JPH04128073U - 小型モータの軸受装置 - Google Patents
小型モータの軸受装置Info
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- JPH04128073U JPH04128073U JP3246191U JP3246191U JPH04128073U JP H04128073 U JPH04128073 U JP H04128073U JP 3246191 U JP3246191 U JP 3246191U JP 3246191 U JP3246191 U JP 3246191U JP H04128073 U JPH04128073 U JP H04128073U
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- slits
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Abstract
(57)【要約】
【目的】自動調心機能を有し、且つ、低価格を実現した
小型モータの軸受装置を提供する。 【構成】端面板2A及び2Bの中央に小型モータ1のシ
ャフト4を貫通する貫通口を設け、この貫通口の内周が
軸受5A及び5Bとなる小型モータの軸受装置11の少
なくとも一方の端面板2A又は2Bに軸受5A又は5B
を中心として円弧状に複数のスリット3A及び3Bを設
けた。
小型モータの軸受装置を提供する。 【構成】端面板2A及び2Bの中央に小型モータ1のシ
ャフト4を貫通する貫通口を設け、この貫通口の内周が
軸受5A及び5Bとなる小型モータの軸受装置11の少
なくとも一方の端面板2A又は2Bに軸受5A又は5B
を中心として円弧状に複数のスリット3A及び3Bを設
けた。
Description
【0001】
本考案は、小型モータの軸受装置に係り、特に、自動調心機能を有し、且つ、
低価格を実現した小型モータの軸受装置に関する。
【0002】
固定軸受構造を有する従来の小型モータの軸受装置は、小型モータの筒の両開
口端に嵌合された端面板の中央部に当該小型モータのシャフトを貫通するための
貫通口が開口されており、この貫通口の内周部が軸受となった構造を有している
。この小型モータの軸受装置は、前記貫通口の精度や前記小型モータの筒と端面
板との嵌合精度が不十分な場合には、当該両端面板中央に設けられた軸受同士の
心ズレを来たし、電機子をモータ内部に組み込む際に、前記軸受とシャフトとの
間に機械的な損失につながる特性の不安定やバラツキを生じ、最悪の場合には動
作不能を来すという問題があった。
【0003】
そこで、この問題を解決するために、一般に、自動調心機能を有する軸受を使
用している。この軸受は、小型モータの筒の両開口端に嵌合された端面板の片方
の軸受穴部或いは両方の軸受穴部に独立した球状の軸受を固定した構造を有する
ものであり、例えば、実公昭62−16761号に開示されているように、前記
軸受同士の心ズレを改善すると共に、前記軸受の脱落防止機能を備えている。
【0004】
しかしながら、前記実公昭62−16761号に開示されている従来例は、自
動調心機能は有するが、軸受や軸受を保持する部品等の材料費が高く、また、こ
れらを組み立てるために更に費用や手間がかかるという問題があった。
【0005】
本考案は、このような問題を解決することを課題とするものであり、自動調心
機能を有し、且つ、低価格を実現した小型モータの軸受装置を提供することを目
的とするものである。
【0006】
この目的を達成するために本考案は、小型モータの筒の両開口端に各々設けら
れた端面板の中央部に当該小型モータのシャフトを貫通する貫通口を設け、この
貫通口の内周が軸受となった小型モータの軸受装置において、
前記両端面板の少なくとも一方に、前記軸受を中心として円弧状に複数のスリ
ットを設けたことを特徴とする小型モータの軸受装置を提供するものである。
【0007】
そして、前記両端面板の少なくとも一方には、前記軸受からの距離が相違する
複数の円周上に前記スリットを設けてなり、当該各々の円周上のスリットを、他
の少なくとも一つの円周上に設けられたスリットと円周方向に異なる位置に設定
したことを特徴とする小型モータの軸受装置を提供するものである。
【0008】
請求項1記載の考案によれば、少なくとも一方の端面板に前記スリットを設け
たことで、前記貫通口の精度や前記小型モータの筒と端面板との嵌合精度が不十
分であっても、これにより生じる軸受の位置ズレや貫通口の位置ズレを前記スリ
ットがその変形により吸収するため、前記両軸受間の心ズレを防止することがで
きる。このため、常に前記シャフトを小型モータの筒に対して平行に保持するこ
とができる。従って、従来のように、自動調心機能を付与するために独立した軸
受を設けることなく、前記軸受装置に自動調心機能を付与することができる。
【0009】
さらに、請求項2記載の考案によれば、前記スリットを前記軸受からの距離が
相違する複数の円周上に設け、各々の円周上のスリットは、他の少なくとも一つ
の円周上に設けられたスリットと円周方向に異なる位置に設定したことで、当該
