JPH0422904Y2 - - Google Patents

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JPH0422904Y2
JPH0422904Y2 JP9447587U JP9447587U JPH0422904Y2 JP H0422904 Y2 JPH0422904 Y2 JP H0422904Y2 JP 9447587 U JP9447587 U JP 9447587U JP 9447587 U JP9447587 U JP 9447587U JP H0422904 Y2 JPH0422904 Y2 JP H0422904Y2
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【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、エンジン組立体に、部品たとえばオ
イルポンプやウオータポンプ等を組付けるための
エンジン組立体への部品組付装置に関する。
(2) 従来の技術 従来、エンジン組立体にオイルポンプやウオー
タポンプならびにシールカバー等を組付ける場合
には、マニプレータ装置等により部品をパレツト
から取出し、部品の組付面をエンジン組立体の組
付部に密接させた後、ナツトランナ等により締結
するようにしている。
(3) 考案が解決しようとする問題点 ところが、上記従来のものでは、マニプレータ
装置にチヤツク機構や反転機構およびマニプレー
タ装置を移動させるための駆動機構等の複雑な各
種機構が必要であり、構成が複雑となつていた。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので
あり、部品の組付け移動を単一の駆動源で行なう
ようにして構成を簡単にしたエンジン組立体への
部品組付装置を提供することを目的とする。
B 考案の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本考案装置は、部品を組付けるべき組付部を側
面に位置させた姿勢で固定位置に位置決めされる
エンジン組立体の前記組付部に対応する側方に固
定配置される基台と;該基台の上方で前記組付部
に対する近接、離反移動を可能として配置され、
組付部から離反する方向に付勢されるスライド板
と;前記組付部寄りの部分でスライド板の移動方
向と直角な水平方向に沿う軸線を有してスライド
板に回動可能に支承される回動軸と;一端を前記
回動軸に固着してスライド板の上方に配置される
とともに第1ストツパを有する揺動板と;組付け
られるべき部品を保持可能にして揺動板に配設さ
れる保持治具と;保持治具を前記組付部に対向さ
せた状態で第1ストツパに当接すべくスライド板
に固設される第2ストツパと;作動時に第1スト
ツパが第2ストツパに当接する方向に回動軸を回
動し得るとともに両ストツパの当接後にはスライ
ド板をエンジン組立体側に移動させるべくリンク
を介して回動軸に連結され、基台に配設される駆
動源と;を備える。
(2) 作用 上記構成によれば、保持治具上に部品を保持し
た状態で、駆動源を作動させることにより先ず回
動軸が回動して揺動板は第1および第2ストツパ
を当接させた起立姿勢となり、この姿勢では保持
軸に保持された状態にある部品がエンジン組立体
の組付部に対向した状態にある。さらに駆動源の
作動を続行すると、両ストツパが当接しているこ
とから回動軸の回動が阻止されているので、スラ
イド板がエンジン組立体側に近接移動し、これに
より部品が組付け部に当接した状態で締結するこ
とにより部品のエンジン組立体への組付けが行な
われる。したがつて部品のエンジン組立体への組
付けにあたつての移動が単一の駆動源によつて行
なわれることになる。
(3) 実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、先ず第1図において、エンジン組立体
Eは、そのオイルパンPを上方にするとともに部
品としてのオイルポンプOPを組付けるべき組付
部1ならびに部品としてのウオータポンプWPを
組付けるべき組付部2を一側面に、また部品とし
てのシールカバーSCを組付けるべき組付部3を
他側面に配置した姿勢で、パレツト4上に位置決
め載置される。このパレツト4は、搬送コンベア
5により所定の組付位置まで搬送されて来る。し
かもパレツト4すなわちエンジン組立体Eは、そ
の組付位置で位置決め固定されるものであり、位
