JPH04100865A - 静電防止用コーティング組成物 - Google Patents

静電防止用コーティング組成物

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JPH04100865A
JPH04100865A JP2218147A JP21814790A JPH04100865A JP H04100865 A JPH04100865 A JP H04100865A JP 2218147 A JP2218147 A JP 2218147A JP 21814790 A JP21814790 A JP 21814790A JP H04100865 A JPH04100865 A JP H04100865A
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JP
Japan
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fluoride
metal compound
compound
coating composition
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JP2218147A
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English (en)
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Minoru Hasegawa
稔 長谷川
Masayo Hosoda
細田 雅代
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KORUKOOTO ENG KK
Original Assignee
KORUKOOTO ENG KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的1 (産業上の利用分野) 本発明は、加水分解ケイ素化合物と導電性金属化合物と
をアルコール溶媒中で共加水分解して得られるアルコー
ル性シリカゾル−金属化合物の共加水分解物、該共加水
分解物と化学的複合体を形成しうるシリル基、カルボキ
シル基。
ヒドロキシル基などの官能性基含有重合体、更に特定の
導電性改良添加剤より成る新規な静電防止用コーティン
グ組成物に関する。
(従来の技術) 合成樹脂の静電防止法としては、練り込み型と塗布型に
大別される。塗布型は、施工が容易で透明体に対しても
美観を損なうことなく静電防止できる等の利点を有して
おり、化学物質的には、界面活性剤型とシロキサン型に
大別できる。
界面活性剤型は、プラスチック表面に界面活性剤を塗布
するもので施工が容易である反面、摩耗等により脱離し
やす(、静電防止能の永続性にかけるとともにベタツキ
が生じたり、被塗面に接触する物質に移行し、これらを
汚染(損)する等の欠点を有する。
一方、シロキサン型は、日本特許第231959号に開
示されているように、界面活性剤型のものよりも耐水性
、耐摩耗性、耐溶剤性、耐候性に格段に優れた静電防止
性被膜を形成することができる。しかし、従来知られた
シロキサン型静電防止用コーティ゛ング剤から得られる
被膜は完全無機質のシリカ膜であって、もろく、可撓性
に乏しいものであり、静電防止しようとする樹脂によっ
ては密着性に問題がある。また、膜厚が0.1〜0.5
μm程度の薄膜でなければ剥離してしまい、この結果膜
面での干渉作用により虹の発色を引き起こしがちであり
、透明な樹脂の成形体に適用して問題となる場合がある
このような問題点を解消すべく、本発明者らは特開昭6
0−84366号としてシリル基含有重合体とポリシロ
キサン(加水分解性ケイ素化合物をアルコール溶媒中で
加水分解して得られるアルコール性シリカゾル)とから
縮合形成される静電防止用コーティング剤を提案した。
これにより、適用樹脂に対する密着性は改善されたが、
さらに高度の静電防止能の要求という点では十分に満足
のいくものではない。
方、プラスチックやガラスなどの物質表面を導電性、即
ち静電防止性とするにはSnO□。
InzO3等の電子伝導性の被覆を物質表面に形成すれ
ば良いが、これらの被覆形成に際しては蒸着法やスパッ
タリング法によらなければ密着性が悪(、コスト高にな
