JPH04222553A - 乳製品、それを製造する方法及び装置 - Google Patents

乳製品、それを製造する方法及び装置

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JPH04222553A
JPH04222553A JP3053978A JP5397891A JPH04222553A JP H04222553 A JPH04222553 A JP H04222553A JP 3053978 A JP3053978 A JP 3053978A JP 5397891 A JP5397891 A JP 5397891A JP H04222553 A JPH04222553 A JP H04222553A
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JP
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dairy product
temperature
water
milk
dairy
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JP3053978A
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Rodriguez Jose Sanchez
ホセ サンチェス ロドリゲス
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Jose Sanchez Penate SA
Original Assignee
Jose Sanchez Penate SA
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    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23CDAIRY PRODUCTS, e.g. MILK, BUTTER OR CHEESE; MILK OR CHEESE SUBSTITUTES; PREPARATION THEREOF
    • A23C11/00Milk substitutes, e.g. coffee whitener compositions
    • A23C11/02Milk substitutes, e.g. coffee whitener compositions containing at least one non-milk component as source of fats or proteins
    • A23C11/04Milk substitutes, e.g. coffee whitener compositions containing at least one non-milk component as source of fats or proteins containing non-milk fats but no non-milk proteins
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    • A23C9/00Milk preparations; Milk powder or milk powder preparations
    • A23C9/152Milk preparations; Milk powder or milk powder preparations containing additives
    • A23C9/158Milk preparations; Milk powder or milk powder preparations containing additives containing vitamins or antibiotics

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  • Dairy Products (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品即ち乳製品に関し
、組成が乳(乳汁、牛乳)に類似しているが、飽和しコ
レステロールを伴う動物性脂肪による問題がなく、特に
オリーブ油、オレイン酸に富むひまわり油及びビタミン
