JPH04155661A - データ再生装置 - Google Patents

データ再生装置

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JPH04155661A
JPH04155661A JP2280088A JP28008890A JPH04155661A JP H04155661 A JPH04155661 A JP H04155661A JP 2280088 A JP2280088 A JP 2280088A JP 28008890 A JP28008890 A JP 28008890A JP H04155661 A JPH04155661 A JP H04155661A
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run length
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detecting
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JP2280088A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Adachi
達也 足立
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は5−DAT(固定ヘッド方式ディジタルオーデ
ィオテープレフーダ)等の記録再生装置に関するもので
、そのなかでも特に高速サーチ時の制御データの復調方
法に関するものである。
従来の技術 5−DATなどの固定ヘッド方式のディジタル記録再生
装置は、回転ヘッド方式のように回転シリンダを必要と
しないので、メカニズムを小型にすることができる。し
かし固定ヘッド方式の記録再生装置は、回転ヘッド方式
と違って、テープスピードに比例して再生信号のビット
レートが上がるため、高速サーチ時の制御データの読み
取りが難しい。
例えば5−DATでは、20本のトラックを記録するこ
とができ、この20本のトラックの中にメインデータと
サブデータが記録される。メインデータエリアには、主
に音声データ等が記録され、サブデータエリアには主に
高速サーチ用の制御データ等が記録される。変調方式は
8−10変調方式を採用しており、復調時には再生信号
の波形等化を行い、波形等化後の再生信号から再生クロ
ックを抽出し、波形等化後の再生信号を再生クロックに
よって打ち抜いてから8−10復調処理に入る。なお5
−DATについては、日本オーディオ協会発行の「ディ
ジタルオーディオ辞典」の159ページから166ペー
ジに説明されている。
高速サーチのためにテープを高速で走行させた状態で、
制御データを読み取るためには、波形等他罪、および再
生クロックを抽出するためのPLL(Phase  1
ocked  1oop)回路が、再生クロックのビッ
トレートが大幅に変化しても、十分な性能を発揮する必
要があった。
そこで、従来の固定ヘッド方式の記録再生装置、例えば
5−DATにおいては、テープスピードによって波形等
化特性を切り替えたり、PLLのキャプチャレンジを切
り替えたりして対応していた。
しかしながら上記のような固定ヘッド方式の記録再生装
置では、急激なビットレートの変化に弱い、製造コスト
が高くなるなどの問題点を有していた。
本出願人は、上記従来の問題点を解決するため、特願平
1−330578号において、制御用のデータを低周波
信号のランレングスに変換し、補助データの記録信号に
、その低周波信号でもってエンベロープ変調を施し、高
速サーチ時にはエンベロープ変調された再生信号を復調
し、復調された低周波信号のランレングスを計測するこ
とによって元のデータを再生し、さらにテープスピード
を計測し、テープスピードによるランレングスの変化を
補正することによって、テープスピードが変化している
状態でも確実に制御データを再生することができるデー
タ再生装置を提案した。
以下、データ再生装置の従来例について、図面を参照し
ながら説明する。
第9図は、従来のデータ再生装置を含む記録再生装置の
構成を示すブロック図である。
第9図において、101は磁気テープを格納したカセッ
ト、102はシステム制御部105の命令にしたがって
磁気テープの走行を制御するメカニズム制御部である。
また、メカニズム制御部102はリールの回転をチエツ
クして、テープが終端に達したときに、テープ終端フラ
グをシステム制御部105に送出する。103は磁気テ
ープに記録再生を行う記録および再生ヘッドである。記
録ヘッドは9個のヘッドで構成され、1個のヘッドは再
生制御に用いる制御データ等を記録する補助データを記
録し、残りの8個のヘッドは音声データ等の主データを
記録する。再生ヘッドは9個のヘッドで構成され、1個
のヘッドは再生制御に用いる制御データ等を含む補助チ
ャネル再生信号を出力し、残りの8個のヘッドは音声デ
ータ等を含む主チャネル再生信号を出力する。磁気テー
プは上下2つのエリアに分割され、一方を順方向の記録
に用い、他方を逆方向の記録に用いる。走行方向を反転
するときはヘッドを180度回転させる。
第10図は、従来例における記録ヘッドによって記録さ
れたテープ上の記録トラックパターンを示す図である。
104は入力音声データに誤り訂正符号を付加し、8−
10変調して主チャネル記録信号とじて記録および再生
ヘッド103の中の8個の主チャネル記録用の記録ヘッ
ドへ出力すると共に、システム制御部105から与えら
れる走行制御等に用いる補助データに誤り訂正符号を付
加し、変調して補助チャネル記録データとしてエンベロ
ープ変調部107に供給すると共に、記録および再生ヘ
ッド103の中の8個の主チャネル再生用の再生ヘッド
より再生された再生信号を復調し、誤り訂正を行い出力
音声データを出力すると共に、記録および再生ヘッド1
03の中の1個の補助チャネル再生用の再生ヘッドより
再生された補助チャネル再生データを復調し、誤り訂正
を行い補助データを出力すると共に、システム制御部1
05に送出する記録再生部である。105はメカニズム
制御部102に対して走行モードを指示し、記録再生部
104に対して、記録モード、再生モード等を指示し、
エンベロープ変調部107にスタートI D、  リー
ドアウトエリアID等のサーチマーク情報を与え、エン
ベロープ復調部108から復調された補助データのラン
レングス情報を受は取り、サーチマーク情報を検出する
システム制御部である。システム制御部105はマイク
ロプロセッサ等で実現できる。106はシステム制御部
105に対してユーザが命令を与えるための記録再生モ
ード設定部である。ユーザはスイッチ等で構成される記
録再生モード設定部106を用いて、記録。
再生あるいは繰り返し再生など概略の動作形態を指示す
る。
