JPH04116571U - 自動車用バツクドアのクロージヤ装置 - Google Patents

自動車用バツクドアのクロージヤ装置

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JPH04116571U
JPH04116571U JP1991020093U JP2009391U JPH04116571U JP H04116571 U JPH04116571 U JP H04116571U JP 1991020093 U JP1991020093 U JP 1991020093U JP 2009391 U JP2009391 U JP 2009391U JP H04116571 U JPH04116571 U JP H04116571U
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祐一 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】使い勝手を良くし、安全性を向上する。 【構成】引込み機構50をトグル機構にして、ラッチ部
材60が下降位置に引き下げられる直前で、入力リンク
51と出力リンク52とを一直線になるようにして、ス
トライカ12を引き込むようにしたので、シール反力が
最も大きくなるときに、入力リンク51の回転を減速し
たりすることなく、引込み機構50の出力が最大になっ
て、ストライカ12を容易に引き込むことができ、迅速
にバックドア10を閉じることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、バックドアとドア開口の周縁部との一方にストライカが固設され、 バックドアとドア開口の周縁部との他方にストライカに係脱する係止部材が設け られており、動力により前記係止部材を介して前記ストライカを引き込んで前記 バックドアを閉めるようにした自動車用バックドアのクロージャ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動車用バックドアのクロージャ装置としては、例えば、特開昭62− 244988号公報に開示されたごとく、バックドア側にストライカが固設され 、ストライカを引き下げる引込み機構がドア開口の周縁部に配され、引込み機構 はストライカの真下に上下方向に延設されるスクリュー部材を有し、スクリュー 部材が駆動モータによって回転すると、スクリュー部材に螺合するナット部材が ガイドレールにより下方へ案内移動し、ナット部材に連結したラッチ部材が下降 して、ラッチ部材が掛止したストライカが引き下げられ、バックドアが閉じられ るものがある。
【0003】 前記駆動モータの出力は、ウエザーストリップなどの反力の最大値より大きく する必要があり、駆動モータの最大出力に基づいてスクリュー部材のピッチなど を設定すると、ナット部材の昇降時の速さは、常に最大出力状態のものであり、 減速比が大きくなり、その速さは約8mm/sであって、駆動モータが始動して から停止しストライカを完全に引き下げてバックドアが閉まるまでに約2秒の時 間を要する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の自動車用バックドアのクロージャ装置では、 バックドアを完全に閉めるまでに要する2秒の間隔を使用者が長く感じたり、そ の2秒の間隔が必要以上に長いため、例えば、使用者が不注意から、バックドア と開口周縁部との間に指を入れてしまって挟まれる場合があって、指を入れない よう危険防止手段を施すとコストが嵩む要因になり、また、キー操作で開けると きにも約2秒間待たされ、使い勝手がよくないという問題点があった。
【0005】 本考案は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、使い勝手がよ く、コストが嵩むことがない自動車用バックドアのクロージャ装置を提供するこ とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するための要旨とするところは、 バックドアとドア開口の周縁部との一方にストライカが固設され、バックドア とドア開口の周縁部との他方にストライカに係脱する係止部材が設けられており 、動力により前記係止部材を介して前記ストライカを引き込んで前記バックドア を閉めるようにした自動車用バックドアのクロージャ装置において、 前記バックドアとドア開口の周縁部との他方に固設され、前記係止部材を上昇 位置と下降位置とに昇降するように案内するガイド部を有する支持ベースと、 該支持ベースに装着される駆動モータと、 前記支持ベースに装着され、前記係止部材を前記上昇位置と前記下降位置との 一方から他方の位置に移動させて前記ストライカを引きつける引込み機構とを備 え、 前記引込み機構は、トグル機構であって、前記駆動モータにより回動する入力 リンクと、前記係止部材側にその一端部が連結される出力リンクとを有し、スト ライカを最も引きつける直前で、前記入力リンクと前記出力リンクとが一直線上 になって、前記係止部材側の出力が増大するように、前記入力リンクの先端部と 前記出力リンクの他端部とを連結したことを特徴とする自動車用バックドアのク ロージャ装置に存する。
