JPH04125554U - 旋 盤 - Google Patents
旋 盤Info
- Publication number
- JPH04125554U JPH04125554U JP4190691U JP4190691U JPH04125554U JP H04125554 U JPH04125554 U JP H04125554U JP 4190691 U JP4190691 U JP 4190691U JP 4190691 U JP4190691 U JP 4190691U JP H04125554 U JPH04125554 U JP H04125554U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- origin
- turret
- headstock
- axis
- distance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
- Turning (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 機体の熱変位による原点位置の誤差を小さく
し、加工精度の向上を図る。 【構成】 タレット2を搭載してX軸方向に移動するタ
レットキャリッジ3に、先端が被検出部15となる低熱膨
張係数の検出アーム14を主軸台7側へ延ばして設ける。
この被検出部15を検出する原点検出スイッチ13を主軸台
7の近傍に設ける。このように、主軸台7から原点検出
スイッチ13までの距離を短くすることにより、ベッド4
の熱変位による機械原点QXOの設定位置のずれを小さく
する。
し、加工精度の向上を図る。 【構成】 タレット2を搭載してX軸方向に移動するタ
レットキャリッジ3に、先端が被検出部15となる低熱膨
張係数の検出アーム14を主軸台7側へ延ばして設ける。
この被検出部15を検出する原点検出スイッチ13を主軸台
7の近傍に設ける。このように、主軸台7から原点検出
スイッチ13までの距離を短くすることにより、ベッド4
の熱変位による機械原点QXOの設定位置のずれを小さく
する。
Description
【0001】
この考案は、タレットを搭載したタレットキャリッジを、ベッドのレール上に
主軸台に対する遠近方向に送り可能に設置した旋盤に関するものである。
【0002】
従来、タレット旋盤では、図5に示すようにタレット33のX軸方向の機械原点
QXOを主軸31から離して設定している。このように主軸31から離れた位置に機械
原点QXOを設定するのは、例えば次の理由等による。すなわち、タレット31の回
転による工具割出は、機械原点QXOに復帰したときに行われるが、この割出回転
を主軸31に近い位置で行うと工具38との干渉が生じる恐れがあるためである。
【0003】
タレット33が機械原点QXOに復帰したことの検出は、タレット33を搭載してX
軸方向に移動するタレットキャリッジ34にドグ35を設け、ベッド30に設置した原
点検出用のリミットスイッチ32をドグ35でオンさせることにより行う。リミット
スイッチ32のオン信号に応答し、NC装置内では機械原点QXOと数値制御の絶対
座標の原点とを一致させる。
【0004】
しかし、機械原点QXOが主軸31から離れた位置にあり、原点検出用のリミット
スイッチ32も主軸31から離れてベッド30に設置されているため、運転に伴う温度
変化によりベッド30が熱膨張すると、機械原点QXOの位置が主軸31の軸心Q1 か
ら離れる量が多くなる。そのため、加工誤差が大きくなるという問題点がある。
【0005】
この問題点につき詳述する。加工時には、使用する工具38を割り出すことによ
り、タレット33の軸心Q2 からその工具38の刃先までのX軸方向距離Xtである
刃先位置データがNC装置に入力され、これによって工具38の刃先位置が決めら
れる。この後、タレット33を送りねじ37の回転でX軸方向に移動させることに
より、工具38が加工位置へ近づけられ、加工が行われる。そのときの工具38の刃
先位置は、X軸サーボモータ36に設けられたパルスジェネレータ36aから発する
パルス数をカウントするとによりNC装置で演算される。