A, D3 , Cが添加されたピーナツ油のようなモ
ノ不飽和脂肪酸に富む油からなる植物性脂肪が添加され
た栄養価の高い乳製品に関する。
【0002】本発明は、さらに、このような乳製品の製
造方法及びかかる方法を実施するための装置に関する。
【0003】
【従来の技術】食用の飽和脂肪酸やコレステロールが血
清や生体組織内コレステロール含量に有害な影響を与え
る一方、不飽和酸が有益な作用を及ぼすことは周知の事
実である。前記植物性脂肪によりもたらされる作用は例
えば動脈硬化、心筋梗塞等の心臓病に罹るリスクを減ら
し、肥満の原因となる恐れのある問題の抑制及びある種
の発癌プロセスに予防的注意を与えるものである。明ら
かに、乳やその他の乳製品に含まれる酪酸性脂肪(bu
tyric fat) は飽和脂肪酸とコレステロール
を高い割合で含有しているのでその摂取には大きな危険
性を伴なう。これらの摂取には“脱脂”がすすめられる
ゆえんである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、乳や乳製品の
“脱脂”は、栄養価やビタミン価を損なうだけでなく、
これらを摂取し易いものとしている器官感覚受容性 (
organoleptic character−is
tics) をも損なってしまう。
【0005】本発明の乳製品は通常の“非脱脂”乳と同
様の栄養価をもちながら、上述の問題を解決する。この
乳製品は、血中における飽和脂肪酸とコレステロールの
増加に関する限り、“非脱脂”乳の問題を解決し、栄養
価が損われず、かつビタミンも器官感覚受容性(味、稠
度、風味、粘りなど)も損われていない。
【0006】更に具体的には、本発明の乳製品は、特に
、従来の乳の動物性脂肪を植物性脂肪で置き換えた点に
特徴があり、この植物性脂肪はモノ不飽和脂肪酸の摂取
を高めコレステロールの減少を促す。コレステロールは
ヒト血清中をリポタンパク質により運ばれるが、低密度
リポタンパク質(LDL)が全コレステロールの60〜
70%を運び、一方高密度リポタンパク質(HDL)が
約25%運ぶことは公知の事実である。
【0007】肝臓で、トリグリセリドがコレステロール
及びリン脂質と合体し、アポタンパク質とともにVLD
L(very low density lipopr
oteins, 極低密度リポタンパク質)を生成する
。このVLDLもリポプロテインリパーゼによって加水
分解されて抹消組織で用いられる脂肪酸とグリセリンを
生じる。その結果、トリグリセリドを伴わないVLDL
は約75%の血中コレステロールを含み、これを細胞に
運搬するLDL(低密度リポタンパク質)になる。更に
、肝臓はHDL(高密度リポタンパク質)を分離するが
、HDLはコレステロールを抹消組織から肝臓へ向けて
運ばれ、再び使用可能にされるか除去される。LDLと
HDLは細胞におけるコレステロールの平衡を保ってい
る。即ち、LDLがコレステロールを細胞へ運び、HD
Lがコレステロールを細胞から除去する。
【0008】環状動脈閉塞の恐れを知るには、全コレス
テロール値を知るばかりではなく、LDL−コレステロ
ール値とHDL−コレステロール値を知る必要がある。 臨床医や疫学者は、実験による研究から、血中コレステ
ロールの増加(過コレステロール血症)が、恐しい環状
動脈閉塞症(心臓まひ)の本質的原因である、動脈硬化
の原因であり、かつこれを促進し高める要因であること
を知っている。動脈アテローム(動脈内壁への脂肪沈積
)患者には多量のLDLリポタンパク質が存在すること
が実証されている。中でも、動脈内壁へのLDLコレス
テロールの沈積から、動脈硬化発生メカニズムが始まる
。即ち、LDLコレステロール(LDLリポタンパク質
に合体したコレステロールエステル)は潜在的に危険な
コレステロールなのである。
【0009】研究によれば、HDLコレステロールは、
LDLコレステロールと違って、抗粥状動脈腫(ant
iatherogenic) 防御作用を果す模様であ
る。リポタンパク質濃度はどうすれば変えられるのであ
ろうか?  どのようにすれば、LDLコレステロール
を減らし、HDLコレステロールを増加させ、環状動脈
閉塞の危険性を減らすことができるのであろうか?これ
には心臓にとって健康な生活スタイルをとるべく、日常
的に心臓に有害な要因を変えていくことが必須であり、
この目的のために、私達は、 1.飽和脂肪を、全カロリー摂取量の約30%分カット
する(飽和脂肪を不飽和植物性脂肪で置き換える)、2
