JPH04120404A - 半導体多層薄膜の膜厚評価装置及び膜厚評価方法 - Google Patents
半導体多層薄膜の膜厚評価装置及び膜厚評価方法Info
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- JPH04120404A JPH04120404A JP24143990A JP24143990A JPH04120404A JP H04120404 A JPH04120404 A JP H04120404A JP 24143990 A JP24143990 A JP 24143990A JP 24143990 A JP24143990 A JP 24143990A JP H04120404 A JPH04120404 A JP H04120404A
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Description
方法、特に、半導体結晶のエピタキシャル成長による多
層薄膜構造の各層の膜厚を、非破壊・非接触で測定する
評価装置及び評価方法に関するものである。
厚測定法についで、第3図を用いてその概念を簡単に説
明する。第3図は従来のFTIR法による膜厚評価装置
の光学系の概念図てあり、第4図はその全体構成図であ
る。これらの図において、光源(1)を射出し非球面鏡
く2)て平行にされた光束は、マイケルソン干渉計く3
)に導入される。マイケルソン干渉計(3)内では、入
射してきた光束はビーム・スプリッター(4)で三光束
に分割され、固定鏡(5)と移動鏡(6)とで各々反射
されたあと合成され干渉する。この時間的に変調された
波数の異なる干渉光束がミラー(7)により試料(8)
に照射され、検知器(9)で検出される。以上の光源(
1)〜検出器(9)によって膜厚評価装置の光学系(1
0)が構成される。
(すなわち空間干渉強度波形であってノイズを含むもの
)は、フーリエ変換手段(11)によりフーリエ変換さ
れ反射スペクトルを得る。この反射スペクトルから、測
光感度のない波数領域を取り除くフィルタリング処理を
フィルタリング手段(12)により行った後、逆フーリ
エ変換を行うことによってノイズか除去された空間干渉
強度波形(Spatialgram )を得る。従来、
逆フーリエ変換はコサイン(cosine)逆フーリエ
変換手段(13)により行われていた。このようにして
得られた空間干渉強度波形の一例を第5図に示す。図に
示す空間干渉強度波形における各バースト・ピーク間の
距離から、試料を構成する各層の膜厚を測定することが
できる。
を精度よく測定するためには、特願平1248850号
に示したように、測定試料の反射測光を平行光束系とし
、データ・サンプリング間隔の短縮を行うことが必要で
ある。
構成され、その評価方法を第6図を用いてさらに詳細に
説明する。第6図は半導体薄膜(14〉、(15)、(
16)が半導体基板(17)上に形成された試料(6)
を概略的に示しており、試料(6)に入射した光束のう
ち各層での一次元反射光のみの反射光路を模式的に示し
ている。半導体重1B!(1,4)、(1ら)、(16
)の各層の膜厚及び屈折率は各々<di、 nl) 、
(d2. n2) 、(d3. n3)であり、半導体
基板(17)の屈折率はnsとした。各層での反射光は
各々の光路長による位相差を生じ、試料(6)表面で合
成され干渉する。試料(6)表面ての反射光成分に対す
る第i層−第i+1層界面ての反射光成分の光路差δi
は、次に示す(1)式で与えられる。
スト・ピークが現れ、このピーク間の距離を測定して(
1)式より各膜厚diを得る。
形への変換には次の(2)式に示すコサイン(cosi
ne)項によるコサイン逆フーリエ変換を行っていた。
σ:波数(1/C…)X:距離(C−)σS/σe、測
光波数端 第5図にこの空間干渉強度波形の一例を示す。
る。このように、多層薄膜の反射スペクトルの逆フーリ
エ変換処理による空間干渉強度波形の波形分析から、多
層薄膜の各膜厚を測定することができる。
では、反射スペクトルをコサイン環のみのコサイン逆フ
ーリエ変換により行っていたので、空間干渉強度波形上
に現れるバースト波形は、フィルタリング条件(フィル
タリング関数「(σ)の形やフィルタリング波数領域等
)により、バーストピークが上向き/下向きの逆位相を
取り得る。従って、被測定膜の膜厚が薄くなると、例え
ば第7図に示す空間干渉強度波形に見られるように、上
向き、下向きピークを持つバースト波形が重なり合うと
、各ピークが合成波形の中に呑み込まれる形になり、ピ
ーク位置を判読することか困難になる。
界を決定する要因の主要なものとしては、測光波数範囲
(σS〜σe)がある。その内主に測光光学系から決ま
る測光波数範囲の枠組みの中では、空間干渉強度波形上
でのバースト波形からのピーク位置の判読が重要となる
。しかし、上述のように従来技術では、バースト波形そ
のものに上向き/下向き位相の不安定要因があり、これ
も薄膜の膜厚測定に限界をもたらす要因であった。
データ・サンプリング間隔の短縮化を用いても、従来の
コサイン逆フーリエ変換法では、化合物半導体エピタキ
シャル層の膜厚測定は、約Q、J+sが限界であるとい
う問題点があった。
たもので、定められた測光波数範囲において、より薄い
多層薄膜の各層の膜厚を、より正確かつ安定に測定でき
る、FTIR法を応用した半導体多層薄膜の膜厚評価装
置及び膜厚評価方法を得ることを目的とする。
評価方法は、従来のコサイン逆フーリエ変換手段の代わ
りに、複素パワー逆フーリエ変換手段を用いて空間干渉
強度波形を得るものである。
