JPH04213457A - 感光材料乾燥装置 - Google Patents

感光材料乾燥装置

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JPH04213457A
JPH04213457A JP467491A JP467491A JPH04213457A JP H04213457 A JPH04213457 A JP H04213457A JP 467491 A JP467491 A JP 467491A JP 467491 A JP467491 A JP 467491A JP H04213457 A JPH04213457 A JP H04213457A
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photosensitive material
wall surface
opening
film
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小瀬 純一
Shinichi Matsuda
晋一 松田
Motoharu Komori
小森 基晴
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感光材料に温風を吹き付
けて乾燥させる感光材料乾燥装置に係り、温風発生部で
発生された温風を受け入れ感光材料に向けて吐出する感
光材料乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フイルム等の感光材料に温風を吹
き付けて乾燥させる感光材料乾燥装置には、例えば図1
1に示すように構成されたものがある。これによれば、
感光材料乾燥装置70の内部に千鳥状に複数個のローラ
72が等間隔に配置され、これらのローラ72によって
鉛直方向へ延びるフイルム74の搬送路が形成されてい
る。ローラ72の近傍には、フイルム74を挟んで複数
個の温風供給部76が配置されている。温風供給部76
は、温風供給室76A、温風供給室76Aのフイルム7
4の搬送路側へ突出して形成される温風吐出部80及び
温風吐出部80の搬送路側に形成される温風吐出口78
により構成されている。
【0003】これらの温風供給部76の温風供給室76
Aには、図示しないファンとヒータとによって構成され
る温風発生部で発生された温風が送り込まれる。この温
風は、温風供給室76Aの開口部76Bから温風供給室
76A内部へ送り込まれ、温風吐出部80を介して温風
吐出口78から吐出され,フイルム74の表面へ吹き付
けられフイルム74を乾燥させている。。
【0004】一般的に、フイルム74へ温風を吹き付け
て乾燥させる感光材料乾燥装置においては、乾燥時間を
短縮する場合、乾燥温度を高くするとフイルム74がカ
ールしてしまうなどの不都合が生じる場合がある。この
ためフイルム74に多量の温風を吹き付けて乾燥させる
ことがある。この方法では、温風発生部で発生された温
風を効率よく温風供給室へ送るのは勿論であるが、温風
供給室及び温風吐出部も温風の流路抵抗を減少させる構
造となっている。
【0005】感光材料乾燥装置70では温風の流路抵抗
を減少させるために、図12に示すように、温風供給室
76Aの温風発生部から送り込まれる温風を受け入れる
開口部76Bから、温風吐出部80へかけて円弧状に緩
やかに屈曲した屈曲面82を形成し、温風供給室76A
から温風吐出部80へかけての温風の流路抵抗を減少さ
せる構造となっている。尚、図12に示す温風吐出口7
8からフイルム74へ向けた多数の矢印の向きは温風の
吐出方向を示し、矢印の長さで温風の単位時間当たりの
吐出量を表している。また、図10Eには、温風吐出口
78から吐出される温風の風速が示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図12
に示す構成の温風供給室76A及び温風吐出部80では
、屈曲面82付近の温風吐出口78から吐出される温風
は、他の部分より多量となっており、これによって乾燥
させられるフイルム74には、温風吐出口78の屈曲面
82側近傍に過乾燥となる部分が生じることがある。 この過乾燥となった部分は、仕上がったフイルム74の
表面に反射ムラとなって表れることがある。また、温風
が多量に吐出される部分を避けてフイルム74を搬送し
て乾燥させたのでは装置が大型となり、また、温風の発
