JPH04104776U - 車両のボデー構造 - Google Patents
車両のボデー構造Info
- Publication number
- JPH04104776U JPH04104776U JP705491U JP705491U JPH04104776U JP H04104776 U JPH04104776 U JP H04104776U JP 705491 U JP705491 U JP 705491U JP 705491 U JP705491 U JP 705491U JP H04104776 U JPH04104776 U JP H04104776U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner panel
- vehicle
- header inner
- windshield header
- windshield
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 変形後のウインドシールドヘッダインナパネ
ルを所定の変形モードにすることにより乗員頭部位置と
ウインドシールドヘッダインナパネルとの距離が狭まら
ないようにする。 【構成】 ルーフパネル12の前端部の車両下方側に配
置されかつ底壁10A、前部縦壁10B、後部縦壁10
C、前端部10D、後端部10Eとから成るウインドシ
ールドヘッダインナパネル10には、その幅方向両端部
近傍に一対の脆弱部20、22が設けられている。脆弱
部20、22は正方形の板材を一方の対角線で所定角度
折り曲げたように形成され、これらが設けられた位置で
ウインドシールドヘッダインナパネル10は断面変化し
ている。従って、車両の横転時等には、脆弱部20、2
2の稜線を結ぶラインに沿ってウインドシールドヘッダ
インナパネル10が屈曲するので、変形後の変形モード
が一定になり、乗員頭部位置との距離も確保できる。
ルを所定の変形モードにすることにより乗員頭部位置と
ウインドシールドヘッダインナパネルとの距離が狭まら
ないようにする。 【構成】 ルーフパネル12の前端部の車両下方側に配
置されかつ底壁10A、前部縦壁10B、後部縦壁10
C、前端部10D、後端部10Eとから成るウインドシ
ールドヘッダインナパネル10には、その幅方向両端部
近傍に一対の脆弱部20、22が設けられている。脆弱
部20、22は正方形の板材を一方の対角線で所定角度
折り曲げたように形成され、これらが設けられた位置で
ウインドシールドヘッダインナパネル10は断面変化し
ている。従って、車両の横転時等には、脆弱部20、2
2の稜線を結ぶラインに沿ってウインドシールドヘッダ
インナパネル10が屈曲するので、変形後の変形モード
が一定になり、乗員頭部位置との距離も確保できる。
Description
【0001】
本考案は、車室の前端上部に車両幅方向に沿って配置されたウインドシールド
ヘッダインナパネルに適用される車両のボデー構造。
【0002】
車両における車室の前端上部には、車両幅方向に沿って長尺状のウインドシー
ルドヘッダインナパネルが配設されており、ウインドシールドガラスの上端部を
支持している。図7に示されるように、このウインドシールドヘッダインナパネ
ル100は、ルーフパネル102の車両前方側端部の車両室内側に車両幅方向に
沿って配置されている。このウインドシールドヘッダインナパネル100は、車
両前後方向両端部を車両上方へ向けて屈曲させて形成した前部縦壁104及び後
部縦壁106を備えており、この内、前部縦壁104がルーフパネル102の裏
面に固着されている。
【0003】
また、ウインドシールドヘッダインナパネル100の車両幅方向の両端部には
、補強パネル110が固着されている(なお、図7には二点鎖線で片側のみ示さ
れている)。補強パネル110は前述したウインドシールドヘッダインナパネル
100と同様にチャンネル形状とされ、ウインドシールドヘッダインナパネル1
00と連続的に配置されている。この補強パネル110の長手方向の車室外側の
端部は、ルーフパネル102の車両幅方向両側部に車両前後方向に沿って配置さ
れたルーフサイドレール112の車室内側に回り込んで固着されている。なお、
この構造と同種の構造が実開昭62−137775公報に開示されている。
【0004】
しかしながら、この構造によると、図8に示されるようにウインドシールドヘ
ッダインナパネル100の長手直角断面が車両幅方向に沿って均一断面とされて
いるので、剛性も均一になる。従って、例えば車両に上方からの荷重が加わった
際に、ウインドシールドヘッダインナパネル100の変形モードが一定せず、図
9に示されるように、ウインドシールドヘッダインナパネル100の最大変位位