なお、記録再生装置の入出力について本従来例では音声
データとしたが、画像データ等の他のデータでもよいの
で、一般には制御に用いる補助データに対して主データ
と呼ぶ。107は記録再生部から出力される補助チャネ
ル記録データをシステム制御部105から供給されるス
タートIDフラグ、 リードアウトエリアIDフラグ等
のサーチマーク情報に基づいて変調し、記録および再生
ヘッド103の中の1個の補助チャネル記録用の記録ヘ
ッドへ出力するエンベロープ変調部である。
ここで、スタートIDフラグはスタートIDの記録を要
求するフラグ、リードアウトエリアIDフラグはリード
アウトエリアIDの記録を要求するフラグである。
また、スタートIDとは主データとして音声等を記録す
る場合に用いられる曲の先頭位置を示す情報である。高
速サーチ時にこのスタートIDを目印にして曲の頭出し
をする。
また、リードアウトエリアIDとは記録領域の終端を示
す情報である。リードアウトエリアIDの記録を必要と
する理由は下記の通りである。
(1)つなぎ記録の際の目印にする。
(2)有効な領域の最終点の目印にする。
特にリードアウトエリアは一度記録したテープ上にオー
バーライドをしたとき、最新の記録の終了点よりも前回
の記録の終了点の方が後にある場合に必要になる。なぜ
なら、最新の記録の終了点は前回の記録の領域とつなが
っているので、どこが終了点か判断できないからである
。バージンテープに記録する場合は無記録部分を検出し
て、記録の終了点を見つけることが可能であるが、リー
ドアウトエリアが記録しである方が、速く確実に記録の
終了点を見つけ出すことができる。なぜなら、無記録部
分で終了点を判定する場合はドロップアウトによるバー
ストエラーではなく、無記録部分であることを確実に判
定するために何フレームか、無記録状態を確認する必要
があるが、リードアウトエリアが記録されている場合は
検出したときに直ちに終了点であるという判定を下すこ
とができるからである。
例えば、R−DAT(回転ヘッド方式ディジタルオーデ
ィオテープレコーダ)では、リードアウトエリアを30
0フレ一ム以上記録し、エンドサーチ時にはリードアウ
トエリアIDを検出すると、テープ走行を停止し、数フ
レーム巻き戻して、つなぎ記録のための待機状態に入る
。つなぎ記録とは、すでに記録されたフレームに続けて
、フレームの位相等が連続になるように記録することで
ある。このため、つなぎ記録の前には既に記録されたフ
レームあ記録位置を確認し、タイムコード。
フレームナンバなどを読む必要があり、また、記録開始
までにテープスピードを一定にする必要があるので、数
フレームの期間の助走が必要となる。
そのためにリードアウトエリアIDを検出した後、数フ
レーム巻き戻して待機するのである。
なおフレームとはR−DATの場合プラスアジマスヘッ
ドで記録されたプラスアジマストラ・ツクとマイナスア
ジマスヘッドで記録されたマイナスアジマストラックの
ペアを指し、独立して記録再生することができる最小の
単位である。
なおR−DATについては、前述の「ディジタルオーデ
ィオ辞典」の142ページから158ページに説明され
ている。
上述のようにリードアウトエリアIDはエンドサーチ等
に用いるので、高速サーチ時にも確実に読める必要があ
る。また、スタートIDとリードアウトエリアIDは高
速サーチ中に区別する必要がある。なぜなら高速サーチ
中にスタートIDとリードアウトエリアIDの区別がで
きないと、−旦テープ走行を停止して、通常再生モード
で確認する必要があるため、サーチ動作が遅くなるから
である。
次に、エンベロープ変調部107の動作について、以下
に説明する。
第11図はエンベロープ変調部107の構成を示すブロ
ック図、第12図はその動作を示すタイミングチャート
である。
第11図において、301はハイ区間が8秒、ロー区間
が8秒のクロックであるノーマル変調信号NSCを発生
するノーマル変調信号発生部である。第12図のNSC
はノーマル変調信号NSCを示す。302はシステム制
御部105から供給されるスタートIDフラグ5IDF
が有効になったときにノーマル変調信号NSCをもとに
ノーマル変調信号NSCの2周期分の区間ハイレベルを
出力するスター)ID変調信号発生部である。第12図
の5IDFはスタートIDフラグを示し、SSGはスタ
ートID変調信号を示す。303は7ステム制御部10
5から供給されるリードアウトエリアIDフラグLID
Fが有効になったときにノーマル変調信号NSCをもと
にノーマル変調信号NSCの10周期分の区間ハイレベ
ルを出力するリードアウトエリアID変調信号発生部で
ある。第12図のLIDFはリードアウトエリアよりフ
ラグを示し、LSGはリードアウトエリアID変調信号
を示す。304はノーマル変調信号発生部301の発生
するノーマル変調信号NSGと、スター)ID変調信号
発生部302の発生するスタートID変調信号SSGと
、リードアウトエリアID変調信号発生部303の発生
するリードアウトエリアID変調信号LSGとの論理和
をとるオアゲートである。この結果、スター)IDが有
効なときのオアゲートの出力信号のランレングス、すな
わち、ハイレベルの継続時間は58秒になり、リードア
ウトエリアIDが有効なときのオアゲートの出力信号の
ランレングスは21S秒になる。
第12図のO8Gはオアゲー)304の出力信号を示す
。305は記録再生部104から供給される補助チャネ
ル記録データとオアゲート304の出力信号O8Gの論
理積をとるアンドゲートである。第12図のAUXRD
Tは補助チャネル記録データを示し、AUXR8Gはア
ンドゲート305の出力信号である補助チャネル記録信
号を示す。
補助チャネル記録データAUXRDTは、記録再生部1
04で生成される8−10変調された補助データである
が、8−10変調された補助データは、テープスピード
が変化する高速サーチ時に読むのは難しいので、スター
) I D、  リードアウトエリアID等の読み誤り
の許されないデータはエンベロープ変調し、高速サーチ
時にも確実に読めるようにする。
また、補助チャネル記録信号AUXR8Gは、補助チャ
ネル記録データAUXRDTの一部をマスクした形にな
っているが、S秒周期で同一のデータを2重書きするよ
うにしているので、8−10変調された補助データは失
われない。
上述のようにエンベロープ変調部107はシステム制御
部105から供給されるサーチマーク情報に基づいて、
スタートIDフラグ5IDFが有効になったときランレ
ングスが5重秒のエンベロープ変調を行い、リードアウ
トエリアIDフラグLIDFが有効になったときランレ
ングスが218秒のエンベロープ変調を行い、スタート
IDフラグ5IDFとリードアウトエリアIDフラグL
IDFが無効のとき、ランレングスが8秒のエンベロー
プ変調を行う。
108は記録および再生ヘッド103の中の1個の補助