生量に対する乾燥効率を悪くすることにもなる。
【0007】本発明は上記事実を考慮し、発生された温
風を効率良く感光材料へ向けて吐出し感光材料の幅方向
に沿って均一に温風を吹き付けることができ、感光材料
の一部に過乾燥となる部分が生じることのない感光材料
乾燥装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
感光材料乾燥装置は、搬送路に沿って搬送される感光材
料の表面に対し温風を吹き付けて乾燥させる感光材料乾
燥装置であって、温風発生部と連通し該温風発生部から
温風を受け入れる開口部と、前記温風を前記感光材料へ
向けて吐出する温風吐出口と、前記開口部から受け入れ
る温風を前記感光材料の搬送路へ向けかつ感光材料の幅
方向に沿って吐出する方向変換部と、前記感光材料の幅
方向に沿って吐出する温風の吐出量を略均一にする温風
調整手段と、を有することを特徴とする。
【0009】本発明の請求項2に係る感光材料乾燥装置
は、請求項1記載の感光材料乾燥装置であって、前記温
風調整手段が、前記開口部の感光材料側に配置された第
一の壁面と、前記第一の壁面から前記感光材料へ向けて
配置された第二の壁面と、前記第一の壁面へ前記第二の
壁面を接合する屈曲部と、を有し、前記屈曲部と前記第
二の壁面に近い前記感光材料の端部とを結ぶ線より外側
に前記感光材料側の前記第二の壁面の端部が配置される
ことを特徴とする。
【0010】本発明の請求項3に係る感光材料乾燥装置
は、請求項1記載の感光材料乾燥装置であって、前記温
風調整手段が、前記開口部の感光材料側に配置される第
一の壁面と、一端が前記第一の壁面に隣接し他端が前記
感光材料へ向けられて配置される第二の壁面と、前記第
一の壁面から前記温風吐出口に沿って突設された遮風板
と、を有することを特徴とする。
【0011】本発明の請求項4に係る感光材料乾燥装置
は、請求項1記載の感光材料乾燥装置であって、前記温
風調整手段が前記温風吐出口の前記感光材料の搬送方向
に沿った開口幅を感光材料の幅方向の中間部から前記開
口部側の端部へ向けて縮幅され前記開口部側の端部近傍
が閉じられて構成されたことを特徴とする。
【0012】本発明の請求項5に係る感光材料乾燥装置
は、請求項1記載の感光材料乾燥装置であって、前記温
風調整手段が前記開口部の一部を閉止するように設けら
れ前記温風発生部から供給される温風の流れが阻止され
た空間を形成する遮蔽板とされたことを特徴とする。
【0013】
【作用】上記構成の本発明の請求項1に係る感光材料乾
燥装置では、温風発生部で発生され送り込まれる温風を
温風供給部の開口部から受け入れ、さらに、方向変換部
で温風の吐出方向を変えて感光材料の幅方向に沿って吐
出している。これによって、搬送路に沿って搬送される
感光材料の幅方向を順次乾燥させている。
【0014】温風調整手段は、従来、温風吐出口から温
風が他の部分より多量に吐出されている部分の温風を調
整することができる。この温風供給部では、温風の方向
を変換する際、温風調整手段が温風の流路抵抗を構成し
、第二の壁面近傍から吐出される温風の量を他の部分と
略同一にさせることができ、この温風吐出口から感光材
料に向けて吐出される温風は感光材料の幅方向に沿って
略均一に吐出される。
【0015】これによって、感光材料は温風吐出口から
吐出される温風によって略均一に乾燥される。
【0016】本発明の請求項2に係る感光材料乾燥装置
では、温風調整手段を開口部に設けられた第一の壁面と
、第一の壁面と屈曲部により接合された第二の壁面とに
より構成している。この屈曲部は第二の壁面近傍に温風
の渦を形成するように設けられている。これによって第
二の壁面近傍から吐出される温風の吐出量を減少させ、
温風吐出口から吐出される温風の量は、感光材料の幅方
向に沿って略均一とすることができる。
【0017】本発明の請求項3に係る感光材料乾燥装置
では、温風調整手段を第一の壁面、第二の壁面、第一の
壁面と第二の壁面とを接続する屈曲部、及び第一の壁面
から突設され屈曲部に沿って第二の壁面近傍に流れ込む
温風を減少させる遮風板を設けている。
【0018】この遮風板によって第二の壁面近傍へ流れ
込む温風の量が少なくされており、第二の壁面近傍に渦
を生じることになる。このため、第二の壁面近傍から吐
出される温風の量は減少することになる。これによって
、温風吐出口から感光材料へ向けて吐出される温風は、
