JPH04120095U - X−yプロツタにおけるペンアツプダウン制御装置 - Google Patents

X−yプロツタにおけるペンアツプダウン制御装置

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JPH04120095U
JPH04120095U JP3180191U JP3180191U JPH04120095U JP H04120095 U JPH04120095 U JP H04120095U JP 3180191 U JP3180191 U JP 3180191U JP 3180191 U JP3180191 U JP 3180191U JP H04120095 U JPH04120095 U JP H04120095U
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pen
height position
pen head
head
along
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定夫 小林
昌二 岸
紀元 揚原
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Max Co Ltd
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Max Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 [目的] ペンヘッドに対する被作画部材の高さ位置に
ばらつきが生じてペン部材の昇降ストローク長さが変動
する場合にも、被作画部材に適正な作画圧を一定に付与
してなる。 [構成] 電流に基づきペンヘッド5に対してペン部材
7を昇降駆動する昇降駆動手段18を備えたX−Yプロ
ッタにおいて、作画前にペンヘッド5を作画移動するこ
とにより当該作画移動範囲に亘ってペン部材7の昇降ス
トローク長さに対応する被作画部材2のペンヘッド5に
対する高さ位置を検出する高さ位置検出手段21と、当
該高さ位置を被作画部材2におけるペン部材7の作画位
置に対応させてサンプリングデータとして記憶するサン
プリングデータメモリ手段22とを備え、作画時にペン
部材7の作画位置に応じて当該作画位置に所定の作画圧
を付与するように当該データに基づき駆動電流値を可変
してなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電流に基づきペンヘッドに対してペン部材を昇降駆動する昇降駆動 手段を備えてなるX−Yプロッタにおいて、ペン部材の作画位置に応じて当該作 画位置に所定の作画圧を付与するように駆動電流値を可変してペン部材の昇降を 制御するペンアップダウン制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
X−Yプロッタは、図板に沿ってX、Yレールを配設しこれに沿ってペンヘッ ドを走行させることにより、あるいは、図板上においてX方向に沿って被作画部 材を移動可能とするとともに、図板に沿ってY方向に配設されたレールに沿って ペンヘッドを移動可能とすることにより、ペンヘッドを、被作画部材に対してX −Y方向に沿って相対的に移動自在とし、また、ペンヘッドに、これとともに同 方向に移動可能なペン部材を設けるとともに、ペンヘッドとペン部材との間に、 電流に基づきペンヘッドに対してペン部材をムービングコイル等を用いて昇降駆 動する昇降駆動手段を設けて構成されており、駆動電流値とペン部材の昇降スト ローク長さとに応じた作画圧をペン部材に付与し、その作画圧下で、作画を行う ようになっている。
