JPH0414729B2 - - Google Patents
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- JPH0414729B2 JPH0414729B2 JP15444785A JP15444785A JPH0414729B2 JP H0414729 B2 JPH0414729 B2 JP H0414729B2 JP 15444785 A JP15444785 A JP 15444785A JP 15444785 A JP15444785 A JP 15444785A JP H0414729 B2 JPH0414729 B2 JP H0414729B2
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- Japan
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- current
- transistor
- light receiving
- mirror circuit
- collector
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- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Measurement Of Optical Distance (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、被測距物体から反射された信号光
を受けて被測距物体までの距離を測定する例えば
カメラ等に使用される測距装置に係り、特に受光
素子及び増幅回路を有した受光装置に関するもの
である。
を受けて被測距物体までの距離を測定する例えば
カメラ等に使用される測距装置に係り、特に受光
素子及び増幅回路を有した受光装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
一般にこの種の測距装置としては、近接して配
設された1対の受光素子が被測距物体から反射さ
れた信号光を受け、この信号光により発生された
受光素子の光起電流の比を求めることにより、被
測距物体までの距離を求めているものである。
設された1対の受光素子が被測距物体から反射さ
れた信号光を受け、この信号光により発生された
受光素子の光起電流の比を求めることにより、被
測距物体までの距離を求めているものである。
第2図及び第3図はこの種の測距装置を示すも
のである。まず、第2図に示すようにLED等か
らなる発光素子1からのパルス状の信号光は投光
側収光レンズ2を介して被測距物体3a又は3b
に入射され、その反射された信号光4a又は4b
は1対の受光素子7a,7bを有した光検出素子
(SPD)6に入射される。この光検出素子6はカ
ソードとなるN型の半導体基板6cとこの半導体
基板の一主面に形成されたアノードとなるP型の
半導体層6a,6bとから構成されているもので
ある。今、近距離にある被測距物体3aから反射
された信号光4aが入射されたとすると、第3図
に示すように受光素子7aには多くの信号光4a
が入射されるため、受光素子7aには大きな光起
電流が流れ、受光素子7bには小さな光起電流が
流れる。また遠距離にある被測距物体3bから反
射された信号光4bが入射されたとすると、第3
図に示すように受光素子7bには多くの信号光4
bが入射されるため、受光素子7bには大きな光
起電流が流れ、受光素子7aには小さな光起電流
が流れる。そして第4図に示すように受光素子7
aに流れる光起電流は受光装置8aによりその光
起電流に応じた電圧値にされてバツフアアンプ1
0及び抵抗11を介して演算増幅器12の他方の
入力端に入力される。また、演算増幅器12の一
方の入力端に入力される。一方、受光素子7bに
流れる光起電流は受光装置8bによりその光起電
流に応じた電圧値にされてバツフアアンプ13及
び抵抗14を介して演算増幅器12の一方の入力
端と出力端とは抵抗15を介して接続されるとと
もに他方の入力端には抵抗17を介して基準電圧
源16が接続されている。演算増幅器12及び抵
抗11,14,15,17は差動アンプを構成し
ているので、演算増幅器12の2つの入力端に入
力された電圧の差電圧に応じた出力が演算出力端
18に現われることになる。この演算出力端18
に現われた出力は、受光素子7a,7bの光起電
流に比に応じた値であり、結果として被測距物体
3a又は3bまでの距離情報が得られることにな
る。
のである。まず、第2図に示すようにLED等か
らなる発光素子1からのパルス状の信号光は投光
側収光レンズ2を介して被測距物体3a又は3b
に入射され、その反射された信号光4a又は4b
は1対の受光素子7a,7bを有した光検出素子
(SPD)6に入射される。この光検出素子6はカ
ソードとなるN型の半導体基板6cとこの半導体
基板の一主面に形成されたアノードとなるP型の
半導体層6a,6bとから構成されているもので
ある。今、近距離にある被測距物体3aから反射
された信号光4aが入射されたとすると、第3図
に示すように受光素子7aには多くの信号光4a
が入射されるため、受光素子7aには大きな光起
電流が流れ、受光素子7bには小さな光起電流が
流れる。また遠距離にある被測距物体3bから反
射された信号光4bが入射されたとすると、第3
図に示すように受光素子7bには多くの信号光4
bが入射されるため、受光素子7bには大きな光
起電流が流れ、受光素子7aには小さな光起電流
が流れる。そして第4図に示すように受光素子7
aに流れる光起電流は受光装置8aによりその光
起電流に応じた電圧値にされてバツフアアンプ1
0及び抵抗11を介して演算増幅器12の他方の
入力端に入力される。また、演算増幅器12の一
方の入力端に入力される。一方、受光素子7bに
流れる光起電流は受光装置8bによりその光起電
流に応じた電圧値にされてバツフアアンプ13及
び抵抗14を介して演算増幅器12の一方の入力
端と出力端とは抵抗15を介して接続されるとと
もに他方の入力端には抵抗17を介して基準電圧
源16が接続されている。演算増幅器12及び抵
抗11,14,15,17は差動アンプを構成し
ているので、演算増幅器12の2つの入力端に入
力された電圧の差電圧に応じた出力が演算出力端
18に現われることになる。この演算出力端18
に現われた出力は、受光素子7a,7bの光起電
流に比に応じた値であり、結果として被測距物体
3a又は3bまでの距離情報が得られることにな
る。
次に、この様に構成された測距装置における従
来の受光装置8a,8bについて第5図に基づい
て説明する。受光装置8a,8bは両者とも同じ
回路構成であるので、第5図は1つの受光装置8
を示している。第5図において、4は被測距物体
