JPH04131181U - アウターロータ形ステツピングモータのステータ構造 - Google Patents

アウターロータ形ステツピングモータのステータ構造

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JPH04131181U
JPH04131181U JP4523191U JP4523191U JPH04131181U JP H04131181 U JPH04131181 U JP H04131181U JP 4523191 U JP4523191 U JP 4523191U JP 4523191 U JP4523191 U JP 4523191U JP H04131181 U JPH04131181 U JP H04131181U
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JP
Japan
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inner yoke
yoke
coil
stepping motor
flange
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Application number
JP4523191U
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English (en)
Inventor
英児 石丸
伸行 末吉
Original Assignee
富士電気化学株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中心筒部の外周に複数のフランジを有する内
ヨークと、断続スリット式一体円筒形外ヨークと、コイ
ルとからなるアウターロータ形ステッピングモータのス
テータ構造に関する。各部品の製作コストおよび各部品
の組立コストを低減する。 【構成】 複数の部品50、51、52を同軸上に組み
合わせて一体化して内ヨークを構成する。フランジ付き
部品50には1個しかフランジ50bがない。2個のフ
ランジ付き部品50を組み合わせて、2個のフランジ5
0b間にコイル8を配置する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は永久磁石形ステッピングモータに関し、特に、ステータの外周部に リング状のロータ磁石が配置されたアウターロータ形ステッピングモータのステ ータ構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
永久磁石形クローポール構造のステッピングモータは、板金構造により磁極歯 列と励磁コイルを囲む磁気回路を構成している。これは一般的なインナーロータ 形のモータに限らず、例えば特開昭56−129567号公報のようなアウター ロータ形モータでも同じである。
【0003】 従来の一般的なクローポール形ステータでは、1相分の磁極歯列は2枚の板金 に多数の爪を立て、2つの板金部品の爪を正しく向い合わせに組み合わせること によって構成している。そしてその2つの板金部品の間にボビンに巻いたコイル を挾み込んでいる。この構造では各ステータ部品(板金部品)を一体に組み合わ せる際の位置決め誤差によって磁極歯列のエアーギャップが均一にならず、その ためにモータとしての静止角度精度が大きくばらつくという問題があった。
【0004】 この問題を解決する手段として、例えば特開昭61−135356号公報に開 示されているように、1つの板金部品に破線状に断続したスリットを形成し、こ れによって1つの板金部品に2相分の磁極歯列を形成する技術が知られている。 この技術によれば磁極歯列の位置・形状精度は極めて良くなる。
【0005】 1つの板金部品に破線状スリットによる磁極歯列を形成する技術を採用して、 本考案者らは先に、図1および図2に示す構造のアウターロータ形ステッピング モータを開発した。
【0006】 まず既提案のアウターロータ形ステッピングモータについて、図1と図2に基 づいて詳細に説明する。
【0007】 5は内ヨークであって、中心筒部の外周に3個のフランジ5aを一体に有する 磁性体バルク部品である。内ヨーク5の外周には3個のフランジ5aによって2 個の溝が形成されており、それぞれの溝内に絶縁材からなる半割ボビン7をセッ トし、その上にコイル8を巻き付けている。
【0008】 6はリング状の磁性体からなる外ヨークであって、これには破線状に断続した スリット6aによって磁極歯列が形成されている。外ヨーク6の内径はフランジ 5aの外径とほぼ同じで、図のように3個のフランジ5aの外周部にリング状の 外ヨーク6が緊密に嵌合装着されている。
【0009】 9は内ヨーク5の中心穴部に固着された軸受、3は軸受9に貫通装着されて回 転自在に軸支されたロータ軸、15はロータ軸3の軸方向の移動を止める止め輪 、1はロータ軸3の上端部分に固着されたカップ状ケース、2はカップ状ケース 1の内周面に固着されたリング状永久磁石からなるロータ磁石である。
【0010】 ロータ磁石2の内径は外ヨーク6の外径よりわずかに大きく、ロータ磁石2の 磁極面が外ヨーク6の磁極歯列にわずかなギャップをおいて対向している。なお ロータ磁石2の着磁パターンとステータ側の磁極歯列のパターンについては通常 の永久磁石形ステッピングモータと同様でよいのでここでは詳述しない。