るばかりか、大型の対象物への適用は不可能である。
この種の改良技術として、特開昭61−26679号に
コーティング法によるSnO□、 In20−の導電膜
の形成法が開示されているが、無機質の導電性被膜を形
成させるためには500℃以上での焼成が必要である。
従って、基材が耐熱性の無機材料のものに限定されてし
まい、耐熱性の低いプラスチック等には応用できない欠
点がある。
これに対して、本発明者らは特開昭62−280286
号、特開平2−47166号として、加水分解性ケイ素
化合物をアルコール溶媒中で加水分解して得られるアル
コール性シリカゾルに金属化合物を添加したり、あるい
は両者を共加水分解させたりしてSi−0−MfMは金
属原子)結合を含む導電性被覆を形成しうるコーティン
グ組成物を提案した。
前記した本発明者らの提案により優れた静電防止能は達
成されるものの、更に高度な静電防止能という観点から
みて、また、各種の合成樹脂基材に対する密着性のし点
からみて十分に満足の行くものではなく、改善の余地を
残している。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明者らは、前記した従来の静電防止剤にみられる問
題点を解消すべく鋭意検討を重ねた。その結果、加水分
解性ケイ素化合物と共加水分解性の導電性金属化合物を
アルコール溶媒中で共加水分解して得られるアルコール
性シリカゾル−金属化合物の共加水分解物と、シリル基
、カルボキシル基、ヒドロキシル基などの官能性基含有
重合体、更に導電性改良剤を組合わせて塗布タイプのコ
ーティング組成物を調製した場合、プラスチック基材表
面に対する密着性に優れるとともに、驚くべきことにコ
ーティング剤の通常の乾燥条件のもとに導電性に優れた
被膜を形成しうることを見い出し、本発明を完成するに
至った。
C発明の効果〕 (問題点を解決するための手段) 本発明を概説すれば、本発明は、 (i]加水分解性ケイ素化合物と共加水分解性の金属化
合物とをアルコール溶媒中で共加水分解して得られるア
ルコール性シリカゾルと金属化合物との共加水分解物。
(11)前記共加水分解物と化学的複合体を形成しうる
シリル基、カルボキシル基、ヒドロキシル基などの官能
性基含有重合体。
(iiil導電性改良剤としてのフッ化物。
を含んで成ることを特徴とする100℃前後の低温領域
で優れた静電防止性被膜を形成することができる静電防
止用コーティング剤に関するものである。
以下、本発明の構成についで詳しく説明する。
本発明のアルコール性シリカゾルと導電性の金属化合物
との共加水分解物は、加水分解性ケイ素化合物と共加水
分解性の金属化合物とをアルコール溶媒中で触媒の存在
、または不存在下で所定量の水を作用せしめて部分加水
分解して調製することができる。
このようにして調製されるアルコール性シリカゾル−金
属化合物の共加水分解物は、シロキサンすなわち5i−
0−5i鎖(または網)に金属m化合物の一部あるいは
全てがSi−0−M結合により結合されたもの(以下、
アルコール性シリカゾル−金属化合物共加水分解物とも
いう。)からなるコロイド分散液であり、生成するコロ
イド粒子の粒径は約50〜80人で、無色透明、低粘度
の液体である。
前記アルコール性シリカゾル−金属化合物共加水分解物
の調製に使用される加水分解性ケイ素化合物としては、 躬式 で示される有機シリケート化合物が用いられる。
前記した有機シリケート化合物の具体例としては、例え
ば、Si([4,Si tone) 4.Si foc
iosl 4゜Si [0C3H?l 4. si (
OC4H9) 4 、 (ACOI 4Si、およびこ
れらの縮合物、例えばCI2 、5iO5i(:ρ3(
CH30] 3SiO3i (0にH3+3.(C2F
5013SiO3i (QC,2H5l 、。
(Act) 3sjO5i [0AC12,や市販のエ
チルシリケート40(コルコーロ■社製)等がある。
これらのケイ素化合物は、従来知られた方法、例えばア
ルコール溶媒中で所定量の水を加えて、酸触媒の存在下
あるいは不存在下で反応させることにより容易に加水分
解物を得ることができる。そのような酸触媒としては、
無機酸も有機酸も好都合に使用でき、無機酸としては、
例えば塩酸+IiM酸、硝酸、リン酸、はう酸などが好
ましく、また有機酸としては、ギ酸。
酢酸、修酸、及びp−1−ルエンスルホン酸などが好ま
