JPH0423962Y2 - - Google Patents

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JPH0423962Y2
JPH0423962Y2 JP1987069330U JP6933087U JPH0423962Y2 JP H0423962 Y2 JPH0423962 Y2 JP H0423962Y2 JP 1987069330 U JP1987069330 U JP 1987069330U JP 6933087 U JP6933087 U JP 6933087U JP H0423962 Y2 JPH0423962 Y2 JP H0423962Y2
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ribs
tank body
tank
rib
plate
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Description

【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 (産業上の利用分野) 本考案は、樹脂材を素材として形成されたロー
タンク、ハイタンク等の洗浄タンクに関するもの
である。
(従来の洗浄タンク) 浴室やトイレ室等は、ユニツト化することによ
り施工費用の低廉化が図られている。一般的な浴
室ユニツトを第4図に示す。また、昨今では、前
記施工費用の低廉化に加えて、室内に設置される
設備品各個についても徹底した製造コストの低廉
化を図り、ユニツト室全体として、低価格で需要
者に供給しようとする傾向がある。設備品のコス
トダウンとして真先に対象とされたのは、便器1
に付設される洗浄タンク2であつた。
従来、洗浄タンク2の形成材質は、高コストと
なる陶磁器質から低コストで済む樹脂材質に変更
する措置が採られていた。更に、タンク本体2b
の外殻板を薄肉化して、樹脂材使用量を抑えるこ
とも行われていた。
(考案が解決しようとする問題点) 洗浄タンク2が満水時には、その貯水圧によ
り、タンク本体2bを形成する外殻板が膨れ変形
を起こしてしまつていた。即ち、タンク本体2b
に被蓋された蓋体2aは、該タンク本体2bに対
して無理嵌め状態となり、外れなくなつていた。
このため、洗浄タンク2内に洗浄補助剤、芳香剤
等を装填しようとするとき又はタンク内器具のメ
ンテナンスをしようとするとき等は、洗浄タンク
2内の貯水を、いちいち、全部排水させなければ
ならなかつた。貯水を排水させないまま蓋体2a
を無理に外すと、該蓋体2aやタンク本体2bの
破損に繋がるばかりでなく、仮に外すことができ
たとしても、再び蓋体2aをタンク本体2bに被
蓋させることはできず、結局は、排水作業が必要
であつた。
本考案は、上記の如き事情に鑑みてなされたも
のであつて、満水状態のままでもタンク本体に対
する蓋体の着脱を可能にすることで、洗浄補助
剤、芳香剤等の装填やタンク内器具のメンテナン
スを容易にし、且つ蓋体及びタンク本体を破損か
ら未然に防止するとができる、新規な樹脂製洗浄
タンク(以下、本案タンクという)を提供するこ
とを目的とする。
「考案の構成」 (問題点を解決するための手段) 本案タンクの要旨とするところは、上部に開口
を有するタンク本体と、該タンク本体の開口を覆
蓋する蓋体とから成る樹脂製の洗浄タンクにおい
て、タンク本体の正面板及び側面板は外表面が突
出部の無い滑面に形成されると共に、タンク本体
の正面板が肉厚に形成され、タンク本体の背面板
の外表面には、その上部に開口縁部に沿つて横方
向の梁リブが突設され、両側部に側面板と面一で
あつて且つ上記梁リブから下方へ延びる縦方向の
脇リブが突設され、該両側リブの間に上記梁リブ
から下方へ延びる中リブが適数本突設され、上記
梁リブ、脇リブ及び中リブは一体形成されている
共に、それぞれの突出高さが等しく設定されてい
ることである。
(作用) 本考案は、主に、タンク本体の補強構造に関す
るものであつて、正面板、背面板及び上部開口縁
部に夫々の補強構造を採つてある。即ち、正面板
は補強層を付加させることにより、比較的厚肉に
形成して補強してある。背面板は、縦方向に沿つ
て適数本突設された中リブと、両側面板から延設
された脇リブとによつて補強してある。また、上
部開口縁部は、背面板の上部において、前記中リ
ブ及び脇リブの各上端部上方に、横方向に突出す
る梁リブを設けることによつて補強してある。要
