JPH04202238A - 農業用塩化ビニル系樹脂フィルム - Google Patents

農業用塩化ビニル系樹脂フィルム

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JPH04202238A
JPH04202238A JP33167690A JP33167690A JPH04202238A JP H04202238 A JPH04202238 A JP H04202238A JP 33167690 A JP33167690 A JP 33167690A JP 33167690 A JP33167690 A JP 33167690A JP H04202238 A JPH04202238 A JP H04202238A
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vinyl chloride
chloride resin
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宏 山岸
Masanori Kanayama
金山 賢教
Atsushi Obayashi
厚 大林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、農業用塩化ビニル系樹脂フィルムに関する。
更に詳しくは、屋外での展張時に引き起こされる藻類の
発生に伴った透明性の低下を防止した農業用塩化ビニル
系樹脂フィルムに関する。
「従来の技術」 近年、有用植物を栽培している農家では、収益性向上を
目的として、有用植物をハウス(温室)、またはトンネ
ル内で促進栽培や抑制栽培する方法が、広(採用される
ようになった。
このハウス(温室)またはトンネルの被覆資材としては
、ポリエチレンフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合
体フィルム、ポリエステルフィルム、ポリカーボネート
フィルム、硬質および軟質塩化ビニル系樹脂フィルム、
ガラス等が使用されている。なかでも軟質塩化ビニル系
樹脂フィルムは、他の合成樹脂フィルムに比較して、光
線透過性、保温性、機械的強度、耐久性、作業性を総合
して最もすぐれているので、広く使用されている。
それに伴って、使われる環境が多様化してきた為、ハウ
ス内外の環境条件が比較的、高温多湿になり、従って軟
質塩化ビニル系樹脂フィルムを展張しであるハウスの外
面ないし内面に藻類が繁茂して太陽光線の透過を阻害す
る外、フィルムの機械的強度を低下させる事例も多くな
ってきた。
−船釣に藻類は地表水中に存在する微生物で、葉緑素を
有しているので光合成能力をもち、表面は粘着性の物質
でおおわれていることが多いので、フィルム上の藻類の
発生を物理的、機械的に防止したり、発生したものを除
去するのは困難である。
従来藻類が発生したフィルムから藻類を除去するには、
物理的にこすりとるか、乾燥させて自然に剥れ落ちるの
を待つ方法しかないのであるが、大型の施設ハウス等で
は、いずれの方法も作業が困難であり、化学薬品で殺藻
しようとして例えば次亜塩酸ソーダ水溶液を使用すれば
、藻類を殺すことは可能であるが、死んだ藻類をフィル
ム上から取り除く作業は必要でありかつ、殺藻効果の持
続性をそう永くは期待できない。
「発明が解決しようとする課題」 本発明者らは、かかる状況にあって、屋外での展張によ
って引き起こされる藻類の発生に伴った透明性の低下を
防止し、その効果の持続性にも優れた農業用塩化ビニル
系樹脂フィルムを提供することを目的として鋭意検討し
た結果、本発明を完成するに至ったものである。
「課題を解決するための手段」 しかして、本発明の要旨とするところは、有機リン酸エ
スエルまたは有機リン酸金属塩を含有する塩化ビニル系
樹脂フィルムの片面または両面に、アクリル酸或いはメ
タクリル酸のアルキルエステル類を60重量部以上含有
する混合物を重合して得られるアクリル系樹脂CA)と
アクリル酸或いはメタクリル酸のアルキルエステル類6
0〜95重量部、アクリル酸或いはメタクリル酸のパー
