JPH04128264A - N‐置換マレイミドの精製方法 - Google Patents

N‐置換マレイミドの精製方法

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JPH04128264A
JPH04128264A JP24628090A JP24628090A JPH04128264A JP H04128264 A JPH04128264 A JP H04128264A JP 24628090 A JP24628090 A JP 24628090A JP 24628090 A JP24628090 A JP 24628090A JP H04128264 A JPH04128264 A JP H04128264A
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maleimide
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substituted
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Masayuki Furuya
政幸 古屋
Hiroyuki Yamashita
博之 山下
Teruyuki Nagata
永田 輝幸
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は熱安定性に優れたN−置換マレイミドを得る精
製法に関する。
N−置換マレイミドは耐熱性樹脂の原料として(例えば
特開昭63−61926号公報、特開昭61−2768
07号公報)、また近年では光学材料の原料として(例
えば特開昭63−90520号公報、特開昭63−25
6647号公報)、さらには農医薬の原料として利用さ
れる。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕N−7
換マレイミドは活性な二重結合を有し、重合反応等によ
る不純物の生成あるいは着色を起こし易く、貯蔵、輸送
時の熱安定性に問題があることが知られている。
それ故に、N−ff置換マレイミド重合防止剤を添加す
る方法(特開昭62−143911号公報)、N−置換
マレイミドをアクリロニトリル溶液とし重合防止剤を添
加する方法(特開昭62−126167号公報)等が開
示されている。
また、N−置換マレイミドは人体に対して刺激性があり
、特に微粉末を吸入すると鼻腔、咽喉を刺激し、咳、く
しゃみが出、また皮膚に付着したまま放置すると炎症を
起こすなど好ましくない性質を有する。
従って、N−置換マレイミドの商品形状としては粉末状
を避け、フレーク形状とするのが好まれるが、このため
にはN−置換マレイミドを加熱溶融しフレーカ−にかけ
る必要があり、常温における貯蔵安定性よりさらに優れ
た熱安定性が要求され、重合防止剤を添加する既存の方
法のみでは不十分であった。
一方、NJt換マシマレイミド安定性に関してはその精
製方法が重要な因子と考えられる。
従来、N−置換マレイミドの精製法としては、反応液を
大量の冷水中へ注入し、析出する結晶を濾別し、この結
晶を更に多量の水や有機溶媒で洗浄する方法(Orga
nic 5ynthesis、 Co11. Vol、
 V。
944(1973) ) 、希薄な炭酸ナトリウム水溶
液などで中和・洗浄したのち有機層を分則し、溶剤を除
去する方法(特公昭55−46394号公報)、反応後
硫酸などの強酸で酸処理し、副生物を樹脂化して分前し
たのち水洗する方法(特開昭61−22065号公報、
特開昭61−204166号公報)、希アルカリ水溶液
で洗浄、再度水洗した後溶媒を留去し、アルコール系溶
媒から再結晶する方法(特開昭60−100554号公
報)、希アルカリ水溶液及び希酸水溶液で洗浄後蒸留す
る方法(特開平1−216969号公報)、リン酸素酸