しく用いられる。その触媒量は、ケイ素化合物に対して
、通常1.0ppm〜5%程度が好ましく採用される。
5%を越えて使用しても目的物は得られるが、特に良い
結果は期待できない。
ケイ素化合物の配合量は、消液の固形分(シリカ分)2
〜10重量%となるように加えるのが好ましい。配合す
る水の量は、ケイ素化合物の加水分解率が70〜500
%、好ましくは 100〜300%になる量が用いられ
る。使用される溶媒としては、メタノール、エタノール
、プロパツル、ブタノール等のアルコール類が好ましい
反応温度は、室温が有利に採用されるが、それ以上の温
度でも良く、また反応時間は温度、触媒量により異なる
が一般に1〜48時間である。
本発明は、前記加水分解性ケイ素化合物をアルコール媒
体中で所定量の水により加水分解するに際して、共加水
分解性の金属化合物を併用することを特徴とするもので
ある。
本発明のアルコール性シリカゾル−金属化合物共加水分
解物の調製に使用される導電性の金属化合物としては、
最終的に導電性の化合物を与えるものであればいずれで
もよ(、A!。
Ti、 Fe、 Ni、 C,u、 Mg、 Cd、S
n、 In、 Sb等の金属塩化物、硝酸塩、硫酸塩、
カルボン酸塩、アルコキシド、アセチルアセトナート錯
体、及びこれらの混合物が代表的なものであり、反応性
経済性、被膜の透明性9強度や密着性及び静電防止性等
の性能面から錫の塩化物やアルコキシドが好ましい。な
お、塗布液の処理工程や形成被覆の特性として塩素の有
無を考慮しなければならないときは、錫の塩化物か錫の
アルコキシドのどちらかを使用すればよい。また、静電
防止性能が電子導電型によることを期待して、これら金
属化合物に対してドーピング的役割を果す金属化合物、
例えば錫化合物に対してアンチモン化合物を併用するこ
とは有効なことである。周知の如く、錫、アンチモン、
インジウムの金属酸化物は導電性に優れたものである。
加水分解性ケイ素化合物と金属化合物との配合比につい
ては、金属化合物の添加割合を増せば静電防止効果は高
くなるが、一方基材への密着性が低下し、また被膜形成
能も低下し、白化等を生じ均一な被膜を形成できなくな
るので、これらを勘案して決められる。一般には加水分
解性ケイ素化合物から得られるシリカ 100重量部に
対し、金属化合物から得られる金属酸化物が概ねlO乃
至100重量部、好ましくは15乃至50重量部となる
ように配合される。
なお、前記加水分解性ケイ素化合物と金属化合物との共
加水分解反応を酸性触媒の存在下で行なう場合、生成す
るアルコール性シリカゾル金属化合物共加水分解物中に
触媒量として残る塩酸などの酸が後述する官能基含有重
合体との反応(化学的複合化)を活性化したり、あるい
は基材表面と化学反応を起して基材表面を活性化する。
そしてこれにより、本発明のコーティング組成物は基材
表面に官能基含有重合体を介してアルコール性シリカゾ
ル−金属化合物共加水分解物が強固に結合するようにな
る。従って酸性触媒の存在下で共加水分解を行なうこと
は有効な方法である。
本発明の前記アルコール性シリカゾル−金属化合物共加
水分解物と化学的複合体を形成しうる官能性基含有重合
体とは、シリル基、カルボキシル基、ヒドロキシル基な
どの官能基をもった重合体である。これらの重合体とは
、前記アルコール性シリカゾル−金属化合物共加水分解
物を構成するポリシロキサン中の未反応の加水分解基(
前記一般式におけるx)、シラノール基(Si−OH)
などと化学反応あるいは水素結合するシリル基、カルボ
キシル基、ヒドロキシル基などの官能基をもつもので、
これらの官能基同志の反応あるいは水素結合によりこれ
ら重合体とアルコール性シリカゾル−金属化合物共加水
分解物は化学的複合体を形成する。
前記本発明の化学的複合体を調製するに際して使用され
る官能性基含有重合体としては、次のようなものが使用
される。
(al  シリル基含有重合体 (a−11シリル基含有ビニル系重合体本発明で使用す
るシリル基含有重合体のベースポリマーとしては、ビニ
ル系重合体がある。
この種のビニル系重合体を構成するビニル系単量体とし
ては、例えばアクリル 酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸
ブチル等のアクリル酸誘導体、メタクリル酸、メタクリ
ル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル
