JPH0417814Y2 - - Google Patents

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JPH0417814Y2
JPH0417814Y2 JP1986085389U JP8538986U JPH0417814Y2 JP H0417814 Y2 JPH0417814 Y2 JP H0417814Y2 JP 1986085389 U JP1986085389 U JP 1986085389U JP 8538986 U JP8538986 U JP 8538986U JP H0417814 Y2 JPH0417814 Y2 JP H0417814Y2
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piston rod
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば薬剤を散布する動力噴霧機
等に用いられるモータ直結往復ポンプの始動装置
に関するものである。
〔従来の技術〕 モータ直結往復ポンプにおいて始動時のモータ
の負荷を軽減するために従来の装置では、モータ
の出力軸と往復ポンプの駆動軸との間にクラツチ
装置を設け、始動時ではクラツチ装置を断状態に
しているが、クラツチ装置のためにコンパクト化
が阻害される不利がある。
「考案が解決しようとする課題〕 そこでこの出願人は先の特願昭60−194822号
(特開昭62−55473号公報)(昭和60年9月5日付
け出願)においてカムからピストン棒の基端への
動力伝達が行なわれるようにまたはしや断される
ようにピストン棒のカム寄りの位置を切り替るよ
うにし、これによりコンパクト化が可能な装置を
提供した。
しかし、ピストン棒の位置の切換えとモータの
作動の切換とを別個に行なう必要があるため不便
があつた。
この考案の目的は、コンパクト化が可能である
と共に、カムからピストン棒への動力伝達の断続
と連続してモータを操作し、これにより軽負荷始
動を行なうことができるモータ直結往復動ポンプ
の始動装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段) この考案によれば、往復動可能なピストン棒が
カムを介してモータの出力軸に連結されるモータ
直結往復ポンプにおいて、ピストン棒をカムの方
へ付勢するばねと、連結腕を介してピストン棒へ
連結している案内部材と、この案内部材の端面に
当接可能でありカムの方へのピストン棒の移動を
制限する凸部材と、モータの作動を制御するスイ
ツチと、このスイツチを操作する接触子と、凸部
材と一体的に回転するハンドルと、このハンドル
の側縁に接触子を操作可能に配設された隆起部と
からなり、隆起部の接触子への操作によりハンド
ルの第一の回転角以上になるとモータが作動状態
となり、第一の回転角より第二の回転角以上にな
るとピストン棒カムの運動に追従できる位置とな
るよう規定されている。
〔作用〕
ハンドルは作業者により手動で操作され、モー
タの作動状態はハンドルによる接触子の操作によ
り決まり、カムからピストン棒への動力伝達の断
続はハンドルと一体的に回転する凸部材による案
内部材の操作により決まる。
ハンドルの第一の回転角以上、第二の回転角未
満では、ピストン棒はカムの方への移動を制限さ
れているので動力伝達は断状態にあり、モータの
負荷が軽減されているとともに、モータのスイツ
チが接触子を介して操作され、モータは作動す
る。この結果はモータは軽負荷で作動する。
ハンドルの第二の回転角以上では、カムからピ
ストン棒へ動力が伝達され、ピストン棒が往復動
する。
〔実施例〕
以下添付図面に基づいてこの考案の一実施例に
ついて説明する。
第1図及び第2図はこの考案装置の異なる状態
における往復ポンプの全体断面図であり、クラン
クケース1の先端部には円筒上のシリンダ2が装
着され、シリンダ2の先端部には吐出弁3及び吐
出口4をもつシリンダヘツド5が装着され、シリ
ンダ2内には往復動可能なピストン6及び吸入弁
7が配置される。クランクケース1とシリンダ2
との連結部分には吸入口8が形成され、吸入口8
は吸入弁7へ連通する。ピストン棒12の基端部
に当接部材18が一体的に固定され先端部に、ナ
ツト13によりピストン6が装着され、、シール
部材14,14を介してクランクケース1の先端
部に摺設される。モータ(図示せず)の出力軸1
5はクランクケース1に軸支され、偏心カム16
が出力軸15の外周に装着、固定される。メタル
部材17は、正六角形の外周輪部をもち、偏心カ
ム16の外周に相対回転可能に嵌合され、ピスト
ン棒12の基端部の当接部材18と接離自在とさ
れている。連結腕22は、ピストン棒12の基端
に固定され、メタル部材17を迂回して延び、両
端においてピストン棒12及び案内部材23にそ
れぞれ結合している。圧縮コイルばね24は、ク
ランクケース1の内壁と連結腕22との間に縮設
され、ピストン棒12を偏心カム16の方ヘ付勢
する。案内部材23はクランクケース1の案内部
25によりピストン棒12の軸線方向へ案内さ
れ、凸部材26は案内部材23とともに案内部2
5内に挿入、嵌合されている。
メタル部材17と連結腕22との関係を説明す
ると、連結腕22は、ピストン棒12、当接部材
18、案内部材23と一体になつており、ばね2
4により出力軸15方向に常に押されている。メ
タル部材17は、当接部材18と接触し、カム1
6の回転により変位分だけ、第2図において、上
下のすべり接触をする。
次にメタル部材17の設置態様に関しては、出