チャネル再生用の再生ヘッドより再生された補助チャネ
ル再生信号を復調し、ランレングスを計測し、システム
制御部105に供給するエンベロープ復調部である。
次に、エンベロープ復調部108の動作について、以下
に説明する。
第13図はエンベロープ復調部108の構成を示すブロ
ック図である。
第13図において、501は補助チャネル再生信号の高
域成分を取り除くローパスフィルタである。502はロ
ーパスフィルタ502の出力信号のレベルを判定するコ
ンパレータである。503はコンパレータ502の出力
信号のハイレベルノ継続区間を計測し、システム制御部
105に対してランレングス情報を送出するランレング
ス計測部である。
エンベロープ復調部108は上述のような構成で、補助
データの低域成分を抽出し、ハイレベルの継続期間を測
定し、ランレングス情報としてシステム制御部105に
出力する。
109はリールの回転周期を検出するリール回転周期検
出部である。リールの回転周期の検出には、下記のよう
なり−ルFG(周波数発生器)を用いる方法が一般的で
ある。
カセットのリールを駆動する軸に固定されたリール台に
書かれた縞模様に光を照射し、反射した光を受光素子に
よって電気信号に変えることによって、リールの回転周
期を測定する。例えばリール台にP本の縞模様が書かれ
ていたとき、受光素から出力される電気信号の周期がT
のときリールの回転周期T、は、下式のように表される
T、=T・P             ・・・(1)
110はテープスピードを計算するテープスピード計算
部である。
リール回転周期T、を用いて、テープスピードを計算す
る方法を以下に説明する。
第14図はリールに巻き付いたテープを示す図である。
第14図において、rはリールの半径、R1は供給側リ
ールの巻き付は半径、R2は巻き取り側リールの巻き付
は半径、vtはテープスピードを示す。
供給側リールの回転周期111巻き取り側リールの回転
周期をT2とすると、テープの厚みHとテープ長しの積
LHは次式で表される。
LH=π(R+”−r”)+π(R2”−r2)−(2
)また、テープスピードvtは次式で表される。
Vt= 2 yr R+/ T+= 2 yr Re/
 Ts   −(3)(2)、  (3)式より Vt=C/ (Tl2+Ta’)”      −(4
)但し、 C=(4πL*H+2πrすI”   ・(5)定数C
が既知であれば、(4)式を用いて、供給側リールの回
転周期T1と巻き取り側リールの回転周期T2からテー
プスピードV、を求めることができる。
定数Cはテープスピードが既知の状態で、供給側リール
の回転周期と巻き取り側リールの回転周期を計測するこ
とによって求めることができる。
通常記録再生時のテープスピードをVQt  供給側リ
ールの回転周期Tl51  巻き取り側リールの回転周
期をT2@とすると、定数Cは次式で表される。
C= V@(Tl1112+ T2112) ”2− 
(6)以上説明したような方法で、テープスピード計算
部110はリールの回転周期からテープスピードを計算
し、システム制御部105にテープスピード情報を供給
する。
次に、システム制御部105で行われるサーチマーク情
報の抽出処理について説明する。
ランレングスが5S秒のエンベローフ変1m ハスター
トIDを示し、ランレングスが21S秒のエンベロープ
変調はリードアウトエリアIDを示し、ランレングスが
8秒のエンベロープ変調はスター)IDもリードアウト
エリアIDも立っていない区間を示す。
テープスピードが記録時と同じ場合は、ランレングスL
Lが次式の条件を満たすとき、リードアウトエリアID
が有効と判定する。
10S<LL             ・・・(7)
ランレングスLLが次式の条件を満たすとき、スタート
IDが有効と判定する。
2.585LL≦108         ・・・(8
)高速サーチのとき、テープスピード検出部110から
送られてくるテープスピード情報■、を用いて、ランレ
ングスを補正する。補正されたランレングスを補正ラン
レングスCLとすると、CLは次式で表される。
CL=Vt−LL            ・(9)こ
のとき、補正ランレングスCLが次式の条件を満たすと
き、 リードアウトエリアIDか膏効と判定する。
10S<CL              ・・・(1
0)補正ランレングスCLが次式の条件を満たすとき、
スタートIDが有効と判定する。
2.58≦CL≦1O8・・・(11)テープスピード
はり−ルFGを用いて検出するため、リールFGの1周
期分に相当する時間、検出が遅れることがある。従って
、テープスピードV、には検出誤差が生じる可能性があ
る。上述のサーチマーク検出方法では、テープスピード
Vtの誤差が0.5倍から2倍以内に抑えられれば、誤
検出をすることはない。
なぜなら、リードアウトエリアIDのランレングスは2
18秒なので、テープスピードVtの誤差によって、0
.5*21 S= 10.5S秒から2*21S=42
S秒まで取り得るが、(10)式を満足する。なお、*
印は掛は算を示す。また、スタートIDのランレングス
は58秒なので、テープスヒ−)’ V t ノ誤差ニ
ヨッテ、0.5*5S=2.5S秒から2*53=10
S秒まで取り得るか、(11)式を満足する。リードア
ウトエリアIDもスター)IDも無効な区間のランレン
グスは8秒なので、テープスピードvtの誤差によって
、0.5木S=0.5S秒から2*5=2S秒まで取り
得るか、(10)式も(11)式も満足しない。
以上説明したような手順によって、従来のデータ再生装
置は高速サーチ時にテープスピードが変化している状態
でも確実にスタートI Dl  リードアウトエリアI
D等のサーチマークを確実に検出することができる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来のデータ検出装置のようなり−
ルFG周期の計測値よりテープスピードを割り出す方法
は、テープ上の信号の記録の有無に関係なく、どんな場
合でもテープスピード情報を得られるという利点をもつ
反面、テープの巻きむら等によって検出周期の精度が低
下し、それが原因でスタートI D、  リードアウト
エリアID等のサーチマークを誤検出する等の課題があ
った。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため本発明のデータ再生装置は、エ
ンベロープ変調して記録されたテープからの再生信号か
らエンベロープを復調するエンベロープ復調手段と、前
記エンベロープ復調手段の復調した復調信号のランレン
グスを検出するランレングス検出手段と、前記ランレン
グス検出手段の検出したランレングス値の内、特定の範
囲のランレングス値のみを選択するランレングス選択手
段と、前記ランレングス選択手段から出力されるランレ
ングス値を記憶するランレングス記憶手段と、前記ラン