フルオロアルキルエステル類40〜5M量部よりなる混
合物を重合して得られる含フッ素アクリル系樹脂〔B〕
の2成分を主成分とする有機窒素系防藻剤含有被膜が形
成されてなる農業用塩化ビニル系樹脂フィルムに存する
以下、本発明の詳細な説明する。
1、塩化ビニル系樹脂 本発明において塩化ビニル系樹脂とは、ポリ塩化ビニル
のほか、塩化ビニルが主成分を占める共重合体をいう、
塩化ビニルと共重合しうる単量体化合物としては、塩化
ビニリデン、エチレン、プロピレン、アクリロニトリル
、マレイン酸、イタコン酸、アクリル酸、メタアクリル
酸、酢酸ビニル等があげられる。これら塩化ビニル系樹
脂は、乳化重合法、懸濁重合法、溶液重合法、塊状重合
法等の従来公知の製造法のうち、いずれの方法によって
製造されたものであってもよい。
上記基体となる塩化ビニル系樹脂には、柔軟性を付与す
るために、この樹脂100重量部に対して、20〜60
重量部の可塑剤が配合される。可塑剤の配合量を上記範
囲とすることにより、目的の軟質塩化ビニル成形品に、
すぐれた柔軟性と機械的性質を付与させることができる
可塑剤としては、例えば、ジ−n−オクチルフタレート
、ジー2−エチルへキシルフタレート、ジベンジルフタ
レート、ジイソデシルフタレート、ジドデシルフタレー
ト、ジイソデシルフタレート等のフタル酸誘導体;ジオ
クチルフタレート等のイソフタル酸誘導体;ジーn−ブ
チルアジペート、ジオクチルアジペート等のアジピン酸
誘導体ニジ−n−ブチルマレート等のマレイン酸誘導体
;トリーn−ブチルシトレート等のクエン酸誘導体;モ
ノブチルイタコネート等のイタコン酸誘導体;ブチルオ
レエート等のオレイン酸誘導体;グリセリンモノリシル
レート等のリシノール酸誘導体;その他、エポキシ化大
豆油、エポキシ樹脂系可塑剤等があげられる。
本発明の農業用塩化ビニル系樹脂フィルムには、上記塩
化ビニル系樹脂に、有機リン酸エステル又は有機リン酸
金属塩が配合されている。
有機リン酸エステルとしては、トリイソプロピルフェニ
ルホスフェート、イソデシルジフェニルホスフェート、
トリクレジルホスフェート、トリス(イソプロピルフェ
ニル)ホスフェート、トリブチルホスフェート、トリエ
チルホスフェート、トリオクチルホスフェート、トリプ
トキシエチルホスフェート、トリフェニルホスフェート
、オクチルジフェニルホスフェート、トリキシレニルフ
オスフェート等があるが中でもトリクレジルホスフェー
ト、及びトリキシレニルホスフェートが特に好ましい。
上記の有機リン酸エステルは、単独さらに複合物として
も使用できる。例えば、有機リン酸エステルと有機亜リ
ン酸エステルの複合物が挙げられ、有機亜リン酸エステ
ルには、ジフェニルホスホネートのようなホスホネート
系化合物も含まれる。
有機リン酸金属塩としては、−数式(1)又は(II)
で、示されるものが挙げられる。
(式中、Mは、亜鉛、カルシウム、バリウム、マグネシ
ウム、コバルト又はストロンチュウムを意味する。また
R’ 、R”およびR3は各々、アルキル、アリール、
アリールアルキル、アルキルアリール又はエーテル結合
を有するアルキル基を意味する。) Mで表わされる金属は、亜鉛、カルシウム及びバリウム
が特に好ましい。
R1,R1及びR″で表わされるアルキル基の例として
は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル
、イソブチル、第2ブチル、第3ブチル、アミル、ネオ
ペンチル、イソアミル、ヘキシル、イソヘキシル、ヘプ
チル、オクチル、イソオクチル、2−エチルヘキシル、
デシル、イソデシル、ラウリル、トリデシル、C+Z〜
CI3混合アルキル、ステアリル、シクロペンチル、シ
クロヘキシル、シクロオクチル、シクロドデシル、4−
メチルシクロヘキシル基等を挙げることができる。
アリール基の例としては、フェニル、ナフチル基等を挙
げることができる。
アリールアルキル基の例としては、ベンジル、β−フェ
ニルエチル、α−フェニルプロピル、β−フェニルプロ
ピル基等を挙げることができる。
アルキルアリール基の例としては、トリル、キシリル、
エチルフェニル、ブチルフェニル、第3ブチルフエニル
