JPH04228813A - 内燃機関のバルブタイミング調節装置 - Google Patents
内燃機関のバルブタイミング調節装置Info
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- JPH04228813A JPH04228813A JP41337190A JP41337190A JPH04228813A JP H04228813 A JPH04228813 A JP H04228813A JP 41337190 A JP41337190 A JP 41337190A JP 41337190 A JP41337190 A JP 41337190A JP H04228813 A JPH04228813 A JP H04228813A
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- combustion engine
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の吸気弁また
は排気弁のバルブタイミングを調整するバルブタイミン
グ調節装置に関する。
は排気弁のバルブタイミングを調整するバルブタイミン
グ調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の吸気または排気の開始時期お
よび終了時期は、その内燃機関の運転状態に応じて適正
に制御されることが望まれる。そのため、内燃機関の吸
気または排気の開始時期および終了時期を決定する装置
として、クランクシャフトに同期して回転するカムプー
リに対するカムシャフトの回転位相を変更するようにし
たバルブタイミング調節装置が知られている。例えば特
開昭61−268810号公報に示されるように、内燃
機関のカムプーリとカムシャフトの間にヘリカルスプラ
インの噛み合いにより回転を伝える中間部材を設けたも
のでは、この中間部材を油圧ピストンによりカム軸方向
に摺動させることによりカムプーリとカムシャフトの相
対位置を変化させる。また特開昭62−191606号
公報に示されるものでは、内燃機関の温度に応じて油圧
ピストンの軸方向位置を決定し、カムプーリとカムシャ
フトの相対位置を制御している。
よび終了時期は、その内燃機関の運転状態に応じて適正
に制御されることが望まれる。そのため、内燃機関の吸
気または排気の開始時期および終了時期を決定する装置
として、クランクシャフトに同期して回転するカムプー
リに対するカムシャフトの回転位相を変更するようにし
たバルブタイミング調節装置が知られている。例えば特
開昭61−268810号公報に示されるように、内燃
機関のカムプーリとカムシャフトの間にヘリカルスプラ
インの噛み合いにより回転を伝える中間部材を設けたも
のでは、この中間部材を油圧ピストンによりカム軸方向
に摺動させることによりカムプーリとカムシャフトの相
対位置を変化させる。また特開昭62−191606号
公報に示されるものでは、内燃機関の温度に応じて油圧
ピストンの軸方向位置を決定し、カムプーリとカムシャ
フトの相対位置を制御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
61−268810号公報および特開昭62−1916
06号公報に示される従来の内燃機関のバルブタイミン
グ調節装置は、カムシャフトの端部にバルブタイミング
機構の油圧室およびハウジングがカムシャフトと一体に
回転するように構成されているため、バルブタイミング
機構のもつ慣性重量によるカムシャフトの回転変動が大
きく、またバルブタイミング機構の組付作業および搭載
作業が煩雑となり、油圧ピストン位置検出が困難であり
、かつ油圧システムの構造が複雑になるという問題があ
る。さらに前記特開昭62−191606号公報に示さ
れるバルブタイミング調節装置は、機関の温度に応じて
バルブタイミングを可変にするようにしたシーケンス制
御である。クランクシャフトとカムシャフトの各々の回
転位置を検出するのでなく、これらの検出信号にもとづ
いてクランクシャフトとカムシャフトの回転位相位置を
制御するものでもない。
61−268810号公報および特開昭62−1916
06号公報に示される従来の内燃機関のバルブタイミン
グ調節装置は、カムシャフトの端部にバルブタイミング
機構の油圧室およびハウジングがカムシャフトと一体に
回転するように構成されているため、バルブタイミング
機構のもつ慣性重量によるカムシャフトの回転変動が大
きく、またバルブタイミング機構の組付作業および搭載
作業が煩雑となり、油圧ピストン位置検出が困難であり
、かつ油圧システムの構造が複雑になるという問題があ
