JPH04227511A - サーボ装置 - Google Patents

サーボ装置

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JPH04227511A
JPH04227511A JP3107215A JP10721591A JPH04227511A JP H04227511 A JPH04227511 A JP H04227511A JP 3107215 A JP3107215 A JP 3107215A JP 10721591 A JP10721591 A JP 10721591A JP H04227511 A JPH04227511 A JP H04227511A
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Hiroshi Mizuguchi
博 水口
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転体の回転速度あるい
は直線移動体の移動速度が所望値になるように制御する
サーボ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりモータ,リニアモータなどの回
転体もしくは直線移動体の移動速度(回転体の場合には
回転速度が移動速度になる。)を所望の値に制御する方
法として、回転体あるいは直線移動体に連結されてその
移動速度に応じた周波数や電圧を有する出力信号を発生
する速度発電機を利用するものが主流を占めてきた。
【0003】いわゆるタコジェネレータ・サーボと呼ば
れるものがこれに該当し、出力信号の利用形態の観点か
ら大別すると、電圧検出方式と、周波数もしくは周期検
出方式の2通りに分けることができる。
【0004】電圧検出方式には、多くの速度発電機、例
えば発電コイルを有する速度発電機の出力交流信号の振
幅が移動速度に応じて変化するのを利用して、この出力
交流信号があらかじめ定められた電圧に達したときにス
イッチングトランジスタを動作させてコンデンサの充電
電荷を放電させ、一方、前記スイッチングトランジスタ
がオフ状態にあるときには定抵抗によって前記コンデン
サに充電を行なうように構成することによって移動速度
に依存した誤差電圧を得る方法(例えば、特公昭58−
6392号公報に示されている方法が該当する。)や、
速度発電機の出力交流信号を整流して誤差電圧を得る方
法、速度発電機の発電電圧をそのまま用いる方法(例え
ば、米国特許明細書第2905876号に示されている
方法が該当し、この例ではチョッパを用いて制御される
直流モータの非通電期間に、前記直流モータが速度発電
機として利用されている。)がある。
【0005】これに対して周波数あるいは周期検出方式
は速度発電機の出力信号の周波数もしくは繰り返し周期
のみを速度情報として用いるため、特に一連の処理がデ
ィジタル化されたサーボ装置(例えば、特公昭53−1
9745号公報、あるいは米国特許明細書第38367
56号に示されている。)ではきわめて高い安定性が得
られるという利点があった。
【0006】ところで、この周波数あるいは周期検出方
式は矩形波信号になるまでに十分増幅された速度発電機
の出力信号の所定のエッジが速度情報を有しているもの
とみなして誤差出力信号を発生する。
【0007】例えば代表的な周期検出方式においては、
増幅後の速度発電機の出力信号のリーディングエッジ(
前縁)から次のリーディングエッジまでの期間にクロッ
クパルスを計数することによって、移動体の移動速度に
依存した計数値を得て、この計数値をもとにパルス幅変
調信号(チョッパ型の駆動法を採る場合に使用される。 )を作り出したり、あるいは前記計数値をアナログ電圧
に変換したりして誤差出力を得ている。したがって、よ
り分解能の高い制御を実現しようとすると、エッジの数
を増加させてやる必要がある。
【0008】例えば、モータの1回転に1サイクルの交
流信号を発生する交流発電機の出力信号をもとに、この
モータの速度制御を行なう場合、従来から用いられてき
た方法ではモータの1回転の間に数回以上の速度情報を
得て、それによって制御を行なうのは不可能であり、速
度発電機の出力信号を増幅して得られる矩形波信号のリ
ーディングエッジとトレイリングエッジ(後縁)の両方
を利用することによって、かろうじて速度情報の得られ
る間隔が2分の1になるにすぎなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した特公昭58−
6392号公報や、米国特許明細書第2905876号
に示されるような方法では、速度発電機の発電電圧を速
度情報として用いるため、周囲温度の変化や経時変化,
経年変化に対しての安定性が低く、簡易的なサーボ装置
にしか用いることができなかった。
【0010】また、PLL(フェイズ・ロックド・ルー
プ)を用いて速度発電機の出力信号の周波数を逓倍する
方法(米国特許明細書第4114075号に示されてい
る。)や、速度発電機にπ/2だけ位相の異なる2種類
の交流信号を発生させて実質的に4倍の周波数を有する
速度検出信号を得る方法(例えば、特公昭58−616
5号公報に示されている。)が試みられてきたが、前者
の方法で得られた逓倍信号が有する速度情報は原信号が
有している速度情報のみに依存するため、制御の分解能
を高めるという目的に対しては何の効果もなく、後者の
方法では速度発電機の構造が複数になるにもかかわらず
、先に説明した速度発電機の出力信号のリーディングと
トレイリングエッジの両方を用いる方法に比べて、分解
能がわずか2倍にしか向上せず、あまり合理的ではなか
った。このため、従来は速度発電機の出力周波数そのも
のを高くする努力が払われてきた。
【0011】しかしながら、速度発電機の出力周波数を
高くするにしても、2倍,4倍,……の割合で高くしな
ければ大きな効果は望めず、その結果、速度発電機の構
造が複雑になったり(例えばフォトマスクエッチングに
より形成された速度検出用トラックにレーザビームを照
射してその反射光を検出するような構成を採ることによ
って、速度発電機の周波数は飛躍的に高くなる反面、そ
の構成はきわめて複雑なものとなってしまう。)、速度
発電機の構成部品を高い精度で加工する必要が生じ、多
くの問題があった。
【0012】本発明は速度発電機の出力周波数を高くす
ることなしに、より分解能の高い制御を行なうことので
きるサーボ装置を実現せんとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のサーボ装置は、
モータの回転子やリニアモータの移動子などの移動体の
速度情報を有する検出信号を出力する速度検出器と、前
記検出信号を複数の特定区間ごとに分割する分割手段と
、前記複数の特定区間ごとに累積クロック数を計測する
カウント手段と、前記カウント手段の計測値から基準値
と過去の累積誤差を減算して区間誤差データを算出する
演算手段と、前記誤差データを前記累積誤差に加算して
次回の計測時点まで保持する累積誤差生成手段と、前記
誤差データに基づいて前記移動体を駆動する駆動手段を
具備して構成されている。
【0014】
【作用】本発明は上記した構成によって、速度検出器の
出力周波数を高くすることなしに、より分解能の高い制
御、すなわち、実質的に速度検出器の出力周波数を高く
したのと同等の制御を行なうことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0016】図1は本発明の一実施例を示したブロック
