JPH04132113U - 住宅用天井 - Google Patents

住宅用天井

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JPH04132113U
JPH04132113U JP3947591U JP3947591U JPH04132113U JP H04132113 U JPH04132113 U JP H04132113U JP 3947591 U JP3947591 U JP 3947591U JP 3947591 U JP3947591 U JP 3947591U JP H04132113 U JPH04132113 U JP H04132113U
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unit
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三四郎 小林
義之 大野
昭次 湶
秀志 西川
洋行 古賀
卓哉 鈴木
幸一 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 より短い工期で施工が完了でき、かつ熟練し
た技能を有さない人でも安定した品質で施工でき、さら
に取り付け強度や経時的な安定性といった点で遜色のな
い住宅用天井を提供する。 【構成】 裏面30にフック31を取り付けた複数の天
井板パネル3を、水平に張架されたワイヤーユニット2
にそのフック31が引っ掛かかるようにして係止して敷
き詰めることにより形成する。ワイヤーユニット2は、
張架を容易にするためのアジャスター24や主ワイヤー
21の伸びを吸収するためのバネ部材22を含む。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プレハブ住宅や木造住宅を始めとする各種の住宅において施工され る住宅用天井の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の住宅用天井板の構造は、洋風天井と和風天井で違いはあるものの、野縁 等の天井骨組を吊り木で吊って固定し、この天井骨組と、壁面に沿って鉛直に固 定された周状に配設された天井廻り縁とによって、張り板や塗り天井板等の天井 板を取り付けていくものが一般的である。
【0003】 図5は、従来の住宅用天井の一例としての平板張り天井の構造の説明図である 。 図5の住宅天井の構造は、以下の通りである。 まず、吊り木100が、上方に配置された図示しない吊り木受け等の梁部材に その上端が固定されることによって所定間隔で複数垂設されている。そして、野 縁101が、この吊り木100の下端に固定されることによって、水平状態でか つ平行に並べられて配置されている。一方、天井板102を取り付ける高さの位 置の壁面6に沿って、天井廻り縁8が、周状に配設されている。
【0004】 天井板102は、その端部下面を天井廻り縁8の上面に乗せた状態で係止され 、かつ所定間隔で平行に並べられた野縁101の下面に釘打ち等の方法で固定さ れている。 図5の構造の住宅用天井において、和風天井の場合には、上記野縁101と直 行するようにさお縁と呼ばれる部材を平行に並べて配置して格子状に天井骨組を 形成し、さお縁の上面と野縁101の下面とで挟むようにして天井板102を取 り付ける場合もある。
【0005】 いずれにしても、上記従来の住居用天井の構造では、その施工に際して、天井 骨組を正しく組み立てる必要があり、専門的技能を有する大工がある程度時間を かけてやらなければならない仕事になっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
近年、住宅建築業界は、より低コストの住宅建築が要求されるようになってき ている。低コスト化を図る一番の方法は、施工工数の低減であり、より短い工期 で完了する工法の開発が要請されている。 一方、最近における人手不足は、この住宅建設業界では大工等の専門工の極端 な不足となって現れており、従って、熟練した技能を有さない人でも安定した品 質で施工できる住宅の設計や新工法の開発が要請されている。
【0007】 本願の対象とする天井部分の施工においては、上述した通り、専門工たる大工 がある程度時間をかけてやらなければならず、短工期の点においても、また熟練 した技能を有さない人でも安定した品質で施工できるという点においても、上記 要請を満足できない状況になっている。 一方、短工期や施工の容易性ということに目を奪われて、天井の取り付け強度 や経時的な安定性といったことが疎かになってはならないことは勿論である。
