JPH0410363B2 - - Google Patents

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JPH0410363B2
JPH0410363B2 JP60260610A JP26061085A JPH0410363B2 JP H0410363 B2 JPH0410363 B2 JP H0410363B2 JP 60260610 A JP60260610 A JP 60260610A JP 26061085 A JP26061085 A JP 26061085A JP H0410363 B2 JPH0410363 B2 JP H0410363B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、フイルタープレスにおける濾布振
動装置に関する。
従来の技術 従来、濾布吊下げ棒の上方に前後移動自在に配
設された濾布振動付き移動体を備えているフイル
タープレスは、既に知られているが、このような
フイルタープレスにおける濾布振動装置は、圧搾
濾過の終了後、開板状態の濾板同志の間に、例え
ばエア・シリンダの作用により濾布振動用ハンマ
を所定位置まで下降させたのち、ハンマを垂直面
内でさらに昇降させたりあるいは円運動させるこ
とにより、濾布吊り棒およびこれに吊り下げられ
た濾布に振動を与えていた(例えば特公昭54−
24747号公報参照)。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来の濾布振動装置によれば、
濾布に与えられる振動が比較的緩慢であるため、
ケーキの除去作業に時間がかゝるばかりでなく、
ケーキが残留したまゝで次の濾過工程を実施しな
ければならず、フイルタープレスによる濾過作業
の能率が悪いという問題があつた。また従来の濾
布振動装置では、濾布振動用ハンマによる打撃の
さい騒音が発生し、かつハンマによる打撃または
摩滅により濾布が損傷を受けるという問題があつ
た。
この発明の目的は、上記の従来技術の問題を解
決し、濾布に対して一定時間に非常に多くの振動
を確実に与えることができ、従つてケーキの剥離
除去作業をきわめて短時間に迅速にかつ確実に行
なうことができて、フイルタープレスの濾過作業
の能率を大幅に向上し得るうえに、騒音を生じる
ことがなく、かつ濾布が損傷を受けないフイルタ
ープレスにおける濾布振動装置を提供しようとす
るにある。
課題を解決するための手段 この発明は、上記の目的を達成するために、ま
ず第1発明は、濾布吊下げ棒の上方に前後移動自
在に配設された移動体を備えているフイルタープ
レスにおいて、移動体に昇降台が昇降自在に設け
られ、この昇降台に振動伝達防止機構を介してバ
イブレータ取付板が備えられ、この取付板にバイ
ブレータが取り付けられるとともに、同取付板に
吊持棒を介して水平板が取り付けられ、この水平
板に、濾布吊下げ棒をつかまえてバイブレータか
らの振動を伝達する濾布吊下げ棒捕捉手段が取り
付けられている、フイルタープレスにおける濾布
振動装置を要旨としている。
つぎに第2発明は、濾布吊下げ棒の上方に前後
移動自在に配設された移動体を備えているフイル
タープレスにおいて、移動体に昇降台が昇降自在
に設けられ、この昇降台に振動伝達防止機構を介
して上部水平板が取り付けられ、この上部水平板
に吊持棒を介して下部水平板が取り付けられ、こ
の下部水平板にバイブレータが取り付けられると
ともに、同下部水平板に、濾布吊下げ棒をつかま
えてバイブレータからの振動を伝達する濾布吊下
げ棒捕捉手段が取り付けられている、フイルター
プレスにおける濾布振動装置を要旨としている。
実施例 つぎに、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
この明細書において、前後および左右は第6図
を基準とし、前とは第6図の右側、後とは同図左
側をいい、また右とは同図表側、左とは同図裏側
をいうものとする。
まず第6図において、工場等の床面1に所定間
隔をあけて立設された前後一対のスタンド2,3
に、フアーストヘツド4およびリヤーヘツド5が
取付けられ、これら両ヘツド4,5の左右両側部
に一対のサイドバー6,6が水平状に渡し止めら
れている。これらサイドバー6,6にはルーズヘ
ツド7がその左右両側のローラ8,8を介して、
前後動自在に支承されている。そしてリヤーヘツ
