JPH04145165A - アントラセン誘導体及び感熱記録材料 - Google Patents

アントラセン誘導体及び感熱記録材料

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JPH04145165A
JPH04145165A JP2267760A JP26776090A JPH04145165A JP H04145165 A JPH04145165 A JP H04145165A JP 2267760 A JP2267760 A JP 2267760A JP 26776090 A JP26776090 A JP 26776090A JP H04145165 A JPH04145165 A JP H04145165A
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heat
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JP2267760A
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Haruhiko Ikeda
晴彦 池田
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明はアントラセン誘導体及びそれを用いた感熱記録
材料に関し、特に保存性に優れた感熱記録材料に関する
ものである。
【従来の技術】
感熱記録材料は現在、支持体上に通常無色ないし淡色の
塩基性染料前駆体と酸性の顕色剤とを主成分とする感熱
記録層を設けたものが一般的で、熱ヘツド、熱ペン、レ
ーザー光等で加熱することにより、染料前駆体と顕色剤
とが反応し記録画像が得られるもので、特公昭43−4
1.60号、特公昭45−1.4039号公報等に開示
されている。 このような感熱記録材料は比較的簡単な装置で記録が得
られ、保守が容易なこと、騒音の発生がないことなどの
利点かあり、計測記録計、ファクシミリ、プリンター、
コンピューターの端末機、ラベル、乗車券の自動販売機
など広範囲の分野に利用されている。 しかし、この発色系では発色反応が可逆的でありしかも
環境条件下で逆反応(−旦、発色したものが消色する方
向の反応)が容易に起こるためこれらの素材を用いた感
熱記録材料の画像保存性は常に問題となっている。 これを改良しようとして、塩基性染料前駆体や酸性の顕
色剤自体又は安定剤等の添加剤が各種提案されている。 しかし、先に述べた様に発色反応が可逆的、すなわち、
塩基性成分、溶剤又は可塑剤アミン類、(エーテル類、
アルコール類等)により消色するため画像保存性の根本
的改良は出来ていない。以下にこれらの提案の例の代表
例を示す。 (塩基性染料前駆体の例) 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン (酸性の顕色剤の例) 2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン 2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン これら以外にも特開昭64−82984号公報にはサリ
チル酸誘導体の金属塩が、特開昭6471785号公報
及び特開昭6142280号公報には4−ヒドロキシス
ルホン誘導体が提案されている。 (安定剤の提案例) 特開昭63−222889号公報にはニッケル錯体か、
特開昭61−35878号公報にはヒンダードフェノー
ルが、特開昭61−112689号公報には酸性を保つ
ための各種化合物が提案されている。 しかし、塩基性フルオラン染料やそれと類似のクリスタ
ルバイオレットラクトンを染料前駆体として使う限り画
像保存性の素材面からの改良には限度があった。 以上に挙げた素材の面からの改良以外に感熱記録材料(
通常は感熱記録紙等の感熱記録シート)にオーバーコー
ト層等を設ける提案も特開平J−206091号公報な
どでされている。 しかし、この場合も発色反応自体は変わらないので画像