力軸15にカム16をキーで固定し、出力軸15
の回転により、カム16の変位だけ偏心回転させ
る。前記カム16の外周とメタル部材17の内周
とは、すべり軸受の構造となる。このメタル部材
17は、カム16に軸方向に挿入しただけで、こ
のカム16から外れないように側面にストツパが
付けられる(図示せず)。また前記メタル部材1
7はフリーの状態であるが、メタル部材17の外
周を多角形にし、その平面部と当接部材18とを
面当接させ、メタル部材17の回転を防止すると
ともに、カム16の偏心量だけスライドさせる。
前記案内部材23の高所平坦部と凸部材26の
突起30が当接している状態がクラツチONの状
態であつて、カムストロークの1/2の寸法と同等
以上に、一体化したピストン棒12を、上死点方
向に圧縮コイルばね24に抗して移動させる。こ
のとき、前記当接部材18とメタル部材17は離
れている状態となり、モータが回転してもカムス
トロークがピストン棒12に伝わらないのであ
る。
なお第9図はクラツチON時、第10図は全ス
トローク移動時の各部の関係を示す説明図であ
る。
第3図及び第4図はそれぞれ案内部材23及び
凸部材26の接触部の形状を示している。案内部
材23の接触端面は、高所平坦部27と、低所平
坦部28と、傾斜部29とを周辺部にもち、凸部
材26は、突起30を有している。
第1図及び第2図に戻って、凸部材26の軸部
にはOリング34が設けられ、ハンドル35は、
クランクケース1の外部に配設され、ナツト36
により凸部材26の軸部の端に固定され、凸部材
26と一体的に回転する。マイクロスイツチ37
はハンドル35の近傍においてクランクケース1
に固定され、モータ(図示せず)及び電源へ接続
される端子38,39を有し、オン,オフを切換
え操作する接触子45をハンドル35の方へ突出
させている。ハンドル35はマイクロスイツチ3
7側の面において接触子45と接触可能な隆起部
46を有している。
第5図a,bは凸部材26及びハンドル35か
ら成る組立体の正面図及び側面から見た断面図で
ある。一定高さの隆起部46はモータの運転とン
ポンプの作動とを考慮した適宜角度、ここでは約
260°の範囲に亘つて円周上に延びており、突起3
0は、隆起部46とマイクロスイツチ37の接触
子45の当接により、モータが始動開始したとき
ポンプは未だ停止状態にあるような位置に形成さ
れている。接触子45の先端が隆起部46に接触
しているときは、接触子45はマイクロスイツチ
37の方へ押し込まれてマイクロスイツチ37を
オンにし、これによりモータは作動状態となる。
また突起30が案内部材23の高所平坦部27に
接触しているときは案内部材23が偏心カム16
の方へ圧縮コイルばね24に抗して移動し、当接
部材18はメタル部材17から離れ、偏心カム1
6からピストン棒12への動力伝達がしや断され
た状態となる。
第6図及び第7図は案内部材23と凸部材26
及びハンドル35裏面の隆起部46と前記隆起部
46に対するマイクロスイツチ37の接触子45
との関係を示す概念図である。
第6図は運転中の側面図を示し、接触子45は
隆起部46に当接しており、モータがオンとさ
れ、案内部材23と凸部材26とが接触しておら
ず、したがつて案内部材23と一体的に移動可能
な当接部材18は圧縮コイルばね24によりメタ
ル部材17に押圧され当接状態にあり、モータの
出力軸15による動力は偏心カム16、メタル部
材17等を介してピストン棒12へと伝えられ往
復ポンプは作動状態にある。
第7図は第6図中−矢視図を示し、ハンド
ル35の各回動位置におけるモータとポンプの作
動状態を表したものである。
ハンドル35は右回りに操作するものとし、第
7図a,b,c,dおよびeはそれぞれポンプ運
転中(モータ・オン、当接部材18とメタル部材
17とが当接)、ポンプ運転停止(モータ・オフ、
当接部材18とメタル部材17とは離隔、モータ
とポンプがほぼ同時に停止)、ポンプ運転休止
(モータ・オフ、当接部材18とメタル部材17
とは離隔)、モータ始動時(モータ・オン、当接
部材18とメタル部材17とは隔離、ポンプ停
止)およびポンプ運転開始(モータ・オン、当接
部材18とメタル部材17とが当接完了)を示し
ている。
いま第7図aの状態を回転角0°とすると、この
時凸部材26の突起30は低所平坦部28と離隔
対峙し、案内部材23と一体的に移動可能とされ
る当接部材18は圧縮コイルばね24によりメタ
ル部材17に押圧、当接されるのでピストン棒1
2へと力は伝えられポンプは作動する。回転角約
90°で凸部材26の突起30は高所平坦部27へ
向かう傾斜部29上にあり、案内部材23と一体
的に移動可能とされる当接部材18を圧縮コイル
ばね24の押圧力に抗してメタル部材17から離
隔させ、ポンプの停止を図るとともに、ハンドル
35の裏面の隆起部46とマイクロスイツチ37
の接触子45とが当接解除され、モータがオフと
される(第7図b)。さらに90°回した位置では凸
部材26の突起30と案内部材23の高所平坦部
27とが当接対峙しており、モータおよびポンプ
は、共に停止しており、これが前述の第一の回転
角に該当する(第7図c)。
次にハンドル35を適宜角度回し、前述の第一
の回転角以上に該当するとき、凸部材26の突起
30は案内部材23の高所平坦部近傍で当接し、
当接部材18とメタル部材17との離隔を維持し
たままハンドル35裏面の隆起部46とマイクロ
スイツチ37の接触子45とが当接し、モータが
オンとされ、モータの無負荷運転状態が達成され
る(第7図d)。
さらに凸部材26の突起30が案内部材23の
