JPH0423246Y2 - - Google Patents

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JPH0423246Y2
JPH0423246Y2 JP1986055961U JP5596186U JPH0423246Y2 JP H0423246 Y2 JPH0423246 Y2 JP H0423246Y2 JP 1986055961 U JP1986055961 U JP 1986055961U JP 5596186 U JP5596186 U JP 5596186U JP H0423246 Y2 JPH0423246 Y2 JP H0423246Y2
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【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は電子楽器に関し、特に可視表示によ
り、次に押すべき鍵を指示して演奏の案内を行う
電子楽器に関する。
[従来技術とその問題点] 演奏者の演奏練習をサポートするため、メロデ
イやコードの光案内をしてくれる電子鍵盤楽器が
知られている。この種の代表的な楽器では、鍵盤
に各鍵に対応してLED等の表示素子が配設され
ており、ROMパツク等のメモリに記録されてい
る演奏情報(楽曲)をプロセツサで解読して、そ
の楽曲の演奏練習が容易に出来るよう、順次、次
に操作すべき鍵がどれかを対応する位置の表示素
子を点灯することで演奏者に知らせている。この
結果、使用者は楽曲演奏の鍵盤上での演奏操作を
比較的簡単に習得することができる。このような
機能はナビゲート機能と呼ばれている。
しかしながら、この種の従来楽器においては上
記表示素子をナビゲートの目的のみのために使用
しているにすぎず、その利用効率は大変低くして
無駄が多いという問題があつた。
[考案の目的] この考案はこのような事情に鑑みてなされたも
のでその目的とするところは、鍵盤の各鍵に対応
して配設された表示手段を単に演奏の押鍵案内と
しての利用に止まらず、楽曲の進行を表示するも
のとしても機能するようにし、併せてコストの低
減化も図つた電子楽器を提供することにある。
[考案の要点] この考案は、このような目的を達成するため
に、モード選択手段により第1のモードが選択さ
れているときは、鍵盤を構成する各鍵にそれぞれ
対応して設けられている表示手段を、押鍵案内用
として用いる一方、前記モード選択手段により第
2のモードが選択されているときは、前記表示手
段を、楽曲の進行表示用として用いるようにした
ことを要点とする。
[実施例] 以下、この考案の一実施例について図面を参照
して説明する。
〈構成〉 本実施例の全体回路構成を第1図に、外観を第
2図に示す。
1は各制御スイツチを含むスイツチ部であり、
その操作はCPU2で判別され対応する処理が行
なわれる。第2図に示すように、電子楽器の上方
部には、上記の各制御スイツチとして、パワーオ
フ、曲数選択表示、ナビゲート、ノーマルプレ
イ、自動演奏/位置表示、選択曲の手動演奏の各
モードを選択するモードスイツチ1a、自動演奏
等のスタート/ストツプスイツチ1b、リズムパ
ターンメモリ3に記憶されたリズムを選択するリ
ズム選択スイツチ1c、音楽の音色を選択する音
色選択スイツチ1d、音量をコントロールする音
量スイツチ1e、曲数の選択等を行うためのプロ
グラムスイツチ1fが配設されている。
電子楽器の手前にあるのは鍵盤4であり、この
鍵盤4の各鍵の上側にはLED表示部5を構成す
る各発光ダイオード5xが設けられている。後述
するように、本実施例では、このLED表示部5
の各発光ダイオード5xを演奏練習のナビゲータ
として用いるのみならず、演奏の進行状況を表示
するのにも用いる。
6は自動演奏情報を記憶する自動演奏メモリで
あり、ここでは第2図に示すように、電子楽器に
随時装着されるROMパツクで構成される。
