JPH04172193A - アルミニウム系母材への肉盛り合金化方法 - Google Patents
アルミニウム系母材への肉盛り合金化方法Info
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- JPH04172193A JPH04172193A JP2295673A JP29567390A JPH04172193A JP H04172193 A JPH04172193 A JP H04172193A JP 2295673 A JP2295673 A JP 2295673A JP 29567390 A JP29567390 A JP 29567390A JP H04172193 A JPH04172193 A JP H04172193A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
(産業上の利用分野)
この発明は、アルミニウム系母材への耐熱性。
耐摩耗性、耐食性等に優れた銅系肉盛り用合金材料を肉
盛り合金化するのに利用されるアルミニウム系母材への
肉盛り合金化方法に関するものである。 (従来の技術) 従来、アルミニウム系母材へ銅系肉盛り用合金材料を肉
盛り合金化する方法としては、例えば、特開昭62−1
6894号公報に記載されたものがあり、また、広くア
ルミニウム系部材に応用可能な肉盛り方法としては、例
えば、特開昭62−150014号公報に記載されてい
るものがある。 このような従来のアルミニウム系母材への肉盛り合金化
方法にあっては、母材よりのアルミニウムの希釈を小さ
く抑えて肉盛り層の化学組成をあまり変化させないで所
望の性能を得るものとなっていた。 (発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来の場合には、肉盛り層と母材との間
に中間層を設けているため、この中間層では母材より゛
アルミニウムの拡散がおこってアルミニラムリッチで硬
くて脆い合金層が形成され、研磨加工あるいは研削加工
時にこの部分でしばしばクラックの発生が見られるなど
実用材料として使用するにはまだまだ問題があるという
課題があった。 (発明の目的) この発明は、このような従来の課題にかんがみてなされ
たもので、肉盛り材である銅合金中のアルミニウム含有
量のみを所望の合金組成に比べてあらかじめ低く設定し
ておき、高密度エネルギ源による肉盛りを行って、母材
中のアルミニウムと合金化することにより所望の合金組
成を達成しかつ脆い中間合金層が形成されないようにす
ることにより、上記課題を解決し、これにより耐熱性。 耐摩耗性、耐食性等に優れたアルミニウム系部材を提供
することを目的としている。
盛り合金化するのに利用されるアルミニウム系母材への
肉盛り合金化方法に関するものである。 (従来の技術) 従来、アルミニウム系母材へ銅系肉盛り用合金材料を肉
盛り合金化する方法としては、例えば、特開昭62−1
6894号公報に記載されたものがあり、また、広くア
ルミニウム系部材に応用可能な肉盛り方法としては、例
えば、特開昭62−150014号公報に記載されてい
るものがある。 このような従来のアルミニウム系母材への肉盛り合金化
方法にあっては、母材よりのアルミニウムの希釈を小さ
く抑えて肉盛り層の化学組成をあまり変化させないで所
望の性能を得るものとなっていた。 (発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来の場合には、肉盛り層と母材との間
に中間層を設けているため、この中間層では母材より゛
アルミニウムの拡散がおこってアルミニラムリッチで硬
くて脆い合金層が形成され、研磨加工あるいは研削加工
時にこの部分でしばしばクラックの発生が見られるなど
実用材料として使用するにはまだまだ問題があるという
課題があった。 (発明の目的) この発明は、このような従来の課題にかんがみてなされ
たもので、肉盛り材である銅合金中のアルミニウム含有
量のみを所望の合金組成に比べてあらかじめ低く設定し
ておき、高密度エネルギ源による肉盛りを行って、母材
中のアルミニウムと合金化することにより所望の合金組
成を達成しかつ脆い中間合金層が形成されないようにす
ることにより、上記課題を解決し、これにより耐熱性。 耐摩耗性、耐食性等に優れたアルミニウム系部材を提供
することを目的としている。