【0007】
【作用】
バックドアが開いているとき、係止部材は上昇位置にあってストライカに掛止 すべく待機している。
【0008】 バックドアを閉じていって、例えば、バックドア側のストライカに、上昇位置 にある係止部材が掛止すると、駆動モータが始動し、引込み機構が作動して、入 力リンクが回動する。
【0009】 入力リンクが回動すると、出力リンクを介して、例えば係止部材側がガイド部 に案内されて引き下げられていく。このとき、シール反力は比較的小さく、小さ な力でストライカを引き込むことができる。
【0010】 そして、係止部材が下降位置に近づくにしたがってシール反力が増大していき 、係止部材が下降位置になると、シール反力が最大になるが、このとき、入力リ ンクと出力リンクとが一直線になって、係止部材側に大きなモーメントが生じ、 大きな力でストライカを引き下げることができ、それにより、バックドアを閉じ ることができる。バックドアが閉じられると、駆動モータが回転停止する。
【0011】 すなわち、大きな引込み力を必要とするときに、わざわざ減速する必要がなく 、駆動モータが始動してから停止するまで、入力リンクを比較的速い一定の速度 で回動することができるので、バックドアを迅速に閉じることができる。
【0012】
【実施例】
以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明する。 各図は本考案の一実施例を示している。 図2および図3に示すように、バックドア10の後縁中央部にはストライカ1 2が固設されている。ドア開口14の周縁には図示省略したウエザーストリップ が装着され、また、ドア開口14の後縁部16には、ストライカ12に対応して 、クロージャ装置20aが装着されている。
【0013】 クロージャ装置20aはドア開口14の後縁部16のインナーパネル17に固 設される支持ベース20と、支持ベース20に車体前後方向で重畳するように配 設されるモータベース30と、支持ベース20とモータベース30との間に形成 した収納空間30aに介装されるラッチベース40とが備えられている。
【0014】 図1、図6および図9に示すように、支持ベース20は両側方向の中央部にス トライカ案内溝21が上縁部から下方へ切り込まれており、両側方向の一端部に はキー操作による解錠操作機構25が装着され、両側方向の他端部にはラッチベ ース40用の引込み機構50が装着されている。
【0015】 解錠操作機構25は、支持ベース20に揺動可能に枢着されるべルクランク部 材26を有し、べルクランク部材26の一端部には長孔27が穿設され、長孔2 7には移動可能に連結ロッド27aが嵌合し、連結ロッド27aの他端部が図示 省略したキーシリンダ側のリンク部材28に連結されている。べルクランク部材 26の他端部には連接ロッド29の一端部が回動可能に連結され、連接ロッド2 9の他端部が支持ベース20の中央部に延ばされている。
【0016】 べルクランク部材26の他端部には被検知用の突起26aが形成され、モータ ベース30には被検知用の突起26aの動きを検出するリミットスイッチ34が 設けられている。
【0017】 引込み機構50はトグル機構で、円板状の入力リンク51と入力リンク51の 周縁部にピン部材51aで連結される出力リンク52とを有している。出力リン ク52の先端部には出力ピン53が植設され、出力ピン53が、支持ベース20 に穿設したガイド部である案内溝23に上下移動可能に嵌合している。出力ピン 53には摺動部材53aが回動可能に連結され、案内溝23の溝周縁にはガイド 用のフランジ23aが形成され、ガイド用のフランジ23aには摺動部材53a が上下方向に案内移動可能に外嵌している。出力ピン53の先端部がラッチベー ス40の他端部に固結されている。
【0018】 図1、図4、図5および図7に示すように、支持ベース20の周縁部には収納 空間30aを形成するための段部ピン31が植設され、段部ピン31がモータベ ース30に突き当てられ、カシメにより固結されている。モータベース30の前 面側には駆動モータ35が装着され、駆動モータ35はモータ軸35aを両側方 向に延ばした横置きにされている。駆動モータ35には減速機構36が付設され 、駆動モータ35に減速機構36を介して連動する出力軸37が前方へ突出して いる。出力軸37の先端部には伝達ピン37aが植設されている。
【0019】 モータベース30の両側方向の他端部には、出力軸37が挿通する大円形の挿 通孔32が穿設され、出力軸37の基端側には被検知用の円板38が固設され、 出力軸37の先端側に中継部材を介して入力軸57が連結されている。入力軸5 7が入力リンク51に固結されている。被検知用の円板38の円周には出力軸3 7の軸心を同心とする大径の大円弧部38aと小径の小円弧部38bとが連続し て形成されている。
