JPH0419268B2 - - Google Patents

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JPH0419268B2
JPH0419268B2 JP17154584A JP17154584A JPH0419268B2 JP H0419268 B2 JPH0419268 B2 JP H0419268B2 JP 17154584 A JP17154584 A JP 17154584A JP 17154584 A JP17154584 A JP 17154584A JP H0419268 B2 JPH0419268 B2 JP H0419268B2
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JP
Japan
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moles
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polymer
hereinafter referred
unit
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JP17154584A
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JPS6151055A (ja
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Motoo Takayanagi
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は特定の芳香族ポリアミドと芳香族ポリ
アミドイミド及び/又はその前駆体とからなる高
分子複合体即ち、上記ポリマーが均一或いは極め
て微小単位で分散混合したところの高分子複合体
に関する。 ポリアミドイミド樹脂は、耐熱性及び機械的特
性に優れた高分子材料として多くの分野で用いら
れてきているが、近年、更に優れた耐熱性及び機
械的特性を備えた高分子材料が求められている。 かかる要求を満たす手段の1つとして、ポリア
ミドイミド樹脂を無機或いは有機高分子の繊維で
補強した繊維複合体を形成する方法があり、この
方法により高分子材料の弾性係数の向上、機械的
強度の増大、熱変形温度の向上を図ることが可能
となつた。かかる補強繊維の代表的なものとし
て、ガラス繊維や、高弾性率有機繊維が用いられ
ている。しかしながら、これらを用いた繊維複合
体(繊維強化複合材料)においては、十分な機械
的強度を確保するためには通常20〜30%の補強用
繊維を介在させる必要がある。かかる大量の補強
用繊維をポリアミドイミド樹脂のマリトツクス中
に介在させるにおいては、それらを均一に分散さ
せるには多大の困難を伴い、また混練加工に用い
る成形装置の摩滅も著しい。更には、介在(充
填)させる繊維の径が大きいため分散状態が悪く
なり易く、この場合強度的欠点の生じる原因とな
る。 かかる問題点を解決する手段として、本発明者
らは高分子複合体の形成を提案した(特開昭54−
65747号公報参照)。かかる手段によれば、例えば
屈曲性は乏しいが剛直性の高いパラ配向的全芳香
族ポリアミドが、ポリアミドイミド等の屈曲性に
富む高分子のマトリツクス中に微小な単位で分散
混合した高分子複合体を形成することができ、し
かして耐熱性及び機械的特性の改良されたポリア
ミドイミド樹脂を与えることができた。 しかしながら、パラ配向的全芳香族ポリアミド
は自己分子間における親和性が高いためマトリツ
クス中に安定した微分散系を作りにくいことが判
明し、高分子複合体としての効果をより発現せし
めるためには混合されるべき高分子化合物間の相
溶性を高めることが必要であることが判つた。 このため、本発明者らはパラ配向的芳香族ポリ
アミドの
〔但し、式中Ar1及びAr2は同一若しくは異なり、結合基が共に同軸方向又は平行軸方向に伸びているフエニレン基、ナフチレン基又はビフエニレン基を表わす。〕
で表わされる繰返し単位から実質的に構成され、
且つ、式(1−A)で表わされる繰返し単位(以
下、単位(1−A)と称す)と式(1−B)で表
わされる繰返し単位(以下、単位(1−B)と称
す)との総モル数(以下、ジアミン成分モル数と
称す)は式(2)で表わされる繰返し単位(以下、単
位(2)と称す)のモル数と実質的に等しく、更に単
位(1−A)のモル数がジアミン成分モル数の40
〜60%である全芳香族ポリアミドと芳香族ポリア
ミドイミド及び/又はその前駆体とからなり、前