から反射された信号光、7はカソードが基準電位
点Vrefに接続された受光素子、19はこの受光
素子7のアソードにベースが接続されるnpnトラ
ンジスタからなる信号増幅トランジスタ(電流増
幅トランジスタ)、20はこの信号増幅用トラン
ジスタ19のエミツタと接地間に接続された交流
信号バイバス用コンデンサ、21,22はカレン
トミラー回路を構成するpnpトランジスタで、一
方のpnpトランジスタ21のエミツタが電源電位
点Vccに接続されるとともにベース及びコレクタ
が上記信号増幅用トランジスタ19のコレクタに
接続され、他方のpnpトランジスタ22のエミツ
タが上記電源電位点Vccに接続されるとともにベ
ースがpnpトランジスタ21のベースに接続され
ているものである。23,24はこのカレントミ
ラー回路のpnpトランジスタ22のコレクタと接
地間に接続される対数圧縮ダイオードで、npnト
ランジスタをダイオード接続したものから構成さ
れており、対数圧縮ダイオード23のアノードが
この受光装置の出力端9に接続されているもので
ある。25は上記電源電位点Vccと信号増幅用ト
ランジスタ19のベースとの間に接続されたバイ
アス電流源で、例えばトランジスタにより構成さ
れているものである。26は上記信号増幅用トラ
ンジスタ19のベースと接地間に接続され、ベー
スが上記信号増幅用トランジスタ19のエミツタ
に接続される直流電流を吸収するためのnpnトラ
ンジスタ、27は上記信号増幅用トランジスタ1
9のエミツタと接地間に接続される回路バイアス
を設定する定電流源で、例えばトランジスタによ
り構成されるものである。28は反転入力端28
a、非反転入力端28b、出力端28c及び制御
端28dを有し、反転入力端28aが上記対数圧
縮ダイオード23のアノードに接続されるととも
に出力端28cが反転入力端28aに接続され、
上記対数圧縮ダイオード23,24の初期電流を
設定するためのバツフアアンプ、29はこのバツ
フアアンプの制御端28dと接地間に接続され、
バツフアアンプ28の周波数を低下させるための
コンデンサ、30,31,32は上記対数圧縮ダ
イオード23,24の初期電圧を設定するための
基準電圧発生回路を構成する定電流源、抵抗及び
ダイオードで、定電流源30と抵抗31との接続
点が上記バツフアアンプ28の非反転入力端28
bに接続されており、定電流源30は例えばトラ
ンジスタで構成され、ダイオード32はダイオー
ド接続されたnpnトランジスタから構成されてい
るものである。
来の受光装置8a,8bについて第5図に基づい
て説明する。受光装置8a,8bは両者とも同じ
回路構成であるので、第5図は1つの受光装置8
を示している。第5図において、4は被測距物体
から反射された信号光、7はカソードが基準電位
点Vrefに接続された受光素子、19はこの受光
素子7のアソードにベースが接続されるnpnトラ
ンジスタからなる信号増幅トランジスタ(電流増
幅トランジスタ)、20はこの信号増幅用トラン
ジスタ19のエミツタと接地間に接続された交流
信号バイバス用コンデンサ、21,22はカレン
トミラー回路を構成するpnpトランジスタで、一
方のpnpトランジスタ21のエミツタが電源電位
点Vccに接続されるとともにベース及びコレクタ
が上記信号増幅用トランジスタ19のコレクタに
接続され、他方のpnpトランジスタ22のエミツ
タが上記電源電位点Vccに接続されるとともにベ
ースがpnpトランジスタ21のベースに接続され
ているものである。23,24はこのカレントミ
ラー回路のpnpトランジスタ22のコレクタと接
地間に接続される対数圧縮ダイオードで、npnト
ランジスタをダイオード接続したものから構成さ
れており、対数圧縮ダイオード23のアノードが
この受光装置の出力端9に接続されているもので
ある。25は上記電源電位点Vccと信号増幅用ト
ランジスタ19のベースとの間に接続されたバイ
アス電流源で、例えばトランジスタにより構成さ
れているものである。26は上記信号増幅用トラ
ンジスタ19のベースと接地間に接続され、ベー
スが上記信号増幅用トランジスタ19のエミツタ
に接続される直流電流を吸収するためのnpnトラ
ンジスタ、27は上記信号増幅用トランジスタ1
9のエミツタと接地間に接続される回路バイアス
を設定する定電流源で、例えばトランジスタによ
り構成されるものである。28は反転入力端28
a、非反転入力端28b、出力端28c及び制御
端28dを有し、反転入力端28aが上記対数圧
縮ダイオード23のアノードに接続されるととも
に出力端28cが反転入力端28aに接続され、
上記対数圧縮ダイオード23,24の初期電流を
設定するためのバツフアアンプ、29はこのバツ
フアアンプの制御端28dと接地間に接続され、
バツフアアンプ28の周波数を低下させるための
コンデンサ、30,31,32は上記対数圧縮ダ
イオード23,24の初期電圧を設定するための
基準電圧発生回路を構成する定電流源、抵抗及び
ダイオードで、定電流源30と抵抗31との接続
点が上記バツフアアンプ28の非反転入力端28
bに接続されており、定電流源30は例えばトラ
ンジスタで構成され、ダイオード32はダイオー
ド接続されたnpnトランジスタから構成されてい
るものである。
また、バツフアアンプ28は第6図に示すよう
に構成されており、第6図において28eはベー
スが反転入力端28aに接続されるnpnトランジ
スタ、28fはベースが非反転入力端28bに接
続され、コレクタが電源電位点Vccに接続され、
エミツタが上記npnトランジスタ28eのエミツ
タに接続されるnpnトランジスタで、上記npnト
ランジスタ28eとで差動アンプを構成するもの
である。28gはこれらnpnトランジスタ28
e,28fのエミツタ接続点と接地間に接続され
た定電流源、28h,28iはカレントミラー回
路を構成するpnpトランジスタで、両pnpトラン
ジスタのエミツタが電源電位点Vccに接続される
とともにベースが共通接続され、一方のpnpトラ
ンジスタ28hのコレクタはベース及び上記npn
トランジスタ28eのコレクタに接続され、上記
npnトランジスタ28e,28fによる差動出力
を伝達するものである。28j,28kはカレン
トミラー回路を構成するnpnトランジスタで、両
npnトランジスタのエミツタが接地されるととも
にベースが共通接続され、一方のnpnトランジス
タ28jのコレクタはベース及び上記pnpトラン
ジスタ28iのコレクタに接続され、他方のnpn
トランジスタ28kのコレクタは出力端28cに
接続されて反転入力端28aに接続される。
に構成されており、第6図において28eはベー
スが反転入力端28aに接続されるnpnトランジ
スタ、28fはベースが非反転入力端28bに接
続され、コレクタが電源電位点Vccに接続され、
エミツタが上記npnトランジスタ28eのエミツ