類の共存下に蒸留する方法(特開平1−216970号
公報)等が知られている。
しかしながら、これらの精製法は、N−置換マレイミド
の取出し収率及び純度の向上を目的とするものであり、
N−置換マレイミド製品自体の熱安定性は不十分で、前
述の重合防止剤の添加等を必要とするものであった。
本発明は、貯蔵・輸送さらにはフレーク化時の熱安定性
に優れたN−置換マレイミドを得る為の精製方法を提供
することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らはN−置換マレイミドの熱安定性向上に付き
鋭意検討の結果、製品N−置換マレイミド中に残存する
微量の塩基性物質が著しく熱安定性を低下させることを
突き止め、N−置換マレイミド1gをクロロホルム−エ
タノール混合溶媒中塩酸で滴定するのに要する塩化水素
の■数で定義されるアミン価が0.01以下のN−置換
マレイミドは良好な熱安定性を有することを見出した。
さらに、アミン価0.01以下のN−置換マレイミドを
得るには、N−置換マレイミドの有機溶媒溶液を洗浄後
の水層のpnが0.5未満となる鉱酸水溶液で洗浄する
ことにより達成されることを見出し、本発明を完成する
に至った。
即ち、本発明はN−fi置換マレイミド有機溶媒溶液を
鉱酸水溶で洗浄する精製において、洗浄後の水層のpH
が0.5未満となる鉱酸水溶液で洗浄することを特徴と
するN−置換マレイミドの精製方法である。
本発明の精製方法に通用される〜置換マレイミドとして
は、具体的にはN−フェニルマレイミド、N−(3−メ
チルフェニル)マレイミド、N−(4−メトキシフェニ
ル)マレイミド、N−(4−アセトキシフェニル)マレ
イミド、N−(3−ニトロフェニル)マレイミド、N−
(4−(メトキシカルボニル)フェニルマレイミド、N
−(4−ヒドロキシフェニル)マレイミド、N−(4−
ドデシルフェニル)マレイミド、N(3,5−ジクロル
フェニル)マレイミド、N−(2,6−シフチルフエニ
ル)マレイミド、N−イソブチルマレイミド、N−シク
ロへキシルマレイミド、N、N’−(13−フェニレン
)−ビスマレイミド、N、N’−(1,4−ナフチレン
)−ビスマレイミド、N、N’−(4,4’−ジフェニ
ル)−ビスマレイミド、N、N’−(4,4’−ジフェ
ニルエーテル)−ビスマレイミド、N、N’−(4,4
’−ジフェニルメタン)−ビスマレイミド、N、N’−
[4,4“−(2,2’ジフエニルプロパン)]−ビス
マレイミド、N、N(4、4’−ジフェニルチオエーテ
ル)−ビスマレイミド、N、N’−(4,4”−ジフェ
ニルジスルフィド)−ビスマレイミド、N、N’−(4
,4’−ジフェニルスルホン)−ビスマレイミド、N、
N’−(3,3’−ヘンシフエノン)−ビスマレイミド
が例示されるが、これらに限定されるものではない。
さらに、本発明の精製方法は対応するN−l換マレイミ
ド酸を熱的あるいは化学的に脱水閉環する方法、対応す
るN−置換クロルコハク酸イミドに塩基を作用させ脱塩
酸する方法等のいずれの方法により製造されたN−置換
マレイミドに対しても有効であるが、N−置換クロルコ
ハク酸イミドの塩基による脱塩酸により製造されたN−
置換マレイミドには使用された塩基が残存する場合が多
い為、本発明の精製法が特に有効である。
本発明に使用する有機溶媒は、N−置換マレイミドに対
して不活性であり、N−置換マレイミドを溶解した状態
で水と二層に分離するものであればよい、このような有
機溶媒としては、ヘキサン、ヘプタン等の脂肪族炭化水
素、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素
、クロルベンゼン、ジクロルエタン等のハロゲン化炭化
水素、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエー
テル類、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類が挙げ
られる。
本発明の精製方法に使用される鉱酸水溶液としては、塩
酸、硫酸、リン酸等の水溶液が例示され、N−fl置換
マレイミド有機溶媒fIj液を洗浄後の水層のpHが0
.5未満となるように鉱酸水溶液の量と濃度が選択され
る。別法としては、N−置換マレイミドの有機溶媒溶液
にまず水を加え、水層のpHが0゜5未満となるように
鉱酸を加えても良い。
洗浄後の水層のpHが0,5以上の場合はN−fi換マ
マレイミド中塩基性物質の除去が不十分となり、アミン
価は0.Olより高くなり製品の熱安定性が悪化し、重
合物の生成及び着色が起こり昌い。
また、洗浄後の水層のpHが0未満の場合は洗浄中にN
−置換マレイミドの重合物あるいは加水分解物が不溶物
として微量生成する場合があり、水層のp旧よ0以上0
.5未満とするのがより好ましい。
鉱酸水溶液の量はN−置換マレイミドに対して0.1重
量部以上が好ましく、好適には0.1−10重量部であ
る。0.1重量部未満ではpnが0.5未満であっても
洗浄効果が十分でなく、10重量部より多くしても洗浄
効果に差はなく洗浄液の排水処理に負担がかかる。
鉱酸水溶液による洗浄時の温度は、N−置換マレイミド
の有機溶媒に対する溶解度等を考慮し、OoCから溶媒
の沸点の範囲で選択されるが、高温はどN−置換マレイ
ミドの場合、加水分解が起き易い為、0〜80°Cの範
囲で実施するのが好ましい。
本発明に従って鉱酸水溶液で洗浄されたN−置換マレイ
ミドの有機溶媒溶液からのN−置換マレイミドの単離は
、水洗後有機溶媒を減圧除去する簡単な操作で良いが、
必要番こより再結晶あるいは蒸留操作を加えても良い、
こうして得られたN−置換マレイミドはフレーク化の為
の加熱溶融、あるいは貯蔵・輸送において十分な熱安定
性を示すが、アルキル置換フェノール等公知の重合防止
剤の添加によりさらに熱安定性が向上する場合もある。
〔実施例〕
以下、本発明を参考例、実施例、比較例により詳しく説
明するが、本発明は実施例のみに限定されるものではな
い。
参考例1 N−フェニルクロルコハク酸イミド105gをトルエン
450gと水100gの混合溶液中に懸濁し、55〜6
0℃で撹拌しながらトリエチルアミン50gを12時間
で滴下した0滴下後60℃で2時間攪拌を続けた後、有
機層を分液し、N−フェニルマレイミド86.7gのト
ルエン溶液を得た。
実施例1 参考例1で得たトルエン溶液に水50gを加え、40〜
50℃において撹拌しながら水層のρ11が0.4とな
るまで10%硫酸を加えた。要した10%硫酸は14g
であった。有機層を分液し、さらに50gの水で3回洗
浄した。
有機層を減圧濃縮すると、N−フェニルマレイミド84
.9g (収率98%)が赤味のない黄色固体として得
られた。このN−フェニルマレイミドのアミン価は0.
Olで、液体クロマトグラフィーによる純度は99.8
%であり、10%アクリロニトリル溶液として11のガ
ラスセル中室温で測定した530−の吸光指数はo、o
osであった。このトフェニルマレイミドを窒素下10
0℃で24時間加熱した後の液体クロマトグラフィーに
よる純度と530−の吸光指数及び目視による変化を表
1に示したが、加熱前後で変化はなかった。
実施例2〜3 実施例1における10%硫酸の量を増加し、硫酸洗浄後
の水層のpHをOおよび10%硫酸を98%硫酸14g
に変えpHo未満に調節した以外は同様にしてN−フェ
ニルマレイミドを得た。ただしpHが0未溝の場合には
不溶物が微量性成した為、分液前に1μフイルターによ
り濾過した。これらN−フェニルマレイミドに対し実施
例1と同様の加熱試験を行い結果を表1に示したが、加
熱前後で変化はなかった。
実施例4〜14 実施例1におけるN−フェニルマレイミドを各種N−置
換マレイミドに変え、硫酸洗浄後の水層のp)Iを0.