置がA線矢視部分となることもあれば、B線矢視部分となることもある。最大変
位位置がA線矢視部分やB線矢視部分である場合には、ウインドシールドヘッダ
インナパネル100の車室内側面と乗員頭部位置114との間隔が狭まるので、
従来では、車両に上方からの荷重が加わった時においても前記間隔が狭まること
のないようにウインドシールドヘッダインナパネル100の乗員頭部位置114
付近に補強材を追加するとかウインドシールドヘッダインナパネル100の板厚
を厚くするといった対策を施してウインドシールドヘッダインナパネル100の
変位量を抑えていた。
【0005】
上記事実を考慮し、本考案は変形後のウインドシールドヘッダインナパネルを
所定の変形モードにすることにより乗員頭部位置とウインドシールドヘッダイン
ナパネルとの距離が狭まらないようにすることができる車両のボデー構造を得る
ことが目的である。
【0006】
本考案に係る車両のボデー構造は、車室の前端上部に車両幅方向に沿って配置
されたウインドシールドヘッダインナパネルと、このウインドシールドヘッダイ
ンナパネルの車両幅方向に沿った所定の位置に設けられた脆弱部と、を有するこ
とを特徴としている。
【0007】
上記構成によれば、ウインドシールドヘッダインナパネルにはその車両幅方向
に沿った所定の位置に脆弱部が設けられているので、本考案に係る車両のボデー
構造が適用された車両に上方からの荷重が加わった場合等に、この荷重は脆弱部
に集中して先ずこの脆弱部においてウインドシールドヘッダインナパネルを変形
させる。従って、この脆弱部によって、変形後のウインドシールドヘッダインナ
パネルは所定の変形モードで変形することになる。ここで、一例として、脆弱部
をウインドシールドヘッダインナパネルの車両幅方向両端部に設けておけば、こ
の部位での変位量が大きくなるので、シートに着座する乗員の頭部位置と変形後
のウインドシールドヘッダインナパネルとの間隔が狭まることがなくなる。
【0008】
図3には本考案に係るボデー構造が適用された車体の一部、すなわちウインド
シールドヘッダインナパネル10を中心とした部分が示されている。なお、本図
等において適宜示される矢印FRは車両前方側、矢印UPは車両上方側、矢印I
Nは車両室内側をそれぞれ示している。
【0009】
ルーフパネル12(図3においては、車両幅方向中間部まで図示している)の
車両前方側には図示しないフロントシールドガラスが取付けられており、またル
ーフパネル12の車両幅方向両端部の車両下方側の面には、ルーフサイドレール
14が配置されている。ルーフサイドレール14は、多段階に屈曲されて長手直
角断面が略半円形状とされたルーフサイドレールアウタパネル16と、幅方向両
端部が互いに離反する方向へ屈曲されて略皿状とされたルーフサイドレールイン
ナパネル17と、ルーフサイドレールアウタパネル16とルーフサイドレールイ
ンナパネル17とによって形成される閉断面を分割するように挟設されたリイン
フォース(図示省略)と、を備えており、これら三部材を一体に溶着することに
より構成されている。このルーフサイドレールアウタパネル16の車両上方側の
面に前記ルーフパネル12の車両幅方向端部が溶着されている。
【0010】
このルーフパネル12の車両前方側端部の車両下方側には、ウインドシールド
ヘッダインナパネル10が配置されている。図1にも示されるように、ウインド
シールドヘッダインナパネル10は、底壁10Aを有し、この底壁10Aの車両
前後方向両端部が車両上方側へ向けて屈曲されて設けられた前部縦壁10B及び
後部縦壁10Cを備えている。また、前部縦壁10B、後部縦壁10Cの車両上
方側端部は互いに離反する方向(車両前後方向)へ向けて更に屈曲されて前端部
10D及び後端部10Eとされている。ウインドシールドヘッダインナパネル1
0は車両幅方向を長手方向として配置されており、その長手直角断面が略皿状と
されている。
【0011】
ウインドシールドヘッダインナパネル10の前端部10Dは、ルーフパネル1
2の車両前方側端部の車両下方側の面に溶着されている(図2参照)。また、ウ
インドシールドヘッダインナパネル10の車両幅方向端縁とルーフサイドレール
14との間にはヘッダリインフォース18が架け渡されて互いに溶着されて補強
されている。
【0012】
さて、図1及び図2に示されるように、このように構成されたウインドシール
ドヘッダインナパネル10には、その長手方向両端部近傍でかつヘッダリインフ
ォース18から若干離間した位置(この位置が所定の位置である)に各々一対の
脆弱部20、22(合計4箇所)が設けられている。車両後方側に位置している
脆弱部22は後部縦壁10Cと底壁10Aとの屈曲ライン上に設けられ、この屈
曲ラインを車両室内側から車両室外側へ向けて斜めに打ち出し成形することによ