レングス選択手段から出力されるランレングス値と、前
記ランレングス記憶手段に記憶されたランレングス値と
に基づいてデータを検出するデータ検出手段とを備えた
ものである。
また、本発明のデータ再生装置は、エンベロープ変調し
て記録されたテープからの再生信号からエンベロープを
復調するエンベロープ復調手段と、前記エンベロープ復
調手段の復調した復調信号のランレングスを検出するラ
ンレングス検出手段と、前記ランレングス検出手段の検
出したランレングス値の内、特定の範囲のランレングス
値のみを出力するランレングス選択手段と、前記ランレ
ングス選択手段から出力されるランレングス値を記憶す
る複数のランレングス記憶手段と、前記複数のランレン
グス記憶手段に記憶されたランレングス値に基づいて補
間演算を行う演算手段と、テープスピードを検出するテ
ープスピード検出手段と、前記テープスピード検出手段
から出力されるテープスピード情報と、前記演算手段の
演算結果と、前記ランレングス検出手段で検出されたラ
ンレングス値とに基づいてデータを検出するデータ検出
手段とを備えたものである。
また、本発明のデータ再生装置は、テープスピードを検
出するテープスピード検出手段と、特性の切り換えが可
能なフィルタと、前記テープスピード検出手段から出力
されるテープスピード情報に基づいて前記フィルタの特
性を切り換える特性切換手段と、前記フィルタの出力信
号からデータを検出するデータ検出手段とを備えたもの
である。
作用 本発明のデータ再生装置は上記した構成によって、過去
に計測されたエンベロープのランレングスを用いて現在
のランレングスを評価し、高速サーチ時にテープスピー
ドが変化している状態でも確実にスタートI D、  
リードアウトエリアID等のサーチマークを検出するこ
とができる。
また、本発明のデータ再生装置は上記した構成によって
、過去に計測された複数のエンベロープのランレングス
値を用いて現在のランレングスを推定することにより、
精度の高いランレングスの評価が可能になり、その結果
、高速サーチ時にテープスピードが大きく変化している
状態でも確実にスタートI D、  リードアウトエリ
アID等のサーチマークを検出することができる。
さらに、計測されたリールFG周期より得られたテープ
スピード情報によって、過去に計測されタエンベロープ
のランレングスをチエツクすることによってドロップア
ウト等によって誤ったランレングス値を採用してしまう
ことのない信頼性の高いエンベロープ復調を実現するこ
とができる。
また、本発明のデータ再生装置は上記した構成によって
、テープスピードによって複数のフィルタを切り換えて
用いることによって、テープスピードが非常に高い場合
でも、エンベロープ成分の抽出に対して最適なカットオ
フ周波数をもつフィルタを選択し、信頼性の高いエンベ
ロープ復調を実現することができる。
実施例 以下、本発明のデータ再生装置における第1の実施例に
ついて図面を用いて説明する。
本実施例は、ランレングス計測部によって計測されたラ
ンレングス情報をもとにエンベロープの復調を行う際に
過去のランレングス情報を用いて現在のランレングスの
判定を行うことを特徴とするものである。
第1図は本発明の第1の実施例のデータ再生装置を含む
記録再生装置の構成を示すブロック図である。
第1図において、101〜104および106〜110
までは従来例で示した第9図と同様なので説明を省略す
る。システム制御部105はエンベロープ復調部108
から出力されるランレングス情報を取り込んで、スター
トIDもリードアウトエリアIDも立っていないと判断
されたフレームノランレングス情11ノーマルフレーム
ランレングス記憶部111に記憶する。なお、スタート
IDもリードアウトエリアIDも立っていないフレーム
をノーマルフレームと呼ぶことにする。ノーマルフレー
ムランレングス記憶部111はシステム制御部105か
ら送出されたノーマルフレームのランレングスを記憶す
る。
第2図はシステム制御部105の処理を示すフローチャ
ートである。なお、システム制御部105はマイクロプ
ロセッサ等によって実現される。
また、再生するテープは従来例で説明したのと同様に記
録再生装置によって記録されたものとする。
第2図において701はスター)IDカウンタSCに整
数Nを代入する処理を示す。整数Nは記録再生モード設
定部106より設定されるサーチ目標の相対曲番である
。例えば、現在の曲より3面光の曲をサーチしたい場合
、N:3とする。
702はノーマルフレームランレングス記憶部111の
ノーマルフレームのランレングスPに初期値8秒を代入
する処理を示す。Sは通常再生時のノーマルフレームの
エンベロープがハイレベルの区間のランレングスである
。なお、通常再生とは記録時と同しテープスピードで再
生することを示す。703はメカニズム制御部102に
対して高速サーチのスタートを指令する処理を示す。7
04はエンベロープ復調部108から入力されたランレ
ングス情報LLが更新されたか否かをチエ−/りし、更
新されていなければもう1度同じ処理を繰り返し、更新
されていれば処理705に分岐する処理を示す。705
はエンベロープ復調部108から入力されたランレング
ス情報LLがノーマルフレームランレングス記憶部11
1に記憶されたノーマルフレームのランレングスPの1
0倍より太きいとき処理706に分岐し、そうでないと
き処理707に分岐する処理を示す。スター)ID、リ
ードアウトエリアIDの長さは、通常再生時の再生時間
に換算すると、それぞれ5Sと218であるので、ラン
レングス情報LLかノーマルフレームランレングス記憶
部111に記憶されたノーマルフレームのランレングス
Pの10倍より大きいときは、リードアウトエリアID
が立っていると判断し、処理706を実行する。
706はリードアウトエリアIDを検出したときに、何
効な記録エリアが終了したと判断して高速サーチを終了
する為にメカニズム制御部102にテープ走行の停止を
指示する処理を示す。
一方、処[707はランレングス情報LLがノーマルフ
レームランレングス記憶部111ζこ記憶すしたノーマ
ルフレームのランレングスPの2゜5倍以上で、かつ1
0倍以下のとき、スタートIDが立っていると判断して
処理709に分岐し、そうでない場合はノーマルフレー
ムと判断して処理708に分岐する処理を示す。
処理704から706は検出されたランレングス情報か
らもとのデータ、すなわちスタートID。
リードアウトエリアIDを検出する処理である。
708はノーマルフレームと判定された場合に、ランレ
ングス情filllLLをノーマルフレームのランレン
グス記憶部111のPに代入する処理を示す。
この処理によって、ランレングス記憶部111には常に
最新のノーマルフレームのランレングスが記憶されるこ
とになる。次回のランレングス情報の判定は、この最新
のノーマルフレームのランレングスを用いて行われるた
