JPH04138616A - ハーネス用電線導体 - Google Patents
ハーネス用電線導体Info
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- JPH04138616A JPH04138616A JP2260712A JP26071290A JPH04138616A JP H04138616 A JPH04138616 A JP H04138616A JP 2260712 A JP2260712 A JP 2260712A JP 26071290 A JP26071290 A JP 26071290A JP H04138616 A JPH04138616 A JP H04138616A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat treatment
- wire
- stranded wire
- copper
- harness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B7/00—Insulated conductors or cables characterised by their form
- H01B7/0009—Details relating to the conductive cores
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
- Non-Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野〕
この出願に係る発明は、たとえば、自動車用のワイヤハ
ーネスなどに用いることのできるハーネス用電線導体に
関するものである。
ーネスなどに用いることのできるハーネス用電線導体に
関するものである。
[従来の技術]
近年、自動車の高性能化とともに、各種の制御回路の増
加など自動車内における配線箇所は多く、またそれらに
要求される信頼性も一層強まってきている。一方、省エ
ネルギの立場からは、自動車重量の軽量化が強く要求さ
れるようになってきた。
加など自動車内における配線箇所は多く、またそれらに
要求される信頼性も一層強まってきている。一方、省エ
ネルギの立場からは、自動車重量の軽量化が強く要求さ
れるようになってきた。
従来自動車の配線用電線導体には、主としてJIS
C3102に規定しであるような軟銅線またはこれに錫
メツキなどを施した線を撚り合わせた撚線が用いられ、
これに塩化ビニール、架橋ビニールや架橋ポリエチレン
などの絶縁体を同心円状に被覆して電線としていた。
C3102に規定しであるような軟銅線またはこれに錫
メツキなどを施した線を撚り合わせた撚線が用いられ、
これに塩化ビニール、架橋ビニールや架橋ポリエチレン
などの絶縁体を同心円状に被覆して電線としていた。
ところで自動車配線回路では、前述のとおり近年特に制
御用などの信号電流回路の割合が増加している。このよ
うな電線では、通電容量には十分余裕があるにもかかわ
らず、機械的強度維持のために電気的な必要径より犬な
る導体を用いていた。
御用などの信号電流回路の割合が増加している。このよ
うな電線では、通電容量には十分余裕があるにもかかわ
らず、機械的強度維持のために電気的な必要径より犬な
る導体を用いていた。
このような電線を軽量化する試みとして、導体のアルミ
ニウム(合金を含む、以下同じ)化も一部検討された。
ニウム(合金を含む、以下同じ)化も一部検討された。
[発明が解決しようとする課題]
しかしなから、アルミニウムでは一般に強度的に弱く、
十分な強度を得るためには外径を太くするとか、撚線本
数を多くするとかの方策が必要となる。このため、絶縁
体を多く必要とすることになり、配線スペースを多(必
要とするほか、軽量化の効果も十分に期待できず、絶縁
体コストの上昇をも招く結果となりやすかった。
十分な強度を得るためには外径を太くするとか、撚線本
数を多くするとかの方策が必要となる。このため、絶縁
体を多く必要とすることになり、配線スペースを多(必
要とするほか、軽量化の効果も十分に期待できず、絶縁
体コストの上昇をも招く結果となりやすかった。