り、正方形の板材を一方の対角線で所定角度折り曲げたように形成されている。
なお、他の脆弱部20についても同様に構成されているので、その説明は省略す
る。
【0013】
また、一対の脆弱部20、22の稜線を結ぶラインは直線とされ、この直線は
車両前後方向と一致している。稜線を結ぶラインに沿って切断した状態を示して
いる図2からも判るように、脆弱部20、22が設けられた部位でウインドシー
ルドヘッダインナパネル10は長手直角断面の形状が変化しており、ルーフパネ
ル12とによって囲まれた断面積もウインドシールドヘッダインナパネル10の
一般面における断面積に比し減少している。
【0014】
以下に、車両に上方からの荷重が加わった場合を想定して本実施例の作用を説
明する。
【0015】
車両に上方からの荷重が加わった場合、この荷重はルーフパネル12とルーフ
サイドレール14との接合部付近に集中して車両略幅方向へ加わる。そして、こ
の荷重はルーフサイドレール14を介してウインドシールドヘッダインナパネル
10にその長手方向に沿って伝達される。ここで、本実施例では、ウインドシー
ルドヘッダインナパネル10の車両幅方向両端部近傍に一対の脆弱部20、22
がそれぞれ設けられているので、前記荷重作用時に最初に荷重が加わる側の脆弱
部20、22がこれらの稜線に沿って屈曲すると共にこの荷重をある程度吸収す
る。この結果、変形後のウインドシールドヘッダインナパネル10の変形モード
は、図4に示されるようになり、最大変位位置である矢印C線矢視部分(脆弱部
20、22が設けられている部位)と乗員頭部位置24との間隔を広く確保する
ことができる。従って、前記荷重作用時においてウインドシールドヘッダインナ
パネル10が変形しても、乗員の安全性を確保することができる。なお、図4に
は変形前のウインドシールドヘッダインナパネル10は実線で、変形後のウイン
ドシールドヘッダインナパネル10は破線で各々示されている。
【0016】
また、従来のようにウインドシールドヘッダインナパネル100の変位量を抑
えるための補強材等が不要となるので、部品点数の削減を図ることができると共
に車両の重量低減に資することができる。さらに、コストダウンにも繋がる。
【0017】
なお、本実施例では、正方形の板材をその対角線で所定角度折り曲げたように
形成された脆弱部20、22を用いたが、これに限らず車両の前記荷重作用時等
の荷重によって確実にその部位で変形して変形後のウインドシールドヘッダイン
ナパネル10の変形モードが一定になるような構成であればすべて適用すること
ができる。
【0018】
例えば、図5、図6に示されるように、車種によっては、ウインドシールドヘ
ッダインナパネル26の底壁部26Aに車両上方側へ向けて凸状とされた略直方
体形状の膨出部28が設けられており、この膨出部28の車室外側の端部付近に
一対の凸部30、32を形成する構成であってもよい。凸部30、32は膨出部
28の車両上方側の面と同一平面状に連続して位置する矩形面部30A、32A
とこの矩形面部30A、32Aの幅方向両端部から屈曲垂下された両側部30B
、32Bとから成る。なお、これらの凸部30、32が設けられている位置は、
前述した脆弱部20、22と同一である。この構成によっても、凸部30、32
が設けられた部位でウインドシールドヘッダインナパネル10の断面形状が変化
しているので、変形後のウインドシールドヘッダインナパネル26の変形モード
は図4に示された場合と同様になり、最大変位位置と乗員頭部位置24との間隔
は広く確保される。
【0019】
また、ウインドシールドヘッダインナパネル10、26に脆弱部20、22及
び凸部30、32を設ける代わりに、切欠き、薄肉部、小孔、スリット等を設け
ても、同様の効果が得られる。
【0020】
さらに、本実施例及び変形例では、一対の脆弱部20、22及び一対の凸部3
0、32は車両前後方向に沿った同一直線上に設けられているが、車種に応じて
脆弱部20、22のいずれか一方、凸部30、32のいずれか一方を車室外側ま
たは車室内側にずらして設けてもよい。
【0021】
以上説明したように本考案に係る車両のボデー構造は、変形後のウインドシー
ルドヘッダインナパネルを所定の変形モードにすることにより乗員頭部位置とウ
インドシールドヘッダインナパネルとの距離が狭まらないようにすることができ
るという優れた効果を有する。
【図1】図1は本実施例に係る脆弱部が設けられたウイ
ンドシールドヘッダインナパネルを示す斜視図である。
ンドシールドヘッダインナパネルを示す斜視図である。
【図2】図2は図1の2−2線断面図にルーフパネルを
二点鎖線で付加した状態を示す車両側方から見た断面図
である。
二点鎖線で付加した状態を示す車両側方から見た断面図