.高コレステロールの食品(卵黄、バター、動物の内蔵
)を制限する、 3.アルコールとタバコの摂取を制限する、4.身体の
運動を規則的に行う、 などを行うべきである。
【0010】
【課題を解決するための手段】乳製品 本発明は、脱脂乳と植物性油又は脂肪との混合物を含ん
でなる乳製品を提供するものである。好ましくは、後者
の割合が該乳製品100ml当り4g以下である。
【0011】本発明の乳製品に用いられる植物性油は、
主としてモノ不飽和植物性脂肪からなるものが好ましく
、より好ましくはモノ不飽和脂肪酸が全脂肪酸含有量の
少なくとも2/3である。また、好ましく、前述したよ
うにオリーブ油、オレイン酸に富むひまわり油及びピー
ナッツ油を添加することが考案された。また、この乳製
品においては、脂肪含有量が100 ml当り3.2 
g程度のものが例示される。この乳製品は、具体的には
、脱脂乳と植物性油もしくは脂肪との混合物を含むもの
で、その混合物は前記の油をも単独であるいは2種以上
を相互に混合した状態で含んでいる。
【0012】このような乳製品には、ビタミン、好まし
くはA, D3及びCが添加され、脱脂によって失われ
たこうしたビタミンが回復され、乳製品の栄養価を高め
さえしている。この乳製品の主な優れた点は、モノ不飽
和脂肪酸を高含量で含む植物性油が添加されている点、
及びビタミン添加により栄養価が増している点である。
【0013】製造方法 本発明は、次に示すように、この乳製品を製造する方法
にも関している。すなわち、この製造方法は、a)  
粉状脱脂乳を約72〜76℃の高温水で再生し、又は液
状脱脂乳を約72〜76℃に加熱することにより、液状
脱脂乳を調製する工程と、 b)  少なくとも70℃の高温水中で植物性脂肪エマ
ルジョンを調製する工程と、 c)  前記植物性脂肪エマルジョンを前記脱脂乳中に
分与する工程と、 d)  該脱脂乳と植物性脂肪エマルジョンを静止混合
器で、次に動的混合器で均質に混合する工程と、e) 
 得られた乳製品を標準化する工程と、f)  超高温
殺菌の前に乳製品を貯蔵する工程と、g)  貯蔵タン
ク内で、乳製品に前記ビタミンと分与する工程と、 h)  乳製品を超高温殺菌する工程と、i)  乳製
品を管状冷却器を通して冷却する工程と、j)  乳製
品を包装する工程と、 を備える製造方法である。
【0014】以下、この方法をさらに詳しく説明する。 該乳製品を粉乳から製造するには、水を75〜80℃の
範囲の温度に加熱し、それに粉末脱脂乳(即ち、動物性
脂肪の大部分を除去した乳)を加える。粉末脱脂乳を添
加する上記工程は、粉末乳を混合器に入れて行い、前記
粉末乳を最終混合物の約10%ととなる量使用する。
【0015】こうして、液状の再生脱脂乳が得られ、約
72〜76℃の温度に加熱される。液状脱脂乳を初めか
ら使用する場合には、前記の再生工程は省略して行われ
る。非常に完璧なエマルジョンを作成するように、特殊
撹拌機とコロイドミルを使用する激しい撹拌によって、
適切な植物性脂肪のエマルジョンが温水中に同時に調製
される。
【0016】用いられる植物性脂肪は、オリーブ油、ひ
まわり油又はピーナッツ油でよく、単独でも2種以上を
相互に混合して用いてもよい。これらの油が、主成分と
してモノ不飽和脂肪酸を含んでいるので最良である。そ
の後、再生乳と同温度(即ち72〜76℃)の植物性脂
肪と水のエマルジョンが再生乳中へ、事実上の導管を通
して注入により導入される。導管を通って乳製品はまず
最初に静的 (stafic) ミキサーへ導かれ次に
乳と注入された脂肪とをより均一に混合するために別の
動的(dynamic)ミキサーへ導かれ、次に標準化
タンクへ導かれる。
【0017】標準化タンクにおいて、製品は標準化され
る。即ち、ズレがあると最も適宜の成分を添加して最良
と考えられる理論的配合組成に修正される。さらに別の
2回の撹拌操作がこれらの標準化タンクで行われる。即
ち、乳製品に添加された原料をなるべく迅速に均一化し
て配合組成を修正するために行われる一時的で高速の撹
拌操作と、混合物全体を均一に保つために行われる穏や
かで持続的な撹拌操作である。
【0018】こうして得られた乳製品は貯蔵タンクへ移
送され、そこでも連続的撹拌が行われ、約70〜74℃
の温度に保持される。乳製品は貯蔵タンクから超高温殺
菌段階へ移送され、ここで温度が極く短時間、3〜4秒
以下の時間、150℃まで急激に高められる。最後に、
