JPH04197875A - 連動装置 - Google Patents

連動装置

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JPH04197875A
JPH04197875A JP33296590A JP33296590A JPH04197875A JP H04197875 A JPH04197875 A JP H04197875A JP 33296590 A JP33296590 A JP 33296590A JP 33296590 A JP33296590 A JP 33296590A JP H04197875 A JPH04197875 A JP H04197875A
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Fumio Kitahara
北原 文夫
Tokuro Igarashi
五十嵐 得郎
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East Japan Railway Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C産業上の利用分野〕 本発明は、列車や車両(以下、列車と総称する)の運行
管理、列車の入換作業管理、保守用車や保守作業関係、
又は緊急時の応急運転等の管理を行う鉄道管理システム
に係り、具体的には、与えられる要求進路設定情報等に
応じて、鉄道線路(以下、軌道という)の分岐部に設け
られた転てつ機を切り換えて所望の進路を開通するとと
もに、その進路の開通を信号機に表示する操作等を自動
的に行う連動装置に関する。
〔従来の技術] 鉄道の駅構内等のように、線路が複雑に集合、分岐する
場所では、転てつ機、信号機および標識等のような、進
路を開通させたり、進路への進入の可否を表示させたり
する機器(以下、進路制御機器と総称する)が多数設け
られており、それらを列車や保守用車(以下、列車等と
総称する)の到着、出発、通過等に合わせて切り換え、
列車等が要求する進路を開通することが行われている。
それらの進路制御機器の切換操作は、列車等の到着、出
発、通過等に対応して、速やかにかつ適切に行い、能率
よく列車等を運行させたり、通行させなければならない
。しかも、それらの進路制御機器の操作に間違いがあっ
てはならず、その誤操作防止を取扱者の注意力にだけ頼
っていたのでは、列車の発着等が頻繁になるにつれて、
誤操作する恐れが生ずる一方、作業能率も上がらない。
そこで、進路制御機器の操作を間違った場合には、その
誤操作を排除して保安を確保したり、作業能率を向上さ
せるために、関連する複数の進路制御機器の操作関係に
予めインターロック(鎖錠)を設定し、これに従って制
御操作を行わせる連動装置が採用されている。
すなわち、連動装置は、まず、取扱者が進路設定要求に
合わせて、列車の発点・着点等のデータを入力すると、
これを受けて、関係する進路が他の列車によって既に設
定開通されているか否かを照査(チエツク)し、設定さ
れていないことを確認後、要求進路を開通するのに必要
な転てつ機を所定の方向に転換するための指令を出力す
るようにしている。次に、転てつ機から出力される転換
位置信号に基づいて所定の進路が開通されたことを確認
し、これを連動装置制御盤の表示盤に表示する。このよ
うにして進路を設定した後は、その進路を妨げる他の列
車等の運行や作業を不可能にし、その列車等が通過する
までその進路を確保するために、関連する転てつ機等に
鎖錠指令を畠カする。次いで、軌道回路の検知手段によ
り進路上に他の列車又は車両が在線していないことを確
認し、関連する信号機の表示を「進行(青)」側に切り
換えて鎖錠するとともに、上記表示盤に表示する。そし
て、その列車等が設定された進路の所定点を通過完了後
に、上記転てつ機等の鎖錠を開放するようにしている。
このように、取扱者は列車等の発点・着点等のデータを
入力するたけで、自動的に競合なく進路が開通され、か
つ必要な表示が行われることから、誤操作等を防止でき
るうえ、頻繁な列車等の発着を能率よく処理できるよう
になっている。
このような機能を有する連動装置として、従来、連動制
御論理をリレー回路により構成した継電式の連動装置と
、マイクロコンピュータを用いた電子式の連動装置とが
知られている。前者の継電式連動装置では、制御対象範
囲にある転てつ機と信号機および信号機相互間に、あら
ゆる組合せを考慮して鎖錠を施し、これによって危険側
の誤操作をカバーしたり、誤動作を防止することを基本
としている。また、進路設定は発点てこ・着点押し釦或
いは信号でこで行ない、その開通操作における列車等の
進路競合は、リレー回路で組み立てた進路選別回路又は
てこリレー回路により排除するとともに、関係転てつ機
の鎖錠や進路鎖錠機構により転てつ機を介して排除する
など、間接的な競合判断方式がとられている。
〔売可が解決しようとする課題] しかし、継電式の連動装置は、ハードウェアのリレー論
理回路により鎖錠などの連動制御を組み立てていること
から、連動制御論理が固定され、変更が困難なため、次
のような問題がある。
すなわち、連動制御論理がリレー回路で構成されている
ので、線路配線形の変更、信号機の増設、或いは保守・
入換作業の形態変更等に対し、柔軟に対応できないとい
う問題がある。例えば、保守・入換作業のための作業範
囲指定、保守用車の進路設定・開通、又は入換作業にお
いては、同一の転てつ機開通方向に対し、正反対方向か
ら来る2つの進路(純対向進路)等が同一時に設定され
ないように、相互鎖錠の概念によりリレー回路を組み立