等のメタクリル酸誘導体等であって、これらのうち1種
または2種以上の混合物あるいはこれらアクリル系単量
体と共重合し得るスチレン、酢酸ビニル。
アクリロニトリル、アクリルアミド等の他のビニル系単
量体を更に混合させたものでも良い。これらの単量体の
重合体 は、通常分子量1.000〜10,000程度のものが
好ましく、その分子量の調製には α−ドデシルメルカプタンやt−ドデシルメルカプタン
のような連鎖移動剤が用いられる。これらの重合体の調
製に際して溶媒を使用してもしな(でも良いが、使用す
る場合には炭化水素類、酢酸エステル類、エーテル類の
如き単量体と非反応性の不活性溶媒が好ましい。
シリル基の導入法としては、A)ヒドロシリル化法、及
びB)共重合法の2方法が応用できる。
A)のヒドロシリル化法は、π1記ビニル系重合体をベ
ースにしつつ、かつ炭素−炭素二重結合を有するもの例
えば特開昭54−40893号に示される(メタ)アク
リル酸エステル/ジアリルフタレート共重合体などに、
下記−数式[+1]で表わされるケイ素上に加水分解性
基を少なくとも1個有するヒドロシランをヒドロシリル
化してシリル基を導入するものである。
数式 %式%] (式中、R1は炭素数1〜IOのアルキル基、アラルキ
ル基、アリール基より運ばれる1価の炭化水素基、X′
はハロゲン原子、アルコキシ基、アルコキシアルコキシ
基、アシロキシ基、アミン基、アミノキシ基から選ばれ
る加水分解性基を表わし、bは0.1または2である。
) 使用し得るヒドロシランとしては、例 えばトリクロロシラン、メチルジクロロシラン、フエニ
ルジクロロシランの如きハロゲン化ヒドロシラン頚9 
トリメトキシシラン、メチルジメトキシシラン、トノエ
トキシシラン、メチルジェトキシシラン、フエニルジエ
トキシシランのようなアルコキシヒドロシラン類、トリ
アセトキシシラン、メチルジアセトキシシランのような
アシロキシヒドロシラン類、トリアミノオキシシラン等
の各種のヒドロキシシラン類が挙げられる。ヒドロシラ
ン類の量は、重合体中の炭素−炭素二重結合に対して1
〜2倍モル使用することが好ましい。
炭素−炭素二重結合にヒドロシラン類 を反応させるのに用いられる触媒は、白金、ロジウム、
コバルト、パラジウム及びニッケルなどの周期律表の■
族遷移金属の塩およびそれらの錯化合物が有効であり、
具体的には塩化白金酸、ウィルキンソン錯体、コバルト
カルボニル、塩化パラジウム、塩化ニッケル等が挙げら
れる。反応温度は70〜120℃で反応時間は1〜IO
時間が適当である。
B)の共重合法は、前記ビニル系単量 体の1種または2種以上と下記−数式 [I11]で表わされる加水分解性基をケイ素上に少な
くとも1個有する重合性ケイ素化合物とを共重合させて
シリル基を導入するものである。
数式 %式%] [111) (式中、R2は、炭素数1−10までのアルキル基、ア
ラルキル基、アリール基より選ばれる1価の炭化水素基
、R3は、炭素−ケイ素結合によりケイ素と結合した重
合性二重結合を有する有機残基、X′はハロゲン原子、
アルコキシ基、アルコキシアルコキシ基、アシロキシ基
、アミノ基、アミノキシ基から選ばれる加水分解性基を
表わし、Cは0.1または2である。) 使用し得るものとしては、例えばCHzCH−3ICI
23. CH2=CH−3t (OCH−13,CH2
=CH−5xfOc2H5) 、。
CH。
CH2=CH(:00(CH2135i(OCH312
゜CH,CH3 CH2=C−COO[;H2135i(OCH312゜
CH3 CH2−C:C00(CH−)35i(OCH−13゜
CH2・CH−5i fOcH2cH20cH31−、
等が挙げられる。これらのシラン化合物と前記ビニル系
単量体との共重合はベンゾイルパーオキサイド+BPO
) 、アゾビスイソブチロニトリルfAIBN1等のラ
ジカル開始剤を用いて70〜120℃の温度条件下に通
常の溜液重合法で行なうことができる。
本発明においては、前記シリル基含有ビニル系重合体の
他に特開昭52−94353号に示される次のようなシ
リル基含有重合体を用いることができる。
(a−2)アミン系シランを付加反応させてシリル基を
導入した重合体 この種の重合体としては、エポキシ樹 脂、ポリグリシジルエステル、ポリグリシジルエーテル
化フェノール樹脂、炭素炭素二重結合を1分子中に2個
以上有 するポリオレフィンのエポキシ化物な ど。