(課題を解決するための手段)
この発明に係わるアルミニウム系母材への肉盛り合金化
方法は、アルミニウム系母材へ耐熱性。 耐摩耗性、耐食性等に優れた銅系肉盛り用合金材料を高
密度エネルギ源の照射により肉盛り合金化する方法であ
って、重量%で、AI:0〜5%、Ni:3〜6%、F
e:3〜6%を含有し、残部がCuおよび不可避的不純
物よりなる銅合金肉盛り材を粉末供給装置等により供給
し、高密度エネルギ源の照射により肉盛り合金化を行い
、母材中のアルミニウムと合金化することにより前記母
材と肉盛り合金化層との間に脆い中間合金層が形成され
ない肉盛合金化を行う構成としたことを特徴としており
、必要に応じて実施態様において、前記銅合金肉盛り材
を粉末により供給するに際して、前記粉末の供給量を1
0〜30 g/m i nとし、かつまた前記高密度エ
ネルギ源としてレーザを用いる場合において、レーザパ
ワー密度を240〜3000W/mm2とする構成とし
たことを特徴としており、このようなアルミニウム系母
材への肉盛り合金化方法に係わる発明の構成を前述した
従来の課題を解決するための手段としている。 次に、本発明において使用される銅系肉盛り材の金属組
成の限定理由を示す。 AIは引張り強さと硬さの向上に有効であるが、5重量
%超過では肉盛り合金化後、希釈により靭性を悪化させ
ることから、0〜5重量%とじた。 そして、より好ましくは0〜2重量%が良い。 Feは組織を効果的に微細化して強靭化するのに有効で
あるが、3重量%未満では効果が少なく、6重量%超過
であると合金の耐食性を劣化させる。 従って、Feは3〜6重量%とじた。 Niは組織を効果的に微細化して強靭化するのに有効で
あるが、Feの添加量との比が1.8を超えると分散状
態が一様でなくなる。従って、Niは3〜6重量%とじ
た。 さらに、本発明において採用される銅系肉盛り材の供給
態様および高密度エネルギ源について説明する 本発明において、銅系肉盛り材の供給態様としては、粉
末により供給するようになすことがより好ましく、この
場合に、粉末供給量は、10〜3Qg/minとするの
がとく好ましい。すなわち、粉末供給量がLog/mi
nよりも少ないと、母材アルミニウムの溶融に比べて粉
末の供給量が不足し、母材アルミニウムの希釈が多くな
りすぎて肉盛り層のアルミニウム合金量が10重量%を
超え、第6図に示すように靭性が低下する傾向となるた
めであり、反対に粉末供給量が30g/minよりも多
くなると、アルミニウム母材との界面に合金層が形成さ
れる傾向となるためである。 また、高密度エネルギ源としては、レーザを用いること
が可能であるが、この場合に、レーザパワー密度を24
0〜3000w/mm2とするのがとくに好ましい。す
なわち、レーザパワー密度が240w/mm2よりも小
さいとアルミニウム母材の溶融量が少なく、やはりアル
ミニウム母材との界面に合金層が形成される傾向となる
ためであり、反対に3000 w/mm2よりも大きい
と均一な肉盛り合金層得られるものの母材アルミニウム
の希釈が多くなりすぎて肉盛り層のアルミニウム含有量
が10重量%を超えるようになって第6図に示したよう
に靭性が低下する傾向となるためである。 (実施例) 実施例1 第1図は本発明の第1実施例に係わるアルミニウム系母
材への肉盛り合金化方法を実施している状態を示す概略
構成図であって、第1図において、1は高密度エネルギ
源であるレーザ光であり、図示しないレーザ発生装置か
ら照射され、集光レンズ2を通って適当な大きさに成形
されて処理面に照射される。3はアルミニウム系母材で
あり、このアルミニウム系母材3は、加工テーブル4に
より加工方向に移動される。このアルミニウム系母材3
上には良好な耐摩耗性を発揮する合金組成に比べて、A
I含有量のみを減じた粉末状の銅系肉盛り材5が、粉末
供給装置6より粉末供給用ノズル7によって供給される
。8は肉盛り合金化層である。 本発明では、アルミニウム系母材3による希釈を積極的
に起こさせるため銅系肉盛り材5とアルミニウム系母材
3中のAIが相互に拡散しあって均一でかつ母層との間
に脆い中間層が形成されず、結果的に合金組成として耐
熱性、耐摩耗性、耐食性等に優れる良好な肉盛り合金化
層8が得られる。 9はシールドガスてあり、肉盛り処理部を酸化反応など
から保護するために用いている。 本実施例では、銅系肉盛り材5として、重量%で、Al
:2%、Ni:5%、Fe:3%を含有し、残部がCu