てているため、保守・入換作業の進路と作業範囲指定が
固定されてしまう。しかも、それらの変更を実現するた
めには、リレー論理回路の追加・変更を伴うため、現地
における配線作業および機能確認試験に多大な労力と費
用を費やすことになる。
一方、後者の電子式の連動装置は、上記継電方式のリレ
ー論理回路を、ソフトウェア論理で構成したシュプール
ファイル機構により実現したもので、連動制御方法とし
ては基本的に同一である。
すなわち、制御対象範囲にある転てつ機と信号機および
信号機相互間に、あらゆる組合せを考慮して鎖錠を施し
、これによって危険側の誤操作をカバーしたり、誤動作
を防止することを基本とし、転てつ機の開通方向とから
めて、軌道回路相互を関連付けた情報ファイルとなって
いる。そして、発点・着点情報が入力されたとき、発点
情報をキーにして着点情報で指定された着点に至る経路
がシュプールファイルにあるかどうかを検索し、シュプ
ールファイル内での進路接続処理を行なう。
指定された進路が接続不可のとき、または他の進路が設
定済みのときは、当該要求進路無しとみなして、進路構
成不可の報告をする。進路接続できたときは、次に、そ
の経路に基づいて関係転てつ機の開通方向(転換位置)
情報を、シュプールファイルの接続状態から抽出して転
てつ機の転換制御を行なう。これにより関係転てつ機が
全て正常に転換された後、シュプールファイルに転てつ
機、軌道回路等のユニット使用中情報を登録する。また
、合わせて進路区分単位の鎖錠を進路鎖錠テーブルに行
なうようになっている。ところが、このシュプールファ
イルは、複雑な網状のファイルで制御論理が構成されて
いることから、線路配線形の変更、信号機の増設、或い
は保守・入換作業の形態変更等に対し、継電式の場合と
同様、簡単には対応できないという問題がある。すなわ
ち、上述したとおり、保守・入換作業のための作業範囲
指定、保守用車の進路設定・開通、又は入換作業の内容
が固定され、それらの変更を実現するためには、シュプ
ールファイルの追加・変更が必要なため、データ作成作
業および機能確認試験に多大な労力と費用を費やすとい
う問題がある。
また、上記連動制御条件の変更に対する柔軟性の他に、
従来の連動装置によれば、適用する駅構内の線路配線形
状に合わせて、連動制御の論理を個々に構成しなければ
ならないことから、制御論理が各駅ごとの特有の配線形
に大きく左右され、制御論理の標準化、その後の改修が
困難であるという問題がある。
また、従来の進路設定は、発点と着点を別個に扱ってい
たことから、発点情報を受は付けた後、着点情報が入力
されるまで操作者の意思が不明であり、複数の操作者が
競合して操作すると、要求進路と相違する発点着点の組
合せが発生する恐れがあった。このような誤った進路設
定を排除するものとして、従来は上述した進路選別回路
が機能するが、その処理論理が複雑で各駅ごとに対応し
た固有の構成になることから、シュプールファイルの作
成が大変で、かつ機能試験に労力がかかるという問題が
ある。
しかも、制御対象範囲にある転てつ機と信号機および信
号機相互間に、あらゆる組合せを考慮して鎖錠を施すよ
うにしなければならないことから、連動制御条件を規定
する連動図表の内容が複雑になり、作成が煩雑になるた
けでなく、解読が容易でないことから、コンピュータに
そのままデータファイルとしてロードすることができな
いという問題がある。
本発明の目的は、上記従来の問題を解決することにあり
、言い換えれば、競合判断論理を単純明瞭して連動制御
論理の構成を標準化および簡単化でき、連動図表の作成
が容易でそのままコンピュータにロードできる連動装置
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明の連動装置は、連動制
御対象範囲の軌道を複数の区間に区分し、この軌道区間
単位で進路設定の予約が登録される軌道区間予約テーブ
ルと、 連動制御対象の複数の進路を、信号機種別および発点・
着点情報により規定し、該各進路に対応させて当該進路
を構成するに当たって必要な、転てつ機等の進路制御機
器の連動制御条件を前記軌道区間の区分に基づいて規定
してなる連動図表ファイルと、 進路設定要求を、信号機等の種別および列車等の発点・
着点情報を指定して入力する進路設定要求入力手段と、 この手段から入力される進路設定要求にががる進路が前
記連動図表ファイルの進路に規定されているか否かを検
索し、規定されている場合には当該進路に関係する軌道
区間を抽出し、この抽出した軌道区間について、前記軌
道区間予約テーブルを検索して他の予約の有無を確認し
、全ての軌道区間に予約がないとき、当該進路の開通指
令を出力する進路予約照査手段と、 この手段から出力される進路開通指令に基づいて、前記
連動図表ファイルを検索して進路鎖錠の関係転てつ機と
転換位置の規定とを抽出し、対応する各転てつ機に規定
された転換指令を出力した後、進路予約指令を出力する
転てつ制御手段と、この手段から出力される進路予約指
令に基づいて、前記要求に係る進路の全ての関係する軌
道区間についての予約を、前記軌道区間予約テーブルに
登録する進路鎖錠手段とを備えてなることを特徴とする
〔作用] このように構成されることから、本発明によれば、次の
作用により上記目的が達成される。
すなわち、本発明は、連動制御の手法として軌道区間予
約という概念を導入し、進路設定要求にかかる進路や作
業範囲等の競合判断を、軌道区間単位で設定される進路
予約の有無に基づいて直接行う軌道区間予約制御にした
ことから、列車等の運行において危険となる競合判断が
、簡単で単純明瞭な連動制御論理により実現できる。