するに、本案タンクは、正面板の補強層、背面板
の中リブ及び脇リブ、上部開口縁部の梁リブによ
る各独自の補強作用に、各相互の剛体性が相乗的
に作用してタンク本体を補強するようになつてお
り、該タンク本体は、満水貯水圧程度の外力によ
り、蓋体の着脱が不可能になるほどに膨れ変形を
起こすことがない。
(実施例) 以下本考案を、その実施例を示す図面に基づい
て説明すると次の通りである。
第1図乃至第3図は本案タンクを示すものであ
つて、第1図は蓋体3とタンク本体4とを分解し
て示す斜視図、第2図はタンク本体4の背面斜視
図、第3図は第1図中におけるA−B−C−D面
でタンク本体4を切断して示す平面断面図であ
る。
本案タンクは、第3図に示す如く、正面板4a
が比較的厚肉に形成され、背面板4bの中央部分
に中リブ5が設けられ、背面板4bの両脇に側面
板4cと面一に脇リブ6が延設され、更に第2図
に示す如く、上部開口縁部4dにおける背面板4
bの上方に、梁リブ7が設けられている点に特徴
がある。
正面板4aは、第3図に示す如く、背面板4
b、側面板4c等の他の外殻板に比して比較的厚
肉に形成されている。この厚肉分は、補強層であ
る。該正面板4aにおいて、補強リブ等を設け
ず、前記の如く補強層を形成させた理由は、次に
ある。一般に、樹脂板において補強リブの如き突
起を一体形成させれば、その裏面側には樹脂材の
硬化収縮による「ひけ」が生じ、これは不可避的
な現象である。該「ひけ」は、正面板4aの外観
を劣悪にし、洗浄タンクとして粗悪な印象を与え
てしまう欠点があるからである。本実施例では、
背面板4b、側面板4c等の外殻板肉厚を2.5mm
にしたのに対し、補強層が付加された正面板4a
の肉厚を5.0mmにした。
中リブ5は、第2図に示す如く、背面板4bの
略々全高にわたつて縦方向に突設されている。該
中リブ5の突出方向は、背面板4bと対向する建
物躯体等の取付壁面(図示省略)側であつて、タ
ンク本体4の内部側ではない。従つて、タンク本
体4の内部において、ボールタツプやフロート弁
等(図示省略)の取付スペースが制限されること
はない。また、タンク内面における清掃のしやす
さが阻害されることもない。本実施例では、中リ
ブ5を3本配設し、各中リブ5,5,5の相互間
隔を等しくした。また、各中リブ5,5,5の配
設間隔に、更に複数本の小リブ8,8……を突設
させて、補強の充実を図つた。なお、図中符号
9,9は、前記建物躯体等の取付壁面(図示省
略)に予め固定されたフツク金具(図示省略)と
係合用のハンガー部である。
脇リブ6は、第3図に示す如く、前記中リブ5
と同方向へ突出する如く、側面板4cと面一に建
物躯体等の取付壁面へ向かつて延設されている。
即ち、該脇リブ6は、側面板4cと一体的に連続
されており、両者の接続部は実質的には表れてい
ない。また、該脇リブ6は、取付壁面に取り付け
られた本案タンクに対して、背面板4bと取付壁
面との間の隙間を側方から見る者から、前記中リ
ブ5の最外側面5a,5aを視覚遮断する作用を
も営む。本実施例においては、脇リブ6の突出端
側を、背面板4bの中央部へ向かつて折曲させた
後、該背面板4bに対して傾斜状に接続するよう
にした。このため、側面板4cと背面板4bとの
隅角部は、脇リブ6を延設させたこと以上に断面
係数が増大し、強力な補強作用を奏する。
梁リブ7は、第2図に示す如く、上部開口縁部
4dのうちの、前記背面板4b上部において、該
背面板4bの略々全幅にわたつて横方向に突設さ
れている。該梁リブ7は、前記中リブ5及び側リ
ブ6の全上端部と連結されており、各リブによる
縦方向の補強に剛体性を持たせるようにしてあ
る。なお、本案タンクにおいて、該梁リブ7と中
リブ5及び脇リブ6とを一体的に連結させない場
合には、その未連結部に応力集中が起こり得るか
ら、更に別の補強構造を考慮しなければならない
懸念がある。
(別態様の検討) 本案タンクは、ユニツト室に設置されるものに
限定されるものではなく、便器付設用の洗浄タン
クとして広く汎用され得る。また、本案タンク
は、前記実施例の如き吊設型である場合に限ら
ず、据置型等であつてもよい。更に、中リブ5の
突設本数や小リブ8の必要性は、タンク本体4の
幅寸法及び容量等により、適宜に増減されるもの
であつて、小リブ8を全く備えない場合や、中リ
ブ5を1本だけで実施する場合等も考えられる。
また梁リブ7についても、上部開口縁部4dと一
体的に設けられることが限定されるものではな