る。さらに前記特開昭62−191606号公報に示さ
れるバルブタイミング調節装置は、機関の温度に応じて
バルブタイミングを可変にするようにしたシーケンス制
御である。クランクシャフトとカムシャフトの各々の回
転位置を検出するのでなく、これらの検出信号にもとづ
いてクランクシャフトとカムシャフトの回転位相位置を
制御するものでもない。
【0004】本発明は、前記問題点を解決するためにな
されたもので、カムシャフトのカムプーリ側の終端で支
持しかつ油圧室を形成するハウジングを非回転とするこ
とで、耐振性、組付性、搭載性の向上を図り、ピストン
位置の検出を容易にするバルブタイミング調節装置を提
供することを目的とする。また本発明は、油圧ピストン
等の油圧システムの集積化を図り、適正なバルブタイミ
ングを取るようにした内燃機関のバルブタイミング調節
装置を提供することを目的とする。さらに本発明は、ク
ランクシャフトとカムシャフトの相対回転位置にもとづ
いて両者の回転位相をフィードバック制御し、任意の回
転位相にクランクシャフトとカムシャフトを制御し適正
なバルブタイミングを取るようにした内燃機関のバルブ
タイミング調節装置を提供することを目的とする。
されたもので、カムシャフトのカムプーリ側の終端で支
持しかつ油圧室を形成するハウジングを非回転とするこ
とで、耐振性、組付性、搭載性の向上を図り、ピストン
位置の検出を容易にするバルブタイミング調節装置を提
供することを目的とする。また本発明は、油圧ピストン
等の油圧システムの集積化を図り、適正なバルブタイミ
ングを取るようにした内燃機関のバルブタイミング調節
装置を提供することを目的とする。さらに本発明は、ク
ランクシャフトとカムシャフトの相対回転位置にもとづ
いて両者の回転位相をフィードバック制御し、任意の回
転位相にクランクシャフトとカムシャフトを制御し適正
なバルブタイミングを取るようにした内燃機関のバルブ
タイミング調節装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の第
1発明による内燃機関のバルブタイミング調節装置は、
内燃機関の吸気弁または排気弁の少なくもの一方の弁を
駆動するためのカムシャフトと、このカムシャフトの一
端側に設けられ、内燃機関のクランクシャフトと同期し
て回転するカム駆動手段と、前記カムシャフトの前記カ
ム駆動手段側端部に設けられ、内燃機関本体固定部に固
定されるハウジングと、前記ハウジング内にカム軸方向
に摺動可能に油圧室の油圧に応じて駆動される油圧ピス
トンと、この油圧ピストンによってカム軸方向に移動可
能かつ前記油圧ピストンに回転可能に支持される中間部
材であって、前記カム駆動手段の内歯および前記カムシ
ャフトの外歯に噛み合うとともにカム軸方向位置に応じ
て前記カム駆動手段と前記カムシャフトとの相対回転角
を変更するヘリカル歯部を有する中間部材とを備えたこ
とを特徴とする。本発明の第2発明による内燃機関のバ
ルブタイミング調節装置は、前記油圧室に作用する油圧
を制御する制御弁を前記ハウジング内に設けたことを備
えたことを特徴とする。本発明の第3発明による内燃機
関のバルブタイミング調節装置は、前記内燃機関の前記
クランクシャフトと前記カムプーリとの相対回転角を検
出する回転角検出手段と、この回転角検出手段からの検
出信号を入力し、前記内燃機関の運転状態に応じて前記
クランクシャフトに対する前記カムプーリの目標回転角
を演算処理し、この処理結果に基づいて前記クランクシ
ャフトに対する前記カムプーリの相対回転角をフィード
バック制御する信号を前記制御弁に出力する制御装置と
を備えたことを特徴とする。
1発明による内燃機関のバルブタイミング調節装置は、
内燃機関の吸気弁または排気弁の少なくもの一方の弁を
駆動するためのカムシャフトと、このカムシャフトの一
端側に設けられ、内燃機関のクランクシャフトと同期し
て回転するカム駆動手段と、前記カムシャフトの前記カ
ム駆動手段側端部に設けられ、内燃機関本体固定部に固
定されるハウジングと、前記ハウジング内にカム軸方向
に摺動可能に油圧室の油圧に応じて駆動される油圧ピス
トンと、この油圧ピストンによってカム軸方向に移動可
能かつ前記油圧ピストンに回転可能に支持される中間部
材であって、前記カム駆動手段の内歯および前記カムシ
ャフトの外歯に噛み合うとともにカム軸方向位置に応じ
て前記カム駆動手段と前記カムシャフトとの相対回転角
を変更するヘリカル歯部を有する中間部材とを備えたこ
とを特徴とする。本発明の第2発明による内燃機関のバ
ルブタイミング調節装置は、前記油圧室に作用する油圧
を制御する制御弁を前記ハウジング内に設けたことを備
