JPH04119701U - 自動車のホイールカバー取付構造 - Google Patents
自動車のホイールカバー取付構造Info
- Publication number
- JPH04119701U JPH04119701U JP2415391U JP2415391U JPH04119701U JP H04119701 U JPH04119701 U JP H04119701U JP 2415391 U JP2415391 U JP 2415391U JP 2415391 U JP2415391 U JP 2415391U JP H04119701 U JPH04119701 U JP H04119701U
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- JP
- Japan
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- wheel cover
- engaging
- wall
- hub nut
- socket
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ホイールカバーの着脱時の作業性を改善する
とともにホイールカバーが不用意に脱落しないようにす
る。 【構成】 ホイールカバー10に設けた筒状の保持部1
に、ハブナットと係合する弾性のソケット3と、このソ
ケット3に回転自在に装着されかつ外面に係合爪22を
有するロック部材2とを軸方向へ移動可能に装着する。
ホイールカバー10の取付時には、ハブナット6と係合
したソケット3の回りに筒状の保持部1をはめ込むとと
もに係合爪22を保持部1に形成した溝14に係合さ
せ、ソケット3の変形を規制する。また、係合爪22が
溝14から不用意に抜けるのを防止するために、溝14
の下面にくぼみを、係合爪22の下面にこのくぼみに嵌
入する突起を設ける。
とともにホイールカバーが不用意に脱落しないようにす
る。 【構成】 ホイールカバー10に設けた筒状の保持部1
に、ハブナットと係合する弾性のソケット3と、このソ
ケット3に回転自在に装着されかつ外面に係合爪22を
有するロック部材2とを軸方向へ移動可能に装着する。
ホイールカバー10の取付時には、ハブナット6と係合
したソケット3の回りに筒状の保持部1をはめ込むとと
もに係合爪22を保持部1に形成した溝14に係合さ
せ、ソケット3の変形を規制する。また、係合爪22が
溝14から不用意に抜けるのを防止するために、溝14
の下面にくぼみを、係合爪22の下面にこのくぼみに嵌
入する突起を設ける。
Description
【0001】
本考案は、自動車のディスクホイールにホイールカバーを取り付けるための取
付構造に関する。
【0002】
従来より、ホイールカバーの取付構造として、例えばハブボルトを通すための
貫通穴をホイールカバーに設けて、ホイールとホイールカバーをハブナットで共
締めするようにしたものが知られている。
【0003】
また、その他にも、ハブナットと嵌合する筒形状で弾力性を有する周壁と、こ
の周壁の先端から径方向内方へ張り出してハブナットのテーパ状の座面に係合す
る周縁とからなる係合部をホイールカバーの裏面におけるハブナットに対応する
位置に設け、この係合部をハブナットに押し込んでホイールカバーをホイールに
保持するようにした取付構造が知られている。このように係合部を設けたタイプ
の取付構造は、例えば実公昭54−1706号公報に開示されている。
【0004】
このうち前者では、ホイールをアクスルシャフトに固定するために必要なハブ
ナットの締め付け力がホイールカバーに直接かかるため、ホイールカバーが破損
する虞がある。もし破損するとハブナットが緩んでホイールが脱落する危険性が
あるので、そのような事態を避けるためにはホイールカバーとしての強度を必要
以上に高めなければならない。したがって、例えば肉厚を全体的に厚くしたり、
強度の高い材料を用いたりするなどの設計上の制限が生じる。また、この構成で
はホイールカバーを着脱するときにはハブナットを一々外さなければならないた
め、その作業にジャッキアップが必要でかなりの時間と労力を要する。
【0005】
一方、後者の取付構造では、周壁の弾力性が高いと自動車の走行中にホイール
カバーがホイールから外れる虞がある。したがって、ホイールカバーの脱落を防
止するという観点からは、周壁の弾力性を低くすべきである。しかし、そうする
と係合部をハブナットに取り付けたり、ハブナットから取り外したりしにくくな
るため、ホイールカバーの着脱時の作業性が低下する。
【0006】
したがって本考案の解決すべき技術的課題は、ホイールカバーに必要以上の強
度が必要でなく、且つホイールカバーの着脱時の作業性が良好でしかも走行中に
はホイールカバーが脱落しない取付構造を提供することにある。
【0007】
上述の技術的課題を解決するために、本考案に係るホイールカバーの取付構造
は、以下のように構成されている。すなわち、上記係合部をホイールカバーとは
別体に構成し、この係合部材を、ハブナットと係合する第1係合部と、ホイール
カバーと係合する第2係合部とから構成している。第1係合部は、ハブナットを
受け入れる筒状に形成されるとともに弾力性を備えた周壁と、この周壁から径方
向内方へ張り出してハブナットの座面に係合する周縁とを有し、第2係合部は、
第1係合部に対して周壁の中心軸回りで回転自在に装着されるとともに径方向外
方へ突出する係合爪を有している。また、ホイールカバーに、第1係合部の周壁