め、テープスピードが変化している状態でも処理705
と処理707において、スタートIDかリードアウトエ
リアIDか、あるいはノーマルフレームかを正確に判定
することができる。
709は処理707でスター)IDが立っていると判断
された場合にスタートIDカウンタをデクリメントする
処理を示す。
710はスター)IDカウンタSCが“0”のとき処理
711に分岐し、 ′0”でないとき処理704に分岐
する処理を示す。スター)IDカウンタが“0”になる
ということはN個目のスタートIDを検出したことを意
味する。すなわち、N曲目の先頭に達したことを意味す
る。
711はメカニズム制御部102にテープ走行の停止を
指示する処理を示す。
712はメカニズム制御部102に頭出し処理を指示す
る処理を示す。頭出し処理とは、−旦テープを少し巻き
戻してから再生モードに入る処理である。
713はメカニズム制御部102より送出されるテープ
終端フラグをチエツクして、終端であれば処理714を
実行し、終端でなければ同じ処理を繰り返す処理を示す
714はメカニズム制御部102にテープ走行の停止を
指示する処理を示す。
以上説明したように本実施例では、ノーマルフレームの
ランレングスを常に更新し、その値を用いて新たなフレ
ームのランレングスの評価を行うことによって、テープ
スピードが変化しても誤ることなくエンベロープ復調を
行うことができる。
次に、本発明のデータ再生装置における第2の実施例に
ついて図面を用いて説明する。
本実施例は第1の実施例におけるデータ再生装置をさら
に改良したものであり、ランレングス計測部によって計
測されたランレングス情報をもとにエンベロープの復調
を行う際に、過去の複数のノーマルフレームのランレン
グス情報を用いて現在のノーマルフレームのランレング
スを演算によって推定し、ノーマルフレームかスタート
IDかリードアウトエリアIDかの判定を行うことを特
徴とする。これによって、テープスピードか大幅に変化
しても正確にノーマルフレームかスタートIDかリード
アウトエリアIDかの判定をすることができる。さらに
、ノーマルフレームのランレングス情報の信頼性が低い
と判断された場合は、テープスピードから求めたノーマ
ルフレームのランレングスを用いて、ノーマルフレーム
かスタートIDかリードアウトエリアIDかの判定を行
う。
第3図は本発明の第2の実施例のデータ再生装置を含む
記録再生装置の構成を示すブロック図である。
第3図において、101〜104および106〜110
までは第9図と同様なので説明を省略する。システム制
御部105はエンベロープ復調部から出力されるランレ
ングス情報を取り込んで、スタートIDもリードアウト
エリアIDも立っていないと判断されたフレームのラン
レングス情報をilのノーマルフレームランレングス記
憶ff1111に記憶する。なお、スタートIDもリー
ドアウトエリアIDも立っていないフレームをノーマル
フレームと呼ぶことにする。第1のノーマルフレームラ
ンレングス記憶部111はシステム制御部105から送
出されたノーマルフレームのランレングスを記憶する。
第2のノーマルフレームランレングス記憶部112は、
第1のノーマルフレームランレングス記憶部111に記
録されたランレングスを記憶する。すなわち、第1のノ
ーマルフレームランレングス記憶部111にはすでに計
測を完了したランレングス情報の中の最新の情報が格納
されており、第2のノーマルフレームランレングス記憶
部112には第1のノーマルフレームランレングス記憶
部111に格納されているランレングス情報の一つ前の
ランレングス情報が記憶される。
第4図はシステム制御部105の処理を示すフローチャ
ートである。なお、システム制御部105はマイクロプ
ロセッサ等によって実現される。
また、再生するテープは従来例で説明したのと同様に記
録再生装置によって記録されたものとする。
第4図において、701はスター)IDカウンタSCに
整数Nを代入する処理を示す。整数Nは記録再生モード
設定部106より設定されるサーチ目標の相対曲番であ
る。例えば、現在の曲より3画先の曲をサーチしたい場
合、N22とする。
702は第1のノーマルフレームランレングス記憶部1
11のP−+と第2のノーマルフレームランレングス記
憶部112のP−2にノーマルフレームのランレングス
の初期値8秒を代入する処理を示す。
703はメカニズム制御部102に対して高速サーチの
スタートを指令する処理を示す。
721はタイマレジスタTMに“O”を代入する処理を
示す。
722はタイマレジスタTMをインクリメントする処理
を示す。
723はタイマレジスタTMがタイマ設定値MAXに達
したとき処理725に分岐し、そうでないとき処理70
4に分岐する処理を示す。
704はエンベロープ復調部108から入力されたラン
レングス情報LLが更新されたか否かをチエツクし、更
新されていなければもう1度同じ処理を繰り返し、更新
されていれば処理705に分岐する処理を示す。
処理721〜704によって、ランレングスの更新が一
定時間行われなかった場合は処理725に分岐し、ノー
マルフレームのランレングスを推定する。
705はエンベロープ復調部108から入力されたラン
レングス情報LLがレジスタPの値、すなわちノーマル
フレームのランレングスの推定値の10倍より大きいと
き、処理706に分岐し、そうでないとき処理707に
分岐する処理を示す。
スタートI D、  リードアウトエリアIDの長さは
、通常再生時の再生時間に換算すると、それぞれ5Sと
218であるので、ランレングス情報f報1.Lがノー
マルフレームのランレングスの予測値であるレジスタP
の値の10倍より大きいときはリードアウトエリアID
が立っていると判断し、処理706を実行する。
706はリードアウトエリアIDを検出したときに、膏
効な記録エリアが終了したと判断して高速サーチを終了
する為に、メカニズム制御部102にテープ走行の停止
を指示する処理を示す。
一方、処理707はランレングス情報LLかノーマルフ
レームのランレングスの予測値でアルレジスタPの値の
2.5倍以上で、10倍以下のとき、スター)IDが立
っていると判断して処理720に分岐し、そうでない場
合はノーマルフレームと判断して処理708に分岐する
処理を示す。
708は第1のノーマルフレームランレングス記憶部1
11のP−+に最新のノーマルフレームのランレングス
情報LLを代入する処理を示す。
715は前回のランレングス情報がスタートIDであっ
たことを示すスタートIDフラグPL、Bが“O”のと
き処理716に分岐し、 ′1”のとき処理717に分
岐する処理を示す。
716は第2のノーマルフレームランレングス記憶部1
12のP−2に第1のノーマルフレームランレングス記
憶部111のP−+の値を代入する処理を示す。
717は第2のノーマルフレ−ムラ7レノグス記憶部1
