JPH04211601A - ピリジンジカルボチオアート除草剤粒剤 - Google Patents
ピリジンジカルボチオアート除草剤粒剤Info
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- JPH04211601A JPH04211601A JP3028759A JP2875991A JPH04211601A JP H04211601 A JPH04211601 A JP H04211601A JP 3028759 A JP3028759 A JP 3028759A JP 2875991 A JP2875991 A JP 2875991A JP H04211601 A JPH04211601 A JP H04211601A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ピペリジンジカルボ
チオアート除草剤を含む新規で有用な粒剤に関する。さ
らに詳細には、この発明は、長期の貯蔵など長時間の経
過によっても、除草剤の晶出が少なくてすむか抑制され
るような、ピペリジンジカルボチオアート除草剤を含む
新規で有用な粒剤に関する。 【0002】 【従来の技術】除草剤としてのピペリジンジカルボキシ
レートは、特許文献中で記載されている。例えば、特開
昭60−78965号および特開昭61−158,96
5号には、ある種のピペリジンジカルボチオアート化合
物が、移植水稲での望ましくない雑草、その他の植物の
成育調節に効果的であることが開示されている。既知の
ピペリジンジカルボチオアート化合物が、粒剤や、ドラ
イフロアブル剤などの固体製剤として製剤化されると、
これらの化合物は、晶出して、除草活性の低下を招くこ
とが分かっている。したがって、そういった化合物の除
草活性の損失を最小限にどどめるため、活性化合物の晶
出傾向を減少させるか抑制させるような、除草活性のあ
るピペリジンジカルボチオアートを含有する粒剤を提供
することが望まれている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】この発明によれば、晶
出傾向の低下したピペリジンジカルボキシレート除草剤
を含有する粒剤は、晶出抑制量のアルキレンジカルボン
酸ジエステルを混合することによって提供される。この
ような除草剤の晶出は、その活性に悪影響を与える。粒
剤にしたピペリジンジカルボキシレートの晶出を抑制す
るのに好ましいエステルは、下式によって示される。 【化2】 式中、Rは、炭素数1ないし約12のアルキレン基であ
る。R1 およびR2 は、それぞれ別個に、炭素数1
ないし約12のアルキル基、炭素数約5ないし約12の
置換または未置換モノカルボン酸アリール基、炭素数約
6ないし約15の置換または未置換アリールアルキル基
、炭素数約2ないし約12のアルコキシアルキル基、お
よび炭素数1ないし約12のアルキルオキシ基である。 晶出抑制ジエステルに対するピペリジンジカルボキシレ
ート除草剤のモル比は、5:95ないし95:5である
。 【0004】 【課題を解決するための手段】粒剤として製剤化された
場合、除草活性のあるピペリジンジカルボキシレートに
は、晶出して除草活性を部分的に失う傾向があるが、粒
剤中にある種のアルキレンジカルボン酸のジエステルを
少量でしかも有効量含有させることによってその傾向は
低下する。 【0005】さらに詳細には、この発明は、顆粒として
製剤化した場合、除草活性のある以下のピペリジンジカ
ルボキシレートの晶出傾向を低下させることに関する。 【0006】1)2−(ジフルオロメチル)−4−(2
−メチルプロピル)−6−(トリフルオロメチル)−S
,S−ジメチル−3,5−ピペリジンジカルボチオアー
ト 【0007】2)3,7−ジクロロキノリン−8−カル
ボン酸 【0008】3)5−〔〔〔〔(4,6−ジメトキシ−
2−ピリミジニルアミノ〕カルボキシル〕アミノ〕スル
ホニル〕−1−メチル−エチル−1H−ピラゾン−4−
カルボン酸エステル 【0009】上記の除草剤は、単独または混合物として
用いた場合、移植水稲の望ましくない植物の生育を調節
する上での使用に特に有用である。望ましくない植物の
生育を調節するこれら除草剤の処理量(kg/ha)は
、有効成分換算で耕作面積1ヘクタールあたり約0.0
1ないし約0.28kgである。 【0010】アルキレンジカルボン酸のジエステル類は
、ピペリジンジカルボキシレート除草剤の晶出を防止ま
たは抑制するために有用であって、以下の一般式で示す
ことができる。 【化3】 式中、Rは、炭素数1〜12のアルキレン基である。こ
れら基の例として、メチレン、プロピレン、ブチレン、
ペンチレンなどの基が挙げられる。R1 およびR2
は、それぞれ別個に、炭素数1〜12、好ましくは炭素
数3〜8の低級アルキル基である。低級アルキル基の例
として、イソプロピル、n−ブチル、第2ブチル、イソ
ブチル、第3ブチル、n−ヘキシル、2−エチルヘキシ
ルなどの基が挙げられる。R1 およびR2 は、炭素
数5〜12の置換または未置換モノカルボキシルアリー
ル基であってもよい。こういったアリール基の例として
、フェニル、3−メチルフェニル、2,5−ジメチルフ
ェニル、2−メチル−5−エチルフェニル、2,5−ジ
