JPH0410461B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0410461B2 JPH0410461B2 JP58244898A JP24489883A JPH0410461B2 JP H0410461 B2 JPH0410461 B2 JP H0410461B2 JP 58244898 A JP58244898 A JP 58244898A JP 24489883 A JP24489883 A JP 24489883A JP H0410461 B2 JPH0410461 B2 JP H0410461B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mca
- quality
- hydrogen peroxide
- monochloroacetic acid
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
本発明はモノクロル酢酸(以下、MCAと略
す。)の精製方法に関する。更に、詳しくは、処
理すべきMCA中に過酸化水素を添加することに
よつて、より優れた高品質のMCAを得る方法に
関するものである。 MCAの製法として、一般に酢酸を塩素化する
ことによつて工業的に製造される。この際、常に
副生成物として、多かれ少かれ、ジクロル酢酸等
が生成し、現在、例えば蒸溜、晶析或いは水素添
加等によつて精製され、工業用MCAが必要とす
る品質必要条件に応じている。しかし、これ等精
製方法等によつてお、なお、正体が未だ充分に解
明されない微量の不純物が含まれており、さらに
高品質のMCAの取得問題が残つている。 近年、業界では例えば食品関連等の特殊な用途
に関し、微妙な色相及び加熱(溶解)時、その経
変等と従来になかつた高品質を有するMCAが要
求される様になつて来た。 本発明者らは高品質のMCAを得る方法につい
て検討を重ねた結果、従来法とは全く異る本発明
即ち、モノクロル酢酸を過酸化水素で処理するこ
とにより、さらに高品質のモノクロル酢酸を得る
ことを特徴とするモノクロル酢酸の精製法を見い
出したものである。 この場合、特定の品質−微妙な色相及び加熱
(溶解)時、その経変−を悪化させていた微量の
不純物は恐らく、過酸化水素により酸化分解さ
れ、良質なものに変化するものと推定される。 本発明において処理される対象液は原則的には
製造工程中、どの段階のモノクロル酢酸にも適用
できる。しかし、反応工程より得られる粗MCA
等、不純物の多いMCAに直接適用する場合過酸
化水素の添加量が多くなり、必ずしも、有利でな
い。粗MCAを従来法で精製して得られた精MCA
等、容易に取除ける不純物と分離した純度、約97
%以上のMCAに適用する方が一層効果的である。 本発明において、用いる過酸化水素は通常、20
〜50%の水溶液として市販されるものでよい。過
酸化水素の添加量(純分)はMCA基準として、
約0.05〜1.0重量%である。 なお、これは実用的には処理すべきMCA中の
特定の品質等に悪影響を及ぼすと考えられる不純
物の含有量に見合う数値で充分であるが、実験に
より適宜、決めることが必要である。 本発明における処理温度はMCAの融点以上、
約70〜120℃から選ばれる。通常、処理時間は必
要ならば蒸溜時間も含め、約1〜5時間、程度で
ある。 本発明における特徴を挙げると次の通りであ
る。 (イ) 過酸化水素は処理後水となり、特定品質に影
響を与えない。 (ロ) 過酸化水素は、工業的規模で容易入手するこ
とができる。 (ハ) 処理方法が極めて簡単である。 この様にして本発明によれば、MCAに過酸化
水素を添加することによつて、(イ)、(ロ)、(ハ)の特徴
が発揮されかつ微妙な色相及び加熱(溶解)時、
その経変のない高品質のMCAを得ることができ
る。 以下、実施例により、本発明を更に詳しく説明
する。 なお、品質(色相)の評価は、80%モノクロル
酢酸の水溶液における波長400nmの透過率及び
熱経変(70℃×5H)のそれで実施した。 実施例 1、2 処理液:水素添加後のMCAを蒸溜して得られた
もの(低品質のもの) 撹拌機及び還流器を備えた三角フラスコに、処
理液を投入、さらに、過酸化水素(純度30%)を
MCA基準して純分換算0.05重量%(実施例1)
及び0.1重量%(実施例2)添加し70℃で5時間
処理した。結果を表−1に示す。
す。)の精製方法に関する。更に、詳しくは、処
理すべきMCA中に過酸化水素を添加することに
よつて、より優れた高品質のMCAを得る方法に
関するものである。 MCAの製法として、一般に酢酸を塩素化する
ことによつて工業的に製造される。この際、常に
副生成物として、多かれ少かれ、ジクロル酢酸等
が生成し、現在、例えば蒸溜、晶析或いは水素添
加等によつて精製され、工業用MCAが必要とす
る品質必要条件に応じている。しかし、これ等精
製方法等によつてお、なお、正体が未だ充分に解
明されない微量の不純物が含まれており、さらに
高品質のMCAの取得問題が残つている。 近年、業界では例えば食品関連等の特殊な用途
に関し、微妙な色相及び加熱(溶解)時、その経
変等と従来になかつた高品質を有するMCAが要
求される様になつて来た。 本発明者らは高品質のMCAを得る方法につい
て検討を重ねた結果、従来法とは全く異る本発明
即ち、モノクロル酢酸を過酸化水素で処理するこ
とにより、さらに高品質のモノクロル酢酸を得る
ことを特徴とするモノクロル酢酸の精製法を見い
出したものである。 この場合、特定の品質−微妙な色相及び加熱
(溶解)時、その経変−を悪化させていた微量の
不純物は恐らく、過酸化水素により酸化分解さ
れ、良質なものに変化するものと推定される。 本発明において処理される対象液は原則的には
製造工程中、どの段階のモノクロル酢酸にも適用
できる。しかし、反応工程より得られる粗MCA
等、不純物の多いMCAに直接適用する場合過酸