この出願に係る発明の目的は、細径化、すなわち軽量化
しても従来のハーネス電線に劣らない破断荷重を有し、
さらに衝撃的な荷重に対しても破断しにくく、また線ぐ
せか悪くなく、切断した撚線にばらけがないハーネス用
電線導体を提供することにある。
しても従来のハーネス電線に劣らない破断荷重を有し、
さらに衝撃的な荷重に対しても破断しにくく、また線ぐ
せか悪くなく、切断した撚線にばらけがないハーネス用
電線導体を提供することにある。
5課題を解決するための手段]
この出願に係る請求項1の発明は、導体断面積が0.0
3〜0.3mm2であり、アラミド系繊維束または紐を
中心として、そのまわりに銅素線を配置して撚線とし、
この撚線を円形圧縮加工したことを特徴としている。
3〜0.3mm2であり、アラミド系繊維束または紐を
中心として、そのまわりに銅素線を配置して撚線とし、
この撚線を円形圧縮加工したことを特徴としている。
この発明において、円形圧縮加工した撚線は、引張強さ
が熱処理前の80〜95%の範囲内となるように熱処理
されることか好ましい。
が熱処理前の80〜95%の範囲内となるように熱処理
されることか好ましい。
さらに、この熱処理の際の熱処理温度は10000〜1
50℃の範囲内で、熱処理時間が10分以上であること
が好ましい。
50℃の範囲内で、熱処理時間が10分以上であること
が好ましい。
この出願に係る請求項4の発明は、導体断面積か0.0
3〜0.3mm2であり、アラミド系繊維束または紐を
中心として、そのまわりにSnを0.2〜2.5重量%
含み、残部か本質的に銅よりなる銅合金素線を配置して
撚線とし、この撚線を円形圧縮加工したことを特徴とし
ている。
3〜0.3mm2であり、アラミド系繊維束または紐を
中心として、そのまわりにSnを0.2〜2.5重量%
含み、残部か本質的に銅よりなる銅合金素線を配置して
撚線とし、この撚線を円形圧縮加工したことを特徴とし
ている。
この発明において、円形圧縮加工した撚線は、引張強さ
が熱処理前の80〜95%の範囲内となるように熱処理
されることが好ましい。さらに熱処理温度は180〜3
50℃で、熱処理時間か10分以上であることか好まし
い。
が熱処理前の80〜95%の範囲内となるように熱処理
されることが好ましい。さらに熱処理温度は180〜3
50℃で、熱処理時間か10分以上であることか好まし
い。
[作用]
この出願に係る発明において、導体断面積を0゜03〜
0.3mm2としたのは、0.03mm”未満であれば
、ハーネスとしての加工の際端子圧縮加工が困難であり
、0.3mm2を越えれば、軽量化の目的にそぐわない
からである。
0.3mm2としたのは、0.03mm”未満であれば
、ハーネスとしての加工の際端子圧縮加工が困難であり
、0.3mm2を越えれば、軽量化の目的にそぐわない
からである。
この出願に係る発明において、アラミド系繊維束または
紐を中心としてそのまわりに素線を配置し撚線としてい
るのは、引張強さおよび耐衝撃力の極めて大きいアラミ
ド系繊維束または紐と高導電率の素線とを複合化するこ
とにより、引張強さおよび耐衝撃力が大きく、かつ高導
電率を有する電線導体とするためである。
紐を中心としてそのまわりに素線を配置し撚線としてい
るのは、引張強さおよび耐衝撃力の極めて大きいアラミ
ド系繊維束または紐と高導電率の素線とを複合化するこ
とにより、引張強さおよび耐衝撃力が大きく、かつ高導
電率を有する電線導体とするためである。
この出願に係る発明のハーネス用電線導体において、単
線ではなく、撚線としているのは、繰り返し屈曲に対し
て信頼性を高めるためである。
線ではなく、撚線としているのは、繰り返し屈曲に対し
て信頼性を高めるためである。
請求項4の発明において、中心となるアラミド系繊維束
または紐のまわりに配置する銅合金素線のSnの含有量
を0. 2〜2.5重量%とじているのは、Snが0.
2重量%より少なくなると、破断荷重の向上の効果が
少なくなり、2.5重量%より多くなると、導電率が4
0%以下になってしまうため、電線として回路によって
は望ましくない場合が生じるからである。
または紐のまわりに配置する銅合金素線のSnの含有量
を0. 2〜2.5重量%とじているのは、Snが0.