端面板の中心から遠心方向に見たどの方向にも当該スリットが設けられる結果、
前記軸受や貫通口がどの方向にズレても速やかにそのズレに対応することができ
る。
【0010】
次に、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
図1は、端面板の中央に設けられた貫通口の内周が軸受となった小型モータの
軸受装置の平面図、図2は、小型モータの筒に図1に示す小型モータ軸受装置を
嵌合した状態を示す断面図である。
【0011】
図1において、2A、2Bで示される端面板は、その中央(中心部)に、後に
説明する小型モータのシャフト4を貫通するための貫通口が開口されており、こ
の貫通口の内周が軸受5A及び5Bとなっている。そして、この端面板2A及び
2Bには、軸受5A及び5Bを中心とした二つの大小の円周上に、その円周に沿
って細長い円弧状のスリット3A及び3Bが各二つ設けられている。そして、一
方の円周上のスリット3Aは、他方の円周上のスリット3Bと円周方向において
90°異なった位置に設けられている。即ち、端面板2A及び2Bの中心から遠
心方向に見たどの方向にもスリット2A又は2Bが少なくとも一つ設けられてい
る。
【0012】
図2において、1で示される小型モータは、公知のシャフト4,マグネット7
,電機子8,コンミュテータ9及びブラシ10を筒6に内蔵し、この筒6の両開
口端にシャフト4が貫通した状態で、図1に示す軸受装置11を嵌合した構造を
有している。
【0013】
次に、この小型モータの軸受装置11の具体的動作について説明する。
図3(1)は、図1に示す小型モータの軸受装置のX−X断面図、図3(2)
は、図1に示す小型モータの軸受装置のY−Y断面図である。
【0014】
図3(1)に示すように、例えば、軸受装置11が筒6に対してX方向に角度
α傾いて嵌合され、これに伴い軸受5Aが正常な位置からズレても、スリット3
A及び3Bがこのズレを吸収するため、軸受装置11と筒6とが正常に嵌合され
た場合と同様な関係となり、両軸受5A及び5B間の心ズレを防止する。また、
図3(2)に示すように、軸受装置11が筒6に対してY方向に角度β傾いて嵌
合された場合も前記と同様に、両軸受5A及び5B間の心ズレを防止する。さら
に、軸受装置11が筒6に対してX及びY方向に角度α及び角度β同時に傾いて
嵌合された場合も前記と同様に、両軸受5A及び5B間の心ズレを防止する。こ
のように、軸受装置11と筒6との嵌合精度が不十分であってもシャフト4を常
に筒6に対して平行に保つことができる結果、軸受装置11に自動調心機能を持
たせることができる。
【0015】
また、軸受装置11の貫通口の精度が不十分なために貫通口が端面板2A及び
2Bの中心から偏っている等のように正常な位置からズレても、前記と同様にス
リット3A及び3Bがこのズレを吸収するため、両軸受5A及び5B間の心ズレ
を防止し、シャフト4を常に筒6に対して平行に保つことができる結果、軸受装
置11に自動調心機能を持たせることができる。
【0016】
そして、自動調心機能を付与するために独立した軸受を設ける必要がないため
、これらを組み立てる手間や材料費等がかからず、低価格で製造することができ
る。
【0017】
尚、本実施例では、筒6の両開口端に嵌合した軸受装置11の端面板2A及び
2Bにスリット3A及び3Bを設けたが、いずれか一方の端面板にスリットを設
ければ、軸受装置11に自動調心機能を持たせることができる。
【0018】
また、本実施例では、軸受5A及び5Bを中心とした二つの大小の円周上に、
その円周に沿って細長いスリット3A及び3Bを各二つ設けたが、これに限らず
、軸受や端面板の大きさ、形状等により、スリットの形状や開口数を決定してよ
い。また、スリットは、同一円周上に設けず所望の位置に設けてもよい。
【0019】
そして、本実施例では、図2に示す構造の小型モータを用いたが、これに限ら
ず、他の構造(形状)を有する小型モータを用いてもよく、例えば、軸受装置間
の心ズレ精度がでにくい細長い形状の小型モータを用いた場合でも、前記と同様
の効果を得ることができる。
【0020】
以上説明したように、請求項1記載の考案によれば、少なくとも一方の端面板
に前記スリットを設けたことで、当該端面板と小型モータの筒との嵌合精度や前
記貫通口の精度が不十分であっても、これにより生じる当該軸受の位置ズレや貫
通口の位置ズレを前記スリットが吸収する結果、常に軸受のシャフトをケーシン
グ内筒に対して平行に保持することができる。この結果、自動調心機能を付与す
るための格別の独立した軸受を設けることなく、小型モータの軸受装置に自動調
心機能を付与することができるため、低価格で当該小型モータの軸受装置を提供
することができる。
【0021】
さらに、請求項2記載の考案によれば、前記スリットを前記軸受からの距離が
相違する複数の円周上に設け、各々の円周上のスリットは、他の少なくとも一つ
の円周上に設けられたスリットと円周方向に異なる位置に設定したことで、当該
端面板の中心から見たどの方向にも当該スリットが設けられる結果、前記効果に