エチルフェニルなどの基が挙げられる。R1 およびR
2 は、炭素数6ないし15の置換または未置換一環状
アリールアルキル基であってもよい。こういったアリー
ルアルキル基の例として、ベンジル、1−フェニルエチ
ルなどの基が挙げられる。R1 およびR2 は、炭素
数2〜12のアルコキシアルキル基であり得る。こうい
ったアルコキシアルキル基の例として、メトキシメチル
、メトキシエチル、メトキシプロピル、ブトキシメチル
などの基が挙げられる。 【0011】除草剤(有効成分換算)に対する晶出抑制
剤のモル比は、約5:95ないし95:5であるが、2
0:80ないし80:20の範囲が好ましい。 【0012】最も好ましいジエステルは、ジイソブチル
アジペートである。アジピン酸のエステルは、既知の方
法によって調製することができる。例えば、アジピン酸
(融点153℃)は、容易にエステル化されて、モノお
よびジエステルを形成する。通常では酸触媒が用いられ
るが、反応水を除去することにより、この反応は一般に
、高温(250〜300℃)で触媒を用いずに容易に進
行する。錫化合物もエステル化を触媒して、純度の高い
産物を産生することが知られている。アジピン酸のほか
に、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、ピメ
リン酸、その他の二塩基酸も同じような方法でエステル
化され、ジカルボン酸のエステルを形成し得る。 【0013】市販されている多くのアジピン酸エステル
のなかには、ジイソブチルアジペート、ジブチルアジペ
ート、ジ−2−エチルヘキシルアジペート、ジイソノニ
ルアジペート、ジイソプロピルアジペート、ジ−n−ヘ
キシルアジペート、ジイソデシルアジペート、ジエトキ
シエチルアジペート、ジブトキシエチルアジペート、ジ
ブトキシエチルアジペート、ジメトキシエチルアジペー
ト、ビス(ブチルジグリコール)アジペートが含まれる
。 【0014】除草剤含有粒剤によって、防除すべき植物
の成育場所にこの除草剤を処理するのに好都合な手段が
提供される。粒剤は、不活性で微細粉末状の増量剤の基
剤に付着または分散した除草有効成分を含む、物理的に
安定な粉末である。粉末増量剤から、有効成分または有
効成分の混合物の溶出を容易にするために、ポリオキシ
エチレンポリオキシプロピレンブロック共重合体(KA
O Corp.のEmalgen PP−150、
Emalgen PP−230、EmalgenPP
−290)、ポリビニル−ピロリドン−酢酸ビニル(東
京カセイ工業株式会社)といった界面活性剤のほか、そ
の他の一般的なアニオン性、カチオン性、非イオン性お
よび両性界面活性剤などの界面活性剤も組成物に含ませ
ることができる。天然の粘土、ピイロフィライト、イラ
イトおよびバーミキュライトも、使用可能な種類の粉末
鉱物増量剤として挙げられる。好ましい増量剤としては
、予じめ造粒し、篩処理した微粒子アタパルジャイトま
たは加熱処理した微粒子バーミキュライトといった多孔
性吸収性の予じめ造粒した微粒子、およびカオリン粘土
、水和アタパルジャイトまたはベントナイト粘土といっ
た微細な粘土が好ましい。これらの増量剤は、有効成分
を噴霧または混合して、除草剤粒剤に成形される。 【0015】この発明の粒状組成物は、粘土100重量
部に対して有効成分0.05ないし30重量部、および
粉末状粘土100重量部に対して界面活性剤0ないし1
0重量部を含む場合もある。 【0016】この発明の組成物は、その他の添加物、例
えば、肥料、他の除草剤、他の殺虫剤、セーフナーなど
を含むことも可能であって、これらは、補助剤として、
または上記のいかなる補助剤とも組み合わせて用いられ
る。この発明の有効成分と組み合わせて用いられる化合
物の例として、トリアジン、尿素、スルホニル尿素、ジ
ニトロアニリン、カルバメート、アセトアミド、アセト
アニリド、ウラシル、酢酸またはフェノール誘導体、チ
オールカルバメート、トリゾール、安息香酸、ニトリル
、ジフェニルエーテルなどが挙げられる。 【0017】上記の有効成分と組み合わせて用いられる
肥料の例として、硝酸アンモニウム、尿素、カリ肥料お
よび過リン酸塩が挙げられる。その他の有用な添加剤の
例として、堆肥、天然肥料、腐植質、砂など、植物体が
根をはり成長するときに必要な物質が挙げられる。 【0018】上記の除草剤製剤の具体例をいくつか、以
下の実施例に示す。 【0019】この発明は、さらに詳細に以下の実施例で
開示されるが、ここでの表示は、特記しない限り、重量
部または重量%である。 【0020】 【実施例】貯蔵安定性試験 一連の実施例では、好ましい粒剤について、貯蔵時の粒
剤に含まれる有効成分ピペリジンジカルボチオアート除
草剤の晶出を試験した。実際に行った貯蔵安定性試験法
では、各試料10gを、定温および定湿度のインキュベ
ーター(Advantec,Model AE−21
5)に保存した。この装置の使用によって、温度と湿度
の正確な調節が可能となり、温度および湿度がそれぞれ
30℃および80%に調節された。そのように調節され
た雰囲気で1週間放置してから、各試料について、顕微
鏡下で有効成分の晶出を調べた。有効成分の昇華現象は
、有効成分が少なくとも部分的に晶出したことを示すも
のである。 【0021】例1:この実施例では、除草性ピペリジン