12のP−2に最新のノーマルフレームのランレングス
情報LLを代入する処理を示す。
718は次のノーマルフレームのランレ/グスヲ今回ト
前回のノーマルフレームのランレングスを用いて推定す
る次式(12)の演算を行い、レジスタPに代入する。
P”2P−2−P−2・・・(12) 719はスター)IDが検出されなかったことを示すた
め、スタートIDフラグPLBを“0”にする処理であ
る。
724は処理718までの処理で求められた次のノーマ
ルフレームのランレングスの推定値Pかテープスピード
から推定したノーマルフレームのランレングスP、に近
いか否かを判定する。PUは下式で表される。
P u = S / V 。
Sは通常再生時のノーマルフレームのランレングスを表
し、Vtはテープスピード計算部110で計算されたテ
ープスピードを示す。処理724では処理718までの
処理で求められた次のノーマルフレームのランレングス
Pの推定値が、テープスピードから推定したノーマルフ
レームのランレングスP、の0. 5倍から1.5倍の
間に入っているとき処理721に分岐する。すなわち、
処理724は処理718までの処理で計測されたランレ
ングスより求められた次のノーマルフレームのランレン
グスの推定値Pを採用する。そうでない場合は、上記ラ
ンレングスの推定値Pの信頼性が低いとみて処理725
に分岐して、テープスピードから推定したノーマルフレ
ームのランレングスPりを次のノーマルフレームのラン
レングスの推定値とする。
720はスター)IDが検出されたことを示すため、ス
タートIDフラグPLBを“1”にする処理である。
709は処理707でスター)IDが立っていると判断
された場合にスター)IDカウンタをデクリメントする
処理を示す。
710はスタートIDカウンタSCが“O”のとき処理
711に分岐し uO”でないとき処理721に分岐す
る処理を示す。スター)IDカウンタが“O”になると
いうことは、N個めのスター)IDを検出したことを意
味する。すなわち、N曲目の先頭に達したことを意味す
る。
711はメカニズム制御部102にテープ走行の停止を
指示する処理を示す。
712はメカニズム制御部102に頭出し処理を指示す
る処理を示す。頭出し処理とは、−旦テープを少し巻き
戻してから再生モードに入る処理である。
713はメカニズム制御部102より送出されるテープ
終端フラグをチエツクして、終端であれば処理714を
実行し、終端でなければ同じ処理を繰り返す処理を示す
714はメカニズム制御部102にテープ走行の停止を
指示する処理を示す。
次に、テープスピードが上昇している状態での本実施例
におけるデータ再生装置の動作について説明する。
第5図はテープスピードが上昇している状態でのエンベ
ロープ復調部108の中のコンパレータ502(第13
図参照)の出力信号R8GとテープスピードTPSPを
示す。ランレングス計測部503(第13図参照)は出
力信号R5Gのハイ区間のランレングスを計測して、シ
ステム制御部105に送出する。
第5図において、ハイ区間Aとハイ区間Bをそれぞれ、
第2のノーマルフレームのランレングスP−2=8Tと
第1のノーマルフレームのランレングスp−+=e’r
として採用した場合、(12)式より、次のハイ区間の
ランレングスの予測値Pは4Tとなり、ハイ区間Cのラ
ンレングスP、と同しになる。
もちろん、これはテープスピードTPSPか直線的に上
昇しているから一致するのであって、実際のテープスピ
ードの上昇か非線形であれば一致はしない。しかし、第
1の実施例の場合のように前回の値のみを用いるよりは
誤差が少な(なる。第1の実施例を第5図のようなテー
プスピード変化に対して適用した場合には、)\イ区間
Bの値を予測値とすることになるので予測値は6Tとな
り、第2の実施例のデータ再生装置を採用した場合より
誤差が大きい。
一方、ノーマルフレームのランレングスの計測値から次
のノーマルフレームのランレングスを推定する場合、補
助チャネル再生信号にエラーがなく、カッノーマルフレ
ームが継続的に記録サレテいる場合は精度の高い推定が
できるが、補助チャネル再生信号にエラーが発生したと
き、あるいは無記録の部分が発生する場合は、ノーマル
フレームのランレングスの計測値が誤る、あるいはラン
レングスが計測できない場合がある。
このような場合でも第2の実施例のデータ再生装置は、
上述のようにランレングスの計測値が一定時間以上更新
されない場合、あるいは計測されたランレングスがテー
プスピードから見積もったランレングスと大きく異なる
場合は、テープスピードから求めたノーマルフレームの
ランレングスの推定値を採用することによって信頼性の
高いスタートIDとリードアウトエリアIDの検出がで
きる。なお、リールFG回転周期検出部109とテープ
スピード計算部110によってテープスピードを計算す
方法は、従来例の項で説明した通りである。
次に、本発明のデータ再生装置における第3の実施例に
ついて図面を用いて説明する。
従来例のデータ再生装置では、エンベロープ復調を行う
に当たって、第13図に示されるようにローパスフィル
タ501を用いて補助チャネル再生信号の高域成分を取
り除き、その後、コンパレータ502で2値信号に変換
し、ハイ区間のランレングスをランレングス計測部50
3で計測していた。第6図(a)は通常再生時のノーマ
ルフレームの補助チャネル再生信号に含まれる信号の周
波数とローパスフィルタ501の特性を示した図である
第6図(a)から第6図(c)において、FILはロー
パスフィルタの特性を示す。CFはローパスフィルタの
カットオフ周波数を示す。横軸は周波数、縦軸はゲイン
を示す。AUXはノーマルフレームの補助チャネル再生
信号に含まれる信号の周波数を示し、SFは信号周波数
の範囲を示し、EFはエンベロープ信号、すなわち、エ
ンベロープ変調の周波数を示す。
第6図(a)でわかるように、通常再生時には信号周波
数範囲SFは12KHzから48KHzで、カットオフ
周波数CFは500Hzより高く、エンベロープ変調周
波数EFは25Hzで、カットオフ周波数CF=500
Hzより低いので、信号成分たけがカットされ、エンベ
ロープ変調成分は通過する。テープスピードが速くなっ
たとき、再生信号中のエンベロープ変調周波数が高くな
る。
エンベロープ変調周波数EFか、カットオフ周波数CF
以下であればエンベロープ変調成分は通過するが、それ
よりもテープスピードが速くなると再生信号中のエンベ
ロープ変調周波数がカットオフ周波数CFより高くなり
、エンベロープ変調成分がローパスフィルタを通過しな
くなるので、工ンベロープのハイ区間のランレングスの
計測かできなくなり、スタートIDとリードアウトエリ
アIDの検出が難しくなる。
例えば、テープスピードが40倍になったとき再生信号
中のエンベロープ変調周波数EFはIKHzになるので
、ローパスフィルタを通過しない。