(a−31エポキシ系シランを付加反応させてシリル基
を導入した重合体 この種の重合体としてはポリアミド、アミン含有重合体
がある。
カルボキシル基含有重合体 この種重合体としては、カルボキシル基含有不飽和単量
体を5重量%以上含有する不飽和単量体組成物から合成
されるカルボキシル基含有アクリル系重合体がある。
カルボキシル基含有アクリル系重合体 が、酸触媒の存在下または不存在下で有機シリケート化
合物の加水分解物と結合し、有機−無機複合体を形成す
ることは知られているところである(特公昭56057
32号)。
ヒドロキシル基含有重合体 ヒドロキシ含有重合体が、痕跡量の酸の存在下で有機シ
リケート化合物の加水分解物と結合し、同様に有機−無
機複合体を形成することは知られているところ である(特公昭61−26947号、特開昭60790
66号)。
この種ヒドロキシル基含有重合体としては、ビニルクロ
リド/ビニルアセテート/ビニルアルコール系ターポリ
マー、ボッヒドロキシエーテル、ヒドロキシル基含有ア
クリル系重合体、ビニルクロリド/ビニルアセテート/
ヒドロキシアルキルアクリレート系ターポリマー、ポリ
エステルポリオール、ビニルポリマーブロックとフッ素
含有ビニルポリマーブロックからなり、かつヒドロキシ
ル基を含有するブロックコポリマーであるモデイバ(日
本油脂■製部品名、これはそれ自 体が界面活性機能を有する高分子表面改質剤である)な
どがある。
次に、本発明の静電防止用コーティング組成物において
、より静電防止能を改善するための添加剤としてのフッ
化物について説明する。
金属塩(例えば塩化錫)溶液に還元剤、更にフッ化物を
添加したコーティング剤をガラス面に塗布し、これを6
00℃に加熱することにより被膜抵抗の小さい被膜が形
成できることは知られている(窯協66 [7] 、 
1958第52〜第53頁)。しかし、この技術におい
てフッ化物の作用機構は不明であり、高温焼成であり、
かつ形成される被膜も不透明なものである。
これに対して、本発明は前記したアルコール性シリカゾ
ル−金属化合物共加水分解物において、例えば金属化合
物が塩化錫(SnC(241のとき、塩化錫成分をフッ
化物により導電性を示す酸化錫(SnO21に変換させ
やすい中間体を形成させるという観点からフッ化物を使
用するものである。また、フッ化物による電子導電型の
酸化錫fsno□)の形成とともに、添加されるフッ化
物によりイオン導電性的側面も発現させるというIl!
点からフッ化物を使用するものである。
本発明において、静電防止性(導電性)改良剤として使
用することができるフッ化物は、フッ化金属、フッ化水
素、フッ化アンモニウムなどであり、これらは組成物全
体に対し0.05〜0.5重量%便用すれば十分である
。前記したフッ化金属としては、フッ化アルミニウム、
フッ化カリウム、フッ化アンチモン、フッ化スズ。
フッ化チタン、フッ化鉄、フッ化ナトリウムなどがある
本発明のアルコール性シリカゾル−金属化合物の共加水
分解物、該共加水分解物と化学的複合体を形成しうるシ
リル基、カルボキシル基。
ヒドロキシル基などの官能基含有重合体、及び導電性改
良剤としてのフッ化物とかならる静電防止用コーティン
グ組成物は、基材表面に塗布、加熱乾燥するときに該共
加水分解物と官能性基含有重合体の両波膜構成成分は反
応して、即ち強固なシロキサン結合fsi−0−3it
 あるいは水素結合を介して化学的複合体を形成する。
そして、このようにして形成された化学的複合体にフッ
化物が作用し静電防止特性を大幅に向上せしめる。
両波膜構成成分の混合割合において、官能性基含有重合
体が多い場合、得られる被膜は、樹脂面への接着性は良
いが静電防止性が失われ、方該重合体が少ない場合には
静電防止性には優れるが、樹脂面への密着性が悪くなる
。従って、両成分の混合割合は重要であって、優れた接
着性と静電防止性を得るには、通常官能性基含有重合体
の固形分100重量部に対して、共加水分解物は8〜1
10重量部の範囲割合で用いられ、好ましい範囲は20
〜70重量部である。
アルコール性シリカゾル−金属化合物の共加水分解物と
前記官能基含有重合体との反応、特に縮合反応には有機
酸または無機酸触媒を必要とする。しかしながら加水分
解性ケイ素化合物と金属化合物との共加水分解物を酸触
媒のもとで行なう場合、溶液中に残存する触媒がそのま