ジカルボキシレート含有粒剤の調製法について説明する
。 【0022】乳鉢中で、粘土72.1g、ベントナイト
20.0g、リグノスルホネート5g、およびアルキル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム1.0gをただちに混合
した。それとは別に、0.4gの2−(ジフルオロメチ
ル)−4−(2−メチルプロピル)−6−(トリフルオ
ロメチル)−S,S−ジメチル−3,5−ピペリジンジ
カルボチオアート、下記に示した混合界面活性剤0.5
g、およびビニサイザー(Vinisizer)−40
(登録商標)の名でカオ(KAO)社から販売されてい
るアジピン酸のジイソブチルエステル1.0gを用いて
溶液を調製した。 界面活性剤の成分は次のとおりである。 15%POEスチリルフェニルエーテルポリマー15%
POEヒマシ油 15%脂肪酸エステル 35%アルキルアリールスルホネート 20%芳香族溶媒 【0023】上記の溶液と乳鉢中の内容物を徹底的に混
合し、固体の粉末の混合物を作製した。この粉末に水1
8gを加え、得られた混合物を15分間室温で混合した
。得られた混合物は、ドウ状の(パン生地様)物質であ
った。続いて、このドウを、網目の直径0.8mmの通
常の実験室用押出成形機に入れた。押出された物質は、
粒状(直径0.8mm、長さ5mm)であり、これを約
50℃の加熱器に2時間かけて電気乾燥した。得られた
乾燥粒剤を、標準的なシフターを使って、12/32メ
ッシュに篩別した。 【0024】同様の方法で粒剤の第2バッチを調製した
が、アジピン酸エステルの代わりに、ほぼ当量のポリエ
チレングルコールモノメチルエーテルを使用した。 【0025】アジピン酸エステルを含む粒剤〔組成物(
1)〕およびアジピン酸エステルを含まない顆粒〔対照
(1)〕を、温度30℃および相対湿度80に調節した
雰囲気下で1週間貯蔵した。これらの条件下で貯蔵した
のち、粒剤を詳しく観察した。対照では、除草剤粒子は
昇華現象を呈しており、これはその活性成分が晶出した
ことを示すものである。アジピン酸エステルを含む粒剤
では、活性成分の晶出を示す活性成分の昇華現象は認め
られなかった。 【0026】例2 この実施例では、実施例1と同じ
活性成分を含有する除草剤を、実施例1での記載どおり
に調製した。その際、アジピン酸のジイソブチルエーテ
ルを用いる場合〔組成物(2)〕と、これを用いない場
合〔対照(2)〕を比較した。表1には、粒剤貯蔵後の
活性成分の晶出についての観察結果とともに、組成物(
2)および対照(2)の組成を表示する。成分の量は、
重量%で示す。 【0027】 【表1】 成分
対照(2) 組成物
(2) 活性成分
0.4
0.4 界面活性剤*
1.0
1.0 ポリエチレングリコールメチル
1.0 − エ
ーテル(分子量=220) アジピン酸エステル
− 1.0
トリポリリン酸ナトリウム 2.
0 2.0 リグノスル
ホン酸ナトリウム 5.0
5.0 界面活性剤**
0.8
0.8 ベントナイト
40
40 滑石
49.8
49.8 貯蔵の安定性
昇華なし 活性成分の昇
華晶出 あり
なし *タケモト油脂(T
akemoto Oil and Fat C
ompany)の界面活性剤、ポリオキシアルキレンC
9 アルキルフェニルエーテル**サンヨー化学工業株
式会社(Sanyo Che.Ind.Ltd)の界
面活性剤、ポリアクリレート(約43%)の水溶液。 【0028】例3〜12 これら一連の実施例では、
粒剤を実施例1に従って調製し、晶出抑制剤として様々
なアジピン酸エステルを使用した。様々な粒剤組成物を
調製し、その際の晶出抑制結果を表2に示す。 【表2】 【0029】例13〜16 これら一連の実施例では
、粒剤を実施例1に従って調製し、様々な粒剤組成物の
晶出抑制剤としてアジピン酸のジイソブチルエステルを
使用した。各組成物に対して、アジピン酸の抑制剤を含
まない対照についても調べた。様様な粒剤組成物を調製
して試験し、抑制剤の晶出結果を表3に示す。 【0030】 【表3】 【0031】例17 この実施例では、実施例1と同
じ活性型除草剤を含む粒剤の調製について記載する。そ
の際、アジピン酸のジイソブチルエーテルを用いる場合
〔組成物(2)〕と、これを用いない場合〔対照(2)
〕を比較した。 【0032】除草剤の活性成分2.5g、界面活性剤N
ew Kakgen D−416P0.5gおよび
アジピン酸ジイソブチルエステル4.0gを容器に入れ
た。 透明な溶液が得られるまで、この混合物を80℃で加熱
しながら攪拌した。続いて、88.5gの粒剤(12/
48メッシュ)をV型攪拌機に入れた。上記の除草剤を
含む溶液を、攪拌しながら粒剤にゆっくりと滴下して混
合した。その後、4.5gのホワイトカーボンを加えて
、さらに10分間混合し続けた。得られた除草剤をコー
トした粒剤の貯蔵安定性を調べた。この実施例の結果を
表4に記載する。 【0033】 【表4】
対照
成分
17
17 活性型
2.5 2.5
ポリオキシアルキレンC9
0.5 0.5
アルキルフェニルエーテル
ポリエチレングリコールメチル
4.0
− エーテル(分子量=2
20)
アジピン酸ジイソブ
チルエステル −
4.0 ホワイトカーボン
4
.5 4.5
