プロク・ロイ・ソ
ク・シリーズ・ビー・ビオル・サイ((Proc.
Roy.Soc.Ser.B.Biol.Sci))第126巻、303頁、
1939年)、エリスロクプレイン
(Erythrocuprein)(エイツチ・マルコビツツ
((H・Markowitz))ら、ジエイ・ビオル・ケム
((J・Biol.Chem))第234巻、40頁、1959年;ジ
エイ・アール・キンメル((J・R・Kimmel))
ら、ジエイ・ビオル・ケム((J・Biol.Chem))
第234巻、46頁、1959年)、セレブロクプレイン
(Cerebrocuprein)(エイツチ・ポーター((H.
Porter))、ジエイ・フオルヒ((J.Folch))、ジエ
イ・ニユーロケム((J.Neurochem))第1巻、
260頁、1959年)およびヘパトクプレイン
(Hepatocuperin)(テイ・マン((T.Mann))、
デイ・ケイリン((D・Keilin))、プロク・ロ
イ・ソク・シリーズ・ビー・ビオル・サイ
((Proc.Roy.Soc.Ser.B.Biol.Sci.))第126巻、303
頁、1939年;エム・エス・モハメド((M.S.
Mohamed))、デイ・エム・グリーンベルグ
((D.M.Greenberg))、ジエイ・ゲン・フイジオ
ル((J.Gen.Physiol))第37巻、433頁、1953年)。
このうち、蛋白質化学的および酵素化学的な解
明の進んでいるSODは、ウシ赤血球のCu,Zn−
SODであり、完全なアミノ酸配列およびX線結
晶解析による立体構造もすでに知られている。即
ち、分子量は32000であり、アミノ酸数151個より
なる均等なサブユニツトの個からなり、立体構造
的にはα−ヘリツクス構造が少なく、円筒型β−
構造が大部分を占めるため、変性に強いといわれ
ている。キレート金属として1モル中に、Cuと
Znをそれぞれ2g原子ずつ含有し、等電点は、
PH4.9ないし5.5付近を示す。無毒性で生体内に投
与されたとき、免疫的に異物として認識され難
く、注射可能な蛋白質であり、薬理作用として
は、自己免疫性疾患において生じる炎症などに効
果を有し、近年、変形性関節炎、慢性リウマチ、
放射線療法の重篤な副作用治療剤および防止剤と
して開発がすすめられている(ダブリユー・エイ
ツチ・バニスター((W.H.Bannister))、ジエ
イ・ヴイ・バニスター((J.V.Bannister))編、
バイオロジカル・アンド・クリニカル・アスペク
ツ・オブ・スーパーオキサイド・アンド・スーパ
ーオキサイド・デイスムターゼ((Biological
and Clinical Aspects of Superoxide and
Superoxide Dismutase))1980年、エルセビア
((Elsevier))社)。
明の進んでいるSODは、ウシ赤血球のCu,Zn−
SODであり、完全なアミノ酸配列およびX線結
晶解析による立体構造もすでに知られている。即
ち、分子量は32000であり、アミノ酸数151個より
なる均等なサブユニツトの個からなり、立体構造
的にはα−ヘリツクス構造が少なく、円筒型β−
構造が大部分を占めるため、変性に強いといわれ
ている。キレート金属として1モル中に、Cuと
Znをそれぞれ2g原子ずつ含有し、等電点は、
PH4.9ないし5.5付近を示す。無毒性で生体内に投
与されたとき、免疫的に異物として認識され難
く、注射可能な蛋白質であり、薬理作用として
は、自己免疫性疾患において生じる炎症などに効
果を有し、近年、変形性関節炎、慢性リウマチ、
放射線療法の重篤な副作用治療剤および防止剤と
して開発がすすめられている(ダブリユー・エイ
ツチ・バニスター((W.H.Bannister))、ジエ
イ・ヴイ・バニスター((J.V.Bannister))編、
バイオロジカル・アンド・クリニカル・アスペク
ツ・オブ・スーパーオキサイド・アンド・スーパ
ーオキサイド・デイスムターゼ((Biological
and Clinical Aspects of Superoxide and
Superoxide Dismutase))1980年、エルセビア
((Elsevier))社)。
ところで、従来Cu,Zn−SODを分離する方法
はいくつか知られている。例えばウシおよび他の
高等動物からのCu,Zn−SODは、たとえば器官
および組織、特に肝臓から冷緩衝液で細切組織を
抽出することにより、もしくは血液から赤血球の
溶血により得られる水溶性蛋白質溶液からCu,
Zn−SODを分離することにより回収されている。
また酵母からのCu,Zn−SODは、水と混和しな
い有機溶媒、たとえばエーテルの添加により自己
消化させることにて得られる水溶性蛋白質溶液か
ら、Cu,Zn−SODを分離することにより回収さ
れている。分離は、たとえば有機溶媒もしくは硫
酸アンモニウムにより、任意には2価金属の存在
下で加熱することにより熱不安定性蛋白質の変性
とあわせて分別沈澱することにより、もしくは
DEAE基、もしくはカルボキシメチル基(以下
CM基と略記する)を有するイオン交換樹脂のク
ロマトグラフイーにより行われる。一般に低分子
物質は透析およびゲル過法による精製により除
去される。
はいくつか知られている。例えばウシおよび他の
高等動物からのCu,Zn−SODは、たとえば器官
および組織、特に肝臓から冷緩衝液で細切組織を
抽出することにより、もしくは血液から赤血球の
溶血により得られる水溶性蛋白質溶液からCu,
Zn−SODを分離することにより回収されている。
また酵母からのCu,Zn−SODは、水と混和しな
い有機溶媒、たとえばエーテルの添加により自己
消化させることにて得られる水溶性蛋白質溶液か
ら、Cu,Zn−SODを分離することにより回収さ
れている。分離は、たとえば有機溶媒もしくは硫
酸アンモニウムにより、任意には2価金属の存在
下で加熱することにより熱不安定性蛋白質の変性
とあわせて分別沈澱することにより、もしくは
DEAE基、もしくはカルボキシメチル基(以下
CM基と略記する)を有するイオン交換樹脂のク
ロマトグラフイーにより行われる。一般に低分子
物質は透析およびゲル過法による精製により除
去される。
たとえば、特公昭53−31206号には、Cu、Zn、