および不可避的不純物よりなる粉末を用いた。また、そ
の粒径は平均100μmのものとした。レーザ照射条件
は、レーザ出力・3゜0kW、出力モード:マルチモー
ド、ビーム径:1.4mm、相対移動速度:5mm/s
、 シールドガス:Ar、 シールドガス流量:1
0 1/min、粉末供給量:15.42g/minと
して肉盛り合金化を行った。 また、比較の銅系肉盛り材5として、重量%で、Al:
10%、Ni:5%、Fe:3%を含有し、残部がCu
および不可避的不純物よりなる粉末を用い、その他のレ
ーザ照射条件は同一とした。 第2図は上述の如〈実施例1て得られたレーザ肉盛り合
金化層8の金属組織を示す顕微鏡写真、第3図は本発明
の実施例1で得られたレーザ肉盛り合金化層8の硬さ分
布を示すグラフ、第4図は本発明の比較例で得られたレ
ーザ肉盛り合金化層8の金属組織を示す顕微鏡写真、第
5図は本発明の比較例で得られたレーザ肉盛り合金化層
8の硬さ分布を示すグラフである。 第2図および第3図より明らかなように、本実施例によ
れば、アルミニウム系母材3と銅系肉盛り材5との間に
脆い中間層が形成されることなく肉盛り合金化が行われ
ていることがわかる一方、第4図および第5図より明ら
かなように、従来の方法では、アルミニウム系母材3と
銅系肉盛り材5との間に硬くて脆い中間層が形成されて
いることがわかる。 実施例2 次に、第2の実施例を示す。ここでは、銅系肉盛り材5
として、平均粒径 100μm、重量%で、AI:2%
、Ni:5%、Fe:3%を含有し、残部がCuおよび
不可避的不純物よりなる粉末を用い、出力モード:マル
チモード、相対移動速度+ 0. 2m/m i n、
シールドガス:Ar。 シールドガス流量:10 1/minは一定として、第
1表に示す各種レーザ照射条件で肉盛り合金化処理を行
い、これにより肉盛り合金化層8を形成した。 第7図は得られた肉盛り合金化層の特徴をまとめた結果
を示すグラフ、第8図は条件Cで得られたレーザ肉盛り
合金化層の金属組織を示す顕微鏡写真、第9図は条件し
て得られたレーザ肉盛り合金化層の金属組織を示す顕微
鏡写真、第10図は条件して得られたレーザ肉盛り合金
化層の硬さ分布を示す顕微鏡写真である。 第1表および第7図より明らかなように、粉末状の銅系
肉盛り材の粉末供給量を10〜30g/min、レーサ
バワー密度を240〜3500W/mm2の範囲内とし
た場合に、種々の肉盛り合金化層が得られていることか
わかる。 一方、第8図より明らかなように、銅系肉盛り材の粉末
供給量か10g/minより少ないと、アルミニウム母
材の溶融に比べて粉末の供給量が不足し、母材アルミニ
ウムの希釈が多くなりすきるため、肉盛り合金化層内で
クラックが発生していることがわかる。 また、第9図および第10図より明らかなように、レー
ザパワー密度が3000W/mm’を超えると均一な肉
盛り合金化層は得られるもののアルミニウム母材の希釈
量が多(なりすぎて硬さか必要以上に増大し、やはり肉
盛り合金化層内でクラックが発生していることがわかる
。 【発明の効果] 以上説明してきたように、この発明によれば、その構成
を肉盛り材である銅合金中のアルミニウム含有量のみを
所望の合金組成に比べてあらかじめ低く設定しておき、
高密度エネルギ源による肉盛り合金を行って、母材中の
アルミニウムと合金化することにより所望の合金組成を
達成しかつ脆い中間合金層が形成されない肉盛り合金化
を行うこととしたため、剥離やクラック等の欠陥の発生
が少なく、耐熱性、耐摩耗性、耐食性等に優れる良好な
肉盛り合金化層が得られ、耐熱性、耐摩耗性、耐蝕性等
に優れた軽量部材が提供できるという著大なる効果がも
たらされる。
方法は、アルミニウム系母材へ耐熱性。 耐摩耗性、耐食性等に優れた銅系肉盛り用合金材料を高
密度エネルギ源の照射により肉盛り合金化する方法であ
って、重量%で、AI:0〜5%、Ni:3〜6%、F
e:3〜6%を含有し、残部がCuおよび不可避的不純
物よりなる銅合金肉盛り材を粉末供給装置等により供給
し、高密度エネルギ源の照射により肉盛り合金化を行い
、母材中のアルミニウムと合金化することにより前記母
材と肉盛り合金化層との間に脆い中間合金層が形成され
ない肉盛合金化を行う構成としたことを特徴としており
、必要に応じて実施態様において、前記銅合金肉盛り材
を粉末により供給するに際して、前記粉末の供給量を1