粒剤
88.5
88.5 活性成分の晶出
あり
なし 【0034】例18
この実施例では、この発明で使用される晶出抑制剤を
用いる場合と用いない場合で、2−(ジフルオロメチル
)−4−(2−メチルプロピル)−6−(トリフルオロ
メチル)−S,S−ジメチル−3,5−ピペリジンジカ
ルボチオアートを含む押出造粒の調製について記載する
。 【0035】粘土61.0g、ベントナイト30.0g
、リグノスルホン酸ナトリウム5.0g、およびドデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム1.0gを同時に乳鉢
中に入れて混合した。続いて、この混合物に、除草剤活
性成分2.5g、New Kalkgen D−4
16P 0.5gおよびアジピン酸ジイソブチルエス
テル5.0gを徐々に入れた。得られた混合物は、粉末
であった。その後、この混合物および水16gを混練し
た。 この混練混合物は、ドウ様の固さを有していた。続いて
、このドウを小型押出機に入れ、網目の径0.8mmの
ふるいを通して押し出した。押し出された粒剤は、ファ
ン付きの電気乾燥機で55℃で1.5時間乾燥させた。 乾燥された粒剤は、シフトレバーを使って12/32メ
ッシュのふるいにかけた。得られた粒剤の貯蔵安定性を
調べた。この結果を表5に示す。 【0036】 【表5】
対照
成分
18
18 活性成分
2.5 2.5
ポリオキシアルキレンC9
0.5 0.5
アルキルフェニルエーテル
アジピン酸ジイソブチルエステル
− 5.0
リグニンスルホン酸ナトリウム
5.0 5.0
ドデシルベンゼンスルホン酸ナト
1.0 1.0
リウム ベントナイト
30.0
30.0 パイロフィライト粘
土 61
56
活性成分の晶出
あり なし
【0037】例19 上記で調製したような様々
な試料の除草活性成分を、温室内で2つの異なった比率
でイヌビエに対して測定した。この除草剤の処理時には
、イヌビエは2.2葉期であった。以下の表6に示した
防除率(%)は、2回の試験の平均である。 【0038】 【表6】 KGAI/HA *
14 DAT ** 25 D
AT 35 DAT 組成物(1
) 0.12 65
99
100
0.06 42
72 80
対 照(1) 0.12
52 90
89
0.06
27 55
47 組成物(2)
0.12 60
93 100
0.06
55
92 85 対
照(2) 0.12
55 95
96
0.06 37
60
47 *KGAI/HA=1ヘクタールあた
りの有効成分量(kg) **DAT=処理後の日数 【0039】上記で見られるように、晶出がアルキレン
ジカルボン酸のアルキルエステルによって抑制される同
種の除草剤に比べて、晶出がみられる上記ピペリジンジ
カルボチオアート除草剤の除草活性は低下していた。 【0040】この発明の実施例は詳細に記載されている
が、その他の様々な修飾は明瞭であって、当該分野の技
術者であれば発明の精神と範囲から逸脱せずに容易に実
施し得ることが理解されよう。したがって、この明細書
の特許請求の範囲は、上記のような実施例および明細書
の記載に限定されることはなく、むしろ当該分野の技術
者に等価物として扱われる全特徴を含めて、この発明に
内在するあらゆる新規性を包含すると解釈されよう。
チオアート除草剤を含む新規で有用な粒剤に関する。さ
らに詳細には、この発明は、長期の貯蔵など長時間の経
過によっても、除草剤の晶出が少なくてすむか抑制され
るような、ピペリジンジカルボチオアート除草剤を含む
新規で有用な粒剤に関する。 【0002】 【従来の技術】除草剤としてのピペリジンジカルボキシ
レートは、特許文献中で記載されている。例えば、特開
昭60−78965号および特開昭61−158,96
5号には、ある種のピペリジンジカルボチオアート化合
物が、移植水稲での望ましくない雑草、その他の植物の
成育調節に効果的であることが開示されている。既知の
ピペリジンジカルボチオアート化合物が、粒剤や、ドラ
イフロアブル剤などの固体製剤として製剤化されると、
これらの化合物は、晶出して、除草活性の低下を招くこ
とが分かっている。したがって、そういった化合物の除
草活性の損失を最小限にどどめるため、活性化合物の晶
出傾向を減少させるか抑制させるような、除草活性のあ
るピペリジンジカルボチオアートを含有する粒剤を提供
することが望まれている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】この発明によれば、晶
出傾向の低下したピペリジンジカルボキシレート除草剤
を含有する粒剤は、晶出抑制量のアルキレンジカルボン
酸ジエステルを混合することによって提供される。この
ような除草剤の晶出は、その活性に悪影響を与える。粒
剤にしたピペリジンジカルボキシレートの晶出を抑制す
るのに好ましいエステルは、下式によって示される。 【化2】 式中、Rは、炭素数1ないし約12のアルキレン基であ
る。R1 およびR2 は、それぞれ別個に、炭素数1
ないし約12のアルキル基、炭素数約5ないし約12の
置換または未置換モノカルボン酸アリール基、炭素数約
6ないし約15の置換または未置換アリールアルキル基
、炭素数約2ないし約12のアルコキシアルキル基、お