【0003】 このX−Yプロッタにおいて、ペン部材の昇降を制御するのに、駆動電流値と 、ペンヘッドに対する被作画部材の高さ位置、すなわち、ペン部材の先端がその 上昇位置から、被作画部材に当接した下降位置までの距離に相当するペン部材の 昇降ストローク長さと、作画圧との関係を、ペン部材の種類に応じてペンヘッド に対するペン部材の高さ位置が異なるとともにペン部材の種類に応じて所望の筆 圧が異なることからペン部材の種類ごとに用意し、実際に使用されるペン部材の 種類と、X−Yプロッタの規格上のペンヘッドに対する図板の高さ位置よりその 図板上に載せられる被作画部材が通常使用される一般的な肉厚のものであるとし て間接的に算定されたペンヘッドに対する被作画部材の高さ位置とに基づき、予 め、一定の駆動電流値を設定しておき、この予め設定された一定の駆動電流値に 従い昇降駆動手段を制御し、作画時においては、ペン部材を下降させ、非作画時 においては、ペン部材を上昇させるようにしたペンアップダウン制御装置が、従 来、公知である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のX−Yプロッタにおけるペンアップダウン制御装置にあ っては、予め設定された一定の駆動電流値によりペン部材の昇降を制御しており 、一方、レールと図板との平行度について、それら構成部品の組み付け時やメン テナンス時に適正な精度を出すにはその調整が難しく熟練を要し、高精度の平行 が得られ難く、従って、レール上を走行するペンヘッドに対する被作画部材の高 さ位置にばらつきが生じ、ペン部材の昇降ストローク長さがペンヘッドのレール 上における走行位置によって変動するので、作画圧が一定せず、例えば、被作画 部材の高さ位置が低い部位では、ペン部材の昇降ストローク長さが大きくなって 作画圧が不足し、かすれの原因となる等、問題があった。これを解消しようと、 駆動電流値を大きく設定すれば、確かに、被作画部材の高さ位置が低い部位では 、最小限必要な作画圧が与えられ、かすれが防止されるが、その反面、被作画部 材の高さ位置が高い部位ではペン部材の昇降ストローク長さが小さくなって作画 圧が大きくなり過ぎ、被作画部材全面に亘って一定の作画圧が得られず、濃淡が 発生する点で、問題があった。
【0005】 また、ペン部材としてカッティング刃を用いる場合には、被作画部材が台紙の 上に粘着層を介してシートを重ねたものであり、これをカッティングするには、 シートと粘着層との両厚さ分の刃先量を要するとともに、刃先がシートに食い込 むための圧力を調整する必要があるので、レールと図板との平行度が十分確保さ れていないと、カッティング時の刃先調整が一層、困難となり、調整作業に時間 が掛かり、問題があった。
【0006】 更に、ペンヘッドに対する被作画部材の高さ位置については、被作画部材が通 常使用される一般的な肉厚のものであるとして算定されるので、被作画部材が通 常使用される一般的な肉厚より相当、厚く、あるいは薄いものであると、適正な 筆圧が得られず、作画不能ともなり、これを解消しようとすれば、ペンヘッド自 体の高さを変えることを要し、その作業が面倒であり、別の問題もあった。
【0007】 本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、構 成部品の組み付け精度等の限界によりペンヘッドに対する被作画部材の高さ位置 にばらつきが生じてペン部材の昇降ストローク長さが変動するような場合にも、 被作画部材に適正な作画圧が一定に付与され、作画圧の不足によるかすれ等の発 生が防止され、また、肉厚の異なる種々の被作画部材に対しても、ペンヘッド自 体の高さを変えるようなことを要せず適正な筆圧が得られるX−Yプロッタにお けるペンアップダウン制御装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案にあっては、上記従来の課題を解決するために、被作画部材に対してX −Y方向に相対的に作画移動するペンヘッドと、該ペンヘッドに支持されて該ペ ンヘッドのX−Y方向の移動に伴い同方向に移動するペン部材と、前記ペンヘッ ドとペン部材との間に設けられるとともに電流に基づき前記ペンヘッドに対して ペン部材を昇降駆動し当該駆動電流値とペン部材の昇降ストローク長さとに応じ た作画圧をペン部材に付与する昇降駆動手段とを備えたX−Yプロッタにおいて 、前記ペンヘッドに取り付けられ作画前にペンヘッドを作画移動することにより 当該作画移動範囲に亘ってペン部材の昇降ストローク長さに対応する被作画部材 のペンヘッドに対する高さ位置を検出する高さ位置検出手段と、当該高さ位置を 被作画部材におけるペン部材の作画位置に対応させてサンプリングデータとして 記憶するサンプリングデータメモリ手段と、作画時にペン部材の作画位置に応じ て当該作画位置に所定の作画圧を付与するようにサンプリングデータメモリ手段 からのデータに基づき前記駆動電流値を可変設定する駆動電流値設定手段と、設 定された駆動電流値に従い前記昇降駆動手段を制御する昇降駆動手段制御回路と を備えた構成を特徴とするX−Yプロッタにおけるペンアップダウン制御装置を 提案するものである。
