JPH041996Y2 - - Google Patents

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JPH041996Y2
JPH041996Y2 JP10941385U JP10941385U JPH041996Y2 JP H041996 Y2 JPH041996 Y2 JP H041996Y2 JP 10941385 U JP10941385 U JP 10941385U JP 10941385 U JP10941385 U JP 10941385U JP H041996 Y2 JPH041996 Y2 JP H041996Y2
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gear
walking
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planetary gear
power
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、立つた状態では歩行用脚部材によ
つて歩行をし、倒れた状態では駆動輪によつて走
行をする歩行・走行玩具に関するものである。
(先行技術) 本出願人は、先に、未だ知られていない斬新な
歩行・走行玩具と歩行・走行玩具用動力ユニツト
(実願昭59−70917,実願昭60−20412,実願昭60
−77483、本出願時においてはいずれも未公開)
を提案した。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、この種の玩具では、歩行は低速で、走
行は高速で行わなければ玩具として面白くないの
で、低速−高速間の動力切換えを行なう必要があ
り、その切換手段として、上記のうち先に出願し
た先行技術(実願昭59−70917,実願昭60−
20412)では、いずれも手動切換えを採用してい
たので、その切換操作が面倒なだけでなく忘れ易
いがために、その切換えを忘れて調速機構の作動
可能な状態のままで駆動輪を床に擦接してゼンマ
イを巻き上げてしまう場合があり。そのような場
合には調速歯車機構を構成する歯車に無理な負荷
が掛つてその歯車が破損してしまうという問題点
があり、それを防止するために、上記のうちの一
番後に出願した先行技術(実願昭60−77483)に
おいて、接地時の接地圧によつて回動する回動部
材により自動的に調速歯車機構を離脱させる提案
を行なつた。
ところが、上記先行技術(実願昭60−77483)
によつても未だ次のような問題点が残されてい
た。
即ち、駆動輪を床に擦接してゼンマイを巻き上
げた後は、通常前輪側から持ち上げる場合が多
く、そのため、上記先行技術(実願昭60−77483)
のように回動部材の接地側端部(自由端部)が駆
動輪よりも後方に位置するような構成にすると、
駆動輪が床から離れても未だ回動部材が床から離
れ切らない状態となり、その状態では未だ調速機
構が動力系から離脱したままであり、駆動輪が床
から離れて後回動部材が床から離れて調速機が作
用するまでの間に折角巻いたゼンマイが駆動輪の
高速回転によつてほぐれるという問題点である。
この考案は上記のような問題点を解決するため
になされたもので、ゼンマイを巻き上げた後、駆
動輪が床から離れる前に回動部材が床から離れた
調速機構が作用するようにし、もってゼンマイの
ほぐれによるロスを少なくした歩行・走行玩具を
提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この考案に係る歩行・走行玩具は、上記問題点
を解決するために、任意の形状をした玩具本体
に、ゼンマイ式動力源と、該動力源に伝達歯車群
を介して相互に回転動力の授受が可能に連けいさ
れた駆動輪と、相互に略180°位相を異にし前記伝
達歯車群を介して前記動力源から供給される回転
動力を歩行用動力に変換する一対のクランク機構