また、連動図表ファイルは、上記軌道区間予約制御方式
と相まって、連動制御対象の複数の進路を、信号機種別
および発点・着点情報により規定し、該各進路に対応さ
せて当該進路を構成するに当たって必要な、転てつ機等
の進路制御機器の連動制御条件を前記軌道区間の区分に
基づいて規定するようにできる。その結果、連動制御に
必要な条件を全て進路に対応させて規定できるので、作
成が容易になる。しかも、連動図表をそれぞれの駅の線
路配線形と連動条件に合わせて作成するだけで、進路予
約照査手段などの他の連動制御手段の論理は同じでよい
から、すなわち設定要求された進路に関する軌道回路と
、転てつ機などの進路制御機器と、それらの制御条件と
を、連動図表から読みだし、その条件に合わせて制御を
実行すればよいので、連動装置の標準化および簡単化が
達成される。これにより、機能を確認する連動試験も簡
略化されることになる。
また、軌道区間予約制御によれば、通常の列車等の運行
の進路予約に限らず、入換作業現場の予約、保守作業現
場の予約、応急運転の予約、運行保安設備の使用停止範
囲の予約等の設定要求を、軌道区間単位で共通管理する
ことができる。そのため、保守・入換作業のための作業
範囲指定、保守用車の進路設定・開通、入換作業の範囲
、又は応急運転の進路を、任意に設定又は変更しても、
他の全ての列車等との競合関係が判断できるので、連動
制御対象の範囲が拡大するだけでなく、柔軟性の高いシ
ステムが可能になる。なお、それらの設定又は変更は、
リレー回路やシュプールファイルの追加・変更のように
、格別な制御論理の追加・変更なく実現できる。
しかも、列車等の運行において危険となる競合が、全て
軌道区間予約制御に集約され、それぞれの駅の線路配線
形が軌道区間に置き換えられることから、線路配線形の
違いおよび連動条件に左右されることなく、連動制御論
理を標準化および汎用化可能になり、また線路配線形の
変更、信号機の増設、或いは保守・入換作業の形態変更
等に容易に対応できる。− 〔実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図に本発明の一実施例の連動装置の機能システムブ
ロック図を示す。本実施例の連動装置は、コンピュータ
を核として構成され、連動制御に必要なデータが格納さ
れる各種テーブル群と、連動制御を実行する各種の機能
群とを含んで構成されている。各種テーブル群は、連動
図表ファイル11、軌道回路予約テーブル12、転てつ
機予約テーブル13、てこ予約テーブル14、進路構成
テーブル15等を含んでいる。制御機能群はプログラム
によって構成される進路予約照査手段21、転てつ制御
手段22、進路鎖錠手段24、信号制御手段25、軌道
回路追跡手段27および進路鎖錠解錠手段28と、ハー
ドウェアで構成される転てつ機制御手段23および信号
機制御手段26を含んでいる。また、制御機能群には、
コンピュータで構成される保守・入換作業にががる保守
用車進路作成手段31、保守・入換作業管理手段32お
よび保守用車追跡手段33が含まれている。
入力情報としては、運行管理システムの上位のコンピュ
ータがら運行ダイヤに従って、実時間で発信される列車
の進路情報、又は入換作業等のその他の端末から入力さ
れる進路情報41と、図示していない軌道回路検出手段
から出力される軌道回路情報42の他、それぞれ入力手
段を介して入力される転てってこ情報43と、入換支障
情報44と、保守作業範囲情報・使用停止範囲情報45
と、保守用車進路情報46等がある。また、連動装置か
らは、転てつ機器51と、標識群を含む信号機群等52
と、進路表示器群53と、保安設備54とに、それぞれ
制御出力又は表示出力が伝送される。
以下、本実施例の詳細を説明するにあたり、第2図に略
図で示した駅構内の線路配線の一例を適宜参照して説明
する。同図示の配線形は複線の下り線のみを表しており
、通常の列車の進行はN方からS方に向かう。この下り
線は、転てつ機51と61により、下り本線I RAT
と下り]番線IR,B Tに分岐されている。図示のよ
うに線路は、複数の軌道回路51T、IRAT、IRB
T、61T等に区分されている。この軌道回路は、その
区間の一対のレール間に電圧を印加しておき、その区間
に列車等が進入したときに、そのレール間が車輪で短落
されるのを検出して、列車等の在線を検出するものであ
る。また、軌道回路は、本来転てつ機や信号機を制御す
るための区分であり、そのような制御を行うに適した区
間に分割される。
例えば、転てつ機が有るところでは、その転てつ機を挟
んで1つの区間が設定される。そして、軌道回路51T
の進入側に、下り本線側の進路開通を示す場内信号機I
RAと、下り1番線側の進路開通を示す場内信号機IR
Bとが設置される。また、下り本線の軌道回路I RA
Tの出側に、転てつ機61の進路開通を示す出発信号機
5REが設置される。一方、下り1番線の軌道回路I 
RBTの出側に、転てつ機61の進路開通を示す出発信
号機6REが設置される。また、転てつ機51と61を
含む軌道回路の両端に、入換標識51L。
52L、21R,22R,23Lが設置される。
なお、図中−点鎖線で囲われた範囲Xは入換作業範囲の
一例であり、同様に範囲Yは保守作業現場(中保−10
)の−例である。
まず、本発明の特徴である軌道区間単位による連動制御
の基本的な考え方を、列車Aが軌道回路51Tを通って
下り本線に到着する進路を開通させる場合について説明
する。この場合、少なくとも軌道回路51TとLRAT
に、入換作業中等の他の車両Bが在線しないこと、また
は他の車両等の進路が設定されていないことが条件とな
