JPH04116649U - オイルパンの補強構造 - Google Patents
オイルパンの補強構造Info
- Publication number
- JPH04116649U JPH04116649U JP1993191U JP1993191U JPH04116649U JP H04116649 U JPH04116649 U JP H04116649U JP 1993191 U JP1993191 U JP 1993191U JP 1993191 U JP1993191 U JP 1993191U JP H04116649 U JPH04116649 U JP H04116649U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil pan
- stiffener
- cylinder block
- stress
- engine
- Prior art date
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- Granted
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- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 オイルパンのコーナ部分に伝達された振動の
振幅及び応力を低減し、オイルパンへのクラックの発生
を防止する。 【構成】 オイルパン2のフランジ部2bにL字形をし
た補強部材であるスティフナ4の一端側をボルトによ
り、ねじ止める。オイルパン本体2a側にスティフナ4
の他端側を点溶接5で接合する。従って、エンジンの回
転に伴なう振動がシリンダブロック側から伝達される場
合でも、オイルパン2とスティフナ4とが一体的に振動
するので、振幅及び応力が低減される。
振幅及び応力を低減し、オイルパンへのクラックの発生
を防止する。 【構成】 オイルパン2のフランジ部2bにL字形をし
た補強部材であるスティフナ4の一端側をボルトによ
り、ねじ止める。オイルパン本体2a側にスティフナ4
の他端側を点溶接5で接合する。従って、エンジンの回
転に伴なう振動がシリンダブロック側から伝達される場
合でも、オイルパン2とスティフナ4とが一体的に振動
するので、振幅及び応力が低減される。
Description
【0001】
本考案は、エンジンのシリンダブロック下面側に取付けられるオイルパンの強
度を高め得るオイルパンの補強構造に関する。
【0002】
自動車等の車両には、駆動源となるエンジンが搭載されていて、エンジンの回
転を走行装置が車輪に伝達して、走行するような構造となっている。また、エン
ジンには、内部で燃料を燃焼し、燃焼に伴って発生する力を動力源とする内燃機
関が通常、用いられている。
【0003】
そして、この内燃機関であるエンジンの内部における燃料の燃焼に際して、振
動が発生し、エンジンの一部を構成するオイルパンもシリンダブロックとの間の
接合部分を介して振動が伝達されることになる。特にエンジンの高速回転時にお
いては、振動が増大し、オイルパンをシリンダブロックに接合するためのフラン
ジ部分にクラックが生ずる虞れを有していた。
【0004】
この対策として、図6及び図7に示すような構造のオイルパンがすでに案出さ
れている。
【0005】
このオイルパン2のシリンダブロック1への取付けは、図7に示すように、フ
ランジ部2bの下面側に平板状の補強部材であるスティフナ14を位置決めし、
シリンダブロック1にスティフナ14と共にオイルパン2をボルト6によりねじ
止める構造を採用している。
【0006】
前述の図6および図7に示すような構造であっても、振動低減効果は小さく、
オイルパン2の潤滑油を蓄えるオイルパン本体2a側とフランジ部2bとの間の
コーナ部2cにクラックDが生ずる虞れを有していた。
【0007】
これを解決する手段として、シリンダブロックやオイルパンの全体の肉厚を厚
くして剛性を高めたり、基本的な形状を変更して処理することも考えられるが、
重量が増大したり、形状変更に伴って構造が複雑になるという欠点を有していた
。
【0008】
本考案は、以上の事情に鑑みてなされたものであり、重量の増大や構造を複雑
化することなく、オイルパンの強度向上を図ったものである。
【0009】
本考案によるオイルパンの補強構造は、シリンダブロックにオイルパンを取付
けるフランジ部に一端側が接合されると共に、他端側が該オイルパンの本体部分
を形成するオイルパン本体に溶接により接合される断面L字形をした補強部材を
、該オイルパンの開口端部に設置したことを特徴とするものである。
【0010】
補強部材の一端部及び他端部がそれぞれオイルパンに接合されている。従って
、オイルパンに振動が伝達されると、オイルパンのみでなく補強部材も同時に振
動し、補強部材の剛性により振幅が小さく押えられる。
【0011】
この為、振動の振幅が小さくなる結果、オイルパンに加わる応力の振幅も小さ
くなり、オイルパンに大きな力が加わらないことになる。
【0012】
本考案の一実施例に係るオイルパンの補強構造を図1から図5に示し、これら
の図に基づき本実施例を説明する。
【0013】
図4に示すように、シリンダブロック1の下端部にオイルパン2が取付けられ
て、エンジン3が構成される。オイルパン2は、上端側が開口となる箱体状とな
っているオイルパン本体2aと、オイルパン本体2aの上面開口周縁に沿って折
曲げられて形成されるオイルパンレール部であるフランジ部2bとを有している
。従って、プレス加工等により絞り成形されて加工されたオイルパン2のフラン
ジ部2bがボルト6によりシリンダブロック1にねじ止めされて、シリンダブロ
ック1に取付けられることとなる。
【0014】
そして、図1から図3に示すように、オイルパン2の本体部分を形成するオイ
ルパン本体2aの開口端側全周にわたって、補強部材であるスティフナ4がオイ
ルパン2に取付けらている。このスティフナ4は、一端側がフランジ部2bの下
面側に沿って形成され、他端側がオイルパン本体2aの外周側に沿って形成され
るように、中央部で折り曲げられる断面L字形をしている。
【0015】
また、スティフナ4の他端側とオイルパン本体2aとの間は、点溶接5などの