と、該一対のクランクにより歩行用動力を与えら
れて歩行運動を行なう一対の歩行用脚部材と、前
記伝達歯車群を構成する伝達歯車に常時噛合しな
がら該歯車の回転方向に移動可能に設けられた遊
星歯車と、該遊星歯車の移動に伴つて該遊星歯車
が噛合,離脱することによつて該遊星歯車から適
宜回転動力を供給されて回転する歯車に連動して
作動する調速歯車機構と、前記玩具本体が倒れた
ときの前記駆動輪の接地時に同駆動輪が取り付け
られた駆動軸より前方にある接地側端部が接地
し、その接地圧により接地側端部が前記駆動輪か
ら前方へ遠ざかつて玩具本体の前方側下部に寄り
添う方向に回動され、他端部で前記遊星歯車を前
記調速歯車機構を作動させる前記歯車から離脱さ
せる回動部材とを設置した構成とした。(作用) 上記のように構成したので、歩行・走行玩具を
倒して駆動輪を床に擦接してゼンマイを巻き上げ
るときには、回動部材がその一端の接地によつて
回動され、その他端で遊星歯車を移動させること
により調速歯車機構への動力の伝達が解除されて
いるので、調速歯車機構を構成する歯車に負荷が
掛からない。また、歩行・走行玩具が倒れた状態
で駆動輪によって走行するときにおいても、前記
と同様に調速歯車機構へ動力が伝達されないで、
高速走行を行なえる。
一方、前述の如くしてゼンマイが巻き上げられ
た後に、歩行・走行玩具を、その前輪側が先に床
から離れるように持ち上げると、その駆動輪が床
面から離れる以前に回動部材が床から離れて調速
機構が意作用するので、ゼンマイのほぐれによる
無駄が少ない。また、そのようにして持ち上げる
か、或いは、歩行用脚部材によつて立たせた場合
には、回動部材に妨げられることなく、調速機構
が作用した状態となるので、歩行用脚部材および
駆動輪の動きが低速に維持され、もつて、ゆつく
りした歩行運動が可能となり、かつ、駆動輪およ
び歩行用脚部材が接地しない状態に持ち上げられ
ているときのおける動力のロスが少なくなる。
(実施例) 図はこの考案に係る歩行・走行玩具1の実施例
を示すものである。
そのうち、第1図は歩行・走行玩具1(前,
後,上,下をそれぞれ符号A,B,C,Dにて示
す。)の側面図で、この歩行・走行玩具1は概略
次のように構成されている。
即ち、この歩行・走行玩具1はその外殻を構成
する玩具本体10を具えており、該玩具本体10
の前部下側中央部に従動輪11が回転自由に取り
付けられる一方、同玩具本体10の後部下側にゼ
ンマイ式動力ユニツト20が取り付けられてい
る。ゼンマイ式動力ユニツト20は、その詳述を
後にするが、概略、一対の駆動輪21,21およ
び一対の歩行用脚部材81,82と、これらを動
かす動力機構(後述)と、この動力機構を高速と
低速とに切り換える回動部材23とを具えてお
り、前記一対の駆動輪21,21と回動部材23
の一端部とが玩具本体10の後部下側、から接地
可能に突出するとともに一対の歩行用脚部材8
1,82の一端部が玩具本体10の後端部から外
方に突出した状態に配置されている。
このような構成により、歩行・走行玩具1は、
従動輪11と一対の駆動輪21,21とが床10
0に接地するように倒して駆動輪21,21を床
面上にて擦接して回転させると、後述の機構によ
りゼンマイ式動力ユニツト20中のゼンマイ(後
述)が巻かれ、その巻かれて状態で放すと高速で
走行する。一方、前記一対の歩行用脚部材81,
82の突出端部が接地するように歩行・走行玩具
1を立たせると、前記回動部材23によつて動力
が高速から低速に切り換えられ一対に歩行用脚部
材81,82によりゆつくりした歩行動作が行な
われながら移動して行く。
次に、この歩行・走行玩具1の各部の構成につ
いて詳しく説明する。
前記玩具本体10は第1図に側面図にて示すよ
うに航空機玩具の外観形態をし、内部は中空状に
なつている。この玩具本体10の前部の下側中央
部には、第1図に示すように、前記従動輪11が
回転自由に取り付けられている。また、同玩具本
体10の後端の上下部には、第2図に示すよう
に、左右一対ずつの補助脚12,12,13,1