者を15〜45wt%含有し、後者を55〜85wt%含有
する高分子複合体である。 本発明において全芳香族ボリアミドは補強樹脂
として働くが、それは、前記式(1−A)、(1−
B)及び(2)の繰り返し単位から実質的になるもで
ある。式中Ar1及びAr2は1,4−フエニレン基、
1,5−ナフチレン基、2,6−ナフチレン基、
4,4′−ビフエニレン基等を表わすが、好ましく
は1,4−フエニレン基である。 一方、芳香族ポリアミドイミド及びその前駆体
は、マトリツクス樹脂として働く。かかる芳香族
ポリアミドイミドとしては下記式(3) を主要基本構造とするものであり、Ar3を具体的
に示せば
【式】
【式】
【式】等が挙げられる。 特に好ましくはAr3が4,4′ジフエニルエーテ
ル基である。 また芳香族ポリアミドイミドの前駆体とは、前
記式(3)のアミドイミド結合の全部又は一部が下記
式(4) で表わされる構造を有するものである。これは加
熱により閉環されて前記式(3)のアミドイミド結合
に転化させることが可能である。 本発明の高分子複合体は、前記全芳香族ポリア
ミドと、芳香族ポリアミドイミド及び/又はその
前駆体とを、それらの共通の溶媒に溶解せしめて
均一に混合し、しかして同時に析出せしめること
により得られる。 その共通溶媒としては有機のアミド系溶媒が挙
げられ、例えばテトラメチル尿素、ヘキサメチル
ホスホルアミド、N,N−ジメチルアセトアミ
ド、N−メチルピロリドン−2、N−メチルピペ
リドン−2、N,N−ジメチルエチレン尿素、
N,N,N′,N′−テトラメチルマロン酸アミド、
N−メチルカプロラクタム、N−アセチルピロリ
ジン、N,N−ジエチルアセトアミド、N−エチ
ルピロリドン−2、N−N−ジメチルプロピオン
酸アミド、N,N−ジメチルイソブチルアミド、
N−メチルホルムアミド、N,N′−ジメチルプ
ロピレン尿素及びそれらの混合系が挙げられる。
之等の中、特に、N−メチルピロリドン、N,N
−ジメチルアセトアミド、N,N′−ジメチルホ
ルアミド及びそれらの混合系が有利である。 更に、溶解力を高めるために、可溶化助剤例え
ば塩化リチウム、塩化カルシウム等をポリマーに
対し100wt%以下の量で加えることが好ましい。 上記溶媒に溶解させる前記ポリマーの量として
は、全芳香族ポリアミドは溶媒当り通常12wt%
以下、好ましくは8wt%以下であり、芳香族ポリ
アミドイミド及び/又はその前駆体は溶媒当り通
常25wt%以下、好ましくは15wt%以下である。 かかる割合で溶解せしめられた溶液は、次いで
凝固液例えば、水、アルコール、塩を含んだ水溶
液、溶媒を含んだ水溶液中に注入され、かくして
全芳香族ポリアミドと芳香族ポリアミドイミド及
び/又はその前駆体が均一に或いは微小分散状に
混合した高分子複合体を析出せしめる。 また、別の方法として、前記溶液を熱風乾燥、
真空乾燥などの乾燥手段により、乾式乾燥するこ
とにより前記高分子複合体を得ることも出来る。 また別の好ましい方法として、前記溶液からひ
とまず乾式法である程度溶媒を除去し、ポリマー
濃度の高められた状態を形成し(これは、溶媒除
去率によつては、透明なゲル状を呈する。)、これ
を湿式乾燥することにより高分子複合体とするこ
とができる。 かくして、均一に又は微分散状に混入した全芳
香族ポリアミド15〜45wt%、好ましくは20〜
40wt%と、芳香族ポリアミドイミド及び/又は
その前駆体55〜85wt%、好ましくは60〜80wt%
とからなる高分子複合体が得られる。また、芳香
族ポリアミドイミドの前駆体が含有されている場
合は、それを加熱することにより、閉環せしめ、
芳香族ポリアミドイミドの含量を高めることもで
き、かかる熱処理後のものも、本発明に包含され
る。 かくのごとくして得られる本発明の高分子複合
体は、補強成分としての芳香族ポリアミドがマト
リツクスポリマーとしてのポリアミドイミドの中
に極めて均一に分散することから耐熱性と機械的
強度に優れているのみならず、靭性に富むもので
ある。従つて各種工業材料として役立つものであ
り、例えば自動車、航空機などの各種部品材料と
して、またタフネスの要求される絶縁材料分野に
おいて、その特徴を発揮することができる。 以下、実施例により更に具体的に説明する。 実施例 1 3,4′−ジアミノジフエニルエーテル3.484g
(25モル%)とパラフエニレンジアミン1.882g
(25モル%)とを塩化カルシウムを0.75wt%を含
むNメチルピロリドン150g中に乾燥チツソ雰囲
気下溶解せしめ、0℃に冷却した後激しく攪拌し
ながら、テレフタル酸ジクロライドの粉末6.091
g(50モル%)を当該溶液にすみやかに添加し、
35℃で1時間重合反応を行い、式 a1:b1:c1=25:25:50のポリマー(以下PPOT