タに接続されるnpnトランジスタで、上記npnト
ランジスタ28eとで差動アンプを構成するもの
である。28gはこれらnpnトランジスタ28
e,28fのエミツタ接続点と接地間に接続され
た定電流源、28h,28iはカレントミラー回
路を構成するpnpトランジスタで、両pnpトラン
ジスタのエミツタが電源電位点Vccに接続される
とともにベースが共通接続され、一方のpnpトラ
ンジスタ28hのコレクタはベース及び上記npn
トランジスタ28eのコレクタに接続され、上記
npnトランジスタ28e,28fによる差動出力
を伝達するものである。28j,28kはカレン
トミラー回路を構成するnpnトランジスタで、両
npnトランジスタのエミツタが接地されるととも
にベースが共通接続され、一方のnpnトランジス
タ28jのコレクタはベース及び上記pnpトラン
ジスタ28iのコレクタに接続され、他方のnpn
トランジスタ28kのコレクタは出力端28cに
接続されて反転入力端28aに接続される。
次に、この様に構成された受光装置の動作につ
いて説明する。まず、無信号時、つまり受光素子
7に被測距物体から反射されたパルス状の信号光
4が入射されていない時、増幅トランジスタ19
を流れる電流は定電流源27により決定されてい
るため、バイアス電流源25のバイアス電流の
内、増幅トランジスタ19のベース電流を差し引
いた残りの電流がnpnトランジスタ26に流れる
ことになる。また、受光素子7に外光(太陽光及
びその反射光等による略一定の強さの光)が入射
されていると、受光素子7には直流の光起電流が
発生されることになる。しかし、この直流の光起
電流は次の理由によりほとんどがnpnトランジス
タ26に流れ込みこの直流の光起電流による増幅
トランジスタ19のベースに流れ込む電流は無視
できるものである。つまり、直流の光起電流は初
期において増幅トランジスタ19のベースに流れ
込み、増幅率hFE19倍されて増幅トランジスタ1
9のエミツタから流れ出るが直流であるためコン
デンサ20には流れ込まずnpnトランジスタ26
のベースに流れ込むことになる。その結果、直流
の光起電流はnpnトランジスタ26のコレクタを
通つて引き去られ、帰還がかかるため、増幅トラ
ンジスタ19のベースに流れ込む電流は1/
(hFE(19)×hFE(26))と非常に小さくなり、無視
できるものである。
いて説明する。まず、無信号時、つまり受光素子
7に被測距物体から反射されたパルス状の信号光
4が入射されていない時、増幅トランジスタ19
を流れる電流は定電流源27により決定されてい
るため、バイアス電流源25のバイアス電流の
内、増幅トランジスタ19のベース電流を差し引
いた残りの電流がnpnトランジスタ26に流れる
ことになる。また、受光素子7に外光(太陽光及
びその反射光等による略一定の強さの光)が入射
されていると、受光素子7には直流の光起電流が
発生されることになる。しかし、この直流の光起
電流は次の理由によりほとんどがnpnトランジス
タ26に流れ込みこの直流の光起電流による増幅
トランジスタ19のベースに流れ込む電流は無視
できるものである。つまり、直流の光起電流は初
期において増幅トランジスタ19のベースに流れ
込み、増幅率hFE19倍されて増幅トランジスタ1
9のエミツタから流れ出るが直流であるためコン
デンサ20には流れ込まずnpnトランジスタ26
のベースに流れ込むことになる。その結果、直流
の光起電流はnpnトランジスタ26のコレクタを
通つて引き去られ、帰還がかかるため、増幅トラ
ンジスタ19のベースに流れ込む電流は1/
(hFE(19)×hFE(26))と非常に小さくなり、無視
できるものである。
従つて、増幅トランジスタ19のコレクタに流
れ込む電流は無信号時に定電流源27に決定され
る一定の電流値となる。このコレクタに流れ込む
電流値と同じ値の電流がカレントミラー回路を構
成するpnpトランジスタ22のコレクタから流れ
出ることになる。一方、定電流源30、抵抗31
及びダイオード32で構成される基準電圧発生回
路の基準電圧がバツフアアンプ28の非反転入力
端28bに接続されており、pnpトランジスタ2
2のコレクタがバツフアアンプ28の反転入力端
28a及び出力端28cに接続されているため、
pnpトランジスタ22のコレクタから流れ出る電
流は対数圧縮ダイオード23のアノード電位(バ
ツフアアンプ28の出力端28c電位)が等しく
なるように、対数圧縮ダイオード23,24とバ
ツフアアンプ28とに分流されることになる。従
つて、受光装置8の出力端9には基準電圧発生回
路の基準電圧が現われることになる。
れ込む電流は無信号時に定電流源27に決定され
る一定の電流値となる。このコレクタに流れ込む
電流値と同じ値の電流がカレントミラー回路を構
成するpnpトランジスタ22のコレクタから流れ
出ることになる。一方、定電流源30、抵抗31
及びダイオード32で構成される基準電圧発生回
路の基準電圧がバツフアアンプ28の非反転入力
端28bに接続されており、pnpトランジスタ2
2のコレクタがバツフアアンプ28の反転入力端
28a及び出力端28cに接続されているため、
pnpトランジスタ22のコレクタから流れ出る電
流は対数圧縮ダイオード23のアノード電位(バ
ツフアアンプ28の出力端28c電位)が等しく
なるように、対数圧縮ダイオード23,24とバ
ツフアアンプ28とに分流されることになる。従
つて、受光装置8の出力端9には基準電圧発生回
路の基準電圧が現われることになる。
ここで、ダイオード23,24,32の逆方向
飽和電流をIS、pnpトランジスタ22のコレクタ
から流れ出る電流をIC22、対数圧縮ダイオード
23,24に流れ込む電流をI23、定電流源3
0に流れる電流をI30、抵抗31の抵抗値をR
31、ボルツマン定数をk、絶対温度をT、電子
の電荷をqとすると、対数圧縮ダイオード23の
アノード電位は2kT/qlnI(23)/ISとなり、基準電
圧 発生回路の基準電圧はkT/qlnI(30)/IS+R(31)
, I(30)となる。そして、両電圧は等しくなるた
め、KT/qlnI(30)/IS+R(31),I(30)=2kT
/qln I(23)/ISの関係になつている。
飽和電流をIS、pnpトランジスタ22のコレクタ
から流れ出る電流をIC22、対数圧縮ダイオード
23,24に流れ込む電流をI23、定電流源3
0に流れる電流をI30、抵抗31の抵抗値をR
31、ボルツマン定数をk、絶対温度をT、電子
の電荷をqとすると、対数圧縮ダイオード23の
アノード電位は2kT/qlnI(23)/ISとなり、基準電
圧 発生回路の基準電圧はkT/qlnI(30)/IS+R(31)
, I(30)となる。そして、両電圧は等しくなるた
め、KT/qlnI(30)/IS+R(31),I(30)=2kT
/qln I(23)/ISの関係になつている。