る。この条件は、列車Aの進路設定要求にかかる進路の
軌道回路51TとIRATに、他の列車の進路設定がさ
れているか、または在線しているかをチエツクすること
により判断できる。また、進路を構成した場合は、その
進路に他の列車等が進入しないように、転てつ機を鎖錠
する他、信号機および入換標識を所定の表示にして、か
つ鎖錠しなければならない。これら進路制御機器の鎖錠
条件についても、軌道回路単位を基準にした進路構成に
基づいて、簡単に設定、管理、制御できる。
ここで、各テーブルの内容を説明する。連動図表ファイ
ル11は、構成する進路の種類と、その進路構成に関連
する転てつ機等の進路制御機器と、それら進路制御機器
の鎖錠条件等の、予め定められた連動制御データを格納
するものである。第3図に連動図表の一例を示す。同図
に示すように、連動制御データは設定される進路を基準
に作成されている。その進路は信号機や入換標識などの
進路制御機器を基準として、進路名称と進路番号とが設
定され、進路名称欄には進路の発点と着点データ(着点
軌道回路)が記入される。例えば、列車AがN方を発点
とし、下り本線の軌道回路IRATを着点とする進路の
場合、進路構成にかかる信号機は、場内信号機IRAで
あるから、進路名称と進路番号欄の記載は、第3図に示
した内容になる。この進路名称欄に対応して、鎖錠欄、
信号制御又はてっ査鎖錠欄、進路区分鎖錠欄、接近鎖錠
又は保留鎖錠欄が設けられている。
鎖錠欄には、当該進路を構成するにあたって、鎖錠が必
要な転てつ機等の番号を、その転換位置とともに記入す
る。第2図例で進路番号IRAの場合は、転てつ機51
を定位の方向に転換して鎖錠することを規定している。
なお、転換位置は、第2図で斜線を付した側が「定位」
、その反対側が「反位」であり、第3図では「反位」で
鎖錠する転てつ機番号にアンダーラインを付して示した
また、列車等が着点を越えて進行した場合を考慮して、
一定の範囲にある転てつ機を所定の方向に転換鎖錠する
場合は、その転てつ機を過走転てつ機に設定し、その番
号と転換位置とを規定する。
図示例では、着点I RATを越えて過走したときを考
慮して、軌道回路61Tを過走防護区間として設定し、
転てつ機61を過走転てつ機として定位側に転換鎖錠す
ることを規定している。さらに、その他の鎖錠欄に、方
向てこ、開通てこ、照査で二等の鎖錠を規定する。
信号制御又はてっ査鎖錠瀾は、当該進路の信号機等の制
御条件と、てっ査鎖錠条件を規定する欄であり、進路の
信号機等の内方(信号機等よりも進行方向側)の軌道回
路と着点軌道回路とを規定する。信号制御の場合、例え
ば第3図例では、最初の軌道回路51. Tに列車が進
入したら信号機1RAを「停止(赤)Jにし、次の軌道
回路IRATに列車が進出するまでその状態を保持する
。また、信号機IRA等の表示を「進行(青)」に切り
換える条件として、列車等が在線しないことを照査すべ
き軌道回路としてもこの欄の情報が用いられる。また、
上記設例では関係はないが、てつ査鎖錠とは、ある軌道
回路に列車等が在線しているときに、特定の転てつ機を
鎖錠することをいい、列車等が連動図表の転てつ機の行
の「信号機制御又はてっ査鎖錠」の欄に規定された軌道
回路(5IT)に在線しているときは、当該転てつ機(
51)を規定の位置に鎖錠し、この内方軌道回路(51
T)を進出して、着点軌道回路(]、RAT)に進入完
了したときに、当該転てつ機(51)の鎖錠を解除する
条件となる。また、信号制御槽には、途中の軌道回路と
着点の軌道回路を記入する。
なお、本実施例では規定していないが、総括制御槽を設
けることもある。
進路区分鎖錠欄は、進路区鎖錠欄と過走防護区間鎖錠欄
が設けられている。進路区分鎖錠とは、信号機等の現示
によっである軌道回路に列車等が進入し、そして進出し
て行くに従い、軌道回路の鎖錠を順次区分的に解除する
ことをいう。例えば、本実施例の設例では、列車Aが信
号機IRAを通り抜け、軌道回路51Tを進出したとき
はその51Tの鎖錠を解除、すなわち軌道回路予約テー
ブル12の予約を消去することを規定していることにな
る。したがって、列車Aが軌道回路51Tを進出したら
、転てつ機の鎖錠を解除する規定にもなる。また、過走
防護区間鎖錠についても同様である。
接近鎖錠又は保留鎖錠欄は、進路の復位(進路の解除要
求)が要求されたときに、その復位を実行するときの条
件を規定する欄である。例えば、列車等がその要求進路
にかかる転てつ機に接近した軌道回路に到達していれば
、その進路の転てつ機の鎖錠を保持し、またその鎖錠の
保留時間を設定して、その列車が完全に停止できる時間
を待ってから鎖錠を解いて復位するようにする。
一方、軌道回路予約テーブル12は、現在設定又は構成
されている進路又は作業範囲が、どの軌道回路を使用し
ているのか、の予約状況を示すものである。例えば、第
4図に示すように、このテーブル12は、全ての軌道回
路に対応させた欄を有し、対応する軌道回路の欄に設定
又は構成されている進路又は作業の番号等の情報が登録
される。
したがって、進路設定や作業範囲設定の要求があったと
きに、対応する欄にその進路以外の他の進路又は作業の
番号が、登録されているか否かを確認すれば、競合判断
を簡単に行える。また、図示していないが、各軌道回路
に列車等が在線しているか否かの情報と列車番号等の識
別情報を格納する欄が設けられている。第2図例でいえ
ば、列車Aの進路IRAについて軌道回路51T、IR
AT、61Tが予約されている。したがって、入換作業
の車両Bが下り1番線からS方の進路を採ろうとしても
、既に軌道回路61Tに列車Aの進路IRAの予約があ
