JPH04118366U - 真空予冷用容器 - Google Patents
真空予冷用容器Info
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- JPH04118366U JPH04118366U JP3042491U JP3042491U JPH04118366U JP H04118366 U JPH04118366 U JP H04118366U JP 3042491 U JP3042491 U JP 3042491U JP 3042491 U JP3042491 U JP 3042491U JP H04118366 U JPH04118366 U JP H04118366U
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 発泡合成樹脂成形体からなる蓋体(11)と
容器本体(12)とを備え、蓋体(11)と容器本体
(12)との接合面近傍に通気抵抗を有して容器内外を
連通する細孔からなる開口部(13)を設けた真空予冷
用容器において、前記細孔の外側端部を鉛直方向に、か
つ蓋体(11)上面に水平方向に設けた凹形溝(15)
の底面に開口するように形成した構成とする。 【効果】 出荷時に外気流(16)が水平方向に流れて
も、外気流(16)は風上側の凹形溝(15)から風下
側の凹形溝(15)に向かって通り抜けるので、温度の
高い外気流(16)が容器内に流入して内部の冷気を押
し出し、保冷効果を低下させるようなことはない。
容器本体(12)とを備え、蓋体(11)と容器本体
(12)との接合面近傍に通気抵抗を有して容器内外を
連通する細孔からなる開口部(13)を設けた真空予冷
用容器において、前記細孔の外側端部を鉛直方向に、か
つ蓋体(11)上面に水平方向に設けた凹形溝(15)
の底面に開口するように形成した構成とする。 【効果】 出荷時に外気流(16)が水平方向に流れて
も、外気流(16)は風上側の凹形溝(15)から風下
側の凹形溝(15)に向かって通り抜けるので、温度の
高い外気流(16)が容器内に流入して内部の冷気を押
し出し、保冷効果を低下させるようなことはない。
Description
【0001】
本考案は、内部に収容した野菜・果物等の青果物を真空予冷処理して出荷する
ための真空予冷用容器に関し、更に詳しくは、水平方向の気流による保冷効果の
低下を防止した真空予冷用容器に関する。
【0002】
従来、この種の真空予冷用容器は、図8〜図9に示すように、発泡合成樹脂成
形体からなる蓋体(1)と容器本体(2)との接合面近傍に、通気抵抗を有して
容器内外を連通する細孔からなる開口部(3)を複数個設けている。そして、容
器内に収容した青果物を真空予冷するときは、真空室内で容器内を真空状態にし
、青果物表面の水の蒸発潜熱により青果物を冷却した後復圧し、予冷後は開口部
(3)を閉鎖しないままで出荷していた。その際、図9に示す開口部(3)は、
水平方向細孔のみからなり、通気抵抗が小さいので冷気の流出及び外気の流入が
容易であるため、保冷時間が短いという問題を含んでいる。
この問題を解決するために、実公昭63−616号公報には、図10及び図1
1に示す如き開口部(3)が開示され、該開口部(3)は、細孔をそれぞれZ字
形及び凹字形に屈曲して通気抵抗を増加することにより冷気の流出及び外気の流
入を抑制し、保冷時間の延長を図っている。
【0003】
一方、保冷時間を更に延長するために、図12に示す開口部(3)が本考案者
らにより提案されている(実願平2−58526号)。すなわち、細孔を凸字形
に屈曲して通気抵抗を増加するとともに、細孔の中央部断面積を両側部断面積よ
りも大きくして通過する気体の圧縮・膨張の都度、通気抵抗を発生させることに
より冷気の流出及び外気の流入を効果的に抑制し、保冷時間をより一層延長した
ものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の真空予冷用容器においては、いずれも細孔の外側端部が容
器側面に開口するように形成されているため、風速の大きい外気流(4)が水平
方向に流れると、温度の高い外気流(4)が風上側の開口部(3)から容器内に
流入し易く、この場合には、内部の冷気を風下側の開口部(3)から外部に押し
出し、保冷効果を低下させる場合がある。
本考案は、かかる実情に鑑みなされたものであって、上記問題点を解消した真
空予冷用容器を提供することを目的とする。
【0005】
上記目的を達成するために、本考案の第1の真空予冷用容器は、発泡合成樹脂
成形体からなる蓋体と容器本体とを備え、蓋体と容器本体との接合面近傍に通気
抵抗を有して容器内外を連通する細孔からなる開口部を設けた真空予冷用容器に
おいて、前記細孔の外側端部を鉛直方向に、かつ蓋体上面に水平方向に設けた凹
形溝の底面に開口するように形成したものである。
更に、同目的を達成するために、本考案の第2の真空予冷用容器は、上記細孔
の外側端部をT字形に、且つその水平方向細孔の両端が容器外部に開口するよう
に形成したものである。
【0006】
上記本考案の真空予冷用容器内に収容した青果物を真空予冷するときは、従来
と同様に真空室内で容器内を真空状態にし、青果物表面の水の蒸発潜熱により青