Co、Mn、Mg等の2価金属塩の存在下に赤血球
溶血液を加熱し、ヘモグロビンとカーボニツクア
ンハイドラーゼとを沈澱除去し、Cu,Zn−SOD
を単離する方法を開示している。また、特公昭45
−39832号では、赤血球溶血液を有機塩素化合物
で処理し、ヘモグロビンを除き、Cu,Zn−SOD
を単離する方法が開示されている。また、ジエ
イ・エム・マツコード(J.M.McCord)、アイ・
フリドビツチ(I.Frido vich)(ジエイ・ビオ
ル・ケム((J.Biol.Chem.))第244巻、6049〜
6055頁、1969年)は、同じく有機塩素系化合物を
使用して、ヘモグロビンを沈澱除去したのち、
Cu,Zn−SODを単離精製している。また、特開
昭49−50195号では、原料血液を加熱処理後、上
澄液に蛋白質加水分解酵素処理を施し、過後カ
ラムクロマトグラフイー、ゲル過などで、Cu,
Zn−SODを精製する方法を提示している。さら
に、特公昭53−22137号では、赤血球の溶血液を
直接、弱塩基性イオン交換樹脂で処理し、Cu,
Zn−SODをゲルに吸着させ単離する方法を提示
している。しかしながら、これらの方法によつて
えられるCu,Zn−SOD画分は蛋白質化学的に純
粋なCu,Zn−SODを与えるものではなく、純粋
なCu,Zn−SODを得るためには、更に別の精製
手段、たとえばイオン交換クロマトグラフイーに
よる精製工程を加えなければならないという問題
がある。
Co、Mn、Mg等の2価金属塩の存在下に赤血球
溶血液を加熱し、ヘモグロビンとカーボニツクア
ンハイドラーゼとを沈澱除去し、Cu,Zn−SOD
を単離する方法を開示している。また、特公昭45
−39832号では、赤血球溶血液を有機塩素化合物
で処理し、ヘモグロビンを除き、Cu,Zn−SOD
を単離する方法が開示されている。また、ジエ
イ・エム・マツコード(J.M.McCord)、アイ・
フリドビツチ(I.Frido vich)(ジエイ・ビオ
ル・ケム((J.Biol.Chem.))第244巻、6049〜
6055頁、1969年)は、同じく有機塩素系化合物を
使用して、ヘモグロビンを沈澱除去したのち、
Cu,Zn−SODを単離精製している。また、特開
昭49−50195号では、原料血液を加熱処理後、上
澄液に蛋白質加水分解酵素処理を施し、過後カ
ラムクロマトグラフイー、ゲル過などで、Cu,
Zn−SODを精製する方法を提示している。さら
に、特公昭53−22137号では、赤血球の溶血液を
直接、弱塩基性イオン交換樹脂で処理し、Cu,
Zn−SODをゲルに吸着させ単離する方法を提示
している。しかしながら、これらの方法によつて
えられるCu,Zn−SOD画分は蛋白質化学的に純
粋なCu,Zn−SODを与えるものではなく、純粋
なCu,Zn−SODを得るためには、更に別の精製
手段、たとえばイオン交換クロマトグラフイーに
よる精製工程を加えなければならないという問題
がある。
かなりの程度にまで精製されたCu,Zn−SOD
画分からの純粋なCu,Zn−SODを得るためのイ
オン交換クロマトグラフイーによる精製に関して
も、既にいつくかの方法が示されている。ジエ
イ・エム・マツコード(J.M.McCord)、アイ・
フリドビツチ(I.Fridovich)は、ジエイ・ビオ
ル・ケム(J.Biol.Chem)(第244巻、6049〜6055
頁、1969年)において2.5mmole/りん酸カリ
ウム緩衝液(PH7.4)で平衡化させたDEAE−セ
ルロースを充填したカラムにCu,Zn−SODを吸
着させたのち、りん酸カリウム緩衝液の濃度をPH
7.4に保持したまま、0.2mole/まで上昇させる
ことによる濃度勾配溶出法にてCu,Zn−SODを
特異的に溶出させ精製する方法を報告している。
画分からの純粋なCu,Zn−SODを得るためのイ
オン交換クロマトグラフイーによる精製に関して
も、既にいつくかの方法が示されている。ジエ
イ・エム・マツコード(J.M.McCord)、アイ・
フリドビツチ(I.Fridovich)は、ジエイ・ビオ
ル・ケム(J.Biol.Chem)(第244巻、6049〜6055
頁、1969年)において2.5mmole/りん酸カリ
ウム緩衝液(PH7.4)で平衡化させたDEAE−セ
ルロースを充填したカラムにCu,Zn−SODを吸
着させたのち、りん酸カリウム緩衝液の濃度をPH
7.4に保持したまま、0.2mole/まで上昇させる
ことによる濃度勾配溶出法にてCu,Zn−SODを
特異的に溶出させ精製する方法を報告している。
しかしこの論文においても、イオン交換クロマ
トグラフイーで純化されたとされる「純粋なCu,
Zn−SOD」の紫外吸収スペクトルには、280nm
近傍に大きい肩があらわれており、吸収極大であ
る260nmでの吸光度A260と280nmでの吸光度A280
の比、A260/A280は1.29であり、Cu,Zn−SOD
とこれに随伴する微少の蛋白質が共存しており、
更に精製する必要があることを示している。
トグラフイーで純化されたとされる「純粋なCu,
Zn−SOD」の紫外吸収スペクトルには、280nm
近傍に大きい肩があらわれており、吸収極大であ
る260nmでの吸光度A260と280nmでの吸光度A280
の比、A260/A280は1.29であり、Cu,Zn−SOD
とこれに随伴する微少の蛋白質が共存しており、
更に精製する必要があることを示している。
また、この方法の他の1つの問題点は、操作の
再現性あるいは安定性が悪いことである。すなわ
ち、通常のイオン交換樹脂に適用することは困難
である。
再現性あるいは安定性が悪いことである。すなわ
ち、通常のイオン交換樹脂に適用することは困難
である。
また特開昭46−548号、特開昭50−69215号およ
び特公昭56−19876号では、実質的に純粋なCu,
Zn−SODが含有する不純蛋白質(以下随伴蛋白
質と称す)を除去する方法において、イオン強度
10mmole/以下、PH5.5〜8の緩衝液中に溶解
した不純蛋白質を含むCu,Zn−SOD溶液を、弱
塩基性イオン交換樹脂のカラム上に通じ、
100mmole/にまで高められたイオン強度とPH
約5.5〜8を有する緩衝液によつて、前記カラム