感光材料の幅方向に沿って略均一に吐出される。
【0019】本発明の請求項4に係る感光材料乾燥装置
によれば、温風が多量に供給される開口部側の温風吐出
口を狭くしている。温風吐出口を開口部側の屈曲部へ向
けて徐々に狭くして閉じる際、温風吐出口の開口部側の
温風吐出方向の上流側には、温風の渦が生じ温風の吐出
量を減少させている。これによって、温風吐出口から吐
出される温風は、感光材料の幅方向に沿って略均一に吐
出される。
【0020】本発明の請求項5に係る感光材料乾燥装置
によれば、温風発生部で発生された温風は、開口部から
温風が供給されるが、この開口部に遮蔽板を設けている
。これによって、開口部から供給される温風が遮蔽板の
下流側に渦を形成すると共に遮蔽板近傍を通過する温風
の速度が低下させている。これによって、開口部から供
給される温風の速度は、均一とならず開口部の感光材料
側の速度が高くなり、さらに方向変換部で吐出方向へ方
向変換されることにより、感光材料の幅方向に沿って略
均一に吐出されることになる。
【0021】このように本発明に係る感光材料乾燥装置
では、感光材料の幅方向に沿って温風吐出口の一端から
極端に多量の温風が吐出されることがなく、感光材料の
表面へ略均一に温風を吹き付けることができ、この温風
によって感光材料を乾燥させている。温風吐出口から吐
出される温風の量が極端に多くなる部分を無くしている
ため、温風発生部で発生された温風を効率良く感光材料
へ吹き付けることができ、感光材料の幅方向の一端に過
乾燥となる部分を生じさせることがなく感光材料を乾燥
することができる。
【0022】
【実施例】本発明の実施例1について図面を参照して説
明する。実施例1では、本発明に係る感光材料乾燥装置
を写真フイルム等の感光材料処理装置である自動現像機
10に適用した例について説明する。
【0023】図2には自動現像機10の概略構造が示さ
れている。搬入口12から自動現像機10の機体10A
内部へと搬送されるフイルム14(例えばX線フイルム
、印刷用フイルム等の感光材料)は、案内ローラ16に
案内され現像槽18、定着槽20、水洗槽22を経て、
乾燥部34へと至るようになっている。現像槽18、定
着槽20及び水洗槽22内には、複数の案内ローラ26
によって構成されるラック28が収容され、フイルム1
4は、これらのラック28により各槽の液面から底部へ
と浸漬され反転されて再度液面へと案内される。
【0024】また、現像槽18と定着槽20との間、及
び定着槽20と水洗槽22との間にはそれぞれ案内ロー
ラ30が配設され、フイルム14は順次連接する槽へと
案内されて、現像、定着、水洗の各処理が施される。ま
た、水洗槽22と乾燥部34との間には複数のローラ対
32が配設されており、水洗処理されたフイルム14は
、これらのローラ対32によって搬送され搬送口36か
ら乾燥部34の乾燥部本体34Aへ案内される。尚、フ
イルム14は、これらのローラ対32によって付着した
水分の一部がスクイズされる。
【0025】図2に示すように乾燥部本体34A内部に
は、乾燥部本体34Aに回転可能に支持された複数のロ
ーラ42が千鳥状に配置されており、これらのローラ4
2によりフイルム14の搬送路が形成されている。また
、これらのローラ42は搬送路に沿って等間隔に配置さ
れている。これらのローラ42は、図示しない駆動手段
による駆動力が伝達されて回転し、乾燥部本体34A内
に送り込まれたフイルム14を搬送路に沿って下流(図
2下方)へ搬送している。
【0026】乾燥部本体34A下部には、ローラ42と
同径の2個の案内ローラ44とローラ42よりも大径の
案内ローラ46とが配置されている。案内ローラ44、
46の各々は乾燥部本体34Aに回転可能に支持されて
おり、図示しない駆動手段の駆動力が伝達される。乾燥
部本体34A下部へ案内されたフイルム14は、これら
のローラ44、46によって反転され、さらに搬送口3
8から機体10A外側に取り付けられたフイルム受箱4
0へ搬出される。
【0027】乾燥部本体34A内部のローラ42の近傍
には、温風供給部48がフイルム14の搬送路を挟んで
配設されている。図3及び図4に示されるように、温風
供給部48は温風供給室48A、一対の温風吐出部50
及び一対の温風吐出部50に形成された温風吐出口52
、53により構成されている。温風供給室48Aは長手
方向(図4に示すL方向)がフイルム14の幅方向に沿