置決め固定されたエンジン組立体Eの一側方に
は、組付部1,2にオイルポンプOPおよびウオ
ータポンプWPをそれぞれ組付けるための第1組
付装置6が配設され、また他側方には、組付部3
にシールカバーSCを組付けるための第2組付装
置7が配設される。さらに第1組付装置6のエン
ジン組付体Eとは反対側にはオイルポンプOPお
よびウオータポンプWPをエンジン組立体Eに締
結するためのナツトランナ装置8が配設され、第
2組付装置7のエンジン組立体Eとは反対側には
シールカバーSCをエンジン組立体Eに締結する
ためのナツトランナ装置9が配設される。
第2図および第3図において、第1組付装置6
は、搬送コンベア5の一側方で固定配置される基
台11と、その基台11上でエンジン組立体Eに
向けての近接、離反移動が可能なスライド板12
と、スライド板12に回動可能に支承される揺動
板13と、オイルポンプOPを保持すべく揺動板
13に配設されるオイルポンプ用保持治具14
と、ウオータポンプWPを保持すべく揺動板13
に配設されるウオータポンプ用保持治具15と、
揺動板13の回動およびスライド板12のスライ
ド動作のために基台11に配設される駆動源とし
ての駆動シリンダ16とを備える。
基台11上には、搬送コンベア5に直交する一
対のガイドレール17,18が平行に固設されて
おり、スライド板12の下面にはそれらのガイド
レール17,18に嵌合する一対ずつ2組の嵌合
突部19,19が突設される。これらの嵌合突部
19,19およびガイドレール17,18により
スライド板12のエンジン組立体Eに対する近
接、離反動作が可能となる、また基台11のエン
ジン組立体E寄りの端部上面には前進端ストツパ
ピン20が配設され、ストツパピン20に当接可
能な当接突部21がスライド板12の下面に突設
され、この当接突部21およびストツパピン20
によりスライド板12の前進端すなわちエンジン
組立体Eに最も近接する位置が規制される。さら
に基台11のエンジン組立体Eとは離隔した端部
上面には後進端ストツパピン22が配設され、ス
トツパピン22に当接可能な当接突部23がスラ
イド板12の下面に突設され、この当接突部23
およびストツパピン22によりスライド板12の
後進端すなわちエンジン組立体Eから最も離反す
る位置が規制される。しかもスライド板12およ
び基台11間にはばね24は縮設されており、こ
のばね24によりスライド板12はエンジン組立
体Eから離反する方向、すなわち当接突部23が
後進端ストツパピン22に当接する方向にばね付
勢される。
スライド板12上には、その前端部すなわちエ
ンジン組立体Eに近接した側の端部よりも前方側
に延びる一対の支持板26,26が相互間に間隔
をあけて固着されており、これらの支持板26,
26の先端部には、スライド板12のスライド方
向に直交する水平な軸線を有する円筒状回動軸2
7の両端が回動可能に支承される。また揺動板1
3はスライド板12の上方に配置されており、こ
の揺動板13の一端は連結板28を介して回動軸
27に固着され、揺動板13および連結板28の
下面には補強板29が直角に固着される。
揺動板13には、下方に突出するストツパピン
30が設けられ、スライド板12の上面にはその
ストツパピン30に当接可能な受け部31が突設
される。また揺動板13と一体的な回動軸27に
は揺動板13側に延びるレバー32の基端が固着
され、このレバー32の先端には第1ストツパ3
3が設けられる。しかもレバー32に近接した一
方の支持板26には、第1ストツパ33に当接可
能な第2ストツパ34がエンジン組立体Eとは反
対側に臨んで設けられる。したがつて揺動板13
は、ストツパピン30を受け部31に当接させて
スライド板12と平行な水平姿勢となる待機位置
(第3図で示す位置)と、第1ストツパピン33
を第2ストツパピン34に当接させた起立位置
(第1図の鎖線で示す位置)との間で回動可能で
ある。
基台11の前記回動軸27の軸線に沿う一方の
端部にはブラケツト35が立設されており、駆動
シリンダ16は、回動軸27と平行なトラニオン
軸36を介して揺動可能にしてブラケツト35に
支承される。また駆動シリンダ16は、そのピス
トンロツド16aを回動軸27側にして配置され
るものであり、このピストンロツド16aの先端
には連結ピン37を介してリンク38の一端が連
結され、リンク38の他端は回動軸27の一端に
同軸に固着された小径の軸39に固着される。し
かもリンク38は、駆動シリンダ16の伸長作動