ダイアグラムであり、モータ1に連結された速度発電機
2(一般に周波数発電機と呼ばれる。以下、FGと略す
。)の出力は電圧制御増幅器3(以下、VCAと略す。 )によって一定振幅になるまで増幅された後に波形整形
器(以下、WSと略す。)によって矩形波になるまで増
幅され、前記WSの出力は3ビットのチャンネルセレク
タ5にリセット信号として供給されている。
【0017】前記チャンネルセレクタ5はプログラマブ
ル電圧源6のチャンネル選択信号と、ランダムアクセス
メモリ(以下、RAMと略す。)のアドレス選択信号を
発生し、これらの選択信号はコントロールバス8を介し
て前記プログラマブル電圧源6とRAMに供給される。
【0018】また、前記VCAの出力は振幅コントロー
ラ9に供給され、その振幅が一定になるように前記振幅
コントローラ9によって前記VCAの利得が調節される
とともに、前記WSの出力はオフセットコントローラ1
0に供給されて、その矩形波出力信号のデューティが5
0−50になるように前記VCAの入力段のオフセット
が調節される。
【0019】このようにして振幅ならびにオフセットが
調節された前記VCAの出力信号は第1の比較器11(
図中においてはCMP1なる略記号で示されている。)
の非反転入力端子11aと、第2の比較器12(図中に
おいてはCMP2なる略記号で示されている。)の反転
入力端子12bに供給されている。
【0020】さらに、前記比較器11の反転入力端子1
1bには前記プログラマブル電圧源6の上側出力端子6
aからの出力信号が供給されるとともに前記比較器12
の非反転入力端子12aには前記プログラマブル電圧源
6の下側出力端子6bからの出力信号が供給され、それ
ぞれの比較器において前記VCAの出力信号との電圧比
較が行なわれ、比較出力信号は前記チャンネルセレクタ
5にチャンネル更新信号として供給されている。
【0021】一方、水晶発振子13を有する発振器14
の出力はクロック信号としてカウンタ15に供給され、
前記カウンタ15の最上位ビット(以下、MSBと略す
。)から最下位ビット(以下、LSBと略す。)までの
出力がデータバス16を介してテンポラリレジスタ17
に供給され、前記テンポラリレジスタ17の出力はデー
タバス18を介して加算器19と前記RAMを結ぶ双方
向のデータバス20に供給され、前記加算器19の出力
はデータバス21を介してラッチ22に供給されている
【0022】前記ラッチ22の出力はデータバス23を
介してディジタル−アナログ変換器24(以下、D−A
変換器と略す。)に供給され、前記D−A変換器の出力
は電力増幅器25(以下、PAと略す。)によって増幅
されて前記モータ1に駆動電力として供給されている。 さらに、前記チャンネルセレクタ5からは前記コントロ
ールバス8を介してタイミングコントローラ26にトリ
ガ信号が供給されている。
【0023】なお、前記タイミングコントローラ26は
、トリガ信号が入力されたときに前記カウンタ15のカ
ウント値を前記テンポラリレジスタ17に転送させると
ともに、前記RAMに格納されている前回のカウント値
と、同じく前記RAMに格納されている速度制御のため
の所望値との演算を前記加算器19に行なわせしめ、演
算結果を前記ラッチ22に転送させた後に前記テンポラ
リレジスタ17に格納されているカウント値を前記RA
Mに転送させるシーケンサとして動作し、各シーケンス
信号が前記タイミングコントローラ26から前記テンポ
ラリレジスタ17,前記加算器19,前記RAMに供給
されている図1の装置において、振幅コントローラ9は
後で説明するようなディジタル的な手法でも実現できる
が、簡単にアナログ的な手法で実現するにはVCAの出
力信号のピーク値をピークデテクタやコンデンサとダイ
オードによる通常の検波回路によって検出し、比較器に
よって基準電圧と比較したうえで前記比較器の比較出力
電圧を前記VCAに負帰還するように、構成すれば良い
し、オフセットコントローラ10についても、ディジタ
ル的な手法で実現するには、WSの出力矩形波信号の高
電位期間と低電位期間の差をカウンタによって計測した
うえで計測値をアナログ変換して前記VCAに負帰還す
るように、構成すれば良いので、ここではこれらのブロ
ックの具体例について説明は省略する。
【0024】さて、図2はVCAの具体的な構成例を示
した回路結線図で、入力端子3a,3bはそれぞれ図1
のFGの出力信号とオフセットコントローラ10の出力
信号が供給される入力端子であり、入力端子3bは図1
の振幅コントローラ9の出力信号が供給される入力端子
であり、端子VCCはプラス側給電端子である。
【0025】図2に示されたVCAでは第1の差動増幅
器301、第2の差動増幅器302、第3の差動増幅器
303がその中心をなし、第4の差動増幅器304は前
記入力端子3dに供給されるオフセットコントローラか
らの誤差電圧に依存したバイアス電流を前記差動増幅器
301〜303に供給するために設けられている。また
、VCAの出力部305はエミッタフォロワ形式のバッ
ファアンプによって構成されている。
【0026】つぎに、図3は図1のチャンネルセレクタ
5の具体的な構成例を示した回路結線図であり、入力端
子5a,5bはそれぞれ図1の比較器11,12の出力
信号が供給される入力端子であり、入力端子5cはシス
テムクロック信号(図1には示されていないが、例えば
カウンタ15の適当なビットの出力信号を流用すること
ができる。)が供給される入力端子であり、入力端子5
dは図1のWSの出力信号が供給される入力端子である
【0027】図3に示したチャンネルセレクタは3ビッ
トのアップダウンカウンタ501と、リセット信号発生
回路の部分からなり、前記アップダウンカウンタ501
のLSB,2ビット目,MSBの出力はそれぞれ出力端
子5f,5g,5hに供給されている。
【0028】また、前記アップダウンカウンタ501に
供給されるクロック信号は出力端子5iを介して図1の
タイミングコントローラ26に供給されるように構成さ
れ、出力端子5eは前記入力端子5dに直接に接続され
ている。
【0029】なお、前記出力端子5e〜5hに現われる
出力信号(出力データ)は図1のコントロールバス8を
介してプログラマブル電圧源6に供給されて11チャン
ネル選択信号が生成されるが、これとは別に出力端子5
jが設けられ、前記出力端子5e〜5hおよび5jに現
われる出力信号は前記コントロールバス8を介してRA
Mに供給されて20アドレス分の選択信号が生成される
【0030】さて、図4は図3に示されたチャンネルセ
レクタの動作を説明するための信号波形図であり、図4
(a)は(図1)のVCAの出力信号波形を示したもの
で、中間の電位は電源電圧の2分の1になっている。
【0031】図4(b)は図1のWSの出力信号波形、
すなわち図3の入力端子5dに供給される信号波形であ
り、図4(c)は入力端子5cに供給されるクロック信
号の信号波形である。
【0032】図4(d),(e)はそれぞれ図3のDフ
リップフロップ503,504の出力レベルの変化を示
したもので、図3のEX−OR(排他的論理和)ゲート
505の出力端子には図4(f)に示す信号波形が現わ
れる。なお、以後の論理回路の動作説明においてはすべ
て正論理を用い、各出力端子あるいは各信号線路が高電
位にあるときに活性状態にあるものとする。また、高電
位の状態を‘1’で表現し、低電位の状態を‘0’で表
現する。
【0033】さて、図4(g)は図3の入力端子5aに
供給される信号波形を示したものであるが、時刻t1に
おいて前記入力端子5aのレベルが‘1’に移行すると
、AND−OR(ANDは論理積、ORは論理和)ゲー