えたことを特徴とする。本発明の第3発明による内燃機
関のバルブタイミング調節装置は、前記内燃機関の前記
クランクシャフトと前記カムプーリとの相対回転角を検
出する回転角検出手段と、この回転角検出手段からの検
出信号を入力し、前記内燃機関の運転状態に応じて前記
クランクシャフトに対する前記カムプーリの目標回転角
を演算処理し、この処理結果に基づいて前記クランクシ
ャフトに対する前記カムプーリの相対回転角をフィード
バック制御する信号を前記制御弁に出力する制御装置と
を備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の内燃機関のバルブタイミング調節装置
によれば、内燃機関本体に対し非回転の油圧ピストンに
よって中間部材をカム軸方向に移動し、ヘリカル歯部の
噛み合いによりクランクシャフトに対するカムシャフト
の相対回転角を変更する。またカムシャフトをカムプー
リ側の終端で支持し、しかも油圧室を形成するハウジン
グを非回転とするため、耐振性、組付性および搭載性が
向上される。さらにクランクシャフトとカムシャフトの
実回転位相差を検出する回転角検出手段により検出し、
この検出信号の位相差にもとづいて中間部材を軸移動し
、クランクシャフトとカムシャフトを任意の回転位相に
フィードバック制御する。
によれば、内燃機関本体に対し非回転の油圧ピストンに
よって中間部材をカム軸方向に移動し、ヘリカル歯部の
噛み合いによりクランクシャフトに対するカムシャフト
の相対回転角を変更する。またカムシャフトをカムプー
リ側の終端で支持し、しかも油圧室を形成するハウジン
グを非回転とするため、耐振性、組付性および搭載性が
向上される。さらにクランクシャフトとカムシャフトの
実回転位相差を検出する回転角検出手段により検出し、
この検出信号の位相差にもとづいて中間部材を軸移動し
、クランクシャフトとカムシャフトを任意の回転位相に
フィードバック制御する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。図1は、ダブルオーバーヘッドカム式内燃機関
に本発明を適用した実施例を示す。内燃機関1はクラン
クシャフト2からの動力を伝達するタイミングベルト3
によって一対のカムプーリ13a、13bを介して一対
のカムシャフト4、カムシャフト5が駆動される。カム
シャフト4、5の回転位置を設定するためのバルブタイ
ミング変換装置40は図2に示すように構成される。カ
ムシャフト5にボルト10により固定されるシャフト1
1には外周に外歯ヘリカルスプライン部12が形成され
る。カムシャフト5に対しシャフト11、中間シャフト
17を介してカム軸回転方向に摺動可能に嵌合されるカ
ムプーリ13は、内歯ヘリカルスプライン部14が形成
される。
明する。図1は、ダブルオーバーヘッドカム式内燃機関
に本発明を適用した実施例を示す。内燃機関1はクラン
クシャフト2からの動力を伝達するタイミングベルト3
によって一対のカムプーリ13a、13bを介して一対
のカムシャフト4、カムシャフト5が駆動される。カム
シャフト4、5の回転位置を設定するためのバルブタイ
ミング変換装置40は図2に示すように構成される。カ
ムシャフト5にボルト10により固定されるシャフト1
1には外周に外歯ヘリカルスプライン部12が形成され
る。カムシャフト5に対しシャフト11、中間シャフト
17を介してカム軸回転方向に摺動可能に嵌合されるカ
ムプーリ13は、内歯ヘリカルスプライン部14が形成
される。
【0008】そして中間シャフト17は、シャフト11
の外歯ヘリカルスプライン部12とカムプーリ13の内
歯ヘリカルスプライン部14間にカム軸方向に摺動可能
に噛み合う内歯スプライン部18および外歯スプライン
部19を有する。中間シャフト17の小径円筒状の軸受
接触部17aの外周にはボールベアリング20を介し同
軸上にピストン21が設けられる。このピストン21は
、ハウジング23の内周壁23aに対し非回転でかつピ
ストンリング27を介してカム軸方向に油密に摺動可能
になっている。ハウジング23は、その脚部23bがボ
ルト24によって内燃機関本体としてのシリンダヘッド
の固定部25に結合される。またハウジング23の内周
壁には軸受部26によって中間シャフト17が回転自在
に支持される。ハウジング23とピストン21の間には
後述する油圧室22が形成される。シャフト11に対し
図2で左方向に中間シャフト17を付勢するリターンス
プリング32は、ピストン21を左方向に動かすように
中間シャフト17とシャフト11との間に初期たわみを
もって配置される。
の外歯ヘリカルスプライン部12とカムプーリ13の内
歯ヘリカルスプライン部14間にカム軸方向に摺動可能