【0008】 本願の考案は、このような各課題を考慮してなされたものである。 即ち、本願の考案の第一の目的は、より短い工期で施工が完了でき、かつ熟練 した技能を有さない人でも安定した品質で施工できる構造の住居用天井を提供す ることにある。 そして、本願の第二の目的は、上記第一の目的を達成しつつ、取り付け強度や 経時的な安定性といった点で遜色のない住宅用天井を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記第一の目的を達成するため、本願の請求項1の考案の住居用天井は、壁, 上屋板,柱部材又は梁部材等の固定部材に固定された複数のワイヤー止め具と、 このワイヤー止め具により水平に張架される主ワイヤーを含むワイヤーユニット とを具備すると共に、裏面にフックを取り付けた複数の天井板パネルを、そのフ ックが前記ワイヤーユニットに引っ掛かるようにして係止して敷き詰めることに より形成したことを特徴とする。
【0010】 また、同様に上記第一の目的を達成するため、本願の請求項2の考案の住宅用 天井は、請求項1の考案の構成において、ワイヤー止め具と主ワイヤーとの間に 、主ワイヤーを引っ張るためのアジャスターを設けたものである。 また、上記第二の目的を達成するため、本願の請求項3の考案の住宅用天井は 、請求項1又は請求項2の考案の構成において、ワイヤーユニット中に、前記主 ワイヤーの伸びを吸収するバネ部材を設けたものである。
【0011】 また、同様に上記第二の目的を達成するため、本願の請求項4の考案の住宅用 天井は、請求項1から請求項3までの考案の構成において、壁の周縁に、天井板 パネルの端部を支持する天井廻り縁を設けたものである。
【0012】
【実施例】
以下、本願の考案の実施例を説明する。 図1は、本願の考案の実施例の住宅用天井の構造を説明する断面部分図である 。 図1に示す住居用天井の部分は、外壁上梁部材4に固定された第一のワイヤー 止め具11と屋内梁部材5に固定された第二のワイヤー止め具12により張架さ れたワイヤーユニット2と、裏面30にフック31が固定され、このフック31 がワイヤーユニット2に引っ掛かるようにして係止して敷き詰められた天井板パ ネル3とより構成されている。
【0013】 外壁上梁部材4は、図示しない2本の外郭柱の間に横架されており、同様に外 郭柱の間を配設された外壁40の上に位置している。この外壁上梁部材4は、図 1に示すように断面工状の形状を有し、その下板部41に第一のワイヤー止め具 11が固定されている。 第一のワイヤー止め具11は、下板部41に固定されたL字状の止め板111 とこの止め板111に固定されたフック状の引っ掛け部112とから構成されて いる。
【0014】 一方、屋内梁部材5は、2本の外郭柱の間若しくは外郭柱と屋内柱との間に横 架されており、外壁上梁部材4と同様に断面工状の形状を有している。そして、 第二のワイヤー止め具12がこの屋内梁部材5の下板部51に固定されている。 第二のワイヤー止め具12は、第一のワイヤー止め具11と同様の止め板121 及び引っ掛け部122とから構成されており、第一のワイヤー止め具11と第二 のワイヤー止め具12とは、鉛直面に対称に向かい合わせて設けられている。
【0015】 第一のワイヤー止め具11と第二のワイヤー止め具12とにより張架されるワ イヤーユニット2は、主ワイヤー21の中央を中心として左右対称に各部材が配 置されている。そこで、説明の重複を避けるために、第一のワイヤー止め具11 により係止される左側の部分のみを説明する。但し、左右対称に各構成部材を配 置する必然性は無く、後述のアジャスター24等の部材は、一方の側のみにあっ ても良い。
【0016】 中央の主ワイヤー21の左端部211には、バネ部材22の一端221が固定 されており、このバネ部材22の他端222には、バネ部材取り付け棒23の一 端231が固定されている。そして、このバネ部材取り付け棒23の他端232 は、アジャスター24を介して補助ワイヤー25の一端251に固定されている 。補助ワイヤー25の他端252はリング状に形成されており、第一のワイヤー 止め具11の前記フック状の引っ掛け部112に引っ掛けられている。これによ り、ワイヤーユニット2の左側が、第一のワイヤー止め具11に係止されている 。
【0017】 そして、同様の部材が配置されたワイヤーユニット2の右側が、同様に第二の ワイヤー止め具12に係止されて、ワイヤーユニット2は張架されている。 尚、上記第一のワイヤー止め具11と第二のワイヤー止め具12の固定箇所は 、上記のような梁部材に限られず、壁面6や上屋板7等でもよい。つまり、ワイ ヤーユニット2の力を住宅の基礎土台に伝えることができるものであれば、どん な固定部材でもよい。