一方、受光素子7に被測距物体から反射された
パルス状の信号光4が入射されると、このパルス
状の信号光4により受光素子7にパルス状の光起
電流が発生されることになる。このパルス状の光
起電流は増幅トランジスタ19のベースに流れ込
み、hFE19倍されて増幅トランジスタ19のエミ
ツタからコンデンサ20へ流れ込む。この時、
hFE19倍されたパルス状の光起電流は交流である
ため、npnトランジスタ26のベースには流れ込
まないため、帰還はかからないものである。
パルス状の信号光4が入射されると、このパルス
状の信号光4により受光素子7にパルス状の光起
電流が発生されることになる。このパルス状の光
起電流は増幅トランジスタ19のベースに流れ込
み、hFE19倍されて増幅トランジスタ19のエミ
ツタからコンデンサ20へ流れ込む。この時、
hFE19倍されたパルス状の光起電流は交流である
ため、npnトランジスタ26のベースには流れ込
まないため、帰還はかからないものである。
従つて、増幅トランジスタ19のコレクタに流
れ込む電流は定電流源27に決定される電流値と
コンデンサに流れるhFE19倍されたパルス状の光
起電流値との和の電流値となる。このコレクタに
流れ込む電流値と同じ電流がカレントミラー回路
を構成するpnpトランジスタ22のコレクタから
流れ出ることになる。一方、バツフアアンプ28
の制御端28dにコンデンサ29が接続されてい
るため、バツフアアンプ28としては、反転入力
端28aの電位変化に対する出力端28cへの応
答が遅れることになり、無信号時に対してpnpト
ランジスタ22のコレクタから流れ出る増加分、
つまりhFE19倍されたパルス状の光起電流相当分
は対数圧縮ダイオード23,24に流れ込み、こ
の増加分により対数圧縮ダイオード23のアノー
ド電位が増加して、受光装置の出力端9に現れる
ことになる。
れ込む電流は定電流源27に決定される電流値と
コンデンサに流れるhFE19倍されたパルス状の光
起電流値との和の電流値となる。このコレクタに
流れ込む電流値と同じ電流がカレントミラー回路
を構成するpnpトランジスタ22のコレクタから
流れ出ることになる。一方、バツフアアンプ28
の制御端28dにコンデンサ29が接続されてい
るため、バツフアアンプ28としては、反転入力
端28aの電位変化に対する出力端28cへの応
答が遅れることになり、無信号時に対してpnpト
ランジスタ22のコレクタから流れ出る増加分、
つまりhFE19倍されたパルス状の光起電流相当分
は対数圧縮ダイオード23,24に流れ込み、こ
の増加分により対数圧縮ダイオード23のアノー
ド電位が増加して、受光装置の出力端9に現れる
ことになる。
この時の出力端9の電位は受光素子7のパルス
状の光起電流をIL7とすると2kT/qln IC(22)+hFE(19)IL7/ISとなる。
状の光起電流をIL7とすると2kT/qln IC(22)+hFE(19)IL7/ISとなる。
この様に構成された受光装置8を2つ用いて第
4図に示す測距装置を構成する。今、被測距物体
から反射されたパルス状の信号光4により発生さ
れる受光素子7a,7bの光起電流をそれぞれIL
7a,IL7bとすると、受光装置8a,8bの出
力端9a,9bにはそれぞれ2kT/qln IC(22)+hFE(19)IL(7a)/IS、2kT/qln IC(22)+hFE(19)IL(7b)/ISの電位が現われるこ
とに なる。
4図に示す測距装置を構成する。今、被測距物体
から反射されたパルス状の信号光4により発生さ
れる受光素子7a,7bの光起電流をそれぞれIL
7a,IL7bとすると、受光装置8a,8bの出
力端9a,9bにはそれぞれ2kT/qln IC(22)+hFE(19)IL(7a)/IS、2kT/qln IC(22)+hFE(19)IL(7b)/ISの電位が現われるこ
とに なる。
ここで、受光装置8a,8bの基準電圧発生回
路における基準電位を、充分小さい値にとつてあ
るので、IC22はhFE19IL7a及びhFB19IL7b
に対して充分小さく、基準電圧源16の電圧を
VSとすると、演算増幅器12の出力は次式の様
になる。VS+2kT/qlnhFE(19)IL(7b)/IS−2kT/
qln hFE(19)IL(7a)/IS=VS+2kT/qlnIL(7b)/IL(
7a) 従つて、出力端18には受光素子7a,7bに
おける光起電流IL7a,IL7bの比に応じた電圧
が現われ、この電圧はまさしく被測距物体までの
距離が得られる値になつているものである。
路における基準電位を、充分小さい値にとつてあ
るので、IC22はhFE19IL7a及びhFB19IL7b
に対して充分小さく、基準電圧源16の電圧を
VSとすると、演算増幅器12の出力は次式の様
になる。VS+2kT/qlnhFE(19)IL(7b)/IS−2kT/
qln hFE(19)IL(7a)/IS=VS+2kT/qlnIL(7b)/IL(
7a) 従つて、出力端18には受光素子7a,7bに
おける光起電流IL7a,IL7bの比に応じた電圧
が現われ、この電圧はまさしく被測距物体までの
距離が得られる値になつているものである。
上記した受光装置にあつては、受光素子7のア
ノードが直接増幅トランジスタ19のベースに接
続されているため、蛍光灯等の低周波の外光の影
響を受け易く、この様な状況下にあつては被測距
物体までの測距物結果に誤差が生じ易く、また、
対数圧縮ダイオード23,24に流れる初期電
流、つまり無信号時の電流は基準電圧発生回路の
基準電圧によつて設定しているため温度変化の影
響を受けて初期電流が変化して出力電圧の直線性
が変化するという問題点を有しているものであつ
た。
ノードが直接増幅トランジスタ19のベースに接
続されているため、蛍光灯等の低周波の外光の影
響を受け易く、この様な状況下にあつては被測距
物体までの測距物結果に誤差が生じ易く、また、
対数圧縮ダイオード23,24に流れる初期電
流、つまり無信号時の電流は基準電圧発生回路の
基準電圧によつて設定しているため温度変化の影
響を受けて初期電流が変化して出力電圧の直線性
が変化するという問題点を有しているものであつ
た。
この発明は上記じた点に鑑みてなされたもので
あり、蛍光灯等の低周波の外光の影響が少なく、
しかも温度変化による影響等も少ない受光装置を
得ることを目的とするものである。
あり、蛍光灯等の低周波の外光の影響が少なく、
しかも温度変化による影響等も少ない受光装置を
得ることを目的とするものである。
この発明に係る受光装置は、受光装置からのパ
ルス状の起電流を電流増幅トランジスタにて増幅
し、対数圧縮ダイオード素子に上記パルス状の起
電流に応じた電圧が現われるものにおいて、受光
素子と電流増幅トランジスタのベースとの間に低
周波減衰用コンデンサを接続するとともに、電流
増幅トランジスタのコレクタ電流を受けてこのコ