ま有効に作用するので好都合である。
また、この段階で固形分調整として、溶剤を添加するこ
とができる。添加し得る溶剤としては、メタノール、エ
タノール、プロパツール等のアルコール類、酢酸エチル
、酢酸ブチルなどの酢酸エステル類などの単独または混
合物であり、またこれらの溶剤と渚解する溶剤、例えば
トルエン、キシレンなどが混合されても良い。
以上のようにして調製される本発明のアルコル性シリカ
ゾル−金属化合物の共加水分解物、該共加水分解と化学
的複合体を形成しうる官能性基含有重合体、及び導電性
改良剤としてのフッ化物とからなる静電防止用コーティ
ング組成物は、通常のコーティング法すなわち、浸せき
法、バーコード法、ロールコート法、スピナーコート法
、スプレー法等により、各種基材表面に適用される。
本発明の静電防止用コーティング組成物は、基材、特に
プラスチック表面への良好な接着性と優れた帯電防止能
を有し、官能性基含有重合体を種々選択することにより
、プラスチック成型品、樹脂製建材、繊維、フィルム等
各種の合成樹脂成形品を容易に静電防止することができ
る。特に、IC,LSIなどの半導体素子の輸送用マガ
ジン(コンテナ)、複写機器などの除電部材など、高度
の静電防止性と非汚染性が要求される分野への応用に適
したものである。
本発明の静電防止性コーティング組成物が静電気防止効
果を発現する作用機構は、第1図を用いて次のように説
明することができる。
第1図は、プラスチック基材表面の本発明の静電防止用
コーティング組成物を塗布した場合の、静電気防止効果
の発現機構を示す概念図である。加水分解性ケイ素化合
物は、アルコール媒体中での加水分解によりオリゴマー
化あるいは高分子量化してシロキサン網(Si−0−5
il中に若干のシラノール基(Si−OHI を有する
アルコル性シリカゾルとなる。一方、導電性の金属化合
物の方は、その少なくとも一部が加水分解性ケイ素化合
物との共加水分解過程で、第1図に示されるようにSi
−0−M (M4よ金属原子)結合を形成しつつ両者は
結合する。そしてゾルのゲル化に伴いゲル化表面に導電
層を形成する。その際、添加されたフッ化物がゲル化反
応時に金属化合物を電子導電性物質に変化させたり、ゲ
ル化層のイオン導電性の発現に大きな役割を果す。
一方、アルコール性シリカゾル−金属化合物の共加水分
解物と化学的複合体を形成し得る官能性基含有重合体は
、シリル基、カルボキシル基、ヒドロキシル基などの官
能基をもつ機能性セグメント部がシリカゾルのシロキサ
ン網、シラノール基側へ配向し、これらの官能基との反
応を通じて両者は強固に結合するとともに、官能性基含
有重合体の塗布基材ポリマーと相溶する相溶性セグメン
ト部は基材ポリマー側に移行、あるいは配向し、基材ポ
リマーに捕捉(投錨効果、アンカー効果)されて基材ポ
リマー表面に強く密着するようになる。
即ち、第1図に示される如く、シロキサン網の無機高分
子層及び金属化合物に由来する導電層が、官能性基含有
重合体を介して基材ポリマ表面に投錯効果で強く密着す
るようになり、密着性及び静電防止性に極めて優れた被
膜が形成されることになる。
(実施例) 以下、本発明を実施例により更に具体的に説明するが、
本発明の技術的思想を逸脱しない限り、本発明はこれら
実施例に何等限定されるものではない。なお、実施例中
、配合比率は全て重量基準である。
「共加水分解液の調製j フラスコ[+000nj21 に、IPA(イソプロピ
ルアルコール)、水、a塩酸、エチルシリケ1−−40
(コルコート■製。これはテトラエチルオルトシリケー
トを平均4〜5量体となる様に部分縮合させたエチルポ
リシリケートオリゴマである)2四塩化錫、三塩化アン
チモン(この成分は、導電性を四塩化錫単独系より改善
することを目的に、ドーピング剤として添加するもので
ある)を、下記第1表に示される組成割合で入れ、30
℃、5時間攪拌下に共加水分解させた。
以上のようにして調製したアルコール性シリカゾル−金
属化合物の共加水分解液の固形分濃度は、5i02分が
4%、 5nOz分が2%、 5b2o、分が0.00
6%であった。
第1表 (共加水分解反応成分とその組成割合)実施例1/比較
例1゜ 前記共加水分解M30.0部、モディバーF100(日
本油脂■製。これはOH基含有フッ素系ブロックコポリ
マーのMEK/旧BK溶液で、固形分30%、固形分の
水酸基価3oのものである)01部、 MEK 22.