接合手段で接合される。この一方、スティフナ4の一端側は、ボルト6によりフ
ランジ部2bがシリンダブロック1の下部にねじ止められる際に、フランジ部2
bと共にねじ止められて、フランジ部2bに接合されることとなる。
【0016】
以上により、シリンダブロック1側から振動が伝達される場合であっても、オ
イルパン2の開口端部がこの部分に取付けられたスティフナ4に補強されている
為、剛性が高まって振動が低減される。従って、オイルパン2のコーナ部2cな
どに生じる応力も大幅に低減できることとなる。
【0017】
次に、本考案者らが、このような作用を確認すべく、行なった実験結果を図5
に示し、この図に基づき説明をする。
【0018】
エンジン回転速度とフランジ部付近での片振幅応力との関係を表す図5に示す
ように、何らの防振対策をほどこしていない従来品Cは、エンジン回転速度が高
まるにつれて、応力も高まり、応力の許容限界である疲労限を容易に超えてしま
う。これに対して、従来の技術で説明したスティフナ14を取付けたオイルパン
Bは、すべてのエンジン回転速度の帯域で応力が低減されるものの、許容限界を
やはり超えてしまう。
【0019】
しかし、本実施例の断面L字形をしたスティフナ4を取付けたオイルパンAは
、単に、すべてのエンジン回転速度帯域で応力が低減されだけでなく、許容限界
を超えないことも確認され、クラックの発生防止効果を十分発揮することが明確
となった。
【0020】
本考案のオイルパンの補強構造によれば、オイルパンの開口端側に断面L字形
をした補強部材を取付けることとした結果、エンジンの回転に伴って発生する振
動の振幅が補強部材により低減される。
【0021】
従って、オイルパンに繰返し加わる応力も小さくなり、クラックがオイルパン
に発生する虞れがなくなる。
【図1】本考案の一実施例に係るオイルパンの要部拡大
斜視図である。
斜視図である。
【図2】本考案の一実施例に係るオイルパンの分解図で
ある。
ある。
【図3】本考案の一実施例であってシリンダブロックと
オイルパンの接合を表した断面図である。
オイルパンの接合を表した断面図である。
【図4】本考案の一実施例及び従来の技術が用いられる
エンジンを表した斜視図である。
エンジンを表した斜視図である。
【図5】エンジン回転数と片振幅応力との関係を表わし
た図である。
た図である。
【図6】従来の技術に係るオイルパンの分解図である。
【図7】従来の技術のシリンダブロックとオイルパンの
接合を表した断面図である。
接合を表した断面図である。
1 シリンダブロック
2 オイルパン
2a オイルパン本体
2b フランジ部
3 エンジン
4,14 スティフナ
5 点溶接
6 ボルト
Claims (1)
- 【請求項1】 シリンダブロックにオイルパンを取付け
るフランジ部に一端側が接合されると共に、他端側が該
オイルパンの本体部分を形成するオイルパン本体に溶接
により接合される断面L字形をした補強部材を、該オイ
ルパンの開口端部に設置したことを特徴とするオイルパ
ンの補強構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991019931U JP2598878Y2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | オイルパンの補強構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991019931U JP2598878Y2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | オイルパンの補強構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04116649U true JPH04116649U (ja) | 1992-10-19 |
| JP2598878Y2 JP2598878Y2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=31906101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991019931U Expired - Fee Related JP2598878Y2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | オイルパンの補強構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2598878Y2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53147344U (ja) * | 1977-04-26 | 1978-11-20 | ||
| JPS60159855U (ja) * | 1984-03-31 | 1985-10-24 | いすゞ自動車株式会社 | オイルパン構造 |
| JPS6288812U (ja) * | 1985-11-25 | 1987-06-06 |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP1991019931U patent/JP2598878Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53147344U (ja) * | 1977-04-26 | 1978-11-20 | ||
| JPS60159855U (ja) * | 1984-03-31 | 1985-10-24 | いすゞ自動車株式会社 | オイルパン構造 |
| JPS6288812U (ja) * | 1985-11-25 | 1987-06-06 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2598878Y2 (ja) | 1999-08-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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