JPH041361Y2 - - Google Patents

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JPH041361Y2
JPH041361Y2 JP1986017115U JP1711586U JPH041361Y2 JP H041361 Y2 JPH041361 Y2 JP H041361Y2 JP 1986017115 U JP1986017115 U JP 1986017115U JP 1711586 U JP1711586 U JP 1711586U JP H041361 Y2 JPH041361 Y2 JP H041361Y2
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displacement
piezoelectric element
leaf spring
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Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は、圧電素子を用いた変位機構に関す
る。
B 従来の技術 従来から圧電素子を用いて微小変位を得る変位
機構が知られているが、数10μm〜数100μm程度
の変位を得る場合には、バイモルフ型の圧電素子
を用いている。
例えば第9図は電流空気圧変換器等のサーボ弁
のノズルフラツパにバイモルフ型の圧電素子を用
いたものを示している。ここで、21がバイモル
フ型圧電素子から成るフラツパ、22がノズルで
ある。この種のフラツパ21は、パルス幅変調方
式(以下、PWM方式)によりそのたわみ量が制
御されたり、あるいは直流電圧によりたわみ量が
制御される。
C 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、PWM方式の場合、バイモルフ
型圧電素子が繰り返して変形されるのでその耐久
性に問題がある。また、直流電圧により制御する
場合には圧電素子のクリープ現象が発生し、ノズ
ル背圧によるフイードバツクをかけてサーボ弁か
ら得られる圧力の制御を行なつても、電気回路の
制御範囲を逸脱するおそれ、例えばノズル背圧を
所定値以上に制御できないおそれがある。更に、
一般的に、バイモルフ型は、比較的大きな変位は
得られるものの、発生力が小さく、変位の再現性
が悪く、強度的に弱いという問題がある。
本考案の目的は、このような従来の問題点を解
消し、積層型圧電素子を用いてバイモルフ型圧電
素子と同等の変位を得る変位機構を提供すること
にある。
D 問題点を解決するための手段 このような目的を達成するため、本考案変位機
構は、板ばねを本体に片持支持し、本体から突出
した板ばねの変位部の途中には、本体に向かつて
変位部から所定の傾斜角で立上がつた入力部が連
設され、その入力部の自由端には、その自由端を
変位部の固定端を支点として変位させることによ
り変位部全体をその固定端を支点として変形させ
る積層型圧電素子が取付けられる共に、この積層
型圧電素子の伸縮方向と前記入力部の立上がり方
向が略一致するように当該圧電素子が配設され
る。
E 作用 積層型電圧素子に制御電圧が印加されて圧電素
子が伸びると入力部が変位する。この変位は入力
部の固定端から板ばねに伝達され、板ばねの自由
端は、(入力部の変位×拡大率)で表わされるだ
け変位する。その拡大率は、入力部の自由端から
板ばねの固定端までの間隔lと板ばねの固定端か
ら自由端までの距離Lの比L/lで表わされる。
F 実施例 第1図〜第8図は、本考案に係る変位機構を電
圧空気圧変換器のノズルフラツパに適用した一実
施例を示し、第1図は第2図の−線断面図、
第2図は平面図、第3図〜第7図は構成要素をそ
れぞれ示す図である。
1は板ばねを示し、第3図a,bに示すよう
に、板ばね1は中央部に開口1bがあけられた取
付部1aと、取付部1aに連設されて僅かに図示
上方に折曲げられた三角形状の変位部1cと、変
位部1cの略中央部において開口1bより狭い幅
で切り込みが入れられ、その開口側先端が図示上
方へ折曲げられた舌状の入力部1dとから成る。
2は本体であり、第4図a,b,cに示すよう
に平面形状がコ字状の取付部2aと、取付部2a
の端部に連設された柱状部2bとを有し、柱状部
2bの取付部2a側の面2cは取付部2aに対し
て第4図bに示すような傾斜面とされている。
板ばね1は本体2に取付けられるが、板ばね1
の下方からその開口1bに柱状部2bを挿通して
板ばね1を取付部2a上に置き、押さえ板3を板
ばね取付部1aの上面に設けるとともに、取付部
2aの下面に第5図a,bに示される形状のばね
押さえ5を設け、押さえ板3、板ばね1、本体2
および止め板6をボルト4により共締めすること
により、板ばね1が押さえ板3と取付部2aとの
間に挟持されるとともにばね押さえ5が止め板6
と取付部2aとの間に挟持される。ここで、ばね
押さえ5の先端5aが板ばね1の略中央部下面に
当接し、板ばね1を支持している。
7は積層型圧電素子であり、その一方の端面に
第6図a,bに示すように、一方の面にV字状の
溝8aが刻設された押さえ板8が接着等により取
付けられ、押さえ板8の溝8aに板ばね1の入力
