JPH0417258Y2 - - Google Patents

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JPH0417258Y2
JPH0417258Y2 JP1986137585U JP13758586U JPH0417258Y2 JP H0417258 Y2 JPH0417258 Y2 JP H0417258Y2 JP 1986137585 U JP1986137585 U JP 1986137585U JP 13758586 U JP13758586 U JP 13758586U JP H0417258 Y2 JPH0417258 Y2 JP H0417258Y2
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duct
fixed
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両自動塗装機に装備される局所排
気装置に係り、より詳しくは並び置かれた複数の
車両を自動塗装する場合に特に有用な車両自動塗
装機用局所排気装置に関する。
(従来の技術) 一般に、電車等の大型車両の塗装は大きな建屋
内で塗装ガンを移動させながらスプレー塗装する
ことにより行なわれている。この場合、余分な塗
料が建屋内に飛散、浮遊し、建屋内壁や塗装すべ
きでない車両表面等に付着するという不都合な事
態が生じるため、更に作業衛生上好ましくないた
め、建屋内の余分な塗料ミストを捕集する必要が
ある。
そこで従来、塗料ミストの発生場所すなわち塗
装ガンの周囲に移動ダクトを配設し、これにより
捕集した塗料ミストを固定ダクトへ送り排気する
方法が取られていた。
しかし、固定ダクトと移動ダクトの連通部は、
2枚のゴムシートを部分的に重ね合せた固定ダク
トの底部に、移動ダクトの上端部を差し込んだ構
造のものであつたため、移動ダクトの差し込みに
よつて間〓がゴムシート間に生じ、この間〓から
も空気が固定ダクト内に入り、このため排気フア
ンによる吸引力が移動ダクトに充分に及ばず、満
足な塗料ミスト捕集効果が得られないという問題
があつた。また、移動ダクトの往復移動によつて
固定ダクト底部材のゴムシートが早期に塑性変形
し、シート間の間隔が次第に縮小しなくなるとい
う問題もあつた。
そこで本考案者は、上記の問題を解決するた
め、実願昭61−70850号に示すように、固定ダク
トを、蓋ベルトが樋形ダクト本体の上部に張設さ
れた構造のダクトとし、そして連通ボツクスを該
ダクト本体と蓋ベルトの間にダクト本体上を移動
可能に介在させ、該ボツクスにより前記固定ダク
トと移動ダクトを連通するように接続した局所排
気装置を提案している。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上記の局所排気装置は、並び置かれた
複数の車両に対し、塗装ガンを車両表面に沿つた
移動の他車両から車両に移して自動塗装する場合
にうまく対処することができないという問題点を
有していた。
したがつて、本考案は、並び置かれた複数車両
の自動塗装に適合するように改良された局所排気
装置を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の車両自動塗装機用局所排気装置は、並
び置かれた複数の車両の長手方向及び幅方向に、
第1固定ダクト及び第2固定ダクトを設け、かつ
移動ダクトを塗装ガンの周囲に設けてなり、前記
第1及び第2固定ダクトは樋形ダクト本体の上部
に蓋ベルトを張設してなり、 そして該連通ボツクスを前記第1及び第2固定
ダクトのダクト本体と蓋ベルトの間に夫々介在さ
せダクトの長手方向に移動自在に備え、同連通ボ
ツクスにより前記第1固定ダクトと第2固定ダク
ト及び第2固定ダクトと移動ダクトを夫々連通、
接続してなり、 並びに、前記連通ボツクスの前端部及び後端部
において、押えローラにより前記蓋ベルトを前記
のローラまたは軸に密接せしめてなることを特徴
とするものである。
すなわち、本考案の局所排気装置は、上記提案
の連通ボツクスを用いて、並び置かれた車両の長
手方向の設けた第1固定ダクト(上記提案の構造
を有する)と、車両の幅方向に車両から車両に亘
つて設けた第2固定ダクト(上記提案の構造を有
する)とを接続し、かつ同連通ボツクスを用いて