ト506の出力信号レベルも‘1’に移行するので、N
AND(否定論理積)ゲート507とNANDゲート5
08のそれぞれの入力端子がたがいにクロスカップリン
グ接続されて構成されたフリップフロップ509がNA
NDゲート510によってセットされ、Dフリップフロ
ップ511のD端子のレベルは図4(h)に示すように
‘1’に移行する。
【0034】前記Dフリップフロップ511のD端子の
レベルが‘1’に移行した後にクロック信号のリーディ
ングエッジが到来すると、前記Dフリップフロップ51
1の出力レベルは図4(i)に示すように‘1’に移行
し、その結果、前記フリップフロップ509は再びリセ
ットされる。
【0035】したがってクロック信号の次のリーディン
グエッジが到来したときには前記Dフリップフロップ5
11の出力レベルも‘0’に戻り、ANDゲート512
の出力端子には図4(j)に示すような信号波形が現わ
れる。
【0036】前記ANDゲート512の出力信号はアッ
プダウンカウンタ501のクロック信号となり、前記D
フリップフロップ511の出力レベルが‘1’にあると
きには前記アップダウンカウンタ501はアップカウン
ト動作の待機状態にあるので、前記ANDゲート512
の出力レベルが‘1’に移行した直後に前記アップダウ
ンカウンタ501のカウント値は[000]からカウン
トアップして[001]となる。
【0037】なお、図4(k),(l),(m)はそれ
ぞれ前記アップダウンカウンタ501のLSB,2ビッ
ト目,MSBの出力レベルを示したものである。
【0038】ところで、図4(g)に示した信号波形図
では前記アップダウンカウンタ501のカウント値が[
001]となった直後にそのレベルが‘0’に移行して
いるが、これは後述するように出力端子5e〜5hのデ
ータが変化することによって図1のプログラマブル電圧
源6の出力電圧が上昇して比較器11の出力レベルが‘
0’に戻るためである。
【0039】このようにして、時刻t1において前記入
力端子5aのレベルが‘1’に移行すると、前記アップ
ダウンカウンタ501はカウントアップするが、時刻t
2において入力端子5dのレベルが‘0’に移行した直
後に前記EX−ORゲート505がリセット信号を発生
するので、前記アップダウンカウンタ501は[000
]にリセットされる。
【0040】なお、以上の説明では入力端子5aのレベ
ルが変化したものと仮定したが、入力端子5bのレベル
が変化したときにも同じことがいえる。
【0041】ただし、NOR(否定論理和)ゲート51
3とNORゲート514によって構成されたフリップフ
ロップ515によってアップカウント側の入力受け付け
のためのNANDゲート510と、ダウンカウント側の
入力受け付けのためのNANDゲート516のイネイブ
ル信号を供給しているので、EX−ORゲート505が
リセット信号を発生してからアップダウンカウンタ50
1のカウント値が[101]になるまではアップカウン
ト入力しか受け付けず、前記アップダウンカウンタ50
1のカウント値が[101]になるとANDゲート51
7の出力が‘1’に移行して前記フリップフロップ51
5の出力状態が反転し、それ以後はダウンカウント入力
のみを受け付けるようになる。
【0042】また、図3の回路ではAND−ORゲート
506とAND−ORゲート518によって入力端子5
aに供給される信号によってアップカウント動作が行な
われ、入力端子5bに供給される信号によってダウンカ
ウント動作が行なわれ、反対に前記入力端子5dのレベ
ルが‘0’にあるときには前記入力端子5aに供給され
る信号によってダウンカウント動作が行なわれ、前記入
力端子5bに供給される信号によってアップカウント動
作が行なわれるように構成されている。
【0043】つぎに、図5は図1のプログラマブル電圧
源6の具体例を示した回路結線図であって、出力端子6
a,6bはそれぞれ図1の比較器11,12に出力信号
を供給するための出力端子であり、端子Vccはプラス
側の給電端子である。
【0044】また、入力端子6e,6f,6g,6hは
それぞれ図3のチャンネルセレクタの出力端子5e,5
f,5g,5hからチャンネル選択信号が供給される入
力端子である。
【0045】さて、図5において4個のインバータと1
6個のANDゲートはすべてチャンネルデコーダとして
用いられており、例えば、入力端子6f,6g,6hの
レベルがすべて‘0’のときには入力端子6eのレベル
に関わりなく、トランジスタ601とトランジスタ60
2がオン状態となる。このとき、出力端子6aの電位は
中間電位よりも少し上昇し、出力端子6bの電位は中間
電位よりも少し下降した値となる。
【0046】また、前記入力端子6e,6fのレベルが
いずれも‘1’で、前記入力端子6g,6hのレベルが
いずれも‘0’のときにはトランジスタ603とトラン
ジスタ604がオン状態となって前記出力端子6aの電
位はさらに上昇し、前記出力端子6bの電位は中間電位
よりも少し上昇した値となる。
【0047】図5の回路において、各スイッチングトラ
ンジスタのオン抵抗が十分に小さいものとして考えると
、抵抗605,606,607,608,609,61
0,611の抵抗値によって出力端子6aに現われるス
テップ電位が決定され、抵抗612,613,614,
615,616,617,618の抵抗値によって出力
端子6bに現われるステップ電位が決定される。
【0048】また、図5に示したように抵抗回路網を構
成する各辺の抵抗値を出力端子6a側と出力端子6b側
とでは同じになるように決定しておくことによって、例
えば前記出力端子6aの出力電位が次々とステップアッ
プしていったときに、前記出力端子6bの出力はその後
を追うように変化する。
【0049】つぎに図6は図1に示されるRAMのメモ
リセルの配置例を示したメモリマップであり、チャンネ
ルセレクタ5から出力される5ビット分のアドレス選択
信号j,e,h,g,f(それぞれ図3の出力端子5j
,5e,5h,5g,5fに現われる信号に対応してい
る。)の状態に応じてDエリアの701番地から720
番地までと、Eエリアの721番地から740番地がア
クセスされる。
【0050】なお、Dエリア,Eエリアの選択は後述す
るようにタイミングコントローラ26によって行なわれ
、モータ1の速度制御のための所望値(基準値ともいう
。)を格納しておくBエリアの741番地と、累積誤差
が格納されるCエリアの742番地は前記タイミングコ
ントローラ26によって直接アクセスされる。
【0051】さて、前記タイミングコントローラ26は
前述したように単なるシーケンサであるからDフリップ
フロップを多段接続することによってハード的に簡単に
実現することもできるし、マイコンのプログラムのよう
なソフトウェアによっても容易に処理することができる
ので、その具体的な構成例の説明は省略し、前記タイミ
ングコントローラ26の動作フローを示した図7のフロ
ーチャートと、図1のシステムの主要部の信号波形を示
した図8の信号波形図と、図6のメモリマップをもとに
してシステムの動作の概要を説明する。
【0052】まず、図8(a)は図1のVCAの出力信
号波形図であり、図8(b)はWSの出力信号波形図で
あり、図3に示されたチャンネルセレクタの入力端子5
dに供給される信号波形でもある。
【0053】図8(c),(d),(e),(f)はそ
れぞれ図3のチャンネルセレクタの出力端子5j,5f
,5g,5hに現われる信号波形であり、図8(g),
(i)はそれぞれ図1のプログラマブル電圧源6の出力
端子6a,6bに現われる信号波形であり、図8(h)