に噛み合う内歯スプライン部18および外歯スプライン
部19を有する。中間シャフト17の小径円筒状の軸受
接触部17aの外周にはボールベアリング20を介し同
軸上にピストン21が設けられる。このピストン21は
、ハウジング23の内周壁23aに対し非回転でかつピ
ストンリング27を介してカム軸方向に油密に摺動可能
になっている。ハウジング23は、その脚部23bがボ
ルト24によって内燃機関本体としてのシリンダヘッド
の固定部25に結合される。またハウジング23の内周
壁には軸受部26によって中間シャフト17が回転自在
に支持される。ハウジング23とピストン21の間には
後述する油圧室22が形成される。シャフト11に対し
図2で左方向に中間シャフト17を付勢するリターンス
プリング32は、ピストン21を左方向に動かすように
中間シャフト17とシャフト11との間に初期たわみを
もって配置される。
【0009】カムプーリ13の内歯ヘリカルスプライン
部14は、中間シャフト17を回転するとともに中間シ
ャフト17に図2で左側にスラスト荷重を生じるように
ねじられている。また中間シャフト17の内歯ヘリカル
スプライン部18はカムシャフト5を回転するとともに
中間シャフト17を図2で左側にスラスト荷重を生じる
ようにねじられている。クランクシャフト2の回転力は
、タイミングベルト3を介してカムプーリ13、中間シ
ャフト17、シャフト11を経てカムシャフト5に伝達
される。
部14は、中間シャフト17を回転するとともに中間シ
ャフト17に図2で左側にスラスト荷重を生じるように
ねじられている。また中間シャフト17の内歯ヘリカル
スプライン部18はカムシャフト5を回転するとともに
中間シャフト17を図2で左側にスラスト荷重を生じる
ようにねじられている。クランクシャフト2の回転力は
、タイミングベルト3を介してカムプーリ13、中間シ
ャフト17、シャフト11を経てカムシャフト5に伝達
される。
【0010】内燃機関のオイルパン28からオイルポン
プ29によって圧送される油圧は、電磁弁30により油
圧室22に導かれ、また電磁弁31によりオイルパン1
8に戻される。このため、油圧室22に作用する油圧が
リターンスプリング設定圧以下のとき、中間シャフト1
7およびピストン21は図2に示すように最も左位置に
ある。油圧室22に作用する油圧がリターンスプリング
設定圧を超えると、ピストン21および中間シャフト1
7は油圧に応じて右位置に移動する。
プ29によって圧送される油圧は、電磁弁30により油
圧室22に導かれ、また電磁弁31によりオイルパン1
8に戻される。このため、油圧室22に作用する油圧が
リターンスプリング設定圧以下のとき、中間シャフト1
7およびピストン21は図2に示すように最も左位置に
ある。油圧室22に作用する油圧がリターンスプリング
設定圧を超えると、ピストン21および中間シャフト1
7は油圧に応じて右位置に移動する。
【0011】バルブタイミング変換装置40を構成する
制御装置は、図1に示すようにクランクシャフト2にク
ランク位置検出センサ42が取付けられ、カムシャフト
5にカムシャフト位置検出センサ44が取付けられる。 クランク位置検出センサ42およびカムシャフト位置検
出センサ44からのパルス数は、クランクシャフト1回
転当たりN個の場合、カムシャフト5の回転当たり2N
とする。またカムシャフト5のタイミング変換角最大値
をθmaxクランク角とすると、N<360度/θma
xとなるようにパルス数Nを設定する。クランク位置検
出センサ42およびカムシャフト位置検出センサ44か
らの信号は制御装置46に入力される。電磁弁30およ
び電磁弁31には、制御装置46で演算処理された信号
が入力される。
制御装置は、図1に示すようにクランクシャフト2にク
ランク位置検出センサ42が取付けられ、カムシャフト
5にカムシャフト位置検出センサ44が取付けられる。 クランク位置検出センサ42およびカムシャフト位置検
出センサ44からのパルス数は、クランクシャフト1回
転当たりN個の場合、カムシャフト5の回転当たり2N
とする。またカムシャフト5のタイミング変換角最大値
をθmaxクランク角とすると、N<360度/θma
xとなるようにパルス数Nを設定する。クランク位置検
出センサ42およびカムシャフト位置検出センサ44か
らの信号は制御装置46に入力される。電磁弁30およ
び電磁弁31には、制御装置46で演算処理された信号
が入力される。
【0012】バルブタイミング変換装置40は、油圧室
22に導かれる油圧によって制御される。すなわち、電
磁弁30が開になると、オイルポンプ29から油圧室2
2に油圧が導かれる。すると、ピストン21がボールベ
アリング20を介して回転する中間シャフト17を図2