ROMパツク6内の選択曲を自動演奏する際に
は、CPU2によつて、その自動演奏情報が読み
出され、この自動演奏情報のうちメロデイ音とコ
ード音の楽音情報は楽音発生回路7に与えられ
て、楽音信号が発生され、リズム情報はリズム音
発生回路8に与えられてリズム音信号となり、と
もにアンプ10、スピーカ11を介して放音され
る。
上記のCPU2はレジスタ部2aを備えており、
後述するようにDRレジスタは曲数位置や演奏位
置をLED表示部5に表示するための表示レジス
タとして用いられ、ULレジスタは単位時間長の
タイマーないしカウンタとして用いられる。
〈動作〉 次に実施例の動作を説明する。モードスイツチ
1aがノーマルプレイ位置Aに置かれるノーマル
プレイモードは通常の電子楽器の場合と同様であ
るためその説明は省略し、ナビゲートモード、曲
数選択表示モード、自動演奏/位置表示モード、
選択曲の手動演奏モードについて説明する。
ナビゲートモード ROMパツク6の選択曲をナビゲートする場合
には、モードスイツチ1aはナビゲート位置Bに
セツトされる。スタート/ストツプスイツチ1b
でスタートを指示すると、CPU2はROMパツク
6より選択された曲の演奏情報を読み出し、その
音高情報を解読してLED表示部5の制御のため
の情報に変換し、対応する発光ダイオード5xを
点灯させる。例えば、ROMパツク6より、E3
(ミ)に相当する音高情報を受け取つた場合には、
E3の鍵(第2図)の上方にある発光ダイオード
5xが点灯される。これに対し、演奏者がE3の
鍵を押下すると、現在CPU2内の内部レジスタ
に取り込んである演奏情報、この場合、E3の音
高情報を含む演奏情報が楽音発生回路7に送り出
され、サウンドシステム10,11を介して放音
が行なわれる。続いてCPU2はROMパツク6よ
り次の演奏情報の読み出しに入り、以降、以上の
動作をくり返す。
曲数選択表示モード(第3図) ROMパツク6内の複数の曲を自動演奏させた
いときには、モードスイツチ1aを曲数選択表示
位置Cにセツトする。続いて第3図のステツプ
S1で示すように、プログラムスイツチ1fを介
して曲数の指定を入力する。これにより指定され
た値に、CPU2内部の曲数カウンタはセツトさ
れる(ステツプS2)。そして、、曲数カウンタの
内容に従つて表示レジスタDRに“1”が立てら
れ、対応する発光ダイオード5xが点灯される
(ステツプS3,S4)。
例えば、6曲指定したときには、第2図におい
て、左端より6個分の発光ダイオード5xが点灯
される。
続いて、スタート/ストツプスイツチ1bによ
り自動演奏のスタートが指示されると(ステツプ
S5)、CPU2はROMパツク2より順次、選択曲
の演奏情報を読み出しては楽音発生回路7、リズ
ム音発生回路8に転送し、続いてアドレスを進め
て次の演奏情報の読み出しに移る、という動作を
くり返す。選択曲のエンドアドレスに達すると一
曲分の自動演奏が終了し(ステツプS6)、曲数カ
ウンタを−1し(ステツプS7)、曲数カウンタの
内容が0になるまで上記ステツプS3以下の処理
をくり返す。
したがつて、LED表示部5には残りの曲数が
表示され、使用者は点灯している発光ダイオード
5xの数から、自動演奏される残りの曲数をただ
ちに確認することができる。
指定した曲数の自動演奏が終了すると曲数カウ
ンタの内容はゼロとなり(ステツプS8)、表示レ
ジスタDRはオール“0”とされ、LED表示部5
の発光ダイオード5xは全て消される(ステツプ
S9,S10)。
このように、曲数選択表示モードでは複数曲の
自動演奏の進行状況をLED表示部5を介して知
ることができる。
自動演奏/位置表示モード(第4図) このモードにおいては、ROMパツク6より選
択したひとつの曲について、自動演奏が行なわ
れ、現在の演奏位置がLED表示部5を介して表
示される。本例では、LED表示部5を32個の発
光ダイオード5xで構成しているため、選択した
曲の全音長を32分割し、最初、全ての発光ダイオ