から選択的にCu,Zn−SODを溶出する方法を開
示している。しかし本方法もその使用ゲルと操作
条件が特定され、前記と同様に再現性および安定
性に問題がある。
び特公昭56−19876号では、実質的に純粋なCu,
Zn−SODが含有する不純蛋白質(以下随伴蛋白
質と称す)を除去する方法において、イオン強度
10mmole/以下、PH5.5〜8の緩衝液中に溶解
した不純蛋白質を含むCu,Zn−SOD溶液を、弱
塩基性イオン交換樹脂のカラム上に通じ、
100mmole/にまで高められたイオン強度とPH
約5.5〜8を有する緩衝液によつて、前記カラム
から選択的にCu,Zn−SODを溶出する方法を開
示している。しかし本方法もその使用ゲルと操作
条件が特定され、前記と同様に再現性および安定
性に問題がある。
さらに、特開昭56−35983号、特開昭56−35984
号および特開昭56−148287号等には、Cu,Zn−
SODおよび随伴蛋白質を共に含む水溶液からCu,
Zn−SODを分離するにあたつて、まず陽イオン
交換クロマトグラフイーをPH4.7〜5.5で行つて
Cu,Zn−SOD活性画分を得たのち、このものを
さらに陰イオン交換クロマトグラフイーに供する
2段法に関するものが開示されているが、これは
操作性、安定性等の問題がある。
号および特開昭56−148287号等には、Cu,Zn−
SODおよび随伴蛋白質を共に含む水溶液からCu,
Zn−SODを分離するにあたつて、まず陽イオン
交換クロマトグラフイーをPH4.7〜5.5で行つて
Cu,Zn−SOD活性画分を得たのち、このものを
さらに陰イオン交換クロマトグラフイーに供する
2段法に関するものが開示されているが、これは
操作性、安定性等の問題がある。
以上詳述した如く、従来のCu,Zn−SODを均
一にまで純化するための方法は要するに
10mmole/以下のイオン強度下、PH5.5〜8の
りん酸緩衝液を用いてCu,Zn−SODを弱塩基性
イオン交換樹脂に吸着させたのち、イオン強度の
上昇により溶出させるものであるが、これらの方
法は実質的には、極めて再現性の悪い方法であ
り、また、使用ゲルへのCu,Zn−SODの吸着、
PH調整、緩衝液の種類、樹脂の再生等に問題があ
る他、更にこれら従来の方法では、Cu,Zn−
SODが完全に均一にまで純化・精製されるとは
いえないという問題がある。
一にまで純化するための方法は要するに
10mmole/以下のイオン強度下、PH5.5〜8の
りん酸緩衝液を用いてCu,Zn−SODを弱塩基性
イオン交換樹脂に吸着させたのち、イオン強度の
上昇により溶出させるものであるが、これらの方
法は実質的には、極めて再現性の悪い方法であ
り、また、使用ゲルへのCu,Zn−SODの吸着、
PH調整、緩衝液の種類、樹脂の再生等に問題があ
る他、更にこれら従来の方法では、Cu,Zn−
SODが完全に均一にまで純化・精製されるとは
いえないという問題がある。
本発明者はこれら従来の問題点を改善すべく鋭
意研究の結果、Cu,Zn−SODを随伴して存在す
る不純蛋白質から効率よく、かつ簡便に、再現性
よく単離・精製しうる方法を発明するに至つた。
すなわち本発明においては前記した随伴蛋白質を
含有するCu,Zn−SOD水溶液からCu,Zn−
SODを単離する方法において、陰イオン交換樹
脂を用いてCu,Zn−SODを効率よく吸着させる
ために、酸成分が塩酸である陽イオン性緩衝液で
あつて、PHを5.5〜11好ましくは7〜10、更に好
ましくは8〜10に保ち、緩衝液のイオン強度は十
分な緩衝作用をもつ程度で、かつ、ゲルが再生利
用できる程度、即ち10〜50mmole/の範囲で
イオン交換クロマトグラフイーを行うことで良好
なCu,Zn−SODの単離が得られることを見出し
たものである。
意研究の結果、Cu,Zn−SODを随伴して存在す
る不純蛋白質から効率よく、かつ簡便に、再現性
よく単離・精製しうる方法を発明するに至つた。
すなわち本発明においては前記した随伴蛋白質を
含有するCu,Zn−SOD水溶液からCu,Zn−
SODを単離する方法において、陰イオン交換樹
脂を用いてCu,Zn−SODを効率よく吸着させる
ために、酸成分が塩酸である陽イオン性緩衝液で
あつて、PHを5.5〜11好ましくは7〜10、更に好
ましくは8〜10に保ち、緩衝液のイオン強度は十
分な緩衝作用をもつ程度で、かつ、ゲルが再生利
用できる程度、即ち10〜50mmole/の範囲で
イオン交換クロマトグラフイーを行うことで良好
なCu,Zn−SODの単離が得られることを見出し
たものである。
本発明方法ではCu,Zn−SODを陰イオン交換
ゲルへ吸着させるときの緩衝液のPH、種類、イオ
ン濃度等を前述の如き範囲に特定したが、これは
その再現性、安定性、操作性を考えたときに特定
されたもので、このうちのいずれかの範囲をはず
すと、本発明の効果は達成されない。
ゲルへ吸着させるときの緩衝液のPH、種類、イオ
ン濃度等を前述の如き範囲に特定したが、これは
その再現性、安定性、操作性を考えたときに特定
されたもので、このうちのいずれかの範囲をはず
すと、本発明の効果は達成されない。
即ち、Cu,Zn−SODの等電点はPH4.9〜5.5に
あり、このCu,Zn−SODを効果的に吸着せしめ
るためには、この点からアルカリ側が好ましく、
又そのとき使用する緩衝液については十分な緩衝
能を維持し、かつ、使用陰イオン交換ゲルの活性
化、再生化等に問題のない範囲でなければならな
いからである。
あり、このCu,Zn−SODを効果的に吸着せしめ
るためには、この点からアルカリ側が好ましく、
又そのとき使用する緩衝液については十分な緩衝
能を維持し、かつ、使用陰イオン交換ゲルの活性
化、再生化等に問題のない範囲でなければならな
いからである。
また本発明で使用される陰イオン交換ゲルとし
ては、十分にCu,Zn−SODを吸着−溶出すもの
がよく、陰イオン交換樹脂としては、ジエチルア
ミノエチル(DEAE)基、トリエチルアミノエチ
ル(TEAE)基もしくはジエチル−(2−ヒドロ
キシプロピル)−アミノエチル(QAE)基で置換
したセルロースゲル;DEAE基もしくはQAE基
で置換した架橋結合デキストランゲル;DEAE基