ド5に取付けられた油圧シリンダによつてルーズ
ヘツド7を前方に押すことにより、サイドバー
6,6に吊手9,9を介して支承された多数の濾
板10をフアーストヘツド4側に押し付け得るよ
うになつている。
フアーストヘツド4とリヤーヘツド5には支柱
11,11が立てられ、この支柱11,11に断
面コ字形のレール12,12がフイルタープレス
の左右両側上方の位置に2本架設されている。各
濾板10には、第2図に示すように、濾布吊下げ
棒51が備えられ、多数の濾布吊下げ棒51の上
方に前後移動自在に配設された移動体14に、こ
の発明による濾布振動装置13が装備せられてい
る。
第1図〜第5図は、この発明の第1発明による
濾布振動装置13の詳細を示すものである。
同図において、レール12,12に沿つて前後
に移動する移動体14の左右両側壁に合計8個の
ローラ15が回転自在に取り付けられている。移
動体14の内部に昇降台16が水平に設けられて
いる。昇降台16は左右一対の昇降駆動用雄ねじ
棒17にねじ被せられた雌ねじ筒体18によつて
昇降自在に支持され、かつ前後一対のガイド棒1
9に嵌め被せられたねじのない筒体49によつて
案内されるものである。昇降台16上に4個のコ
イルばね21を介してバイブレータ取付板20が
備えられ、これにはバイブレータ22が取り付け
られるとともに、バイブレータ22の振動のさい
に濾布吊下げ棒51をつかまえる濾布吊下げ棒捕
捉手段23が吊下げ状に取り付けられている。
ここで、バイブレータ22としては、振動モー
タ、エア式バイブレータおよびマグネツト式バイ
ブレータ等を使用し得る。バイブレータ22の振
動の大きさは、振幅2〜50mm、好ましくは10〜50
mm、および振動数300〜500Vpm、好ましくは700
〜3500Vpmである。なお図示のバイブレータ2
2は振動モータであり、具体的には振幅16mmおよ
び振動数1160Vpmを有している。
また濾布吊下げ棒捕捉手段23はつぎのような
構成を有している。すなわち、バイブレータ取付
板20の下面に左右一対の吊持棒24が吊下げ状
に取り付けられ、これらの吊持棒24の下端に水
平板25が取り付けられている。水平板25の下
面には左右一対ずつ前後一組の軸受ブラケツト6
0,60を介して前後一対の水平軸61,61が
回転自在に取り付けられ、各水平軸61のそれぞ
れ左右両端部にボス62,62が取り付けられ、
これらのボス62,62に一対のく形および逆く
形のアーム63,63が前後に対向するように吊
下げ状に取り付けられ、これらのアーム63,6
3の下部外側に捕捉板64,64がそれぞれ固定
されている。なお、捕捉板64,64の濾布吊下
げ棒当接面にはウレタンゴム板65,65が貼り
付けられている。そして前側水平軸61の右側部
分および後側水平軸61の左側部分にはそれぞれ
ボス66,66を介して揺動アーム67,67が
立上がり状に固定されている。これらの揺動アー
ム67,67の上端部は、取付ブラケツト68,
68を介して水平板25の上面に取り付けられた
前後一対のベローズ型加圧用空気ばね70,70
の先端ブラケツト69,69にそれぞれピン7
1,71により揺動自在に連結されている。各加
圧用空気ばね70は一対の表面板72,73と、
これらの中間に設けられた加圧空気を導入するた
めのゴム製ベローズ部74とを備えており、ベロ
ーズ部74の左右両側には一対の戻し用コイルば
ね75,75が配置され、各コイルばね75の両
端はブラケツト68,69の左右両端部に固定さ
れている。加圧空気の導入および排出手段の図示
は省略されている。昇降台16、および移動体1
4の下壁には、一対の吊持棒24をルーズに挿通
するために大き目の貫通孔47,47がそれぞれ
あけられている。
一対の昇降駆動用雄ねじ棒17は、移動体14
の上下両壁に垂直状にかつ回転自在に取り付けら
れるとともに、これらの雄ねじ棒17,17は上
壁を貫通していて、その上端部にはウオーム歯車
28,28がそれぞれ取り付けられている。移動
体14の上壁上面に駆動プーリ31を有するブレ
ーキ・モータ30が取り付けられている。また同
じ上壁上面には左右一対の軸受ブラケツト33を
介して回転軸32が水平状に取り付けられ、この
回転軸32の左右両端寄りの部分に上記ウオーム
歯車28,28とかみ合うウオーム29,29が
それぞれ取り付けられている。回転軸32には伝
動プーリ34が取り付けられ、伝動プーリ34と
駆動プーリ31との間にVベルト35が巻き掛け