3が突設されている。これら補助脚12,12,
13,13の存在により、玩具本体10は、それ
が立てられたときに、一定高さに維持される。
一方、前記ゼンマイ式動力ユニツト20は、第
3図および第4図に示すように、次のように構成
されている。
即ち、動力ユニツト20は、その外殻を構成す
る機枠60に、動力機構として、ゼンマイ式動力
源30と、伝達歯車群40を構成する複数の歯車
41,42,43,44,45,46と、調速歯
車機構50を構成する歯車51およびガバナ機構
50aと、左右の両端部に駆動輪21が固定され
る駆動軸6と、クランク機構7を構成するクラン
ク軸72と、歩行用脚部材81,82と、回動部
材23とが組み込まれて構成されている。そし
て、その詳細および相互の関連性は次のようにな
つている。
前記機枠60は中空の箱状の形状をしている。
また、前記ゼンマイ式動力源30は渦巻状のゼ
ンマイ式(図示省略)の内部が機枠60中に設置
されたゼンマイ軸8に固定される一方、外端部が
機枠60に固定されていて、ゼンマイ軸8を第5
図中反時計方向へ回転させると、前記ゼンマイ
(図示省略)が巻き込まれ、同ゼンマイが解かれ
るときはゼンマイ軸8が同図中時計方向に回転さ
れる構成となつている。前記ゼンマイ軸8には大
歯車部41aと小歯車部41bとが一体に設けら
れてなる歯車41が固定されている。
また、前記伝達歯車群40は、ゼンマイ軸8に
固定された前記歯車41と、駆動軸6に固定され
た歯車45および伝達歯車46と、大歯車部44
aと小歯車部44bとが一体に設けられてなり大
歯車部44aにおいて前記歯車45に常時噛合す
る歯車44と、該歯車44の大歯車部44aに常
時噛合するとともに同大歯車部44aの外周部に
沿つて移動可能に支持され、その移動に伴つて歯
車41の小歯車部41bと噛合、離脱する遊星歯
車42(この遊星歯車42は機枠60の両側壁に
設けられた、歯車44の軸心を曲率の中心とする
円弧状軸孔60aによつて移動自在に支持された
回転軸42aに固定されている。)と、小歯車部
43bにおいて前記大歯車部41aに噛合しなが
らその外周部に沿つて移動可能に支持され、その
移動に伴つて大歯車部43a前記が小歯車部44
bと噛合、離脱する遊星歯車43(この遊星歯車
43は機枠60の両側壁に設けられた、歯車41
の回転軸を中心とする円弧状軸孔60bによつて
移動自在に支持された回転軸43cに固定されて
いる。)とから構成されている。この伝達歯車群
40の構成は上記構成に限定されるのではなく、
ゼンマイ式動力源30と駆動軸6との間で動力を
相互に授受させる役割を果たすものでありさえす
ればよく、その構成如何は問わない。
前記減速歯車機構50は、爪車51aと、該爪
車51aの爪に、両端に設けられた一対の鉤状片
部52a,52aが交互に当接しながら軸54を
中心として往復回動を行なう振子片52とによつ
て調速を行なう周知のガバナー機構50aと、前
記爪車51aと一体に設けられ後述の遊星歯車5
5から回転動力を受けて前記ガバナー機構50a
を作動させる歯車51bとから構成されている。
前記遊星歯車55は、前記伝達歯車46に常時
噛合する小歯車55aと、この小歯車55aと一
体に設けられその移動に伴つて前記歯車51bと
噛合,離脱する大歯車55bとから構成され、そ
の移動は機枠60の両側壁に設けられた、伝達歯
車46の軸心を曲率の中心とする円弧状軸孔60
cによつて移動自在(昇降自在)に支持された回
転軸55c(第4図)に固定されることにより可
能とされている。このような構成により、遊星歯
車55は、それの小歯車55aが前記伝達歯車4
6と噛合しながら、その伝達歯車46の回転方向
に移動し、その移動に伴つて、大歯車55bが歯
車51bと噛合,離脱される。つまり、駆動軸2
1,21が第4図中時計方向、即ち、ゼンマ式動
力源30(第3図)のゼンマイ(図示省略)を巻
き上げる方向に回転するときは、遊星歯車55が
下降する方向に移動して、大歯車55bが歯車5