ード5xを点灯させ、単位時間長、すなわち全音
長の1/32の時間が経過するごとに、1つずつ消灯
するという処理を行つている。
詳細に述べると、モードスイツチ1aを自動演
奏/位置表示位置Eにセツトし、スタート/スト
ツプスイツチ1bでスタートを指示すると第4図
のフローに入る。
まず、ROMパツクの選択曲の全音長から単位
時間長を算出し、ROMアドレスを選択曲のスタ
ート位置にイニシヤライズし、基本クロツク発生
タイマーをセツトし、表示レジスタDRをオール
1にする(ステツプT1,T2,T3,T4)。
続いて、表示レジスタDRの内容に従つた数の
発光ダイオード5xが点灯され、ROMパツク6
より現在のアドレスの演奏情報が読み出され、そ
の音高情報に従つて楽音発生回路7、リズム音発
生回路8(TG)が発音される(ステツプT5,
T6,T7)。
続いて、音長処理のため、基本クロツクタイマ
ーがタイムアウトするごとに音長データが−1さ
れ、音長データが0になるまでくり返えされる
(ステツプT8,T9,T10)。
音長処理が終了するとROMパツク6の読出し
アドレスを進め(ステツプT11)、エンドアドレ
スでなければ単位時間長タイマーULがタイムア
ウトしたか否かを判定し(ステツプT12,T13)、
タイムアウトしてなければ上記ステツプT5へ直
接戻り、タイムアウトしていればステツプT14で
表示レジスタDRの次の1ビツトをゼロにしてか
らステツプT5へ戻る。
なお、上記ステツプT5〜T12は演奏位置表示
のない通常の自動演奏処理に相当するものであ
る。
選択曲の手動演奏/位置表示モード(第5図) このモードでは、ROMパツク6より選択した
曲を練習のため手動演奏を行い、その際、どこま
で演奏を実行したかがLED表示部5によつて表
示される。一曲中の演奏の進行状況を示す意味
で、第4図の自動演奏/位置表示モードと、かな
り共通な処理が行なわれる。ただし、実行ステツ
プを進める上で、本例では、ROMパツク6の演
奏情報、特に音高情報と一致する押鍵があること
をその条件としている。すなわち、ROMパツク
6の音高情報に一致するキー入力があつたとき、
対応する楽音処理を行つてからROMパツク6に
対する読み出しアドレスをひとつ進めるととも
に、第4図のモードで用いた単位時間長タイマー
に相当する単位音符数カウンタの内容を更新する
ようにしている。そして単位音符数カウンタがオ
ーバーフローするごとくに発光ダイオード5xを
ひとつずつ消してゆく。
詳しく述べると、このモードに入るモードスイ
ツチ1aを対応する位置Fにセツトする。これに
より第5図に示すように、ROMパツク6の選択
曲の全音長から単位音符長(=全音長/32)を算
出し、ROMアドレス、単位音符長カウンタをイ
ニシヤライズし、表示レジスタDRをオール1に
セツトする(ステツプU1,U2,U3)。
続いて、現在の表示レジスタDRの内容に従つ
て発光ダイオード6xを点灯し(最初は全て点灯
する)(ステツプU4)、押鍵を待機し、押鍵があ
れば、押鍵に係る音高とROMパツク6の現在ア
ドレスの音高情報とが一致するか否かを判定する
(ステツプU5,U6)。
一致した押鍵があつたときは、単位音符数用カ
ウンタULを+1し、ROMパツク6より読み出
した情報でトーン発生回路7,8に対し、発音処
理を行い、ROMパツク6の読出しアドレスひと
つ進める(ステツプU7,U8,U9)。
そして、エンドアドレスに達してなければ、カ
ウンタULの内容が単位音符数を越えたか否かを
判定し(ステツプU10,U11)、越えてなければ
なにもせずに上記のステツプU4へ戻るが、越え
ていればステツプU12,U13で表示レジスタDR
の次の1ビツトをゼロにし、カウンタをリセツト
してからステツプU4以下の処理に戻る。
この結果、選択曲の全音長の1/32に相当する正
しい押鍵がなされるごとにひとつずつ発光ダイオ
ード6xは消灯してゆき、演奏者はどこまで練習
できたかを容易に確認することができる。