っており、温風供給室48Aの長手方向の寸法は、フイ
ルム14の幅方向の寸法より大きくされている。また、
温風吐出口52、53は、温風供給室48Aの開口部4
8B側の中間部から開口部48Bと反対側の端部にかけ
てフイルム14へ面するように配置されている。図4に
示すように、温風供給室48Aの長手方向の一端側には
、開口部48Bが設けられており、この開口部48Bか
ら後述するファン60及びヒータによって発生される温
風が供給されるようになっている。
【0028】この温風供給室48Aには、長手方向に沿
って延長されフイルム14の搬送路側へ向けて突出する
一対の温風吐出部50が取り付けられている。一対の温
風吐出部50は内部が中空とされ、温風供給室48Aの
内部へ連通されている。図3に示すように温風吐出口5
2、53は各々温風吐出部50の幅方向(図3の上下方
向)の一端側に偏倚されて設けられており、幅方向の他
端側は円弧状に形成されて円弧状部50A、50Bとさ
れている。即ち、フイルム14の搬送路の上流側の温風
吐出部50には、上流側に温風吐出口53が下流側に円
弧状部50Bが形成されている。下流側の温風吐出部5
0には、下流側に温風吐出口52が上流側に円弧状部5
0Aが形成されている。
【0029】また、一対の温風吐出部50の温風吐出口
52、53の総開口面積は、温風供給室48Aの開口部
48Bに開口面積と等しくされている。
【0030】また温風供給室48Aには、一対の温風吐
出部50の間にフイルム14の搬送路側から搬送路と反
対側へ連通された排気孔54が形成されており、搬送路
近傍の空気はこの排出孔54により図3矢印C方向へ排
出される。
【0031】さらに、図1に示すように、温風供給室4
8Aは、開口部48Bが設けられている一端から他端に
かけて徐々にフイルム14の搬送路側へ寄っており、開
口部48Bから受け入れる温風の方向変換部とされると
共に、温風吐出口52、53から吐出される温風の吐出
量を、フイルム14の幅方向に沿って略均一としている
。開口部48Bから矢印D方向に送り込まれる温風は、
この壁面90によって矢印E方向へ方向変換される。こ
の方向変換の角度は、フイルム14の搬送方向から見て
、フイルム14の幅方向に対して角度θ1とされている
。尚、図1に示すフイルム14へ向けられた多数の矢印
は、矢印の向きで温風の吐出方向が示され、矢印の長さ
で単位時間当たりの温風の吐出量が示されている。
【0032】また、温風供給室48Aの開口部48Bに
隣接するフイルム14の搬送路側の壁面92は、温風調
整手段とされる屈曲部94を介して温風吐出部50の開
口部48B側の壁面96へ接合されている。この温風吐
出部50の壁面96は、フイルム14の幅方向に対して
角度をθ2とされて配設されている。この角度θ2は略
直角とされ、温風が吐出される角度θ1より大きくされ
ている。これらの壁面92、96及び屈曲部94により
、温風吐出口52、53から吐出される温風の量は略均
一にされている。
【0033】一方、図2に示すように、乾燥部本体34
Aの下部には排気口56が設けられており、さらに排気
口56には、リターンダクト58の一端が取り付けられ
ている。リターンダクト58の他端は、ファン60の吸
気側へ接続されている。また、リターンダクト58の中
間部には、機体10Aと連通する吸気ダクト62が接続
されている。
【0034】さらに、乾燥部本体34Aには、乾燥部本
体34A内のフイルム14を乾燥処理した後の高湿度の
空気を排出する排気ダクト61が設けられている。温風
吐出口52、53を介してフイルム14に吹き付けられ
た温風は、乾燥部本体34A下部へ向かう空気流とされ
、一部が排気ダクト61から機体10A外へ排出される
。また、乾燥部本体34A下部へ向かう空気流の一部は
、排気口56及びリターンダクト58を介して吸気ダク
ト62から吸気される機体10A外の空気と共にファン
60の吸気側へ案内される。
【0035】ここでファン60の吸気側へ案内される空
気は、リターンダクト58の流路断面積と吸気ダクト6
2の流路断面積との比によって、乾燥部本体34Aから
流れ込む空気の割合が80%、機体10A外から流れ込
む空気の割合が20%とされている。
【0036】図5に示すように、ファン60の排気側に
は、図示しないヒータが配置されるヒータボックス64
の一端が取り付けられている。ヒータボックス64は中