時に揺動板13が待機位置から起立位置へと回動
する方向に回動軸27を回動させるべく、ピスト
ンロツド16aと軸39との間を連結する。
揺動板13には、該揺動板13が起立姿勢とな
つたときにエンジン組立体Eの組付け部1に対応
する位置に、オイルポンプ用保持治具14が配設
される。
次にオイルポンプ用保持治具14の構成につい
て説明すると、揺動板13には通孔41が穿設さ
れており、この通孔41を貫通する外筒42が複
数本のボルト43により揺動板13に固着され
る。しかも外筒42は揺動板13との間に弾性体
40を介在させて固定されるものであり、弾性体
40を撓ませながら揺動板13に対して多少揺動
することができる。また外筒42は、揺動板13
の揺動動作時にスライド板12と干渉することを
避けるためにスライド板12に設けた透孔50に
対応して配置され、揺動板13が水平姿勢にある
ときに外筒42はその透孔50を貫通して下方に
突出する。この外筒42の上面には、受台44が
揺動板13と平行に固着され、受台44のエンジ
ン組立体E寄りの端部上面には支柱45が立設さ
れ、該端部には支柱45上に載つたオイルポンプ
OPの側面に弾発的に当接する把持具46が配設
される。該把持具46は、受台44と一体の支持
片47に把持爪48が回動自在に枢支されるとと
もに、その把持爪48の下端と受台44との間に
把ばね49が介装されて成り、把持ばね49は把
持爪48を閉じ方向すなわちオイルポンプOPの
側面に当接すべく把持爪48を回動する方向のば
ね力を発揮する。
また受け台44のエンジン組立体Eとは離隔し
た側の端部上面には、一対の支柱51,51が立
設されており、これらの支柱51,51の上部に
は、前記支柱45とは反対側でオイルポンプOP
の側面に当接し得る位置決め用切欠き52がそれ
ぞれ設けられる。それらの切欠き52,52でオ
イルポンプOPの一方の側面を受けるようにして
前記把持具46の把持爪48で他方の側面を弾発
的に押圧することにより、各支柱45,51,5
1上にオイルポンプOPが位置決め載置されるこ
とになる。
外筒42内にはスリーブ53を介して内筒54
が摺動自在に嵌挿され、内筒54および外筒42
間には内筒54を上方に付勢するばね55が介装
される。また内筒54にはスリーブ56を介して
スピンドル57が上下に摺動自在に挿通されてお
り、このスピンドル57の下端には被動体58が
固着される。さらに内筒54の下端および被動体
58間にはばね59が縮設されており、このばね
59によりスピンドル57は下方に向けて弾発付
勢される。しかも内筒54の内面中間部には円板
状の係合部材60が係止されており、スピンドル
57の上端に設けた係止段部61が該係合部材6
0に係合することにより、スピンドル57の内筒
54に対する下限位置が規制される。
オイルポンプ用保持治具14内には3個の位相
合せ爪63を有する位相合せ機構62が配設され
る。すなわちスピンドル57の上端には、周方向
に等間隔をあけて放射状に配置された3個の位相
合せ爪63の下部が揺動可能に枢支され、これら
の位相合せ爪63の先端(すなわち上端)には、
オイルポンプOPにおけるインナロータR(第4図
参照)の内周面に係合し得る爪部64がそれぞれ
一体に形成される。また各位相合せ爪63の基端
(すなわち下端)には顎片65が一体に形成され、
この顎片65およびスピンドル57の上端間には
ばね66がそれぞれ介装される。これらのばね6
6は顎片65をスピンドル57の側面から離反せ
しめる方向すなわち各位相合せ爪63をその上端
の爪部64が相互に近接するように回動せしめる
方向のばね力を発揮する。
内筒54の上端部には、その上端部に固着され
るキヤツプ67によりホルダ68が固定的に支持
されており、このホルダ68には、オイルポンプ
OPにおけるインナロータRの内周面のシール部
材S(第4図参照)に嵌合し得る内筒状の筒部6
9が上方に向けて突設される。しかもこの筒部6
9の内径は、閉じた状態にある各位相合せ爪63
を挿通し得る程度に設定される。またホルダ68
の下面には、スピンドル57の上昇時に位相合せ
爪63の顎片65を衝合させるためのラバースト
ツパ70が嵌着されており、顎片65がラバース
トツパ70に衝合すると、位相合せ爪63はその
上部の爪部64を相互に離反させるように外向き
に回動して開く。
スライド板12には、オイルポンプOPにおけ
るノツクピン孔等に挿入可能な位置決めピン71
が突設されており、オイルポンプ用保持治具14