傾斜部29を低所平坦部28に向つて当接すると
き、案内部材23と一体的に軸方向に移動可能と
される当接部材18は圧縮コイルばね24に押圧
されつつメタル部材17との間隙を小とし、やが
て当接を完了する。このときモータはオンとされ
たまま、ポンプが作動状態となり、このときが前
述の第二の回転角に該当する(第7図e)。
以上のようにハンドルの回動によりポンプ運転
状態(0°)→ポンプ停止状態(約90°)→ポンプ
停止状態(180°)→モータ無負荷運転状態(180°
+α)→ポンプ運転状態(約270°) なる状態を繰返し作り出すことが出来る。
第8図はハンドル35の回転角に対するモータ
とポンプの作動関係を示している。ここで回転角
180°+αから約270°にかけてモータのみがオンと
されるモータの無負荷状態が示されている。
以上のようにモータの無負荷運転状態が確保さ
れることから例えば電圧の低い場所や電源コード
を長くしたため電圧が降下した場合においても、
モータ直結往復ポンプの起動を容易とすることが
出来る効果がある。
〔考案の効果〕
カムの方へのピストン棒の移動を制限すること
によりピストン棒への動力伝達の断続が可能であ
るので、大掛かりのクラツチ装置を省略すること
ができ、始動装置をコンパクトにすることができ
る。
ハンドルの操作のみで、モータの作動及びピス
トン棒への動力伝達の断続が制御されるので、操
作が非常に簡単となる。低電圧下においても、無
負荷運転状態となるためモータ始動を容易とする
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれモータが作動して
ポンプが停止している状態及び作動中のポンプの
ピストン棒が上死点にある状態におけるポンプ装
置全体の断面図、第3図a,bは凸部材側の案内
部材の端部の正面図及び側面図、第4図a,b,
cは案内部材側の凸部材の端部の正面図、側面図
及び底面図、第5図は凸部材及びハンドルから成
る組立体の正面図及び側面から見た断面図、第6
図、第7図は案内部材と凸部材とハンドル裏面の
隆起部と接触子との関係を示す概略図、第7図a
はポンプ運転中、b,cはポンプ運転停止時、d
はモータ始動時、eはポンプ運転開始時を示す
図、第8図はハンドルの回転角と各パラメータと
の関係を示す図表、第9図及び第10図は、クラ
ツチON時及び全ストローク移動時の各部の関係
を示す説明図である。 6……ピストン、15……出力軸、16……偏
心カム、22……連結腕、23……案内部材、2
4……圧縮コイルばね、26……凸部材、35…
…ハンドル、37……マイクロスイツチ、45…
…接触子、46……隆起部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 往復動可能なピストン棒がカムを介してモータ
    の出力軸に連結されるモータ直結往復ポンプにお
    いて、前記ピストン棒12を前記カム16の方へ
    付勢するばね24と、連結腕22を介して前記ピ
    ストン棒12へ連結している案内部材23と、こ
    の案内部材23の端面に当接可能であり前記カム
    16の方への前記ピストン棒12の移動を制限す
    る凸部材26と、前記モータの作動を制御するス
    イツチ37と、このスイツチ37を操作する接触
    子45と、前記凸部材26と一体的に回転するハ
    ンドル35と、このハンドル35の側縁に前記接
    触子45を操作可能に配置された隆起部46とか
    らなり、この隆起部46の接触子45への操作に
    より、前記ハンドル35の第一の回転角以上にな
    ると前記モータが作動状態となり、前記第一の回
    転角より大きい第二の回転角以上になると前記ピ
    ストン棒12が前記カム16の運動に追従できる
    位置となるよう前記案内部材23と前記凸部材2
    6との接触部の形状が規定されていることを特徴
    とするモータ直結往復ポンプの始動装置。
JP1986085389U 1986-06-06 1986-06-06 Expired JPH0417814Y2 (ja)

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JP1986085389U JPH0417814Y2 (ja) 1986-06-06 1986-06-06

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JP1986085389U JPH0417814Y2 (ja) 1986-06-06 1986-06-06

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Publication Number Publication Date
JPS62197777U JPS62197777U (ja) 1987-12-16
JPH0417814Y2 true JPH0417814Y2 (ja) 1992-04-21

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ID=30940748

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JP1986085389U Expired JPH0417814Y2 (ja) 1986-06-06 1986-06-06

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