2重量%より少なくなると、破断荷重の向上の効果が
少なくなり、2.5重量%より多くなると、導電率が4
0%以下になってしまうため、電線として回路によって
は望ましくない場合が生じるからである。
この出願に係る発明では、撚線を円形圧縮加工している
。第1図は、この出願に係る発明の一実施例を示す断面
図である。第2図は、従来のハーネス電線を示す断面図
である。
。第1図は、この出願に係る発明の一実施例を示す断面
図である。第2図は、従来のハーネス電線を示す断面図
である。
第1図を参照して、この発明に従うハーネス用電線1の
撚線2は、アラミド系繊維束または紐4のまわりに素線
2aを配置することにより構成されており、全体がほぼ
円形形状となるように圧縮加工されている。このように
円形圧縮加工された撚線の外周に絶縁被覆3が設けられ
ている。
撚線2は、アラミド系繊維束または紐4のまわりに素線
2aを配置することにより構成されており、全体がほぼ
円形形状となるように圧縮加工されている。このように
円形圧縮加工された撚線の外周に絶縁被覆3が設けられ
ている。
第2図を参照して、従来のハーネス電線11ては、単に
素線を撚り合わせた撚線12のまわりに絶縁被覆13を
形成しており、素線12aの間の溝14の部分にまで絶
縁被覆か設けられている。
素線を撚り合わせた撚線12のまわりに絶縁被覆13を
形成しており、素線12aの間の溝14の部分にまで絶
縁被覆か設けられている。
この素線間の溝14は絶縁被覆14を設けなくても絶縁
性には影響のない部分であり、このような部分にも絶縁
被覆13を設けることにより、絶縁被覆の材料が多く必
要となりまた多くの面からも十分に軽量化を図ることが
できないという問題を生じる。
性には影響のない部分であり、このような部分にも絶縁
被覆13を設けることにより、絶縁被覆の材料が多く必
要となりまた多くの面からも十分に軽量化を図ることが
できないという問題を生じる。
これに対し、第1図に示すようなこの出願に係る発明に
従うハーネス用電線1の場合には、素線2a間には、さ
ほど大きな溝が形成されないので、被覆材料か多く必要
となることもなく、また軽量化を達成することかできる
。
従うハーネス用電線1の場合には、素線2a間には、さ
ほど大きな溝が形成されないので、被覆材料か多く必要
となることもなく、また軽量化を達成することかできる
。
この出願に係る発明に従うハーネス用電線ては同一の断
面積て見た場合、隙間の部分か少ないので、外径を小さ
くすることができ、細径化を図ることができる。
面積て見た場合、隙間の部分か少ないので、外径を小さ
くすることができ、細径化を図ることができる。
さらに、この出願に係る発明では、撚線を円形圧縮加工
しているため、撚線の端末のばらけを起こりにくくする
ことかできる。また円形圧縮加工により、線ぐせを改善
することかできる。
しているため、撚線の端末のばらけを起こりにくくする
ことかできる。また円形圧縮加工により、線ぐせを改善
することかできる。
さらに、円形圧縮加工することにより耐衝撃力も改善さ
れるということを見出した。
れるということを見出した。
この出願に係る発明の好ましい実施態様においては、円
形圧縮加工した撚線を、引張強さが熱処理前の80〜9
5%の範囲となるように熱処理している。このような熱
処理により、耐衝撃力をさらに向上させることができ、
かつ撚線のばらけをさらに少なくすることができる。熱
処理により引張強さにおける破断荷重は低下するか、こ
の低下した破断荷重を、熱処理前の80〜95%の範囲
とすることが好ましい。熱処理後の破断荷重か熱処理前
の95%より大きい場合には、衝撃値か十分には向上せ
ず、ばらけや線ぐせの問題を生じることかある。また、
引張強さが熱処理前の80%より低くなる場合には、破
断荷重か著しく低下してしまう。
形圧縮加工した撚線を、引張強さが熱処理前の80〜9
5%の範囲となるように熱処理している。このような熱
処理により、耐衝撃力をさらに向上させることができ、
かつ撚線のばらけをさらに少なくすることができる。熱
処理により引張強さにおける破断荷重は低下するか、こ
の低下した破断荷重を、熱処理前の80〜95%の範囲
とすることが好ましい。熱処理後の破断荷重か熱処理前
の95%より大きい場合には、衝撃値か十分には向上せ
ず、ばらけや線ぐせの問題を生じることかある。また、
引張強さが熱処理前の80%より低くなる場合には、破