果物を冷却した後に復圧し、予冷後は開口部を閉鎖しないままで、通常は容器を
複数段積み重ねて出荷する。その際、風速の大きい外気流が水平方向に流れると
、第1の真空予冷用容器においては、外気流が蓋体上面に水平方向に設けた風上
側の凹形溝から風下側の凹形溝に向かって通り抜け、また第2の真空予冷用容器
においては、外気流が細孔の外側端部に形成した風上側の水平方向細孔から風下
側の水平方向細孔に向かって通り抜ける。
したがって、いずれの場合も、従来のように温度の高い外気流が容器内に流入
して内部の冷気を押し出し、保冷効果を低下させるという現象が防止され、その
結果、保冷時間が延長されるのである。
【0007】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明するが、本考案はこれら実施例に
のみ限定されるものではない。
図1及び図2は、本考案の実施例を示す平面図及びX−X断面図である。
本実施例の真空予冷用容器は第1の考案に係るもので、図1及び図2に示すよ
うに、発泡合成樹脂成形体からなる蓋体(11)と容器本体(12)とを備え、
蓋体(11)と容器本体(12)との接合面近傍に、例えば2個の開口部(13
)を斜め方向に相対向するように設けてなるものである。発泡成形体用の合成樹
脂としては、或る程度の剛性を有し、熱伝導率の小さい断熱材が好ましく、例え
ばポリスチレン樹脂等がある。
蓋体(11)は、上面の凸状周縁部(14)に2個の凹形溝(15)が水平方
向に且つ斜め方向に相対向するように形成されている。開口部(13)は、通気
抵抗を有するようにL字形に屈曲されて容器内外を連通する細孔からなり、該細
孔の外側端部が蓋体(1)を上向きに貫通して、凹形溝(15)の底面に開口し
ている。
【0008】
上記構成の真空予冷用容器内に収容した青果物(図示省略)を真空予冷すると
きは、真空室内で容器内を真空状態にし、青果物表面の水の蒸発潜熱により青果
物を冷却した後に復圧し、予冷後は開口部(13)を閉鎖しないままで、通常は
容器を複数段積み重ねて出荷する(図2中の2点鎖線参照)。その際、風速の大
きい外気流(16)が水平方向に流れると、外気流(16)は風上側の凹形溝(
15)から風下側の凹形溝(15)に向かって通り抜ける。したがって、従来の
ように温度の高い外気流(16)が容器内に流入して内部の冷気を押し出し、保
冷効果を急激に低下させるような虞れは少ない。
【0009】
なお、本実施例では開口部(13)を2個設けた例を示したが、本考案におけ
る開口部は少なくとも1個設けることにより目的は達成される。また、本実施例
では、開口部(13)の細孔の形状をL字形としたが、他の実施例として、図3
〜図6に例示したように他の形状にしてもよい。
図3及び図4に示した開口部(13)は、細孔をそれぞれ凹字形及び階段状に
屈曲して通気抵抗を増加することにより冷気の流出及び外気の流入を抑制し、保
冷時間を延長したものである。
また、図5及び図6に示した開口部(13)は、それぞれ前記図3及び図4の
細孔の中央部断面積を両側部断面積よりも大きくして通過する気体の圧縮・膨張
の都度通気抵抗を発生させることにより、冷気の流出及び外気の流入を効果的に
抑制し、保冷時間をより一層延長したものである。
【0010】
さらに、図2〜図6に示した開口部(13)においては、鉛直方向細孔の下部
を外気よりも重い冷気が塞いで冷気の流出を阻止するので、保冷効果が一層向上
する。特に、図5及び図6に示した開口部(13)においては、断面積を拡大し
た細孔中央部に、より多くの冷気が滞留するので、この効果が大きい。
尚、開口部の外部端部の開放形状は、好ましくはスリット状又は円形状として
20〜50mm2 の面積のものを容器の容量に応じて適当箇所設ける。しかし、設
定箇所が増加する程保冷効果は低下する。
【0011】
図7は本考案のさらに別の実施例を示す開口部近傍の拡大断面図である。
本実施例の真空予冷用容器は第2の考案に係るもので、第1実施例における開
口部(13)を図7に示すように形成したこと以外は、同じ構成となっている。
この開口部(13)は、図7に示すように、通気抵抗を有するようにL字形に屈
曲されて容器内外を連通する細孔からなり、該細孔の外側端部が蓋体(11)の
内部に貫入してT字形に形成され、その水平方向細孔(17)の両端が蓋体(1
1)の凸状周縁部(14)の両側面で外部に開口している。
【0012】
上記構成の真空予冷用容器内に収容した青果物を真空予冷して出荷する方法は
、前記した方法と同じである。そして、出荷の際に外気流(16)が水平方向に
流れると、外気流(16)は風上側の水平方向細孔(17)から風下側の水平方
向細孔(17)に向かって通り抜けるので、従来のように温度の高い外気流(1
6)が容器内に流入して内部の冷気を押し出し、保冷効果を低下させるようなこ
とは少ないのである。
なお、この場合においても、開口部(13)を1個設けても、また2個以上設
けてもよく、更にまた開口部(13)の細孔の形状を図3〜図6に例示したよう
な他の形状にしてもよいことは言うまでもない。
【0013】
本考案は、以上説明したように、第1の考案では開口部の細孔の外側端部を鉛