られている。移動体14の左右両側壁の高さの中
央部に移動体固定装置36,36がそれぞれ設け
られている。各固定装置36は左右両側壁の内側
にそれぞれ取り付けられた小さいエア・シリンダ
37と、これらの側壁を貫通するピストン・ロツ
ドの先端に備えられた円形のゴム板39付き圧接
板38とによつて構成されている。移動体14の
右側壁下部内面には上下一対の近接スイツチ4
0,40が取り付けられ、昇降台16の同側端に
ノンタクト作動板41が取り付けられている。移
動体14を移動させるためのリンク・チエーン4
2,42はレール12,12の前後両端部に設け
られた左右一対のスプロケツトホイル43,44
に巻き掛けられている。移動体14の左右上端部
にテンシヨンボルト45,45が水平状に取り付
けられ、これの前後両端部にはチエーン継手4
6,46を介してリンク・チエーン42の両端部
が接続されている。
濾板10の前後両濾過面は、原液導入孔部分で
相互に連結された前後一対の濾布50により被覆
されている。各濾布50の上縁に取り付けられた
濾板吊下げ棒51の左右両端部は、濾板10の左
右両側上端部に立上り状に設けられた逆L形のば
ね吊下げブラケツト52の上端水平部に吊立げら
れたばね53によつて、それぞれ吊られている。
隣接する濾板10同志の互いに対向する濾布吊下
げ棒51の各両端部を相互に連結する鎖よりなる
連結部材54は、隣接する濾板10が相互に離間
せしめられたさいの間隔よりも短い長さを有して
いる。なお、この連結部材54は鎖以外のたとえ
ばロープ等によつて構成されていてもよい。
つぎに、上記濾布振動装置13の作用を説明す
る。
濾布振動装置13の移動体14は、圧搾濾過の
終了後、図示しない濾板移動ブロツクの移動と同
調して作動する送り駆動機構によつて移動せしめ
られるが、これの詳細な説明は省略した。移動体
14の開板行程で離間状態の濾板10同志の中間
部上方に移動して停止すると、そこで左右両側の
移動体固定装置36,36のエア・シリンダ3
7,37を作動させて、それぞれ圧接板38をレ
ール12,12の内面に押し付けて、移動体14
を固定する。ついで、ブレーキ・モータ30の駆
動により移動体14の上壁上面に設けられた動力
伝達機構を介して一対の昇降駆動用雄ねじ棒1
7,17が同時に回転せしめられ、昇降台16が
下降せしめられる。この昇降台16の上下限の位
置は近接スイツチ40,40の位置調整により設
定する。昇降台16が下限の位置に停止せしめら
れた後、捕捉手段23の加圧用空気ばね70,7
0に空気が導入され、これによつて左右両側のコ
イルばね75,75の引張力に抗して先端ブラケ
ツト69,69が移動する。このような空気ばね
70,70の作動によつてブラケツト69,69
に連結された揺動アーム67,67が揺動すると
ともに、水平軸61,61が回動して、く形およ
び逆く形アーム63,63が揺動し、一対の捕捉
板64,64が外側に開かれて、これらが前後両
濾布吊下げ棒51,51の内側面に押し付けられ
る。ここで、両濾布吊下げ棒51,51の左右両
端部はチエンよりなる一対の連結部材54,54
により連結されているため、濾布吊下げ棒51,
51は連結部材54,54の長さよりは開かず、
このため濾布吊下げ棒51,51は捕捉板64,
64によつてしつかりと捕えられる。
ついでバイブレータ22の駆動により捕捉手段
23を介して濾布吊下げ棒51,51が一体に振
動せしめられる。バイブレータ22は、前述のよ
うに例えば2〜50mmと比較的小さい両振幅を有し
ているが、振動数が非常に多いので、バイブレー
タ22を振動させると、捕捉板64,64によつ
てしつかりと捕えられた吊下げ棒51,51に吊
下げられた濾布50,50は非剛性体であるため
濾布50,50自体に与えられる振動が増幅さ
れ、その結果、バイブレータ22固有の振幅より
も大きい振幅で、かつまた極めて急速に前後方向
にはためき、ケーキに対し一定時間に非常に多く
の激しい振り落し作用が与えられる。従つて、濾
振吊下げ棒51,51に吊り下げられた濾布5
0,50に付着しているケーキをきわめて短時間
に迅速かつ確実に除去することができるものであ
る。なお、バイブレータ22により濾布に与えら
れる振動はこのように非常に激しいものである
が、濾布吊下げ棒51,51は捕捉手段23によ
つてしつかりと捕えられているため、振動により
騒音を生じることがなくかつ濾布50,50を傷
付けることもない。また振動伝達防止機構として