乳製品は急冷された後に包装される。この方法及び装置
によれば、乳と同じ栄養価で、しかし乳の脂肪本来の問
題は除去された乳製品が製造される。
【0019】この乳製品には製品の栄養価を高めるビタ
ミンが添加されるが、このようなビタミンとしてはビタ
ミンA, D3 及びCが好ましい。これらのビタミン
は製品包装の際に影響を受けないように、超高温殺菌の
直前に1又は2以上の貯蔵タンクでまたはその出口にお
いて添加される。
【0020】乳製品は一旦超高温殺菌に供されると、包
装前に冷却される。このような冷却は乳製品を管状冷却
器を通過させることにより行われる。管状冷却器の上流
で処理された(処理水。塩素の除去、硬度の緩和等の処
理)室温の水(その後この水は製造ラインで粉末乳との
混合に用いられる)が通される。この冷却では不十分で
あるので別の冷却器で氷冷水を用いて熱交換が行われる
。該氷冷水によって乳製品の温度は大きく下げられた後
包装機へ届けられる。
【0021】処理水(これは後で粉末乳の再生に使用さ
れる)によるこの熱交換は、装置のエネルギー節約に大
きく役立つ点で好ましい。というのは、高温のプロセス
水は後続の他の段階においてはエネルギーとしてもう役
立たないからである。再生における水の消費と乳製品の
冷却とは同時には起らないので、予備加熱されたプロセ
ス水の温度を保つように等温貯蔵タンクが設けられてい
る。
【0022】
【実施例】説明を完全にし、本発明の特徴の一層の理解
を助けるために、本明細書と一体となる図面を添付する
。この図面は、単なる例として次の図を示す。図1は、
本発明の製造方法を実施して乳製品を得る装置の全体的
な配置を示す。図2は、植物性脂肪を調製し混合する装
置を示す。図3は、水−油混合エマルジョンタンクに設
けられている乳化器の撹拌機を示す。図4及び図5は、
製品がそれぞれ70℃及び4℃で入って行く超高温殺菌
装置を示す。図1は装置の全体的配置を示し、まず第1
に、粉末乳供給ホッパー1、混合ポンプ2及び循環ポン
プ3が示されている。
【0023】タンク4のいずれか1つに収容されている
処理済みの高温水が混合ポンプ2によって移送され、該
ポンプ2において粉末乳が適当な割合(約10%)にな
るまで徐々に添加される。次に、タンク4のいずれか1
つで乳が再生された後、この乳は2つの脱泡タンク5に
導入され、ここで再生の際に乳に不可避的に伴なってし
まう浮遊空気が除去される。これらの脱泡タンクには空
気除去のため適当な真空ポンプ6が備わっている。
【0024】液状の脱脂乳が使用される場合には、前記
の再生工程は適用されない。上述の過程と同時に、高温
エマルジョン植物油タンク7が監視されている。この水
−油エマルジョンの均質性を向上させるために、該エマ
ルジョンはまず初めにエマルジョンを安定化させるコロ
イドミル18を介して分与ポンプ19へ移送される。分
与ポンプ19はその名からわかるように必要量の脂肪を
乳に分与する。装置が適切に稼働するのに必要である吸
引(suction) アブソーバー及び脈動(pul
sation) アブソーバー(ここではこれ以上の説
明は不要である)が20及び21として示されている。
【0025】この脂肪エマルジョンは、8において乳に
注入され、その混合物をできるだけ均質にするために、
入り組んだ構造を有する最初の静的混合器9へ移送され
、次に次の図で詳しく見ることができる動的混合器へ移
送され、乳製品は十分に均質な混合物になる。
【0026】静的混合器及び動的混合器を通過した高温
乳製品は標準化タンク11へ送られ、ここで製品は標準
化される。ここには前述の撹拌機12及び13が示され
ており、これらは一時的で高速に動作する撹拌機と混合
物を均質に保つもう1つの緩やかで持続的な撹拌機とか
ら構成されている。
【0027】乳製品が標準化タンク11を一旦通過する
と、やはり適切な撹拌機が設けられている貯蔵タンク1
4へ移送される。温度はまだ約70〜74℃であり、最
後に超高温殺菌機15へ移送され、150℃に3〜4秒
間急激に温度が高められた後、超高温殺菌機15から冷
却器へ移送され、その後包装段階へ進められる。しかし
、この点は後の図において詳しくわかるであろう。
【0028】予め処理されたプロセス水が16から導入
され、乳製品の最初の冷却水として使用される。したが
って、このプロセス水は等温タンク17で加熱され、貯
蔵される。このタンク17で約70℃に保たれた後、再