[変形例] この考案は上記実施例に限定されず、種々の変
形、変更が可能である。
例えば、上記実施例では、演奏の進行状態を表
わすのに、最初、全ての発光ダイオードを点灯
し、その後、進行に合わせて順次消灯していくよ
うにしているが、この代りに、最初は全て消灯し
ておき、進行に合わせて、順次点灯してもよく、
あるいは、一度に点灯する発光ダイオードはひと
つとし、進行に合わせて、その点灯位置をひとつ
ずつシフトさせるようにしてもよい。
また、点灯あるいは消灯に加え点減(ブリンキ
ング)を行なわせるようにしてもよい。例えば、
複数曲のなかの第何曲目が現在演奏中であるかは
点灯により、一方、曲目数の方は点減で表示させ
る、あるいは、現在演奏中の曲を点減により、そ
して次に演奏される曲を点灯で表示させる、等々
が考えられる。あるいは、ナビゲートする発光ダ
イオードは点灯させ、現在の選択曲(あるいはそ
の曲中における現在の進行位置)は点減で処理す
るようにしてもよい。この場合、ナビゲートと同
時に、選択曲や、曲中における現在位置を知るこ
とができる。
また、表示部は発光ダイオードに限らず他の表
示素子(EL、プラズマ等々)を用いてもよい。
[考案の効果] 以上詳述したように、この考案によれば、モー
ド選択手段により第1のモードが選択されている
ときは、鍵盤を構成する各鍵にそれぞれ対応して
設けられている表示手段を、押鍵案内用として用
いる一方、前記モード選択手段により第2のモー
ドが選択されているときは、前記表示手段を、楽
曲の進行表示用として用いるように構成している
ので、モード選択手段によるモード選択状態に応
じて、一つの表示手段を、押鍵案内用として用い
ることも、また、楽曲の進行表示用として用いる
ことも可能となり、したがつて、押鍵案内用表示
手段と楽曲の進行表示用表示手段との双方を別個
に設ける必要もなく、使用上、大変に好都合であ
るとともに、大幅な制作コストの低減化を図るこ
とができる、という利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の全体回路構成
図、第2図は実施例の外観図、第3図は曲数選
択・表示モードでの動作のフローチヤート、第4
図は自動演奏/位置表示モードでのフローチヤー
ト、第5図は手動演奏/位置表示モードでのフロ
ーチヤートである。 2……CPU、4……鍵盤、5……LED表示部、
6……自動演奏メモリ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 押鍵と、 この鍵盤を構成する各鍵にそれぞれ対応して
    設けられた表示手段と、 第1のモードと第2のモードが選択可能なモ
    ード選択手段とを備え、 このモード選択手段により前記第1のモード
    が選択されているいときは、前記表示手段を押
    鍵案内用として用いる一方、前記モード選択手
    段により前記第2のモードが選択されていると
    きは、前記表示手段を楽曲の進行表示用として
    用いるようにしたことを特徴とする電子楽器。 (2) 前記モード選択手段により前記第2のモード
    が選択されているときは、前記表示手段を、連
    続的に自動演奏される複数の楽曲のなかの特定
    の楽曲が現在演奏中であることを示すものとし
    て用いるようにしたことを特徴とする請求の範
    囲第1項記載の電子楽器。 (3) 前記モード選択手段により前記第2のモード
    が選択されているときは、前記表示手段を、一
    つの楽曲のなかの特定の楽曲部分が現在演奏中
    であることを示すものとして用いるようにした
    ことを特徴とする請求の範囲第1項記載の電子
    楽器。
JP1986055961U 1986-04-16 1986-04-16 Expired JPH0423246Y2 (ja)

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