で置換した架橋結合アガロースゲル;DEAE基で
置換したN−トリス−(ヒドロキシメチル)−メチ
ルアクリルアミドゲル;もしくはDEAE基で置換
した親水性ポリビニール系樹脂が用いられ、好ま
しくはQAE基で置換したセルロースゲルもしく
は架橋結合デキストランゲルもしくはDEAE基で
置換したN−トリス−(ヒドロキシメチル)−メチ
ルアクリルアミドゲルもしくは、親水性ポリビニ
ール系樹脂が適当である。更に緩衝液としては酸
成分が塩酸である陽イオン性緩衝液が用いられ、
好ましくは、イミダゾール・塩酸、2:4:6−
トリメチルピリジン・塩酸、トリエタノールアミ
ン・塩酸、N−エチルモルフオリン・塩酸、トリ
ス−(ヒドロキシメチル)−アミノメタン・塩酸、
2−アミノ−2−メチル−1:3−プロパンジオ
ール・塩酸、ジエタノールアミン・塩酸、四ほう
酸ナトリウム・塩酸、ジメチルグリシンナトリウ
ム・塩酸もしくは塩化アンモニウム・アンモニア
のいずれかである。
ては、十分にCu,Zn−SODを吸着−溶出すもの
がよく、陰イオン交換樹脂としては、ジエチルア
ミノエチル(DEAE)基、トリエチルアミノエチ
ル(TEAE)基もしくはジエチル−(2−ヒドロ
キシプロピル)−アミノエチル(QAE)基で置換
したセルロースゲル;DEAE基もしくはQAE基
で置換した架橋結合デキストランゲル;DEAE基
で置換した架橋結合アガロースゲル;DEAE基で
置換したN−トリス−(ヒドロキシメチル)−メチ
ルアクリルアミドゲル;もしくはDEAE基で置換
した親水性ポリビニール系樹脂が用いられ、好ま
しくはQAE基で置換したセルロースゲルもしく
は架橋結合デキストランゲルもしくはDEAE基で
置換したN−トリス−(ヒドロキシメチル)−メチ
ルアクリルアミドゲルもしくは、親水性ポリビニ
ール系樹脂が適当である。更に緩衝液としては酸
成分が塩酸である陽イオン性緩衝液が用いられ、
好ましくは、イミダゾール・塩酸、2:4:6−
トリメチルピリジン・塩酸、トリエタノールアミ
ン・塩酸、N−エチルモルフオリン・塩酸、トリ
ス−(ヒドロキシメチル)−アミノメタン・塩酸、
2−アミノ−2−メチル−1:3−プロパンジオ
ール・塩酸、ジエタノールアミン・塩酸、四ほう
酸ナトリウム・塩酸、ジメチルグリシンナトリウ
ム・塩酸もしくは塩化アンモニウム・アンモニア
のいずれかである。
陰イオン交換樹脂に吸着されたCu,Zn−SOD
を選択的に溶出させるために用いる緩衝液は、イ
オン強度が0.2mmole/以上であるか、又は緩
衝液のPHが5以下であるものを用いる。さらに陰
イオン交換クロマトグラフイーは0〜30℃で行う
のが望ましい。
を選択的に溶出させるために用いる緩衝液は、イ
オン強度が0.2mmole/以上であるか、又は緩
衝液のPHが5以下であるものを用いる。さらに陰
イオン交換クロマトグラフイーは0〜30℃で行う
のが望ましい。
これは、Cu,Zn−SODの使用する陰イオン交
換ゲルへの吸着−溶離又は該ゲルの再生−活性化
のために、出来るだけ一価イオンの使用が好まし
いためで、これ以外の緩衝液では、本発明の如き
操作性、安定性、再現性のすぐれた効果は得られ
ない。
換ゲルへの吸着−溶離又は該ゲルの再生−活性化
のために、出来るだけ一価イオンの使用が好まし
いためで、これ以外の緩衝液では、本発明の如き
操作性、安定性、再現性のすぐれた効果は得られ
ない。
溶出のときの緩衝液の条件としては、Cu,Zn
−SODの等電点がPH4.9〜5.5にあるので、このよ
うな条件下で行なえばよい。また操作温度も、0
℃未満では試料、溶液の凍結、塩の析出等がおこ
り、30℃を越えると試料の腐敗、ゲルの劣化、ゲ
ルへの吸着性の低下等がおこる。
−SODの等電点がPH4.9〜5.5にあるので、このよ
うな条件下で行なえばよい。また操作温度も、0
℃未満では試料、溶液の凍結、塩の析出等がおこ
り、30℃を越えると試料の腐敗、ゲルの劣化、ゲ
ルへの吸着性の低下等がおこる。
本発明の方法により得られるCu,Zn−SOD標
品はポリアクリルアミドゲル電気泳動により単一
であり、ドデシル硫酸ナトリウム存在下の電気泳
動法により分子量16000を与えた。さらに、沈澱
平衡法による超遠心分析により分子量は32000で
あり、原子吸光分析により1分子中にCuとZnを
それぞれ2g原子づつ含むことがわかつた。標品
重量1mg当りの活性は3500単位であつた。
品はポリアクリルアミドゲル電気泳動により単一
であり、ドデシル硫酸ナトリウム存在下の電気泳
動法により分子量16000を与えた。さらに、沈澱
平衡法による超遠心分析により分子量は32000で
あり、原子吸光分析により1分子中にCuとZnを
それぞれ2g原子づつ含むことがわかつた。標品
重量1mg当りの活性は3500単位であつた。
次に本発明を実施例により更に説明するが、こ
れら実施例のみに本発明は限定されるものではな
い。
れら実施例のみに本発明は限定されるものではな
い。
実施例 1
新鮮なウシ血液10に凝固防止液としてACD
液150mlを加え、遠心分離により充填赤血球を分
離した。この充填赤血球に、10の生理食塩水を
加え、撹拌ののち、遠心分離により洗浄した。こ
うして得られる充填赤血球約5に同量の蒸留水
を加えて溶血させ、溶血液約10にし、この溶血
液の総SOD活性を前述したジエイ・エム・マツ
コード(J.M.McCord)とアイ・フリドビツチ
(I.Fridovich)(ジエイ・ビオル・ケム((J.Biol.
Chem))第244巻、6049〜6055頁、1969年)の方
法に従つて測定した結果、4.0×106単位であつ
た。
液150mlを加え、遠心分離により充填赤血球を分
離した。この充填赤血球に、10の生理食塩水を
加え、撹拌ののち、遠心分離により洗浄した。こ
うして得られる充填赤血球約5に同量の蒸留水
を加えて溶血させ、溶血液約10にし、この溶血
液の総SOD活性を前述したジエイ・エム・マツ
コード(J.M.McCord)とアイ・フリドビツチ
(I.Fridovich)(ジエイ・ビオル・ケム((J.Biol.
Chem))第244巻、6049〜6055頁、1969年)の方
法に従つて測定した結果、4.0×106単位であつ
た。
このジエイ・エム・マツコード(J.M.