【0018】 図2は、アジャスターの構造を説明する断面図である。 図2に示すように、本実施例のアジャスター24は、内面240が雌ネジにネ ジ切りされた円筒状の形状のものである。また、前記補助ワイヤー25の一端2 51には、周面が雄ネジにネジ切りされた金具253が設けられており、また、 前記バネ部材取り付け棒23の他端232の周面も雄ネジにネジ切りされている 。そして、この雄ネジにネジ切りされた補助ワイヤー25の一端251の金具2 53とバネ部材取り付け棒23の他端232の双方が、アジャスター24の内面 240に螺合しており、これにより、主ワイヤー21の左側がアジャスター24 を介して第一のワイヤー止め具11に係止される構造になっている。
【0019】 上記ワイヤーユニット2を張架する際には、このアジャスター24を回してワ イヤーユニット2全体の長さを幾分長めにしておき、この状態で、左右両側の前 記補助ワイヤー25のリング状に形成された他端252を、それぞれ第一及び第 二のワイヤー止め具11,12の引っ掛け部112,122に引っ掛ける。次に 、アジャスター24を逆向きに回して、バネ部材取り付け棒23の他端232と 補助ワイヤー25の一端251の金具253とを近づけるようにすることで、主 ワイヤー21が引っ張られて、弛みのない正しい姿勢となる。
【0020】 また、施工の後、時間が経つと、主ワイヤー21等の伸びにより、ワイヤーユ ニット2全体が弛んでくることが考えられるが、本実施例においては、前述の通 り、バネ部材22が設けられているので、この弛みを吸収することができる。従 って、ワイヤーユニット2全体としては、時間が経過しても、ピンと張られた正 しい姿勢のままであり、それ故、後述のように取り付けられる天井板パネル3が 、時間の経過に従い垂れ下がってくるというような恐れがない。
【0021】 次に天井板パネル3の取り付け構造について説明する。 図1に示すように、天井板パネル3の裏面30には、ワイヤーユニット2の長 手方向に二つのフック31が固定されている。この二つのフック31が、ワイヤ ーユニット2のうちの補助ワイヤー25の部分に引っ掛かることにより、天井板 パネル3が取り付けられている。
【0022】 尚、図1に示すように、壁面6には、天井廻り縁7が配設されており、壁面6 に沿って配置される天井板パネル3の端部33は、この天井廻り縁7に支持され る構造となっている。尚、ここで天井板パネル3の端部33と壁面6の間及び端 部33と外壁上梁部材4との間に補助充填部材8が充填されている。 図3は、天井板パネルの取り付け方法の説明図である。
【0023】 天井板パネル3の裏面30には、複数のフック31が固定されている。フック 31は、固定片311と可動片312とから構成されており、固定片32の方が 天井板パネル3の裏面30が固定されている。そして可動片312にフック31 が固定されている。 天井板パネル3を取り付ける場合には、図3に示すように、蝶板32の可動片 312に固定されたフック31のU字状の先端部313を、前記ワイヤーユニッ ト2の補助ワイヤー25の部分に押し当て、更に力を加えて先端部313が補助 ワイヤー25を乗り越えるようにする。これによりフック31は補助ワイヤー2 5に係止されることになる。
【0024】 尚、フック31が引っ掛かる部材は、補助ワイヤー25に限られるものではな く、ワイヤーユニット2を構成するいずれかの部材、例えば主ワイヤー21であ っても良い。 次に本実施例の住宅用天井における天井板パネル3の敷き詰めについて説明す る。
【0025】 図4は、本願の考案の実施例の住宅用天井を裏側からの見た外観図である。 図4に示すように、天井板パネル3は、長方形の形状を有しており、本実施例 の天井は、この天井板パネル3を多数敷き詰めることにより形成されている。 図4から明かなように、上述したフック31は、長方形の天井板パネル3の長 辺部分の両縁に沿って二つずつ計四つ配置されている。そして、一つの天井板パ ネル3を係止するワイヤーユニット2は、この二つずつのフック31が引っ掛か るように、天井板パネル3の長辺部分の両縁に沿った上方位置に、平行に二本配 設されている。
【0026】 そして、隣の天井板パネル3に近接する部分の縁に沿って上方に配設されたワ イヤーユニット2には、その隣の天井板パネル3に同様に設けられたフック31 が引っ掛かっている。つまり、隣合う二つの天井板パネル3の近接する長辺部分 の縁の上方に配設されたワイヤーユニット2は、その隣合う二つの天井板パネル 3のフック31が同時に引っ掛かっている。
【0027】 尚、一枚の天井板パネル3を係止するワイヤーユニット2の本数を増やせば、 天井板パネル3の取り付け強度がさらに増すのは勿論である。 また、ワイヤーユニット2の長さ方向における上記フック31の数をさらに増 やせば、その分だけ天井板パネル3の取り付け強度が増すことは勿論である。 以上の説明から明かなように、本実施例の住居用天井は、予めワイヤーユニッ ト2を張架し、このワイヤーユニット2に天井パネル3裏面30のフック31を 引っ掛けながら天井板パネル3を敷き詰めることにより容易に施工できる。従っ て、従来必要であった天井骨組の組み立て等の専門的技能を要する面倒な作業は 不要である。