断荷重か著しく低下してしまう。
請求項1の発明においては、熱処理温度を100〜15
0℃の範囲内とすることが好ましい。100℃未満の場
合には、衝撃値を向上させるという効果が十分でない場
合かあり、また150℃より高い温度となるき、著しく
破断荷重か低下してしまう場合がある。
0℃の範囲内とすることが好ましい。100℃未満の場
合には、衝撃値を向上させるという効果が十分でない場
合かあり、また150℃より高い温度となるき、著しく
破断荷重か低下してしまう場合がある。
また、請求項4の発明では、熱処理温度か180℃〜3
50℃の範囲内とすることが好ましい。
50℃の範囲内とすることが好ましい。
180℃未満の場合には、衝撃値を向上させるという効
果が十分でない場合があり、また350℃より高い温度
となると、著しく破断荷重か低下してしまう場合がある
。
果が十分でない場合があり、また350℃より高い温度
となると、著しく破断荷重か低下してしまう場合がある
。
請求項1および4の発明において、熱処理時間は10分
以上であることが好ましく、10分未満となると、衝撃
値を向上させるという効果か不十分な場合がある。
以上であることが好ましく、10分未満となると、衝撃
値を向上させるという効果か不十分な場合がある。
[実施例1
アラミド系繊維束として芳香族ポリアミドよりなるケブ
ラ繊維(デュポン社商品名)を用い、このまわりに第1
表に示すような6本の銅素線を配置させて撚線とした。
ラ繊維(デュポン社商品名)を用い、このまわりに第1
表に示すような6本の銅素線を配置させて撚線とした。
ケブラー繊維は直径12μmのものを、銅素線と同等の
直径になる本数束ねてアラミド系繊維束とした。第1表
に圧縮加工有りとしたものについては、この撚線をダイ
スの穴に通すことにより円形圧縮加工を施した。また熱
処理条件に「無」と書いたちの以外につ゛いては、第1
表に示す熱処理条件で圧縮加工後の撚線を熱処理した。
直径になる本数束ねてアラミド系繊維束とした。第1表
に圧縮加工有りとしたものについては、この撚線をダイ
スの穴に通すことにより円形圧縮加工を施した。また熱
処理条件に「無」と書いたちの以外につ゛いては、第1
表に示す熱処理条件で圧縮加工後の撚線を熱処理した。
また、従来例の実験Nα4のものについては、従来から
用いられている軟鋼のみを撚り合わせて撚線とした。
用いられている軟鋼のみを撚り合わせて撚線とした。
得られた撚線について、導電率(IAC3,%)、熱処
理前後における破断荷重の保持率(%)、破断荷重(k
gF)、衝撃値(kg−m)、重量(g/m)、線ぐせ
、および端末バラケをそれそれ測定あるいは評価し、第
1表に併せて示した。
理前後における破断荷重の保持率(%)、破断荷重(k
gF)、衝撃値(kg−m)、重量(g/m)、線ぐせ
、および端末バラケをそれそれ測定あるいは評価し、第
1表に併せて示した。
第1表から明らかなように、本発明例のNα1〜3のも
のは、従来例のNα4に比へ、高い破断荷重を有してお
り、しかも重量がほぼ20〜65%程度であり、軽量化
されている。また、円形圧縮加工を施さなかった比較例
のNα5および6のものでは、線ぐせか悪く、端末バラ
ケかあった。
のは、従来例のNα4に比へ、高い破断荷重を有してお
り、しかも重量がほぼ20〜65%程度であり、軽量化
されている。また、円形圧縮加工を施さなかった比較例
のNα5および6のものでは、線ぐせか悪く、端末バラ
ケかあった。
第1表に示した実験Na 1〜3ては、すべて円形圧縮
加工後に熱処理を施した。この熱処理の有無の影響およ
び熱処理条件について検討するため、さらに第2表に示
すような実験Nα7〜11を行なった。第2表には、比
較しやすいように、実験1のデータを再び掲載した。
加工後に熱処理を施した。この熱処理の有無の影響およ
び熱処理条件について検討するため、さらに第2表に示
すような実験Nα7〜11を行なった。第2表には、比
較しやすいように、実験1のデータを再び掲載した。
(以下余白)
熱処理した実験Nα1および熱処理しなかった実験Nα
9との比較から明らかなように、円形圧縮加工後に熱処
理することにより破断荷重は若干低下するものの、衝撃
値か向上し、線ぐせおよび端末バラケか改善される。
9との比較から明らかなように、円形圧縮加工後に熱処
理することにより破断荷重は若干低下するものの、衝撃
値か向上し、線ぐせおよび端末バラケか改善される。