【0006】
いま、1パルス当たりのX軸方向への移動距離をΔX1 とした場合、機械原点
Qx0からパルス数mをカウントしたときの工具38の刃先位置Qは絶対座標上にお
いて、
Q=Xt+m・ΔX1 …
となる。
しかし、ベッド30が温度上昇により膨張すると、主軸31の軸心Q1 からリミッ
トスイッチ32までの距離XsがXs+ΔXsに増大し、図6に示すように温度上
昇後の機械原点Q’x0は、温度上昇前の機械原点Qx0よりも主軸31の軸心Q1 か
らΔXsだけ遠くなる。
【0007】
すなわち、タレット33の軸心Q2 からリミットスイッチ32までの距離をL1 と
し、この距離の温度変化を無視すると、主軸31の軸心Q1 から機械原点Qx0まで
の距離は、温度上昇前ではXs−L1 であるのに対して、温度上昇後ではXs+
ΔXs−L1 となる。その結果、温度上昇前において機械原点Qx0からパルス数
mをカウントしたときの工具38の刃先位置Qに比べて、温度上昇後における同じ
パルス数mをカウントしたときの刃先位置Q’は、主軸31の軸心Q1 からΔXs
だけ遠くなる。
前記のように機械原点Qx0は主軸31の軸心Q1 から遠い位置に設定されるため
、距離Xsは相当大きい値となり、熱変位による誤差分ΔXsもこの距離Xsに
応じて増大することになる。そのため、上記従来実施例では、機体の熱変位に起
因して加工精度が大きく低下する。
【0008】
この考案の目的は、機体の熱変位にかかわらず、精度良く加工できる旋盤を提
供することである。
【0009】
この考案の構成を実施例に対応する図1と共に説明する。
この考案は、タレット(2)を搭載したタレットキャリッジ(3)を、ベッド
(4)のレール(5)上に主軸台(7)に対する遠近方向(X軸方向)に送り可
能に設置した旋盤(1)において、先端が被検出部(15)となる低熱膨張係数の
検出アーム(14)を前記タレッットキャリッジ(3)に前記主軸台(7)側へ延
ばして設け、前記被検出部(15)を検出する原点検出スイッチ(13)を前記主軸
台(7)の近傍に設けたものである。
【0010】
主軸台(7)に対する遠近方向についての原点(Qx0)は、タレットキャリッ
ジ(3)側の被検出部(15)によって原点検出スイッチ(13)がオンするときの
タレット(2)の軸心(Q2 )の位置である。したがって、原点(Qx0)から主
軸台(7)までの距離は、主軸台(7)から原点検出スイッチ(13)までの距離
(Xs)に、タレット(2)の軸心(Q2 )から被検出部(15)までの距離(L
)を加えたものとなる。
原点検出スイッチ(13)は主軸台(7)の近傍に設けているので距離(Xs)
は充分短く、ベッド(4)の熱変位に起因する距離(Xs)の誤差は小さい。一
方、被検出部(15)もタレットキャリッジ(3)から延ばして設けた低熱膨張係
数の検出アーム(14)の先端からなるので、熱変位による距離(L)の誤差も小
さい。そのため、主軸台(7)から原点(Qx0)までの距離について、機体の熱
変位の影響で生じる誤差は小さくなり、それだけ加工精度が向上する。
【0011】
この考案の一実施例を図1ないし図4に基づいて説明する。
図1において、旋盤1はタレット旋盤からなり、タレット2を搭載したタレッ
トキャリッジ3が、ベッド4のレール5上に、主軸6の軸方向(Z軸方向)と直
行する方向(X軸方向)に移動自在に設置されている。主軸6はベッド4に設置
した主軸台7に支持され、主軸チャック6aが装着してある。
【0012】
タレットキャリッジ3は、レール8上に設置されてZ軸方向に移動自在とした
インデックスハウジング9を有し、このインデックスハウジング9にタレット軸
2aを介してタレット2が回転自在に支持されている。インデックスハウジング
9は、タレット2の割り出し回転機構と前後送り機構とを内蔵している。タレッ
トキャリッジ3のX軸方向への移動は、送りねじ10を介してX軸サーボモータ11
により行われる。タレット2は、正面形状が多角形のドラム状のものであり、各
周面部分からなる工具ステーションに各種の工具12が装着してある。
【0013】
ベッド4の後部の主軸台7に近い位置、すなわち主軸6の軸心Q1 からX軸方