で右側に押す。このとき、ピストン21に作用する油圧
が中間シャフト17の受ける外歯および内歯スラスト荷
重とリターンスプリング32の設定荷の和よりも大きい
と、ピストン21および中間シャフト17を右側に移動
する。これにより、内歯ヘリカルスプライン部14およ
び外歯ヘリカルスプライン部12との間を摺動する中間
シャフト17の移動によってカムプーリ13すなわちク
ランクシャフト2に対しカムシャフト5が相対的に進角
する。この進角位置から電磁弁31が開になると、油圧
室22の油圧が低下する。すると前記動作と反対に中間
シャフト17がカムプーリ13およびシャフト12に対
し図2で左側に移動するため、カムプーリ13に対し相
対的にカムシャフト5が遅角される。
22に導かれる油圧によって制御される。すなわち、電
磁弁30が開になると、オイルポンプ29から油圧室2
2に油圧が導かれる。すると、ピストン21がボールベ
アリング20を介して回転する中間シャフト17を図2
で右側に押す。このとき、ピストン21に作用する油圧
が中間シャフト17の受ける外歯および内歯スラスト荷
重とリターンスプリング32の設定荷の和よりも大きい
と、ピストン21および中間シャフト17を右側に移動
する。これにより、内歯ヘリカルスプライン部14およ
び外歯ヘリカルスプライン部12との間を摺動する中間
シャフト17の移動によってカムプーリ13すなわちク
ランクシャフト2に対しカムシャフト5が相対的に進角
する。この進角位置から電磁弁31が開になると、油圧
室22の油圧が低下する。すると前記動作と反対に中間
シャフト17がカムプーリ13およびシャフト12に対
し図2で左側に移動するため、カムプーリ13に対し相
対的にカムシャフト5が遅角される。
【0013】次に制御方法の一例について説明する。制
御装置46の入力信号は、クランク位置検出センサ42
、カムシャフト位置検出センサ44であり、さらに内燃
機関の水温信号、吸気温信号等が入力される。制御装置
46は、各種センサ信号にもとづいてクランクシャフト
2に対するカムシャフト5の相対的目標角度を演算する
。演算した結果の処理信号は、電磁弁30および31に
出力される。
御装置46の入力信号は、クランク位置検出センサ42
、カムシャフト位置検出センサ44であり、さらに内燃
機関の水温信号、吸気温信号等が入力される。制御装置
46は、各種センサ信号にもとづいてクランクシャフト
2に対するカムシャフト5の相対的目標角度を演算する
。演算した結果の処理信号は、電磁弁30および31に
出力される。
【0014】電磁弁30および電磁弁31の動作につい
て図4に示すフローチャートを用いて説明すると、まず
クランク位置検出センサ42、カムシャフト位置検出セ
ンサ44からのセンサ信号を読取り(ステップ50)、
図3に示すように、前記2つのセンサからの信号にもと
づいてクランク位置角θ1 とカムシャフト位置角θ2
の相対的角度差θを算出する。次いでその時の運転状
態の応じたクランクシャフト2に対するカムシャフト5
の回転相対位置としての目標進角度差θaを演算する(
ステップ51)。次にクランクシャフト2とカムシャフ
ト5の相対的角度差θが目標進角度差θaに等しいか否
かを判別し(ステップ52)、θa=θであれば、電磁
弁30、31を閉にする(ステップ56)。θa≠θで
あれば、θa>θであるか否かを判別し(ステップ53
)、θa>θであれば、電磁弁30を開、電磁弁31を
閉にし進角し(ステップ54)、θa<θであれば、電
磁弁30を閉、電磁弁31を開にし、遅角する(ステッ
プ55)。このようにして電磁弁30および31の通電
を制御装置46によりフィードバック制御し、相対的角
度差が目標値に達したところで電磁弁30または31を
閉じてその位置にピストン21を保持する。
て図4に示すフローチャートを用いて説明すると、まず
クランク位置検出センサ42、カムシャフト位置検出セ
ンサ44からのセンサ信号を読取り(ステップ50)、
図3に示すように、前記2つのセンサからの信号にもと
づいてクランク位置角θ1 とカムシャフト位置角θ2
の相対的角度差θを算出する。次いでその時の運転状
態の応じたクランクシャフト2に対するカムシャフト5
の回転相対位置としての目標進角度差θaを演算する(
ステップ51)。次にクランクシャフト2とカムシャフ
ト5の相対的角度差θが目標進角度差θaに等しいか否
かを判別し(ステップ52)、θa=θであれば、電磁
弁30、31を閉にする(ステップ56)。θa≠θで
あれば、θa>θであるか否かを判別し(ステップ53
)、θa>θであれば、電磁弁30を開、電磁弁31を
閉にし進角し(ステップ54)、θa<θであれば、電
