JPH0413208A - 薄膜磁気ヘッドにおけるポップコーンノイズ抑制方法 - Google Patents

薄膜磁気ヘッドにおけるポップコーンノイズ抑制方法

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JPH0413208A
JPH0413208A JP11427790A JP11427790A JPH0413208A JP H0413208 A JPH0413208 A JP H0413208A JP 11427790 A JP11427790 A JP 11427790A JP 11427790 A JP11427790 A JP 11427790A JP H0413208 A JPH0413208 A JP H0413208A
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中川 善朗
Tsutomu Koyanagi
勤 小柳
Mikio Matsuzaki
幹男 松崎
Makoto Yoshida
誠 吉田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、薄膜磁気ヘッドに関し、ポール部の先端面か
らバックギャップ部までのヨーク部の磁路長をB、ヨー
ク部の最大幅をAとしたときの比(A/B)を1〜0.
3の範囲に選定することにより、出力特性及びオーバラ
イド特性を実買的に犠牲にすることなしに、ポツプコー
ンノイズを減少させることができるようにしたものであ
る。
〈従来の技術〉 薄膜磁気ヘッドは、高速回転する磁気ディスク等の磁気
記録媒体と、スライダとの間に発生する動圧により、微
小な空気ベアリングを保って浮上しながら、磁気記録再
生を行なう。このような薄膜磁気ヘッドは例えば特開昭
55−84019号公報等によりよく知られており、ス
ライダとなる基体の上に、磁気回路を構成する磁性膜及
びコイル膜を積層して設けた構造となっている。磁性膜
は、例えばパーマロイ膜で構成されており、その先端部
は、磁気記録媒体との間で磁気記録の読み書きを行なう
ポール部となっている。ポール部は、面内記録再生用の
薄膜磁気ヘッドでは、アルミナ等でなるギャップ膜を隔
てて対向して変換ギャップを構成しており、垂直記録用
薄膜磁気ヘッドでは単極構造となっている。磁性膜はポ
ール部の後方に連なるヨーク部を有しており、ヨーク部
はポール部とは反対側の後方に、磁気回路を完成するバ
ックギャップ部を有している。ヨーク部は後方に向かっ
て面積の拡大する扇形の平面形状を有する。
コイル膜は、ヨーク部のバックギャップ部のまわりを渦
巻状に回るように配置されている。コイル膜は、単層ま
たは複数層のいずれかであり、ノボラック樹脂等の宥機
絶縁材料でなる眉間絶縁膜によって、磁性膜から電気絶
縁した状態で支持されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところが、従来の薄膜磁気ヘッドにおいては、書込信号
を与えた後に、例えば10μs〜20μs程度の時間を
おいて、読出動作を行なった場合、読出信号に、通常の
ホワイトノイズよりも、著しく高いピーク値を持つポツ
プコーンノイズが発生する。第6図はホワイトノイズ中
のポツプコーンノイズを示すオシロスコープ波形図で、
横軸に単位目盛当り0.5μsで表される時間目盛を取
り、縦軸に単位目盛当り30μVで表わされる電圧目盛
を取っである。波形図の下には、書込動作と読出動作と
のタイムチャートを、時間軸を合せて表示しである。書
込動作を停止した後、to時に読出動作を開始した場合
、t0時を基準にして、1.5μs〜2.5μsを経過
したときに、ホワイトノイズPwのレベルよりも著しく
ピーク値の高いパルス状のポツプコーンノイズPPが生
じている。
ポツプコーンノイズppの発生メカニズムは、必ずしも
明確ではないけれども、書込動作状態から静止状態に移
る際の磁性膜における磁区形成の遅れがその主要な原因
ではないかと推測される。
磁性膜は磁気的異方性を有しており、書込動作時に、第
7図に示すように、磁化困難軸方向HHを向いている磁
区が、静止状態では、第8図に示すように、磁化困難軸
方向H,から90度回転した磁化容易軸方向HEに向き
を変える。ポツプコーンノイズPPは、磁性膜の磁区の
方向が磁化困難軸方向H8から容易軸方向H6に回転す
るときの時間的な遅れに起因して発生するというもので
ある。
ポツプコーンノイズPPは、ピーク値v0−9が大きな
ものでは100μVO−pにも達し、正常な読出信号と
の区別ができず、磁気ディスクドライブでは読出しエラ
ーとなる。このことは、薄膜磁気ヘットの実用性を否定
することにもなりかねない極めて重要な問題である。し
かしながら、現状では、その有効な解決手段がない。例
えば、書込動作後、読出動作を行なうまでの時間(ポス
ト。
ライト、リカバリ、タイム)を長くとる等の手段が考え
られるが、その適用に当っては、磁気ディスクドライブ
装置のシステム変更が不可欠である。しかも、ポスト、
ライト、リカバリ、タイムを長くとることは、高密度記