限られた波数範囲内に現れる干渉波形中の偶及び奇関数
成分の両方が正しく変換され、また、パワー変換により
空間干渉強度波形上のバースト波形も全て同位相となる
ため、コサイン逆フーリエ変換手段を用いる場合に比べ
同じ測光波数範囲でも多くの情報が取り込まれ、バース
ト波形位相の不安定要因が無くなるので、バースト波形
の分離精度が向上し、薄膜測定限界が向上する。
構成図であり、(10)〜(12)は上述した従来の薄
膜評価装置におけるものと全く同一である。また、光学
系(10)は第3図に示した従来のものと全く同一であ
り、同様な操作により半導体多層薄膜の膜厚測定が行わ
れる。
クトルを、複素パワー逆フーリエ変換手段(13A)を
用いることによって、空間干渉強度波形を得るものであ
る。フーリエ分光法において複素変換は一般的な基礎技
術であるが、半導体多層薄膜の膜厚測定を目的として、
反射スペクトルを空間干渉強度波形に逆フーリエ変換す
る場合には、複素パワー変換を応用した例は今まで全く
なかった。
)では、反射スペクトルを逆フーリエ変換して空間干渉
強度波形を得る場合に、次の(3)式に示すようなコサ
イン(cosine)項及びサイン(sine)項を含
むe(j2πσX)による複素パワー変換により行うも
のである。
の膜厚を測定し、その評価を行った。試料は、第6図に
おける半導体基板(17)としてGaAs基板上に、半
導体薄膜(14)、(15)、(16)としてそれぞれ
A l y G a + −X A s (x =0
、5、厚さ0.35um) 、A IxG &+−*A
s (x=0.1、厚さ0.1H)、A 1.Ga、−
、As (x=0.5、厚さ1.4B)を形成した試料
を用い、この発明による複素パワー逆フーリエ変換手段
(13A)を用いて得た空間干渉強度波形を第2図に、
従来のコサイン逆フーリエ変換手段(13)を用いて得
た空間干渉強度波形を第7図にそれぞれ示した。第7図
に示したコサイン逆フーリエ変換では、2つのバースト
波形が重なり合い非対称な波形になっているため、ピー
ク位置を判読することは困難であった。また、この非対
称な波形は、逆フーリエ変換時のフィルタリング条件に
敏感であり微妙に形を変えるため、実際にはこの波形か
らピークを見つけ出し膜厚を得ることは不可能である。
では、ピーク位置間隔が約0 、111mに相当するも
のであるにもががわらず、バースト波形は明確に分離さ
れており、実際の膜厚測定に用いるに足る安定した空間
干渉強度波形である。このように、複素パワー逆フーリ
エ変換による空間干渉強度波形には、従来のコサイン逆
フーリエ変換によるものに比べより多くの情報が取り込
まれ、かつ、各バースト波形が全て同位相となるため薄
膜測定精度が向上し、例えば従来法では0.211−が
限界だった測光条件で約0.111mの厚さの薄膜まで
膜厚測定が可能となった。
ーリエ変換手段の代わりに、複素パワー逆フーリエ変換
手段を用いて空間干渉強度波形を得るので、定められた
測光波数範囲において、より薄い多層薄膜の各層の膜厚
を、より正確かつ安定に測定できるという効果を奏する
。
構成図、第2図はこの発明の一実施例により複素パワー
逆フーリエ変換を行った空間干渉強度波形を示す線図、
第3図はFTIR法による膜厚測定に用いる光学系を示
す概念図、第4図は従来の薄膜評価装置の全体構成図、
第5図及び第7図は従来のコサイン逆フーリエ変換によ
り得た空間干渉強度波形を示す線図、第6図は半導体多
層薄膜に照射された光束の多層薄膜内での光路を示す模
式図である。 図において、(1)は光源、(2)は非球面鏡、(3)
はマイケルソン干渉計、(4)はビーム・スプリッター
、(5)は固定鏡、(6)は移動鏡、(7)はミラー、
(8)は試料、(9)は検知器、(10)は光学系、(
11)はフーリエ変換手段、(12)はフィルタリング
手段、(13A)は複素パワー逆フーリエ変換手段、(
14)、(15)、(16)は半導体薄膜、(17)は
半導体基板である。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (2)
- (1)半導体多層薄膜試料に波数の異なる干渉光束を連
続的に照射し上記試料によって反射した干渉光束を検出
してインターフェログラムを得る光学系と、 上記インターフェログラムをフーリエ変換して反射スペ
クトルを得るフーリエ変換手段と、この反射スペクトル
をフィルタリング処理するフィルタリング手段と、 フィルタリング処理した反射スペクトルを逆フーリエ変
換して空間干渉強度波形を得る複素パワー逆フーリエ変
換手段とを備えたことを特徴とする半導体多層薄膜の膜
厚評価装置。 - (2)半導体多層薄膜試料に波数の異なる干渉光束を連
続的に照射し、 上記試料によって反射した干渉光束を検出してインター
フェログラムを求め、 このインターフェログラムをフーリエ変換して反射スペ
クトルとし、 この反射スペクトルをフィルタリング処理し、ついで、 フィルタリング処理した反射スペクトルを複素パワー逆
フーリエ変換して空間干渉強度波形とし、この空間干渉
強度波形から上記半導体多層薄膜の各層の膜厚を非破壊
・非接触で評価することを特徴とする半導体多層薄膜の
膜厚評価方法。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24143990A JP2728773B2 (ja) | 1990-09-11 | 1990-09-11 | 半導体多層薄膜の膜厚評価装置及び膜厚評価方法 |