よび炭素数1ないし約12のアルキルオキシ基である。 晶出抑制ジエステルに対するピペリジンジカルボキシレ
ート除草剤のモル比は、5:95ないし95:5である
。 【0004】 【課題を解決するための手段】粒剤として製剤化された
場合、除草活性のあるピペリジンジカルボキシレートに
は、晶出して除草活性を部分的に失う傾向があるが、粒
剤中にある種のアルキレンジカルボン酸のジエステルを
少量でしかも有効量含有させることによってその傾向は
低下する。 【0005】さらに詳細には、この発明は、顆粒として
製剤化した場合、除草活性のある以下のピペリジンジカ
ルボキシレートの晶出傾向を低下させることに関する。 【0006】1)2−(ジフルオロメチル)−4−(2
−メチルプロピル)−6−(トリフルオロメチル)−S
,S−ジメチル−3,5−ピペリジンジカルボチオアー
ト 【0007】2)3,7−ジクロロキノリン−8−カル
ボン酸 【0008】3)5−〔〔〔〔(4,6−ジメトキシ−
2−ピリミジニルアミノ〕カルボキシル〕アミノ〕スル
ホニル〕−1−メチル−エチル−1H−ピラゾン−4−
カルボン酸エステル 【0009】上記の除草剤は、単独または混合物として
用いた場合、移植水稲の望ましくない植物の生育を調節
する上での使用に特に有用である。望ましくない植物の
生育を調節するこれら除草剤の処理量(kg/ha)は
、有効成分換算で耕作面積1ヘクタールあたり約0.0
1ないし約0.28kgである。 【0010】アルキレンジカルボン酸のジエステル類は
、ピペリジンジカルボキシレート除草剤の晶出を防止ま
たは抑制するために有用であって、以下の一般式で示す
ことができる。 【化3】 式中、Rは、炭素数1〜12のアルキレン基である。こ
れら基の例として、メチレン、プロピレン、ブチレン、
ペンチレンなどの基が挙げられる。R1 およびR2
は、それぞれ別個に、炭素数1〜12、好ましくは炭素
数3〜8の低級アルキル基である。低級アルキル基の例
として、イソプロピル、n−ブチル、第2ブチル、イソ
ブチル、第3ブチル、n−ヘキシル、2−エチルヘキシ
ルなどの基が挙げられる。R1 およびR2 は、炭素
数5〜12の置換または未置換モノカルボキシルアリー
ル基であってもよい。こういったアリール基の例として
、フェニル、3−メチルフェニル、2,5−ジメチルフ
ェニル、2−メチル−5−エチルフェニル、2,5−ジ
エチルフェニルなどの基が挙げられる。R1 およびR
2 は、炭素数6ないし15の置換または未置換一環状
アリールアルキル基であってもよい。こういったアリー
ルアルキル基の例として、ベンジル、1−フェニルエチ
ルなどの基が挙げられる。R1 およびR2 は、炭素
数2〜12のアルコキシアルキル基であり得る。こうい
ったアルコキシアルキル基の例として、メトキシメチル
、メトキシエチル、メトキシプロピル、ブトキシメチル
などの基が挙げられる。 【0011】除草剤(有効成分換算)に対する晶出抑制
剤のモル比は、約5:95ないし95:5であるが、2
0:80ないし80:20の範囲が好ましい。 【0012】最も好ましいジエステルは、ジイソブチル
アジペートである。アジピン酸のエステルは、既知の方
法によって調製することができる。例えば、アジピン酸
(融点153℃)は、容易にエステル化されて、モノお
よびジエステルを形成する。通常では酸触媒が用いられ
るが、反応水を除去することにより、この反応は一般に
、高温(250〜300℃)で触媒を用いずに容易に進
行する。錫化合物もエステル化を触媒して、純度の高い
産物を産生することが知られている。アジピン酸のほか
に、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、ピメ
リン酸、その他の二塩基酸も同じような方法でエステル
化され、ジカルボン酸のエステルを形成し得る。 【0013】市販されている多くのアジピン酸エステル
のなかには、ジイソブチルアジペート、ジブチルアジペ
ート、ジ−2−エチルヘキシルアジペート、ジイソノニ
ルアジペート、ジイソプロピルアジペート、ジ−n−ヘ
キシルアジペート、ジイソデシルアジペート、ジエトキ
シエチルアジペート、ジブトキシエチルアジペート、ジ
ブトキシエチルアジペート、ジメトキシエチルアジペー
ト、ビス(ブチルジグリコール)アジペートが含まれる
。 【0014】除草剤含有粒剤によって、防除すべき植物
の成育場所にこの除草剤を処理するのに好都合な手段が
提供される。粒剤は、不活性で微細粉末状の増量剤の基
剤に付着または分散した除草有効成分を含む、物理的に
安定な粉末である。粉末増量剤から、有効成分または有
効成分の混合物の溶出を容易にするために、ポリオキシ
エチレンポリオキシプロピレンブロック共重合体(KA
O Corp.のEmalgen PP−150、
Emalgen PP−230、EmalgenPP
−290)、ポリビニル−ピロリドン−酢酸ビニル(東
京カセイ工業株式会社)といった界面活性剤のほか、そ
の他の一般的なアニオン性、カチオン性、非イオン性お
よび両性界面活性剤などの界面活性剤も組成物に含ませ
ることができる。天然の粘土、ピイロフィライト、イラ
イトおよびバーミキュライトも、使用可能な種類の粉末
鉱物増量剤として挙げられる。好ましい増量剤としては
、予じめ造粒し、篩処理した微粒子アタパルジャイトま