1bから離脱する。逆に、駆動輪21,21が前
記ゼンマイの解旋力で、第5図中反時計方向、即
ち、走行する方向に回転するときは、上昇する方
向に移動して、大歯車55bが歯車51bと噛合
し、その結果、調速歯車機構50が作動され、駆
動輪21,21の回転が減速される。
一方、前記回動部材23は、前記駆動軸6に回
動自在に支持されている。この回動部材23は接
地部23aと円弧状の腕部23bとからなり、前
記接地部23aは機枠60の下側に突出し、前記
腕部23bは前記遊星歯車55の軸55cの上側
に位置している。この回動部材23の回動限は機
枠60に横架されたピン24(第5図)により所
定範囲内に規制されている。
この回動部材23の接地部23aと腕部23b
とは、接地部23aの下端が、略、従動軸11の
下端と駆動輪21,21の下端が接する平面上に
あるときに、腕部23bで軸55cを押し下げて
遊星歯車55を歯車51bから完全に離脱させら
れる配置関係にある。つまり、歩行・走行玩具1
を倒して従動輪11と駆動輪21,21とが接地
した状態に置くと、回動部材23が第4図中時計
方向に回動して接地部23aんの下端が従動輪1
1の下端と駆動輪21,21の下端とを結ぶ千と
同一レベルになつて、このとき、遊星歯車55が
前記ゼンマイ(図示省略)の解旋力により第5図
中反時計方向に回転する伝達歯車46によつて歯
車51bに噛み合う方向への上昇力を与えられる
にも拘わらず、回動部材23の腕部23bによつ
て強制的、に歯車51bから離脱する方向へ押し
下げられることとなる。
なお、前記回動部材23は、上記のようにして
第5図中反時計方向への強制的な回動力が付与さ
れない限り、伝達歯車46の回転に基づく遊星歯
車55の昇降を妨げない重量バランス(モーメン
トを作る重量バランス)に保たれている。
また、前記歩行用脚部材81,82と該脚部材
81,82に歩行運動を行わせるクランク機構7
を構成するクランク軸72は次のように構成され
ている。
即ち、前記クランク軸72の両端部にはそれぞ
れ第2図および第3図に示すように屈曲せられた
クランク部71,71が形成され、これら左右の
クランク部71,71は互いに位相が180°ずれた
配置となつている。
一方、機枠60の両側壁外側には、前記歩行用
脚部材81,82が相互に平行かつ略水平に沿わ
せてあり、ゼンマイ式動力ユニツト20と一緒に
玩具本体10内に組み込まれ、その組み込まれた
状態において、それらの後端部がそれぞれ玩具本
体10の後部に設けられた透孔60d,60dか
ら突出し、駆動輪21,21より内側に納まつた
配置となつている。
これら歩行用脚部材81,82の前端部には第
3図および第5図に示すように、その長手方向に
沿う長孔81a,81aがそれぞれ設けられ、こ
れら長孔81a,81aがそれぞれ設けられ、こ
れら長孔81a,81aが機枠60の両側壁外側
にそれぞれ水平方向に向けて突設されたピン6
1,61に緩みをもつて外嵌されているとともに
歩行用脚部材81,82の中央部分に膨出して設
けられた円形部分の透孔81b,82bが緩みを
もつて前記クランク部71,71の軸端部に外嵌
されている。
従つて、クランク軸72が第5図中時計方向に
回転すると、歩行用脚部材81,82が交互に同
図に矢印Mにて示すように歩行的な運動を行う。
なお、この実施例では、玩具本体10に対して
着脱自在な機枠60に歩行と走行に必要な各種部
品を組み込んでユニツト化したゼンマイ式動力ユ
ニツト20を用いたが、ユニツト化しないで、玩
具本体10に必要な部品を直接組み込むようにし
てもよい。
次に以上のように構成された歩行・走行玩具1
の動作について説明する。
先ず、歩行・走行玩具1を倒して従動軸11と
駆動輪21,21とが床100に接地した状態に
してから、第6図に矢印Xで示す方向、即ち後退
させる方向に動かす。すると、駆動輪21,21
が同図中時計方向に回転されるので、駆動軸6に
固定された歯車45によつて歯車44が反時計方