,(j)はそれぞれ比較器11,12の出力信号波形で
あり、図8(k)は図3のチャンネルセレクタの出力端
子5iに現われる信号波形である。
【0054】なお、図8(a),(g),(i)の信号
波形の中間電位は電源電圧の2分の1の電位になってお
り、さらに図8(g)において破線で示したした下側包
絡線と、図8(i)において破線で示した上側包絡線は
いずれも図8(a)に示した信号波形を現わし説明した
が、ここでもう一度、全体のシステムとしての動作の概
要を説明する。
【0055】図8の時刻t1において、チャンネルセレ
クタを構成するアップダウンカウンタ501とフリップ
フロップ515にはリセット信号が供給されるので、こ
の時点での前記アップダウンカウンタ501のカウント
値は[000]となり、出力端子5jのレベルは‘1’
となる。
【0056】また、このとき図1のプログラマブル電圧
源6の出力端子6aの電位は中間電位よりも少し高く、
出力端子6bの電位は中間電位よりも少し低くなってい
るが、時刻t2においてVCAの出力信号の電位が前記
出力端子6aの電位よりも高くなると比較器11の出力
レベルは‘1’に移行し、前記アップダウンカウンタ5
01はカウントアップしてそのカウント値が[001]
になるが、その結果、前記出力端子6a,6bの電位が
ステップ的に上昇するので、前記比較器11の出力レベ
ル‘0’に戻る。
【0057】時刻t3において前記VCAの出力信号の
電位が再び前記出力端子6aの電位よりも高くなると、
前記比較器11の出力レベルは再度‘1’に移行して、
その結果、前記アップダウンカウンタ501のカウント
値は[010]となり、前記出力端子6a,6bの電位
も上昇する。
【0058】以後、同様にして前記VCAの出力信号の
電位が前記出力端子6aの電位よりも高くなるごとに前
記比較器11が出力信号を発生し、前記アップダウンカ
ウンタ501はカウントアップし、それによって前記出
力端子6a,6bの電位も上昇していくが、時刻t6に
おいて前記アップダウンカウンタ501のカウント値が
[110]になると、すでに説明したように、以後は図
3のフリップフロップ515によってアップカウント側
の入力の受け付けが禁止され、今度はダウンカウント側
の入力の待機状態となる。
【0059】この状態で前記VCAの出力信号のピーク
点が過ぎて、時刻t7においてその電位が前記出力端子
6bの電位よりも低くなると、今度は比較器12の出力
レベルが‘1’に移行し、前記アップダウンカウンタ5
01はカウントダウンしてそのカウント値は[100]
となり、その結果、前記出力端子6a,6bの電位はス
テップ的に下降する。
【0060】以後、同様にして前記VCAの出力信号の
電位が前記出力端子6bの電位よりも低くなるごとに前
記比較器12が出力信号を発生し、前記アップダウンカ
ウンタ501はカウントダウンし、それによって前記出
力端子6a,6bの電位も下降していくが、時刻t8に
おいて前記チャンネルセレクタ5の入力端子5dのレベ
ルが‘0’に移行すると、それまで前記アップダウンカ
ウンタ501のダウンカウント入力となっていた前記比
較器12の出力信号アップカウント入力に変更され、時
刻t9までは前記VCA出力信号の電位が前記出力端子
6bの電位よりも低くなるごとに前記アップダウンカウ
ンタ501がカウントアップして前記出力端子6a,6
bの電位はさらにステップ的に下降していく。
【0061】時刻t10において前記VCAの出力信号
の電位が前記出力端子6aの電位よりも高くなると今度
は前記アップダウンカウンタ501はカウントダウンす
るので前記出力端子6a,6bの電位はステップ的に上
昇する。
【0062】このようにして、前記比較器11および1
2が次々と出力信号を発生するので、前記チャンネルセ
レクタ5の出力端子5iには図8(k)に示すようなパ
ルス列が現われる。
【0063】ところで、図8(k)のパルス列のパルス
間隔は図5に示したプログラマブル電圧源の出力電圧を
決定する抵抗605〜618の抵抗値を最適な値に選定
しておくことによって、一定に保つことができる。
【0064】例えば、図1のFGの出力信号が正弦波で
ある仮定すると、実施例においては前記出力信号の1サ
イクルを20等分するような構成になっているので、前
記プログラマブル電圧源6は5通りの正確な出力電圧を
発生すれば良く、それらの電圧をV1,V2,V3,V
4,V5とすると、相互の関係は次式によって与えられ
る。
【0065】
【数1】
【0066】(数1)において、Vcは電源電圧で、V
pは振幅コントローラ9によってコントロールされる振
幅の2分の1の電圧であり、θの値は実施例においては
π/20に設定されている。
【0067】さて、前記プログラマブル電圧源6の出力
電圧の相対誤差が14ビットのD−A変換器の2分の1
LSBに相当する0.003パーセント以内であるとす
ると、図8(k)の信号波形の正規化パルス間隔の誤差
(変動)は悪化ケースでも0.06パーセント程度であ
るので、通常の用途に対しては十分な検出精度を確保す
ることができる。
【0068】しかしながら、図1に示した本発明の実施
例では、プログラマブル電圧源6の出力電圧の相対誤差
がもっと大きくても(例えば、1パーセント位)十分な
検出精度が確保でき、なおかつ刻々と変化する情報を速
やかに出力に反映させるように構成されており、以下に
その模様を説明する。
【0069】図8(k)に示したチャンネルセレクタ5
の出力信号はトリガ信号としてタイミングコントローラ
26に供給されるが、前記タイミングコントローラ26
はトリガ信号が活性状態になったときには図7に示すよ
うな動作を行なう。
【0070】すなわち、図8の時刻t2においてトリガ
信号のレベルが‘1’に移行しているが、このとき図7
のブランチ701における判別結果は是となり、処理ブ
ロック202においてカウンタ15のその時点のカウン
ト値をテンポラリレジスタ17に転送させ、続いて処理
ブロック203においてRAMのDエリアに格納された
値から前記テンポラリレジスタ17に格納された値の減
算を行ない、結果を加算器19に付属しているアキュム
レータ(以下、ACCと略す。)に入れる。
【0071】なお、このとき前記RAMのアドレス選択
はチャンネルセレクタ5によって行なわれ、Dエリアと
しては図6の701番地が選択される。
【0072】つぎに、処理ブロック204においてAC
Cの値から前記RAMのBエリアの基準値を減算し、さ
らにその結果から処理ブロック205において前記RA
MのCエリアの値を減算し、結果をACCに残している
【0073】続いて処理ブロック206においてACC
に残された値をラッチ22(図7のフローチャートにお
いてはOLで示している。)に転送し、さらに処理ブロ
ック207において同じ値を前記RAMのEエリアの7
21番地に転送している。
【0074】つぎに、処理ブロック208において前記
RAMのCエリアの値と前記RAMのEエリアの721
番地の値(ACCに残されている値)を加算し、処理ブ
ロック209において処理ブロック208における加算
結果から前記RAMのEエリアの721番地の次の番地
の722番地の値(図7のフローチャートでは[E]u
pと示されている。)を減算し、さらに処理ブロック2
10において減算結果を前記RAMのCエリアに格納し
ている。
【0075】さらにまた、処理ブロック211において
、前記テンポラリレジスタ17に格納されている値を前
記RAMのDエリアの701番地に転送して一連の処理
を終了している。
【0076】図8の時刻t3においてタイミングコント