、オクチルフェニル、イソオクチルフェニル、第3オク
チルフエニル、ノニルフェニル、2.4−ジー第3ブチ
ルフエニル基等が挙げられる。
エーテル結合を有するアルキル基としては、フルフリル
、テトラヒドロフルフリル、5−メチルフルフリル及び
α−メチルフルフリル基、又は、メチル−、エチル−、
イソプロピル−、ブチル−、イソブチル−、ヘキシル−
、シクロヘキシル−、フェニルセロソルブ残基;メチル
−、エチル−、イソプロピル−、ブチル−、イソブチル
カルピトール残基;トリエチレングリコールモノメチル
エーテル、−モノエチルエーテル、−モノブチルエーテ
ル残基;グリセリン1.2−ジメチルエーテル、−モノ
エチルエーテル、−モツプチルエーテル残基;グリセリ
ン1.2−ジメチルエーテル、−1,3−ジエチルエー
テル、−1−エチル−2−プロピルエーテル残基;ノニ
ルフェノキシポリエトキシエチル、ラウロキシポリエト
キシエチル残基等が挙げられる。
これら有機リン酸エステル又は有機リン酸金属塩は、1
種又は2種以上配合することができる。
本発明の農業用フィルムは、有機リン酸エステル及び有
機リン酸金属塩を併用するのが被膜の形成性、屋外展張
性の点から最も好ましい。
有機リン酸エステル又は有機リン酸金属塩の配合量は、
塩化ビニル系樹脂100重量部に対して0.1〜15重
量部の範囲内、好ましくは、0.2〜10重量部の範囲
内で選ばれる。配合量が0.1重量部未満では軟質塩化
ビニル系樹脂フィルムの耐候性及び防塵性は向上しない
、配合量が15重量部より多いとフィルムの透明性が極
度に劣ってしまうので好ましくない、前記範囲内では0
.2〜8重量部の範囲であるのが特に好ましい。
また、前記塩化ビニル系樹脂には、上記可塑剤、有機リ
ン酸エステル又は有機リン酸金属塩のほかに、必要に応
じて、成形用の合成樹脂に通常配合される公知の樹脂添
加物、例えば、滑割、熱安定剤、紫外線吸収剤、光安定
剤、酸化防止剤、安定化助剤、帯電防止側、防曇側、無
機フィラー、着色荊等を配合することができる。
本発明に係るフィルムに配合しうる滑剤、熱安定剤、な
いし酸化防止剤としては、例えばポリエチレンワックス
、ビスアマイド系化合物、流動パラフィン、有機フォス
ファイト化合物、β−ジケトン化合物、等があげられる
以上の各種樹脂添加物は、それぞれ1種又は数種を組み
合わせて使用することができる。
上記各種樹脂添加物の添加量は、フィルムの性質を悪化
させない範囲、通常は基体の塩化ビニル系樹脂100重
量部に対して、10重量部以下の範囲で選ぶことができ
る。
フィルムの基体となる塩化ビニル系樹脂に、前記可塑剤
、有機リン酸エステル又は有機リン酸金属塩、更に他の
樹脂添加物を配合するには、各々必要量秤量し、リボン
ブレンダー、バンバリーミキサ−、スーパーミキサーそ
の他従来から知られている配合機、混合機を使用すれば
よい。
このようにして得られた樹脂組成物をフィルム化するに
は、それ自体公知の方法、例えば溶融押出成形法(T−
ダイ法、インフレーシロン法を含む)、カレンダー成形
法、溶液流延法等によればよい。
2、アクリル系樹脂〔A] 2−1.アクリル系単量体 アクリル酸或いはメタクリル酸のアルキルエステル類と
しては、メチルアクリレート、エチルアクリレート、n
−プロピルアクリレート、iso −プロピルアクリレ
ート、n−ブチルアクリレート、1so−ブチルアクリ
レート、シクロヘキシルアクリレート、2−エチルへキ
シルアクリレート、デシルアクリレート、ドデシルアク
リレート、トリデシルアクリレート、ステアリルアクリ
レート等のようなアクリル酸のC5〜CZtのアルキル
エステル類二メチルメタクリレート、エチルメタクリレ
ート、n−プロピルメタクリレート、1so−プロピル
メタクリレート、n−ブチルメタクリレート、rso−
ブチルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート
、2−エチルへキシルメタクリレート、デシルメタクリ
レート、ドデシルメタクリレート、トリデシルメタクリ
レート、ステアリルメタクリレート等のようなメタクリ