央部で直角に屈曲され、他端にはダクト66が接続され
ている。ダクト66の側面は乾燥部本体34Aの側面に
取り付けられており、温風供給室48Aの開口部48B
と連通する図示しない開口が設けられている。ファン6
0で発生された空気流は図示しないヒータにより温風と
されダクト66を介して開口部48Bから温風供給室4
8Aへ供給される。
【0037】また、図5に示すように、ダクト66の流
路断面積は、フイルム14の搬送方向に沿ってヒータボ
ックス64から反対側へかけて徐々に小さくされており
、各温風供給室48Aへ供給される温風の単位時間当た
りの流量は略均一とされている。
【0038】実施例1では、ファン60及びヒータボッ
クス64によって発生されダクト66へ送り込まれる温
風は10.8m3/minとされており、この温風が温
風供給室48Aに均等に供給されており、各々の温風供
給室48Aに供給される温風は1.35m3/minと
されている。
【0039】次に実施例1の作用について説明する。図
2に示す自動現像機10では、画像が露光され搬入口1
2から挿入されるフイルム14を現像、定着、水洗処理
した後に、ローラ対32によりスクイズし、さらに、搬
送口36から乾燥部34の乾燥部本体34Aへ送り込ん
でいる。
【0040】乾燥部本体34Aの内部では、ローラ42
によってフイルム14を下方へ搬送すると共に、温風吐
出部50の温風吐出口52、53から吐出する温風をフ
イルム14へ吹き付けて乾燥させる。
【0041】フイルム14を乾燥させた後の高湿度の空
気は、フイルム14の表面から温風供給部48の排出孔
54あるいは隣接する温風供給分48の間を通ってフイ
ルム14に対して反対側へ排出される。また、乾燥部本
体34Aで乾燥処理されたフイルム14は、案内ローラ
44、46により反転された後、搬送口38から機体1
0A外のフイルム受箱40へ搬送される。
【0042】乾燥部本体34A内部での乾燥処理は、ロ
ーラ42によってフイルム14を下方へ搬送すると共に
、温風吐出部50の温風吐出口52、53から吐出した
温風をフイルム14に吹き付けて乾燥させる。このとき
、温風吐出口52から吐出される温風は、偏倚された温
風吐出口52、53と円弧状部50A、50Bとによっ
て、フイルム14の幅方向から見て、フイルム14の搬
送路に沿って図3矢印A方向、矢印B方向へと吐出され
る。
【0043】また、フイルム14の搬送方向から見て、
フイルム14の幅方向へは、温風吐出口52、53から
フイルム14の幅方向に沿って図1矢印E方向へ吐出さ
れる温風が略均等に吹き付けられている。即ち、屈曲部
94によって壁面96近傍を通過する温風の一部が壁面
96近傍で渦を生じるため、壁面96近傍から吐出され
る温風の量が減少し壁面96近傍からの温風の吐出量が
、それ以外の部分からの吐出量と略等しくなり、温風吐
出口52、53から吐出される温風の量は、フイルム1
4の幅方向に沿って略均一になる。
【0044】つまり、従来、屈曲部94が円弧状に緩や
かに湾曲され、温風が湾曲に沿って流れていたため壁面
96から離れた部分に比べて多量に吐出されていたが、
屈曲部94の屈曲を極めて小さくすると共に、温風供給
室48Aの壁面92と温風吐出部50の壁面96の屈曲
する角度θ2を、温風の吐出する角度θ1より大きくし
ている。これによって、屈曲部94が壁面96近傍に温
風の渦を生じさせて、温風吐出口52、53の壁面96
近傍から他端にかけてほぼ均等に温風を吐出させること
ができる。
【0045】このように実施例1に係る感光材料乾燥装
置では、温風供給室48Aの壁面92と温風吐出部50
の壁面96との間に屈曲半径の小さい屈曲部94を形成
することにより、温風吐出口52、53の壁面96側近
傍から他端にかけて、略均等に温風を吐出することがで
きる。
【0046】温風吐出口52、53から吐出される温風
の方向である角度θ1は、温風供給室48Aの壁面90
、温風吐出口52、53の長さと方向及び開口部48B
から供給される温風の方向によって決定される。また、
温風吐出部50の屈曲部94によって壁面96近傍から
吐出する温風量は、屈曲部94の大きさ(湾曲半径)及
び壁面96のフイルム14の幅方向に対する角度θ2に
よって決定される。
【0047】即ち、実施例1では、壁面92と壁面96
との角度θ2を略直角としたが、これに限らず、壁面9
2と壁面96との角度θ2を温風の吐出方向の角度θ1