磁弁30を閉、電磁弁31を開にし、遅角する(ステッ
プ55)。このようにして電磁弁30および31の通電
を制御装置46によりフィードバック制御し、相対的角
度差が目標値に達したところで電磁弁30または31を
閉じてその位置にピストン21を保持する。
【0015】前記実施例によれば、バルブタイミング変
換装置40に作用する荷重の多くを非回転のピストン2
1、ハウジング23からシリンダヘッドとしての内燃機
関の固定部25に移す構成にしたことから、カムシャフ
ト5の片持ち状態を排除するため、耐振性が向上する。 また、ハウジング23が非回転であるため、ハウジング
23と電磁弁30、31の一体化が可能となるので、バ
ルブタイミング装置40の内燃機関本体への組付性およ
び搭載性が向上する。さらには中間シャフト17の回転
変動によりカム軸方向前後にスラスト荷重を受けるピス
トン21を任意の位置で安定させる構成であるから、電
磁弁30および電磁弁31の2個の流入側および流出側
の閉弁時の油密性が良好となるから、制御装置46で演
算された処理信号にもとづいて適正に電磁弁30および
31の開状態および閉状態への切替制御を行うことがで
きる。
換装置40に作用する荷重の多くを非回転のピストン2
1、ハウジング23からシリンダヘッドとしての内燃機
関の固定部25に移す構成にしたことから、カムシャフ
ト5の片持ち状態を排除するため、耐振性が向上する。 また、ハウジング23が非回転であるため、ハウジング
23と電磁弁30、31の一体化が可能となるので、バ
ルブタイミング装置40の内燃機関本体への組付性およ
び搭載性が向上する。さらには中間シャフト17の回転
変動によりカム軸方向前後にスラスト荷重を受けるピス
トン21を任意の位置で安定させる構成であるから、電
磁弁30および電磁弁31の2個の流入側および流出側
の閉弁時の油密性が良好となるから、制御装置46で演
算された処理信号にもとづいて適正に電磁弁30および
31の開状態および閉状態への切替制御を行うことがで
きる。
【0016】図5は、本発明の第2の実施例を示す。第
2の実施例は第1の実施例で採用したクランク位置検出
センサ42およびカムシャフト位置検出センサ44から
の信号に代えてピストン21のピストン位置を検出する
ギャップセンサ60の信号を制御装置46の入力信号に
した例である。ギャップセンサ60からの入力信号によ
ってピストン21のピストン位置を検出し、制御装置4
6での演算処理によってピストン21の位置つまりクラ
ンクシャフト2に対するカムシャフト5の相対進角度フ
ィードバック制御が可能となる。なおこの第2の実施例
ではカムプーリの代わりにカムタイミングギヤ13aを
使用している。第2の実施例によれば、バルブタイミン
グ変換装置40を構成する電磁弁30、31ならびにギ
ャプセンサ60を一体化した1ユニットにすることがで
きるため、バルブタイミング変換装置40の搭載性なら
びに組付作業性が良好になるという効果がある。図5に
示す他の構成部分について図2に示す第1の実施例と実
質的に同一の構成部分は同一符号を付しその説明を省略
する。
2の実施例は第1の実施例で採用したクランク位置検出
センサ42およびカムシャフト位置検出センサ44から
の信号に代えてピストン21のピストン位置を検出する
ギャップセンサ60の信号を制御装置46の入力信号に
した例である。ギャップセンサ60からの入力信号によ
ってピストン21のピストン位置を検出し、制御装置4
6での演算処理によってピストン21の位置つまりクラ
ンクシャフト2に対するカムシャフト5の相対進角度フ
ィードバック制御が可能となる。なおこの第2の実施例
ではカムプーリの代わりにカムタイミングギヤ13aを
使用している。第2の実施例によれば、バルブタイミン
グ変換装置40を構成する電磁弁30、31ならびにギ
ャプセンサ60を一体化した1ユニットにすることがで
きるため、バルブタイミング変換装置40の搭載性なら
びに組付作業性が良好になるという効果がある。図5に
示す他の構成部分について図2に示す第1の実施例と実
質的に同一の構成部分は同一符号を付しその説明を省略
する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明の第1発明に
よる内燃機関のバルブタイミング調節装置によれば、カ
ムシャフトのカムプーリ側端部に支持部を設けているか
ら、カムシャフトに片持ち荷重が作用しないため、耐振
性が向上されるという効果がある。また油圧ピストンの
ハウジングを内燃機関本体に固定する構成としたため、
バルブタイミング調節装置の組付性ならびに搭載性の向
上が図られるという効果がある。
よる内燃機関のバルブタイミング調節装置によれば、カ