るので、その入換進路は採ることはできない。また、図
示していないが、軌道回路予約テーブル12には、軌道
回路追跡手段27により登録管理される在線情報欄が設
けられており、この欄の内容によってその軌道回路に列
車等が在線しているか否かを確認できるようになってい
る。なお、図示していないが、軌道回路予約テーブル1
2内に、進路競合チエツクマトリックスが設けられてお
り、これを用いて通過列車があるとき等のように、2つ
の進路(IRAと5RE)の両者によって、1つの軌道
回路についての重複予約を許容するようにする。このよ
うな例としては、通過列車の他に、保守作業現場と使用
停止情報とが重複して同一軌道回路に予約登録を許容す
る場合などがある。進路競合チエツクマトリックスの構
成は、進路名称、保守作業名称、線路閉鎖などの種別を
行列に配列し、それらの交点欄に、重複登録を許容する
か否かを規定した内容になっている。
また、転てつ機予約テーブル13とて二予約テーブル1
4は、軌道回路予約テーブル12と同様に、進路又は作
業の設定に伴う転てつ機とてこの予約を登録するテーブ
ルである。ここで、てこの種類には、信号てこ、入換標
識てこ、方向てこ、開通てこ、照査てこなどがある。ま
た、進路構成テーブル15は、現在開通されている進路
の状態を示す転てつ機の転換位置データ等が、格納され
る。
次に、各機能手段の構成について、第1図に示した機能
ブロック図と、第5図〜第10図に示した各手段の処理
フローチャートに沿って、本実施例の全体動作とともに
説明する。進路情報41により進路設定要求が入力され
ると、本処理が開始される。進路設定は、連動図表の進
路名称欄の内容に対応する信号機種別および発点、着点
を指定して設定する。この進路設定要求は、上位のコン
ピュータ端末、無線端末、電話器接続端末等から入力さ
れる。なお、保守用車の進路情報46は上記の進路情報
41とは別に、保守用車進路作成手段31に入力される
。また、必要に応じて、設定された進路又は開通された
進路の進路解除要求(進路復位)が進路鎖錠解除手段2
8に入力される。
進路予約照査手段21は、進路情報を入力しくステップ
101)、連動図表ファイル11の進路情報検索を行な
って、この入力された進路設定要求にかかる進路が、進
路名称欄に規定されているか否かをチエツクする(ステ
ップ102)。規定されていなければ、その旨の報告を
して処理を終了する(ステップ107)。規定されてい
るときは、てこ予約テーブルI4を照査して、設定要求
にかかる進路がてこ等により鎖錠中でないか、つまり他
の進路によって反対方向の鎖錠予約がされてないか、又
は使用停止中、現示停止中でないかを確認する(ステッ
プ103)。使用停止中等であれば、その旨の報告をし
て処理を終了する(ステップ107)。使用停止中等で
なければ、当該要求にかかる進路を構成する軌道回路を
、連動図表ファイル11の進路情報検索により抽出する
(ステップ104)。つぎに、この抽出した軌道回路が
、他の列車等により進路予約されていないか、軌道回路
予約テーブル12の内容を検索して進路予約照査する(
ステップ105)。他の予約があれば、その旨を報告し
て処理を終了する(ステップ107)。他の列車等の予
約がされていなければ、転てっ制御手段22に、進路開
通指令を出力する(ステップ106)。
転てつ制御手段22は、第6図に示すように、進路開通
指令にかかる進路の軌道回路に、他の列車等が在線して
いないか否か軌道回路予約テーブル12の在線情報欄を
照査する(ステップ11J)。在線している場合は、そ
の旨を報告して処理を終了する(ステップ117)。在
線していなければ、連動図表ファイル11から鎖錠欄に
規定されている関係転てつ機を含む鎖錠情報を検索抽出
する(ステップ112)。次に、この抽出した転てつ機
が他の条件により鎖錠中等でないが、つまり使用停止中
又は単独で二扱い中でないか、或いは他の進路の予約に
よりにより鎖錠されていないかを、転てつ機予約テーブ
ル13を照査して判断する(ステップ113)。使用停
止中等であれば、その旨を報告して処理を終了する(ス
テップ117)。使用停止中等でなければ、それらの関
係転てつ機の転換指令を転てつ機制御手段23に出力す
る(ステップ114)。これにより転てつ機制御手段2
3は転てつ機器51の該当転てつ機に、指令に応じた転
てつ機制御出力を出力する。また、転てつ機に設けられ
た位置検品から出力される転換位置を表す転てつ機表示
信号を取り込み、転てつ機制御信号通りに動作したこと
を確認する。なお、転てつ機表示信号は後述するように
、進路構成テーブル15に入力登録されており、これに
より進路開通の状態が確認できるようになっている。
また、必要に応じてこの進路構成テーブル15の内容を
、CRT等のグラフィック装置に表示出力する。一方、
転てつ制御手段22は、確認のため進路構成テーブル1
5を検索して、要求にかかる進路が構成(開通)したか
否かを照査する(ステップ115)。進路が構成されて
いなければ、その旨報告して処理を終了する(ステップ
117)。
要求進路が構成されていれば、その進路の予約指令を進
路鎖錠手段24に出力する(ステップ116)。 この
進路予約指令を受けて進路鎖錠手段24は、第7図に示
す処理を行う。まず、連動図表テーブル11から読みだ
した指令にかかる進路の鎖錠条件や過走防護区間の情報
等から、関係する軌道回路を抽出する(ステップ121
)。抽出した軌道回路について、軌道回路予約テーブル
12に進路番号、信号機種別を登録して、進路の予約を
行う(ステップ122)。第2図例によると、第4図の
ように軌道回路5 IT、1.RAT、61Tに、進路