バイブレータ取付板20にコイルばね21が取り
付けられているので、バイブレータ22の振動が
移動体14に伝わるのを緩衝することができる。
ケーキ除去作業の終了後、空気ばね70,70
内の空気が排出せしめられると、コイルばね7
5,75の引張力により先端ブラケツト69,6
9が元の状態に戻るので、揺動アーム67,67
が上記の場合と逆の方向に揺動するとともに、水
平軸61,61が回動して、く形および逆く形ア
ーム63,63が内側に向けて揺動し、捕捉板6
4,64もそれぞれ濾布吊下げ棒51,51から
離れて元の状態に戻る。ついで、ブレーキ・モー
タ30の反転駆動により濾布吊下げ棒捕捉手段2
3が上昇せしめられ、上限位置の近接スイツチ4
0の作動により停止する。
なお、濾布吊下げ棒捕捉手段23が開板状態の
濾板10同志の間に位置するように移動体14の
送り駆動装置が設けられ、濾板10を順次開く濾
板移動ブロツクの移動と同調して移動体14が移
送せしめられることにより、濾室毎に上記の濾布
振動作業が自動的に反復して行なわれるものであ
る。
第7図と第8図は、この発明の第2発明による
第2実施例を示すものである。ここで、上記第1
実施例の場合と異なる点は、バイブレータ22お
よび濾布吊下げ棒捕捉手段23のうちのベローズ
型空気ばね70,70の取付位置にある。すなわ
ち、この第2実施例においては、昇降台16上に
コイルばね21を介して取り付けられた上部水平
板26にはバイブレータ22が取り付けられてお
らず、この上部水平板26に吊持棒24,24を
介して吊下げ状に取り付けられた下部水平板27
の上面にバイブレータ22が取り付けられてい
る。従つて移動体14の下壁にあけられた貫通孔
48は、吊持棒24,24とバイブレータ22を
挿通し得る大きさとする。また濾布吊下げ棒捕捉
手段23の加圧用空気ばね70,70は、この下
部水平板27の下面に取り付けられているもので
ある。
このような第2実施例によれば、バイブレータ
22が下方に備えられているので、重心の位置を
低くできるばかりでなく、移動体14の高さが低
くてすみ、従つて非常にコンパクトであり、フイ
ルタープレスの据付け高さを低くできるという利
点がある。なお、第7図と第8図においては、移
動体固定装置36および上下一対の近接スイツチ
40,40の図示は省略されている。
第9図〜第11図は、この発明の第1発明によ
る第3実施例を示すものである。ここで、上記第
1実施例の場合と異なる点は、昇降台16の昇降
手段および濾布吊下げ棒捕捉手段80にある。す
なわち、この第3実施例においては、昇降台16
の昇降手段として例えば第11図に示すような左
右一対のスライド・シリンダ81,81が使用せ
られている。これらのスライド・シリンダ81,
81では、昇降台16の左右両端に立上がり状に
設けられた一対の側板82,82のそれぞれ中央
部に、スライド・シリンダ81,81のシリンダ
本体83,83の摺動子84,84が固定される
とともに、これらの側板82,82の前後両端部
外側に上下一対の筒体85,85が固定され、こ
れらの筒体85,85がスライド・シリンダ8
1,81の前後一対のガイド棒86,86に嵌め
被せられている。そして、スライド・シリンダ8
1,81の摺動子84,84が昇降するのに伴つ
て昇降台16、バイブレータ22および濾布吊下
げ棒捕捉手段80が昇降し得るものとなされてい
る。なお、昇降台16の昇降手段は、図示は省略
したがその他エアシリンダおよび空気ばね等であ
つてもよい。
一方、濾布吊下げ棒捕捉手段80は、つぎのよ
うな構成を有している。すなわち、バイブレータ
取付板20に左右一対ずつ前後一組の吊持棒2
4,24が垂下状に取り付けられ、これらの吊持
棒24,24の下端に前後一対の水平板87,8
7が固定されている。各水平板87の下面には3
つの電磁ホルダ88が所定間隔おきに取り付けら
れている。
この第3実施例においては、一対のスライド・
シリンダ81,81の作動により昇降台16が第
9図と第10図に実線で示す下限の位置まで降下
せしめられ、該シリンダ81,81に内蔵された
リミツトスイツチ(図示略)の作動により停止せ
しめられる。このとき、前後一対の水平板87,
87に取り付けられた電磁ホルダ88の下面は濾
布吊下げ棒51,51上面に直接接触しており、
この状態で通電すると、強磁性体とした濾布吊下
げ棒51,51が電磁ホルダ88,88の吸着力