【0020】 前記中継部材が強制解錠部材39になっている。強制解錠部材39は出力軸3 7の軸心を同心とする解錠用の円弧部39aと、伝達ピン37aが嵌合して入力 軸57が出力軸37に一体的に回転可能にするようにした嵌合フランジ39bと が形成されている。
【0021】 モータベース30には、被検知用の円板38の動きを検出するリミットスイッ チ33が装着されている。リミットスイッチ33からハーネス33aが延ばされ 、同じく、リミットスイッチ34からハーネス34aが延ばされている。ハーネ ス33a,34aはたるみをもたせることなくモータベース30にクリップ33 bで固定されている。
【0022】 図1および図8に示すように、支持ベース20の一端部に枢軸41により上昇 位置と下降位置とに揺動可能にラッチベース40が支持されている。ラッチベー ス40の他端部には当接用突起48が形成されている。支持ベース20の他端部 には、上昇位置と下降位置とで当接用突起48にそれぞれ当接されるストッパフ ランジ29a,29bが形成されている。ストッパフランジ29a,29bには ダンパ部材29cが嵌着されている。
【0023】 ラッチベース40の中央部には、ストライカ用の溝42が形成され、ストライ カ用の溝42を後方から覆うようにダンパ用の保持ブラケット43が固設されて いる。保持ブラケット43の中央部には収容部44が形成され、収容部44には 固定ダンパ45と上下移動可能に支持される移動ダンパ46とが収納されている 。移動ダンパ46はばね部材47により上方に付勢されている。保持ブラケット 43には両側方向にフランジ43a,43bが延ばされている。
【0024】 ラッチベース40の他端部には逃げ孔49が穿設され、逃げ孔49には入力軸 57が相対的に上下移動可能に貫通している。
【0025】 フランジ43aとラッチベース40との間に係止部材であるラッチ部材60が 挟まれ、枢軸61によりストライカ12に係合する係合位置とストライカ12か ら外れる非係合位置とに揺動可能に枢支されている。ストライカ用の溝42を中 心にしてラッチ部材60と反対側にはロッキングプレート70が配され、ロッキ ングプレート70が枢軸71によりラッチ部材60を係合位置に拘束する施錠姿 勢とラッチ部材60を蹴りあげて強制的に非係合位置である解錠姿勢とに揺動可 能に枢支されている。
【0026】 ラッチ部材60はばね部材62により反時計方向すなわち非係合位置に揺動す る方向に付勢されている。ロッキングプレート70はばね部材72により時計方 向すなわち施錠姿勢に揺動する方向に付勢されている。ロッキングプレート70 にはラッチ部材60を係合位置に拘束するための拘束爪73が形成されるととも に、ラッチ部材60を蹴り上げるための蹴上げ突起74が形成されている。ロッ キングプレート70の下端部75には解錠用の連接ロッド29が連結されている 。
【0027】 ロッキングプレート70には、解錠姿勢に揺動すべく強制解錠部材39に当て られる被当接突起76が側方へ延設されている。
【0028】 次に作用を説明する。
【0029】 図9に示すように、バックドア10側のストライカ12がストライカ案内溝2 1に挿入されないときには、ラッチ部材60は非係合位置にあって、ロッキング プレート70はラッチ部材60のあご部65に当たっていて解錠姿勢にある。ま た、引込み機構50の出力ピン53は上死点にあって、ラッチベース40は上昇 位置にある。さらに、解錠操作機構25の被検知用の突起26aはリミットスイ ッチ34の接片を押し込んでいないが、被検知用の円板38の大円弧部38aは リミットスイッチ33の接片を押し込んでいる。
【0030】 図10に示すように、バックドア10を閉じていき、ストライカ12がストラ イカ案内溝21に案内されて下方に移動して、ラッチ部材60のあご部65をば ね部材62の不勢力に抗して係合位置に押し込む。前後して、ロッキングプレー ト70がばね部材72の付勢力により揺動し、拘束爪73があご部65に掛止し てラッチ部材60を係合位置に拘束する。このとき、解錠操作機構25の被検知 用の突起26aがリミットスイッチ34の接片を押し込み、それにより、ロッキ ングプレート70が施錠姿勢になったことが検知される。
【0031】 リミットスイッチ34の接片が押し込まれオンすると、すなわち、ロッキング プレート70が施錠姿勢になると、図11に示すように、駆動モータ35が始動 し、減速機構36〜出力軸37〜強制解錠部材39を介してが入力軸57が回転 し、図示省略したウエザーストリップやダンパ部材45,46の反力に抗して入 力リンク51が反時計方向に回転する。それにより、出力リンク52を介して出 力ピン53が案内溝23に沿って下がり、摺動部材53aがガイド用のフランジ 23aに案内されて下がり、ラッチベース40の他端部が枢軸41を中心にして 下がる。入力リンク51がさらに反時計方向に回転すると、出力ピン53が下死 点になり、ラッチベース40の他端部が下がって、ダンパ部材48がストッパフ ランジ29bに当接し、ラッチベース40が下降位置になり、ロッキングプレー ト70〜ラッチ部材60を介してストライカ12が引込まれ、バックドア10が 全閉する。リミットスイッチ33の接片が被検知用の円板38の小円弧部38b によっては押し込まれないので、リミットスイッチ33がオフになり、駆動モー タ35が回転停止する。