ローラ26に供給されるトリガ信号のレベルが‘1’に
移行したときにも前記RAMのアドレスがインクリメン
トされたうえで全く同じ処理が行なわれ、以後、前記ト
リガ信号のレベルが‘1’に移行するごとに図7に示し
た処理が繰り返される。
【0077】さて、図7の処理ブロック211において
はその時点のカウンタ15のカウント値をRAMのDエ
リアに格納しているので、処理ブロック202と処理ブ
ロック203における処理は前回のカウント値から現在
のカウント値を差し引いて時間差データを求めているこ
とになる。
【0078】例えば、図8の時刻t12を現在時刻とし
て考えると、前記RAMのDエリアの702番地には時
刻T3における前記カウント15のカウント値が格納さ
れており、この値をD3とし、時刻t12におけるカウ
ント値をD12とすると、処理ブロック203における
演算は[D3−D12]を実行していることになる(た
だし、前記カウント15はダウンカウンタであるものと
する。また、D12>D3であれば、処理ブロック20
3における演算は[D3+D12]となる。)。
【0079】さらに処理ブロック204において前記R
AMのBエリアに格納されている基準値(速度制御のた
めの所望値であり、図1には示されていないが、別の読
み出し専用メモリなどに幾種類かのデータが準備されて
いて適宜RAMに転送される。)を差し引くことによっ
て時刻t3から時刻t12までの平均誤差データを得て
いる。
【0080】一方、前記RAMのCエリアには時刻t3
が格納されており(モータ1の起動時などのようにきわ
めて大きな速度誤差が検出されたときには累積値として
零が格納されるものとする。)、処理ブロック205に
おいて時刻t3から時刻t12までの平均誤差データか
ら前記RAMのCエリアに格納されている累積値の減算
を実行することにより、時刻t11から時刻t12まで
の区間に生じた速度変動に基づく誤差データE12を得
ている。
【0081】この誤差データE12は処理ブロック20
6においてラッチ22に転送され、D−A変換器24に
おいてアナログ電圧または電流に変換されたうえで電力
増幅器25に供給される。
【0082】これによって前記電力増幅器25は次の照
合点(いまの例では時刻t13における処理時点)まで
前記D−A変換器24の出力に依存した駆動電力をモー
タ1に供給する。
【0083】一方、処理ブロック207において前記誤
差データE12が前記RAMのEエリアの722番地に
格納されたうえで、処理ブロック208において前記R
AMのCエリアに格納されている累積値に前記誤差デー
タE12が加算される。
【0084】さらに処理ブロック209において処理ブ
ロック208における加算結果から前記RAMのEエリ
アの723番地に格納されている誤差データ(時刻t3
から時刻t4までの区間の誤差データが格納されている
。)を差し引いたうえで、処理ブロック210において
演算結果を前記RAMのCエリアに格納している。
【0085】したがって、この時点で前記RAMのCエ
リアには時刻t4から、時刻t12までの区間の誤差デ
ータの累積値が格納されたことになり、時刻t13の次
の照合点における時刻t12から時刻t13までの区間
の速度誤差の検出に備えている。
【0086】また、処理ブロック211においてテンポ
ラリレジスタ17に格納されているカウント値D12を
前記RAMのDエリアの702番地に転送しているが、
これは時刻t32の照合点における処理に備えたもので
ある。
【0087】このようにして図8の時刻t11から時刻
t12の間に何らかの速度変動が生じたとするとその結
果は時刻t12におけるラッチ22への誤差出力に反映
されるだけでなく、RAMのCエリアに履歴として残り
、時刻t31までのすべての照合点における誤差出力に
反映される。
【0088】例えばモータ1の規程回転速度におけるF
Gの出力周波数が24Hzであると仮定し、カウンタ1
5のクロック周波数が1MHzであるとすると、RAM
のBエリアに格納される所望値Boは41667(10
/24≒41667)となるが、仮に時刻t11までは
図7の処理ブロック204における演算結果が殆ど変動
なく推移してきて、時刻t11と時刻t12の間で初め
て10パーセントの回転速度の低下があったものとする
【0089】この結果はただちに時刻t12の照合点に
おいて誤差検出データとして現われ、その値E12は次
のようになる。
【0090】
【数2】
【0091】前記誤差データE12に基づいてモータ1
は加速されるが、その結果、時刻t12と時刻t13の
間に前記モータ1の回転速度が規定値に戻ったものとす
る(実際には前記モータ1の機械的時定数が大きいので
、回転速度が瞬時に元に戻ることはあり得ないが、説明
をわかり易くするためにそのように仮定する。)と、時
刻t13の照合点における図7の処理ブロック204で
の演算結果は依然として208となる。
【0092】しかしながら、RAMのCエリアには時刻
t4から時刻t12までの速度誤差の累積値として時刻
t11から時刻t12における誤差データの履歴が残さ
れているので、図7の処理ブロック205での演算を実
行することによって(演算結果は零となる。)、時刻t
12から時刻t13までの区間の前記モータ1の回転速
度の変化を正しく反映した誤差データを得ることができ
る。
【0093】時刻t12以後の照合においても、処理ブ
ロック204での演算結果には時刻t11から時刻t1
2の区間での前記モータ1の回転速度の低下の影響が現
われるが、処理ブロック205での演算を実行すること
によってそれらはすべて相殺される。
【0094】以上の説明では、あらかじめ前記モータ1
の回転速度が規定値にあり、特定の区間においてのみ速
度変化が生じた場合について説明したが、RAMのCエ
リアには各区間での誤差データの累積値が格納されてい
るので、各区間において次々と速度変化が生じた場合で
も遅滞なく正しい誤差出力を得ることができる。
【0095】すなわち、任意の時刻tnにおける時刻t
n−1からの誤差検出値Enは次のようになる。
【0096】
【数3】
【0097】図1ならびに図6に示した本発明の実施例
では(数3)のDn−20がRAMのDエリアに格納さ
れており、Dnはテンポラリレジスタ17に格納され、
Boは前記RAMのBエリアに格納され、(数3)の最
終項は前記RAMのCエリアに累積値として格納されて
いる。
【0098】なお、図8において時刻t11以前はその
時刻順序が不規則になっているので、(数3)が適用で
きるのは時刻t30以降である。
【0099】さて、図1に示した実施例においてはあた
かもFGの出力信号の繰り返し周期が図8(k)に示す
ように原信号の20分の1に短くなったのと同等の誤差
検出が可能となるが、プログラマブル電圧源6の出力電
圧の精度が少し低かったとしても大きな不都合は生じな
い。
【0100】例えば図8の時刻t14から時刻t15に
かけての前記プログラマブル電圧源6の上側出力端子6
aの電圧が(数1)で与えられる理想値よりも中間電位
を基準にして0.8パーセントだけ低かったとすると、
時刻t14から時刻t15の間隔が約14パーセント短
くなる。
【0101】しかしながら、時刻t6と時刻t15の間
隔はいずれも同じ電位の点をサンプリングしているので
図8の時刻t14から時刻t15の区間においてモータ
1の速度変化がなければ図7の処理ブロック202〜2
05において得られる誤差検出値も零となり、何ら問題
はない。
【0102】ただ、時刻t14から時刻t15の区間で
一様に前記モータ1の回転速度が10パーセント低下し