【0009】 また、上記構成においては、前記ペンヘッドは、被作画部材をX方向に沿って 移動可能とするとともにペンヘッドをY方向に沿って移動可能とすることにより 被作画部材に対してX−Y方向に沿って相対的に作画移動してなるものであり、 前記高さ位置検出手段は、ペンヘッドをY方向に沿って作画移動することにより 当該Y方向の作画移動範囲に亘ってペン部材の昇降ストローク長さに対応する被 作画部材のペンヘッドに対する高さ位置を検出してなる構成のものである請求項 1記載のX−Yプロッタにおけるペンアップダウン制御装置が提案される。
【0010】
【作用】
本考案は、上記構成により、前記ペンヘッドに取り付けられ作画前にペンヘッ ドを作画移動することにより当該作画移動範囲に亘ってペン部材の昇降ストロー ク長さに対応する被作画部材のペンヘッドに対する高さ位置を検出する高さ位置 検出手段と、当該高さ位置を被作画部材におけるペン部材の作画位置に対応させ てサンプリングデータとして記憶するサンプリングデータメモリ手段と、作画時 にペン部材の作画位置に応じて当該作画位置に所定の作画圧を付与するようにサ ンプリングデータメモリ手段からのデータに基づき前記駆動電流値を可変設定す る駆動電流値設定手段と、設定された駆動電流値に従い前記昇降駆動手段を制御 する昇降駆動手段制御回路とを備えてなるので、構成部品の組み付け精度等の限 界によりペンヘッドに対する被作画部材の高さ位置にばらつきが生じてペン部材 の昇降ストローク長さが変動するような場合にも、被作画部材に適正な作画圧が 一定に付与され、作画圧の不足によるかすれ等の発生が防止され、また、肉厚の 異なる種々の被作画部材に対しても、ペンヘッド自体の高さを変えるようなこと を要せず適正な筆圧が得られる。
【0011】 また、前記ペンヘッドは、被作画部材をX方向に沿って移動可能とするととも にペンヘッドをY方向に沿って移動可能とすることにより被作画部材に対してX −Y方向に沿って相対的に作画移動してなるものであり、前記高さ位置検出手段 は、ペンヘッドをY方向に沿って作画移動することにより当該Y方向の作画移動 範囲に亘ってペン部材の昇降ストローク長さに対応する被作画部材のペンヘッド に対する高さ位置を検出してなる構成により、例えば、ペンヘッドをY方向に沿 って移動案内するYレールの組み付け精度限界に伴いYレールとペンヘッドとの 平行度が十分に得られないような場合に、Y方向の移動範囲に亘る当該高さ位置 を検出するだけで、上記効果が有効に得られ、昇降駆動手段の制御も容易となる 。
【0012】
【実施例】
本考案に係るX−Yプロッタにおけるペンアップダウン制御装置の一実施例を 図に基づき詳細に説明する。
【0013】 まず、本実施例に係るペンアップダウン制御装置を用いたX−Yプロッタは、 図6に示すように、図板1上においてX方向に沿って被作画部材2を移動可能と するとともに、Y方向に沿ってYレール4を配設してこのYレール4に沿ってペ ンヘッド5を移動可能とすることにより、被作画部材2に対してペンヘッド5を X−Y方向に沿って相対的に作画移動自在とし、また、ペンヘッド5に対して昇 降するペンホルダ6と、ペンホルダ6に保持されるペン部材7とを設けて構成さ れている。これにより、ペン部材7は、ペンヘッド5の被作画部材2に対する相 対的なX−Y方向の作画移動に伴い同方向に移動可能となるとともに、ペンホル ダ6の昇降に伴いペンヘッド5に対して昇降可能となっている。なお、ペン部材 7は、鉛筆やインクペンに限定されず、カッティングプロッタ用のカッティング 刃についても、適用可能である。