ル酸のC3〜C0のアルキルエステル類等が挙げられる
2−2.配合 アクリル系樹脂(A)は、2−1記載のアクリル酸或い
はメタクリル酸のアルキルエステル類を60重量部以上
含有する混合物を重合して得られる。アクリル酸或いは
メタクリル酸のアルキルエステル類がこの量より少ない
と形成被膜の耐水性が充分でない。
単量体混合物には、その他に、単量体と共重合可能な他
の単量体を配合することができる。
他の単量体としては、例えばアクリル酸、メタクリル酸
、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、クロトン酸
、イタコン酸等のα、β−エチレン性不飽和カルボン酸
類;エチレンスルホン酸のようなα、β−エチレン性不
飽和スルホン酸類;2−アクリルアミド−2−メチルプ
ロパン酸;α。
β−エチレン性不飽和ホスホン酸類;アクリル酸又はメ
タクリル酸のヒドロキシエチル等の水酸1含有ビニル単
量体;アクリロニトリル類;アクリルアマイド類;アク
リル酸又はメタクリル酸のグリシジルエステル類等があ
る。これら単量体は、単独で用いても、又は2種以上の
併用でもよい。
3、含フッ素アクリル系樹脂〔B〕 3−1.パーフルオロアルキル基含有アクリル系単量体 アクリル酸或いはメタクリル酸のパーフルオロアルキル
エステル類としては、具体的には、2,2゜2−トリフ
ルオロエチルアクリレート、2,2.2−トリフルオロ
エチルメタクリレート、2,2,3.3−テトラフルオ
ロプロピルアクリレート、2,2.3.3=テトラフル
オロプロピルメタクリレート、2,2゜3.3.3−ペ
ンタフルオロプロピルアクリレート、2.2,3,3.
3−ペンタフルオロプロピルメタクリレート、1−トリ
フルオロメチル−2,2,2−トリフルオロエチルアク
リレート、1−トリフルオロメチル−2,2,2−トリ
フルオロエチルメタクリレート、2,2,3,3,4,
4,5.5−オクタフルオロペンチルアクリレート、2
,2,3,3,4,4,5.5−オクタフルオロベンチ
ルメタクリレート、2.2,3,3,4.4−へキサフ
ルオロブチルアクリレート、2,2,3.3.4.4−
ヘキサフルオロブチルメタクリレート、2−パーフルオ
ロオクチルエチルアクリレート、2−パーフルオロオク
チルメタクリレート、2−パーフルオロノニルエチルア
クリレート、2−パーフルオロノニルエチルメタクリレ
ート等があげられる。
中でも特に、パーフルオロ基のフッ素の数が5以上のも
のが好ましい。
これらは、各々単独で用いても、2種以上の併用であっ
てもよい。
3−2.配合 金フッ素アクリル系樹脂rB)は、2−1記載のアクリ
ル酸或いはメタクリル酸のアルキルエステル1160〜
95重量部含有する混合物と3−1記載のアクリル酸或
いはメタクリル酸のパーフルオロアルキルエステル類4
0〜5重量部含有する混合物を重合して得られる。。
アクリル酸或いはメタクリル酸のアルキルエステル類が
上記配合量より少ないと、アクリル系樹脂(A)との混
和性が劣り、形成被膜の透明性が充分でなく、又上記配
合量より多いと、形成被膜の防塵性、耐候性への効果が
充分でなく好ましくない。
単量体混合物にはその他に、2−2記載の単量体と共重
合可能な他の単量体を配合することができる。
4、樹脂(A)及び、樹脂〔B〕の製造アクリル系樹脂
(A)及び含フッ素アクリル系樹脂〔B〕は、それぞれ
、混合物を有機溶媒とともに重合缶に仕込み、重合開始
剤、必要に応じて分子量調節剤を加えて、攪拌しつつ加
熱重合して得られる0重合方式としては、公知の懸濁重
合法、溶液重合法などが採用される。
重合に用いる有機溶媒としては、メタノール、エタノー
ル、n−プロパツール、イソプロパツール、n−ブタノ
ール、5ec−ブタノール、tert−ブタノール、n
−アミルアルコール、イソアミルアルコール、tert
−アミルアルコール、n−ヘキシルアルコール、シクロ
ヘキサノール等のアルコール類;ヘンゼン、トルエン、
キシレン等の芳香族炭化水素類;酢酸エチル、酢酸ブチ
ル等の酢酸エステル類;アセトン、メチルエチルケトン
、メチル−〇−プロピルケトン、メチルイソブチルケト