へのオイルポンプOPの載置時に、その位置決め
ピン71によつてもオイルポンプOPの位置決め
がなされる。
基台11の下面には、支持枠73が固着されて
おり、この支持枠73に駆動機構72が配設され
る。該駆動機構72は、上下に延びる軸線を有し
て支持枠73の下部に固定される昇降シリンダ7
4を有し、該昇降シリンダ74におけるピストン
ロツド74aには、制限された範囲で該ピストン
ロツド74aとの上下相対移動を可能として水平
なブラケツト75が連結される。しかもブラケツ
ト75はピストンロツド74との間に介装したば
ね76により上方に向けて付勢される。また該ブ
ラケツト75には、前記スピンドル57の下方に
対応する位置で該スピンドル57と同軸のスピン
ドル77が回転自在に支承されており、このスピ
ンドル77の上端には駆動体78が固設される。
しかも被動体58および駆動体78の対向面に
は、相互に噛合可能な皿歯車79,80が刻設さ
れる。
スピンドル77に関してピストンロツド74と
反対側でブラケツト75には、モータ81が吊設
されており、このモータ81の出力軸に固設した
駆動歯車82と、前記スピンドル77の下端に固
設した被動歯車83とが相互に噛合する。したが
設した被動歯車83とが相互に噛合する。したが
つてモータ81の作動に応じてスピンドル77が
回転駆動されることになり、昇降シリンダ74を
伸長作動せしめることにより皿歯車79,80を
相互に噛合させてスピンドル57を上昇せしめる
ことができる。
ところで、オイルポンプ用保持治具14には図
示しない把持治具によりオイルポンプOPがもた
らされ、オイルポンプOPはそのシール部材Sに
ホルダ68の筒部69を嵌合するようにして、各
支柱45,51,51上に位置決め載置される。
かかる状態でオイルポンプOPにおけるインナロ
ータRの位相合せが行なわれるが、その位相合せ
が正確に行なわれたか否かを確認するために、第
4図で示すように、揺動板13が水平姿勢にある
状態でオイルポンプ用保持治具14の上方に位相
確認機構85が移動可能である。
この位相確認機構85は、図示しない移動手段
に連結されて移動可能な腕86に固着された下板
87と、その下板87に立設された案内軸88に
より上下移動を案内されるべく下板87の上方に
配置される上板89と、ピストンロツド90aを
下板87に連結して上板89に支持固定されるシ
リンダ90と、制限された範囲での上下相対移動
を可能として上板89に支承される確認軸91
と、該確認軸91を下方に向けて付勢すべく下板
87および確認軸91間に介装されるばね92と
を備える。
上板89の上面には、有底円筒状の案内筒93
が固着されており、この案内筒93に、上板89
を上下移動自在に貫通する確認軸91の上部大径
部91aが移動自在に嵌合される。しかも第4A
図に示すように上部大径部91aの上面には一直
径線に沿う溝94が設けられ、案内筒93の上端
に固着された規制部材95がその溝94に嵌合す
ることにより確認軸91の軸線まわりの回転が阻
止される。
確認軸91は、下板87に穿設した透孔96を
貫通してさらに下方に突出されており、この確認
軸91の下端には、第4B図で示すように、イン
ナロータRに嵌合し得る嵌合部96が設けられ
る。すなわちインナロータRの内面は、エンジン
組立体EのクランクシヤフトCの端部外面に対応
すべく相互に対向する一対の平坦部Ra,Rbを円
弧部Rc,Rdで連結して構成されるものであり、
嵌合部96の外面形状はそのインナロータRの内
面形状に対応して形成される。またインナロータ
Rは、その内面に保持治具14の各位相合せ爪6
3が当接して角変位されるものであり、シリンダ
90を収縮作動して確認軸91をオイルポンプ
OP内に挿入しているときにインナロータRがそ
の内面に嵌合部96を嵌合し得る位置まで角変位
したときに、ばね92のばね力により嵌合部96
がインナロータRに嵌合して位相合せが行なわれ
る。しかも確認軸91の中間部にはドグ97が設
けられており、確認軸91がインナロータRに嵌
合して下方に移動した状態でドグ97を検出する
スイツチ98が下板87に固定される。したがつ
てインナロータRの位相合せが完了したときに
は、スイツチ98から完了信号が出力される。
再び第2図および第3図において、ウオータポ
ンプWPを保持するためのウオータボンプ用保持
治具15の構成について説明すると、保持治具1
5は、揺動板13に穿設された通孔100を貫通
する軸部101aを下端に有する治具本体101