【0014】 X方向に沿う被作画部材2の移動と、Yレール4に沿うY方向のペンヘッド5 の移動とは、図1に示すように、X軸モータ11とY軸モータ12とによりそれ ぞれ駆動され、それらX軸モータ11とY軸モータ12とは、作画データ13を バッファメモリ14を介してCPU15に送るのに応じてその作画データ13に 基づきCPU15より出力されるX信号とY信号とに従い、X軸モータ制御回路 16とY軸モータ制御回路17とによりそれぞれ制御されている。
【0015】 ペン部材7を保持するペンホルダ6は、図2に示すように、昇降駆動手段18 を構成するムービングコイル19を用いて、電流に基づき可変する磁力により昇 降駆動され、これにより、ペン部材7には、駆動電流値と、ペン部材7の昇降ス トローク長さ、すなわちペン部材7の先端の上昇位置から、それが被作画部材2 に当接した下降位置までの距離とに応じた作画圧が付与されるようになっている 。
【0016】 このペン部材7を昇降制御するには、以下に説明するペンアップダウン制御装 置が用いられる。
【0017】 基本的には、図1に示すように、高さ位置検出手段21、サンプリングデータ メモリ手段22、駆動電流値設定手段23、及び昇降駆動手段制御回路24によ り構成されている。
【0018】 高さ位置検出手段21は、例えば、図2に示すように、作画前において、作画 に実際に用いるペン部材7をペンホルダ6に取り付け、ムービングコイル19に 送る駆動電流を遮断し、ペン部材7を自由に昇降自在とした状態で、被作画部材 2をX方向に沿って移動することなく所定の位置に停止させ、ペンヘッド5をY レールに沿ってY方向に作画移動することにより、ペン部材7の先端が被作画部 材2に当接し、同図に鎖線で示すように、被作画部材2の表面形状に沿って昇降 するのに従い、可変抵抗式センサ、エンコーダ等の光電式センサ、インダクトシ ン・マグネスケール等の電磁式センサを用い、ペンヘッド5に対する被作画部材 2の高さ位置を、被作画部材2のX方向の所定の位置において、ペンヘッド5の Yレールに沿う移動範囲に亘って検出するようになっている。図2には、ペン部 材7の昇降に伴い、ペンホルダ6とムービングコイル19とを作動連結した連結 板25に垂下されたロッド26が昇降するのに応じ、被作画部材2の高さ位置を エンコーダ27で検出するものが示されている。
【0019】 このようにして得られる被作画部材2の高さ位置は、作画時においてペン部材 7が昇降してなすストローク長さに対応するものである。
【0020】 また、作画に実際に用いるペン部材7の替りに、図3に示すように、基準とな る疑似ペン部材28を、高さ位置検出手段21として用いることができる。
【0021】 あるいは、図4に示すように、ペンホルダ6からペン部材7を外した状態で、 ペンホルダ6の下面に突き当て棒29を垂下し、これを高さ位置検出手段21と して用いることもできる。
【0022】 更に、これら高さ位置検出手段21が被作画部材2と接触する接触型のもので はなく、図5に示すように、ペンヘッド4の下面に非接触型の光学式センサ30 を装着して、これを高さ位置検出手段21としてなすことも可能である。
【0023】 サンプリングデータメモリ手段22は、一定間隔、例えば、5mm、10mm 等の間隔でY方向に沿って位置付けられたX−Y座標を示す作画位置と、それら 位置における被作画部材2の高さ位置を記憶し、あるいは、被作画部材2の高さ 方向に沿って、0.1mm、0.5mm等の間隔で敷居値を設け、それら敷居値 と、ペンヘッド5がYレールに沿ってY方向に移動することによりそれら敷居値 に被作画部材2の高さ位置が達するときの作画位置とを記憶し、すなわち被作画 部材2の高さ位置を被作画部材2におけるペン部材7の作画位置と対応させてサ ンプリングデータとして記憶するようになっている。なお、高さ位置検出手段2 1の説明で述べたように、該高さ位置検出手段21による高さ位置の検出は、被 作画部材2のX方向の所定の位置において、ペンヘッド5のYレールに沿う移動 範囲に亘って行われるので、X方向の当該所定の位置以外での位置におけるサン プリングデータについては、同一のY方向位置ではX方向位置にかかわらず同一 の高さ位置として記憶される。
