JPH04107584U - 流量制御弁 - Google Patents
流量制御弁Info
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- JPH04107584U JPH04107584U JP2349091U JP2349091U JPH04107584U JP H04107584 U JPH04107584 U JP H04107584U JP 2349091 U JP2349091 U JP 2349091U JP 2349091 U JP2349091 U JP 2349091U JP H04107584 U JPH04107584 U JP H04107584U
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- Sliding Valves (AREA)
- Safety Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スプール弁の偏心の発生を防止し、スプール
弁の摺動による偏摩耗を低減する。 【構成】 圧力室27に面ずるスプール弁22の先端に
凹部33を形成し、この凹部33内とスプ−ル弁22の
外周部とを貫通する通孔36を設けて、これら凹部33
とを通孔36とによって、ドレ−ン通路を形成し、スプ
−ル弁先端外周を常時スプール弁22の壁に当接差せて
サイドフォース受け部221を形成した。
弁の摺動による偏摩耗を低減する。 【構成】 圧力室27に面ずるスプール弁22の先端に
凹部33を形成し、この凹部33内とスプ−ル弁22の
外周部とを貫通する通孔36を設けて、これら凹部33
とを通孔36とによって、ドレ−ン通路を形成し、スプ
−ル弁先端外周を常時スプール弁22の壁に当接差せて
サイドフォース受け部221を形成した。
Description
【0001】
本考案は、流量制御弁に係り、特に自動車用パワーステアリング装置等アクチ
ュエータに供給される作動油の流量を適正に調整して操舵性を向上できるように
した流量制御弁に関する。
【0002】
一般に自動車用パワーステアリング装置では、車両の停止時及び低速走行時に
は十分な操舵力を助勢する必要があるが、高速走行時には操舵助勢力は必要とし
ない。従ってエンジンの回転速度に比例して増大するポンプ出力により、作動油
をそのままパワーステアリング装置に適用することは好ましくない。
【0003】
このため従来からパワーステアリング装置には、作動油の流量をエンジン回転
数に応じて制御する流量制御弁が用いられており、種々の提案がなされている。
【0004】
図3に従来のこの種の流量制御弁の一例を示す。図において、図示しない油圧
ポンプのハウジング1には筒体状のスプール室2が形成されており、一端2aは
図示しないパワーステアリング装置に接続され、他端2bは閉塞されている。ス
プール室2には、油圧ポンプから送られてくる高圧流体である作動油を内部に供
給する流入ポート3と、前記作動油を必要流量だけ一端2a側に導くために、作
動油の一部を外部に排出するドレーンポート4とが接続されている。また流入ポ
ート3より一端2a側のスプール室2の内周にはオリフィス5が設けられており
、ドレーンポート4は流入ポート3に対してオリフィス5の反対側に開口してい
る。
【0005】
一方、スプール室2内にはその内周面に摺接して軸方向に移動可能な弁体であ
るスプール弁6が設けられており、スプール弁6の軸方向の移動によりその外周
がドレーンポート4の入口を閉塞する面積を調整するようになっている。また、
スプール弁6とスプール室2の閉塞端2bとの間にはスプリング7が張架されて
おり、スプール弁6をオリフィス5側に付勢している。さらに、スプール弁6と
閉塞端2bとの間のスプール室2に形成される背圧室8と、オリフィス5の下流
側のスプール室2とは連通路9で連通されている。そしてオリフィス5とスプー
ル弁6との間のスプール室2に形成される高圧室10内の流体圧と、背圧室8内
の流体圧にスプリング7の付勢力を加えた圧力とが釣り合うように、スプール弁
6の先端部とドレーンポート4との位置関係で、ドレーンポート4の入口の開孔
面積を調整するようになっている。
【0006】
また、スプール室2の内周のドレーンポート4に対向する位置には、スプール
室2と同形状の凹部11が設けられており、スプール室2からドレーンポート4
へ高圧流体が流れるときに発生する流体音を減少させるようになっている。そし
て、高圧流体は凹部11を通ってもドレーンポート4内に流入する。
【0007】
しかしながら、上記のように構成された従来の流量制御弁にあっては、高圧室
10から直接ドレーンポート4内に高圧流体が流入するときの流路抵抗と、高圧
室10から凹部11を経由してドレーンポート4内に流入するときの流路抵抗を
比較すると、後者の方が大きい。この結果、スプール弁6の外周面に加わる流体
圧がドレーンポート4側と凹部11側との間に差が生じ、スプール弁6は矢印A
で示すようなサイドフォームがかかってドレーンポート4側に押される。スプー
ル弁6がサイドフォースによりドレーンポート4側に押されるとスプール弁の後
端部(背圧室8側)はスプール室2に摺接するもスプール弁6の先端(高圧室1
0側)がドレーンポート4の入口開孔部に位置して所謂片持ち支持となってスプ
ール弁6の中心軸がスプール室2の中心軸に対して変位し、スプール弁6の両端
面外周がスプール室2の内周に対して押圧され、スプール室2及びスプール弁6