より大きくし屈曲部94と壁面96フイルム14の端部
とを結ぶ線より外側にフイルム14側の壁面96の端部
が位置するように構成すればよい。
【0048】尚、実施例1では、温風吐出口52、53
から吐出される温風は、ローラ42のフイルム14の接
触部の上流側近傍と下流側近傍とへ向けているが、これ
に限らず温風吐出口52、53が常にローラ42とフイ
ルム14との接触部の下流側近傍または上流側近傍へ吹
き付けるものを配置してもよい。
【0049】また、実施例1では、温風吐出口52、5
3から吐出される温風の方向を図1矢印E方向としてい
るが、これに限らず、温風供給部48内部で方向変換さ
れた温風を、温風吐出口52、53付近でさらにフイル
ム14の方向へ向けて吐出する偏向板を設けたものであ
ってもよい。
【0050】次に本発明の他の実施例について説明する
。これらの実施例では、実施例1に用いた自動現像機1
0を用いており、基本的に同一の部品には前記実施例1
と同一の符号を付与しその説明を省略している。
【0051】図6には、実施例2に係る温風供給部10
0の要部斜視図が示されている。この温風供給部100
の温風供給室102には、温風吐出口52、53が形成
された一対の温風吐出部50が配置されている。この温
風供給室102は、第一の壁面とされる壁面104から
、温風供給室102の長手方向に沿って開口部48Bと
反対側へ遮風板106が設けられている。この遮風板1
06は、一方に長い矩形状平板とされ、長手方向の一端
に下底を一致された上底の長さR、下底の長さS、高さ
Tとされた台形状に切り取られ、上底と一致する部分を
頂部108Aとされた切り欠き108が形成されている
。また、遮風板106の幅方向の長さUは、温風供給室
102と温風吐出部50との間のフイルム14の搬送方
向の開口幅と等しいか若干広くされている。
【0052】この遮風板106には、切り欠き108が
形成されていない部分にネジ穴110が穿設されている
。また、温風供給室102の壁面104には、貫通孔1
12が形成され、この貫通孔112へ挿入される図示し
ないネジをネジ穴110へ螺合して遮風板106が温風
供給室102へ固定されている。これによって遮蔽板1
06の頂部108Aは、屈曲分94の近傍とされている
【0053】発明者は、一例として長手方向の長さVが
60mm、幅方向の長さUが15mmの遮風板106を
上底の長さRが3mm、下底の長さSが13mm、高さ
Tが30mmの台形状に切り取って実施している。
【0054】図10Bには、実施例2に係る温風供給室
102から吐出される温風の温風吐出口52、53の長
手方向に沿った速度変化が示されている。尚、図10B
では、横軸に壁面96側端部からの距離が示されており
、縦軸に温風の吐出速度が各々示されている。尚、縦軸
は上方に負の値が、下方に正の値が示されている図10
Bに示すように、壁面104近傍では、負の値、つまり
温風吐出口52、53から温風供給室102へ空気が吸
い込まれているが、それ以外の部分では略均一な速度で
温風が吐出されている。この温風供給室102では、遮
風板106によって壁面96近傍を通過する温風の一部
が遮られており、遮風板106の温風吐出口52、53
側に渦が生じている。この渦によって温風吐出部50の
壁面96近傍から吐出する温風の吐出速度が弱められ、
従来の乾燥装置では図10Eに示すように壁面96の近
傍に温風の吐出速度が速い部分が生じているが、本実施
例2に係る温風吐出口52、53から吐出される温風の
速度は、壁面96近傍から他端にかけて略均一とされて
いる。
【0055】尚、実施例2では、遮風板106に台形状
の切り欠き108を形成しているが、これに限らず温風
供給室102の長手方向の中間部から壁面104へ向け
て温風吐出部50の温風供給室102側の開口を狭める
形状のものであれば適用が可能である。さらに、壁面9
6近傍に渦を生じさせることができる形状のものであれ
ば適用が可能である。
【0056】図7には、本発明の実施例3に係る温風供
給部114が示されている。この温風供給部114の温
風供給室116には、温風吐出口118へ向けて壁面1
22が徐々に狭くされた一対の温風吐出部120が設け
られている。また、温風吐出口118は、壁面122か
ら距離Mの間で、長手方向の中間部から壁面122側に
かけて徐々に幅が狭くされており、壁面122近傍で閉
じられている。
【0057】この温風吐出口118は、フイルム14の