により捕捉され、この状態でバイブレータ22が
駆動することにより、濾布吊下げ棒51,51お
よび濾布50,50がバイブレータ22と一体に
振動して、ケーキが剥離除去せられるものであ
る。ケーキの除去後、電磁ホルダ88の吸着力が
解除され、スライド・シリンダ81,81の作動
により昇降台16およびバイブレータ22と捕捉
手段80が第9図と第10図に2点鎖線で示す上
限の位置まで上昇せしめられる。
第12図と第13図は、この発明の第1発明に
よる第4実施例を示すものである。ここで、上記
第3実施例の場合と異なる点は、濾布吊下げ棒捕
捉手段90にある。すなわち、この第4実施例に
おいては、前後一対の水平板87,87の下面に
開閉自在な捕捉爪92,92を備えた3つのチヤ
ツク装置91が所定間隔おきに固定されている。
この第4実施例においては、水平板87,87
に設けられた3つのチヤツク装置91の捕捉爪9
2,92が開放せられた状態で、一対のスライ
ド・シリンダ81,81の作動により昇降台16
が第12図と第13図に実線で示す下限の位置ま
で降下せしめられて、各チヤツク装置91が濾布
吊下げ棒51,51の真上近くに位置せしめら
れ、ついで空気圧もしくは油圧による駆動手段
(図示略)の作動により捕捉爪92,92が閉じ
て濾布吊下げ棒51,51が捕捉され、この状態
でバイブレータ22が作動することにより、濾布
吊下げ棒51,51および濾布50,50がバイ
ブレータ22と一体に振動して、ケーキが剥離除
去せられるものである。ケーキの除去後、チヤツ
ク装置91の作動により捕捉爪92,92が開
き、スライド・シリンダ81,81の作動により
昇降台16およびバイブレータ22と捕捉手段9
0が第12図と第13図に2点鎖線で示す上限の
位置まで上昇せしめられる。
上記第2実施例〜第4実施例のその他の点は、
前述の第1実施例の場合と同様であるので、図面
において同一のものには同一の符号を付した。
なお、バイブレータ22を備えた昇降台16の
昇降手段は、上記実施例のものに限らず、流体圧
シリンダおよびその他の構造のものを適宜採択使
用し得るものである。また振動伝達防止機構およ
び濾布吊下げ棒捕捉手段も図示のものに限らず、
その他適宜のものを使用し得る。
また上記実施例では、この発明を濾板が左右一
対のサイドバーにより前後移動自在に吊持された
サイドバー型フイルタープレスに適用した場合を
示したが、この発明は濾板が上部ガイド・レール
に前後移動自在に吊り下げられたオーバーハング
型フイルタープレス(図示略)にも同様に適用さ
れるものである。
発明の効果 この発明の第1発明によるフイルタープレスの
濾布振動装置は、上述のように、濾布吊下げ棒の
上方に前後移動自在に配設された移動体を備えて
いるフイルタープレスにおいて、移動体に昇降台
が昇降自在に設けられ、この昇降台に振動伝達防
止機構を介してバイブレータ取付板が備えられ、
この取付板にバイブレータが取り付けられるとと
もに、同取付板に吊持棒を介して水平板が取り付
けられ、この水平板に、濾布吊下げ棒をつかまえ
てバイブレータからの振動を伝達する濾布吊下げ
棒捕捉手段が取り付けられているもので、濾布吊
下げ棒捕捉手段を下降させて、これにより濾布吊
下げ棒をしつかりととらえたのち、振動数の非常
に多いバイブレータによつて濾布吊下げ棒並びに
濾布を振動させるものであるから、濾布はバイブ
レータと一体に振動することができ、バイブレー
タの振動が濾布に有効に伝達され、しかもその際
濾布自体に与えられる振動は増幅されるので、濾
布に付着しているケーキに一定時間に前後方向の
非常に多くの激しい振り落し作用が与えられ、ケ
ーキの剥離除去作業をきわめて短時間に迅速かつ
確実に行なうことができ、フイルタープレスの濾
過作業の能率を大幅に向上し得るものである。そ
してこれは濾板数すなわち濾室数の多い大容量の
フイルタープレスほど、その効果が大きいものと
なる。また捕捉手段よりとられられた濾布吊下げ
棒はバイブレータと一体に振動するため、従来の
濾布振動装置の場合と全く相違して、振動により
騒音を生じることがなく、かつ濾布が損傷を受け
ることがないという効果を奏する。
また、この発明の第2発明によるフイルタープ
レスの濾布振動装置は、昇降台に振動伝達防止機
構を介して上部水平板が取り付けられ、この上部
水平板に吊持棒を介して下部水平板が取り付けら
れ、この下部水平板に、バイブレータと濾布吊下
げ棒捕捉手段とが一緒に取り付けられていて、バ