が偏摩耗するという問題があった。
【0008】
本考案は、上記の点に鑑みてなされたものであり、流体圧の差によるスプール
弁の偏心の発生を防止し、スプール室及びスプール弁の摺動による偏摩耗を低減
することのできる流量制御弁を提供することを目的とする。
【0009】
上記目的を達成するために、本考案は、スプール室内に摺動自在に収容された
スプ−ル弁の作動に応じて、ポンプから圧力室に導入された作動油の一部を導入
量の変化に対応してドレンポ−トから排出し、アクチュエ−タにに供給する流量
を制御する流量制御弁において、前記圧力室に面するスプ−ル弁の先端に凹部を
形成し、該凹部内とスプ−ル弁外周部とを貫通する通孔を設けて、これら凹部と
通孔とによってド−レン通路を形成し、前記スプ−ル弁先端外周を常時スプ−ル
室壁に当接させてサイドフォ−ス受け部を形成したことを特徴とするものである
。
【0010】
上記の構成によると、スプール弁先端に形成されたサイドフォース受け部が常
にスプール室の内壁に摺接することとなり、この結果スプール弁は、後端部と共
に、先端部もスプール室内壁に支持される両持ち支持となり、サイドフォースが
かかっても、偏心することはない。
【0011】
以下、本考案に係る流量制御弁の一実施例を図面を参照して説明する。
【0012】
図1及び図2に本考案の一実施例を示す。ここで図1は流量制御前、図2は流
量制御後をそれぞれ示す縦断面図である。
【0013】
上記流量制御弁は図示しない油圧ポンプのハウジング21に取付けられる。こ
のハウジング21にはスプール弁22が嵌挿されるスプール室23が形成され、
このスプール室23の開口端にはコネクタ24が螺着されている。
【0014】
上記コネクタ24には中心穴25が形成され、この中心穴25には図示しない
パワーステアリング装置等のアクチュエータに達する吐出油路26の一部を構成
している。
【0015】
スプール室23のコネクタ24とスプール弁22との間には圧力室27が形成
され、また同スプール室23の内壁面には、ポンプの吸入室に連通するドレーン
ポート28が開口しており、このドレーンポート28は、スプール弁22の摺動
移動により圧力室27への開口量を増減する。
【0016】
また、上記スプール室23の圧力室27よりも開口端側には、油の導入部29
が形成されており、この油の導入部29には図外のポンプからの吐出油が供給油
路30を介して導かれる。
【0017】
スプール弁22は、一端が圧力室27と対向し、他端が背圧室31と対向して
おり、しかも背圧室31内に設けたばね32のばね力によって圧力室27方向に
付勢されている。また、スプール弁22の先端には凹部33が形成されており、
この凹部33と隔壁34を隔ててリリーフ弁室35が形成されている。さらにス
プール弁22の先端外周には、環状溝36が設けられており、この環状溝36は
通孔36aを介して、凹部33に連通し、これら環状溝36、通孔36aおよび
凹部33によってド−レン通路を形成している。そして、スプ−ル弁22の先端
外周は、流量制御前(図1の状態)はもちろん、流量制御後(図2の状態)でも
、常時スプ−ル室23の室壁に当接するように背圧室31側の後端部22aと同
一径となるサイドフォ−ス受け部221が形成されることとなる。また、スプ−
ル弁22の中間部外周には、環状溝37が設けられており、この環状溝37は、
通孔37aを介してド−レンポ−ト28に通ずるリリ−フ弁室35に連通してリ
−ク路を形成している。
【0018】
なお上記背圧室31と吐出油路26とは連通路38を介して接続されている。
39はリリーフ弁であり、吐出油路26内の油圧が所定値以上に上昇した場合に
開弁動作し、連通路38、背圧室31およびリーク路37を介してドレーンポー
ト路28に高圧を逃すようになっている。
【0019】
一方、上記コネクタ24の中心穴25には、圧力室27の圧力制御を行なう中
空状のサブスプール弁40がスプリング41を介して摺動可能に嵌挿されており
、上記サブスプール弁40の圧力室27側がコネクタ24の開口端部に取付けた
ストッパプレート42によって規制されている。
【0020】
また、上記コネクタ24に嵌挿したサブスプール弁40とスプール弁22との
間には、コネクタ24と別体に形成されると共に、サブスプール弁40の一端が
摺動可能に嵌挿されたオリフィスプレート43が圧力室27と油の導入部29と
を画成するように設置されており、このオリフィスプレート43のオリフィス4
3aによって圧力室27と油の導入部29とが連通されている。
【0021】
次いで、このように構成された実施例の作用を説明する。
【0022】
まず、油圧ポンプが低回転域にあり、吐出量が所定量以下では、油の導入部2
9へ導かれた吐出量の全量がオリフィスプレート43のオリフィス43aから圧
力室27、サブスプール弁40内を通り、吐出油路26を介して図外のアクチュ
エータに導かれる。この場合、メインスプール弁22の前後の圧力差は比較的小
さいために、メインスプール弁22は摺動せず、図1に示すようにバイパス路2
8が開かない。すなわち、低回転域では吐出油路26への油の供給量が油圧ポン
プ回転数に応じて増加し、この結果、操舵力の軽減がパワーステアリングアクチ
ュエータの作動により十分に達成される。
【0023】
次に、油圧ポンプ回転数が増加し、圧力室27内の圧力が高まり、スプール弁
22前後の差圧が大きくなると、図2に示すようにスプール弁22のドレ−ン通
路がバイパス路28への開口量を増加させ、圧力室27に導入された油の一部を