保存性の改良はやはり不満足なものであり、かつ感熱記
録材料製造時の工程上の不利、感熱記録材料の筆記性の
悪化、感度低下といった不利益が大きく普通紙に近い筆
記性と高感度を要求されるファクシミリ用途やプリンタ
ー用途には不向きでラベル用途に使われているのみであ
る。しかもそれは代替が無くやむなく使用しているとい
う程度のものである。 これらの保存性の悪さを発色反応の面から改良しようと
いう提案もされている。しかし、次のいずれかの理由で
実用に至っていないか、特殊用途に限定してしか使用さ
れていない。 一つには発色色相が黒や青という実用上重要な色相を示
し得ない染料(画像部の発色体)を与える染料前駆体を
用いているという理由。二つ目には染料前駆体の生保存
性(感熱記録材料製造後、印字までの間のシート上での
安定性又はシート上で印字前には発色反応を起こさない
性質)が悪く、地肌が経時的に着色したり又は印字の際
に染料前駆体の劣化のため満足な品質(画像色調や感度
等)を与えなくなるという理由。三つ目には画像が周囲
の環境(印字部に接する人体や他の書類等)に移り汚染
するという理由。四つ目には染料前駆体が水溶性のため
又は水と反応するため、工業的に有利な感熱記録材料の
製造上必要な染料前駆体の水性分散液を製造出来ず、結
局、工業的有用性を無くするという理由。五つ目には定
着や現像処理が必要で感熱記録装置の簡便性が失われた
りメンテナンスフリーという感熱記録材料の有用性を失
うという理由。六つ目には発色反応自体が可逆的である
ために先に述べた塩基性染料前駆体と同様に画像保存性
が悪化するという理由。七つ目には染料前駆体自体が濃
く着色していて白い地肌を与え得ないという理由。 例えば、特開昭50−147949号公報のフルオレラ
セン誘導体やフェノールフタレイン誘導体の提案は塩基
性有機化合物を顕色剤として発色させ画像保存性に優れ
ているが発色色相が赤系に限られるため特殊用途のみに
限られて使用されている。これ以外にもジアゾカップリ
ングを利用した感熱紙も提案されているが染料前駆体と
してのジアゾニウム塩の安定性が良くない事や定性を必
要とする事からやはり用途や有用性は限定されている。 以上に述べた多方面からの保存性改良のための提案は結
局満足と言えず、保存性に優れた感熱記録材料は得られ
ていないのが現状である。
【発明の目的】
本発明の目的は、保存性に優れた感熱記録材料を得るこ
とである。
【発明の構成】
通常無色ないし淡色の染料前駆体と加熱時反応して該染
料前駆体を発色せし、める顕色剤とを含有する感熱記録
材料において、該染料前駆体とし7て下記一般式1で示
される化合物を用い、該顕色剤として有機塩基性化合物
を用いる事により保存性に優れた感熱記録材料が得られ
た。 −殺伐J X。 (但し、XlとX、はアシルオキシ基、アロイルオキシ
基、アルカンスルホニルオキシ基、アレーンスルホニル
オキシ基、アルコキシカルボニルオキシ基又は水素原子
をを表す。XlとX2は同一でも互いに異なっていても
よいが両者が共に水素原子である事はない。Rはアシル
オキシ基、アロイルオキシ基、アルカンスルホニルオキ
シ基、アレーンスルホニルオキシ基、アルコキシカルボ
ニルオキシ基、アルキル基、ハロゲン原子、アラルキル
基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ア
シルアミノ基、ジアルキルアミノ基、N−アルキルアシ
ルアミノ基又はアリールアミノ基を表す。mは1〜8の
整数を表しmが2以上の場合複数のRは同一でも異なっ
ていてもよく又、隣接するRが結合して環を形成してい
てもよい。)以下に一般式1で表される染料前駆体の具
体例を挙げるが本発明の染料前駆体はこれらに限定され
るものではない。 なお、化合物(3)は新規化合物である。 化合物(1)1.8.9− トリアセトキシアントラセ
ン化合物(2) 化合物(3) 化合物(4) 化合物(5) 化合物(6) 化合物(7) 化合物(8) 化合物(9) 化合物(10) 化合物(11) 1、4.9. IO−テトラアセトキシアントラセン 1、5.9.10−テトラアセトキシアントラセン 1.2.910−テトラアセトキシアントラセン 1、2.5.8.9.10−ヘキガアセトキシアントラ