イブレータが下方に備えられているので、重心の
位置を低くできるばかりでなく、移動体の高さが
低くてすみ、従つて非常にコンパクトであり、フ
イルタープレスの据付け高さを低くできるという
効果を奏する。なお、勿論、この第2発明によれ
ば、濾布に対して一定時間に非常に多くの振動を
確実に与えることができ、従つてケーキの剥離除
去作業をきわめて短時間に迅速かつ確実に行なう
ことができて、フイルタープレスの濾過作業の能
率を大幅に向上し得るうえに、騒音を生じること
なく、かつ濾布が損傷を受けないという効果を奏
するのは、上記第1発明の場合と全く同様であ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の4つの実施例を示すもので、
第1図は第1実施例のフイルタープレスの濾布振
動装置部分の正面図、第2図は同右側面図、第3
図は第2図の要部拡大右側面図、第4図は第1図
の平面図、第5図は第1図−線に沿う断面
図、第6図はフイルタープレス全体の部分切欠き
右側面図である。第7図は第2実施例の濾布振動
装置の正面図、第8図は同右側面図である。第9
図は第3実施例の濾布振動装置の正面図、第10
図は同右側面図、第11図はスライド・シリンダ
のみの拡大正面図である。第12図は第4実施例
の濾布振動装置の正面図、第13図は同右側面図
である。 12……レール、13……濾布振動装置、14
……移動体、16……昇降台、20……バイブレ
ータ取付板、21……コイルばね(振動伝達防止
機構)、22……バイブレータ、23,80,9
0……濾布吊下げ棒捕捉手段、25,87……水
平板、26……上部水平板、27……下部水平
板、50……濾布、51……濾布吊下げ棒。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 濾布吊下げ棒51の上方に前後移動自在に配
    設された移動体14を備えているフイルタープレ
    スにおいて、移動体14に昇降台16が昇降自在
    に設けられ、この昇降台16に振動伝達防止機構
    21を介してバイブレータ取付板20が備えら
    れ、この取付板20にバイブレータ22が取り付
    けられるとともに、同取付板20に吊持棒24を
    介して水平板25,87が取り付けられ、この水
    平板25,87に、濾布吊下げ棒51をつかまえ
    てバイブレータ22からの振動を伝達する濾布吊
    下げ棒捕捉手段23,80,90が取り付けられ
    ている、フイルタープレスにおける濾布振動装
    置。 2 濾布吊下げ棒51の上方に前後移動自在に配
    設された移動体14を備えているフイルタープレ
    スにおいて、移動体14に昇降台16が昇降自在
    に設けられ、この昇降台16に振動伝達防止機構
    21を介して上部水平板26が取り付けられ、こ
    の上部水平板26に吊持棒24を介して下部水平
    板27が取り付けられ、この下部水平板27にバ
    イブレータ22が取り付けられるとともに、同下
    部水平板27に、濾布吊下げ棒51をつかまえて
    バイブレータ22からの振動を伝達する濾布吊下
    げ棒捕捉手段23が取り付けられている、フイル
    タープレスにおける濾布振動装置。
JP60260610A 1985-07-09 1985-11-19 フイルタ−プレスにおける濾布振動装置 Granted JPS62106813A (ja)

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DE8686111819T DE3687113T2 (de) 1985-11-19 1986-08-23 Vibrationsanlage fuer ein filtertuch einer filterpresse.
EP86111819A EP0225972B1 (en) 1985-11-19 1986-08-23 Apparatus for vibrating filter cloth of filter press

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JP15205085 1985-07-09
JP60-152050 1985-07-09

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