【0011】 また、10は内ヨーク5の一端面にネジ11で固着されたベースプレートであ って、その外周の一部には外部接続用の端子部14が一体に形成されている。ベ ースプレート10は金属板からなり、他の部分より薄肉の端子部14については 表面に絶縁層を形成してからその上に印刷配線で配線パターン13を形成してい る。そして内ヨーク5と外ヨーク6との間に設けた微少な隙間19からコイル8 の末端12を引き出して、端子部14の配線パターンにハンダ付けしている。
【0012】 なお図1において、16は平座金、17はバネ座金であり、ロータとステータ のガタをなくしつつロータの円滑な回転を保証するためのものである。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】
図1と図2に示した既提案のアウターロータ形ステッピングモータは、複数の ヨーク部品の突起を噛み合わせて磁極歯列を形成するのではなく、単独部品の外 ヨーク6に磁極歯列が形成されているので、磁極歯列のパターンの精度は各部品 の組立精度には依存しなくなり、また中心筒部の外周に複数のフランジ5aを一 体に設けた内ヨーク5と前記外ヨーク6とを組み合わせてステータを構成するの で、構造が簡素化し、組立も容易になるなどの特徴を基本的に有している。しか し図示の構造では、以下のような改良すべき問題点を有していた。
【0014】 まず、中心筒部の外周に複数のフランジ5aを一体に有する磁性体のバルク部 品からなる内ヨーク5を製作するには、フェライト成形品による場合でも金属の 削り出しによる場合でも、その製作コストが非常に高くなるという問題がある。
【0015】 また図1、図2の構造では、内ヨーク5の外周の各フランジ5a間の円周溝内 に半割ボビン7をセットし、その上にコイル8を巻き付けている。ここで、1つ の溝内に2個の半割ボビン7をセットしてコイルを巻き付ける際の作業性が非常 に悪いという問題があった。つまり半割ボビン7と内ヨーク5の溝との嵌合力が 弱いので、巻線開始時に半割ボビン7が脱落したり、巻線時に半割ボビン7が滑 って空転し、作業性が悪かった。特に、内ヨーク5の半径方向に2つの半割ボビ ン7を両側からセットするという組立作業を自動化するのは非常に困難である。 なお、半割ボビン7を接着剤で内ヨーク5に止着してからコイルを巻くようにす ると、巻線作業性は向上するが、半割りボビン7を内ヨーク5に接着するという 工程が増えるため、全体としての作業性はあまり向上しない。さらに、1つのコ イル装着溝に2つの半割ボビン7を使うので、部品点数が多くてコスト高になる 。
【0016】 この考案は前述した従来の問題点に鑑みなされたもので、その目的は、図1に 示すような断続スリット式一体円筒形の外ヨークを用いるアウターロータ形ステ ッピングモータについて、特にこの外ヨークと組み合わせる内ヨークの構造およ び組立性を改善することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
そこでこの考案では、中心筒部の外周に複数のフランジを有する磁性体からな る内ヨークを、複数の部品を同軸上に組み合わせて一体化することで構成し、か つ、これを構成する各部品には前記フランジを多くとも1つだけしか設けない構 成とした。
【0018】
【作用】
ステータを構成するコイルは前記内ヨークの2つのフランジ間の溝状部分に巻 かれるが、この考案の構造では、2つのフランジは2つの部品にそれぞれ設けら れているので、1つのフランジ付き部品にコイルを組み合わせ、さらにもう1つ のフランジ付き部品を組み合わせるという組立て手順をとることができる。
【0019】
【実施例】
図3および図4にこの考案の一実施例の構成を示している。この実施例におい ては、図1の構成における磁性体バルク部品からなる内ヨーク5に相当する部分 が、4個のフランジ付き部品50と、これらフランジ付き部品50を一体化する ための円筒状のホルダー51と、中央の2つのフランジ付き部品50を仕切る位 置に配設されたドーナツ円盤形のスペーサ52とから構成される。フランジ付き 部品50は磁性体板のプレス成形品であり、図4に示すように、中心筒部50a の一端部に1個のフランジ50bを一体に形成したものである。なおフランジ5 0bの所定位置にはコイル8の末端12を引き出すための切欠50cが形成され ている。
【0020】 また図1の構成と異なり、コイル8は完全な円筒形の1個のボビン70に予め 巻かれている。このボビン70に巻かれたコイル8と2個のフランジ付き部品5 0とを図4のように組み合わせる。つまり2個のフランジ付き部品50を向かい 合わせにして互いの中心筒部50aの端面を突き合わせる。その際に両者の中心 筒部50aをコイルボビン70の中心穴に嵌め込む。
【0021】 このように2個のフランジ付き部品50とボビン70に巻かれたコイル8とを 軸方向に組み合わせて一体化し、その組立品をホルダー51の外周に嵌め込み、 ホルダー51の一端部に設けられている位置決めフランジ51aとフランジ50 bとが当接する位置に位置決めする。その次にドーナツ円盤形のスペーサ52を ホルダー51に嵌め込んでフランジ50bに当接させる。さらに、2個のフラン ジ付き部品50とボビン70に巻かれたコイル8からなるもう1つの組立品をホ ルダー51に嵌め込み、前記スペーサ52を2つのフランジ50b間に挟み込む 。そして、4個のフランジ付き部品50と1個のホルダー51と1個のスペーサ 52とボビン70に巻かれた2つのコイル8とを一体化する。これで図1の構成 におけるバルク部品からなる内ヨーク5に4個の半割ボビン7を組み合わせて2 相分のコイル8を巻いたステータに相当する組立品が完成する。