5未満で適宜選択した以外は実施例Iと同様に処理した
。得られた各種N−置換マレイミドに対し実施例1と同
様の加熱試験を行い結果を表1に示したが、加熱前後の
変化はほとんど無かった。
比較例1〜3 実施例1における硫酸洗浄後の水層のpHを0.5.2
.3.5に各々調節した以外は同様に処理しN−7エニ
ルマレイミドを得た。実施例1と同様の加熱試験の結果
を表1に示したが、加熱により純度低下と赤味着色が認
められた。
比較例4〜14 実施例4における硫酸洗浄後の水層の111を0.5以
上で適宜選択した以外は同様に処理した。得られた各種
N−フェニルマレイミドに対し実施例1と同様の加熱試
験を行い結果を表1に示したが、加熱により純度低下と
赤味着色が認められた。
比較例15 比較例2で得たN−フェニルマレイミドに2,6−ジt
ar t−ブチル−p−クレゾールを重合防止剤として
IQOppm添加し、実施例1と同様の加熱試験を行っ
た。表1に結果を示すように、若干の安定性改良が認め
られるが不十分であった。
実施例15 実施例1で得たN−フェニルマレイミド50gを160
°Cの浴温、圧力9snHg’7’1時間かけて蒸留し
、49、1 gのN−フェニルマレイミドを得た。この
時の蒸留釜残量は0.9gであった。留分を実施例1と
同様に加熱試験を行い結果を表1に示したが、加熱の前
後で変化は無かった。
比較例16 比較例2で得たN−フェニルマレイミド50gを160
°Cの浴温、圧力9sdgで1時間かけて蒸留し、48
.3gのN−フェニルマレイミドを得た。この時の蒸留
釜残量は1.7gであった。留分を実施例1と同様に加
熱試験を行い結果を表1に示したが、加熱による純度の
低下と赤味着色が認められた。
参考例2 無水?L/イン酸107.8 g 、キシレン4oo1
11、ジメチルホルムアミド25−1およびpl−ルエ
ンスルホン酸5.0gを仕込み攪拌下に加熱溶解した。
次いでアニリン93.1gを1時間で滴下した後、2時
間還流した。この間の生成水は水分離器より除去した。
こうして得られたキシレン溶液中のN−フェニルマレイ
ミドは166.5g (収率96.1%)であった。
実施例16 参考例2で得たN−フェニルマレイミドのキシレン溶液
を50℃においで6%度酸ナトリウム水l容ン夜200
gを加えて洗浄し、水層を分離した。次に水50gを加
えた後、攪拌下に5%硫酸を滴下し、水層のρ11を0
.4に調節し洗浄した。続いて50gの水で3回洗浄後
、減圧濃縮し、N−フェニルマレイミド165.2 g
を得た。
実施例1と同様の加熱試験を行い表1に示す結果を得た
が、加熱前後の変化は僅かであった。
比較例I7 参考例2で得たN−フェニルマレイミドのキシレン溶液
を50°Cにおいて6%炭酸ナトリウム水溶液200g
を加えて洗浄し、水層を分離した。次に1112に調節
した希硫酸水溶液150 gを加えて洗浄し、水層を分
層した。この時の水層はpH2,9であった。
次いで50gの水で3回洗浄後、減圧濃縮し、N−フェ
ニルマレイミド165.4gを得た。
実施例1と同様の加熱試験を行い表1に示す結果を得た
。加熱前後の純度低下と赤味着色が著しかった。
〔発明の効果] 本発明の精製法により、貯蔵・輸送時さらにはフレーク
化時の純度低下、赤味着色が少なく熱安定性に優れたN
−fi換ママレイミド得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、N−置換マレイミドの有機溶媒溶液を鉱酸水溶液で
    洗浄する精製において、洗浄後の水層のpHが0.5未
    満となる鉱酸水溶液で0〜80℃において洗浄すること
    を特徴とするN−置換マレイミドの精製方法。 2、水層のpHが0以上0.5未満である請求項1記載
    の精製方法。 3、N−置換マレイミドがN−置換クロルコハク酸イミ
    ドの塩基による脱塩酸反応により製造されたN−置換マ
    レイミドである請求項1記載の精製方法。 4、精製後のN−置換マレイミドのアミン価が0.01
    以下となる請求項1記載の精製方法。 5、鉱酸水溶液の量がN−置換マレイミドに対し0.1
    〜10重量部である請求項1記載の精製方法。
JP24628090A 1990-09-18 1990-09-18 N‐置換マレイミドの精製方法 Pending JPH04128264A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04235961A (ja) * 1991-01-14 1992-08-25 Nippon Shokubai Co Ltd マレイミド類の取り扱い方法
JP2020030227A (ja) * 2018-08-20 2020-02-27 三菱瓦斯化学株式会社 リソグラフィー用膜形成材料、リソグラフィー用膜形成用組成物、リソグラフィー用下層膜及びパターン形成方法

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