セン 1、8.9− トリプロピオニルオキシアントラセン 1、5.9.10−テトラプロピオニルオキシアントラ
セン 1、4.9.10−テトラプロピオニルオキシアントラ
セン + 2910−テトラプロピオニルオキシアントラセン 1.2.5.8.9.10−ヘキサプロピオニルオキシ
アントラセン 1.8910−テトラアセトキシアントラセン 化合物 化合物 化合物 化合物 化合物 化合物 化合物 化合物 化合物 化合物 (I3) 18910−テトラプロピオニルオキ シアントラセン 1.4−ビス(アセチルアミノ)−9,10ジアセトキ
シアントラセン 1.5−ビス(アセチルアミノ)9.10−ジアセトキ
シアントラセン 1−アセチルアミノ−4,9,10−)ジアセトキシア
ントラセン 1、 L 9− )リベンゾイルオキシアントラセン 1894リメタンスルホニルオキシ アントラセン +894リエタンスルホニルオキシ アントラセン +89−)リベンゼンスルホニルオキ シアントラセン 189−トリメトキシカルボニルオキ シアントラセン 1、8.9−トリエトキシカルボニルオキシアントラセ
ン 化合物(22)2.3−ジクロロ−1,4,9,10−
テトラアセトキシアントラセン 化合物(23)2.3−ジメチル−1,4,9,10−
テトラアセトキシアントラセン 化合物(24)1.4−ジメトキシ−5,8,9,10
−テトラアセトキシアントラセン 化合物(25) 1−N−メチルアセチルアミノ−4,
9,10トリアセトキシアントラセン 化合物(26) I−アセチルアミノ−4,9,l[l
−)ジアセトキシアントラセン 化合物(27N−ジメチルアミノ−4,9,10−トリ
アセトキシアントラセン 化合物(28) 1.4−ビス(p−トリルアミノ)−
9゜IO−ジアセトキシアントラセン 化合物(29) 2−メトキシカルボニル刊、9.l0
−1−ジアセトキシアントラセン 化合物(30)1.5−ジメトキシ−9,10−ジアセ
トキシアントラセン 化合物(31) !、 4.5.8.9. to−ヘキ
サアセトキシ2、3.6.7−テトラクロロアントラセ
ン化合物(32) 1.4−ジフェノキシ−9,10−
ジアセトキシアントラセン 化合物(33) 2−ベンジル−1,4,9,10−テ
トラアセトキシアントラセン 化合物(34) 5.6.11.12−テトラアセトキ
シテトラセン 化合物(35) I、 4.−ビス(N−ブチルアセチ
ルアミノ)−9,10−ジアセトキシアントラセン なお、本発明の化合物は公知の方法により容易に合成で
きる。又、上記一般式1のxIとX2が共に水素原子以
外の置換基である場合は次の合成例に代表される接触水
素添加条件化でのアントラキノン類の還元的アシル化が
穏和な条件で後処理も容易に合成出来るのでより有用で
ある。 化合物(3)も後述の実施例1に述べる方法で合成出来
た。 (合成例1)化合物(2)の合成 1.4−ジヒドロキシアントラキノン24.6gと無水
酢酸5]、、1gとトリエチルアミン56gとをN、 
 N−ジメチルホルムアミド100m1に加え、窒素雰
囲気下、18時間撹拌した。その後、活性炭で5%に希
釈したパラジウム末1gを加え、系を常圧水素雰囲気下
に置き、23時間撹拌した。 系を水600m1に撹拌しつつ注ぎ、目的物をパラジウ
ム等と共に濾取し水洗し乾燥した。40.5g(パラジ
ウムや活性炭を除いた重量で94%の粗収率)の粗生成
物を得た。これをアセトン200m1とN、N−ジメチ
ルホルムアミド300m1を用い加熱し溶かし不溶のパ
ラジウムと活性炭を濾別した後、水を6001加えて放
冷し析出した目的物の結晶を濾取、水洗し乾燥した。 33.9g (80%) 融点229.4−229.9℃ 13C核磁気共鳴スペクトル DMSOd6溶媒。溶媒のピークのうち中央のものを3
9.5ppmとしδ値を決めた。 この場合、テトラメチルシランのδ値はほぼ0゜0pp
mとなる。 室温でコンプリートデカップリング条件で測定し次のピ
ークを確認した。 (数値は化学シフトのδ値、単位ppm)20、 7.