バイパス路28を介してポンプ吸入側へ戻す。又、ポンプ吐出量が所定量をこえ
ると、オリフィス43a前後の差圧が大きくなり、サブスプール弁40をスプリ
ング41に抗して図の左方へ移動させ、サブスプール弁40の吐出油路26側の
先端形状により流量を絞り込むことになり、このため圧力質27と背圧室31と
の差圧は更に大きくなってメインスプール弁22が更にドレ−ン量を増大させる
ように移動する。
【0024】
この結果、吐出油路25よりアクチュエータへの油量は漸減し、一定の流量と
なる。
【0025】
本実施例によれば、油圧ポンプの低回転域ではポンプ吐出油の全量が吐出油路
26に導かれ、所定回転数以上では流量を制限する。従って、車両の低速走行時
には十分な操舵助勢力が得られるとともに、高速走行時には操舵安定性を確保す
ることができる。
【0026】
また、メインスプール弁22の先端部および中間周壁部がサイドフォース受け
部221によってスプール室23の内壁に摺接支持され、その後端部22dとと
もに、両持ち支持となってスプール室23の内壁に支持されることとなり、スプ
ール弁22に軸直角方向のサイドフォースが作用しても偏心することはない。従
ってスプール弁22及びスプール室23の両端の偏摩耗を低減することができる
。
【0027】
以上説明したように、本考案によれば、スプール弁の圧力室側先端に凹部を形
成し、該凹部内とスプ−ル弁外周部とを貫通する通孔を設けて、これら凹部と通
孔とによってドレ−ン通路を形成し、スプ−ル弁先端外周を常時スプ−ル室壁に
当接させて、サイドフォース受け部を形成したので、スプール弁は常に背圧室側
後端部と共に両持ち支持となり、この結果スプール弁に軸直角方向のサイドフォ
ースが作用しても偏心することはなく、スプール弁及びスプール室の摩耗を低減
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る流量制御弁の一実施例の流量制御
前の状態を示す縦断面図。
前の状態を示す縦断面図。
【図2】同じく流量制御後の状態を示す縦断面図。
【図3】従来の流量制御弁の一例を示す縦断面図。
22 スプール弁
23 スプール室
27 圧力室
28 ドレーンポート
33 凹部(ドレ−ン通路)
36 通孔(ドレ−ン通路)
Claims (1)
- 【請求項1】 スプール室内に摺動自在に収容されたス
プ−ル弁の作動に応じて、ポンプから圧力室に導入され
た作動油の一部を導入量の変化に対応してドレンポ−ト
から排出し、アクチュエ−タに供給する流量を制御する
流量制御弁において、前記圧力室に面するスプ−ル弁の
先端に凹部を形成し、該凹部内とスプ−ル弁外周部とを
貫通する通孔を設けて、これら凹部と通孔とによってド
−レン通路を形成し、前記スプ−ル弁先端外周を常時ス
プ−ル室壁に当接させてサイドフォ−ス受け部を形成し
たことを特徴とする流量制御弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2349091U JP2562479Y2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 流量制御弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2349091U JP2562479Y2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 流量制御弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04107584U true JPH04107584U (ja) | 1992-09-17 |
| JP2562479Y2 JP2562479Y2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=31908693
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2349091U Expired - Lifetime JP2562479Y2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 流量制御弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2562479Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011017381A (ja) * | 2009-07-08 | 2011-01-27 | Aisin Aw Co Ltd | ソレノイドバルブ |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP2349091U patent/JP2562479Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011017381A (ja) * | 2009-07-08 | 2011-01-27 | Aisin Aw Co Ltd | ソレノイドバルブ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2562479Y2 (ja) | 1998-02-10 |
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