IRAか登録される。これにより、対向進路51Lと5
2L、23Lの進路構成が実質的に禁止されるとともに
、進路IRAの進路上における入換作業や保守作業が実
質的に禁止される。
このように、本実施例によれば、軌道回路予約により競
合を判断し、実質的に競合進路が排除されることから、
従来のように相互鎖錠すべき対向進路や純対向進路(同
一進路)を連動図表の鎖錠欄に規定する必要がなくなり
、連動図表の作成が容易になる。また、連動検査も簡略
化される。
このような軌道回路予約を行なった後、連動図表ファイ
ル11の情報に基づいて、特定のてこ(開通てこ、照査
てこ、方向てこ)に関して、てこ予約テーブル15に進
路番号と解除条件を登録して、てこ鎖錠設定の予約を行
う(ステップ123)。また、連動図表ファイル11の
鎖錠情報と過走防護区間情報に基づいて、転てつ機予約
テーブル15に進路番号と解除条件を登録して、転てつ
機鎖錠設定の予約を行う(ステップ124)。
そして、信号制御手段25に信号制御指令を出力する(
ステップ125)。
この信号制御指令を受けて、信号制御手段25は、第8
図に示す処理を実行する。まず、連動図表ファイル11
の信号制御又はてっ査鎖錠欄がら、関係軌道回路を抽出
する(ステップ131)。その抽出した軌道回路に他の
列車等が在線していないか否か、軌道回路予約テーブル
12を検索して判断する(ステップ132)。次に、進
路開通にかかる信号機等を「進行」の現示表示にする指
令を出力する(ステップ133)。次のステップ134
では、後述する軌道回路追跡手段27から進行・停止現
示要求により入力される「停止」現示要求に従って、「
停止」現示指令を信号機制御手段26に出力する(ステ
ップ134)。信号機制御手段26は、入力される信号
機、標識又は進路表示器の進行・停止現示要求に応じて
、対応する信号機等の表示を切り換える。
このようにして、通常の列車運行、入換作業等の1つの
列車等の進路開通にかかる基本的な処理を終了する。
ここで、上記一連の処理と並行して実行される軌道回路
追跡について説明する。軌道回路追跡手段27は、入力
される軌道回路情報42を取り込゛み、これに基づいて
軌道回路予約テーブル12の在線情報を書き替える。す
なわち、軌道回路情報42は、ある軌道回路に列車等が
進入したことを示す落下情報と、その軌道回路から列車
等が進出したことを示す扛上(こうじよう)情報と、そ
の軌道回路番号からなり、これに基づいて列車等の追跡
を行う。つまり、ある軌道回路の落下情報が入力された
ときは、軌道回路予約テーブル12の対応する軌道回路
の欄に、在線列車を登録し、その軌道回路の扛上情報が
入力されたときは、その登録を消去する。したがって、
軌道回路予約テーブル12の在線情報欄を見ることによ
り、列車の進行を追跡できる。この追跡情報は進路鎖錠
解錠手段28に出力する。なお、軌道回路のない着発線
に進出したときは、上記在線列車の登録を消去する。ま
た、0駅と隣接駅との駅中間軌道回路の欄を設け、隣接
駅の開通表示灯区間を列車が進出したとき、隣接駅の連
動装置から出力される進出情報により、その欄に在線列
車を登録する。
進路鎖錠解錠手段28は、第9図に示すように、まず、
列車等の追跡情報入力により起動しくステップ141)
、入力される軌道回路番号の軌道回路と、追跡情報の在
線位置に応じて、列車等が進出した軌道回路の進路予約
を、軌道回路予約テーブル12から順次消去する(ステ
ップ142)。
そして、上記軌道回路予約の解除に合わせて、てこ予約
テーブル14に登録されている方向てこ等鎖錠を解除す
る(ステップ143)とともに、転てつ機予約テーブル
13に登録されている進路内及び過走転てつ機の@錠と
を解錠する(ステップ143.144)。これにより、
構内入換列車Bの入換作業を可能にするとともに、対向
進路23L等の進路構成を可能にする。
このようにして、通常の列車と入換作業の進路設定要求
に応動して、その要求の進路を軌道回路制御予約により
開通するとともに、列車等の進行に合わせて、軌道回路
予約および転てつ機等の進路開通機器の鎖錠を解除し、
保安を維持しながら、能率よく次の列車等の進路を構成
可能にする。
一方、保守用車は車輪が絶縁されているので軌道回路に
よる在線検出が動作しないため、保守用車の進路構成に
ついては、上述した通常の列車等と異なった連動システ
ムになっている。すなわち、上記各手段とは別に、保守
用車進路作成手段31と、保守用車追跡手段33と、保
守・入換作業管理手段32が設けられている。
保守用車進路作成手段31は、第10図に示すように、
保守用車進路情報46が入力されたときに起動する。こ
の情報には、保守用車進路設定要求と、その解除要求が
ある。保守用車進路設定要求は、保守用車の進路にかか
る信号機種別と発点・着点を指定して行う(ステップ1
51)。保守用車進路作成手段31は、進路設定要求が
入力されると、当該進路が連動図表ファイル11に登録
されているか否かを照査する(ステップ152)。
登録されていれば、当該進路設定要求を進路予約照査手
段21に出力する(ステップ153)。これにより進路
予約照査手段21が起動され、前述の列車の場合と同様
、前記第5図から第8図の処理が実行され、設定要求に
係る進路が構成される。
その後、保守用車進路作成手段31は、進路構成テーブ
ル15を検索して、関係転てつ機の転換位置を確認し、
要求の進路が開通されたか否かを確認する(ステップ1
54)。開通されていれば、進路の開通表示を連動装置
のコンピュータ端末装置等に出力して(ステップ155
)、処理を終了する。なお、前記ステップ152の判断
等が否定のときは、ステップ156にてその旨報告をし