前記第2固定ダクトと塗装ガン周囲の移動ダクト
とを接続し、これにより移動ダクトを車両の幅方
向にかつ第2固定ダクトと共に車両の長手方向に
移動自在に備えてなるものである。
第1及び第2固定ダクトは樋形例えば断面凹形
または略U字形のダクト本体の上部に蓋ベルトを
張設してなるもので、塗装すべき車両の長手方向
及び幅方向に設けられる。好ましくは、第1固定
ダクトは並び置かれた車両列の左右両側に設けら
れ、かつ第2固定ダクトは両第1固定ダクト間に
連通ボツクスを介して架設される。
蓋ベルトは樋形のダクト本体に蓋をして外部と
は非通気状態とするもので、該ベルトの取付に当
つては、ダクト本体の上部に掛け渡し、ベルトの
先端部と後端部のみを固定しその他の部位は固定
せずに取付け、緊張状態で張設するとよい。蓋ベ
ルトは、非通気性かつ可撓性の材料よりなるもの
であればよく、例えばゴムベルトのような伸縮性
を有するものが好ましい。
連通ボツクスは、塗装ガンの移動方向に夫々据
え付けられた第1固定ダクトと第2固定ダクトを
接続する要素、あるいは第2固定ダクトと塗装ガ
ンの周囲に移動可能に配置された移動ダクトを接
続する要素である。
この連通ボツクスは、天井板、左右の側板およ
び必要により底板より成る函体であつて、固定ダ
クトのダクト本体と蓋ベルトの間に介在させたと
き、ダクト本体上を滑り移動できる構造であれば
よく、その形状および大きさは基本的に任意であ
る。従つて直方体のような六面体に限られない。
なお、連通ボツクスの移動を容易にするべく、
ローラ等を連通ボツクスの下部に取り付けかつ移
動用の軌道を固定ダクトの上部に設けてもよい。
さらに脱線防止用の支持具を連通ボツクスまたは
固定ダクトに設けてもよい。
また連通ボツクスは、連通口を側板またはボツ
クス底部に設けて、ダクト間の連通を可能とする
ことが必要とされる。
また、連通ボツクスは、その天井板より上側に
おいて、一群のローラまたは軸を左右の側板間に
弓形の滑り面を形成するように並列架設し、蓋ベ
ルトがそのローラまたは軸の列の上を通るように
なつている。
さらに連通ボツクスは、その前端部および後端
部において、蓋ベルトを介して上記のローラまた
は軸、好ましくは最前列および最後列のものに対
して押圧するローラを夫々取り付け、該押えロー
ラの押圧力により蓋ベルトをローラまたは軸に密
接せしめることができるようになつている。
また、移動ダクトは、好ましくは2ダクト1組
となつて車両の左右両側に、左右一対の塗装ガン
の周囲に夫々設けられる。
(作用) 本考案の局所排気装置は、ダクト同士の接続の
ための連通ボツクスをダクト上に移動することに
より、塗装ガン周囲の移動ダクトを車両の長手方
向にまた幅方向に、空気抜け間〓が生ずることな
く、移動することができ、車両が並列する場合に
車両から車両に移すことができる。
(実施例) 以下に本考案の車両自動塗装機用局所排気装置
の一実施例を図面を用いて詳細に説明する。なお
下記実施例により本考案は何ら限定されるもので
はない。
実施例の局所排気装置は、第1図に示すよう
に、建屋1内の車両自動塗装機に備えてなる。塗
装すべき車両T……は、第3図に示すように、そ
の車両自動塗装機の中に幅方向及び長手方向に
夫々車両ずつ並び置かれる。
建屋1内には、走行台車12が左右壁側のレー
ル13,13間に架設され、車両Tの上方にて車
両T(建屋1)の長手方向(図中、X方向)に移
動可能に支持されている。また、台車12の上面
にはレール14,14が車両Tの幅方向(図中、
Y方向)に布設され(第2図)、その上に移動台
車15が該幅方向に車両から車両に亘つて移動可
能に支持されている。16は、台車15の移動を
可能とする駆動装置を示す。
台車15には、一対のレシプロ昇降装置17,
17が車両Tの左右両側に位置して互いに対向す
るように吊設され、該装置17の下部には一対の
塗装ガン9,9が車両側を向いて取り付けられて
いる。従つて、昇降装置17の運転により塗装ガ
ン9が間隔lの範囲で上下往復動する。また装置
17はレシプロ旋回装置18と結合されており、
従つて該装置18の運転により昇降装置17が回
転し、塗装ガン9の向きが変れる。尚、19は自
動マスキング装置を示し、20は光電管を示す。
上述の車両自動塗装機は、自動塗装のため従来
より慣用されるその他の部材や要素を備えてな
る。
そして、本実施例では、二基の第1固定ダクト
2,2が建屋1の左右両壁上部に車両Tの長手方