ムシャフトのカムプーリ側端部に支持部を設けているか
ら、カムシャフトに片持ち荷重が作用しないため、耐振
性が向上されるという効果がある。また油圧ピストンの
ハウジングを内燃機関本体に固定する構成としたため、
バルブタイミング調節装置の組付性ならびに搭載性の向
上が図られるという効果がある。
【0018】本発明の第2発明によるバルブタイミング
調節装置によれば、バルブタイミング装置をフィードバ
ック制御する制御弁をハウジング内に備えることでバル
ブタイミング制御装置の集積化が図られるという効果が
ある。本発明の第3発明によるバルブタイミング調節装
置によれば、クランクシャフトとカムシャフトの相対回
転位置にもとづいて両者の回転位相をフィードバック制
御し、任意の回転位相にクランクシャフトとカムシャフ
トを制御し適正なバルブタイミングをとることができる
という効果がある。
調節装置によれば、バルブタイミング装置をフィードバ
ック制御する制御弁をハウジング内に備えることでバル
ブタイミング制御装置の集積化が図られるという効果が
ある。本発明の第3発明によるバルブタイミング調節装
置によれば、クランクシャフトとカムシャフトの相対回
転位置にもとづいて両者の回転位相をフィードバック制
御し、任意の回転位相にクランクシャフトとカムシャフ
トを制御し適正なバルブタイミングをとることができる
という効果がある。
【図1】本発明の第1の実施例を示す概略構成図である
。
。
【図2】本発明の第1の実施例によるバルブタイミング
調節装置の要部を示す断面図である。
調節装置の要部を示す断面図である。
【図3】クランク位置角とカムシャフト位置角の関係を
示す特性図である。
示す特性図である。
【図4】本発明の第1の実施例による制御方法の一例を
示すフローチャート図である。
示すフローチャート図である。
【図5】本発明の第2の実施例によるバルブタイミング
調節装置の要部を示す断面図である。
調節装置の要部を示す断面図である。
1 内燃機関
2 クランクシャフト
5 カムシャフト
11 シャフト(カムシャフト)
12 外歯ヘリカルスプライン部(カムシャフトの外
歯) 13 カムプーリ 14 内歯ヘリカルスプライン部(カムプーリの内歯
)17 中間シャフト(中間部材) 18 内歯スプライン部(ヘリカル歯部)19 外
歯スプライン部(ヘリカル歯部)21 ピストン(油
圧ピストン) 22 油圧室 23 ハウジング 25 固定部(内燃機関本体固定部)30、31
電磁弁(制御弁) 42 クランク位置検出センサ(回転角検出手段)4
4 カムシャフト位置検出センサ(回転角検出手段)
46 制御装置
歯) 13 カムプーリ 14 内歯ヘリカルスプライン部(カムプーリの内歯
)17 中間シャフト(中間部材) 18 内歯スプライン部(ヘリカル歯部)19 外
歯スプライン部(ヘリカル歯部)21 ピストン(油
圧ピストン) 22 油圧室 23 ハウジング 25 固定部(内燃機関本体固定部)30、31
電磁弁(制御弁) 42 クランク位置検出センサ(回転角検出手段)4
4 カムシャフト位置検出センサ(回転角検出手段)
46 制御装置
Claims (3)
- 【請求項1】内燃機関の吸気弁または排気弁の少なくも
の一方の弁を駆動するためのカムシャフトと、このカム
シャフトの一端側に設けられ、内燃機関のクランクシャ
フトと同期して回転するカム駆動手段と、前記カムシャ
フトの前記カム駆動手段側端部近傍に設けられ、内燃機
関本体固定部に固定されるハウジングと、前記ハウジン
グ内でカム軸方向に摺動可能に油圧室の油圧に応じて駆
動される油圧ピストンと、この油圧ピストンによってカ
ム軸方向に移動可能かつ前記油圧ピストンに回転可能に
支持される中間部材であって、前記カム駆動手段の内歯
および前記カムシャフトの外歯に噛み合うとともにカム
軸方向位置に応じて前記カム駆動手段と前記カムシャフ
トとの相対回転角を変更するヘリカル歯部を有する中間
部材とを備えたことを特徴とする内燃機関のバルブタイ
ミング調節装置。 - 【請求項2】前記油圧室に作用する油圧を制御する制御
弁を前記ハウジング内に設けたことを備えたことを特徴
とする請求項1に記載の内燃機関のバルブタイミング調
節装置。 - 【請求項3】前記内燃機関の前記クランクシャフトと前
記カムシャフトとの相対回転角を検出する回転角検出手
段と、この回転角検出手段からの検出信号を入力し、前
記内燃機関の運転状態に応じて前記クランクシャフトに
対する前記カムシャフトの目標回転角を演算処理し、こ
の処理結果に基づいて前記クランクシャフトに対する前
記カムシャフトの相対回転角をフィードバック制御する
信号を前記制御弁に出力する制御装置とを備えたことを