McCord)とアイ・フリドビツチ(I.Fridovich)
の方法に従い (1) エタノール−クロロホルム処理によるヘモグ
ロビンの除去、 (2) K2HPO4によるエタノール層と水層の分離、 (3) アセトン分画によるエタノール層からのCu,
Zn−SODの沈澱の操作を行い得られた沈澱は
淡緑色を呈しており、これに少量の蒸留水に溶
解させ、不溶物を紙で別して得られる液
を「溶液(A)」と呼ぶ。このときの総SOD活性
は、2.1×106単位であつた。「溶液(A)」をイオ
ン強度25mmole/トリスー(ヒドロキシメ
チル)−アミノメタン・塩酸緩衝液(PH8.2)に
透析して得られる透析液を「溶液(B)」と呼ぶ。
イオン強度25mmole/トリス−(ヒドロキシ
メチル)−アミノメタン・塩酸緩衝液(PH8.2)
に平衡化した「QAE−Sephade×A−50」ゲ
ル(Pharmacia社製;商品名)を充填したカ
ラムに前記「溶液(B)」を流入させ、Cu,Zn−
SODを吸着させた。このゲルクロマトグラム
およびSOD活性280nmと680nmの吸光度の測
定結果を図1に示した。また「溶液(B)」の紫外
部吸収スペクトル及び電気泳動図を第2図に示
した。
McCord)とアイ・フリドビツチ(I.Fridovich)
の方法に従い (1) エタノール−クロロホルム処理によるヘモグ
ロビンの除去、 (2) K2HPO4によるエタノール層と水層の分離、 (3) アセトン分画によるエタノール層からのCu,
Zn−SODの沈澱の操作を行い得られた沈澱は
淡緑色を呈しており、これに少量の蒸留水に溶
解させ、不溶物を紙で別して得られる液
を「溶液(A)」と呼ぶ。このときの総SOD活性
は、2.1×106単位であつた。「溶液(A)」をイオ
ン強度25mmole/トリスー(ヒドロキシメ
チル)−アミノメタン・塩酸緩衝液(PH8.2)に
透析して得られる透析液を「溶液(B)」と呼ぶ。
イオン強度25mmole/トリス−(ヒドロキシ
メチル)−アミノメタン・塩酸緩衝液(PH8.2)
に平衡化した「QAE−Sephade×A−50」ゲ
ル(Pharmacia社製;商品名)を充填したカ
ラムに前記「溶液(B)」を流入させ、Cu,Zn−
SODを吸着させた。このゲルクロマトグラム
およびSOD活性280nmと680nmの吸光度の測
定結果を図1に示した。また「溶液(B)」の紫外
部吸収スペクトル及び電気泳動図を第2図に示
した。
上端から約2.5cmの厚さに淡緑色のバンドが
あらわれ、さらに続けて同じ緩衝液約1をカ
ラムに流入させ、ゲルに吸着しない蛋白質を洗
浄除去した。次いでイオン強度25mmole/
のトリス−(ヒドロキシメチル)−アミノメタ
ン・塩酸緩衝液(PH8.2)においてNaClがゼロ
から1mole/まで変化する直線濃度勾配によ
り、前記吸着されているCu,Zn−SODを溶出
した。流速は、約10ml/hr、室温下にて操作し
た。NaCl濃度勾配をかけはじめてから、すぐ
にカラムからの溶出液の管口をフラクシヨンコ
レクターにつなぎ、1フラクシヨンあたり100
滴(4.6ml)で分画した。それぞれのフラクシ
ヨンは、280nmと680nmの吸光度を測定した。
同時に、SOD活性も記録した。SOD活性はフ
ラクシヨン数41〜65に溶出していた。この結果
を第1図に示した。それぞれのフラクシヨンの
紫外部吸収スペクトル(240〜400nm)を自記
分光光度計を記録した上で、260nmでの吸光度
A260と28nmでの吸光度A280の比は、A260/
A280が1.50以上であるフラクシヨン数47〜52を
集めた。このプールした溶液を「溶液(C)」と呼
び、紫外部吸収スペクトル及び電気泳動図を第
3図に示した。これを蒸留水に対して透析のの
ち凍結乾燥した。得られた標品の重量は400mg、
総SOD活性は、1.4×106単位乾燥重量1mg当り
の比活性は3500単位であり、電気泳動的には単
一バンドであつた。
あらわれ、さらに続けて同じ緩衝液約1をカ
ラムに流入させ、ゲルに吸着しない蛋白質を洗
浄除去した。次いでイオン強度25mmole/
のトリス−(ヒドロキシメチル)−アミノメタ
ン・塩酸緩衝液(PH8.2)においてNaClがゼロ
から1mole/まで変化する直線濃度勾配によ
り、前記吸着されているCu,Zn−SODを溶出
した。流速は、約10ml/hr、室温下にて操作し
た。NaCl濃度勾配をかけはじめてから、すぐ
にカラムからの溶出液の管口をフラクシヨンコ
レクターにつなぎ、1フラクシヨンあたり100
滴(4.6ml)で分画した。それぞれのフラクシ
ヨンは、280nmと680nmの吸光度を測定した。
同時に、SOD活性も記録した。SOD活性はフ
ラクシヨン数41〜65に溶出していた。この結果
を第1図に示した。それぞれのフラクシヨンの
紫外部吸収スペクトル(240〜400nm)を自記
分光光度計を記録した上で、260nmでの吸光度
A260と28nmでの吸光度A280の比は、A260/
A280が1.50以上であるフラクシヨン数47〜52を
集めた。このプールした溶液を「溶液(C)」と呼
び、紫外部吸収スペクトル及び電気泳動図を第
3図に示した。これを蒸留水に対して透析のの
ち凍結乾燥した。得られた標品の重量は400mg、
総SOD活性は、1.4×106単位乾燥重量1mg当り
の比活性は3500単位であり、電気泳動的には単
一バンドであつた。
実施例 2
実施例1において得られる「溶液(A)」をイオン
強度20mmole/のジエタノールアミン・塩酸
緩衝液(PH9.0)に対して透析して得られる「溶
液(B)′」とし、これを前記同じ緩衝液で平衡化し
た「DEAE−Toyopearl650M」(東洋曹達工業(株)
製:商品名)を充填したカラムに流入させ、同じ
緩衝液で十分洗浄後、0.2mmole/ NaClを含
むイオン強度20mmole/のジエタノールアミ
ン・塩酸緩衝液(PH9.0)で段階的(ステツプワ
イズ)溶出を行つた。実施例1と同様に分取し、
A260/A280>1.50であつたフラクシヨン(フラク
シヨン数39〜46)を集め、蒸留水に対して透析
後、凍結乾燥によりCu,Zn−SOD390mgを得た。
総SOD活性は、1.37×106単位であり、電気泳動
的には単一のバンドを与えた。
強度20mmole/のジエタノールアミン・塩酸
緩衝液(PH9.0)に対して透析して得られる「溶
液(B)′」とし、これを前記同じ緩衝液で平衡化し
た「DEAE−Toyopearl650M」(東洋曹達工業(株)
製:商品名)を充填したカラムに流入させ、同じ
緩衝液で十分洗浄後、0.2mmole/ NaClを含
むイオン強度20mmole/のジエタノールアミ
ン・塩酸緩衝液(PH9.0)で段階的(ステツプワ
イズ)溶出を行つた。実施例1と同様に分取し、
A260/A280>1.50であつたフラクシヨン(フラク
シヨン数39〜46)を集め、蒸留水に対して透析
後、凍結乾燥によりCu,Zn−SOD390mgを得た。
総SOD活性は、1.37×106単位であり、電気泳動
的には単一のバンドを与えた。
実施例 3
実施例1で用いた緩衝液をイオン強度
30mmole/の塩化アンモニウム・アンモニア
緩衝液(PH10.5)に変更し、陰イオン交換ゲルと