【0024】 駆動電流値設定手段23は、作画時において、ペン部材7の作画位置に応じて 当該作画位置に所定の作画圧を付与するようにサンプリングデータメモリ手段2 2からのデータに基づき駆動電流値を可変設定するものである。例えば、ペン部 材7の種類に応じてペンヘッド5に対するペン部材7の高さ位置が異なるととも にペン部材7の種類に応じて所望の作画圧が異なることより、ペン部材7の種類 ごとに用意された駆動電流値とペンヘッド5に対する被作画部材2の高さ位置と 作画圧との関係と、実際に作画に使用されるペン部材7の種類と、X−Yプロッ タの規格状のペンヘッド5に対する図板の高さ位置より通常の一般的な肉厚の被 作画部材1に作画を行なうとしたときに間接的に算定されるペンヘッド5に対す る被作画部材2の高さ位置とよりなる作画圧情報をCPUより得て、基準となる 駆動電流値を設定しておき、また、作画圧情報として得られるペン部材7の種類 ごとに用意された駆動電流値と被作画部材2の高さ位置と作画圧との関係におい てそのペンヘッド4に対する被作画部材2の高さ位置を示す数値と、サンプリン グデータメモリ手段22において記憶されているペンヘッド5に対する被作画部 材2の高さ位置を示す数値とに、一定の対応関係を持たせておくことにより、す なわち、例えば、高さ位置検出手段21として作画に実際に用いるある種のペン 部材7を使用した場合に、そのペン部材7により得られる数値によって、当該あ る種のペン部材7に限らず他の種類のペン部材7を作画に使用するときにも、そ の他の種類のペン部材7に応じて駆動電流値と被作画部材2の高さ位置と作画圧 との関係が得られるようにしておくことにより、X信号とY信号とに応じて、サ ンプリングデータメモリ手段22のデータに従い、上記基準設定された駆動電流 値を修飾して可変設定し、適正な作画圧を維持するようにフィードバック制御を 行なうようになっている。
【0025】 なお、サンプリングデータメモリ手段22に、高さ位置と対応して記憶されて いる作画位置(メモリ作画位置)とY方向に沿いその次に高さ位置と対応して記 憶されている作画位置(メモリ作画位置)との間に位置する作画位置における高 さ位置にあっては、例えば、いずれか近距離側のメモリ作画位置における被作画 部材2の高さ位置を用いて近似させ、あるいは、両メモリ作画位置における被作 画部材1の高さ位置の中間値を用いて、駆動電流値の可変設定を行なうことが可 能である。
【0026】 昇降駆動手段制御回路24は、CPU15より得られる作画、非作画を命ずる ペンアップダウン信号に基づき、被作画部材2における所定のX−Y方向位置に おいてペン部材7の上昇動作及び下降動作を行なわせるとともに、駆動電流値設 定手段23において可変設定される駆動電流値に従い昇降駆動手段の制御を行な うようになっている。
【0027】 上記構成により、作画前にペンヘッド5をYレール4に沿ってY方向に作画移 動することによりペン部材7の昇降ストローク長さに対応する被作画部材2のペ ンヘッド5に対する高さ位置をペンヘッド5のY方向の移動範囲に亘って検出す る高さ位置検出手段21と、当該高さ位置を被作画部材2におけるペン部材7の 作画位置に対応させてサンプリングデータとして記憶するサンプリングデータメ モリ手段22と、作画時にペン部材27の作画位置に応じて当該作画位置に所定 の作画圧を付与するようにサンプリングデータメモリ手段22からのデータに基 づき駆動電流値を可変設定する駆動電流値設定手段23と、設定された駆動電流 値に従い昇降駆動手段18を制御する昇降駆動手段制御回路24とを設けている ので、構成部品の組み付け精度等の限界により、例えば、ペンヘッド5をY方向 に移動案内するYレール4と被作画部材2との平行度が十分に得られずペンヘッ ド5に対する被作画部材2の高さ位置にばらつきが生じてペン部材7の昇降スト ローク長さが被作画部材2のY方向に沿って変動する場合にも、Y方向に沿って 被作画部材2に作画圧が一定に付与されるように駆動電流値を設定することによ り、被作画部材2に対するペン部材7のX−Y方向の作画移動に従い、被作画部 材7の全面に亘って適正な作画圧が一定に付与され、作画圧の不足によるかすれ 等の発生が防止され、また、肉厚の異なる種々の被作画部材2に対して作画を行 うような場合にも、ペンヘッド5自体の高さを変えるようなことを要せず適正な 筆圧が得られる。