く、その横架高さが下方へ僅かにずれたようなも
のであつてもよい。このように、本案タンクの構
成及び形状は、実施の態様に応じて適宜変更可能
である。
「考案の効果」 以上の説明で明らかなように、本考案に係る樹
脂製洗浄タンクによれば、タンク本体は、縦方向
の脇リブ及び中リブに、横方向の梁リブが一体形
成されているから、洗浄水を貯溜したときに、少
なくとも、開口に変形が生ずるのが阻止される。
依つて、蓋体取り外した状態で満水貯水圧程度の
外力を受けても、正面板、背面板、側面板等の外
殻板が膨れ変形を起こすことは決してない。すな
わち、蓋体の着脱は、貯水の有無とは何等関係な
く無理なく行えるものであつて、タンク本体内に
洗浄補助剤、芳香剤等を装填したり、タンク内器
具をメンテナンスしたりすること等が簡単とな
る。勿論、蓋体を取り外し又は被蓋させるとき
に、該蓋体やタンク本体を破損させることはな
い。更に、タンク本体の表面から突出するリブを
背面側だけに設け、しかもその突出高さを揃えた
ので、この背面側を取付壁面に密接させて設置す
ることより、正面側及び側面側の突出する部分の
無い滑面だけが表面に表れるから、外観性が非常
によい。そして、タンク本体から蓋体を取り外し
ても、該タンク本体の上部開口を見る者には、背
面板上部の梁リブ内面が見えるだけであり、中リ
ブや脇リブの上端部は視覚遮断されているから、
該タンク本体が樹脂材製であるがための粗悪感を
与えることはない。そのうえ、該梁リブの内面に
より、蓋体裏面等に付着した水滴が、タンク本体
と建物躯体等の取付壁面との間の隙間に滴下する
ことも防げるため、該隙間において害虫やカビ等
の発生を防止することをもできる。言うまでもな
く、以上の如き各種の補強構造を付加させても、
本案タンクを形成させるための樹脂材使用量は、
洗浄タンクにおける製造コストの低廉化を満足さ
せ得る範囲内にあり、また本案タンクの外観を阻
害するおそれも全くない等、幾多の優れた利点を
有している。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本案タンクを示すものであ
つて、第1図は蓋体とタンク本体とを分解して示
す斜視図、第2図はタンク本体の背面斜視図、第
3図は第1図中におけるA−B−C−D面でタン
ク本体を切断して示す平面断面図、第4図は一般
的な浴室ユニツトを示す斜視図である。 3……蓋体、4……タンク本体、4a……正面
板、4b……背面板、4c……側面板、4d……
上部開口縁部、5……中リブ、6……脇リブ、7
……梁リブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部に開口を有するタンク本体と、該タンク本
    体の開口を覆蓋する蓋体とから成る樹脂製の洗浄
    タンクにおいて、タンク本体の正面板及び側面板
    は外表面が突出部の無い滑面に形成されると共
    に、タンク本体の正面板が肉厚に形成され、タン
    ク本体の背面板の外表面には、その上部に開口縁
    部に沿つて横方向の梁リブが突設され、両側部に
    側面板と面一であつて且つ上記梁リブから下方へ
    延びる縦方向の脇リブが突設され、該両脇リブの
    間に上記梁リブから下方へ延びる中リブが適数本
    突設され、上記梁リブ、脇リブ及び中リブは一体
    形成されていると共に、それぞれの突出高さが等
    しく設定されていることを特徴とする樹脂製洗浄
    タンク。
JP1987069330U 1987-05-08 1987-05-08 Expired JPH0423962Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987069330U JPH0423962Y2 (ja) 1987-05-08 1987-05-08

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JPS63181683U JPS63181683U (ja) 1988-11-24
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WO2018062393A1 (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 キョーラク株式会社 成形品及びその製造方法
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