【0022】 なおホルダー51としては磁性体を用いる方が望ましく、そうすればステータ での磁気飽和が起きにくくなるし、2つのフランジ付き部品50の突き合わせ部 分の磁気抵抗を補う良好な磁気回路を構成することができる。またスペーサ52 として非磁性体の部品を用いれば、2相の磁気回路を分離する効果があるが、コ ストを優先してスペーサ52を用いなくてもよい。
【0023】 以上のように構成されたステータを用い、他の構成は図1と同様にしてアウタ ーロータ形ステッピングモータを実現することができる。つまり図3において、 カップ状ケース1、ロータ磁石2、ロータ軸3、軸受9、ホルダー51にネジ1 1で固着されたベースプレート10、コイル8の末端12が接続される配線パタ ーン13、端子部14、平座金16、ばね座金17などは図1の構成と同じであ る。
【0024】 図4の実施例では、コイル8を予めボビン70に巻いておき、これと2個のフ ランジ付き部品50とを軸方向に組み合わせるようにしているが、本考案はこれ に限定されない。例えば図5に示すように、ホルダー51に4個のフランジ付き 部品50と1個のスペーサ52とを嵌め込んで一体化し、2個のフランジ付き部 品50によって形成されたコイル巻線溝の内面に絶縁体被膜71を形成し、その 絶縁体被膜71の上にボビンを用いずに直接コイル8を巻いてもよい。
【0025】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、この考案によるアウターロータ形ステッピングモ ータのステータ構造では、中心筒部と複数のフランジからなる内ヨークを同軸上 に組み合わせて一体化される複数の部品で構成し、しかもその各部品には多くて も1個のフランジしか設けていないので、内ヨークを構成する各部品を磁性体の プレス加工によって容易に製作することができる。また1個のフランジ付き部品 にコイルを組み合わせ、次にもう1つのフランジ付き部品を組み合わせるという 組立手順を採用することができ、ステータの組立性が大幅に向上する。コイルボ ビンとしては従来のような半割ボビンを使用する必要はなくなり、完全なリング 形のボビンを使うことができるので、作業性の向上だけでなくコストも低減する 。またステータの組立を自動化するのも容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案者らが先に提案している本考案の前提と
なるアウターロータ形ステッピングモータの断面図であ
る。
【図2】同上モータにおける従来のステータ組立品の一
部切欠斜視図である。
【図3】この考案の第1実施例によるステータ構造を採
用したアウターロータ形ステッピングモータの半断面図
である。
【図4】図3の実施例における2個のフランジ付き部品
とコイルとの組立構造を示す分解斜視図である。
【図5】この考案の第2実施例によるステータ構造を採
用したアウターロータ形ステッピングモータの半断面図
である。
【符号の説明】
1 ロータ磁石 3 ロータ軸 5 内ヨーク(従来) 5a フランジ(従来) 6 外ヨーク 7 半割ボビン(従来) 8 コイル 50 フランジ付き部品 50a 中心筒部 50b フランジ 51 ホルダー 52 スペーサ 70 ボビン 71 絶縁体被膜

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心筒部の外周に複数のフランジを有す
    る磁性体からなる内ヨークと、この内ヨークの前記フラ
    ンジ間の溝状部分に巻かれたコイルと、破線状に断続し
    たスリットによって磁極歯列を形成した磁性体の板金部
    品からなり、前記内ヨークの前記フランジの外周に装着
    された円筒状の外ヨークとを備えたものであって、前記
    内ヨークは複数の部品を同軸上に組み合わせて一体化さ
    れており、その各部品は前記フランジを多くとも1個だ
    け有していることを特徴とするアウターロータ形ステッ
    ピングモータのステータ構造。
JP4523191U 1991-05-21 1991-05-21 アウターロータ形ステツピングモータのステータ構造 Pending JPH04131181U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013013209A (ja) * 2011-06-29 2013-01-17 Shinano Kenshi Co Ltd アウターロータ型モータの固定子構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013013209A (ja) * 2011-06-29 2013-01-17 Shinano Kenshi Co Ltd アウターロータ型モータの固定子構造
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