【0028】 なお、ペンヘッド5に対する被作画部材2の高さ位置を検出するのに、被作画 部材2に対して直接的に行わなくとも、被作画部材2の肉厚を予め知ることによ り、被作画部材2を載せる図板1についてその高さ位置を検出するようにして間 接的に行うことができ、これによっても、構成部品の組み付け精度等の限界によ りペンヘッド5に対する被作画部材2の高さ位置にばらつきが生じてペン部材7 の昇降ストローク長さが変動するような場合には、十分、有効である。
【0029】 また、上記実施例では、X−Yプロッタが、図板1上においてX方向に沿って 被作画部材2を移動可能とするとともに、Y方向に沿ってYレール4を配設して このYレール4に沿ってペンヘッド5を移動可能とし、被作画部材2に対してペ ンヘッド5をX−Y方向に沿って相対的に移動自在とする構造のものであるので 、この構造に起因してYレール4と被作画部材2との平行度が十分に得られずに Yレール4に沿ってY方向に移動するペンヘッド5に対する被作画部材2の高さ 位置にばらつきが生じるような場合には、ペンヘッド5に対する被作画部材2の 高さ位置を、被作画部材2のX方向の所定の位置において、ペンヘッド5のYレ ール4に沿う移動範囲に亘って検出し、X方向の当該所定の位置以外の位置にお けるサンプリングデータについては、同一のY方向位置ではX方向位置にかかわ らず同一の高さ位置として記憶し、これに基づき制御することによって、十分、 対応できるものであるが、ペンヘッド5に対する被作画部材2の高さ位置を、被 作画部材2のX方向の所定の位置だけでなく各位置において、ペンヘッド5のY レールに沿う移動範囲に亘って検出し、すなわち、被作画部材2の全面に亘って 検出し、サンプリングデータとして得、これに基づき制御することも可能である 。従来、被作画部材の肉厚がその全面に亘って不均一である場合に、肉厚の異な るのに応じて生ずる高低段差部において、ペン部材の追従が円滑に行われない等 の問題があったが、そのような被作画部材2の肉厚がその全面に亘って不均一で ある場合にも、上記の被作画部材2の全面に亘って検出するものによれば、ペン 部材7の追従が円滑に行われることになる。なお、被作画部材2の全面に亘って 検出するものに比し、被作画部材2のX方向の所定の位置におけるY方向の移動 範囲に亘る高さ位置を検出するだけでよい本実施例のものは、昇降駆動手段の制 御が容易となるものである。
【0030】 更に、X−Yプロッタが、上記実施例と異なり、図板1に沿ってX、Y方向に レールを配設してそのレールに沿ってペンヘッド5を移動可能にし、これにより 被作画部材2に対してペンヘッド5をX−Y方向に沿って相対的に移動自在とす る構造のものも可能であり、このX−Yプロッタでは、Yレール4と被作画部材 2との平行精度の問題だけでなく、X、Y両方向に配設された各レールと被作画 部材2との平行精度の問題に鑑みると、被作画部材2の全面に亘って高さ位置を 検出するものが効果的である。
【0031】 以上に実施例を挙げて本考案を説明したが、本考案は上記実施例に限定される ことなく、その要旨を変更しない範囲で種々変更可能である。
【0032】
【考案の効果】
以上に説明したように、本考案に係るX−Yプロッタにおけるペンアップダウ 制御装置によれば、前記ペンヘッドに取り付けられ作画前にペンヘッドを作画移 動することにより当該作画移動範囲に亘ってペン部材の昇降ストローク長さに対 応する被作画部材のペンヘッドに対する高さ位置を検出する高さ位置検出手段と 、当該高さ位置を被作画部材におけるペン部材の作画位置に対応させてサンプリ ングデータとして記憶するサンプリングデータメモリ手段と、作画時にペン部材 の作画位置に応じて当該作画位置に所定の作画圧を付与するようにサンプリング データメモリ手段からのデータに基づき前記駆動電流値を可変設定する駆動電流 値設定手段と、設定された駆動電流値に従い前記昇降駆動手段を制御する昇降駆 動手段制御回路とを備えてなるので、構成部品の組み付け精度等の限界によりペ ンヘッドに対する被作画部材の高さ位置にばらつきが生じてペン部材の昇降スト ローク長さが変動するような場合にも、被作画部材に適正な作画圧が一定に付与 され、作画圧の不足によるかすれ等の発生が防止され、また、肉厚の異なる種々 の被作画部材に対しても、ペンヘッド自体の高さを変えるようなことを要せず適 正な筆圧が得られる等、種々の効果を奏する。