直方向に、且つ蓋体上面に水平方向に設けた凹形溝の底面に開口するように形成
し、また、第2の考案では開口部の細孔の外側端部をT字形に、且つその水平方
向細孔の両端が容器外部に開口するように形成したので、出荷の際に風速の大き
い外気流が水平方向に流れても、外気流は風上側の凹形溝又は水平方向細孔から
風下側の凹形溝又は水平方向細孔に向かって通り抜ける。したがって、従来のよ
うに温度の高い外気流が容器内に流入して内部の冷気を押し出し、保冷効果を低
下させるというようなことは起こりにくい。さらに、開口部の鉛直方向細孔の下
部を外気よりも重い冷気が塞いで冷気の流出を阻止するので、保冷効果が一層向
上する。
【図1】本考案の実施例を示す真空予冷用容器の平面図
である。
である。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】本考案の他の実施例を示す開口部近傍の拡大断
面図である。
面図である。
【図4】本考案の他の実施例を示す開口部近傍の拡大断
面図である。
面図である。
【図5】本考案の他の実施例を示す開口部近傍の拡大断
面図である。
面図である。
【図6】本考案の他の実施例を示す開口部近傍の拡大断
面図である。
面図である。
【図7】本考案のさらに別の実施例を示す開口部近傍の
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図8】従来の真空予冷用容器の一例を示す平面図であ
る。
る。
【図9】図8のY−Y線断面図である。
【図10】従来の真空予冷用容器における開口部の他の
例を示す拡大断面図である。
例を示す拡大断面図である。
【図11】従来の真空予冷用容器における開口部の他の
例を示す拡大断面図である。
例を示す拡大断面図である。
【図12】従来の真空予冷用容器における開口部の他の
例を示す拡大断面図である。
例を示す拡大断面図である。
11 蓋体
12 容器本体
13 開口部
15 凹形溝
17 水平方向細孔
Claims (2)
- 【請求項1】 発泡合成樹脂成形体からなる蓋体と容器
本体とを備え、蓋体と容器本体との接合面近傍に通気抵
抗を有して容器内外を連通する細孔からなる開口部を設
けた真空予冷用容器において、前記細孔の外側端部を鉛
直方向に、かつ蓋体上面に水平方向に設けた凹形溝の底
面に開口するように形成したことを特徴とする真空予冷
用容器。 - 【請求項2】 細孔の外側端部をT字形に、且つその水
平方向細孔の両端が容器外部に開口するように形成した
ことを特徴とする請求項1記載の真空予冷用容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991030424U JP2537607Y2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 真空予冷用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991030424U JP2537607Y2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 真空予冷用容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04118366U true JPH04118366U (ja) | 1992-10-22 |
| JP2537607Y2 JP2537607Y2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=31914031
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991030424U Expired - Fee Related JP2537607Y2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 真空予冷用容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2537607Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3017072U (ja) * | 1995-04-17 | 1995-10-17 | カネテツデリカフーズ株式会社 | ダンボール箱の組立装置 |
-
1991
- 1991-04-03 JP JP1991030424U patent/JP2537607Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3017072U (ja) * | 1995-04-17 | 1995-10-17 | カネテツデリカフーズ株式会社 | ダンボール箱の組立装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2537607Y2 (ja) | 1997-06-04 |
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Legal Events
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