たは加熱処理した微粒子バーミキュライトといった多孔
性吸収性の予じめ造粒した微粒子、およびカオリン粘土
、水和アタパルジャイトまたはベントナイト粘土といっ
た微細な粘土が好ましい。これらの増量剤は、有効成分
を噴霧または混合して、除草剤粒剤に成形される。 【0015】この発明の粒状組成物は、粘土100重量
部に対して有効成分0.05ないし30重量部、および
粉末状粘土100重量部に対して界面活性剤0ないし1
0重量部を含む場合もある。 【0016】この発明の組成物は、その他の添加物、例
えば、肥料、他の除草剤、他の殺虫剤、セーフナーなど
を含むことも可能であって、これらは、補助剤として、
または上記のいかなる補助剤とも組み合わせて用いられ
る。この発明の有効成分と組み合わせて用いられる化合
物の例として、トリアジン、尿素、スルホニル尿素、ジ
ニトロアニリン、カルバメート、アセトアミド、アセト
アニリド、ウラシル、酢酸またはフェノール誘導体、チ
オールカルバメート、トリゾール、安息香酸、ニトリル
、ジフェニルエーテルなどが挙げられる。 【0017】上記の有効成分と組み合わせて用いられる
肥料の例として、硝酸アンモニウム、尿素、カリ肥料お
よび過リン酸塩が挙げられる。その他の有用な添加剤の
例として、堆肥、天然肥料、腐植質、砂など、植物体が
根をはり成長するときに必要な物質が挙げられる。 【0018】上記の除草剤製剤の具体例をいくつか、以
下の実施例に示す。 【0019】この発明は、さらに詳細に以下の実施例で
開示されるが、ここでの表示は、特記しない限り、重量
部または重量%である。 【0020】 【実施例】貯蔵安定性試験 一連の実施例では、好ましい粒剤について、貯蔵時の粒
剤に含まれる有効成分ピペリジンジカルボチオアート除
草剤の晶出を試験した。実際に行った貯蔵安定性試験法
では、各試料10gを、定温および定湿度のインキュベ
ーター(Advantec,Model AE−21
5)に保存した。この装置の使用によって、温度と湿度
の正確な調節が可能となり、温度および湿度がそれぞれ
30℃および80%に調節された。そのように調節され
た雰囲気で1週間放置してから、各試料について、顕微
鏡下で有効成分の晶出を調べた。有効成分の昇華現象は
、有効成分が少なくとも部分的に晶出したことを示すも
のである。 【0021】例1:この実施例では、除草性ピペリジン
ジカルボキシレート含有粒剤の調製法について説明する
。 【0022】乳鉢中で、粘土72.1g、ベントナイト
20.0g、リグノスルホネート5g、およびアルキル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム1.0gをただちに混合
した。それとは別に、0.4gの2−(ジフルオロメチ
ル)−4−(2−メチルプロピル)−6−(トリフルオ
ロメチル)−S,S−ジメチル−3,5−ピペリジンジ
カルボチオアート、下記に示した混合界面活性剤0.5
g、およびビニサイザー(Vinisizer)−40
(登録商標)の名でカオ(KAO)社から販売されてい
るアジピン酸のジイソブチルエステル1.0gを用いて
溶液を調製した。 界面活性剤の成分は次のとおりである。 15%POEスチリルフェニルエーテルポリマー15%
POEヒマシ油 15%脂肪酸エステル 35%アルキルアリールスルホネート 20%芳香族溶媒 【0023】上記の溶液と乳鉢中の内容物を徹底的に混
合し、固体の粉末の混合物を作製した。この粉末に水1
8gを加え、得られた混合物を15分間室温で混合した
。得られた混合物は、ドウ状の(パン生地様)物質であ
った。続いて、このドウを、網目の直径0.8mmの通
常の実験室用押出成形機に入れた。押出された物質は、
粒状(直径0.8mm、長さ5mm)であり、これを約
50℃の加熱器に2時間かけて電気乾燥した。得られた
乾燥粒剤を、標準的なシフターを使って、12/32メ
ッシュに篩別した。 【0024】同様の方法で粒剤の第2バッチを調製した
が、アジピン酸エステルの代わりに、ほぼ当量のポリエ
チレングルコールモノメチルエーテルを使用した。 【0025】アジピン酸エステルを含む粒剤〔組成物(
1)〕およびアジピン酸エステルを含まない顆粒〔対照
(1)〕を、温度30℃および相対湿度80に調節した
雰囲気下で1週間貯蔵した。これらの条件下で貯蔵した
のち、粒剤を詳しく観察した。対照では、除草剤粒子は
昇華現象を呈しており、これはその活性成分が晶出した
ことを示すものである。アジピン酸エステルを含む粒剤
では、活性成分の晶出を示す活性成分の昇華現象は認め
られなかった。 【0026】例2 この実施例では、実施例1と同じ
活性成分を含有する除草剤を、実施例1での記載どおり
に調製した。その際、アジピン酸のジイソブチルエーテ
ルを用いる場合〔組成物(2)〕と、これを用いない場
合〔対照(2)〕を比較した。表1には、粒剤貯蔵後の
活性成分の晶出についての観察結果とともに、組成物(
2)および対照(2)の組成を表示する。成分の量は、
重量%で示す。 【0027】 【表1】 成分
対照(2) 組成物
(2) 活性成分
0.4
0.4 界面活性剤*
1.0
1.0 ポリエチレングリコールメチル
1.0 − エ
ーテル(分子量=220) アジピン酸エステル
− 1.0
トリポリリン酸ナトリウム 2.