生タンク4へ移送されると粉末乳の再生過程で適宜使用
される。
【0029】図2は特殊撹拌機10を備えた2つのエマ
ルジョンタンクを有する、植物性脂肪を調製し混合する
装置を示す。特殊撹拌機10は添付した図3に詳しく示
され、これは高温水と植物性油の最初の混合を行った後
該混合物はコロイドミル18へ移送され、該コロイドミ
ル18は高温水と油の混合物を安定化させる。このエマ
ルジョンは次いで分与ポンプ19へ移送される。植物性
脂肪が添加されると、乳製品は静的混合器9及び混合物
をさらに均質化する動的混合器22を通過する。吸引ア
ブソーバーが20にあり、脈動アブソーバーが21にあ
る。
【0030】図3には撹拌機付乳化機10が示されてい
るが、これは図2のエマルジョンタンク7内にあるもの
として既に説明されたものである。この撹拌機付乳化機
は駆動モータ23を有し、該モータ23の運動はシャフ
ト2 4を介して高速の乳化、撹拌回転を行う4枚の羽
根(vanes) 25と、より穏やかな回転を行う3
枚の羽根(blades)26に伝えられる。シャフト
24の端は、エマルジョンタンクに直接固定される一連
の支持体27に支えられている。
【0031】図4は超高温殺菌装置を示し、この装置は
4℃又は70℃の製品入口をもつように改造されていて
、通常は後者(70℃)の温度が本発明の製品に使用さ
れる。もし乳が長時間70℃に維持されるならロスの発
生は避けられないが、この装置により選択性があるので
、どのような場合でも、乳を4℃の温度に冷却すること
で乳のロスを防ぐことができる。このために、4℃に冷
却後に該装置は、乳をこのような温度での処理ができる
ように再調整されることになる。
【0032】図4自体は、製品が70℃で導管28を介
して第1タンク29に入るように調整された装置を示し
ている。このタンクから製品は羽根車ポンプ30によっ
てプレート31の導管32へ移送される。その孔三十二
は下方の導管33へ接続されており、導管33により製
品は第2の予備ヒータ34へ移送される。予備ヒータ3
4によって乳製品の温度は70℃(この温度で乳製品は
導管28から入って来た)から78℃に上げられる。羽
根車ポンプ35の助けで、この乳製品は超高温殺菌ヘッ
ド36に導入され、該ヘッド36により温度が150℃
まで上げられる。その後、乳製品は膨張タンク37へ移
送されここで温度を急激に80℃に下げられ、次いで別
のポンプ38によりホモジナイザ39へ送られる。この
ホモジナイザは乳製品の温度を機械的に83〜84℃ま
で少し上げる。乳製品は管状冷却器40、41及び42
を通る冷却段階に到達し、その後容量充填機43と44
が該乳製品を好ましくはテトラパック又は適切に使用で
きる他の容器(system) に包装する。
【0033】冷却器40、41及び42に関して説明す
ると、第1冷却器はタワー水45を使用し、第2冷却器
は乳製品を冷却し、したがって乳の再生用の前記の水を
加熱するためのプロセス水を使用するが、他方第3の冷
却器は氷冷水を使用して乳製品の冷却を押し進める。即
ち、冷却タワー45から来る水が導管46を通過して熱
交換器に入る。この交換器には乳製品の流路とともに同
心円状のさや状流路が備わり、このさやを通過した水は
帰り導管47を通って冷却タワー45へ移送され、該プ
ロセスにもう一度初めから供される。さらに、75〜8
5℃の範囲に保持される必要がある、粉末乳再生用のプ
ロセス水は等温タンク17に貯蔵される。
【0034】この等温タンク17から、プロセス水は導
管48を介してプレート31の孔49に導かれる。孔4
9は孔50に接続されていて、その水をまず初めに乳製
品管状冷却器41に送り、ここで水は約35℃の温度に
加熱される。この水はプレート53、導管51及び52
を通過して第1の予備ヒータ54に送られる。この予備
ヒータ54はその温度を70〜72℃まで高め、水はプ
レート31の導管55及び56を介して等温タンク17
に戻される。
【0035】最後に、管状冷却器40、41及び42に
関して説明すると、このような冷却器は、冷却される乳
製品がその中を通過する中心管と、これを同心円状に覆
い、中心管との間の内部空間を冷却材が通過する外側管
とにより構成されたコイル状に作られている。該冷却材
は、冷却器40でタワー水からなり、冷却器41でプロ
セス水からなり、冷却器42で氷冷水からなる。乳製品
の温度はこのような冷却器によって約20℃まで下げら