ン、ジエチルケトン、2−ヘキサノン、3−ヘキサノン
、ジ−n−プロピルケトン、ジイソプロピルケトン、ジ
−n−アミルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類;
テトラヒドロフラン等があり、これらは1種もしくは2
種以上混合して使用することができる。使用しうる重合
開始剤としては、α、α−アゾビスイソブチロニトリル
、ベンゾイルパーオキサイド、クメンハイドロパーオキ
サイド等のラジカル生成触媒があげられ、分子量調節剤
としてはブチルメルカプタン、n−ドデシルメルカプタ
ン、tert−ドデシルメルカプタン、β−メルカプト
エタノール等があげられる。
5、有機窒素系防藻剤 有機窒素系防藻剤としては、例えば、2−(4−チアゾ
リル)−ベンズイミダゾール、2−メトキシカルボニル
アミノ−ベンズイミダゾール等のイミダゾール誘導体i
 3,4.5− トリブロムサリチルアニリド等の誘導
体;3−トリフルオロメチル−4+4″−ジクロル−N
、 N’−ジクロル−N、 N’−ビフェニル尿素等の
尿素誘導体;N−メチルジチオカルバミン酸アンモニウ
ム、テトラデシルジメチルベンジルアンモニウムクロリ
ド等のアンモニ1導体;2,3,5.6−チトラクロロ
ー4(メチルスルフォニル)ピリジン等のピリジン誘導
体;2−メチルチオ−4−t−ブチルアミノ−6−シク
ロプロピル−アミノ−S−トリアジン等のトリアジン誘
導体;N、N−ジメチル−N゛−(フルオロジクロロメ
チルチオ)−N’−フェニルスルファミド等のN−ハロ
アルキルチオ系誘導体、N−(フルオロジクロロメチル
チオ)−フタルイミド、N−1,1゜2.2−テトラク
ロルエチルチオテトラヒドロフタルイミド等のフタルイ
ミド誘導体; 2,4,5.6−テトラクロロイソアフ
タロニトリル等のニトリル誘導体;2−(4−チオシア
ノメチルチオ)ベンゾチアゾール等のベンゾチアゾール
誘導体;4−トリメチルシリルベンジルアミン等の4−
置換ベンジルアミン誘導体;テトラメチルチウラムジス
ルファイド等のジチオカーバメイト誘導体を挙げること
ができる。これら有機窒素系防藻剤は、単独で用いても
、2種以上の併用でも差支えない、又、さらに必要があ
れば、例えばパラクロロメタキシレノール等の有機窒素
系以外の防藻剤を同時に用いても構わない。
6、被膜 6−1.被膜組成物の調製 アクリル系樹脂(A)と含フッ素アクリル系樹脂〔B〕
との配合割合は、固形分重量比で前者40〜99対後者
60〜1(両者の合計量を100とする。)の割合がよ
く、特に好ましいのは、50〜98対50〜2である。
前者の配合割合がこれより多い場合には、形成被膜の防
塵性、耐候性を充分改良することができないので好まし
くない、又、逆に前者の配合割合がこれより少ない場合
には、形成被膜の可透性が充分でない上コスト高となり
、コスト上昇に比べて得られる効果が大きくなく好まし
くない。
前記アクリル系樹脂〔A〕と含フッ素アクリル系樹脂(
B)よりなる組成物と有機窒素系防藻剤との配合割合は
、固形分重量比で前者99.9〜60対後者0.1〜4
0(両者の合計量を100とする)の割合がよく、特に
好ましいのは、99.5〜75対0.5〜25である。
後者の配合割合がこれより少ない場合には農業用塩化ビ
ニル系樹脂フィルムの防藻性は発揮しない。又、逆に後
者の配合割合がこれより多い場合には、形成された被膜
の透明性が低下し問題がある。
上記被膜組成物には、これら成分の他に、補助的な成分
、例えば酸化防止剤、中和剤、紫外線吸収剤、光安定剤
、帯電防止剤、顔料、染料、発泡剤、滑剤等配合するこ
とができ、有機溶媒ないし水に分散及び/又は溶解して
用いることができる。
有機溶媒としては、例えば脂肪族炭化水素としてヘプタ
ン、シクロヘキサン等;芳香族炭化水素としてベンゼン
、トルエン、キシレン等;アルコール類としてメタノー
ル、エタノール、イソプロピルアルコール、ポリオキシ
エチレングリコール等;ハロゲン化戻化水素としてクロ
ロホルム、四塩化炭化水素、クロルベンゼン等;ケトン
類としてアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブ
チルケトン等;エステル類としてメチルアセテート、ア
リルアセテート、エチルステアレート等;アミン類とし
てトリメチルアミン、ジフェニルアミン、ヘキサメチレ
ンジアミン等;その他ジメチルホルムアミド、ジメチル
アセトアミド、ジオキサン、ジエチルエーテル、ジエチ
レンジチオグリコール、ジアセトンアルコール、ベンゾ
ニトリル、ジメチルスルホキサイド等があり、これは単
独もしくは2種以上の併用で使うことができる。
6−2.被膜形成 塩化ビニル系樹脂フィルム表面に被膜を形成するには、
成形品の形状に応じて公知の各種方法が適用される。
例えば、溶液状態で被膜を形成する場合は、ドクターブ
レードコート法、グラビアロールコート法、エヤナイフ
コート法、リバースロールコート法、デイプコート法、
カーテンロールコート法、スプレィコート法、ロッドコ
ート法等の塗布方法が用いられる。
また、溶液状態とせず6−1記載の被膜組成物を単独の
被膜として形成する場合は、共押出し法、押出しコーテ
ィング法、押出しラミネート法、ラミネート法が用いら
れる。被膜形成法として、塗布方式を用いた場合の溶剤
の乾燥方法としては、例えば自然乾燥法、熱風乾燥法、
赤外線乾燥法、遠赤外線乾燥法等があるが、乾燥速度、
安全性を勘案すれば熱風乾燥法が有利である。この場合
の温度条件は50〜150°Cの範囲とし、時間は10
秒〜15分の間で選ぶのがよい。
本発明において、基体フィルムの表面に形成させる被膜
の厚さは、基体フィルムの厚さの1/10以下であるの
が好ましい、被膜の厚さが基体フィルムの1/10より
大であると、基体フィルムと被膜とでは屈曲性に差があ
るため、被膜が基体フィルムから剥離する等の現象がお
こりやすく、また、被膜に亀裂が生じて基体フィルムの
強度を低下させるという現象が生起し、好ましくない。
なお、上記被膜組成物を塗布する前に、軟質塩化ビニル
系樹脂フィルムの表面を予め、アルコールまたは水で洗
浄したり、プラズマ放電処理、あるいはコロナ放電処理
したり、他の塗料あるいはプライマーを下塗りする等の
前処理を施しておいてもよい。
以下、本発明を実施例にもとづいて詳細に説明するが、
本発明はその要旨を超えない限り、以下の例に限定され
るものではない。
実施例1〜5、比較例1〜6 ■、   フ ルムの 1 ポリ塩化ビニル(P =1400)    100重量
部ジオクチルフタレート       50 〃エポキ
シ化大豆油         3 〃バリウムー亜鉛系
複合液状安定剤 1.5〃ステアリン酸バリウム   
   0.2〃ステアリン酸亜鉛        0.
4〃ソルビタンラウレート       1.5〃2.
4−ジヒドロキシベンゾフェノン 0.5〃よりなる樹
脂組成物を準備し、第2表に示した種類及び量の有機リ
ン酸エステル又は有機リン酸金属塩を配合した。
各配合物を、スーパーミキサーで10分間攪拌混合した
のち、180°Cに加温したミルロール上で混練し、厚
さ0.15閣の基体フィルムを調製した。
■、アクiル、   A のi 温度計、攪拌機、還流冷却器および原材料添加用ノズル
を備えた反応器に、メチルエチルケトン70重量部、ト
ルエン30重量部、過酸化ベンゾイル1.0重量部及び
第1表に示した各単量体の混合物100重量部を仕込み
、窒素ガス気流中で攪拌しつつ、70℃で3時間更に過
酸化ベンゾイルを0.5重量部添加して反応を約3時間
、同温度で継続してアクリル系樹脂である樹脂a −c
を得た。
■、 フ・ アクミル    B の ■と同様の反応器に、メチルエチルケトン70重量部、
トルエン30重量部、過酸化ベンゾイル1、0重量部及
び第1表に示した各単量体の混合物100重量部を仕込
み、窒素ガス気流中で攪拌しつつ、80°Cで3時間更
に過酸化ベンゾイルを0.5重量部添加して反応を約3
時間、同温度で継続して含フッ素アクリル系樹脂である
樹脂d−fを得た。
第2表に示した種類及び量のアクリル系樹脂(A)と含
フッ素アクリル系樹脂〔B〕を配合し、これに固形分が
20重量%となるようにメチルエチルケトンを加えて調
製した被膜主成分に、第2表に示した種類の有機窒素系