0〜30 g/m i nとし、かつまた前記高密度エ
ネルギ源としてレーザを用いる場合において、レーザパ
ワー密度を240〜3000W/mm2とする構成とし
たことを特徴としており、このようなアルミニウム系母
材への肉盛り合金化方法に係わる発明の構成を前述した
従来の課題を解決するための手段としている。 次に、本発明において使用される銅系肉盛り材の金属組
成の限定理由を示す。 AIは引張り強さと硬さの向上に有効であるが、5重量
%超過では肉盛り合金化後、希釈により靭性を悪化させ
ることから、0〜5重量%とじた。 そして、より好ましくは0〜2重量%が良い。 Feは組織を効果的に微細化して強靭化するのに有効で
あるが、3重量%未満では効果が少なく、6重量%超過
であると合金の耐食性を劣化させる。 従って、Feは3〜6重量%とじた。 Niは組織を効果的に微細化して強靭化するのに有効で
あるが、Feの添加量との比が1.8を超えると分散状
態が一様でなくなる。従って、Niは3〜6重量%とじ
た。 さらに、本発明において採用される銅系肉盛り材の供給
態様および高密度エネルギ源について説明する 本発明において、銅系肉盛り材の供給態様としては、粉
末により供給するようになすことがより好ましく、この
場合に、粉末供給量は、10〜3Qg/minとするの
がとく好ましい。すなわち、粉末供給量がLog/mi
nよりも少ないと、母材アルミニウムの溶融に比べて粉
末の供給量が不足し、母材アルミニウムの希釈が多くな
りすぎて肉盛り層のアルミニウム合金量が10重量%を
超え、第6図に示すように靭性が低下する傾向となるた
めであり、反対に粉末供給量が30g/minよりも多
くなると、アルミニウム母材との界面に合金層が形成さ
れる傾向となるためである。 また、高密度エネルギ源としては、レーザを用いること
が可能であるが、この場合に、レーザパワー密度を24
0〜3000w/mm2とするのがとくに好ましい。す
なわち、レーザパワー密度が240w/mm2よりも小
さいとアルミニウム母材の溶融量が少なく、やはりアル
ミニウム母材との界面に合金層が形成される傾向となる
ためであり、反対に3000 w/mm2よりも大きい
と均一な肉盛り合金層得られるものの母材アルミニウム
の希釈が多くなりすぎて肉盛り層のアルミニウム含有量
が10重量%を超えるようになって第6図に示したよう
に靭性が低下する傾向となるためである。 (実施例) 実施例1 第1図は本発明の第1実施例に係わるアルミニウム系母
材への肉盛り合金化方法を実施している状態を示す概略
構成図であって、第1図において、1は高密度エネルギ
源であるレーザ光であり、図示しないレーザ発生装置か
ら照射され、集光レンズ2を通って適当な大きさに成形
されて処理面に照射される。3はアルミニウム系母材で
あり、このアルミニウム系母材3は、加工テーブル4に
より加工方向に移動される。このアルミニウム系母材3
上には良好な耐摩耗性を発揮する合金組成に比べて、A
I含有量のみを減じた粉末状の銅系肉盛り材5が、粉末
供給装置6より粉末供給用ノズル7によって供給される
。8は肉盛り合金化層である。 本発明では、アルミニウム系母材3による希釈を積極的
に起こさせるため銅系肉盛り材5とアルミニウム系母材
3中のAIが相互に拡散しあって均一でかつ母層との間
に脆い中間層が形成されず、結果的に合金組成として耐
熱性、耐摩耗性、耐食性等に優れる良好な肉盛り合金化
層8が得られる。 9はシールドガスてあり、肉盛り処理部を酸化反応など
から保護するために用いている。 本実施例では、銅系肉盛り材5として、重量%で、Al
:2%、Ni:5%、Fe:3%を含有し、残部がCu
および不可避的不純物よりなる粉末を用いた。また、そ
の粒径は平均100μmのものとした。レーザ照射条件
は、レーザ出力・3゜0kW、出力モード:マルチモー
ド、ビーム径:1.4mm、相対移動速度:5mm/s
、 シールドガス:Ar、 シールドガス流量:1
0 1/min、粉末供給量:15.42g/minと
して肉盛り合金化を行った。 また、比較の銅系肉盛り材5として、重量%で、Al:
10%、Ni:5%、Fe:3%を含有し、残部がCu
および不可避的不純物よりなる粉末を用い、その他のレ
ーザ照射条件は同一とした。 第2図は上述の如〈実施例1て得られたレーザ肉盛り合
金化層8の金属組織を示す顕微鏡写真、第3図は本発明
の実施例1で得られたレーザ肉盛り合金化層8の硬さ分