| EP95100378A EP0650030B1 (en) | 1989-09-25 | 1990-09-24 | Apparatus for and method of evaluating multilayer thin films |
| US07/587,114 US5227861A (en) | 1989-09-25 | 1990-09-24 | Apparatus for and method of evaluating multilayer thin film |
| DE69021813T DE69021813T2 (de) | 1989-09-25 | 1990-09-24 | Apparat und Verfahren für die Ausmessung von dünnen mehrschichtigen Lagen. |
| EP90118322A EP0420113B1 (en) | 1989-09-25 | 1990-09-24 | Apparatus for and method of evaluating multilayer thin films |
| DE69033111T DE69033111T2 (de) | 1989-09-25 | 1990-09-24 | Apparat und Verfahren für die Ausmessung von dünnen mehrschichtigen Lagen |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24143990A JP2728773B2 (ja) | 1990-09-11 | 1990-09-11 | 半導体多層薄膜の膜厚評価装置及び膜厚評価方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04120404A true JPH04120404A (ja) | 1992-04-21 |
| JP2728773B2 JP2728773B2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=17074327
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24143990A Expired - Lifetime JP2728773B2 (ja) | 1989-09-25 | 1990-09-11 | 半導体多層薄膜の膜厚評価装置及び膜厚評価方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2728773B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05302816A (ja) * | 1992-04-28 | 1993-11-16 | Jasco Corp | 半導体膜厚測定装置 |
| JP2003269924A (ja) * | 2002-03-19 | 2003-09-25 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 膜厚モニタリング装置および膜厚モニタリング方法 |
| JP2009283578A (ja) * | 2008-05-20 | 2009-12-03 | Tokyo Seimitsu Co Ltd | ウェーハの研磨状態モニタ方法並びに研磨状態モニタ装置 |
| JP2019009426A (ja) * | 2017-06-27 | 2019-01-17 | 株式会社サイオクス | 膜厚測定方法、窒化物半導体積層物の製造方法および窒化物半導体積層物 |
| US11946874B2 (en) | 2018-05-15 | 2024-04-02 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Method for producing nitride semiconductor laminate, silicon semiconductor product, method for inspecting film quality and method for inspecting semiconductor growth device |
-
1990
- 1990-09-11 JP JP24143990A patent/JP2728773B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05302816A (ja) * | 1992-04-28 | 1993-11-16 | Jasco Corp | 半導体膜厚測定装置 |
| JP2003269924A (ja) * | 2002-03-19 | 2003-09-25 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 膜厚モニタリング装置および膜厚モニタリング方法 |
| JP2009283578A (ja) * | 2008-05-20 | 2009-12-03 | Tokyo Seimitsu Co Ltd | ウェーハの研磨状態モニタ方法並びに研磨状態モニタ装置 |
| JP2019009426A (ja) * | 2017-06-27 | 2019-01-17 | 株式会社サイオクス | 膜厚測定方法、窒化物半導体積層物の製造方法および窒化物半導体積層物 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
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