たとすると、処理ブロック206における演算によって
得られる誤差データE15は次のようになる。
【0103】ただし、実際には後述するように図8(a
)の信号波形のスロープが各時刻によって変化するので
それに伴う補正を行なわなければ次式に示す結果が得ら
れないが、説明の順序が逆になって難解になるので、こ
こでは各時刻間において同じだけの回転速度の変化があ
った場合には、同じ誤差データが得られるものとして説
明を行なう。
【0104】
【数4】
【0105】この値は(数2)で求めた値に比べて14
パーセント小さくなっており、時刻t14から時刻t1
5の区間のみに着目すると誤差検出ゲインが14パーセ
ント低くなったことになる。しかし、時刻t11から時
刻t32までの1サイクルの区間について考えると、特
定の区間の間隔が狭くなったとすれば、他の区間の間隔
は必ず広がるので、前記プログラマブル電圧源6の出力
電圧が理想値からずれていたとしても、FGの出力信号
の1サイクルの間で誤差検出ゲインが増減するだけで、
平均ゲインは変わらない。
【0106】また、通常のサーボ系においてはこの程度
の誤差検出ゲインの変動は問題にならず、むしろ、図8
に示した信号波形図でいうならば、VCAの出力信号の
各サンプリング時刻におけるスロープの違いに起因する
誤差検出ゲインの変化の方がはるかに大きい。
【0107】すなわち、図8(a)の信号波形が正弦波
であるものと仮定して時刻t11〜t15の各サンプリ
ング点において一時的にモータ1の回転速度がKパーセ
ントだけ上昇したものとすると、図8のt11からt1
5の各サンプリング時刻は早まり、図8の左側に移動す
るが、前記モータ1の回転速度が一時的に変化すると前
記正弦波の各周波数だけでなく、各点における電位も変
化する(FGが電磁誘導を利用したものである場合に該
当する。)ものとし、(数1)を考慮して時刻t11〜
t15の各サンプリング点の移動量X1〜X5(ラジア
ン)を求めると次のようになる。
【0108】
【数5】
【0109】(数5)をもとにして例えば、K=2のと
きの移動量X1〜X5を求め、X1の値を基準にしたX
1〜X5の比率M1〜M5を整数値で求めると、M1=
1,M2=3,M3=6,M4=9,M5=20となり
、このM1〜M5が各点における速度誤差の検出ゲイン
比率となる。
【0110】なお、Kの値が変化するとそれに伴ってM
2〜M5の値も若干変化するが、試算によるとKの値が
0.1から5.0の範囲で変化してもM2〜M5の値は
前記した値に対してプラスマイナス20パーセント以内
となっている。
【0111】各サンプリング点におけるこのような検出
ゲインの変化は図7に示した速度誤差の検出ルーチンの
過程で補正することができる。
【0112】すなわち、図7の処理ブロック205での
演算を実行して得られた結果に対して、各サンプリング
時刻に応じて(チャンネルセレクタ5の出力状態から判
別できる。)前記したM1〜M5の値での除算を実行す
れば良く、具体的には図7の処理フローの処理ブロック
205と処理ブロック206の間に加算器19を用いた
除算ルーチンを組み入れたり、あるいはハードウェア的
にシステムに乗算器(除算器)や補正テーブルを追加す
ることによって対処できる。
【0113】なお、これまでの説明では図1のFGの出
力信号が正弦波であるものと仮定して各サンプリング点
における速度誤差の検出ゲインの変動について説明して
きたが、前記FGの出力信号が三角波であって、その振
幅がモータ1の回転速度によって変化しない場合(具体
的には回転位置に応じて徐々に光透過率が変化するシャ
ッター板と受光素子によってFGを構成した場合などが
該当する。)には各サンプリング点における速度誤差の
検出ゲインが変化することはないし、振幅コントローラ
9も不要となる。
【0114】また、図1の実施例ではカウンタ15の1
6ビット長のカウント値がそのまま加算器19に転送さ
れ、前記加算器19での演算結果がデータバス21を介
してラッチ22に転送されるように構成されているが、
この場合、16ビット長の演算結果をそのまま前記ラッ
チ22に転送してしまうと、誤差検出ゲイン(弁別ゲイ
ン)はきわめて小さなものとなってしまう。
【0115】例えば、(数1)の例ではモータ1の回転
速度が10パーセント変化したときに誤差検出値が20
8になることを算出したが、全体のビット長が16ビッ
トであれば、この値はわずか0.3パーセントにしかな
らず、その結果として図1の電力増幅器25にきわめて
高い分解能とゲインが要求される。
【0116】したがって、実際には前記加算器19とR
AMの間でのデータのやりとりや演算過程において実質
的に誤差検出ゲインを高めるビット圧縮操作が行なわれ
る。
【0117】なお、その具体的な方法についての説明は
本発明とは直接の関係はなく、また、本願と同一出願人
による特願昭58−183760号明細書において詳述
されているので、ここでは省略する。
【0118】また、前記明細書においては図1の加算器
19やタイミングコントローラ26、RAMの具体的な
構成や図1には示されていない読み出し専用メモリ(R
OM)とのデータのやりとりについて詳述されている。
【0119】ところで、図1の実施例ではオフセットコ
ントローラ10はWSの出力信号の高電位区間と低電位
区間が等しくなるように動作するが、これまでの説明か
らも明らかなように、例えば図8の時刻t11,t21
,t31におけるカウンタ15のカウント値D11,D
21,D31はいずれもいったんRAMに格納されるの
で、これらのデータをもとにオフセットを調節すること
もできる。
【0120】すなわち、[D11−D21]が[D21
−D31]に等しくなるようにVCAの入力オフセット
値を調節することによって、実質的にWSのデューティ
を50−50にしたのと同じことになり、また、プログ
ラマブル電圧源6の上側出力と下側出力のアンバランス
までも補正することができる。
【0121】さらに、[D11−D21]と[D21−
D31]の差が正確に零になるならば、図6に示したR
AMのアドレス数を2分の1にすることもできる。すな
わち、実施例では図8の時刻t11からt31までの1
サイクルの区間を基準に考えて、例えば時刻t31にお
いては時刻t11のときのカウンタ15のカウント値か
ら時刻t31のときのカウント値を減算するようにして
いるが、時刻t11から時刻t21までの半サイクルの
区間を基準に考えて、時刻t21においては時刻t11
のときのカウント値から時刻t21のときのカウント値
を減算するように変更すれば、図6のRAMエリアのう
ち711番地から720番地までと、731番地から7
40番地までは不要となる。
【0122】また、あらかじめ定められた周波数のもと
では図8の時刻t6と時刻t7の間の期間や時刻t9と
時刻t10の間の期間が一定になるように調節すれば図
8(a)の信号波形の振幅が一定になることを利用すれ
ば、ディジタル的に振幅を調節することができる。
【0123】例えば、図1の振幅コントローラ9をアッ
プダウンカウンタ(RAMの追加エリアの中に構成され
たソフト的なカウンタであっても良い。)とD−A変換
器によって構成し、時刻t6と時刻t7の間の期間や時
刻t9と時刻t10の間の期間が上限値を越えたときに
前記アップダウンカウンタをカウントダウンさせ、下限
値を越えたときにカウントアップさせるようにすれば、
ステップ・バイ・ステップで振幅を調節することができ
る(時刻t6,t7,t9,t10におけるカウンタ1
5のカウント値はいったんRAMに取り込まれるので、
加算器19のみによって一連の操作が行なえる。)。