して「DEAE−トリスアクリルM」(LKB社製:
商品名)を用いた以外は同様にして、Cu,Zn−
SODを吸着させたのち、同緩衝液においてNaCl
が0(ゼロ)から1mole/まで変化する直線的
濃度勾配で溶出させた。活性画分のプールから
405mgの凍結乾燥標品を得た。総SOD活性は、
1.42×106単位であり、このものの電気泳動パタ
ーンは単一であつた。
30mmole/の塩化アンモニウム・アンモニア
緩衝液(PH10.5)に変更し、陰イオン交換ゲルと
して「DEAE−トリスアクリルM」(LKB社製:
商品名)を用いた以外は同様にして、Cu,Zn−
SODを吸着させたのち、同緩衝液においてNaCl
が0(ゼロ)から1mole/まで変化する直線的
濃度勾配で溶出させた。活性画分のプールから
405mgの凍結乾燥標品を得た。総SOD活性は、
1.42×106単位であり、このものの電気泳動パタ
ーンは単一であつた。
実施例 4
新鮮な牛肝臓5Kgを、10mmole/、Mn2+を
含有する25mmole/トリス−グリシン緩衝液
(PH7.5)10と水冷下に混合した。次いでトルエ
ンを250ml添加し、遠心分離により、上澄液10
を集め、この上澄液に12.5の冷アセトンを加
え、沈澱形成させ遠心分離により沈澱をあつめて
前記と同じ10mmole/Mn2+含有25mmole/
トリス−グリシン緩衝液(PH7.5)に懸濁させた。
含有する25mmole/トリス−グリシン緩衝液
(PH7.5)10と水冷下に混合した。次いでトルエ
ンを250ml添加し、遠心分離により、上澄液10
を集め、この上澄液に12.5の冷アセトンを加
え、沈澱形成させ遠心分離により沈澱をあつめて
前記と同じ10mmole/Mn2+含有25mmole/
トリス−グリシン緩衝液(PH7.5)に懸濁させた。
撹拌ののち、遠心して得られる上澄液を加熱
後、遠心分離により上澄液を得た。この上澄液に
45%になるように硫酸アンモニウムを加え、沈澱
を除去し、さらに65%になる様に硫酸アンモニウ
ムを加え沈澱物を集めた。この沈澱物を
30mmole/2−アミノ−2−メチル−1:3
−プロパンジオール・塩酸緩衝液(PH9.0)に溶
解させ同緩衝液に対して透析して得られる透析液
を「溶液D」とする。この「溶液D」は若干の随
伴蛋白質を含む大略純粋なCu,Zn−SOD溶液で
あり、このものに含まれる総SOD活性は、1.75×
106単位であつた。この「溶液D」をイオン強度
30mmole/の2−アミノ−2−メチル−1:
3プロパンジオール・塩酸(PH9.0)にて平衡化
させ、4℃で「Selectacel−QAE」(Brown社
製:商品名)を充填したカラムに流し込み、同じ
緩衝液で十分ゲルを洗浄したのち、0.2mole/
NaClを含有する同緩衝液を実施例2と同様に
流しこみ、吸着しているCu,Zn−SODを溶出さ
せた。A260/A280が1.50以上であるSOD活性フラ
クシヨンをプールして、蒸留水に対して十分透析
したのち、凍結乾燥を行い、340mgの凍結乾燥標
品を得た。総SOD活性は1.20×106単位で、電気
泳動的に単一であつた。
後、遠心分離により上澄液を得た。この上澄液に
45%になるように硫酸アンモニウムを加え、沈澱
を除去し、さらに65%になる様に硫酸アンモニウ
ムを加え沈澱物を集めた。この沈澱物を
30mmole/2−アミノ−2−メチル−1:3
−プロパンジオール・塩酸緩衝液(PH9.0)に溶
解させ同緩衝液に対して透析して得られる透析液
を「溶液D」とする。この「溶液D」は若干の随
伴蛋白質を含む大略純粋なCu,Zn−SOD溶液で
あり、このものに含まれる総SOD活性は、1.75×
106単位であつた。この「溶液D」をイオン強度
30mmole/の2−アミノ−2−メチル−1:
3プロパンジオール・塩酸(PH9.0)にて平衡化
させ、4℃で「Selectacel−QAE」(Brown社
製:商品名)を充填したカラムに流し込み、同じ
緩衝液で十分ゲルを洗浄したのち、0.2mole/
NaClを含有する同緩衝液を実施例2と同様に
流しこみ、吸着しているCu,Zn−SODを溶出さ
せた。A260/A280が1.50以上であるSOD活性フラ
クシヨンをプールして、蒸留水に対して十分透析
したのち、凍結乾燥を行い、340mgの凍結乾燥標
品を得た。総SOD活性は1.20×106単位で、電気
泳動的に単一であつた。
実施例 5
実施例4で得られた「溶液D」を、イオン強度
10mmole/のイミダゾール・塩酸緩衝液(PH
7.0)に透析後、同緩衝液で平衡化した
「Servacel TEAE−23」(Serva社製:商品名)
及び「DEAE B10−GEL A」(Bio−Rad社製:
商品名)を充填したカラムに流し、実施例4と同
様にして、溶出させ電気的泳動的に単一な凍結乾
燥標品をそれぞれ345mg得た。
10mmole/のイミダゾール・塩酸緩衝液(PH
7.0)に透析後、同緩衝液で平衡化した
「Servacel TEAE−23」(Serva社製:商品名)
及び「DEAE B10−GEL A」(Bio−Rad社製:
商品名)を充填したカラムに流し、実施例4と同
様にして、溶出させ電気的泳動的に単一な凍結乾
燥標品をそれぞれ345mg得た。
実施例 6
酵母ケーキを5:3容量比のエタノール−クロ
ロホルム混合物と同量混合し、25℃で撹拌し、次
いでその混合物を遠心分離して得られた上澄液の
SOD活性は酵母10Kgから出発したとき1.42×107
単位であつた。この上澄液に300g/の割合で
K2HPO4の固形を加え混合、静置後、上層部を分
離した。この塩析有機相は遠心分離により不溶物
を除去後上澄液に冷アセトンを0.75容量加え、生
じたアセトン沈澱物を遠心分離によりあつめ、こ
のアセトン沈澱物を少量(約200ml)のイオン強
度10mmole/のトリエタノールアミン・塩酸
緩衝液(PH7.8)に溶解し、同緩衝液で平衡化し
た「DEAE−Sephadex A−50」(Pharmacia社
製:商品名)を充填したカラムに流入させ、Cu,
Zn−SODを吸着させ、同緩衝液において0から
1mole/までのNaClによる直線濃度勾配によ
り溶出させ、実施例1と同様の方法で活性画分を
凍結乾燥品を得た。総SOD活性は、6.02×106単
位で、電気泳動的に単一であつた。
ロホルム混合物と同量混合し、25℃で撹拌し、次
いでその混合物を遠心分離して得られた上澄液の
SOD活性は酵母10Kgから出発したとき1.42×107
単位であつた。この上澄液に300g/の割合で
K2HPO4の固形を加え混合、静置後、上層部を分
離した。この塩析有機相は遠心分離により不溶物
を除去後上澄液に冷アセトンを0.75容量加え、生
じたアセトン沈澱物を遠心分離によりあつめ、こ
のアセトン沈澱物を少量(約200ml)のイオン強
度10mmole/のトリエタノールアミン・塩酸
緩衝液(PH7.8)に溶解し、同緩衝液で平衡化し
た「DEAE−Sephadex A−50」(Pharmacia社
製:商品名)を充填したカラムに流入させ、Cu,
Zn−SODを吸着させ、同緩衝液において0から
1mole/までのNaClによる直線濃度勾配によ
り溶出させ、実施例1と同様の方法で活性画分を