防藻剤を、同表に記載した割合(樹脂固形分に対する重
量比を意味する)で各々添加し、被膜組成物を得た。
前記lの方法で調製した基体フィルムの片面に、上記被
膜組成物を、#5バーコーターを用いて、各々塗布した
。塗布したフィルムを130°Cのオーブン中にて1分
間保持して、溶剤を揮散させた。
得られた各フィルムの被膜の量は約2g/n(であった
V、7コ7L/ム9JL既 以下の方法においてフィルムのそれぞれの性能を評価し
、その結果を第3表に示す。
初期外観 フィルム外観を肉眼で観察した。この評価基準は、次の
とおりである。
◎ ・・無色で、透明性に優れるもの。
○ ・・やや白色を呈するが、透明性を有するもの。
Δ ・・白色を呈し、半透明であるもの。
× ・・白濁し、失透しているもの。
被膜の柔軟性 各フィルムを、幅5cm、長さ15cmに切断し、長さ
方向に対して直角の方向に、2CIの間隔で交互に折り
返した。この状態で、上から2kgの荷重をかけ、15
℃に保持した恒温槽内に24時間放置した。ついで、荷
重をとり、フィルムの折り目をのばして、被膜の外観を
肉眼で観察した。この評価基準は、次の通りである。
◎ ・・折り目部分の被膜に変化が全く認められないも
の。
Δ ・・折り目部分の被膜に、クラックが認められるも
の。
× ・・折り目部分の被膜に、クラックが著しく認めら
れるもの。
屋外展張試験 11種類のフィルムを、三重県−志郡の試験圃場に接し
た屋根型ハウス(間口3m、奥行き5m、棟高1.5m
、屋根勾配30度)に、アクリル系樹脂被膜を設けた面
をハウスの外側にして被覆し、昭和63年6月から平成
2年5月までの2年間展張試験を行った。
展張したイルムについて、以下の方法により、フィルム
の伸度保持率、防藻性、防塵性を評価した。
フィルムの伸度保持率・・次式により算出した値を意味
する。
防藻性・・・藻の発生状況を肉眼で観察したもの。
評価基準は、次のとおりである。
◎ ・・表面に藻類の発生が認められないもの。
O・・表面にわずかに藻類の発生が認められるもの。
△ ・・表面にかなり藻類の発生が認められるもの。
× ・・全面に藻類が発生し、繁茂しているもの。
防塵性・・・次式により算出した値を意味する製作断裂
、EPS−20型使用) 測定結果の表示は、次のとおりとした。
O・・展張後の光線透過率が展張前の90%以上のもの
○・・展張後の光線透過率が展張前の70〜89%の範
囲のもの。
△・・展張後の光線透過率が展張前の50〜69%の範
囲のもの。
×・・展張後の光線透過率が展張前の50%未満のもの
第   3   表 「発明の効果」 本発明は次のような効果を奏し、その産業上の利用価値
は、極めて大である。
(1)本発明に係る農業用塩化ビニル系樹脂フィルムは
、屋外に長期間展張されても、防藻性や防塵性の低下、
物性の低下の度合いが少なく、長期間の使用に耐える。
(2)本発明に係る農業用塩化ビニル系樹脂フィルムは
、基体フィルムとその表面に形成された特定のアクリル
系樹脂被膜組成物に由来する被膜との密着性に冨むこと
から、被膜は剥離しにくく、長期間の使用に耐える。
特許出願人 三菱化成ビニル株式会社 代 理 人 弁理士 長谷用  − (ほか1名)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)有機リン酸エスエルまたは有機リン酸金属塩を含
    有する塩化ビニル系樹脂フィルムの片面または両面に、
    アクリル酸或いはメタクリル酸のアルキルエステル類を
    60重量部以上含有する混合物を重合して得られるアク
    リル系樹脂〔A〕とアクリル酸或いはメタクリル酸のア
    ルキルエステル類60〜95重量部、アクリル酸或いは
    メタクリル酸のパーフルオロアルキルエステル類40〜
    5重量部よりなる混合物を重合して得られる含フッ素ア
    クリル系樹脂〔B〕の2成分を主成分とする有機窒素系
    防藻剤含有被膜が形成されてなる農業用塩化ビニル系樹
    脂フィルム。
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