録の要請に反する。
そこで、本発明の課題は、上述する従来の問題点を解決
し、再生出力及びオーバライド特性を実質的に犠牲にす
ることなしに、ポツプコーンノイズを著しく減少させ得
る薄膜磁気ヘッドを提供することである。
く課題を解決するための手段〉 上述するi!8を解決するため、本発明は、基体の上に
磁性膜及びコイル膜を有する薄膜磁気ヘッドであって、 前記磁性膜は、読み書き部分となるポール部と、前記ポ
ール部に連続するヨーク部とを有しており、 前記ヨーク部は、前記ポール部とは反対側の後方に磁気
回路を完成するバックギャップ部を有しており、 前記コイル膜は、前記バックギャップ部の周りを渦巻状
に回るように配置されており、前記ヨーク部は、前記ポ
ール部の先端面から前記バックギャップ部までの最短距
離で与えられる磁路長をB、前記磁路長の方向に対して
直交する幅方向の最大幅をAとしたとき、 1≧A/B≧0.3 を満たすこと を特徴とする。
〈作用〉 磁性膜を構成するヨーク部のディメンションを上述した
ような関係に選定すると、ポツプコーンノイズが著しく
低減できる。ポツプコーンノイズは(A/B)が小さく
なるほど程減少する。しかし、0.3>A/Bの範囲で
は、再生出力及びオーバライド特性が許容できないほど
に低下する。A/B>1の範囲ではポツプコーンノイズ
が増大する。
〈実施例〉 第1図は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの要部の平面部分
破断面図、第2図は要部の断面図である。第2図は積層
構造を示すために誇張して表示されており、スケールは
第1図と一致していない。1は基体、2は下部の磁性膜
、3はアルミナ等でなるギャップ膜、4は上部の磁性膜
、51.52はコイル膜、61〜63はノボラック樹脂
等の有機絶縁樹脂で構成された絶縁膜、7はアルミナ等
の保護膜、8.9はリード導体である。
基体1はスライダとなる部分であって、Al2O3・T
iC等のセラミック構造体101の上にAl2O3等の
絶縁膜102を被着させた構造となっている。103は
媒体対向面である。
磁性WM2及び磁性膜4は、パーマロイ膜として形成さ
れる。その先端部はアルミナ等でなるギャップ1li3
を隔てて対向するポール部21.41となっており、ギ
ャップ膜3及びポール部21.41により読み書き用の
変換ギャップを構成している。垂直記録再生用薄膜磁気
ヘッドの場合にはポール部は単極となる。
磁性膜2.4はポール部21.41の後方に連なる領域
がヨーク部22.42となっている。
ヨーク部22.42は、ポール部21.41とは反対側
の後方部23.43が互いに連結されてバックギャップ
部10を構成している。
コイル膜51.52は、磁性膜2.4及びギャップ膜3
と共に薄膜磁気回路を構成している。このコイル膜51
.52は、銅/チタンのスパッタ膜でなる下地導体膜の
上に銅メツキでなる導体膜を積層して設けた構造となっ
ており、磁性lN!2.4のヨーク部22.42の結合
部のまわりを渦巻状に回るように形成されている。コイ
ル膜51.52は、゛図示の2層構造の外に、単層また
は3層以上の多層構造となることもある。
保1i膜フは、磁性11j2.4、ギャップ1Ii3、
コイル膜51.52及び層間絶縁膜61〜63によって
構成される薄膜磁気ヘッド素子を保護するために設けら
れたもので、アルミナ等のスパッタ膜として形成される
ここで、ヨーク部22.42は、磁気記録媒体との対向
面となるポール部21.41の先端面からバックギャッ
プ部10までの最短距離で与えられる磁路長をB、磁路
長の方向に対して直交する幅方向の最大幅をAとしたと
き、 1≧A/B≧0.3 の範囲に選定する。実施例において、(A/B)は、約
1に設定されている。従って、磁路長Bを、この種の薄
膜磁気ヘッドで代表的な数値である100μmに選定し
た場合、実施例では、最大幅Aは100μm程度に選定
することとなる。これにより、出力特性及びオーバライ
ド特性を実質的に犠牲にすることなしに、ポツプコーン
ノイズを減少させることができる。
特開昭55−84019号公報等で知られる従来の薄膜
磁気ヘッドにおいては、ヨーク部が扇形(′tS7図及
び第8図参照)となっていて、磁路長Bが例えば100
μm1最大幅Aが150μm程度に選定されている。従
って、A>Bの関係にあり、本願発明のディメンション
関係とは明らかな有意差がある。そして、従来の薄膜磁
気ヘッドにおいては、上述したディメンション関係がポ
ツプコーンノイズを発生する原因の1つになっていたと
推測される。
実施例において、ヨーク部22.42は、幅方向の両辺
がほぼ平行な直線状になっている。従って、磁性膜2及
び4は全体としての平面形状が、従来の扇形からビンボ
ン、ラケット形に変換されている。この平面形状も、従
来の扇形形状よりも、ポツプコーンノイグ減少に有効で
あることが分った。
ポール部21.41は、通常、ヨーク部22.42の最
大幅Aよりも充分に狭い幅に選定される。例えば10μ
m程度である。ヨーク部22.42は、このような形状
を有するポール部21.41に対して、接続部221.