向に夫々据え付けられ、かつ一基の第2固定ダク
ト3が車両Tの幅方向に建屋1の天井付近を横切
つて設けられ、そして第1固定ダクト2,2と第
2固定ダクト3は夫々連通ボツクス5により連通
接続されている。また、フアンを内蔵する移動ダ
クト4が鉛直方向に移動台車15に固定されてい
る。該ダクト4の上部は同じく連通ボツクス6に
より第2固定ダクト3と接続し、一方該ダクト4
の下部は塗装ガン9を囲うように屈曲している。
すなわち、移動ダクト4は、左ダクト21及び右
ダクト22を塗装ガン9の左右両側に配置し、こ
れら両ダクト21,22が途中で合流する構造を
有してなり、排気運転時ガン9付近に発生した塗
装ミストがフイルター23,23を介して左ダク
ト21及び右ダクト22に吸引され、第2固定ダ
クト3まで運ばれるようになつている。
第2固定ダクト2と第2固定ダクト3の連通部
を第4図ないし第6図により詳しく説明すると、
第1固定ダクト2は樋形ダクト本体7の天井部が
通気性のあるパンチングメタル24で覆われてお
り、その上にゴムの蓋ベルト8を緊張させて張設
してなる。連通ボツクス5は、弓なり形状の函体
であり、その上面の外周縁に沿つて一群の多数の
ローラ10……を弓形の滑り面を形成するように
左右の側板11,11間に並列架設してなり、そ
して25はその天井板、26は底板を示す。連通
ボツクス5は、ダクト本体7と蓋ベルト8の間に
介在しパンチングメタル24上をダクト2の長手
方向に移動自在に備えてなり、そして底板26に
設けた連通口27を介してダクト2のダクト本体
内部と連通し、かつ一方の側板11に設けた連通
口28を介して第2固定ダクト3と連通接続して
なる。また、29は、連通ボツクス5の前端部お
よび後端部に夫々取り付けられた押えローラであ
り、前記ローラ10……上を通る蓋ベルト8を、
その最前列および最後列のローラ10に密接せし
める。従つて、このローラ29により蓋ベルト8
が連通ボツクス5の介在によつてダクト本体7よ
り離れるのが抑止される。
また、第2固定ダクト3と移動ダクト4の連通
部も、上述のと同様の構成を有する。すなわち、
連通ボツクス6(多数のローラ10……を左右の
側板11,11間に架設してなる)を第2固定ダ
クト3のダクト本体7と蓋ベルト8の間に介在さ
せダクト本体7上をダクト3の長手方向(車両T
の幅方向)に移動自在に備えてなる。
さらに、第1固定ダクト2は、各々第3図に示
すように、ダンパ30と接続しており、戸外と連
通してなる。
而して、並列する車両Tを自動塗装する場合に
は、例えばまず、レシプロ昇降装置17等を運転
させながら、走行台車12を車両Tの長手方向
(X方向)に移動させて、車両Tの左右両面を塗
装し、次にレシプロ旋回装置18を作動させて塗
装ガン9の向きを変え、続いて、レシプロ昇降装
置17を運転させながら、移動台車15を車両T
の幅方向(Y方向)に移動させて車両Tの前面ま
たは後面を塗装する。その後、移動台車15を幅
方向に隣りの車両Tまで移動させて、該車両Tの
前面または後面を塗装し、次に塗装ガン9の向き
を変え、そしてレシプロ昇降装置17を運転させ
ながら、走行台車12を車両Tの長手方向に戻り
移動させて、隣りの車両Tの左右両面を塗装す
る。以降、上記の手順を繰り返す。
塗装手順は上記の例に限定されるものではな
い。
実施例の局所排気装置では、連通ボツクス6の
摺動により、移動ダクト4が第2固定ダクト3に
沿つて車両Tの幅方向に移動でき、かつ連通ボツ
クス5の摺動により第1固定ダクト2に沿つて車
両Tの長手方向に第2固定ダクト3と一緒に移動
可能であるので、ダクトが上記の如く車両Tの長
手方向及び幅方向に動く塗装ガン9に十分に追動
することができる。しかも、実施例では、一群の
ローラ10……が弓形の滑り面を形成するように
並列してなるので、連通ボツクス5,6(移動ダ
クト4、第2固定ダクト3)を、張設された蓋ベ
ルト8により強い抵抗を受けることなく、ダクト
本体7上に移動することができる。
その上、本実施例では、かかる運動の際、外気
が連通ボツクス5,6の中に入り込むような空〓
を作ることがなく、常に完全な連通状態が保たれ
る。加えて、連通ボツクス5,6の前端部および
後端部においては、押えローラ29により蓋ベル
ト8を最前列および最後列のローラ10に密接せ
しめてなるので、蓋ベルト8がダクト本体7より
離れて空〓が生じることがなく、外気が連通ボツ