【0032】 図示省略したウエザーストリップ等の反力に抗してストライカ12を引込むと き、ウエザーストリップ等の反力は、ラッチ部材60〜ラッチベース40を介し て枢軸41および出力ピン53に二分されてかかるようになる。そのため、引込 み機構50にかかる反力は半減され、出力リンク52や入力リンク51の強度を 特に上げる必要がない。さらに、出力ピン53が下死点になる直前では、入力リ ンク51と出力リンク52が一直線になって、引込み機構50の引込み力が増大 し、容易にストライカ12を引込むことができる。それにより、駆動モータに大 きな負荷がかからない。
【0033】 また、枢軸41と出力ピン53との距離は、枢軸41とラッチ部材60との距 離の約2倍あるため、出力ピン53の下降量の約半分がストライカ12の引込み 量になり、出力ピン53の引込み量の公差を2倍にしても、その半分の精度でス トライカ12を精度よく引込むことができる。
【0034】 さらに、ストライカ12を引込むとき、連接ロッド29の一端部が枢軸41を 同心にして回動するため、べルクランク部材26は揺動せず、被検知用の突起2 6aはリミットスイッチ34の接片を押し込んだ状態を維持する。さらに、この とき、入力リンク51と一体的に強制解錠部材39も回転するが、強制解錠部材 39がロッキングプレート70の被当接突起76に当たらないので、ロッキング プレート70は解錠姿勢から施錠姿勢になったままである。
【0035】 図11において、キー操作により、リンク部材28を反時計方向に回動すると 、図12に示すように、連結ロッド27aによりべルクランク部材26が反時計 方向に揺動し、連接ロッド29を介してロッキングプレート70の下端部75が 引かれ、ロッキングプレート70が枢軸71を中心にして時計方向に揺動して施 錠姿勢から解錠姿勢になる。それにより、ラッチ部材60が非係合位置に揺動可 能になる。また、べルクランク部材26が揺動することにより、被検知用の突起 26aがリミットスイッチ34の接片を押し込まないようになり、リミットスイ ッチ34がオフし、駆動モータ35が始動して、入力リンク51が回転し、出力 リンク52を介して出力ピン53がラッチベース40の他端部を押し上げ、ラッ チベース40が枢軸41を中心にして反時計方向に揺動して、図14に示す上昇 位置になる。
【0036】 同じく図11において、バックドア10を開扉すべく、図示省略した操作ボタ ンを押すと、駆動モータ35が始動して強制解錠部材39が回転し、強制解錠部 材39の解錠用の円弧部39aがロッキングプレート70の被当接突起76に当 接し押し下げる。それにより、ロッキングプレート70が枢軸71を中心にして 時計方向に揺動し、ロッキングプレート70の蹴上げ突起74がラッチ部材60 のあご部65を蹴り上げる。あご部65が蹴り上げられると、ラッチ部材60が 枢軸61を中心にして反時計方向に強制的に揺動し、ストライカ12の上昇にと もなって、図13に示すように、ラッチ部材60が非係合位置へ揺動するように なる。また、このとき、入力リンク51〜出力リンク52〜出力ピン53を介し てラッチベース40の他端部が持ち上げられ、ラッチベース40が枢軸41を中 心にして、反時計方向に揺動し、下降位置から上昇していく。
【0037】 さらに、駆動モータ35が回転すると、図14に示すように、出力ピン53が 上死点になり、ラッチ部材60が非係合位置になるとともに、ラッチベース40 が上昇位置になる。ラッチ部材60が一旦強制的に回動して非係合位置になると 、ラッチ部材60のあご部65にロッキングプレート70の拘束爪73が突き当 たって、それ以上揺動不能となり、拘束爪73があご部65に掛止することがな い。
【0038】 前後して、強制解錠部材39の解錠用の円弧部39aがリミットスイッチ33 の接片を押し込むようになり、リミットスイッチ33がオンして、駆動モータ3 5が回転停止する。図14の状態においては、バックドア10を手動で持ち上げ て開けることができる。
【0039】 前記実施例においては、引込み機構50により、ラッチベース40を介して係 止部材であるラッチ部材60を引き下げ、ストライカ12を引き込むようにした ものを示したが、例えば、ラッチベース40を介さないで、ラッチ部材60を直 接に引き下げるように構成してもよい。
【0040】 また、バックドア10側にストライカ12を設け、ドア開口14の後縁部16 にクロージャ装置20aを設けたものを示したが、逆の態様であってもよい。