5部、 MeOH40,4部を均一混合し、静電防止用
コーテイング液t1)を調製した。
一方、添加剤として、メタノール69部、フッ化アンモ
ニウム 0.1部を均一に混合し、この添加剤を前記静
電防止用コーテイング液に添加し、目的とする静電気防
止性コーティング組成物(2)を得た。
これをアクリル樹脂基板上にデイピングにより塗布し、
熱風送風器(西村電機■製、型式N03)を用いて50
℃で乾燥し、各種の性能試験に供した。
また、比較のために導電性改良剤を添加しないコーテイ
ング液、即ち前記静電防止用コーテイング液il+のみ
を用いて試験片を製作したものについても(比較例1)
、実施例と同様に各種の性能試験を行なった。
なお、性能試験は次のようにして行なった。
0密着性試験:試験片にセロハンテープにチバン株製、
 24mmセロテープ)を 貼り、瞬時に引き剥した時、塗 膜が剥離しないものを○、剥離 するものを×とした。
0表面抵抗値二東京電子■製1表面抵抗測定器TR−3
型を使用した。測定環境= 22℃、45%RH O電荷減衰時間: ELECTRO−TECHSYST
EMS、 Inc、 。
製、5TATICDECAY  METER(mode
1406c)を使用した。
減衰時間の測定は、試験片をそ のHumidity Te5t Ckamder中に2
4時間放置後、試験片に±5にV を帯電させ、この帯電状態から Oボルトになるまで(Cut−off O%)の所要時間を測定した。
測定環境:22℃、 15%R)I Oナイロン布摩擦試験:試験片の表面をナイロン布で5
往復(荷重1 kg/cm2)摩擦し、摩擦前後の表面
抵抗値 を測定する方法で行なった。−11 定環境二22℃、45%RH O耐水性試験:耐水性試験の評価として、以下の2通り
の測定を行なった。
ill帯電圧測定   (試験片を、40℃のイオン交
換水に24時間浸漬。
次いでナイロン布で5往 復摩擦し、10秒後の帯電 (2)七ロチ 0耐滴剤性 圧を測定した。測定装置 としては、春日型mfal 製、集電式電位測定器KS −471型を使用した。) (上記帯電圧測定後にセ ロテープ試験を行なっ た。) 評価基$: ○:セロテープを貼る 前と剥がした後の 表面抵抗値がほぼ 同じもの ×:セロテープをはが した後の表面抵抗 値が1011以上のも の :試験片をMeOH中に10分間浸漬 し、前後の表面抵抗値、及び塗 膜の変化を目視評価した。測定 環境:22℃、45%RH ブ試験 結果を第2表にあわせて示す。
(以下余白) [発明の効果1 本発明の静電防止用コーティング組成物は、1[10″
C前後という極めて低温度の加熱乾燥により基材、特に
合成樹脂基材表面に対して電着性に優れているとともに
、優れた帯電防止性の被膜を形成することができる。
従って、高度の帯電防止性が要求される合成樹脂成形品
などに極めて有用なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、プラスチック基材表面に本発明の静電防止用
コーティング組成物を塗布した場合の、静電気防止効果
の発現機構を示す概念説明図である。 特許出願 人 コルコ トエンジニアリング株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(i)加水分解性ケイ素化合物と共加水分解性の金
    属化合物をアルコール溶媒中で 共加水分解して得られるアルコール性シリカゾル−金属
    化合物の共加水分解物, (ii)前記共加水分解物と化学的複合体を形成しうる
    官能性基含有重合体, (iii)フッ化物, を含んでなることを特徴とする静電防止用 コーティング組成物。 2、加水分解性ケイ素化合物が、有機シリケートである
    請求項第1項に記載の静電防止用 コーティング化合物。 3、共加水分解性の金属化合物が、塩化物またはアルコ
    キシドである請求項第1項に記載の静電防止用コーティ
    ング組成物。 4、共加水分解性の金属化合物が、錫、アンチモン、イ
    ンジウムから選ばれた化合物である請求項第3項に記載
    の静電防止用コーティング組成物。 5、官能性基含有重合体が、シリル基含有重合体である
    請求項第1項に記載の静電防止用コーティング組成物。 6、官能性基含有重合体が、カルボキシル基含有重合体
    である請求項第1項に記載の静電防止用コーティング組
    成物。 7、官能性基含有重合体が、ヒドロキシル基含有重合体
    である請求項第1項に記載の静電防止用コーティング組
    成物。 8、フッ化物が、フッ化金属、フッ化水素、フッ化アン
    モニウムから選ばれるものである請求項第1項に記載の
    静電防止用コーティング組成物。
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