クス5,6の前後両端付近より固定ダクト2,3
内に侵入するのを防止できる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案の車両自動塗装機
用局所排気装置は、ダクト部材を連通ボツクスに
より接続して車両の長手方向及び幅方向に移動可
能に組立てた構造としたことにより、移動ダクト
を前後左右に容易に塗装ガンと共に移動すること
ができ、並び置かれた複数の車両を自動塗装する
場合にうまく対処することができ、しかも排気装
置の吸入口から排出口まで、特に連通ボツクス自
体そしてその前端部付近および後端部付近におい
て、途中外気の流入する個所が無いため、吸入口
での吸引力が弱まることなく強力に余分な塗装ミ
ストを排気することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の局所排気装置を備え
た車両自動塗装機を示す正面図。第2図は第1図
の−線における断面図、第3図は第1図の車
両自動塗装機における車両の配置を示す図、第4
図は第1図の局所排気装置に使用される連通ボツ
クス付近を示す正面図、第5図は蓋ベルトを取り
除いた状態の第4図の連通ボツクスを示す平面
図、第6図は第4図の−線における断面図で
ある。 図中、2……第1固定ダクト、3……第2固定
ダクト、4……移動ダクト、5,6……連通ボツ
クス、7……ダクト本体、8……蓋ベルト、9…
…塗装ガン、10……ローラ、11……側板、T
……車両。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 並び置かれた複数の車両の長手方向及び軸方向
    に、第1固定ダクト及び第2固定ダクトを設け、
    かつ移動ダクトを塗装ガンの周囲に設けてなり、
    前記第1及び第2固定ダクトは樋形ダクト本体の
    上部に蓋ベルトを張設してなり、 また連通ボツクスは、その天井板より上側にお
    いて、一群のローラまたは軸を左右の側板間に弓
    形の滑り面を形成するように並列架設してなり、 そして該連通ボツクスを前記第1及び第2固定
    ダクトのダクト本体と蓋ベルトの間に夫々介在さ
    せダクトの長手方向に移動自在に備え、同連通ボ
    ツクスにより前記第1固定ダクトと第2固定ダク
    ト及び第2固定ダクトと移動ダクトを夫々連通、
    接続してなり、 並びに、前記連通ボツクスの前端部及び後端部
    において、押えローラにより前記蓋ベルトを前記
    のローラまたは軸に密接せしめてなることを特徴
    とする車両自動塗装機用局所排気装置。
JP1986137585U 1986-09-08 1986-09-08 Expired JPH0417258Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986137585U JPH0417258Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08

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JPS6343670U JPS6343670U (ja) 1988-03-23
JPH0417258Y2 true JPH0417258Y2 (ja) 1992-04-17

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JP1986137585U Expired JPH0417258Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5114775Y2 (ja) * 1972-08-30 1976-04-19
JPS5855982Y2 (ja) * 1980-05-09 1983-12-22 日本国有鉄道 移動塗装装置における塗料ミスト排気装置
JPS58151476U (ja) * 1982-04-05 1983-10-11 株式会社小松製作所 塗装装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6343670U (ja) 1988-03-23

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