レクタ電流に応じた電流を対数圧縮ダイオード素
子に出力する第1の電流交換手段と、対数圧縮ダ
イオード素子に流れる電流を受けてこの電流に応
じた値を電流増幅トランジスタのエミツタ電流と
なす第2の電流交換手段とを設けたものである。
ルス状の起電流を電流増幅トランジスタにて増幅
し、対数圧縮ダイオード素子に上記パルス状の起
電流に応じた電圧が現われるものにおいて、受光
素子と電流増幅トランジスタのベースとの間に低
周波減衰用コンデンサを接続するとともに、電流
増幅トランジスタのコレクタ電流を受けてこのコ
レクタ電流に応じた電流を対数圧縮ダイオード素
子に出力する第1の電流交換手段と、対数圧縮ダ
イオード素子に流れる電流を受けてこの電流に応
じた値を電流増幅トランジスタのエミツタ電流と
なす第2の電流交換手段とを設けたものである。
この発明においては、低周波減衰用コンデンサ
が受光素子からの蛍光灯等の低周波の外光に基づ
き発生する低周波の起電流を電流増幅トランジス
タのベースへ伝達されるのを抑制して低周波の外
光による影響を抑制するとともに、第1の電流交
換手段と第2の電流交換手段とにより電流増幅ト
ランジスタのコレクタ電流とエミツタ電流に基づ
き対数圧縮ダイオード素子に流れる初期電流を設
定して温度変化の影響を抑制させているものであ
る。
が受光素子からの蛍光灯等の低周波の外光に基づ
き発生する低周波の起電流を電流増幅トランジス
タのベースへ伝達されるのを抑制して低周波の外
光による影響を抑制するとともに、第1の電流交
換手段と第2の電流交換手段とにより電流増幅ト
ランジスタのコレクタ電流とエミツタ電流に基づ
き対数圧縮ダイオード素子に流れる初期電流を設
定して温度変化の影響を抑制させているものであ
る。
以下にこの発明の一実施例を第1図に基づいて
説明すると、第1図において7はカソートが電源
電位点Vccに接続されるとともにアノードが負荷
抵抗33を介して接地される受光素子、34はこ
の受光素子7のアノードと電流増幅トランジスタ
19のベースとの間に接続される低周波減衰用コ
ンデンサ、35はベースにバイアス電圧が供給さ
れ、電源電位点Vccと電流増幅トランジスタ19
のベースとの間に接続されるベースバイアス用
npnトランジスタ、36は1対のpnpトランジス
タ21,22から構成される第1のカレントミラ
ー回路で両pnpトランジスタのエミツタは電源電
位点Vccに接続されるとともにベースが共通接続
され、一方のpnpトランジスタ21のベース及び
コレクタは増幅トランジスタ19のコレクタに接
続され、他方のpnpトランジスタ22のコレクタ
は対数圧縮ダイオード23のアノードに接続され
ており、pnpトランジスタ21,22のエミツタ
面積比が1:nに構成されてpnpトランジスタ2
2に流れる電流値がpnpトランジスタ21に流れ
る電流値のn倍となる関係になつている。37は
上記pnpトランジスタ21に並列に接続され、第
2定電流源27の定電流I27より大きい定電流
I37なる電流がながれる第1の定電流源で例え
ばトランジスタにより構成されている。38は対
数圧縮ダイオード24のベースにベースが接続さ
れてカレントミラー回路を構成するnpnトランジ
スタで対数圧縮ダイオード24と等しい電流値が
流れるように設定されている。39は1対のpnp
トランジスタ40,41から構成される第2のカ
レントミラー回路で、両pnpトランジスタのエミ
ツタは電源電位点Vccに接続されるとともにベー
スが共通接続され、一方のpnpトランジスタ40
のベース及びコレクタが上記npnトランジスタ3
8のコレクタに接続される。42は1対のnpnト
ランジスタ43,44から構成される第3のカレ
ントミラー回路で、両トランジスタのエミツタは
接地されるとともにベースが共通接続され、一方
のベース及びコレクタが上記pnpトランジスタ4
1のコレクタに接続されており、npnトランジス
タ44に流れる電流値がpnpトランジスタ40に
流れる電流値のm倍となる関係になるよう、各
pnpトランジスタ40,41及びnpnトランジス
タ43,44のエミツタ面積比が設定されている
ものである。46は1対のnpnトランジスタ4
7,48から構成される第4のカレントミラー回
路で、両トランジスタのエミツタは接地されると
ともにベースが共通接続され、一方のnpnトラン
ジスタ47のベース及びコレクタは上記pnpトラ
ンジスタ44のコレクタに接続されるとともに第
3の定電流源45(定電流I45が流れる)を介
して電源電位点Vccに接続され、他方のトランジ
スタ48のコレクタは電流増幅トランジスタ19
のエミツタに接続されており、両トランジスタ4
7,48には等しい電流が流れるように設定され
ている。49は上記対数圧縮ダイオード23のア
ノードと接地との間に接続される第4の定電流源
であり、定電流I49が流れる。
説明すると、第1図において7はカソートが電源
電位点Vccに接続されるとともにアノードが負荷
抵抗33を介して接地される受光素子、34はこ
の受光素子7のアノードと電流増幅トランジスタ
19のベースとの間に接続される低周波減衰用コ
ンデンサ、35はベースにバイアス電圧が供給さ
れ、電源電位点Vccと電流増幅トランジスタ19
のベースとの間に接続されるベースバイアス用
npnトランジスタ、36は1対のpnpトランジス
タ21,22から構成される第1のカレントミラ
ー回路で両pnpトランジスタのエミツタは電源電
位点Vccに接続されるとともにベースが共通接続
され、一方のpnpトランジスタ21のベース及び
コレクタは増幅トランジスタ19のコレクタに接
続され、他方のpnpトランジスタ22のコレクタ
は対数圧縮ダイオード23のアノードに接続され
ており、pnpトランジスタ21,22のエミツタ
面積比が1:nに構成されてpnpトランジスタ2
2に流れる電流値がpnpトランジスタ21に流れ
る電流値のn倍となる関係になつている。37は
上記pnpトランジスタ21に並列に接続され、第
2定電流源27の定電流I27より大きい定電流
I37なる電流がながれる第1の定電流源で例え
ばトランジスタにより構成されている。38は対
数圧縮ダイオード24のベースにベースが接続さ
れてカレントミラー回路を構成するnpnトランジ
スタで対数圧縮ダイオード24と等しい電流値が
流れるように設定されている。39は1対のpnp
トランジスタ40,41から構成される第2のカ
レントミラー回路で、両pnpトランジスタのエミ
ツタは電源電位点Vccに接続されるとともにベー
スが共通接続され、一方のpnpトランジスタ40
のベース及びコレクタが上記npnトランジスタ3
8のコレクタに接続される。42は1対のnpnト
ランジスタ43,44から構成される第3のカレ
ントミラー回路で、両トランジスタのエミツタは
接地されるとともにベースが共通接続され、一方
のベース及びコレクタが上記pnpトランジスタ4