加え、前記軸受や貫通口がどの方向にズレても速やかにそのズレに対応すること
ができる。
【図1】本考案の実施例に係る小型モータ軸受装置の平
面図である。
面図である。
【図2】小型モータの筒に図1に示す小型モータ軸受装
置を嵌合した状態を示す断面図である。
置を嵌合した状態を示す断面図である。
【図3】図1に示す小型モータの軸受装置のX−X断面
図及びY−Y断面図である。
図及びY−Y断面図である。
1 小型モータ
2A 端面板
2B 端面板
3A スリット
3B スリット
4 シャフト
5A 軸受
5B 軸受
6 筒
11 軸受装置
Claims (2)
- 【請求項1】 小型モータの筒の両開口端に各々設けら
れた端面板の中央部に当該小型モータのシャフトを貫通
する貫通口を設け、この貫通口の内周が軸受となった小
型モータの軸受装置において、前記両端面板の少なくと
も一方に、前記軸受を中心として円弧状に複数のスリッ
トを設けたことを特徴とする小型モータの軸受装置。 - 【請求項2】 前記両端面板の少なくとも一方には、前
記軸受からの距離が相違する複数の円周上に前記スリッ
トを設けてなり、当該各々の円周上のスリットを、他の
少なくとも一つの円周上に設けられたスリットと円周方
向に異なる位置に設定したことを特徴とする請求項1記
載の小型モータの軸受装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991032461U JP2500524Y2 (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 小型モ―タの軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991032461U JP2500524Y2 (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 小型モ―タの軸受装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04128073U true JPH04128073U (ja) | 1992-11-20 |
| JP2500524Y2 JP2500524Y2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=31915393
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991032461U Expired - Lifetime JP2500524Y2 (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 小型モ―タの軸受装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2500524Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002010589A (ja) * | 2000-06-26 | 2002-01-11 | Nitto Zoki Kk | モータ基板、ロータ回転軸の垂直化方法、及びモータ |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57162041A (en) * | 1981-03-31 | 1982-10-05 | Nec Corp | Diagnostic system of terminal controller |
| JPS60185845A (ja) * | 1983-11-22 | 1985-09-21 | マシネンフアブリク・ズルツア−−リユ−チ・アクチエンゲゼルシヤフト | 織機用ヨコ糸貯蔵器 |
-
1991
- 1991-05-10 JP JP1991032461U patent/JP2500524Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57162041A (en) * | 1981-03-31 | 1982-10-05 | Nec Corp | Diagnostic system of terminal controller |
| JPS60185845A (ja) * | 1983-11-22 | 1985-09-21 | マシネンフアブリク・ズルツア−−リユ−チ・アクチエンゲゼルシヤフト | 織機用ヨコ糸貯蔵器 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002010589A (ja) * | 2000-06-26 | 2002-01-11 | Nitto Zoki Kk | モータ基板、ロータ回転軸の垂直化方法、及びモータ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2500524Y2 (ja) | 1996-06-05 |
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