また、熱処理温度か150℃よりも高い180℃である
実験Nα10では、破断荷重の保持率が50%であり、
破断荷重が従来例の実験Nα4と固定度にまで低下した
。また処理温度が100℃よりも低い80℃である実験
Nα11では、衝撃値の向上かあまり認められなかった
。
実験Nα10では、破断荷重の保持率が50%であり、
破断荷重が従来例の実験Nα4と固定度にまで低下した
。また処理温度が100℃よりも低い80℃である実験
Nα11では、衝撃値の向上かあまり認められなかった
。
以上の結果から明らかなように、圧縮加工後に熱処理す
る場合には、引張強さが熱処理前の80〜95%の範囲
内とするように熱処理することが好ましい。また、この
ような熱処理を行なうためには、熱処理温度を100℃
〜150℃とし、熱処理時間を10分以上とすることが
好ましい。
る場合には、引張強さが熱処理前の80〜95%の範囲
内とするように熱処理することが好ましい。また、この
ような熱処理を行なうためには、熱処理温度を100℃
〜150℃とし、熱処理時間を10分以上とすることが
好ましい。
請求項4の発明の実施例について以下説明する。
アラミド系繊維束として芳香族ポリアミドよりなるケブ
ラ繊維(デュポン社商品名)を用いて、このまわりに第
3表に示すようなSnの含有量の合金素線6本を撚り合
わせて撚線とした。ケブラ繊維は、直径12μmのもの
を合金素線と同等の直径になる本数束ねてアラミド系繊
維束とした。
ラ繊維(デュポン社商品名)を用いて、このまわりに第
3表に示すようなSnの含有量の合金素線6本を撚り合
わせて撚線とした。ケブラ繊維は、直径12μmのもの
を合金素線と同等の直径になる本数束ねてアラミド系繊
維束とした。
第3表に圧縮加工有りとしたものについては、この撚線
をダイスの穴に通すことにより円形圧縮加工を施した。
をダイスの穴に通すことにより円形圧縮加工を施した。
また熱処理条件に「なし」と書いたもの以外については
、第3表に示す熱処理条件で圧縮加工後の撚線を熱処理
した。また、従来例の実験Nα31のものについては、
従来から用いられている軟鋼を撚り合わせて撚線とした
。
、第3表に示す熱処理条件で圧縮加工後の撚線を熱処理
した。また、従来例の実験Nα31のものについては、
従来から用いられている軟鋼を撚り合わせて撚線とした
。
得られた撚線について、導電率(IAC3,%)、熱処
理前後における破断荷重の保持率(%)、破断荷重(k
gF)、衝撃値(kg−m)、重量(g/m) 、線く
せおよび端末バラケをそれぞれ測定あるいは評価し、第
3表に併せて示した。
理前後における破断荷重の保持率(%)、破断荷重(k
gF)、衝撃値(kg−m)、重量(g/m) 、線く
せおよび端末バラケをそれぞれ測定あるいは評価し、第
3表に併せて示した。
(以下余白)
第3表から明らかなように、本発明例のN021〜30
のものは、従来例のNα31に比へ、高い破断荷重を有
しており、しかも重量がほぼ1/′3〜2/3程度にな
り、軽量化されている。またSnの含有量の少ない比較
例のNα32および33のものは本発明例のような高い
破断荷重を示さなかった。またSnの含有量の多いNα
34では、高い破断荷重が得られているものの、導電率
か著しく低くなっている。また円形圧縮加工を施さなか
った比較例のN1135および36のものでは線ぐせが
悪く、端末バラケがあった。
のものは、従来例のNα31に比へ、高い破断荷重を有
しており、しかも重量がほぼ1/′3〜2/3程度にな
り、軽量化されている。またSnの含有量の少ない比較
例のNα32および33のものは本発明例のような高い
破断荷重を示さなかった。またSnの含有量の多いNα
34では、高い破断荷重が得られているものの、導電率
か著しく低くなっている。また円形圧縮加工を施さなか
った比較例のN1135および36のものでは線ぐせが
悪く、端末バラケがあった。
第3表に示した実験Nα21〜30ては、すへて円形圧
縮加工後に熱処理を施した。この熱処理の有無の影響お
よび熱処理条件について検討するため、さらに第4表に
示すような実験Nα37〜39を行なった。第4表には
、比較しやすいように実験Nα21のデータを再び掲載
した。
縮加工後に熱処理を施した。この熱処理の有無の影響お
よび熱処理条件について検討するため、さらに第4表に
示すような実験Nα37〜39を行なった。第4表には
、比較しやすいように実験Nα21のデータを再び掲載