を備える。しかも治具本体101は、上方に開い
た有底円筒状に形成されており、この治具本体1
01の内径はウオータポンプWPを嵌合し得る程
度に設定される。また揺動板13の下面には、軸
部101aを移動自在に案内する案内筒102が
通孔100に連なつて固着されており、この案内
筒102および治具本体101間に介装したばね
103により治具本体101は上方に向けて付勢
される。しかも軸部101aの下端には案内筒1
02の下端に当接し得る規制板104が固着され
ており、この規制板104により治具本体101
の上限位置が規制される。さらに揺動板13には
案内孔105が穿設されており、この案内孔10
5には治具本体101に固着したピン106が挿
通される。
治具本体101の側部には、その内面に通じる
スリツト107が穿設されており、このスリツト
107には把持具108が配設される。該把持具
108は、治具本体101内に嵌合したウオータ
ポンプWPの側面に当接可能にしてスリツト10
7に配置されるとともに治具本体101に下部を
回動可能に支承される把持爪109と、把持爪1
09および治具本体101間に介装される把持ば
ね110とから成り、把持ばね110は把持爪1
09を閉じ方向すなわちウオータポンプWPの側
面に当接すべく把持爪109を回動する方向のば
ね力を発揮する。
第5図および第6図において、第2組付装置7
の構成は基本的には第1組付装置6と同一のもの
であり、第1組付装置6の構成部材の参照符号に
100を付加した参照符号を対応する部材に付し
て図示することにより、第2組付装置7の詳細な
構造について説明することを省略する。
すなわち第2組付装置7は、基台111、スラ
イド112、揺動板113、駆動源としての駆動
シリンダ116、回動軸127、第1ストツパ1
43および第2ストツパ144等を有して第1組
付装置6と基本的に同一に構成される。
また揺動板113には、シールカバーSCを保
持するためのシールカバー用保持治具115が揺
動板113の起立時にエンジン組立体Eの組付部
3に対向する位置で揺動板113に配設される。
この保持治具125は、第1組付装置6のウオー
タポンプ用保持治具15と基本的に同一に構成さ
れるものであり、軸部201aを下端に有する治
具本体201が、揺動板113に穿設した通孔2
00に通じて揺動板113の下面に固着された案
内筒202により上下移動自在に案内されるとと
もに、ばね203により上方に向けて弾発付勢さ
れて成る。
この治具本体201には、シールカバーSCが
載置され、しかもその状態でシールカバーSCは
支柱145,151,151で位置決め支持され
るるとともに把持具146で把持される。
次にこの実施例の作用について説明すると、エ
ンジン組立体Eが所定の固定位置に位置決め配置
されたときに、第1組付装置6の揺動板13およ
び第2組付装置7の揺動板113は水平姿勢にあ
り、オイルポンプOP、ウオータポンプWPおよ
びシールカバーSCは、それぞれ図示しない把持
装置で把持されて、各保持治具14,15,11
5上に位置決め保持される。
かかる状態で、第1組付装置6の昇降シリンダ
74が伸長作動し、モータ81が回転作動するこ
とにより位相合せ爪63は外方に広がつて回転
し、オイルポンプOPにおけるインナーロータR
の内面に当接して該インナーロータRを角変位さ
せる。しかもこの際、オイルポンプ用保持治具1
4の上方には位相確認機構85が移動して来てお
り、確認軸91がオイルポンプOP内に挿入され
ているので、確認軸91の先端の嵌合部96がイ
ンナーロータR内に嵌合することにより位相合せ
が完了し、位相確認装置85はオイルポンプ用保
持治具14の上方位置から側方に退避する。
かかる状態で、先ず駆動シリンダ16,116
が伸長作動することにより、揺動板13,113
は第1ストツパ33,133および第2ストツパ
34,134が当接するまで回動して起立位置と
なり、各保持治具14,15,115で保持され
たオイルポンプOP、ウオータポンプWPおよび
シールカバーSCは、エンジン組立体Eの組付部
1,2,3に対向する位置となる。
さらに駆動シリンダ16,116が伸長作動す
ると、第1ストツパ33,133および第2スト
ツパ34,134が相互に当接していることによ
り、揺動板13,113の回動は阻止されてお
り、スライド板12,112がエンジン組立体E
に向けて前進し、オイルポンプOP、ウオータポ
ンプWPおよびシールカバーSCが組付部1,2,