れ、そうして容量充填機43及び44へ送られる。
【0036】図5は乳製品が何らかの理由で70℃では
なく4℃である場合に装置に必要となる改造を示してい
る。したがってこの場合乳製品は28において間違いな
く4℃の温度である。かかる温度の製品はプレート31
の導管50に接続それた導管32まで図5の場合と同じ
経路をたどり、その後は初めに熱交換器41を通過させ
られ、導管51へ送られる。導管51は導管52と連結
していて製品を第1の予備ヒータ54へ導びき、さらに
孔55へ導く。この孔55は導管33とともに該製品を
第2の予備ヒータ34へ送る。この後は、先の図で説明
したプロセスが繰り返される。第1の予備ヒータ54は
乳製品の温度を約70℃まで上げる。すると、乳製品は
第2の予備ヒータへ送られる。
【0037】
【発明の効果】本発明の乳製品は通常の“非脱脂”乳と
同様の栄養価をもちながら、飽和脂肪酸及びコレステロ
ールを高含有量で含んでいる非脱脂乳に伴なう、血中に
おける飽和脂肪酸とコレステロールの増加に関する問題
を解決し、栄養価が損われず、かつビタミンも器官感覚
受容性(味、稠度、風味、粘りなど)も損われていない
。この乳製品に用いられた植物性脂肪はモノ不飽和脂肪
酸の摂取を高めコレステロールの減少を促す。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の製造方法を実施して乳製品を得る
装置の全体的な配置を示す。
【図2】  植物性脂肪を調製し混合する装置を示す。
【図3】  水−油混合エマルジョンタンクに設けられ
ている乳化器の撹拌機を示す。
【図4】  製品がそれぞれ70℃及び4℃で入って行
く超高温殺菌装置を示す。
【図5】  製品がそれぞれ70℃及び4℃で入って行
く超高温殺菌装置を示す。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  脱脂乳と植物性油又は脂肪との混合物
    を含んでなる乳製品であって、後者の割合が該乳製品1
    00ml当り4g以下である乳製品。
  2. 【請求項2】  請求項1の乳製品であって、植物性油
    が主としてモノ不飽和であるもの。
  3. 【請求項3】  請求項1又は2の乳製品であって、使
    用される植物性油が、オリーブ油、オレイン酸に富むひ
    まわり油及びピーナツ油からなる群から選ばれる少なく
    とも1種であるもの。
  4. 【請求項4】  請求項1〜3のいずれか1項の乳製品
    であって、モノ不飽和脂肪酸が全脂肪含有量の少なくと
    も2/3であるもの。
  5. 【請求項5】  請求項1〜4のいずれか1項の乳製品
    であって、脂肪含有量が100ml当り 3.2gであ
    るもの。
  6. 【請求項6】  請求項1〜5のいずれか1項の乳製品
    であって、ビタミンA,D3 及びCが添加されている
    もの。
  7. 【請求項7】  請求項1〜6に記載の乳製品を製造す
    る方法であって、 a)  粉状脱脂乳を約72〜76℃の高温水で再生し
    、又は液状脱脂乳を約72〜76℃に加熱することによ
    り、液状脱脂乳を調製する工程と、 b)  少なくとも70℃の高温水中で植物性脂肪エマ
    ルジョンを調製する工程と、 c)  前記植物性脂肪エマルジョンを前記脱脂乳中に
    分与する工程と、 d)  該脱脂乳と植物性脂肪エマルジョンを静止混合
    器で、次に動的混合器で均質に混合する工程と、e) 
     得られた乳製品を標準化する工程と、f)  超高温
    殺菌の前に乳製品を貯蔵する工程と、g)  貯蔵タン
    ク内で、乳製品に前記ビタミンを分与する工程と、 h)  乳製品を超高温殺菌する工程と、i)  乳製
    品を管状冷却器を通して冷却する工程と、j)  乳製
    品を包装する工程と、 を備える製造方法。
  8. 【請求項8】  請求項7の方法であって、乳製品が7
    0℃の超高温殺菌機入口を使用する方法で製造される場
    合には、プロセス水が一旦超高温殺菌機を通過した後に
    乳製品の上流側冷却材として使用され、室温であった該
    プロセス水の温度が高められるものであり;乳製品が4
    ℃の入口を使用する方法で製造される場合には、当該乳
    製品が冷却器で冷却材として使用されることを特徴をす
    る方法。
  9. 【請求項9】  請求項7又は8の方法であって、前記