て処理を終了する。
保守用車は、上述したように軌道回路情報42によって
、在線を検出できない。そこで、保守用車追跡手段33
は、保守用車使用開始時に、保守用車の位置の発生処理
を行う。つまり、保守用車の進路設定報告に応動して、
その発点の軌道回路に保守用車の在線を割り付ける。一
方、保守用車の進路設定解除報告に応動じて、保守用車
の在線位置を着点軌道回路に割り付ける。そして、保守
用車の作業終了報告により、保守用車の追跡情報を消去
して処理を終了する。
保守・入換作業管理手段32は、入換支障情報44と、
保守作業範囲情報・使用停止情報45を入力とし、線路
閉鎖、保守用車使用又は保守作業の範囲の設定入力があ
ったとき、それらの作業範囲に属する軌道回路について
、軌道回路予約テーブル12に登録する。そして、その
作業範囲の設定又は解除が入力されたとき、その範囲内
の軌道回路について軌道回路予約テーブル12に予約登
録又はその登録の消去をする。一方、構内の入換作業範
囲である入換支障範囲が設定又は解除されたときは、上
記と同様に、軌道回路予約テーブル12の予約登録又は
その消去をする。その他、図示されてないが、保安設備
54などの諸設備の使用停止が設定されたときは、転て
つ機予約テーブル13又はて二予約テーブル14に、そ
の旨登録する。そして、使用停止が解除されたとき、そ
れらの登録を消去する。
その他、第1図のブロック図には明示していないが、進
路復位について説明する。進路復位とは進路解除要求と
同じであり、進路設定要求と同じように、信号機種別、
発点・着点軌道回路の情報を指定して行う。ただし、進
路復位により進路解錠する場合は、保安のために、次の
手順により行う。まず、進路復位が設定されたとき、連
動図表ファイル11の接近又は保留鎖錠欄に規定された
外方軌道回路について、列車等の在線の有無を照査する
。そして、列車等が通過済みのときは、進路復位のみを
行う。一方、在線ありのときは、連動図表ファイル11
の接近又は保留鎖錠欄に規定された時間の経過後に、進
路解錠処理を行なう。
また、在線なしの場合は、直ちに進路予約の解除処理を
行なう。
〔発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、次の効果がある
すなわち、本発明は、連動制御の手法として軌道区間予
約という概念を導入し、進路設定要求にかかる進路や作
業範囲の競合判断を、軌道区間単位で設定される進路予
約の有無に基づいて直接行う軌道区間予約制御にしたこ
とから、列車等の運行において危険となる競合判断が、
簡単で単純明瞭な連動制御論理により実現できる。
また、連動図表ファイルは、上記軌道区間予約制御方式
と相まって、連動制御対象の複数の進路を、信号機種別
および発点・着点情報により規定し、該各進路に対応さ
せて当該進路を構成するに当たって必要な、転てつ機等
の進路制御機器の連動制御条件を前記軌道区間の区分に
基づいて規定するようにできる。その結果、連動制御に
必要な条件を全て進路に対応させて規定できるので、作
成が容易になる。しかも、連動図表をそれぞれの駅の線
路配線形と連動条件に合わせて作成するだけで、進路予
約照査手段などの他の連動制御手段の論理は同じでよい
から、すなわち設定要求された進路に関する軌道回路と
、転てつ機などの進路制御機器と、それらの制御条件と
を、連動図表から読みだし、その条件に合わせて制御を
実行すればよいので、連動装置の標準化および簡単化が
達成される。これにより、機能を確認する連動試験も簡
略化されることになる。
また、軌道区間予約制御によれば、通常の列車等の運行
の進路予約に限らず、入換作業現場の予約、保守作業現
場の予約、運行保安設備の使用停止範囲の予約等の設定
要求を、軌道区間単位で共通管理することができる。そ
のため、保守・入換作業のための作業範囲指定、保守用
車の進路設定・開通、又は入換作業の範囲を、任意に設
定又は変更しても、他の全ての列車等との競合関係が判
断できるので、連動制御対象業務の範囲が拡大するだけ
でなく、柔軟性の高いシステムが可能になる。
なお、それらの設定又は変更は、リレー回路やシュプー
ルファイルの追加・変更のように、格別な制御論理の追
加・変更なく実現できる。
しかも、列車等の運行において危険となる競合が、全て
軌道区間予約制御に集約され、それぞれの駅の線路配線
形が軌道区間に置き換えられることから、線路配線形の
違いおよび連動条件に左右されることなく、連動制御論
理を標準化および汎用化可能になり、また線路配線形の
変更、信号機の増設、或いは保守・入換作業の形態変更
等に容易に対応できる。
さらに、軌道区間単位で競合判断することから、競合判
断論理や、転てつ機・信号機などの鎖錠論理が簡単にな
り、連動制御の基本になる連動図表の作成が容易になる
。また、相互に鎖錠すべき進路が排除されているか否か
の確認が不要となり、連動検査の簡略化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例連動装置にかかる全体機能ブ
ロック図、第2図は本発明を説明するための−例の駅構
内の線路配線図、第3図は本発明の一実施例の連動図表
の内容を示す図、第4図は本発明の一実施例の軌道回路
予約テーブルの内容を示す図、第5図は進路予約照査手
段の処理フローチャート、第6図は転てつ制御手段の処
理フローチャート、第7図は進路鎖錠手段の処理フロー
チャート、第8図は信号制御手段の処理フローチャート
、第9図は進路鎖錠手段の処理フローチャート、第10
図は保守用車進路作成手段の処理フローチャートである
。 11・・・連動図表ファイル、12・・・軌道回路予約