に外嵌する第1筒状部と、第2係合部を係合爪の回転を可能に収納する第2筒状
部と、第1係合部が第1筒状部と嵌合した状態で第2係合部を回転させることに
より係合爪が挿脱する溝を有する係合壁とから構成された保持部をがハブナット
に対応した位置に設けられている。そして、係合爪と係合壁は、係合爪が上記溝
に挿入した位置で係合する係合手段を備えている。
【0008】
この構成においては、ホイールカバーをホイールに取り付けるのは以下のよう
にして行う。まず、ホイールを固定している数個のハブナットに対して係合部材
の第1係合部を押し込んで周壁を弾性変形させながら装着する。次に、この係合
部材の周壁が第1筒状部に嵌合するように位置を合わせてホイールカバーをホイ
ール側へ押し込む。このとき、係合部材の第2係合部の周囲に第2筒状部が位置
する。そして、この第2係合部を第1係合部に対して回転させて、係合爪を係合
壁の溝の中に入れる。このようにして係合爪が溝の中に位置することによって、
係合手段が係合してこの爪が溝から抜けるのが防止される。したがって、第1筒
状部が第1係合部の周壁に外嵌合して該周壁の変形を規制する状態を保持するた
め、ホイールカバーが走行中などに脱落するのが防がれる。
【0009】
また、ホイールカバーの取り外し作業も、係合爪と係合壁の係合状態を解除し
て取付部材の第2係合部を回し、係合爪を溝から抜き出すことによって簡単に行
えるため、着脱時の作業性は極めて良好である。そして、ハブナットの締め付け
力がホイールカバーには直接加わらないため、ホイールカバーの強度を必要以上
に上げる必要はなく、言い替えればホイールカバー本体を薄く形成して軽量化す
ることができる。
【0010】
以下に、図1から図4に示した本考案の1実施例に係るホイールカバーの取付
構造について詳細に説明する。図1はこの取付構造の要部分解斜視図、図2から
図4はそれぞれホイールカバー10の取付前、取付中及び取付後の状態を示す縦
断面図である。
【0011】
この取付構造は、ハブボルト8と螺合してアクスルシャフト(不図示)にディス
クホイール7を固定しているハブナット6と係合する第1係合部としてのソケッ
ト3と、このソケット3に対して回転自在に装着され且つホイールカバー10と
係合する第2係合部としてのロック部材2とからなる係合部材4と、この係合部
材4をソケット3の軸方向へ移動可能に保持する筒状の保持部1とから構成され
ている。保持部1は、ハブナット6に対応する位置数箇所に設けられている。
【0012】
係合部材4のソケット3は、樹脂成形により大径部3aと小径部3bとから構成
されている。大径部3aは、ハブナット6を受け入れるために筒状に形成された
周壁31と、この周壁31の下端から径方向内方へ張り出した周縁33とから構
成されている。周縁33は、ハブナット6のテーパ状の座面6aと係合するテー
パ面33aを有している。また、このソケット3の周壁31には、数本のスリッ
ト32がその軸心方向に沿って形成されており、それによって各スリット32の
間に可撓性を有する数本の係合片31aが形成されている。また、ロック部材2
は六角形状の本体21の外周面に、先端部22aが屈曲して鈎形状を呈した係合
爪22が形成されたものであり、本体21の上面には、このロック部材2を回す
ためにドライバー等の工具やコインなどを入れるための溝23が形成されている
。そして、このロック部材2とソケット3とが、下記する保持部1の壁15を挟
んでビス9によって互いに回転自在に装着されている。
【0013】
ホイールカバー10に形成された保持部1は、ソケット3の大径部3aと嵌合
する直径の第1筒状部16と、ロック部材2を係合爪22が回転できるように収
納する第2筒状部11とから構成されている。第2筒状部11には、対面する2
つの係合壁13とその上壁12とが形成されている。第1筒状部16と第2筒状
部11との間には壁15が形成され、この壁15には、ソケット3の小径部3b
が貫通する開口15aが形成され、かつその下面には、弾性を持ったワッシャ5
が取り付けられている。第2筒状部11において対面する位置に設けられた係合
壁13には、第1筒状部16にソケット3がはまり込んだ状態でロック部材2の
係合爪22と対応する位置に、ロック部材2を回転させることによってこの係合
爪22が挿脱する溝14が形成されている。また、この溝14の下面にはくぼみ
14a(図4)が形成されており、ロック部材2の係合爪22の下面には、このく
ぼみ14aに嵌入する突起22bが形成されている。そしてこのくぼみ14a及び
突起22bにより係合手段が構成されている。
【0014】
この取付構造では、ホイールカバー10の取り付けは以下のようにして行われ
る。まず、周壁31が第1筒状部16から下方へ突出した状態で、各ハブナット
6に対してそれぞれソケット3を押し込んで装着する(図2から図3参照)。この
とき、ソケット3の周縁33がハブナット6に押し広げられることにより各係合
片31aが径方向外方へ撓むので、装着は容易に行うことができる。次に図4に
示すように、ホイールカバー10をホイール7側へ押し込んで第1筒状部16を
ソケット3の周壁31の回りにはめ込むとともに、ロック部材2を矢印の方向へ
回転させて係合爪22を係合壁13の溝14に嵌入させる。ワッシャ5はこの状
態で圧縮されるような厚さに設定されており、したがってその反力で溝14の下
面が係合爪22の下面を押圧してくぼみ14aに突起22bがはまり込んだ状態に
保たれるので、第1筒状部16がソケット3から抜けるのが防止される。なお、
この取付状態では、図示していないが、ホイールカバー10は外周部分がホイー