向に距離Xsだけタレットキャリッジ3側に離れた位置に、X軸方向についての
機械原点Qx0を検出するための原点検出スイッチ13が設けられている。また、タ
レットキャリッジ3には、タレット2の軸心Q2 に相当する位置から主軸台7に
向けて延びる検出アーム14が設けられている。検出アーム14は、低熱膨張係数の
材料からなり、例えばセラミックや低熱膨張係数の合金が用いられる。この検出
アーム14の先端には、前記原点検出スイッチ13によって検出される被検出部であ
るドグ15が形成されている。すなわち、このドグ15は、タレット2の軸心Q2 が
X軸方向についての機械原点Qx0と一致するとき、原点検出スイッチ13に接触し
て原点検出スイッチ13をオンさせる位置に形成されている。
【0014】
主軸台7には、図2に示すようにタレット2が主軸6側に接近したときの検出
アーム14との衝突を避けるためのアーム逃がし穴7aが貫通形成されている。
【0015】
図1において、制御装置16は旋盤1の全体を制御する装置であって、プログラ
マブルコントローラとNC装置とからなり、加工プログラム17を解析して実行す
る演算制御部18と、X軸サーボーモータ11および他の各軸サーボモータ19を駆動
するサーボドライバ20とを備えている。
【0016】
上記構成の動作を説明する。
図3に示すように、ワーク加工の開始に際して、まず制御装置16の演算制御部
18において設定される絶対座標の原点を機械原点と一致させる動作が行われる(
S1)。この動作をX軸方向の動作について説明すると、以下の通りである。
【0017】
検出アーム14先端のドグ15が原点検出スイッチ13に接触して原点検出スイッチ
13がオンするまで、タレットキャリッジ3をX軸方向に移動させる。タレットキ
ャリッジ3のX軸方向への移動に伴って制御装置16の演算制御部18は、X軸サー
ボモータ11のパルスジェネレータ11aのパルス数をカウントする。
原点検出スイッチ13がオンしているとき、タレット2の軸心Q2 はX軸方向に
ついての機械原点Qx0と一致している。原点検出スイッチ13のオン信号は演算制
御部18に入力され、この時点で演算制御部18は、パルスジェネレータ11aのカウ
ントパルス数を0にリセットする。これにより、絶対座標におけるX軸上の0点
が機械原点Qx0と一致する。
【0018】
次に、タレット2の回転による使用工具12の割り出しと、演算制御部18へのそ
の工具12の刃先位置データの入力とが行われる(S2)。
刃先位置データの入力では、例えばX軸についてのデータの場合、割り出され
た工具12の刃先位置からタレット2の軸心Q2 までの距離Xtが演算制御部18に
入力される。これによって、タレット2の軸心Q2 が機械原点Qx0と一致してい
るとき、絶対座標でのX軸上の刃先位置は原点からXtの位置と決められる。
【0019】
次に、ワークWの加工位置へ工具11の刃先を移動させる動作が行われる(S3)
。この動作は、X軸方向の動きについていえば以下の通りである。加工位置とし
て加工プログラム17が指定するX座標値を目標値として、工具11の送りが行われ
るとき、サーボドライバ20ではX軸サーボモータ11のパルスジェネレータ11aの
パルス数がカウントされる。1パルス当たりのX軸方向の移動量をΔXとすると
、機械原点Qx0からパルス数mをカウントしたときの絶対座標での工具11の刃先
位置Qは、
Q=Xt+m・ΔX …
となる。
【0020】
この演算位置が目標の加工位置と一致するまで移動させながら、加工動作が実
行される(S4)。加工が終了するまで(S5)、以上の動作が繰り返される。
【0021】
ところで、上記原点合わせにおいて、例えば温度上昇により主軸台7と原点検
出スイッチ13との間の距離XsがΔXsだけ増大したとし、低熱膨張係数の材料
からなる検出アーム14の熱膨張を無視して考えると、主軸6から機械原点Qx0ま
での距離もΔXsだけ増大したことになる。そのため、図4に示すように温度上
昇前の機械原点Qx0からΔXsだけずれた位置を機械原点Q’x0として原点合わ
せが行われることになる。したがって、X軸サーボモータ11のパルスジェネレー