0 2.0 リグノスル
ホン酸ナトリウム 5.0
5.0 界面活性剤**
0.8
0.8 ベントナイト
40
40 滑石
49.8
49.8 貯蔵の安定性
昇華なし 活性成分の昇
華晶出 あり
なし *タケモト油脂(T
akemoto Oil and Fat C
ompany)の界面活性剤、ポリオキシアルキレンC
9 アルキルフェニルエーテル**サンヨー化学工業株
式会社(Sanyo Che.Ind.Ltd)の界
面活性剤、ポリアクリレート(約43%)の水溶液。 【0028】例3〜12 これら一連の実施例では、
粒剤を実施例1に従って調製し、晶出抑制剤として様々
なアジピン酸エステルを使用した。様々な粒剤組成物を
調製し、その際の晶出抑制結果を表2に示す。 【表2】 【0029】例13〜16 これら一連の実施例では
、粒剤を実施例1に従って調製し、様々な粒剤組成物の
晶出抑制剤としてアジピン酸のジイソブチルエステルを
使用した。各組成物に対して、アジピン酸の抑制剤を含
まない対照についても調べた。様様な粒剤組成物を調製
して試験し、抑制剤の晶出結果を表3に示す。 【0030】 【表3】 【0031】例17 この実施例では、実施例1と同
じ活性型除草剤を含む粒剤の調製について記載する。そ
の際、アジピン酸のジイソブチルエーテルを用いる場合
〔組成物(2)〕と、これを用いない場合〔対照(2)
〕を比較した。 【0032】除草剤の活性成分2.5g、界面活性剤N
ew Kakgen D−416P0.5gおよび
アジピン酸ジイソブチルエステル4.0gを容器に入れ
た。 透明な溶液が得られるまで、この混合物を80℃で加熱
しながら攪拌した。続いて、88.5gの粒剤(12/
48メッシュ)をV型攪拌機に入れた。上記の除草剤を
含む溶液を、攪拌しながら粒剤にゆっくりと滴下して混
合した。その後、4.5gのホワイトカーボンを加えて
、さらに10分間混合し続けた。得られた除草剤をコー
トした粒剤の貯蔵安定性を調べた。この実施例の結果を
表4に記載する。 【0033】 【表4】
対照
成分
17
17 活性型
2.5 2.5
ポリオキシアルキレンC9
0.5 0.5
アルキルフェニルエーテル
ポリエチレングリコールメチル
4.0
− エーテル(分子量=2
20)
アジピン酸ジイソブ
チルエステル −
4.0 ホワイトカーボン
4
.5 4.5
粒剤
88.5
88.5 活性成分の晶出
あり
なし 【0034】例18
この実施例では、この発明で使用される晶出抑制剤を
用いる場合と用いない場合で、2−(ジフルオロメチル
)−4−(2−メチルプロピル)−6−(トリフルオロ
メチル)−S,S−ジメチル−3,5−ピペリジンジカ
ルボチオアートを含む押出造粒の調製について記載する
。 【0035】粘土61.0g、ベントナイト30.0g
、リグノスルホン酸ナトリウム5.0g、およびドデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム1.0gを同時に乳鉢
中に入れて混合した。続いて、この混合物に、除草剤活
性成分2.5g、New Kalkgen D−4
16P 0.5gおよびアジピン酸ジイソブチルエス
テル5.0gを徐々に入れた。得られた混合物は、粉末
であった。その後、この混合物および水16gを混練し
た。 この混練混合物は、ドウ様の固さを有していた。続いて
、このドウを小型押出機に入れ、網目の径0.8mmの
ふるいを通して押し出した。押し出された粒剤は、ファ
ン付きの電気乾燥機で55℃で1.5時間乾燥させた。 乾燥された粒剤は、シフトレバーを使って12/32メ
ッシュのふるいにかけた。得られた粒剤の貯蔵安定性を
調べた。この結果を表5に示す。 【0036】 【表5】
対照
成分
18
18 活性成分
2.5 2.5
ポリオキシアルキレンC9
0.5 0.5
アルキルフェニルエーテル
アジピン酸ジイソブチルエステル
− 5.0
リグニンスルホン酸ナトリウム
5.0 5.0
ドデシルベンゼンスルホン酸ナト
1.0 1.0
リウム ベントナイト
30.0
30.0 パイロフィライト粘
土 61
56
活性成分の晶出
あり なし
【0037】例19 上記で調製したような様々
な試料の除草活性成分を、温室内で2つの異なった比率
でイヌビエに対して測定した。この除草剤の処理時には
、イヌビエは2.2葉期であった。以下の表6に示した
防除率(%)は、2回の試験の平均である。 【0038】 【表6】 KGAI/HA *
14 DAT ** 25 D
AT 35 DAT 組成物(1
) 0.12 65
99
100
0.06 42
72 80
対 照(1) 0.12
52 90
89
0.06
27 55
47 組成物(2)
0.12 60
93 100
0.06
55
92 85 対
照(2) 0.12
55 95
96
0.06 37
60
47 *KGAI/HA=1ヘクタールあた
りの有効成分量(kg) **DAT=処理後の日数 【0039】上記で見られるように、晶出がアルキレン
ジカルボン酸のアルキルエステルによって抑制される同
種の除草剤に比べて、晶出がみられる上記ピペリジンジ
カルボチオアート除草剤の除草活性は低下していた。 【0040】この発明の実施例は詳細に記載されている
が、その他の様々な修飾は明瞭であって、当該分野の技
術者であれば発明の精神と範囲から逸脱せずに容易に実