【0124】なお、この場合には前記振幅コントローラ
9によってVCAの増幅ゲインの設定が行なわれるのは
、図8の時刻t7,t10,t16,……の各点であり
、VCAの出力信号のピーク点を過ぎたスロープ部分に
おいては増幅ゲインが一定に保たれたままであるので、
先に説明したようにモータ1の回転速度が一時的に変化
すると、前記出力信号の電位は変化する。
【0125】つぎに、図1の装置においてモータ1の回
転速度が零から徐々に上昇していく場合、すなわち前記
モータ1の起動時の動作について概説する。まず前記モ
ータ1の回転子が停止しているか、あるいは非常に遅い
回転速度で回転している状態は例えば図8(l)の信号
の繰り返し周期を監視していることによって判別ができ
(具体的な方法については前述の特願昭58−1837
60号明細書に示されているので、ここでは説明を省略
する。)、あらかじめ定められた限界値以下の回転速度
であれば判別フラグをセットしておくとともに、図6の
RAMのEエリアの721番地から740番地までとC
エリアの742番地に零を格納しておき、ラッチ22に
はプラス方向の最大誤差データを送出する。
【0126】これによって前記モータ1はフル加速され
るのでその回転速度は次第に上昇していき、前記限界値
を越えるが、その時点で前記判別フラグをリセットして
以後はタイミングコントローラ26と加算器19および
RAMに図7に示したような動作を行なわせしめる。
【0127】その結果、前記判別フラグがリセットされ
た直後の照合点においては、(数3)の最終項の値が零
になっているので、誤差検出値EnはFGの出力信号の
1サイクルの区間の平均誤差となるが、この時点からさ
らに1サイクルの期間が経過したときには前記RAMの
Cエリアには高分解能の制御のために必要な過去の履歴
(例えばこのときの時刻が図8の時刻t12であったと
仮定すれば、時刻t3から時刻t11までの各照合区間
における速度誤差の累積値が過去の履歴となる。)が蓄
積されるので、以後はすでに説明したような高分解能の
制御に移行することができる。
【0128】なお、前記モータ1が起動した直後にFG
の出力信号の振幅が微小であって、振幅コントローラ9
の動作範囲を逸脱していたとすると、図8の時刻t2や
時刻t3における比較器11の出力信号が発生したとし
ても、VCAの出力信号の電位が図8(a)に示すよう
な段階までは上昇せずに時刻t5や時刻t6においては
前記比較器11が出力信号を発生しない状態も生じ得る
【0129】しかしながら図1に示した実施例において
は前記比較器11とは別に第2の比較器12を用意して
、常にVCAの出力信号の電位の上昇と下降を監視する
ように構成されるとともに、時刻t1,t8においては
チャンネルセレクタ5のアップダウンカウンタをリセッ
トするように構成されているので、例えば図8(o),
(p)の信号が発生しなくとも、図8(l),(m)の
信号は得られ、起動時における分解能の低い制御に対し
ては何ら問題はない。
【0130】また、第1の比較器11と第2の比較器1
2の両方を用意しておくことによって、FGの出力信号
のサージ性のパルスが混入してもシステムが誤動作しな
いという効果も得られる。
【0131】例えば、図8の時刻t5から時刻t6の間
にプログラマブル電圧源6の出力電圧のステップ値より
も大きいサージパルスがVCAの出力信号に重畳されて
いたとすると、若干の時間差はあるが前記比較器11と
前記比較器12の両方が出力を発生するので(なぜなら
ば、多くのサージ性のノイズはリンギング状になって原
信号に重畳して波形図の上下方向に現われる。)、チャ
ンネルセレクタ5における入力信号の受付条件を適当に
設定しておくことによって(例えば、クロック信号の1
周期以内に両方の比較器の出力信号が到来したときには
受け付けを禁止するように設定しておく。)、システム
の耐ノイズ性を大幅に改善することができる。
【0132】なお、このようなノイズの心配が皆無であ
ればプログラマブル電圧源6の出力端子6bと前記比較
器12を削除し、唯一の出力端子6aと唯一の比較器1
1を時分割で利用することによって図1の装置、具体的
には図8(g),(h),(i),(j)に示されるよ
うな動作機能を実現することもできる。
【0133】さて、このような本発明のサーボ装置では
モータやリニアモータなどの速度情報を有する交流信号
の1サイクルもしくは半サイクルの区間に複数の照合点
を設けることによって、実質的により高い周波数を有す
る速度検出信号を得たのと同じ効果を発揮させるもので
あるが、本発明の実施形態は必ずしも図1の装置に限定
されるものではなく、また、実施例において示したモー
タの回転速度の制御のみならず、リニアモータなどにお
いては例えば図8(k)の出力信号をカウントすること
によって移動距離を高い精度で知ることもできる。
【0134】図9は本発明の別の実施例を示したブロッ
クダイアグラムであり、図1と同じ部分については同一
符号で示されている。
【0135】図9ではFGの出力信号は増幅器27に供
給され、前記増幅器27の出力信号はWSに供給される
とともにアナログ−ディジタル変換器28(以下A−D
変換器と略す。)および比較器29の反転入力端子29
bに供給されている。
【0136】前記比較器29の出力信号は図1に示した
タイミングコントローラ26よりもやや規模の大きなタ
イミングコントローラ30に供給され、WSの出力信号
もまた前記タイミングコントローラ30の別の入力端子
に供給されるとともにカウンタ31にも供給されている
。また、前記カウンタ31の出力はラッチ32に供給さ
れ、前記ラッチ32の出力はデータバス33を介してカ
ウンタ34とデータバス20に供給されている。
【0137】さらに、前記カウンタ34のキャリー出力
信号は前記タイミングコントローラ30の第3の入力端
子に供給され、前記タイミングコントローラ30からの
指令信号は前記A−D変換器28と前記比較器29、さ
らにはD−A変換器35、第3のカウンタ36、加算器
19に供給されている。
【0138】また、前記A−D変換器28の出力はデー
タバス37を介して前記データバス20に供給され、前
記加算器19の出力は前記データバス20を介してRA
Mに供給されるとともにデータバス21を介してラッチ
22と前記D−A変換器35に供給され、前記D−A変
換器35の出力信号は前記比較器29の非反転入力端子
29aに供給され、前記カウンタ36の出力も前記デー
タバス20に供給されている。
【0139】なお、前記カウンタ34には発振器14の
出力信号がそのままクロック信号として供給され、図示
されていないが、前記カウンタ36にも前記発振器14
の出力信号がクロック信号として供給されており、前記
カウンタ31には3分の1の分周器38を経た後の信号
がクロック信号として供給されている。
【0140】さて、図10は図9の装置の主要部の信号
波形図であり、以下、図9ならびに図10を参照しなが
ら動作の概要を説明する。
【0141】図10(a),(b)はそれぞれ増幅器2
7,WSの出力信号を示したものであり、図10(c)
はカウンタ34のキャリー出力信号を示したものであり
、図10(d)の実線部分はD−A変換器35の出力信
号を示したものであり、破線部分は図10(a)の信号
波形と同じものを前記D−A変換器35の出力信号波形
に重ねて示したものであり、図10(e)はカウンタ3
6のカウント期間を示した信号波形である。
【0142】まず、時刻t1においてWSの出力信号の
レベルが‘1’に移行すると、カウンタ31でのそれま