布を示すグラフ、第4図は本発明の比較例で得られたレ
ーザ肉盛り合金化層8の金属組織を示す顕微鏡写真、第
5図は本発明の比較例で得られたレーザ肉盛り合金化層
8の硬さ分布を示すグラフである。 第2図および第3図より明らかなように、本実施例によ
れば、アルミニウム系母材3と銅系肉盛り材5との間に
脆い中間層が形成されることなく肉盛り合金化が行われ
ていることがわかる一方、第4図および第5図より明ら
かなように、従来の方法では、アルミニウム系母材3と
銅系肉盛り材5との間に硬くて脆い中間層が形成されて
いることがわかる。 実施例2 次に、第2の実施例を示す。ここでは、銅系肉盛り材5
として、平均粒径 100μm、重量%で、AI:2%
、Ni:5%、Fe:3%を含有し、残部がCuおよび
不可避的不純物よりなる粉末を用い、出力モード:マル
チモード、相対移動速度+ 0. 2m/m i n、
シールドガス:Ar。 シールドガス流量:10 1/minは一定として、第
1表に示す各種レーザ照射条件で肉盛り合金化処理を行
い、これにより肉盛り合金化層8を形成した。 第7図は得られた肉盛り合金化層の特徴をまとめた結果
を示すグラフ、第8図は条件Cで得られたレーザ肉盛り
合金化層の金属組織を示す顕微鏡写真、第9図は条件し
て得られたレーザ肉盛り合金化層の金属組織を示す顕微
鏡写真、第10図は条件して得られたレーザ肉盛り合金
化層の硬さ分布を示す顕微鏡写真である。 第1表および第7図より明らかなように、粉末状の銅系
肉盛り材の粉末供給量を10〜30g/min、レーサ
バワー密度を240〜3500W/mm2の範囲内とし
た場合に、種々の肉盛り合金化層が得られていることか
わかる。 一方、第8図より明らかなように、銅系肉盛り材の粉末
供給量か10g/minより少ないと、アルミニウム母
材の溶融に比べて粉末の供給量が不足し、母材アルミニ
ウムの希釈が多くなりすきるため、肉盛り合金化層内で
クラックが発生していることがわかる。 また、第9図および第10図より明らかなように、レー
ザパワー密度が3000W/mm’を超えると均一な肉
盛り合金化層は得られるもののアルミニウム母材の希釈
量が多(なりすぎて硬さか必要以上に増大し、やはり肉
盛り合金化層内でクラックが発生していることがわかる
。 【発明の効果] 以上説明してきたように、この発明によれば、その構成
を肉盛り材である銅合金中のアルミニウム含有量のみを
所望の合金組成に比べてあらかじめ低く設定しておき、
高密度エネルギ源による肉盛り合金を行って、母材中の
アルミニウムと合金化することにより所望の合金組成を
達成しかつ脆い中間合金層が形成されない肉盛り合金化
を行うこととしたため、剥離やクラック等の欠陥の発生
が少なく、耐熱性、耐摩耗性、耐食性等に優れる良好な
肉盛り合金化層が得られ、耐熱性、耐摩耗性、耐蝕性等
に優れた軽量部材が提供できるという著大なる効果がも
たらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例によるアルミニウム系母材への
肉盛り合金化方法を示す概略構成図、第2図は本発明の
実施例1で得られたレーザ肉盛り合金化層の金属組織を
示す顕微鏡写真、第3図は本発明の実施例1で得られた
レーザ肉盛り合金化層の硬さ分布を示すグラフ、第4図
は本発明の比較例で得られたレーザ肉盛り合金化層の金
属組織を示す顕微鏡写真、第5図は本発明の比較例で得
られたレーザ肉盛り合金化層の硬さ分布を示すグラフ、
第6図は銅系肉盛り材中のアルミニウム含有量と機械的
特性との関係を表わすグラフ、第7図は得られた肉盛り
合金化層の特徴をまとめた結果を示すグラフ、第8図は
第1表の条件Cで得られたレーザ肉盛り合金化層の金属
組織を示す顕微鏡写真、第9図は第1表の条件して得ら
れたレーザ肉盛り合金化層の金属組織を示す顕微鏡写真
、第10図は第1表の条件して得られたレーザ肉盛り合
金化層の硬さ分布を示す顕微鏡写真である。 1・・・レーザ光(高密度エネルギ源)、3・・・アル
ミニウム系母材、5・・・銅系肉盛り材、8・・・肉盛
り合金化層。 特許出願人 日産自動車株式会社 代理人弁理士 小 塩 豊 第1111 第2図 第Uiffl 第4図 第5図 Cu−fOAI−5Ni−3Fg 116図 412% 第7図 (xlO)
肉盛り合金化方法を示す概略構成図、第2図は本発明の
実施例1で得られたレーザ肉盛り合金化層の金属組織を