施し得ることが理解されよう。したがって、この明細書
の特許請求の範囲は、上記のような実施例および明細書
の記載に限定されることはなく、むしろ当該分野の技術
者に等価物として扱われる全特徴を含めて、この発明に
内在するあらゆる新規性を包含すると解釈されよう。
Claims (6)
- 【請求項1】 ピペリジンジカルボチオアート除草剤
と晶出抑制量のアルキレンジカルボン酸エステルとの混
合物からなる除草剤組成物。 - 【請求項2】 請求項1記載の組成物から調製される
粒剤。 - 【請求項3】 上記アルキレンジカルボン酸エステル
が、下式I 【化1】 〔式中、Rは、炭素数1ないし約12のアルキレン基で
あり、R1 およびR2 は、それぞれ別個に、炭素数
1ないし約12のアルキル基、炭素数約5ないし約12
の置換または未置換モノカルボン酸アリール基、炭素数
約6ないし約15の置換または未置換アリールアルキル
基、炭素数約2ないし約12のアルコキシアルキル基、
および炭素数1ないし約12のアルキルオキシ基である
〕で示される、請求項1記載の除草剤組成物。 - 【請求項4】 上記アルキレンジカルボン酸エステル
が、ジブチルアジペート、ジイソブチルアジペート、ジ
−2−エチルヘキシルアジペート、ジイソノニルアジペ
ート、ジイソプロピルアジペート、ジ−n−ヘキシルア
ジペート、ジイソデシルアジペート、ジエトキシエチル
アジペート、ジブトキシエチルアジペート、ジメトキシ
メチルアジペート、またはビス(ブチルジグリコール)
アジペートである、請求項3記載の組成物。 - 【請求項5】 上記除草剤が、2−(ジフルオロメチ
ル)−4−(2−メチルプロピル)−6−(トリフルオ
ロメチル)−S,S−ジメチル−3,5−ピペリジンジ
カルボチオアート、3,7−ジクロロキノリン−8−カ
ルボン酸,又は1H−ピラゾン−4−カルボン酸の5−
〔〔〔〔(4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニルアミ
ノ〕カルボキシル〕アミノ〕スルホニル〕−1−メチル
−エステルである、請求項1記載の組成物。 - 【請求項6】 上記アルキレンジカルボン酸エステル
が、ジブチルアジペート、ジイソブチルアジペート、ジ
ー2−エチルヘキシルアジペート、ジイソノニルアジペ
ート、ジイソプロピルアジペート、ジ−n−ヘキシルア
ジペート、ジイソデシルアジペート、ジエトキシエチル
アジペート、ジブトキシエチルアジペート、ジメトキシ
メチルアジペート、またはビス(ブチルジグリコール)
アジペートである、請求項5記載の組成物。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/483,852 US5092918A (en) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | Granules of pyridinedicarbothioate herbicides |
| US483852 | 1990-02-23 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04211601A true JPH04211601A (ja) | 1992-08-03 |
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ID=23921764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3028759A Pending JPH04211601A (ja) | 1990-02-23 | 1991-02-22 | ピリジンジカルボチオアート除草剤粒剤 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
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| JP (1) | JPH04211601A (ja) |
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| JP2021533108A (ja) * | 2018-07-30 | 2021-12-02 | バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト | 改善された特性を有する除草剤組成物 |
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- 1990-02-23 US US07/483,852 patent/US5092918A/en not_active Expired - Lifetime
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1991
- 1991-02-22 JP JP3028759A patent/JPH04211601A/ja active Pending
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|---|---|
| US5092918A (en) | 1992-03-03 |
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