特徴とする請求項2に記載の内燃機関のバルブタイミン
グ調節装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41337190A JPH04228813A (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | 内燃機関のバルブタイミング調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41337190A JPH04228813A (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | 内燃機関のバルブタイミング調節装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04228813A true JPH04228813A (ja) | 1992-08-18 |
Family
ID=18522035
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP41337190A Pending JPH04228813A (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | 内燃機関のバルブタイミング調節装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04228813A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5301639A (en) * | 1992-06-26 | 1994-04-12 | Nippondenso Co., Ltd. | Valve timing control device for internal combustion engine |
| US5363817A (en) * | 1993-03-25 | 1994-11-15 | Nippondenso Co., Ltd. | Valve operation timing regulation apparatus for internal combustion engines |
| US5462022A (en) * | 1993-11-29 | 1995-10-31 | Nippondenso Co., Ltd. | Valve timing control apparatus having cylinder discriminating function |
| JP2009293576A (ja) * | 2008-06-09 | 2009-12-17 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 |
-
1990
- 1990-12-21 JP JP41337190A patent/JPH04228813A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5301639A (en) * | 1992-06-26 | 1994-04-12 | Nippondenso Co., Ltd. | Valve timing control device for internal combustion engine |
| US5363817A (en) * | 1993-03-25 | 1994-11-15 | Nippondenso Co., Ltd. | Valve operation timing regulation apparatus for internal combustion engines |
| US5462022A (en) * | 1993-11-29 | 1995-10-31 | Nippondenso Co., Ltd. | Valve timing control apparatus having cylinder discriminating function |
| JP2009293576A (ja) * | 2008-06-09 | 2009-12-17 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 |
| US8245678B2 (en) | 2008-06-09 | 2012-08-21 | Hitachi, Ltd. | Variable valve timing control apparatus of internal combustion engine |
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