幅方向から見てフイルム14の搬送路と直交する方向へ
向けられており、吐出される温風をフイルム14の表面
に温風を吹き付ける構成とされている。また、温風吐出
部120の壁面122には、温風吐出部122の外部と
連通する開口124が形成されている。
【0058】発明者は、一例として温風吐出口118の
距離Mの長さを80mm、温風吐出口118の開口幅N
を2.5mmで実施している。これによって、温風供給
部114からフイルム14へ向けて吐出される温風の速
度変化は、図10Cに示す結果が得られている。
【0059】このように、温風供給部114からフイル
ム14の表面に向けて吐出される温風は、フイルム14
の幅方向に沿って略均一とすることができる。また、温
風供給部114では、温風吐出口118から温風を吐出
する際、温風吐出部120の壁面122の開口124か
ら空気を吸い込んでいる。これによって、温風吐出口1
18の壁面122近傍では、温風吐出口118から周囲
の空気を吸い込む範囲が狭くなり、図10Cに示すよう
に、壁面122の近傍まで温風吐出口118から吐出す
る温風の速度を略均一とすることができる。
【0060】尚、実施例3では、温風吐出部120に円
弧状部を形成していないが、実施例1、2同様に円弧状
部50A、50Bを形成し、温風吐出口118から吐出
される温風がフイルム14の幅方向から見て搬送路の上
流側あるいは下流側へ向けられフイルム14へ吹き付け
られるものであってもよい。
【0061】図8には、本発明の実施例4に係る温風供
給部48が示されている。この温風供給部48には、温
風供給室48Aの開口部48Bに遮蔽板126が設けら
れている。遮蔽板126は、開口部48Bの開口の一部
を壁面92と反対側のダクト66側から塞ぐ状態で取り
付けられている。さらに、図9に示すように、遮蔽板1
26はフイルム14の搬送路に沿って配置される複数の
温風供給部48の開口部48Bを連続して塞ぐように配
置されている。
【0062】発明者は、図8に示すように高さHが46
.5mm、幅Gが51mmの開口部48Bへ、幅Fが1
7.5mmの遮蔽板126を設けている。これによって
、この温風供給室48Aの温風吐出口52,53から吐
出される温風の速度は、図10Dに示す実験結果を得て
いる。
【0063】実施例4では、ダクト66を介して開口部
48Bから供給される温風は、遮蔽板126下流側に温
風の渦を生じることになる。これによって、遮蔽板12
6近傍を通過する温風の速度は、遮蔽板126から離れ
た位置、即ちフイルム14側を通過する温風の速度より
低くされている。これによって、方向変換され温風吐出
口52、53から吐出される温風は、壁面96近傍から
吐出される量が減少しフイルム14の幅方向に沿って略
均一に吐出される。
【0064】尚、実施例1、2、4に係る温風吐出部5
0、の壁面96、104に、実施例3の温風吐出部12
0の壁面122の開口124と同様の開口を設けてもよ
い。これによって、温風吐出口52、53の壁面96近
傍から温風供給室48A、102の内部へ吸い込まれる
空気の量を減少させることができ、温風吐出口52、5
3からの温風の吐出速度が略均一になる範囲を広げるこ
とが可能となる。
【0065】また、ファン60及びヒータボックス64
によって発生されダクト66へ送り込まれる温風は、実
施例2、3、4においても実施例1と同様に10.8m
3/minとされており、この温風が温風供給室48A
に均等に供給されている。
【0066】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る感光材料
乾燥装置では、温風吐出口から感光材料へ向けて温風を
吐出する際、温風調整手段を設けることにより温風吐出
口から感光材料の幅方向に沿って略均一に温風を吐出す
ることができる。
【0067】本発明の請求項2では、温風調整手段を第
一の壁面、第二の壁面及び第一の壁面と第二の壁面とを
接合する屈曲部により形成している。
【0068】本発明の請求項3では、温風調整手段を第
一の壁面から突設された遮風板によって形成している。
【0069】本発明の請求項4では、温風調整手段を温
風吐出口を中間部から第二の壁面の端部の間で徐々に開
口幅を狭くしながら閉じることにより形成している。
【0070】本発明の請求項5では、温風調整手段を開
口部の温風吐出口とは反対側の部分に設けた遮蔽板によ