また、ノーマルフレームのエンベロープ成分は、その立
ち上がりエツジあるいは立ち下がりエツジの発生数をカ
ウントすることによって、テープ上の相対的な位置を判
定する用途にも用いられるため、ノーマルフレームのエ
ンベロープ成分がローパスフィルタを通過しないことは
再生装置にとっては性能の低下につながる。
本発明の第3の実施例のデータ再生装置は、異なるカッ
トオフ周波数をもつ2つのフィルタをテープスピードに
よって切り換えることによって、上記の問題点を解決す
るものである。
第7図は本発明の第3の実施例のデータ再生装置を含む
記録再生装置の構成を示すブロック図である。
第7図において、101〜104および106゜107
および109〜112までは第3図と同様なので説明を
省略する。
システム制御部105は、第2の実施例で説明したスタ
ートIDとリードアウトエリアIDの検出処理に加えて
、テープスピード検出部110から入力されるテープス
ピード情報をもとにフィルタセレクト信号FILSEL
を生成し、エンベロープ復調部108に送出する。フィ
ルタセレクト信号FILSELの条件は下記の通りであ
る。
テープスピードが10倍速以下二〇 テープスピードが10倍速以上= 1 工ンベロープ復調部108は、システム制御部105か
ら送出されたフィルタセレクト信号FILSELによっ
て内部のフィルタ特性を切り換える。
第8図はエンベロープ復調部108の構成を示すブロッ
ク図である。
ローパスフィルタ501はカットオフ周波数CFか50
0Hzである。第6図(a)のFILは、このフィルタ
の特性を示す。
ローパスフィルタ504はカットオフ周波数CFが20
KHzである。第6図(c)のFILは、このフィルタ
の特性を示す。
セレクタ505はフィルタセレクト信号FILSELが
“O”のときローパスフィルタ501の出力信号を選択
し、 ′1”のときローパスフィルタ504の出力信号
を選択する。
したがって、テープスピードが10倍以下のときはカッ
トオフ周波数が500Hzのローパスフィルタ501が
選択され、テープスピードが10倍以上のときはカット
オフ周波数が20KHzのローパスフィルタ504が選
択される。
テープスピードが通常再生時の10倍になったとき、再
生信号中のエンベロープ変調周波数は250Hzになる
ので、カットオフ周波数が500Hzのローパスフィル
タ501を通過する。しかも信号周波数は120KHz
から480KHzにナルノで、ローパスフィルタ501
を通過しないので問題ない。
次に、テープスピードが通常再生時の10倍のまま、フ
ィルタをカットオフ周波数が20KHzのローパスフィ
ルタ504に切り換えると、再生信号中のエンベロープ
変調周波数は250Hzになるのでローパスフィルタ5
01を通過する。しかも信号周波数は、120KHzか
ら480KH2になるのでローパスフィルタ501を通
過しないので問題ない。
したがって、フィルタの切り換え点である10倍速では
、どちらのフィルタでも使える。
第6図(b)は、ローパスフィルタ501を選択したま
まテープスピードを40倍にした場合である。この場合
、再生信号中のエンベロープ変調周波数はIKHzにな
り、信号周波数は480KH2から1920KHzにな
るので、再生信号中のエンベロープ変調周波数は、カッ
トオフ周波数が500Hzであるローパスフィルタ50
1は通過しない。
ところが本実施例の方式に基づいて、テープスピードが
10倍以上のとき、カットオフ周波数が20KHzであ
るローパスフィルタ504を選択すると、再生信号中の
エンベロープ変調成分は通過する。
以上のように本発明の第3の実施例のデータ再生装置を
用いることによって、テープスピードが非常に速い状態
でも、スタートID、  リードアウトエリアIDの検
出がてきるとともに、再生信号中のエンベロープ成分の
エツジをカウントすることによって精度の高い、テープ
カウンタを提供することができる。
発明の効果 以上のように本発明は、過去に計測されたエンベロープ
のランレングスを用いて現在のランレングスを評価する
ことによって、高速サーチ時にテープスピードか変化し
ている状態でも確実にスタートI D、  リードアウ
トエリアID等のサーチマークを確実に検出することが
できる。
また、過去に計測された複数のエンベロープのランレン
グス値を用いて現在のランレングスを推定することによ
り、精度の高いランレングスの評価か可能になり、その
結果エンベロープ復調の信頼性が高くなる。
さらに、計測されたり−ルFG周期より得られたテープ
スピード情報によって、過去に計測されタエンベロープ
のランレングスをチエツクすることによって、ドロップ
アウト等によって誤ったランレングス値を採用してしま
うことのない信頼性の萬いエンベロープ復調を実現する
ことができる。
また、テープスピードによってフィルタの特性を切り換
えて用いることができるので、テープスピードが非常に
高い場合でもエンベロープ成分の抽出に対して最適なカ
ットオフ周波数をもつフィルタを選択し、信頼性の高い
エンベロープ復調を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例におけるデータ再生装置
を含む記録再生装置の構成を示すブロック図、第2図は
同実施例のシステム制御部105の処理を示すフローチ
ャート、第3図は本発明の第2の実施例におけるデータ
再生装置を含む記録再生装置の構成を示すブロック図、
第4図は同実施例のシステム制御部105の処理を示す
フローチャート、第5図はテープスピードが上昇してい
る状態でのエンベロープ復調部108の中のコンパレー
タ502の出力信号R3GとテープスピードTPSPを
示す波形図、第6図はノーマルフレームの補助チャネル
再生信号に含まれる信号の周波数とローパスフィルタ5
01の特性を示した周波数特性図、第7図は本発明の第
3の実施例におけるデータ再生装置を含む記録再生装置
の構成を示すブロック図、第8図は同実施例のエンベロ
ープ復調部108の構成を示すブロック図、第9図は従
来のデータ再生装置を含む記録再生装置の構成を示すブ
ロック図、第10図は同従来例の装置によって記録され
たテープの記録トラックパターン図、第11図は同従来
例のエンベロープ変調部107の構成を示すブロック図
、第12図は同従来例のエンベロープ変調部107の動
作を示すタイミングチャート、第13図は同従来例のエ
ンベロープ復調部108の構成を示すブロック図、第1
4図はリールに巻き付いたテープを示す模式図である。 101・・・カセット、  102・・・メカニズム制
御部、  103・・・記録ヘッドおよび再生ヘッド、
104・・・記録再生部、  105・・・システム制
御部、10θ・・・記録再生モード設定部、  107
・・・エンベロープ変調部、  108・・・エンベロ
ープ復調部、109・・・リール回転周期検出部、  