【0028】
【考案の効果】
以上説明したように、本願の請求項1の住宅用天井によれば、ワイヤーユニッ トに裏面のフックを引っ掛けながら天井板パネルを敷き詰めることにより容易に 施工できるので、従来必要であった天井骨組の組み立て等の専門的技能を要する 面倒な作業は不要になる。従って、より短い工期で施工が完了でき、かつその施 工に熟練した技能を有さない人でも安定した品質で施工できる住居用天井となる 。
【0029】 また、本願の請求項2の住宅用天井によれば、アジャスターの操作によりワイ ヤーユニットの張架が容易にかつ短時間に完了するので、さらに工期が短くかつ 専門工を必要としない住居用天井となる。 また、本願の請求項3の住居用天井によれば、ワイヤーユニットがバネ部材を 含むので、ワイヤーユニットに係止される天井板パネルが、時間の経過に従い垂 れ下がってくるというような恐れがない。即ち、経時的な安定性に優れている。
【0030】 また、本願の請求項4の住宅用天井によれば、壁面に沿って配置される天井板 パネルの端部が、壁面に沿って周状に配設された天井廻り縁に支持されているの で、さらに取り付け強度の高い住居用天井となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】住宅用天井の構造を説明する断面部分図であ
る。
【図2】アジャスターの構造を説明する断面図である。
【図3】天井板パネルの取り付け方法の説明図である。
【図4】住宅用天井を裏側からの見た外観図である。
【図5】従来の住宅用天井の一例としての平板張り天井
の構造の説明図である。
【符号の説明】
11 第一のワイヤー止め具 111 止め板 112 引っ掛け部 12 第二の
ワイヤー止め具 121 止め板 122 引っ掛
け部 2 ワイヤーユニット 21 主ワイヤー 211 左端部 22 バネ部
材 221 一端 222 他端 23 バネ部材取り付け棒 231 一端 232 他端 24 アジャ
スター 240 内面 25 補助ワ
イヤー 251 一端 252 他端 253 金具 3 天井板
パネル 30 裏面 31 フック 311 固定片 312 可動片 313 先端部 4 外壁上
梁部材 40 外壁 41 下板部 5 屋内梁部材 6 壁面 7 天井廻り縁 8 補助充填材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 西川 秀志 東京都杉並区高井戸東2丁目4番5号 ミ サワホーム株式会社内 (72)考案者 古賀 洋行 東京都杉並区高井戸東2丁目4番5号 ミ サワホーム株式会社内 (72)考案者 鈴木 卓哉 東京都杉並区高井戸東2丁目4番5号 ミ サワホーム株式会社内 (72)考案者 渡辺 幸一 東京都杉並区高井戸東2丁目4番5号 ミ サワホーム株式会社内

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁,上屋板,柱部材又は梁部材等の固定
    部材に固定された複数のワイヤー止め具と、このワイヤ
    ー止め具により水平に張架される主ワイヤーを含むワイ
    ヤーユニットとを具備すると共に、裏面にフックを取り
    付けた複数の天井板パネルを、そのフックが前記ワイヤ
    ーユニットに引っ掛かるようにして係止して敷き詰める
    ことにより形成したことを特徴とする住宅用天井。
  2. 【請求項2】 ワイヤー止め具と主ワイヤーとの間に、
    主ワイヤーを引っ張るためのアジャスターを設けた請求
    項1記載の住宅用天井。
  3. 【請求項3】 ワイヤーユニット中に、前記主ワイヤー
    の伸びを吸収するバネ部材を設けた請求項1または請求
    項2記載の住宅用天井。
  4. 【請求項4】 壁の周縁に、天井板パネルの端部を支持
    する天井廻り縁を設けた請求項1、請求項2または請求
    項3記載の住宅用天井。
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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100836474B1 (ko) * 2007-01-09 2008-06-09 박종태 인장시스템으로 고정한 천 천장 무달대 공법

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