 21.、 0. 119. 5. 120. 0゜1
21、 7. 124. 9. 128. 2゜138
、 9. 143. 0. 169. 7゜169.8 次に顕色剤として用いる有機塩基性化合物について述べ
る。 従来、多色感熱紙やジアゾニウム塩を用いた感熱紙にお
いて、各種のグアニジン類等の有機塩基性化合物が用い
られてきた。本発明において、それらのグアニジン類等
を顕色剤として用いる事が出来る。なお、グアニジン類
等の有機塩基性化合物を顕色剤として用いる公知の染料
前駆体は本発明の染料前駆体と併用出来る。 次に、本発明において顕色剤として用いられる有機塩基
性化合物の具体例を以下に挙げる。 1.3−ジフェニルグアニジン 1.3−ジシクロへキシルグアニジン 1.3−ジー0−トリルグアニジン 2、3− )ジフェニルグアニジン 2、3− )ジシクロへキシルグアニジン2−ジフェニ
ルグアニジン 3−ジフェニル−2−シクロへキシルグアニジン3−ジ
シクロへキシル−2−フェニルグアニジン1−フェニル
−2−p−トリルグアニジン1.3−ジステアリルグア
ニジン 1.3−ジフェニルグアニジン 等、特開昭57−22094号公報においてグアニジン
誘導体(下記−殺伐2及び−殺伐3)として列挙されて
いる化合物やその類縁体が本発明において顕色剤として
好ましい。 −殺伐2 一般式3 (但し、−殺伐2及び3において、Ra、Rb。 Re5Rd、Reは水素原子、炭素数20以下のアルキ
ル基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基を
表す。又、Rfは低級アルキレン基、フェニレン基、ナ
フチレン基又は下記の部分構造式で表現出来る連結基を
表す。 但し、Zは低級アルキレン基、−5O2SO−、−8−
、−0−、−NH−又は−重結合を表す。) この他に顕色剤として使用出来るものとしてオクタデシ
ルベンジルアミン ステアリルアミン デカメチレンジアミン ジオクタデシルアミン 等のアミン類及び、 2−アミノベンゾオキサゾール 2−アミノベンゾチアゾール 2−アミノベンゾイミダゾール 4−フェニルイミダゾール 2−ベンジルイミダゾール 2−フェニル−4−メチルイミダゾール2−ウンデシル
イミダシリン 44′−ビピリジル 等の複素環式化合物類が挙げられる。 次に本発明の染料前駆体と併用出来る公知の染料前駆体
の具体例を以下に挙げる。 3.6−ジアセドキシフルオラン又はその芳香核をハロ
ゲン置換した誘導体 本発明に係わる感熱記録材料は一般に支持体上に染料前
駆体と有機塩基性化合物(顕色剤)とを主成分とし、こ
れらをバインダーに分散、塗布して感熱記録層を設け、
熱ヘツド、熱ペン、レーザー光等で加熱することにより
、染料前駆体と顕色剤とが反応し画像が得られるもので
ある。また感熱記録層には顔料、増感剤、酸化防止剤、
スティ、ツキング防止剤などが必要に応じて添加される
。 バインダーとしては、デンプン類、ヒドロキシエチルセ
ルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロ
ース、ゼラチン、カゼイン、ポリビニルアルコール、変
性ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ソーダ、アク
リル酸アミド/アクリル酸エステル共重合体、アクリル
酸アミド/アクリル酸エステル/メタクリル酸3元共重
合体、スチレン/無水マレイン酸共重合体のアルカリ塩
、エチレン/無水マレイン酸共重合体のアルカリ塩等の
水溶性接着剤、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、ポリア
クリル酸エステル、スチレン/ブタジェン共重合体、ア
クリロニトリル/ブタジェン共重合体、アクリル酸メチ
ル/ブタジェン共重合体、エチレン/酢酸ビニル共重合
体等のラテックスなどがあげられる。 また、感度を更に向上させるための増感剤としては一部
は従来技術の説明と重複するが再度具体例を以下に述べ
る。 N−ヒドロキシメチルステアリン酸アミド、ステアリン
酸アミド、パルミチン酸アミドなどのワックス類、2−
ベンジルオキシナフタレン等のナフトール誘導体、p−
ベンジルビフェニル、4−アリルオキシビフェニル等の
ビフェニル誘導体、1,2−ビス(3−メチルフェノキ
シ)エタン、2,2°−ビス(4−メトキシフェノキシ
)ジエチルエーテル、ビス(4−メトキシフェニル)エ
ーテル等のポリエーテル化合物、炭酸ジフェニル、シュ
ウ酸ジベンジル、シュウ酸ビス(pメチルベンジル)エ
ステル等の炭酸またはシュウ酸ジエステル誘導体等。 顔料としては、ケイソウ土、タルク、カオリン、焼成カ
オリン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化チタ
ン、酸化亜鉛、酸化ケイ素、水酸化アルミニウム、尿素
−ホルマリン樹脂等が挙げられる。 その他にヘッド摩耗防止、スティッキング防止などの目
的でステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム等の高
級脂肪酸金属塩、パラフィン、酸化パラフィン、ポリエ
チレン、酸化ポリエチレン、ステアリン酸アミド、カス
ターワックス等のワックス類、また、ジオクチルスルホ
コハク酸ナトリウム等の分散剤、ベンゾフェノン系、ベ
ンゾトリアゾール系などの紫外線吸収剤、さらに界面活
性剤、蛍光染料などが必要に応じて添加される。 本発明に使用される支持体としては紙が主として用いら
れるが不織布、プラスチックフィルム、合成紙、金属箔
等あるいはこれらを組み合わせた複合シートを任意に用
いることができる。また、感熱記録層を保護するために
オーバーコート層を設ける事は本発明では特に必要では
ないがそれを設けても支障は無い。感熱記録層と支持体
との間に単層あるいは複数層の顔料あるいは樹脂からな
るアンダーコート層を設けるなど、感熱記録材料製造に
於ける種々の公知技術を用いることもできる。感熱記録
層の塗抹量は発色成分である染料前駆体と顕色剤の量で
決められ、通常は、染料塗抹量 0.1〜2.0g/イ
が適当である。 また、顕色剤の量は染料前駆体に対し、5〜500重量
%添加されるが、特に20〜300重量96が好ましい
添加量である。 なお、増感剤を用いる場合その量は顕色剤に刻し、5〜
500重景%添重帯れるが、特に20〜300重量%が
好ましい添加量である。
【実施例】
次に、本発明を実施例により、さらに詳細に説明する。 実施例1 化合物(3)の合成 1.5−ジヒドロキシアントラキノン25.6gと無水
酢酸77.7gとトリエチルアミン84.6gとをN、
N−ジメチルホルムアミド100m1に加え窒素雰囲気
下、18時間撹拌した。 その後、活性炭で5%に希釈したパラジウム末1gを加
え、系を常圧水素雰囲気下に置いて24時間撹拌した。 系を水600m1にあけ撹拌し沈澱を濾取し水洗し乾燥
した。この段階で41.5g(パラジウムと活性炭を除
いた重量で92%の粗収率)の粗生成物が得られた。こ
れをN、 N−ジメチルホルム°アミド500m lに
加え加熱し溶解した。不溶のパラジウムや活性炭を熱時
濾別した後、水900m1を加え放冷し目的物の結晶を
濾取、水洗し乾燥した。33.3g (76%)融点2
63.8−264.0°C +30核磁気共鳴スペクトル DMSO−d6溶媒。溶媒のピークのうち中央のものを
39.5ppmとしδ値を決めた。 この場合、テトラメチルシランのδ値はほぼOoOpp
mとなる。 室温でコンプリートデカップリング条件で測定し次のピ
ークを確認した。 (数値は化学シフトのδ値、単位はppm)20、 7
. 21、0. 118. 9. 120. 2゜12
1、 3. 1.26. 2. 127. 0゜138
、 6. 1.44. 9. 169. 6なお、アセ
チル基のカルボニルの炭素が2種あるのにピークが16
9.6ppmの一本だけなのは偶然に重なったか又は一
方がピーク強度が小さく観測されなかったためと考えら
れる。 実施例2 なお実施例2以降に示す部及び%はいずれも重量基準で
ある。 感熱記録材料の作成 (A)感熱塗液の作成 染料前駆体である化合物(1)40部を2.5%ポリビ
ニルアルコール水溶液90部と共にペイントコンディシ
ョナーで粉砕し、分散液を得た。 次いで1,3−ジフェニルグアニジン80部を25%ポ
リビニルアルコール水溶液180部と共にペイントコン
ディショナーで粉砕し、顕色剤分散液を得た。 上記2種の分散液を混合した後、撹拌下に下記のものを
添加、よく混合し、感熱塗液を作成した。 炭酸カルシウム50%分散液   60部ステアリン酸
亜鉛40%分散液  25部10%ポリビニル アルコール水溶液      160部水      
              400部(B)感熱塗工
用紙の作成 下記の配合により成る塗液を坪量40g/n(の原紙に
固形分塗抹量として9g/rrfになる様に塗抹、乾燥
し、感熱塗工用紙を作成した。 焼成カオリン         100部スチレンブタ
ジェン系 ラテックス50%水分散液    24部水     
              200部(C)感熱記録
材料の作成 (A)で調製した感熱塗液を(B)で作成した感熱塗工
用紙面上に、固形分塗抹量4 g/nrとなる様に塗抹
し、乾燥して感熱記録材料を作成した。 実施例3〜4 実施例2における化合物(1)のかわりに化合物(2)
(実施例3)、化合物(3)(実施例4)を用いること
以外は実施例2と同様にして感熱記録材料を作成した。 実施例5 感熱記録材料の作成 (Δ)感熱塗液の作成 化合物(1)30部を2.5%ポリビニルアルコール水
溶液70部と共にペイントコンディショナーで粉砕し、
分散液を得た。次いで1,3−ジフェニルグアニジン4
0部を2.5%ポリビニルアルコール水溶液90部と共
にペイントコンディショナーで粉砕し、顕色剤分散液を