1のコレクタに接続されており、npnトランジス
タ44に流れる電流値がpnpトランジスタ40に
流れる電流値のm倍となる関係になるよう、各
pnpトランジスタ40,41及びnpnトランジス
タ43,44のエミツタ面積比が設定されている
ものである。46は1対のnpnトランジスタ4
7,48から構成される第4のカレントミラー回
路で、両トランジスタのエミツタは接地されると
ともにベースが共通接続され、一方のnpnトラン
ジスタ47のベース及びコレクタは上記pnpトラ
ンジスタ44のコレクタに接続されるとともに第
3の定電流源45(定電流I45が流れる)を介
して電源電位点Vccに接続され、他方のトランジ
スタ48のコレクタは電流増幅トランジスタ19
のエミツタに接続されており、両トランジスタ4
7,48には等しい電流が流れるように設定され
ている。49は上記対数圧縮ダイオード23のア
ノードと接地との間に接続される第4の定電流源
であり、定電流I49が流れる。
次にこの様に構成された受光装置の動作につい
て説明する。まず、受光素子7に被測距物体から
反射されたパルス状の信号光4が入射されていな
い時、つまり無信号時について説明する。今、対
数圧縮ダイオード23,24に流れる初期電流を
I23とすると、第1のカレントミラー回路36
のpnpトランジスタ22に流れる電流は、I23
+I49となりpnpトランジスタ21に流れる電
流は1/n{I23+I49}となる。従つて電流 増幅トランジスタ19のコレクタにはI37+
1/n{I23+I49}の電流が流れ込むことに なる。また、トランジスタ38には初期電流と等
しい電流I23が流れ、第2及び第3のカレント
ミラー回路39,42によりm倍にされるため、
第3のカレントミラー回路42のnpnトランジス
タ44にはmI23なる電流が流れることになる。
そして第4のカレントミラー回路のnpnトランジ
スタ47にはI45−mI23なる電流が流れる
ためnpnトランジスタ48にもI45−mI23な
る電流が流れることになる。従つて、電流増幅ト
ランジスタ19のエミツタから流れ出る電流はI
27+I45−mI23になる。電流増幅トラン
ジスタ19において、ベース電流はほとんど無視
でき、コレクタ電流とエミツタ電流は一致するた
め、I37+1/n{I23+I49}=I27+I 45−mI23を満足するようにカレントミラー
回路の面積比m,n,第1ないし第4の定電流源
37,27,45,49の定電流値I37,I2
7,I45,I49を設定すれば良いものであ
る。従つて、対数圧縮ダイオード23,24の初
期電流I23は上記した定数により設定できるた
め、任意に設定でき設計裕度が大きいものであ
る。
て説明する。まず、受光素子7に被測距物体から
反射されたパルス状の信号光4が入射されていな
い時、つまり無信号時について説明する。今、対
数圧縮ダイオード23,24に流れる初期電流を
I23とすると、第1のカレントミラー回路36
のpnpトランジスタ22に流れる電流は、I23
+I49となりpnpトランジスタ21に流れる電
流は1/n{I23+I49}となる。従つて電流 増幅トランジスタ19のコレクタにはI37+
1/n{I23+I49}の電流が流れ込むことに なる。また、トランジスタ38には初期電流と等
しい電流I23が流れ、第2及び第3のカレント
ミラー回路39,42によりm倍にされるため、
第3のカレントミラー回路42のnpnトランジス
タ44にはmI23なる電流が流れることになる。
そして第4のカレントミラー回路のnpnトランジ
スタ47にはI45−mI23なる電流が流れる
ためnpnトランジスタ48にもI45−mI23な
る電流が流れることになる。従つて、電流増幅ト
ランジスタ19のエミツタから流れ出る電流はI
27+I45−mI23になる。電流増幅トラン
ジスタ19において、ベース電流はほとんど無視
でき、コレクタ電流とエミツタ電流は一致するた
め、I37+1/n{I23+I49}=I27+I 45−mI23を満足するようにカレントミラー
回路の面積比m,n,第1ないし第4の定電流源
37,27,45,49の定電流値I37,I2
7,I45,I49を設定すれば良いものであ
る。従つて、対数圧縮ダイオード23,24の初
期電流I23は上記した定数により設定できるた
め、任意に設定でき設計裕度が大きいものであ
る。
次に対数圧縮ダイオード23,24に初期電流
I23が無信号時に流れるメカニズムについて説
明する。今、対数圧縮ダイオード23,24に電
流が流れていないとすると、トランジスタ38は
非導通状態となるため、第3のカレントミラー回
路42のnpnトランジスタ44も非導通状態とな
り、第4のカレントミラー回路46のnpnトラン
ジスタ47,48には第2の定電流源45に流れ
る定電流源I45と等しい電流が流れることにな
る。そして、第1のカレントミラー回路36の
pnpトランジスタ21にはI45+I27−I3
7の電流が流れ、pnpトランジスタ22にはn
{I45+I27−I37}の電流が流れること
になる。このn{I45+I27−I37}は第
4の定電流源49に流れる定電流I49より大き
いため、対数圧縮ダイオード23,24には、n
{I45+I27−I37}−I49の電流が流れ
込むことになり、初期電流I23で安定すること
になる。一方、圧縮ダイオード23,24に初期
電流I23より大きな電流I′23が流れたとする
と、第3のカレントミラー回路42のnpnトラン
ジスタ44に流れる電流は、mI′23になる。こ
のmI′23が第3の定電流源45の定電流より大
きれば第4のカレントミラー回路46のnpnトラ
ンジスタ47,48は非導通状態となる。そし
て、第1の定電流源37の定電流I37が第2の
定電流源I27より大きいため第1のカレントミ
ラー回路36のpnpトランジスタ21,22も非
導通状態となつて、対数圧縮ダイオード23,2
4に流れ込む電流値は減少され、初期電流I23
で安定することになる。
I23が無信号時に流れるメカニズムについて説
明する。今、対数圧縮ダイオード23,24に電
流が流れていないとすると、トランジスタ38は
非導通状態となるため、第3のカレントミラー回
路42のnpnトランジスタ44も非導通状態とな
り、第4のカレントミラー回路46のnpnトラン
ジスタ47,48には第2の定電流源45に流れ
る定電流源I45と等しい電流が流れることにな
る。そして、第1のカレントミラー回路36の
pnpトランジスタ21にはI45+I27−I3
7の電流が流れ、pnpトランジスタ22にはn
{I45+I27−I37}の電流が流れること
になる。このn{I45+I27−I37}は第
4の定電流源49に流れる定電流I49より大き
いため、対数圧縮ダイオード23,24には、n
{I45+I27−I37}−I49の電流が流れ
込むことになり、初期電流I23で安定すること