【0033】 また、前記ペンヘッドは、被作画部材をX方向に沿って移動可能とするととも にペンヘッドをY方向に沿って移動可能とすることにより被作画部材に対してX −Y方向に沿って相対的に作画移動してなるものであり、前記高さ位置検出手段 は、ペンヘッドをY方向に沿って作画移動することにより当該Y方向の作画移動 範囲に亘ってペン部材の昇降ストローク長さに対応する被作画部材のペンヘッド に対する高さ位置を検出してなる構成により、例えば、ペンヘッドをY方向に沿 って移動案内するYレールの組み付け精度限界に伴いYレールとペンヘッドとの 平行度が十分に得られないような場合に、Y方向の移動範囲に亘る当該高さ位置 を検出するだけで、上記効果が有効に得られ、昇降駆動手段の制御が容易となる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るX−Yプロッタにおけるペンアッ
プダウン制御装置の一実施例を示すブロック図である。
【図2】主に、高さ位置検出手段を示す概略図である。
【図3】他の高さ位置検出手段を示す概略図である。
【図4】更に、他の高さ位置検出手段を示す概略図であ
る。
【図5】また更に、他の高さ位置検出手段を示す概略図
である。
【図6】X−Yプロッタの概略図である。
【符号の説明】
2 被作画部材 5 ペンヘッド 7 ペン部材 18 昇降駆動手段 21 高さ位置検出手段 22 サンプリングデータメモリ手段 23 駆動電流値設定手段 24 昇降駆動手段制御回路

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被作画部材に対してX−Y方向に沿って
    相対的に作画移動するペンヘッドと、該ペンヘッドに支
    持されて該ペンヘッドとともに同方向に移動するペン部
    材と、前記ペンヘッドとペン部材との間に設けられると
    ともに電流に基づき前記ペンヘッドに対してペン部材を
    昇降駆動し当該駆動電流値とペン部材の昇降ストローク
    長さとに応じた作画圧をペン部材に付与する昇降駆動手
    段とを備えたX−Yプロッタにおいて、前記ペンヘッド
    に取り付けられ作画前に該ペンヘッドを作画移動するこ
    とにより当該作画移動範囲に亘ってペン部材の昇降スト
    ローク長さに対応する被作画部材のペンヘッドに対する
    高さ位置を検出する高さ位置検出手段と、当該高さ位置
    を被作画部材におけるペン部材の作画位置に対応させて
    サンプリングデータとして記憶するサンプリングデータ
    メモリ手段と、作画時にペン部材の作画位置に応じて当
    該作画位置に所定の作画圧を付与するようにサンプリン
    グデータメモリ手段からのデータに基づき前記駆動電流
    値を可変設定する駆動電流値設定手段と、設定された駆
    動電流値に従い前記昇降駆動手段を制御する昇降駆動手
    段制御回路とを備えたことを特徴とするX−Yプロッタ
    におけるペンアップダウン制御装置。
  2. 【請求項2】前記ペンヘッドは、被作画部材をX方向に
    沿って移動可能とするとともにペンヘッドをY方向に沿
    って移動可能とすることにより被作画部材に対してX−
    Y方向に沿って相対的に作画移動してなるものであり、
    前記高さ位置検出手段は、ペンヘッドをY方向に沿って
    作画移動することにより当該Y方向の作画移動範囲に亘
    ってペン部材の昇降ストローク長さに対応する被作画部
    材のペンヘッドに対する高さ位置を検出してなるもので
    ある請求項1記載のX−Yプロッタにおけるペンアップ
    ダウン制御装置。
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