タ11aのカウントパルス数が例えばmのときの工具12の刃先位置Q’の主軸6の
軸心Q1 からの距離も、温度上昇前のカウントパルス数mのときの刃先位置Qま
での距離に比べてΔXsだけ遠くなる。
【0022】
しかし、この旋盤では、主軸6の軸心Q1 から原点検出スイッチ13までの距離
Xsが短いので、それだけ誤差ΔXsも小さくなり、熱変位に起因する加工精度
の低下を極力抑えることができる。
また、原点検出スイッチ13に接触してこれをオンさせるドグ15は、タレットキ
ャリッジ3から主軸台7側に延ばして設けた検出アーム14の先端に形成されてい
るので、主軸台7の近傍に原点検出スイッチ13が位置しているにもかかわらず、
X軸についての機械原点Qx0を主軸6の軸心Q1 から充分遠くに設定できる。
【0023】
この考案の旋盤は、ベッドのレール上に主軸台に対する遠近方向に送り可能に
設置したタレットキャリッジに対して、先端が被検出部となる低熱膨張係数の検
出アームを前記主軸台側へ延ばして設けると共に、前記被検出部を検出する原点
検出スイッチを前記主軸台の近傍に設けたため、機体の熱変位による原点位置の
誤差が小さくなり、精度の良い加工を行うことができるという効果がある。
【図1】この考案の一実施例の構成を示す概念図であ
る。
る。
【図2】同実施例における要部を示す斜視図である。
【図3】その加工動作を示すフローチャートである。
【図4】その旋盤での機体の熱変位に起因する刃先位置
の誤差を示す説明図である。
の誤差を示す説明図である。
【図5】従来の旋盤の構成を示す概念図である。
【図6】その旋盤での機体の熱変位に起因する刃先位置
の誤差を示す説明図である。
の誤差を示す説明図である。
2…タレット、3…タレットキャリッジ、4…ベッド、
5…レール、6…主軸、7…主軸台、7a…アーム逃が
し穴、11…X軸サーボモータ、11a…パルスジェネレー
タ、12…工具、13…原点検出スイッチ、14…検出アー
ム、15…ドグ(被検出部)、16制御装置、18…演算制御
部、Qx0…機械原点
5…レール、6…主軸、7…主軸台、7a…アーム逃が
し穴、11…X軸サーボモータ、11a…パルスジェネレー
タ、12…工具、13…原点検出スイッチ、14…検出アー
ム、15…ドグ(被検出部)、16制御装置、18…演算制御
部、Qx0…機械原点
Claims (1)
- 【請求項1】 タレットを搭載したタレットキャリッジ
を、ベッドのレール上に主軸台に対する遠近方向に送り
可能に設置した旋盤において、先端が被検出部となる低
熱膨張係数の検出アームを前記タレッットキャリッジに
前記主軸台側へ延ばして設け、前記被検出部を検出する
原点検出スイッチを前記主軸台の近傍に設けた旋盤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4190691U JPH04125554U (ja) | 1991-05-08 | 1991-05-08 | 旋 盤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4190691U JPH04125554U (ja) | 1991-05-08 | 1991-05-08 | 旋 盤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04125554U true JPH04125554U (ja) | 1992-11-16 |
Family
ID=31922557
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4190691U Pending JPH04125554U (ja) | 1991-05-08 | 1991-05-08 | 旋 盤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04125554U (ja) |
-
1991
- 1991-05-08 JP JP4190691U patent/JPH04125554U/ja active Pending
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