向(同図に矢印に示す方向)に回転され、その歯
車44と噛み合う遊星歯車42が歯車44の大歯
車部、44aの外周部に沿つて反時計方向に移動
されてゼンマイ軸8に固定された歯車41の小歯
車41bと噛合する。このような歯車の噛み合わ
せにより、駆動輪21,21の回転がゼンマイ軸
8に伝達され、ゼンマイ軸8は同図中反時計方向
に回転される。これにより、ゼンマイ軸8に固定
されたゼンマイ(図示省略)が巻き込まれる。
このときには、駆動輪、21,21とともに時
計方向に回転する伝達歯車46の回転力と接地部
23aが床100上に接地した回動部材23の腕
部23bとによつて遊星歯車55が下降せられて
調速歯車機構50への動力伝達が解除されている
ので、調速歯車機構50による負荷を受けず、円
滑にゼンマイ(図示省略)の巻き込みが行なえる
し、また、ゼンマイ巻込時に加える力によつて調
速歯車機構50を構成する部品が傷むこともな
い。また、このときには、遊星歯車43は、同図
中反時計方向に回転する大歯車部41aによつて
反時計方向に引張られて大歯車部41aんの外周
部に沿つて反時計方向に移動し、もつて遊星歯車
43の大歯車部43aは歯車44の小歯車部44
bから離脱しているので、ゼンマイ巻上げの支障
とならない。
このようにしてゼンマイを巻き上げた後、歩
行・走行玩具1をそのまま放して駆動輪21,2
1の拘束を解くと、ゼンマイが解旋を始め、これ
に伴い、歯車41が第7図に矢印を付して示すよ
うに時計方向に回転し始める。すると今度は、遊
星歯車43が大歯車部41a、の外周部に沿つ
て、同図中時計方向へ移動し、その結果、大歯車
部43aが歯車44の小歯車部44b、に噛合す
る。このような、歯車の噛み合わせによつて、ゼ
ンマイの解旋によるゼンマイ軸8の回転が増速さ
れ駆動軸6に伝達され、駆動軸6が同図中反時計
方向へ回転される。この駆動軸6の回転に伴つて
駆動軸21,21が同図中反時計方向に回転し、
歩行・走行玩具1は高速で前進走行をする。これ
と同時に、歩行用脚部材81,82は前述した機
構により歩行的な運動(第5図に矢印Mにて示す
運動)を行なつているが、それらは接地していな
いため、歩行移動は行なわれない。
このときは、遊星歯車42は、遊星歯車43に
よつて同図中時計方向に回転される歯車44によ
りそれの大歯車部44aに沿つて反時計方向へ移
動せられ歯車41の小歯車部41bから離脱して
いるので、上記歯車の噛合により動力伝達への支
障は無い。またこのとき、遊星歯車55は、駆動
輪21,21とともに反時計方向へ回転する伝達
歯車46により上昇力、即ち、伝達歯車46に沿
つた反時計方向(第8図中)への移動力を与えら
れるが、その力に抗して、上記ゼンマイ巻込時と
同様に、回動部材23によつて強制的に下降せし
められ歯車51bから離脱しているので、調速歯
車機構50は休止状態にあり、駆動輪21,21
は高速回転状態に保たれる。
一方、前述の如くしてゼンマイを巻き上げた状
態において、歩行・走行玩具1を持ち上げて回動
部材23の接地部23aの床100上への接地を
解除すると、遊星歯車55は回動部材23による
規制力を解除され、駆動軸6とともに反時計方向
へ回転する伝達歯車46による回転力により上
昇、即ち、同伝達歯車46の外周部に沿って反時
計方向へ移動せられて歯車。51bと噛合する。
その結果、調速歯車機構50が作動してゼンマイ
の解旋速度が減速され、駆動輪21,21および
歩行用脚部材81,81の回転および歩行動作が
減速される。これにより、非歩行時における動力
のロスが少なくなる。
また、前述の如くしてゼンマイを巻き上げてか
ら、歩行・走行玩具1を、第1図に示す如く、補
助脚12,12,13,13で床100上に立た
せると、歩行用脚部材81,82が、交互に、非
接地状態で前方に踏み出しは床100の面を掻い
て後退する運動(歩行運動)をして前進する。こ
のときは、第9図に示すように、遊星歯車55が
伝達歯車46の反時計方向への回転力により、伝
達歯車46の外周に沿って反時計方向に移動され