110・・・テープスピード計算部、   111.1
12・・・ノーマルフレームランレングス記憶部、  
501,504・・・ローパスフィルタ、  505・
・・セレクタ。 代理人の氏名 弁理士 小鍜治 明 ほか2名第4図 d        jt         Q+/  
            +/           
     JΣ Qコ 第10図 チー7°下j島 手続補正書(方式) 平成 3年 2月12日 平成 2年特許願第280088号 2 発明の名称 データ再生装置 3 補正をする者 事件との関係    特 許 出 願 人任 所  大
阪府門真市大字門真1006番地名 称  (582)
  松下電器産業株式会社代表者      谷  井
  昭  雄4  代  理  人     〒571
住 所  大阪府門真市大字門真1006番地5 補正
命令の日付 図面 第4図(”2a+)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エンベロープ変調して記録されたテープからの再
    生信号からエンベロープを復調するエンベロープ復調手
    段と、 前記エンベロープ復調手段の復調した復調信号のランレ
    ングスを検出するランレングス検出手段と、 前記ランレングス検出手段で検出されたランレングス値
    を記憶するランレングス記憶手段と、前記ランレングス
    検出手段で検出されたランレングス値と、前記ランレン
    グス記憶手段に記憶されたランレングス値とに基づいて
    データを検出するデータ検出手段とを備えたデータ再生
    装置。
  2. (2)エンベロープ変調して記録されたテープからの再
    生信号からエンベロープを復調するエンベロープ復調手
    段と、 前記エンベロープ復調手段の復調した復調信号のランレ
    ングスを検出するランレングス検出手段と、 前記ランレングス検出手段の検出したランレングス値の
    うち、特定の範囲のランレングス値のみを選択するラン
    レングス選択手段と、 前記ランレングス選択手段から出力されるランレングス
    値を記憶するランレングス記憶手段と、前記ランレング
    ス選択手段から出力されるランレングス値と、前記ラン
    レングス記憶手段に記憶されたランレングス値とに基づ
    いてデータを検出するデータ検出手段とを備えたデータ
    再生装置。
  3. (3)エンベロープ変調して記録されたテープからの再
    生信号からエンベロープを復調するエンベロープ復調手
    段と、 前記エンベロープ復調手段の復調した復調信号のランレ
    ングスを検出するランレングス検出手段と、 前記ランレングス検出手段の検出したランレングス値の
    内、特定の範囲のランレングス値のみを出力するランレ
    ングス選択手段と、 前記ランレングス選択手段から出力されるランレングス
    値を記憶する複数のランレングス記憶手段と、 前記複数のランレングス記憶手段に記憶されたランレン
    グス値に基づいて補間演算を行う演算手段と、 前記演算手段の演算結果と、前記ランレングス検出手段
    で検出されたランレングス値とに基づいてデータを検出
    するデータ検出手段とを備えたデータ再生装置。
  4. (4)演算手段は、複数のランレングス記憶手段に記憶
    されたランレングス値をもとに線形補間演算を行う請求
    項3記載のデータ再生装置。
  5. (5)エンベロープ変調して記録されたテープからの再
    生信号からエンベロープを復調するエンベロープ復調手
    段と、 前記エンベロープ復調手段の復調した復調信号のランレ
    ングスを検出するランレングス検出手段と、 前記ランレングス検出手段の検出したランレングス値の
    うち、特定の範囲のランレングス値のみを出力するラン
    レングス選択手段と、 前記ランレングス選択手段から出力されるランレングス
    値を記憶するランレングス記憶手段と、テープスピード
    を検出するテープスピード検出手段と、 前記テープスピード検出手段から出力されるテープスピ
    ード情報と、前記ランレングス選択手段から出力される
    ランレングス値と、前記ランレングス記憶手段に記憶さ
    れたランレングス値とに基づいてデータを検出するデー
    タ検出手段とを備えたデータ再生装置。
  6. (6)データ検出手段は、 ランレングス検出手段から出力されるランレングス値が
    一定時間以上更新されないことを検出する無更新検出手
    段と、 テープスピード検出手段から出力されるテープスピード
    情報からランレングスの推定値を算出するランレングス
    推定手段とで成り、 前記無更新検出手段が前記ランレングス検出手段から出
    力されるランレングス値が一定時間以上更新されないこ
    とを検出したとき、前記ランレングス推定手段の出力す
    るランレングス推定値に基づいてデータを検出する請求
    項5記載のデータ再生装置。
  7. (7)データ検出手段は、 テープスピード検出手段から出力されるテープスピード
    情報からランレングスの推定値を算出するランレングス
    推定手段と、 前記ランレングス推定手段の出力するランレングス推定
    値に基づいてランレングス検出手段から出力されるラン
    レングス値が有効か否かを判定するランレングス判定手
    段とで成り、 前記ランレングス判定手段が前記ランレングス検出手段
    から出力されるランレングス値を無効と判定したとき、
    前記ランレングス推定手段の出力するランレングス推定
    値に基づいてデータ検出を行う請求項5記載のデータ再
    生装置。
  8. (8)テープスピード検出手段は、リールの回転周期を
    検出するリール回転周期検出部と、前記リール回転周期
    検出部で検出されたリール回転周期に基づいてテープス
    ピードを計算するテープスピード計算部とで成る請求項
    5、6また7記載のデータ再生装置。
  9. (9)エンベロープ復調手段は、再生信号を濾波するロ
    ーパスフィルタと、前記ローパスフィルタの出力信号の
    レベルを判定するコンパレータとで成る請求項1〜8の
    いずれかひとつに記載のデータ再生装置。
  10. (10)テープスピードを検出するテープスピード検出
    手段と、 特性の切り換えが可能なフィルタと、 前記テープスピード検出手段から出力されるテープスピ
    ード情報に基づいて前記フィルタの特性を切り換える特
    性切換手段と、 前記フィルタの出力信号からデータを検出するデータ検
    出手段とを備えたデータ再生装置。
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