化水素の添加量が多くなり、必ずしも、有利でな
い。粗MCAを従来法で精製して得られた精MCA
等、容易に取除ける不純物と分離した純度、約97
%以上のMCAに適用する方が一層効果的である。 本発明において、用いる過酸化水素は通常、20
〜50%の水溶液として市販されるものでよい。過
酸化水素の添加量(純分)はMCA基準として、
約0.05〜1.0重量%である。 なお、これは実用的には処理すべきMCA中の
特定の品質等に悪影響を及ぼすと考えられる不純
物の含有量に見合う数値で充分であるが、実験に
より適宜、決めることが必要である。 本発明における処理温度はMCAの融点以上、
約70〜120℃から選ばれる。通常、処理時間は必
要ならば蒸溜時間も含め、約1〜5時間、程度で
ある。 本発明における特徴を挙げると次の通りであ
る。 (イ) 過酸化水素は処理後水となり、特定品質に影
響を与えない。 (ロ) 過酸化水素は、工業的規模で容易入手するこ
とができる。 (ハ) 処理方法が極めて簡単である。 この様にして本発明によれば、MCAに過酸化
水素を添加することによつて、(イ)、(ロ)、(ハ)の特徴
が発揮されかつ微妙な色相及び加熱(溶解)時、
その経変のない高品質のMCAを得ることができ
る。 以下、実施例により、本発明を更に詳しく説明
する。 なお、品質(色相)の評価は、80%モノクロル
酢酸の水溶液における波長400nmの透過率及び
熱経変(70℃×5H)のそれで実施した。 実施例 1、2 処理液:水素添加後のMCAを蒸溜して得られた
もの(低品質のもの) 撹拌機及び還流器を備えた三角フラスコに、処
理液を投入、さらに、過酸化水素(純度30%)を
MCA基準して純分換算0.05重量%(実施例1)
及び0.1重量%(実施例2)添加し70℃で5時間
処理した。結果を表−1に示す。
【表】
実施例3及び比較例
処理液:粗製MCAを水素添加して得られたもの
処理液、上記及び処理時間1Hを変えた以外は
実施例1と同様に処理した。 継いで、得られた処理液は減圧下、連続蒸溜
(オルダーシヨ塔、10段)によつて、後精製した。
結果を表−2に示す。
実施例1と同様に処理した。 継いで、得られた処理液は減圧下、連続蒸溜
(オルダーシヨ塔、10段)によつて、後精製した。
結果を表−2に示す。
Claims (1)
- 1 モノクロル酢酸を過酸化水素で処理すること
により、さらに高品質のモノクロル酢酸を得るこ
とを特徴とするモノクロル酢酸の精製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24489883A JPS60139641A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | モノクロル酢酸の精製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24489883A JPS60139641A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | モノクロル酢酸の精製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60139641A JPS60139641A (ja) | 1985-07-24 |
| JPH0410461B2 true JPH0410461B2 (ja) | 1992-02-25 |
Family
ID=17125616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24489883A Granted JPS60139641A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | モノクロル酢酸の精製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60139641A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB9100216D0 (en) * | 1991-01-05 | 1991-02-20 | Bp Chem Int Ltd | Process |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3450754A (en) * | 1966-12-12 | 1969-06-17 | Us Rubber Co | Purification of formic acid |
| JPS5031130A (ja) * | 1973-07-23 | 1975-03-27 | ||
| JPS5428870A (en) * | 1977-08-08 | 1979-03-03 | Yamasa Shoyu Kk | Production of sweetener extract |
| JPS5640640A (en) * | 1979-09-10 | 1981-04-16 | Toray Ind Inc | Purification of terephthalic acid |
| CA1198575A (en) * | 1981-11-23 | 1985-12-31 | Richard G. Grotyohann | Process for removal of residual organic matter and color from purified phosphoric acid |
-
1983
- 1983-12-27 JP JP24489883A patent/JPS60139641A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60139641A (ja) | 1985-07-24 |
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