て大歯車55bが歯車51bと噛合し、もつて調
速歯車機構50が作動した低速状態にある。従つ
て、歩行動作はゆつくりと行われる。
(考案の効果) この考案によれば、歩行手段と歩行手段とを具
えていて歩行と歩行の両方の運動が行える外、駆
動輪の接地時に接地し、その接地圧により回動さ
れて調速機を動力系から解除させる回動部材を具
えているので、ゼンマイの巻上げ時と歩行時に
は、回動部材によつて必ず調速歯車機構への動力
伝達を解除でき、かつ、ゼンマイを巻き上げた状
態で、歩行・走行玩具を持ち上げたり立たせたり
して駆動輪の接地を解除させると必ず調速歯車機
構へ動力が伝達されて調速歯車機構が作動される
こととなる。つまり、回動部材によつて、高速と
低速間の動力切換が自動的に行われるので、手動
操作は必要とせず、ゼンマイ巻上げ時に調速歯車
機構に動力が伝わつて調速歯車機構を構成する部
品を傷めることは無く、また、ゼンマイを巻き上
げた状態で歩行・走行玩具を持ち上げた場合にす
ぐに調速歯車機構が作動して低速に維持されるの
で高速状態のままで駆動輪の接地が解除されたの
に比べ、動力のロスが軽減されることとなる。ま
た、前記回動部材の接地側端部が駆動輪の取り付
けられた駆動軸より前方にあるので、駆動輪を床
面に擦接してゼンマイを巻き上げた後、前輪側か
ら先に走行玩具を持ち上げた場合においては駆動
輪が床面から離れる前に回動部材の接地側端部が
床面から離れて調速機構が自動的に利用すること
となるので、駆動輪のフリー回転時の動力のロス
が極めて少なくなつて有利となる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案に係る歩行・走行玩具の実施例を
示すもので、そのうち、第1図は立てた状態と倒
した状態を示す側面図、第2図は後部を示す部分
斜視図、第3図は水平に横断して内部機構を示す
説明図、第4図は内部機構の説明図、第5図はク
ランク機構と歩行用脚部材を示す説明図、第6図
はゼンマイ巻上げ時における歯車の噛合関係を示
す説明図、第7図は駆動輪による走行時における
歯車の噛合関係を示す説明図、第8図は歩行移動
時における歯車の噛合関係を示す説明図である。 1……歩行・走行玩具、7……クランク機構、
10……玩具本体、21……駆動輪、23……回
動部材、30……ゼンマイ式動力源、40……伝
達歯車群、46……伝達歯車、50……調速歯車
機構、51b……歯車、55……遊星歯車、8
1,82……歩行用脚部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 任意の形状をした玩具本体に、ゼンマイ式動力
    源と、該動力源に伝達歯車群を介して相互に回転
    動力の授受が可能に連けいされた駆動輪と、相互
    に略180°位相を異にし前期伝達歯車群を介して前
    記動力源から供給される回転動力を歩行用動力に
    変換する一対のクランク機構と、該一対のクラン
    ク機構により歩行用動力を与えられて歩行運動を
    行う一対の歩行用脚部材と、前記伝達歯車群を構
    成する伝達歯車に常時噛合しながら該歯車の回転
    方向に移動可能に設けられた遊星歯車と、該遊星
    歯車の移動に伴つて該遊星歯車が噛合,離脱する
    ことによつて該遊星歯車から適宜回転動力を供給
    されて回転する歯車に連動して作動する調速歯車
    機構と、前記玩具本体が倒れたときの前記駆動輪
    の接地時に同駆動輪が取り付けられた駆動軸より
    前方にある接地側端部が接地し、その接地圧によ
    り接地側端部が前記駆動輪から前方へ遠ざかつて
    玩具本体の前方側下部に寄り添う方向に回動さ
    れ、他端部で前記遊星歯車を前記調速歯車機構を
    作動させる前記歯車から離脱させる回動部材とが
    設置されてなる歩行・走行玩具。
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