ル7の外周表面と当接して全体が僅かに撓んだ状態であって、そのことによりテ
ーパ面33aがハブナット6の座面6aを上方へ押圧してがたつきの生じない状態
となっている。
【0015】
このように、本実施例では、ホイールカバー10の装着はソケット3をハブナ
ット6に押し込んでロック部材2をドライバー等の工具で回すだけで簡単に行う
ことができ、取り外す場合もロック部材2を回してソケット2を引き抜くだけで
簡単に行える。また、取付状態においては、ワッシャ5の反力によりロック部材
2の係合爪22に形成された突起22bと第2筒状部11の溝14に形成された
くぼみ14aとが係合した状態に維持されるため、ソケット3の変形が規制され
、ホイールカバー10がホイール7から不用意に脱落するのが防止される。さら
に、この構造では、ハブナット6の締め付け力がホイールカバー10には作用し
ないので、ホイールカバー10を薄く形成して軽量化することができる。
【0016】
なお、この実施例ではホイールカバー10が係合部材4を常時保持したものと
して説明したが、ホイールカバー10と係合部材4とが分離した構成とすること
も可能である。
【図1】 本考案の1実施例に係るホイールカバー取付
構造を示す要部分解斜視図である。
構造を示す要部分解斜視図である。
【図2】 ホイールカバーの取付前の状態を示す縦断面
図である。
図である。
【図3】 ホイールカバーの取付中の状態を示す縦断面
図である。
図である。
【図4】 ホイールカバーの取付後の状態を示す縦断面
図である。
図である。
1 保持部 2 ロック部材
3 ソケット 3a 大径部
3b 小径部 4 係合部材
5 ワッシャ 6 ハブナット
6a 座面 7 ディスクホイール
8 ハブボルト 9 ビス
10 ホイールカバー 11 第2筒状部
12 上壁 13 係合壁
14 係合溝 14a くぼみ
15 壁 15a 開口
16 第1筒状部 21 本体
22 係合爪 22a 先端
22b 突起 23 溝
31 周壁 31a 係合片
32 スリット 33 周縁
33a テーパ面
Claims (1)
- 【請求項1】 ハブナット(6)と係合する第1係合部(3)
と、ホイールカバー(10)と係合する第2係合部(2)とを
備えた係合部材(4)により該ホイールカバー(10)をディ
スクホイール(7)に取り付ける自動車のホイールカバー
取付構造にして、上記第1係合部(3)は、上記ハブナッ
ト(6)を受け入れる筒状に形成されるとともに弾力性を
備えた周壁(31)と、該周壁(31)から径方向内方へ張り出
して該ハブナット(6)の座面(6a)に係合する周縁(33)と
を有し、上記第2係合部(2)は、該第1係合部(3)に対し
て該周壁(31)の中心軸回りで回転自在に装着されるとと
もに径方向外方へ突出する係合爪(22)を有し、上記ホイ
ールカバー(10)は、上記第1係合部(3)の周壁(31)に外
嵌する第1筒状部(16)と、上記第2係合部(2)を上記係
合爪(22)の回転を可能に収納する第2筒状部(11)と、該
第1係合部(3)が該第1筒状部(16)と嵌合した状態で該
第2係合部(2)を回転させることにより上記係合爪(22)
が挿脱する溝(14)を有する係合壁(13)と、から構成され
た保持部(1)を上記ハブナット(6)に対応した位置に備
え、上記係合爪(22)と係合壁(13)は、該係合爪(22)が上
記溝(14)に挿入した位置で係合する係合手段(14a,22a)
を備えたことを特徴とする自動車のホイールカバー取付
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2415391U JP2534544Y2 (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 自動車のホイールカバー取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2415391U JP2534544Y2 (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 自動車のホイールカバー取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04119701U true JPH04119701U (ja) | 1992-10-27 |
| JP2534544Y2 JP2534544Y2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=31909163
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2415391U Expired - Lifetime JP2534544Y2 (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 自動車のホイールカバー取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2534544Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-12 JP JP2415391U patent/JP2534544Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2534544Y2 (ja) | 1997-04-30 |
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