凍結乾燥品を得た。総SOD活性は、6.02×106単
位で、電気泳動的に単一であつた。
実施例 7
実施例6で得られたアセトン沈澱物をイオン強
度50mmole/の5:5−ジエチルバルビツー
ル酸ナトリウム塩酸緩衝液(PH9.5)に溶解し、
イオン交換クロマトグラフイー操作を30℃で同緩
衝液に変更し、イオン交換樹脂として「DEAE−
Toyopeorl 650M」(東洋曹達工業(株)製;商品名)
及び「Cellex QAE」(Bio−Rad社製:商品名)
を用いた以外は実施例6と同様の方法で活性画分
をあつめた。電気泳動的に単一なCu,Zn−SOD
凍結乾燥標品178mgが得られた。
度50mmole/の5:5−ジエチルバルビツー
ル酸ナトリウム塩酸緩衝液(PH9.5)に溶解し、
イオン交換クロマトグラフイー操作を30℃で同緩
衝液に変更し、イオン交換樹脂として「DEAE−
Toyopeorl 650M」(東洋曹達工業(株)製;商品名)
及び「Cellex QAE」(Bio−Rad社製:商品名)
を用いた以外は実施例6と同様の方法で活性画分
をあつめた。電気泳動的に単一なCu,Zn−SOD
凍結乾燥標品178mgが得られた。
実施例 8
実施例1において得られる「溶液(A)」をイオン
強度10mmole/の5:5−ジエチルバルビツ
ール酸ナトリウム・塩酸緩衝液(PH5.8)に対し
て透析して得られる「溶液(B″)」を同緩衝で平
衡化した「DEAE−Sepharose CL−6B」
(Pharmacia製:商品名)に流入してCu,Zn−
SODを吸着し、その後は実施例1と同様に操作
して電気泳動的に単一の凍結乾燥標品372mgを得
た。
強度10mmole/の5:5−ジエチルバルビツ
ール酸ナトリウム・塩酸緩衝液(PH5.8)に対し
て透析して得られる「溶液(B″)」を同緩衝で平
衡化した「DEAE−Sepharose CL−6B」
(Pharmacia製:商品名)に流入してCu,Zn−
SODを吸着し、その後は実施例1と同様に操作
して電気泳動的に単一の凍結乾燥標品372mgを得
た。
実施例 9
実施例2において、DEAE−Toyopearl 650M
に吸着したSODを選択的に溶出させるに際し、
0.2mole/ NaClを含有するイオン強度
20mmole/のジエタノールアミン・塩酸緩衝
液(PH9.0)の代りにイオン強度20mmole/の
酢酸ナトリウム緩衝液(PH4.5)を用いた以外は、
同様に行なつた。得られたクロマトグラムは実施
例2で得られたものと同じであり、活性フラクシ
ヨンから、電気泳動的に均一なCu,Zn−SODの
凍結乾燥標品390mgを得た。
に吸着したSODを選択的に溶出させるに際し、
0.2mole/ NaClを含有するイオン強度
20mmole/のジエタノールアミン・塩酸緩衝
液(PH9.0)の代りにイオン強度20mmole/の
酢酸ナトリウム緩衝液(PH4.5)を用いた以外は、
同様に行なつた。得られたクロマトグラムは実施
例2で得られたものと同じであり、活性フラクシ
ヨンから、電気泳動的に均一なCu,Zn−SODの
凍結乾燥標品390mgを得た。
比較例 1
実施例1において緩衝液をイオン強度
25mmole/のりん酸緩衝液(PH8.1)に変更し、
「DEAE−Toyopearl650M」(東洋曹達工業(株)
製:商品名)及び「DEAE−Sephadex A−50」
(Pharmacia社製:商品名)及び「DEAE−セル
ロースDE−32」(Watman社製:商品名)の各イ
オン交換樹脂を用いて行なつた以外は同様に行な
つたが、いずれもCu,Zn−SODは吸着せず、カ
ラム外へ流出してしまつた。
25mmole/のりん酸緩衝液(PH8.1)に変更し、
「DEAE−Toyopearl650M」(東洋曹達工業(株)
製:商品名)及び「DEAE−Sephadex A−50」
(Pharmacia社製:商品名)及び「DEAE−セル
ロースDE−32」(Watman社製:商品名)の各イ
オン交換樹脂を用いて行なつた以外は同様に行な
つたが、いずれもCu,Zn−SODは吸着せず、カ
ラム外へ流出してしまつた。
比較例 2
実施例1と同じ操作をイオン強度5mmole/
のりん酸緩衝液(PH7.8)にておこなつた。その
結果、全SOD活性のうち95%は試料透析液の流
入時または、緩衝液による洗浄時にカラム外へ流
出してしまつた。一方、残りの5%のものの活性
は0.2mole/リン酸緩衝液(PH7.8)をカラムに
流すことにより溶出して来た。
のりん酸緩衝液(PH7.8)にておこなつた。その
結果、全SOD活性のうち95%は試料透析液の流
入時または、緩衝液による洗浄時にカラム外へ流
出してしまつた。一方、残りの5%のものの活性
は0.2mole/リン酸緩衝液(PH7.8)をカラムに
流すことにより溶出して来た。
第1図は、実施例1におけるクロマトグラムで
ある。−−○・−−はSOD活性(単位/ml)−・−
は、A280、−×−はA680、−は、NaCl濃度
(mole/)を示す。第2図は実施例1における
「溶液(B)」の紫外部吸収スペクトルおよび電気泳
動図を、また、第3図は実施例1における「溶液
(C)」の紫外部吸収スペクトルと電気泳動図を示
す。
ある。−−○・−−はSOD活性(単位/ml)−・−
は、A280、−×−はA680、−は、NaCl濃度
(mole/)を示す。第2図は実施例1における
「溶液(B)」の紫外部吸収スペクトルおよび電気泳
動図を、また、第3図は実施例1における「溶液
(C)」の紫外部吸収スペクトルと電気泳動図を示
す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 Cu,Zn−スーパーオキサイド・デイスムタ
ーゼ及び随伴する蛋白質を共に含む水溶液中から
Cu,Zn−スーパーオキサイド・デイスムターゼ
を陰イオン交換樹脂を用いたイオン交換クロマト
グルフイーにより単離精製する方法において、PH
が5.5〜11でイオン強度が10〜50mmole/であ
り、その酸成分が塩酸である陽イオン性緩衝液中
でCu,Zn−スーパーオキサイド・デイスムター
ゼを陰イオン交換樹脂に吸着させ、 次いで吸着したCu,Zn−スーパーオキサイ
ド・デイスムターゼをイオン強度が0.2mole/
以上であるか、又はPHが5以下である緩衝液を用
いて溶出させることを特徴とする方法。 2 陰イオン交換樹脂が、ジエチルアミノエチル
(DEAE)基、トリエチルアミノエチル(TEAE)
基、もしくはジエチル−(2−ヒドロキシプロピ
ル)−アミノエチル(QEA)基で置換したセルロ
ース;DEAE基もしくはQAE基で置換した架橋
結合デキストラン;DEAE基で置換した架橋結合
アガロース;DEAE基で置換したN−トリス−
(ヒドロキシメチル)−メチルアクリルアミド;も
しくは、DEAE基で置換した親水性ポリビニルア
ルコール系樹脂である特許請求の範囲第1項記載
の方法。 3 陰イオン交換クロマトグラフイーを0〜30℃
にて行なう特許請求の範囲第1項又は第2項記載