になる。一方、圧縮ダイオード23,24に初期
電流I23より大きな電流I′23が流れたとする
と、第3のカレントミラー回路42のnpnトラン
ジスタ44に流れる電流は、mI′23になる。こ
のmI′23が第3の定電流源45の定電流より大
きれば第4のカレントミラー回路46のnpnトラ
ンジスタ47,48は非導通状態となる。そし
て、第1の定電流源37の定電流I37が第2の
定電流源I27より大きいため第1のカレントミ
ラー回路36のpnpトランジスタ21,22も非
導通状態となつて、対数圧縮ダイオード23,2
4に流れ込む電流値は減少され、初期電流I23
で安定することになる。
以上から明らかな如く、対数圧縮ダイオード2
3,24に流れる初期電流I23は第1ないし第
4のカレントミラー回路及び第1ないし第4の定
電流源により決定され、初期電流I23は温度変
化の影響が少ない安定した一定電流が得られるこ
とになるものである。
3,24に流れる初期電流I23は第1ないし第
4のカレントミラー回路及び第1ないし第4の定
電流源により決定され、初期電流I23は温度変
化の影響が少ない安定した一定電流が得られるこ
とになるものである。
また、受光素子7に外光、例えば太陽光等の略
一定の強さの光や蛍光灯等の低周波の光が入射さ
れて、受光素子7に直流や低周波の起電流が発生
されても低周波減衰用コンデンサ34により電流
増幅トランジスタ19のベースへの伝達が阻止さ
れるため、何ら影響を及ぼさないものである。
一定の強さの光や蛍光灯等の低周波の光が入射さ
れて、受光素子7に直流や低周波の起電流が発生
されても低周波減衰用コンデンサ34により電流
増幅トランジスタ19のベースへの伝達が阻止さ
れるため、何ら影響を及ぼさないものである。
一方、受光素子7に被測距物体から反射された
パルス状の信号光4が入射されると、このパルス
状の信号光4により受光素子7にはパルス状の光
起電流IL7が発生されることになる。このパルス
状の光起電流IL7は、負荷抵抗33及び低周波減
衰用コンデンサ34を介して電流増幅トランジス
タ19のベースに流れ込み、hFE19倍されてバイ
パスコンデンサ20に流れ込むことになる。この
時、第1及び第2の定電流源37,27の定電流
が電流増幅トランジスタ19のベースに流れ込む
起電流のhFE19倍された値に対して充分大きく設
定されているため、電流増幅トランジスタ19の
ベース・エミツタ間電圧の電位変動は非常に小さ
く、負荷抵抗33の両端間電圧の変動も非常に小
さいものとなり、受光素子7におけるパルス状の
光起電流IL7はほとんど全て電流増幅トランジス
タ19のベースに流れることになる。そしてhFE
19倍された上記光起電流IL7がバイパスコンデン
サ20に流れることにより、このhFE19,IL7
に相当する電流は第1のカレントミラー回路36
のpnpトランジスタ21に流れ、pnpトランジス
タ22にn・hFE19,IL7が流れることになる。
その結果対数圧縮ダイオード23,24には、I
23+nhFE19,IL7なる電流が流れることにな
り、電力端子には受光素子7のパルス状の光起電
流IL7に応じた増分の対縮圧縮電圧が現われるこ
とになるものである。
パルス状の信号光4が入射されると、このパルス
状の信号光4により受光素子7にはパルス状の光
起電流IL7が発生されることになる。このパルス
状の光起電流IL7は、負荷抵抗33及び低周波減
衰用コンデンサ34を介して電流増幅トランジス
タ19のベースに流れ込み、hFE19倍されてバイ
パスコンデンサ20に流れ込むことになる。この
時、第1及び第2の定電流源37,27の定電流
が電流増幅トランジスタ19のベースに流れ込む
起電流のhFE19倍された値に対して充分大きく設
定されているため、電流増幅トランジスタ19の
ベース・エミツタ間電圧の電位変動は非常に小さ
く、負荷抵抗33の両端間電圧の変動も非常に小
さいものとなり、受光素子7におけるパルス状の
光起電流IL7はほとんど全て電流増幅トランジス
タ19のベースに流れることになる。そしてhFE
19倍された上記光起電流IL7がバイパスコンデン
サ20に流れることにより、このhFE19,IL7
に相当する電流は第1のカレントミラー回路36
のpnpトランジスタ21に流れ、pnpトランジス
タ22にn・hFE19,IL7が流れることになる。
その結果対数圧縮ダイオード23,24には、I
23+nhFE19,IL7なる電流が流れることにな
り、電力端子には受光素子7のパルス状の光起電
流IL7に応じた増分の対縮圧縮電圧が現われるこ
とになるものである。
上記の様に構成された受光装置においては、蛍
光灯等の低周波の外光に対して、低周波減衰用コ
ンデンサ34により影響のほとんどない対数圧縮
ダイオード23のアノード電位が得られ、しか
も、対数圧縮ダイオードに流れる初期電流I23
が第1ないし第4のカレントミラー回路36,3
9,42,46及び第1ないし第4の定電流源3
7,27,45,49により決定されるため、対
数圧縮ダイオード23のアノード電位が温度の変
動、外乱等の影響を受けにくく、精度の高いもの
が得られるものである。
光灯等の低周波の外光に対して、低周波減衰用コ
ンデンサ34により影響のほとんどない対数圧縮
ダイオード23のアノード電位が得られ、しか
も、対数圧縮ダイオードに流れる初期電流I23
が第1ないし第4のカレントミラー回路36,3
9,42,46及び第1ないし第4の定電流源3
7,27,45,49により決定されるため、対
数圧縮ダイオード23のアノード電位が温度の変
動、外乱等の影響を受けにくく、精度の高いもの
が得られるものである。
なお、上記実施例においては、負荷抵抗33を
用いたものを示したが、負荷抵抗33のかわり
に、ダイオード、ダイオードと抵抗の直列体、抵
抗とコンデンサとダイオードと組み合せ及びコイ
ルなどの直流的にはインピーダンスが低く交流的
にはインピーダンスの高いものを用いても良いも
のである。
用いたものを示したが、負荷抵抗33のかわり
に、ダイオード、ダイオードと抵抗の直列体、抵
抗とコンデンサとダイオードと組み合せ及びコイ
ルなどの直流的にはインピーダンスが低く交流的
にはインピーダンスの高いものを用いても良いも
のである。
また、上記実施例においては、受光装置8を被
測距物体までの距離を測定するものに適用した場
合について説明したが、入射光の比による位置判
定回路あるいは入射光そのものの絶対値を測定す
る装置に適用しても良いものである。
測距物体までの距離を測定するものに適用した場
合について説明したが、入射光の比による位置判
定回路あるいは入射光そのものの絶対値を測定す
る装置に適用しても良いものである。
〔発明の効果〕
この発明は以上に述べたように、受光素子と電
流増幅トランジスタのベースとの間に低周波減衰
用コンデンサを接続するとともに、電流増幅トラ