でのカウント値がラッチ32に転送され、その後にリセ
ットされて再びアップカウントを開始する。
【0143】前記カウンタ31のカウント値の前記ラッ
チ32への転送と、リセットならびにアップカウントの
再開はWSの出力信号のリーディングエッジならびにト
レイリングエッジが到来するごとに行なわれ、図10の
時刻t1,t4,t7,t10において前記ラッチ32
の出力データが更新され、さらに前記カウンタ34もこ
の時点で強制的にプリセットされる。
【0144】前記ラッチ32の出力データは加算器32
に取り込まれてRAMに格納されている所望値との演算
が行なわれ、誤差検出データがラッチ22に転送される
【0145】一方、カウンタ34は前記ラッチ32の出
力データを開始値としてダウンカウントを行ない、キャ
リーが発生するごとに自己プリセットを行ないながらダ
ウンカウントを続行する。
【0146】前記カウンタ34のクロック信号は前記カ
ウンタ31のクロック信号の3倍の周波数を有している
ので、時刻t1から時刻t4までの前記カウンタ31の
1カウント周期の間に前記カウンタ34は3回のキャリ
ー出力を発生することになる。
【0147】図10の時刻t1から時刻t10の間の各
時刻において発生する前記カウンタ34のキャリー出力
のうち、時刻t1,t4,t7,t10での出力はFG
の出力信号の周波数が変化することによって発生したり
発生しなかったりするが、いずれにしてもこれらの時刻
におけるキャリー出力はタイミングコントローラ30に
よって無視される。
【0148】時刻t2において前記カウンタ34がキャ
リー出力を発生すると、A−D変換器28によってWS
の出力信号の電位がディジタル値に変換されたうえで加
算器19に取り込まれ、RAMにあらかじめ格納されて
いるステップ値が加算されて前記加算器19からD−A
変換器35に転送される。したがって前記D−A変換器
35の出力信号は図10(d)に示すように時刻t2に
おいてステップ的に変化し、その時点では比較器29の
反転入力端子29b側の電位の方が低いので前記比較器
29の出力レベルは‘1’となっているが、図10(d
),(e)に示すようにΔt2時間だけ経過した後に前
記比較器29の出力レベルは‘0’となる。  モータ
1の回転速度が上昇するとΔt2の期間が短くなること
は図1の実施例においても説明したが、図9の実施例に
おいてはこのΔt2の期間にカウンタ36がカウント動
作を行ない、時刻t2からΔt2の時間が経過した後に
前記カウンタ36のカウント値が加算器19に取り込ま
れて誤差検出データに変換されたうえでラッチ22に転
送される。
【0149】このような操作は時刻t3,t5,t6,
t8,T9においても同様に行なわれ、先に説明したよ
うに時刻t1,t4,t7,t10においてはラッチ3
2の出力データをもとにして誤差検出データの算出およ
び前記ラッチ22への転送が行なわれるので、結局、時
刻t1から時刻t10までの各時刻において次々とモー
タ1の回転速度の検出が行なわれることになる。
【0150】ところで、図9に示した実施例においては
図1の振幅コントローラ9やオフセットコントローラ1
0が省略されているが、すでに説明したように必要に応
じて付加すれば良いことはいうまでもない。
【0151】さて、図1に示した実施例では速度情報を
有する交流信号のサンプリング電位点をプログラマブル
電圧源6においてあらかじめ設定しておき、各サンプリ
ング点における時間情報をもとに誤差検出データを得て
いたが、図9に示した実施例においては、カウンタ31
とカウンタ34によって前記交流信号の半サイクルの期
間を等分割し、各分割点における前記交流信号の電位に
依存したデータ(具体的にはA−D変換器28の出力デ
ータが該当する。)をもとにして速度誤差の検出を行な
っている。
【0152】なお、図9に示した実施例において、比較
器29とD−A変換器35,カウンタ36を取り除き、
A−D変換器28の出力データをあらかじめ準備された
幾通りかの基準値との演算を加算器19によって行ない
、その結果をそのままラッチ22に転送するように構成
することもできる。
【0153】
【発明の効果】本発明のサーボ装置は以上の説明からも
明らかなように、モータやリニアモータなどの移動体(
実施例においてはモータ1が該当する。)の速度情報を
有する検出信号を出力する速度検出器(速度発電機2)
と、前記検出信号を複数の特定区間ごとに分割する分割
手段(図1の実施例においては、チャンネルセレクタ5
,プログラマブル電圧源6,比較器11によって分割手
段が構成され、図9の実施例においては、カウンタ31
,カウンタ34によって分割手段が構成されている。)
と、前記複数の特定区間ごとに累積クロック数を計測す
るカウント手段(図1の実施例においては、カウンタ1
5が該当し、図9の実施例においては、カウンタ36が
該当する。)と、前記カウント手段の計測値から基準値
と過去の累積誤差を減算して区間誤差データを算出する
演算手段(加算器19)と、前記誤差データを前記累積
誤差に加算して次回の計測時点まで保持する累積誤差生
成手段(RAM7)と、前記誤差データに基づいて前記
移動体を駆動する駆動手段(実施例においては電力増幅
器25が該当する。)を具備したことを特徴とするもの
で、速度検出器の出力周波数を高くすることなしに、よ
り分解能の高い制御、すなわち、実質的に速度検出器の
出力周波数を高くしたのと同等の制御を行なうことがで
き、きわめて大なる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるサーボ装置のブロッ
クダイアグラム
【図2】電圧制御増幅器の具体例を示す回路結線図
【図
3】チャンネルセレクタの具体例を示す回路結線図
【図
4】図3の回路動作を説明するための信号波形図
【図5
】プログラマブル電圧源の具体例を示す回路結線図
【図6】RAMの構成を示すメモリマップ
【図7】タイ
ミングコントローラの動作を説明するためのフローチャ
ート
【図8】図1の装置の動作を説明するための信号波形図
【図9】本発明の別の実施例におけるサーボ装置のブロ
ックダイアグラム
【図10】図9の装置の動作を説明するための信号波形
【符号の説明】
1  モータ 2  速度発電機 5  チャンネルセレクタ 6  プログラマブル電圧源 7  RAM 11  比較器 15  カウンタ 19  加算器 25  電力増幅器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動体の速度情報を有する検出信号を出力
    する速度検出器と、前記検出信号を複数の特定区間ごと
    に分割する分割手段と、前記複数の特定区間ごとに累積
    クロック数を計測するカウント手段と、前記カウント手
    段の計測値から基準値と過去の累積誤差を減算して区間
    誤差データを算出する演算手段と、前記誤差データを前
    記累積誤差に加算して次回の計測時点まで保持する累積
    誤差生成手段と、前記誤差データに基づいて前記移動体
    を駆動する駆動手段を具備してなるサーボ装置。
JP3107215A 1991-05-13 1991-05-13 サーボ装置 Expired - Lifetime JPH0814770B2 (ja)

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JPH0814770B2 JPH0814770B2 (ja) 1996-02-14

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