部1dが係止される。圧電素子7の他方の面は押
さえ板11を介して本体1の傾斜面2cに取付け
られる。ここで、入力部1dの傾斜角θ1と傾斜面
2cの傾斜角θ2とを等しく設定すれば、圧電素子
7から入力部1dに入力される荷重の方向が入力
部1dの平面と平行となり、圧電素子7の発生応
力を効率よく用いて板ばね1を変形できる。
更に第1図および第2図において、9は支持板
であり、第7図a,bに示すように、その支持板
9は矩形平板状を呈し、その中央を横断してV字
状の溝9aが刻設され、一方の端部側にはねじ9
bが螺設されている。この支持板9は板ばね1の
開口1bに挿通され、溝9aが開口1bの入力部
1dとは反対側の周縁に係止され、更に、他方の
端部9cが柱状部2bに溶接されている。そし
て、ねじ10がねじ9bに螺着され、そのねじ1
0の先端が柱状部2bに押圧当接され、それによ
り、支持板9が端部9cを支点としてたわみ、本
体2と圧電素子7とが板ばね1に緊締される。
このように構成された変位機構の作用について
説明する。
圧電素子7に第8図に示す波形の電圧を印加す
ると、時間T1では圧電素子7が伸長し入力部1
dを押圧する。すなわち、第3図bに示すように
入力部1dに荷重Pが入力され、これにより、変
位部1cがその固定支点部Y(変位部1cの固定
端)を支点としてq方向(第3図b)に変位す
る。
このとき、第3図bに示すように、固定支点部
Yから変位部1cの自由端までの長さをL、固定
支点部Yから入力部1dの自由端Zまでの距離を
l、入力荷重Pによる入力部1dの変位をδとす
れば、変位部1cの自由端でのq方向の変位Q
は、 Q=δ×L/l と表わすことができる。すなわち、圧電素子7に
よる入力部1dの変位がL/lに拡大される。
ノズルフラツパでは、このようにして変位部1
cが変位するとノズル背圧が変化し、それにより
圧電素子7への入力波形のデユーテイ比が制御さ
れ、以つてノズル背圧制御が行なわれる。
以上では、本考案に係る変位機構を電圧空気圧
変換器のノズルフラツパに適用した場合について
説明したが、ノズルフラツパ以外の種々のもの、
すなわち、数10μm〜数100μmの微小変位を得る
種々の形態の変位機構にも本考案を適用できる。
また、板ばね1、本体2等の形状等は上記実施例
に限定されない。
G 考案の効果 本考案は以上のように構成したから、比較的変
位量の小さい積層型圧電素子を用いて簡単な構成
で、バイモルフ型圧電素子と同等の数10μm〜数
100μmの比較的大きな変位を得ることができ、従
来のバイモルフ型圧電素子による変位機構の問題
点をすべて解決できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本考案の一実施例を示し、第
1図は第2図の−線断面図、第2図は平面
図、第3図a,bは板ばねの平面図および側面
図、第4図a,b,cは本体の平面図、側面図お
よび斜視図、第5図a,bはばね押さえの平面図
および側面図、第6図a,bは押さえ板の正面
図、側面図、第7図a,bは支持板の正面図、側
面図、第8図は圧電素子への入力波形の一例を示
す図、第9図は従来のバイモルフ型圧電素子を用
いたノズルフラツパの一例を示す図である。 1……板ばね、1c……変位部、1d……入力
部、2……本体、2a……取付部、2b……柱状
部、5……ばね押さえ、6……止め板、7……積
層型圧電素子、8,11……押さえ板、9……支
持板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板ばねを本体に片持支持し、本体から突出した
    板ばねの変位部の途中には、前記本体に向かつて
    変位部から所定の傾斜角で立上がつた入力部が連
    設され、その入力部の自由端には、その自由端を
    前記変位部の固定端を支点として変位させること
    により変位部全体をその固定端を支点として変形
    させる積層型圧電素子が取付けられると共に、こ
    の積層型圧電素子の伸縮方向と前記入力部の立上
    がり方向が略一致するように当該圧電素子が配設
    されたことを特徴とする変位機構。
JP1986017115U 1986-02-07 1986-02-07 Expired JPH041361Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986017115U JPH041361Y2 (ja) 1986-02-07 1986-02-07

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986017115U JPH041361Y2 (ja) 1986-02-07 1986-02-07

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Publication Number Publication Date
JPS62130201U JPS62130201U (ja) 1987-08-17
JPH041361Y2 true JPH041361Y2 (ja) 1992-01-17

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