    乳製品に、貯蔵タンクにおいてまたはその出口において
    、高温殺菌の前に、ビタミン、好ましくはA, D3 
    及びCが分与される方法。
  10. 【請求項10】  請求項1〜6のいずれか1項に記載
    の乳製品を装置する装置であって、粉末乳供給ホッパ(
    1)、混合ポンプ(2)及び循環ポンプ(3)(これら
    によって粉末乳はタンク(4)に収容されている処理済
    の高温水により徐々に再生され適切な組成とされる)、
    及び必要に応じて設けられる再生乳脱胞タンク(これは
    初めから液状脱脂乳を使用する時は不要)を備え;さら
    に水−脂肪エマルジョン用の高温乳化機を備え、該脂肪
    エマルジョンは前記乳に注入され、得られた混合物は第
    1の静的混合器(9)を通り、次に動的混合器(2)を
    通った後、標準化タンク(11)へ移送され、ここにお
    いて乳製品は標準化され;標準化された製品は貯蔵タン
    ク(14)に移送され、ここでビタミン類が該乳製品に
    添加され;該製品が次に超高温殺菌機(15)へ移送さ
    れた後ホモジナイザ(39)、管状冷却器(40)、(
    41)及び(42)、そして最後に容量充填機(43)
    及び(44)へ送られる、ことを特徴とする装置。
  11. 【請求項11】  請求項10に記載の装置であって、
    前記高温水−脂肪エマルジョンがエマルジョンタンク(
    7)に運ばれ、次いでコロイドミル(18)を介して分
    与ポンプ(19)に送られることを特徴とする装置。
  12. 【請求項12】  請求項10又は11の装置であって
    、前記水−脂肪エマルジョンタンク(7)に、駆動モー
    タ(23)の運動がシャフト(24)を介して、高速の
    乳化、攪拌の回転を与える4枚の羽 (vanes)(
    25)と、より緩慢な回転を与える3枚の羽(blad
    es)(26)とに伝えられるような駆動モータ(23
    )を備える特殊攪拌機(10)が設けられていることを
    特徴とする装置。
  13. 【請求項13】  請求項10に記載の装置であって、
    該製品が標準化タンク(11)において標準化されるも
    のであり;該標準化タンクに、2本の攪拌機(12)と
    (13)が設けられ、前者が一時的で高速に動作する攪
    拌機であり、後者がゆるやかで持続的な攪拌機であるこ
    とを特徴とする装置。
  14. 【請求項14】  請求項10に記載の装置であって、
    超高温殺菌装置が70℃の高温乳製品について、又は4
    ℃の低温乳製品について動作するように適合されており
    ;高温で入ってくると、乳製品は第1のタンク(29)
    へ導かれ、羽車ポンプ(30)により第2予備ヒータ(
    34)へ導かれ、該第2予備ヒータによって乳製品の温
    度は78℃に高められた後、超高温殺菌ヘッド(36)
    へ移送されるものであり;粉末乳の再生用のプロセス水
    が冷却器(41)に導入され、該冷却器により温度が2
    0℃から35℃へ高められた後、該温度を70℃まで上
    げる第1予備ヒータに送られ、次いで等温タンク(17
    )に貯蔵されるものであり;冷却タワー(45)の水が
    冷却器(40)において冷却材として使用され、一方氷
    冷水が冷却器(42)により使用される、ことを特徴と
    する装置。
  15. 【請求項15】  請求項10〜14のいずれか1項に
    記載の装置であって、乳製品が4℃の低温である時に、
    乳製品がタンク(29)に導かれ、次に羽根車ポンプ(
    30)により冷却器(41)へ移送され該冷却器(41
    )によりその温度が約33℃に高められ、次いで第1予
    備ヒータ(56)に送られてその温度が約70℃に高め
    られ、次いで該乳製品が第2予備ヒータ(34)に導か
    れてその温度が78℃に高められ、次に超高温殺菌ヘッ
    ド(36)へ送られるものであり;冷却タワー(45)
    の水が冷却器(40)において冷却材として使用され、
    一方氷冷水が冷却器(42)により使用される、ことを
    特徴とする装置。
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