である。
【図3】図3は図1のウインドシールドヘッダインナパ
ネルを備えた車両の一部を示す概略斜視図である。
ネルを備えた車両の一部を示す概略斜視図である。
【図4】図4は図1のウインドシールドヘッダインナパ
ネルの変形後の変形モードを示す説明図である。
ネルの変形後の変形モードを示す説明図である。
【図5】図1の脆弱部の変形例が適用されたウインドシ
ールドヘッダインナパネルを示す斜視図である。
ールドヘッダインナパネルを示す斜視図である。
【図6】図6は図5の6−6線断面図にルーフパネルを
二点鎖線で付加した状態を示す車両側方から見た断面図
である。
二点鎖線で付加した状態を示す車両側方から見た断面図
である。
【図7】図7は従来例に係り、ウインドシールドヘッダ
インナパネル及びその周辺部を示す車両の一部概略斜視
図である。
インナパネル及びその周辺部を示す車両の一部概略斜視
図である。
【図8】図8は図7のウインドシールドヘッダインナパ
ネルとルーフパネルとを車両前後方向に沿って切断した
状態を示す断面図である。
ネルとルーフパネルとを車両前後方向に沿って切断した
状態を示す断面図である。
【図9】図9は図7のウインドシールドヘッダインナパ
ネルの変形後のウインドシールドヘッダインナパネルの
変形モードを示す説明図である。
ネルの変形後のウインドシールドヘッダインナパネルの
変形モードを示す説明図である。
10、26 ウインドシールドヘッダインナパネル
20、22 脆弱部
30、32 凸部
Claims (1)
- 【請求項1】 車室の前端上部に車両幅方向に沿って配
置されたウインドシールドヘッダインナパネルと、この
ウインドシールドヘッダインナパネルの車両幅方向に沿
った所定の位置に設けられた脆弱部と、を有することを
特徴とする車両のボデー構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP705491U JPH04104776U (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 車両のボデー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP705491U JPH04104776U (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 車両のボデー構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04104776U true JPH04104776U (ja) | 1992-09-09 |
Family
ID=31738665
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP705491U Pending JPH04104776U (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 車両のボデー構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04104776U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014162297A (ja) * | 2013-02-22 | 2014-09-08 | Suzuki Motor Corp | ルーフフロントインナパネルの構造 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01247284A (ja) * | 1988-03-30 | 1989-10-03 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車の車体構造 |
-
1991
- 1991-02-19 JP JP705491U patent/JPH04104776U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01247284A (ja) * | 1988-03-30 | 1989-10-03 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車の車体構造 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014162297A (ja) * | 2013-02-22 | 2014-09-08 | Suzuki Motor Corp | ルーフフロントインナパネルの構造 |
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