した。
(以下余白)
熱処理した実験Nα21および熱処理しなかった実験N
α37との比較から明らかなように、円形圧縮加工後に
熱処理することにより破断荷重は若干低下するものの、
衝撃値が向上し、線ぐせおよび端末バラケが改善される
。
α37との比較から明らかなように、円形圧縮加工後に
熱処理することにより破断荷重は若干低下するものの、
衝撃値が向上し、線ぐせおよび端末バラケが改善される
。
また、熱処理温度が350℃よりも高い400℃である
実験Nα38では、破断荷重の保持率が50%であり、
破断荷重か従来例の実験Nα31と同程度にまで低下し
た。また処理温度が180℃よりも低い150℃である
実験Nα39では、衝撃値の向上があまり認められなか
った。
実験Nα38では、破断荷重の保持率が50%であり、
破断荷重か従来例の実験Nα31と同程度にまで低下し
た。また処理温度が180℃よりも低い150℃である
実験Nα39では、衝撃値の向上があまり認められなか
った。
以上の結果から明らかなように、圧縮加工後に熱処理す
る場合には、引張強さが熱処理前の80〜95%の範囲
内となるように熱処理することが好ましい。また、この
ような熱処理を行なうためには、熱処理温度を180℃
〜350℃とし、熱処理時間を10分以上とすることが
好ましい。
る場合には、引張強さが熱処理前の80〜95%の範囲
内となるように熱処理することが好ましい。また、この
ような熱処理を行なうためには、熱処理温度を180℃
〜350℃とし、熱処理時間を10分以上とすることが
好ましい。
[発明の効果]
以上説明したように、この出願に係る発明に従い、撚線
を円形圧縮加工することにより、従来のハーネス用電線
よりも破断荷重が高く、しかも線ぐせが良好で端末のバ
ラケも少ないハーネス用電線導体とすることができる。
を円形圧縮加工することにより、従来のハーネス用電線
よりも破断荷重が高く、しかも線ぐせが良好で端末のバ
ラケも少ないハーネス用電線導体とすることができる。
したかって、この出願に係る発明のハーネス用電線導体
を用いることにより、従来の電線に比べ、軽量化させる
ことができる。
を用いることにより、従来の電線に比べ、軽量化させる
ことができる。
第1図は、この出願に係る発明の一実施例を示す断面図
である。 第2図は、従来のハーネス電線を示す断面図である。 図において、1はハーネス電線、2は撚線、2aは外側
の素線、3は絶縁被覆、4はアラミド系繊維束または紐
を示す。
である。 第2図は、従来のハーネス電線を示す断面図である。 図において、1はハーネス電線、2は撚線、2aは外側
の素線、3は絶縁被覆、4はアラミド系繊維束または紐
を示す。
Claims (6)
- (1)導体断面積が0.03〜0.3mm^2のハーネ
ス用電線導体であって、 アラミド系繊維束または紐を中心として、そのまわりに
銅素線を配置して撚線とし、この撚線を円形圧縮加工し
たことを特徴とする、ハーネス用電線導体。 - (2)前記円形圧縮加工した撚線を、引張強さが熱処理
前の80〜95%の範囲内となるように熱処理したこと
を特徴とする、請求項1に記載のハーネス用電線導体。 - (3)前記熱処理温度が100℃〜150℃で、熱処理
時間が10分以上であることを特徴とする、請求項2に
記載のハーネス用電線導体。 - (4)導体断面積が0.03〜0.3mm^2のハーネ
ス用電線導体であって、 アラミド系繊維束または紐を中心として、そのまわりに
Snを0.2〜2.5重量%含み残部が本質的に銅より
なる銅合金素線を配置して撚線とし、この撚線を円形圧
縮加工したことを特徴とする、ハーネス用電線導体。 - (5)前記円形圧縮加工した撚線を、引張強さが熱処理
前の80〜95%の範囲内となるように熱処理したこと
を特徴とする、請求項4に記載のハーネス用電線導体。 - (6)前記熱処理温度が180℃〜350℃で、熱処理
時間が10分以上であることを特徴とする、請求項5に
記載のハーネス用電線導体。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2260712A JP2683446B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | ハーネス用電線導体 |
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