【0041】 前記実施例にかかるクロージャ装置20aによれば、バックドア10を閉める 際のウエザーストリップ等のシール反力を、枢軸41と引込み機構50とで分担 して受け止めるように構成したので、引込み機構50にかかるシール反力が約半 分になり、駆動モータ35にかかる負荷が小さくなり、駆動モータを高速で回転 させて、バックドアをより迅速に閉扉することができ、さらに使い勝手を良くす ることができる。
【0042】
【考案の効果】
本考案にかかる自動車用バックドアのクロージャ装置によれば、引込み機構を トグル機構にして、係止部材が下降位置に引き下げられる直前で、入力リンクと 出力リンクとを一直線になるようにして、ストライカを引き込むようにしたので 、シール反力が最も大きくなるときに、入力リンクの回転を減速したりすること なく、引込み機構の出力が最大になって、ストライカを容易に引き込むことがで き、迅速にバックドアを閉じることができ、使い勝手がよくなるとともに、不注 意などからバックドアに手などを挟まれることがなく安全性を向上することがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の分解
斜視図である。
【図2】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の装着
状態の斜視図である。
【図3】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の装着
状態の側面図である。
【図4】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の一部
を破断して斜め後方から見た斜視図である。
【図5】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の斜視
図である。
【図6】本考案の一実施例を示す支持ベースの斜視図で
ある。
【図7】本考案の一実施例を示すモータベースの斜視図
である。
【図8】本考案の一実施例を示すラッチベースの斜視図
である。
【図9】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の作用
説明図である。
【図10】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の作
用説明図である。
【図11】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の作
用説明図である。
【図12】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の作
用説明図である。
【図13】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の作
用説明図である。
【図14】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の作
用説明図である。
【符号の説明】
10…バックドア 12…ストライカ 20a…クロージャ装置 20…支持ベース 23…案内溝(ガイド部) 30…モータベース 35…駆動モータ 35a…モータ軸 40…ラッチベース 50…引込み機構 51…入力リンク 52…出力リンク 60…ラッチ部材(係止部材) 70…ロッキングプレート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バックドアとドア開口の周縁部との一方に
    ストライカが固設され、バックドアとドア開口の周縁部
    との他方にストライカに係脱する係止部材が設けられて
    おり、動力により前記係止部材を介して前記ストライカ
    を引き込んで前記バックドアを閉めるようにした自動車
    用バックドアのクロージャ装置において、前記バックド
    アとドア開口の周縁部との他方に固設され、前記係止部
    材を上昇位置と下降位置とに昇降するように案内するガ
    イド部を有する支持ベースと、該支持ベースに装着され
    る駆動モータと、前記支持ベースに装着され、前記係止
    部材を前記上昇位置と前記下降位置との一方から他方の
    位置に移動させて前記ストライカを引きつける引込み機
    構とを備え、前記引込み機構は、トグル機構であって、
    前記駆動モータにより回動する入力リンクと、前記係止
    部材側にその一端部が連結される出力リンクとを有し、
    ストライカを最も引きつける直前で、前記入力リンクと
    前記出力リンクとが一直線上になって、前記係止部材側
    の出力が増大するように、前記入力リンクの先端部と前
    記出力リンクの他端部とを連結したことを特徴とする自
    動車用バックドアのクロージャ装置。
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