示す顕微鏡写真、第3図は本発明の実施例1で得られた
レーザ肉盛り合金化層の硬さ分布を示すグラフ、第4図
は本発明の比較例で得られたレーザ肉盛り合金化層の金
属組織を示す顕微鏡写真、第5図は本発明の比較例で得
られたレーザ肉盛り合金化層の硬さ分布を示すグラフ、
第6図は銅系肉盛り材中のアルミニウム含有量と機械的
特性との関係を表わすグラフ、第7図は得られた肉盛り
合金化層の特徴をまとめた結果を示すグラフ、第8図は
第1表の条件Cで得られたレーザ肉盛り合金化層の金属
組織を示す顕微鏡写真、第9図は第1表の条件して得ら
れたレーザ肉盛り合金化層の金属組織を示す顕微鏡写真
、第10図は第1表の条件して得られたレーザ肉盛り合
金化層の硬さ分布を示す顕微鏡写真である。 1・・・レーザ光(高密度エネルギ源)、3・・・アル
ミニウム系母材、5・・・銅系肉盛り材、8・・・肉盛
り合金化層。 特許出願人 日産自動車株式会社 代理人弁理士 小 塩 豊 第1111 第2図 第Uiffl 第4図 第5図 Cu−fOAI−5Ni−3Fg 116図 412% 第7図 (xlO)
Claims (1)
- (1)アルミニウム系母材へ耐熱性、耐摩耗性、耐食性
等に優れた銅系肉盛り用合金材料を高密度エネルギ源の
照射によりに肉盛り合金化する方法であって、重量%で
、Al:0〜5%、Ni:3〜6%、Fe:3〜6%を
含有し、残部がCuおよび不可避的不純物よりなる銅系
肉盛り材を供給し、高密度エネルギ源の照射により肉盛
り合金化を行い、母材中のアルミニウムと合金化するこ
とにより前記母材と肉盛り合金化層との間に脆い中間合
金層が形成されない肉盛合金化を行うことを特徴とする
アルミニウム系母材への肉盛り合金化方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2295673A JPH04172193A (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | アルミニウム系母材への肉盛り合金化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2295673A JPH04172193A (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | アルミニウム系母材への肉盛り合金化方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04172193A true JPH04172193A (ja) | 1992-06-19 |
Family
ID=17823710
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2295673A Pending JPH04172193A (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | アルミニウム系母材への肉盛り合金化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04172193A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11310837A (ja) * | 1998-02-26 | 1999-11-09 | Mitsui Mining & Smelting Co Ltd | 耐摩耗性に優れた銅合金 |
| JP2019136726A (ja) * | 2018-02-08 | 2019-08-22 | 中村留精密工業株式会社 | レーザクラッディング装置 |
-
1990
- 1990-11-01 JP JP2295673A patent/JPH04172193A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11310837A (ja) * | 1998-02-26 | 1999-11-09 | Mitsui Mining & Smelting Co Ltd | 耐摩耗性に優れた銅合金 |
| JP2019136726A (ja) * | 2018-02-08 | 2019-08-22 | 中村留精密工業株式会社 | レーザクラッディング装置 |
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