って形成している。
【0071】これらの温風調整手段によって温風吐出口
から吐出される温風を感光材料の幅方向に沿って略均一
にすることができる。これによって、本発明に係る感光
材料乾燥装置は、感光材料の幅方向の一端に過乾燥部分
を生じることなく感光材料を均一に乾燥させることがで
きる優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された感光材料乾燥装置の要部を
示す図3の1−1線に沿った要部断面図である。
【図2】本発明の実施例に係る自動現像装置の概略断面
図である。
【図3】本発明の実施例に係る乾燥部本体を示す要部断
面図である。
【図4】実施例1に係る乾燥部を示す要部斜視図である
【図5】本発明の実施例に係る乾燥部を示す斜視図であ
る。
【図6】実施例2に係る乾燥部を示す要部斜視図である
【図7】実施例3に係る図6と同様の要部斜視図である
【図8】実施例4に係る図6と同様の要部斜視図である
【図9】実施例4に係る図5の9−9線に沿った要部断
面図である。
【図10】図10Aは乾燥部の要部平面図であり、図1
0Bから図10Eは各々の実施例に係る温風吐出口から
吐出される温風の速度の変化を示すグラフであり、図1
0Bは実施例2、図10Cは実施例3、図10Dは実施
例4、図10Eは従来例を示すグラフである。
【図11】従来例を示す乾燥部本体を示す断面図である
【図12】従来例を示す図1と同様の要部断面図である
【符号の説明】
10    自動現像機 12    フイルム 34A    乾燥部本体 48A、102、116    温風供給室52、11
8    温風吐出口 92    壁面(第一の壁面) 94    屈曲部 96、122    壁面(第二の壁面)106   
 遮風板 126    遮蔽板 θ1、θ2    角度

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  搬送路に沿って搬送される感光材料の
    表面に対し温風を吹き付けて乾燥させる感光材料乾燥装
    置であって、温風発生部と連通し該温風発生部から温風
    を受け入れる開口部と、前記温風を前記感光材料へ向け
    て吐出する温風吐出口と、前記開口部から受け入れる温
    風を前記感光材料の搬送路へ向けかつ感光材料の幅方向
    に沿って吐出する方向変換部と、前記感光材料の幅方向
    に沿って吐出する温風の吐出量を略均一にする温風調整
    手段と、を有することを特徴とする感光材料乾燥装置。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の感光材料乾燥装置であ
    って、前記温風調整手段が、前記開口部の感光材料側に
    配置された第一の壁面と、前記第一の壁面から前記感光
    材料へ向けて配置された第二の壁面と、前記第一の壁面
    へ前記第二の壁面を接合する屈曲部と、を有し、前記屈
    曲部と前記第二の壁面に近い前記感光材料の端部とを結
    ぶ線より外側に前記感光材料側の前記第二の壁面の端部
    が配置されることを特徴とする感光材料乾燥装置。
  3. 【請求項3】  請求項1記載の感光材料乾燥装置であ
    って、前記温風調整手段が、前記開口部の感光材料側に
    配置される第一の壁面と、一端が前記第一の壁面に隣接
    し他端が前記感光材料へ向けられて配置される第二の壁
    面と、前記第一の壁面から前記温風吐出口に沿って突設
    された遮風板と、を有することを特徴とする感光材料乾
    燥装置。
  4. 【請求項4】  請求項1記載の感光材料乾燥装置であ
    って、前記温風調整手段が前記温風吐出口の前記感光材
    料の搬送方向に沿った開口幅を感光材料の幅方向の中間
    部から前記開口部側の端部へ向けて縮幅され前記開口部
    側の端部近傍が閉じられて構成されたことを特徴とする
    感光材料乾燥装置。
  5. 【請求項5】  請求項1記載の感光材料乾燥装置であ
    って、前記温風調整手段が前記開口部の一部を閉止する
    ように設けられ前記温風発生部から供給される温風の流
    れが阻止された空間を形成する遮蔽板とされたことを特
    徴とする感光材料乾燥装置。
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