得た。更に、2−ベンジルオキシナフタレン50部を2
.5%ポリビニルアルコール水溶液1−20部と共にペ
イントコンディショナーで粉砕し、増感剤分散液を得た
。上記3種の分散液を混合した後、撹ハン下に下記のも
のを添加、よく混合し、感熱塗液を作成しまた。 炭酸カルシウム50%分散液   60部ステアリン酸
亜鉛4096分散液  25部10%ポリビニル アルコール水溶液      160部水      
             380部(B)感熱塗工用
紙の作成 下記の配合により成る塗液を坪量40g/rrfの原紙
に固形分塗抹量として9g/rrfになる様に塗抹、乾
燥し、感熱塗工用紙を作成した。 焼成カオリン         100部スチレンブタ
ジェン系 ラテックス50%水分散液    24部水     
             200部(C)感熱記録材
料の作成 (A)で調製した感熱塗液を(B)で作成した感熱塗工
用紙面上に、固形分塗抹量4g/mとなる様に塗抹し、
乾燥して感熱記録材料を作成した。 実施例6〜7 実施例5における化合物(1)のかわりに化合物(2)
(実施例6)、化合物(3)(実施例7)を用いること
以外は実施例5と同様にして感熱記録材料を作成した。 比較例 実施例5における化合物(1)のかわりに3−ジブチル
アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオランを用い、
1.3−ジフェニルグアニジンのかわりに2,2−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパンを用いたこと以外
は実施例5と同様にして感熱記録材料を作成した。 評価 実施例2〜7及び比較例により得られた感熱記録材料を
感熱塗工面のベック平滑度が400〜500秒になるよ
うにカレンダー処理した後、130℃及び150℃の加
熱金属表面でそれぞれ5秒間加熱し画像を得た。この他
に大食電気製ファクシミリ試験機TH−PMDを用いて
、ドツト密度8ドツト/關、ヘッド抵抗185Ωのサー
マルヘッドを使用し、ヘッド電圧11v1パルス幅0゜
7および1.0ミリ秒で通電して印字しても画像が得ら
れた。 画像保存性評価として、画像を得た上記各試料を50%
エタノール水溶液に3秒間浸して後乾燥し試験した。実
施例2−7の感熱記録材料の画像及び地肌はいずれも変
化がほとんど認められなかった。しかし、比較例の感熱
記録材料の画像は消色し乾燥後も非常に薄く復色しただ
けであった。 この試験より本発明の感熱記録材料は画像保存性に優れ
ている事が分かった。
【発明の効果】
実施例と比較例の画像保存性の比較から明らかなように
、本発明により画像保存性に優れた感熱記録材料を得る
ことができた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の名称のアントラセン誘導体。 1、5、9、10−テトラアセトキシアントラセン2、
    通常無色ないし淡色の染料前駆体と加熱時反応して該染
    料前駆体を発色せしめる顕色剤とを含有する感熱記録材
    料において、該染料前駆体として下記一般式1で示され
    る化合物を用い、該顕色剤として有機塩基性化合物を用
    いる事を特徴とする感熱記録材料。 一般式1 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、X_1とX_2はアシルオキシ基、アロイルオ
    キシ基、アルカンスルホニルオキシ基、アレーンスルホ
    ニルオキシ基、アルコキシカルボニルオキシ基又は水素
    原子を表す。X_1とX_2は同一でも互いに異なって
    いてもよいが両者が共に水素原子である事はない。Rは
    アシルオキシ基、アロイルオキシ基、アルカンスルホニ
    ルオキシ基、アレーンスルホニルオキシ基、アルコキシ
    カルボニルオキシ基、アルキル基、ハロゲン原子、アラ
    ルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ
    基、アシルアミノ基、ジアルキルアミノ基、N−アルキ
    ルアシルアミノ基又はアリールアミノ基を表す。mは1
    〜8の整数を表しmが2以上の場合複数のRは同一でも
    異なっていてもよく又、隣接するRが結合して環を形成
    していてもよい。)
JP2267760A 1990-10-05 1990-10-05 アントラセン誘導体及び感熱記録材料 Pending JPH04145165A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2024526665A (ja) * 2021-07-16 2024-07-19 株式会社レゾナック 感光性組成物、感光性エレメント、及び配線基板の製造方法

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