−25と称す)を得た。 その後酸化カルシウム1.95gを添加し、90℃で
10時間攪拌を続行した。ポリマー濃度は6%であ
つた。 このポリマー溶液をNMPで希釈してポリマー
濃度2.5%の溶液とした。本ポリマー溶液を
PPOT−25溶液と称す。 一方、市販されているポリアミドイミド樹脂
{赤外線吸収スペクトルの分析結果、主要な構成
a2:b2:c2=50:45:5(PAIと略す)}をNMP
溶液に溶解しポリマー濃度が2.5%のPAI溶液と
した。 かくして得られたPPOT−25溶液とPAI溶液を
ブレンドし、攪拌すると、透明均一な溶液が得ら
れた。これをガラス板上にドクターナイフで流延
し、真空乾燥器に70℃×2時間入れて乾燥した
後、室温の水中につけて凝固させた。水洗した後
120℃で12時間真空乾燥し、さらに、150℃で12時
間、250℃で12時間熱処理した。 得られた成形物は透明性の高いものであり、均
一分散性に優れており、厚さは80μm、強度
133MPa、モジユラス3.6GPa、伸度86%であつ
た。 又、動的粘弾性測定による貯蔵弾性率E′の温度
依存性は、E′が減少を始める温度は約310℃のそ
れぞれの単独ポリマー系での比較例1、2に比べ
向上していた。 比較例 1 PAIの濃度が2.5%のNMP溶液をドクターナイ
フで流延し、実施例1と同様な方法でシート化し
た。シートの厚さは75μmで、強度115MPa、モ
ジユラス2.7GPa、伸度17%であり、実施例1に
比べ劣つていた。 また、動的粘弾性測定による貯蔵弾性率E′が減
少し始める温度は約260℃であり、実施例1の補
強されたポリアミドイミド成形物に比べ約50℃低
かつた。 比較例 2 実施例1で得られたPPOT−25を、CaCl2を2.2
%溶解しているN−メチルピロリドン中にポリマ
ー濃度が2.5%になるように溶解し、同様な方法
でシート化した。 シートの厚さは78μmで強度112MPa、モジユ
ラス3.7GPa、伸度82%であつた。 動的粘弾性測定による貯蔵弾性率E′が減少し始
める温度は約280℃であり、実施例1での補強さ
れたポリアミドイミド成形物に比べ約30℃低かつ
た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記式(1−A)、(1−B)及び(2) −HN−Ar1−NH− ……(1−B) −OC−Ar2−CO− ……(2) 〔但し、式中Ar1及びAr2は同一若しくは異なり、
    結合基が共に同軸方向又は平行軸方向に伸びてい
    るフエニレン基、ナフチレン基又はビフエニレン
    基を表わす。〕 で表わされる繰返し単位から実質的に構成され、
    且つ、式(1−A)で表わされる繰返し単位(以
    下、単位(1−A)と称す)と式(1−B)で表
    わされる繰返し単位(以下、単位(1−B)と称
    す)との総モル数(以下、ジアミン成分モル数と
    称す)は式(2)で表わされる繰返し単位(以下、単
    位(2)と称す)のモル数と実質的に等しく、更に単
    位(1−A)のモル数がジアミン成分モル数の40
    〜60%である全芳香族ポリアミド15〜45wt%と、
    芳香族ポリアミドイミド及び/又はその前駆体55
    〜85wt%とからなる高分子複合体。
JP17154584A 1984-08-20 1984-08-20 高分子複合体 Granted JPS6151055A (ja)

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JP17154584A JPS6151055A (ja) 1984-08-20 1984-08-20 高分子複合体

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JPS6151055A JPS6151055A (ja) 1986-03-13
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JPH01221537A (ja) * 1988-02-26 1989-09-05 Teijin Ltd 耐炎性繊維
US5068292A (en) * 1989-07-11 1991-11-26 Gencorp Inc. In-situ composites

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JPS6151055A (ja) 1986-03-13

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