3にそれぞれ密接する。この際オイルポンプOP、
ウオータポンプWPおよびシールカバーSCは、把
持具46,108,208等で把持されており、
揺動板13,113が起立姿勢となつているとき
に脱落することはない。
しかもオイルポンプOP、ウオータポンプWP
およびシールカバーSCと組付部1,2,3の位
置が多少ずれていても弾性体40等の働きにより
揺動板13,113が多少揺動して位置ずれが許
容される。
オイルポンプOP、ウオータポンプWPおよび
シールカバーSCがエンジン組立体Eに押付けら
れた状態で、各ナツトランナ装置8,9が作動し
て締結される。その締結完了後、駆動シリンダ1
6,116が収縮作動することにより揺動板1
3,113は前述と逆の作動をして元の位置に戻
り、次の組付けに備えることができる。
C 考案の効果 以上のように本考案装置は、部品を組付けるべ
き組付部を側面に位置させた姿勢で固定位置に位
置決めされるエンジン組立体の前記組付部に対応
する側方に固定配置される基台と;該基台の上方
で前記組付部に対する近接、離反移動を可能とし
て配置され、組付部から離反する方向に付勢され
るスライド板と;前記組付部寄りの部分でスライ
ド板の移動方向と直角な水平方向に沿う軸線を有
してスライド板に回動可能に支承される回動軸
と;一端を前記回動軸に固着してスライド板の上
方に配置されるとともに第1ストツパを有する揺
動板と;組付けられるべき部品を保持可能にして
揺動板に配設される保持治具と;保持治具を前記
組付部に対向させた状態で第1ストツパに当接す
べくスライド板に固設される第2ストツパと;作
向に回動軸を回動し得るとともに両ストツパの当
接後にはスライド板をエンジン組立体側に移動さ
せるべくリンクを介して回動軸に連結され、基台
に配設される駆動源と;を備えるので、単一の駆
動源の作動により揺動板を水平姿勢から起立姿勢
へと回動するとともに、揺動板をスライド板と引
退にしてエンジン組立体側に前進させることがで
き、比較的簡単な構造により部品のエンジン組立
体への組付を容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は全体縦断側面図、第2図は第1組付装置の
拡大平面図、第3図は第2図の−線断面図、
第4図は位相確認機構による位相確認時の要部拡
大縦断面図、第4A図は第4図のA矢視図、第
4B図は第4図のB−B線断面図、第5図は
第2組付装置の拡大平面図、第6図は第2組付装
置の部分切欠き拡大縦断側面図である。 1,2,3……組付部、6,7……組付装置、
11,111……基台、12,112……スライ
ド板、13,113……揺動板、14,15,1
15……保持治具、16,116……駆動源とし
ての駆動シリンダ、27,127……回動軸、3
3,133……第1ストツパ、34,134……
第2ストツパ、38,138……リンク、E……
エンジン組立体、OP……部品としてのオイルポ
ンプ、SC……部品としてのシールカバー、WP…
…部品としてのウオータポンプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 部品を組付けるべき組付部を側面に位置させた
    姿勢で固定位置に位置決めされるエンジン組立体
    の前記組付部に対応する側方に固定配置される基
    台と;該基台の上方で前記組付部に対する近接、
    離反移動を可能として配置され、組付部から離反
    する方向に付勢されるスライド板と;前記組付部
    寄りの部分でスライド板の移動方向と直角な水平
    方向に沿う軸線を有してスライド板に回動可能に
    支承される回動軸と;一端を前記回動軸に固着し
    てスライド板の上方に配置されるとともに第1ス
    トツパを有する揺動板と;組付けられるべき部品
    を保持可能にして揺動板に配設される保持治具
    と;保持治具を前記組付部に対向させた状態で第
    1ストツパに当接すべくスライド板に固設される
    第2ストツパと;作動時に第1ストツパが第2ス
    トツパに当接する方向に回動軸を回動し得るとと
    もに両ストツパの当接後にはスライド板をエンジ
    ン組立体側に移動させるべくリンクを介して回動
    軸に連結され、基台に配設される駆動源と;を備
    えることを特徴とするエンジン組立体への部品組
    付装置。
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