テーブル、13・・・転てつ機予約テーブル、14・・
・てこ予約テーブル、15・・・進路構成テーブル、2
1・・・進路予約照査手段、22・・・転てつ制御手段
、23・・・転てつ機制御手段、24・・・進路鎖錠手
段、25・・・信号制御手段、26・・・信号機制御手
段、27・・・軌道回路追跡手段、28・・・進路鎖錠
解錠手段、31・・・保守用車進路作成手段、32・・
・保守・入換作業管理手段、33・・・保守用車追跡手
段、51T。 61T、IRAT、IRBT、5RET・・・軌道回路
、IRA、IRB・・・場内信号機、5RE、6RE・
・・出発信号機、21R,22R,23L・・・入換標
識、A・・・列車、B・・・構内入換列車、X・・・入
換作業範囲、Y・・・保守作業範囲。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、連動制御対象範囲の軌道を複数の区間に区分し、こ
    の軌道区間単位で進路設定の予約が登録される軌道区間
    予約テーブルと、 連動制御対象の複数の進路を、信号機種別および発点・
    着点情報により規定し、該各進路に対応させて当該進路
    を構成するに当たって必要な、転てつ機等の進路制御機
    器の連動制御条件を前記軌道区間の区分に基づいて規定
    してなる連動図表ファイルと、 進路設定要求を、信号機等の種別および列車等の発点・
    着点情報を指定して入力する進路設定要求入力手段と、 この手段から入力される進路設定要求にかかる進路が前
    記連動図表ファイルの進路に規定されているか否かを検
    索し、規定されている場合には当該進路に関係する軌道
    区間を抽出し、この抽出した軌道区間について、前記軌
    道区間予約テーブルを検索して他の予約の有無を確認し
    、全ての軌道区間について相互に支障する予約がないと
    き、当該進路の開通指令を出力する進路予約照査手段と
    、 この手段から出力される進路開通指令に基づいて、前記
    連動図表ファイルを検索して進路鎖錠の関係転てつ機と
    転換位置の規定とを抽出し、対応する各転てつ機に規定
    された転換指令を出力した後、進路予約指令を出力する
    転てつ制御手段と、 この手段から出力される進路予約指令に基づいて、前記
    要求に係る進路の全ての関係する軌道区間についての予
    約を、前記軌道区間予約テーブルに登録する進路鎖錠手
    段とを備えてなる連動装置。 2、線路の一対のレールが列車等によって短絡されたこ
    とにより列車等の在線を検出するために、線路を複数の
    区間に区分して設定される軌道回路単位で、進路設定の
    予約情報とその区間の在線情報とを含む進路予約情報が
    登録される軌道区間予約テーブルと、 連動制御対象の複数の進路を、信号機種別および発点・
    着点情報により規定し、該各進路に対応させて当該進路
    を構成するに当たって必要な、転てつ機等の進路制御機
    器の連動制御条件を前記軌道区間の区分に基づいて規定
    してなる連動図表ファイルと、 転てつ機の鎖錠予約が登録される転てつ機予約テーブル
    と、 前記軌道回路により検出される列車等の在線情報を取り
    込んでその列車等の進行を追跡するとともに、その在線
    情報を前記軌道区間予約テーブルに登録する軌道回路追
    跡手段と、進路設定要求を、信号機等の種別および列車
    等の発点・着点情報を指定して入力する進路設定要求入
    力手段と、 この手段から入力される進路設定要求にかかる進路が前
    記連動図表ファイルの進路に規定されているか否かを検
    索し、規定されている場合には当該進路に関係する軌道
    区間を抽出し、この抽出した軌道区間について、前記軌
    道区間予約テーブルを検索して他の予約の有無を確認し
    、全ての軌道区間について相互に支障する予約がないと
    き、当該進路の開通指令を出力する進路予約照査手段と
    、 この手段から出力される進路開通指令に基づいて、前記
    連動図表ファイルを検索して進路鎖錠の関係転てつ機と
    転換位置の規定とを抽出し、対応する各転てつ機に規定
    された転換指令を出力した後、進路予約指令を出力する
    転てつ制御手段と、 この手段から出力される進路予約指令に基づいて、前記
    要求に係る進路の全ての関係する軌道区間についての予
    約を、前記軌道区間予約テーブルに登録するとともに、
    前記要求にかかる進路開通に必要な転てつ機にを所定位
    置に鎖錠する予約を、前記転てつ機予約テーブルに登録
    する進路鎖錠手段と、 前記軌道回路追跡手段から出力される追跡情報に基づい
    て、前記列車等が前記開通された進路の所定点に到達し
    たときに、前記軌道区間予約テーブルの進路予約を解除
    するとともに、前記転てつ機予約テーブルの転てつ機の
    鎖錠予約を解除する進路鎖錠解錠手段とを含んでなる連
    動装置。 3、請求項2に記載の連動装置において、 前記進路鎖錠手段は、前記転てつ機の鎖錠予約完了後、
    前記進路開通指令の進路にかかる信号機等を所定の表示
    に切り換える信号制御指令を信号制御手段に出力するこ
    とを含んでなる連動装置。
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JP2859347B2 (ja) 踏切制御装置

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