の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13588682A JPS5925682A (ja) | 1982-08-04 | 1982-08-04 | Cu,Zn−ス−パ−オキサイド・デイスムタ−ゼの単離・精製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13588682A JPS5925682A (ja) | 1982-08-04 | 1982-08-04 | Cu,Zn−ス−パ−オキサイド・デイスムタ−ゼの単離・精製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5925682A JPS5925682A (ja) | 1984-02-09 |
| JPH03994B2 true JPH03994B2 (ja) | 1991-01-09 |
Family
ID=15162081
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13588682A Granted JPS5925682A (ja) | 1982-08-04 | 1982-08-04 | Cu,Zn−ス−パ−オキサイド・デイスムタ−ゼの単離・精製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5925682A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01235588A (ja) * | 1988-03-15 | 1989-09-20 | Ube Ind Ltd | 赤血球由来Cu,Zn型スーパーオキシドジスムターゼ及びカタラーゼを製造する方法 |
| JP5550802B2 (ja) * | 2006-03-22 | 2014-07-16 | 学校法人北里研究所 | 免疫調整作用のあるメロン抽出物含有組成物 |
| JP5970149B2 (ja) * | 2009-02-24 | 2016-08-17 | コンビ株式会社 | 体内sod活性亢進剤 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| BE813485A (fr) * | 1973-04-16 | 1974-10-09 | Superoxyde dismutases et leur application comme inhibiteurs d'oxydation | |
| JPS56102787A (en) * | 1980-01-18 | 1981-08-17 | Mamoru Sugiura | Preparation of human placenta superoxide dismutase |
-
1982
- 1982-08-04 JP JP13588682A patent/JPS5925682A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5925682A (ja) | 1984-02-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0038393B2 (en) | Process for recovering enzymes from blood | |
| US4704274A (en) | Method for the purification of LPF-HA | |
| JPH0133158B2 (ja) | ||
| Carlsson et al. | Purification and properties of cyclostome carbonic anhydrase from erythrocytes of hagfish | |
| EP0019477B1 (en) | Process for isolating cu, zn-superoxide dismutase from aqueous solutions, and enzyme obtained | |
| Dubin | A Polyvalent Proteinase Inhibitor from Horse‐Blood‐Leucocyte Cytosol: Isolation, Purification and Some Molecular Parameters | |
| US4390628A (en) | Process for isolating Cu, Zn-superoxide dismutase from aqueous solutions containing said enzyme together with accompanying proteins | |
| JPH0151997B2 (ja) | ||
| Björling | Concentration and purification of ceruloplasmin from human blood plasma fractions | |
| Verbina et al. | Isolation and partial characterization of molecular forms of ceruloplasmin from human bile | |
| JPH03994B2 (ja) | ||
| JPS6034916A (ja) | 第1x因子および他のビタミンk依存性タンパク質の高純度精製 | |
| US6869934B2 (en) | Method of purifying calcium ion-binding protein | |
| Paschke et al. | Multiple forms of 2-deoxy-D-glucoside-2-sulphamate sulphohydrolase from human placenta | |
| JPS6012025B2 (ja) | ス−パ−オキサイドジスムタ−ゼの精製法 | |
| JPH0361440B2 (ja) | ||
| SU1184434A3 (ru) | Способ выделени надокисной дисмутазы из белковых растворов | |
| EP0170162A2 (en) | Method for the purification of leukocytosis-promoting factor haemagglutinin | |
| AU4217885A (en) | Pure chymopapain b: industrial process and therapeutic composition | |
| JP2722140B2 (ja) | ヒト尿性トリプシンインヒビターの製造方法 | |
| Wu et al. | Protein C separation from human blood plasma derivatives using low cost chromatography | |
| JP2004244348A (ja) | パプトグロビンの精製法 | |
| CN121271829A (zh) | 一种稳定的天然肌酸激酶制备方法 | |
| JPS60226816A (ja) | 抗腫瘍活性をもつヒト由来蛋白質 | |
| JPS6153224A (ja) | Lpf−haの精製方法 |