421によって接続されている。接続部221.421
は、幅方向の両辺がヨーク部22.42に近づくほど幅
の拡大する傾斜辺となっている。傾斜辺は幅方向に仮想
された基準線からの角度θが20度〜60度の範囲とな
るように設定するのが望ましい。この角度範囲はポツプ
コーンノイズを減少させるのに有効である。
第3図及び第4図は(A/B)の異なる薄膜磁気ヘッド
の他の例を示している0図において、第1図及び′tS
2図と同一の参照符号は、同一性ある構成部分を示・し
ている。$3図は(A/B)を約0.6に選定した例を
示している。磁路長Bを100μmに選定した場合には
、最大幅Aは60μmになる。第4図は(A/B)を約
0.3に選定した例を示し、最大幅Aは30μmになる
第5図は(A/B)に対するポツプコーンノイズ、再生
出力及びオーバライドの実測データを示し、横軸に(A
/B)をとり、縦軸にポツプコーンノイズ(個)、出力
(μVpp)及びオーバライド(dB)をとフである0
曲線り、はスライスレベル30μV O−pで得られた
ポツプコーンノイズ、曲線L2は再生出力、曲線L3は
オーバライドをそれぞれ示している。このデータは、第
1図〜第4図に示した平面形状のヨーク部を有する薄膜
磁気ヘッドで得られたものである。
図示するように、磁性膜を構成するヨーク部のディメン
ションを1≧A/B≧0.3の範囲に選定すると、ポツ
プコーンノイズが著しく低減できる。0.3>A/Bの
範囲では、ボップフーンノイズ数は減少するけれども、
再生出力し2及びオーバライドL、が許容できないほど
に低下する。また、A/B>1の範囲ではポツプコーン
ノイズが著しく増大している。
〈発明の効果〉 以上述べたように、本発明に係る薄膜磁気ヘッドにおい
ては、ヨーク部は、ポール部の先端面からバックギャッ
プ部までの最短距離で与えられる磁路長をB、liB路
長の方向に対して直交する幅方向の最大幅をAとしたと
ぎ、1≧A/B≧0.3を満たしているので、再生出力
及びオーバライド特性を実質的に犠牲にすることなしに
、ポツプコーンノイズを減少させた薄膜磁気ヘッドを提
供できる。
【図面の簡単な説明】
′FS1図は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの要部の平面
部分破断面図、第2図は同じく要部の断面図、第3図及
び第4図は(A/B)の異なる薄膜磁気ヘッドの他の実
施例における平面部分破断面図、第5図は(A/B)に
対するポツプコーンノイズ、再生出力及びオーバライド
の各データを示す図、第6図はホワイトノイズ中のポツ
プコーンノイズを示すオシロスコープ波形図、第7図は
書込動作時の磁区の構造を示す図、第8図は読出動作時
の磁区の構造を示す図である。 1・・・基体   2.4・・・磁性膜21.41・・
・ポール部 22.42・・・ヨーク部 51.52・・・コイル膜 第 図 (A/F3) 第 図 第 図 綾斡30p労壜 mlゆ5p%会

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基体の上に磁性膜及びコイル膜を有する薄膜磁気
    ヘッドであって、 前記磁性膜は、読み書き部分となるポール部と、前記ポ
    ール部に連続するヨーク部とを有しており、 前記ヨーク部は、前記ポール部とは反対側の後方に磁気
    回路を完成するバックギャップ部を有しており、 前記コイル膜は、前記バックギャップ部の周りを渦巻状
    に回るように、配置されており、前記ヨーク部は、前記
    ポール部の先端面から前記バックギャップ部までの最短
    距離で与えられる磁路長をB、前記磁路長の方向に対し
    て直交する幅方向の最大幅をAとしたとき、1≧A/B
    ≧0.3 を満たすこと を特徴とする薄膜磁気ヘッド。
  2. (2)前記ヨーク部は、幅方向の両辺が直線状であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の薄膜磁気ヘッド。
  3. (3)前記ポール部は、前記ヨーク部の最大幅よりも充
    分に狭い幅であり、 前記ヨーク部は、前記ポール部に接続される接続部を有
    しており、 前記接続部は、幅方向の両辺が前記ヨーク部に近づくほ
    ど幅を拡大させる傾斜辺となっていて、前記傾斜辺は、
    幅方向に仮想された基準線からの角度が20度〜60度
    の範囲となるように設定されていること を特徴とする請求項1または2に記載の薄膜磁気ヘッド
  4. (4)前記磁性膜は、下部磁性膜と上部磁性膜とを有し
    、 前記下部磁性膜及び上部磁性膜のそれぞれは、前記ヨー
    ク部及び前記ポール部を有しており、前記ヨーク部のそ
    れぞれは、前記ポール部とは反対側の後方部のバックギ
    ャップ部によって互いに連結されていること を特徴とする請求項1、2または3に記載の薄膜磁気ヘ
    ッド。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01133212A (ja) * 1987-04-10 1989-05-25 Hitachi Ltd 薄膜磁気ヘッド及びその製造方法
JPH01258210A (ja) * 1988-04-07 1989-10-16 Nec Corp 薄膜磁気ヘッド
JPH01319111A (ja) * 1988-06-20 1989-12-25 Fujitsu Ltd 薄膜磁気ヘッド

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