ンジスタのコレクタ電流を受けてこのコレクタ電
流に応じた電流を対数圧縮ダイオード素子に出力
する第1の電流交換手段と、対数圧縮ダイオード
素子に流れる電流を受けてこの電流に応じた値を
電流増幅トランジスタのエミツタ電流となす第2
の電流交換手段とを設けたものとしたので、蛍光
灯等の低周波の外光に対して影響が少なく、温度
の変動に対しても影響を受け難い対数圧縮電圧が
得られるという効果を有するものである。
流増幅トランジスタのベースとの間に低周波減衰
用コンデンサを接続するとともに、電流増幅トラ
ンジスタのコレクタ電流を受けてこのコレクタ電
流に応じた電流を対数圧縮ダイオード素子に出力
する第1の電流交換手段と、対数圧縮ダイオード
素子に流れる電流を受けてこの電流に応じた値を
電流増幅トランジスタのエミツタ電流となす第2
の電流交換手段とを設けたものとしたので、蛍光
灯等の低周波の外光に対して影響が少なく、温度
の変動に対しても影響を受け難い対数圧縮電圧が
得られるという効果を有するものである。
第1図はこの発明の一実施例を示す回路図、第
2図及び第3図はパルス状の信号光と受光素子7
a,7bとの関係を示す概略図及び受光素子平面
図、第4図は測距装置を示す概略回路図、第5図
は従来の受光装置を示す回路図、第6図は第5図
のもののバツフアアンプ28を示す回路図であ
る。 図において7は受光素子、19は電流増幅トラ
ンジスタ、20はバイパスコンデンサ、23,2
4は対数圧縮ダイオード、27は第2の定電流
源、34は低周波減衰用コンデンサ、36,3
9,42,46は第1ないし第4のカレントミラ
ー回路、37,45は第1及び第3の定電流源あ
る。なお、各図中同一符号は同一又は相当部分を
示す。
2図及び第3図はパルス状の信号光と受光素子7
a,7bとの関係を示す概略図及び受光素子平面
図、第4図は測距装置を示す概略回路図、第5図
は従来の受光装置を示す回路図、第6図は第5図
のもののバツフアアンプ28を示す回路図であ
る。 図において7は受光素子、19は電流増幅トラ
ンジスタ、20はバイパスコンデンサ、23,2
4は対数圧縮ダイオード、27は第2の定電流
源、34は低周波減衰用コンデンサ、36,3
9,42,46は第1ないし第4のカレントミラ
ー回路、37,45は第1及び第3の定電流源あ
る。なお、各図中同一符号は同一又は相当部分を
示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 パルス状の信号光を受けてパルス状の起電流
を発生する受光素子、この受光素子の一端に一方
の電極が接続される低周波減衰用コンデンサ、こ
の低周波減衰用コンデンサの他方の電極にベース
が接続される電流増幅トランジスタ、この電流増
幅トランジスタのエミツタに接続されるバイパス
コンデンサ、上記電流増幅トランジスタのコレク
タ電流を受けてこのコレクタ電流に応じた電流を
出力する第1の電流交換手段、この第1の電流交
換手段の出力電流を受ける対数圧縮ダイオード素
子、この対数圧縮ダイオード素子に流れる電流を
受けてこの電流に応じた値を上記電流増幅トラン
ジスタのエミツタ電流となす第2の電流交換手段
を備えた受光装置。 2 第1の電流交換手段は、1対のトランジスタ
からなり、一方のトランジスタが電流増幅トラン
ジスタのコレクタに接続され、他方のトランジス
タが対数圧縮ダイオード素子に接続され、他方の
トランジスタに流れる電流値が一方のトランジス
タに流れる電流値のn倍となる関係にある第1の
カレントミラー回路と、この第1のカレントミラ
ー回路の一方のトランジスタに並列に接続される
第1の定電流源とを有したものであることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の受光装置。 3 第2の電流交換手段は、対数圧縮ダイオード
素子とカレントミラー回路を構成するトランジス
タと、1対のトランジスタからなり一方のトラン
ジスタが上記トランジスタに接続される第2のカ
レントミラー回路と、1対のトランジスタからな
り一方のトランジスタが上記第2のカレントミラ
ー回路の他方のトランジスタに接続される第3の
カレントミラー回路と、1対のトランジスタから
なり、一方のトランジスタが上記第3のカレント
ミラー回路の他方のトランジスタに並列に接続さ
れるとともに第3の定電流源に接続され、他方の
トランジスタが電流増幅トランジスタにエミツタ
に接続される第4のカレントミラー回路と、この
第4のカレントミラー回路の他方のトランジスタ
に並列に接続される第2の定電流源とを有し、第
3のカレントミラー回路の他方のトランジスタに
流れる電流値が対数圧縮ダイオード素子に流れる
電流値のm倍となる関係になるように第1ないし
第4のトランジスタが設定されていることを特徴
とする特許請求の範囲第1項または第2項記載の
受光装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15444785A JPS6214076A (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 受光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15444785A JPS6214076A (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 受光装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6214076A JPS6214076A (ja) | 1987-01-22 |
| JPH0414729B2 true JPH0414729B2 (ja) | 1992-03-13 |
Family
ID=15584408
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15444785A Granted JPS6214076A (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 受光装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6214076A (ja) |
-
1985
- 1985-07-12 JP JP15444785A patent/JPS6214076A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6214076A (ja) | 1987-01-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
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