JPH04247323A - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents

磁気記録媒体の製造方法

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JPH04247323A
JPH04247323A JP3351991A JP3351991A JPH04247323A JP H04247323 A JPH04247323 A JP H04247323A JP 3351991 A JP3351991 A JP 3351991A JP 3351991 A JP3351991 A JP 3351991A JP H04247323 A JPH04247323 A JP H04247323A
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Toshihiro Kogure
敏博 小暮
Shinya Katayama
慎也 片山
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置など
の磁気記録装置に用いられる磁気記録媒体を製造する方
法に関し、さらに詳述すれば非磁性支持体の上にチタニ
ウムとシリコンとからなる非晶質合金層と磁性層と保護
層とがこの順序で形成された磁気記録媒体の製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録媒体は、ガラス基板の如き表面
が平坦な非磁性支持体の上に磁性層が被覆され、さらに
その上にたとえばカーボン膜の保護層が被覆され、さら
に有機潤滑層が塗布されたものが知られている。そして
、磁性層の結晶粒径を制御するために、結晶性の金属層
たとえばクロム膜が磁性層の下地層として被覆され、そ
れにより磁性層の磁気特性を改善したものが特開昭63
−273208号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、チタニウム
とシリコンの非晶質合金層の上に良好な磁性膜を形成す
るためには、チタニウムとシリコンの非晶質合金層をど
のような方法で形成するのがよいかを検討した過程で得
られたものであり、前記チタニウムとシリコンの非晶質
合金層の下地膜を有する良好な磁気特性、とりわけ大き
い保持力角型比を有する磁気記録媒体の製造方法を提供
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】非磁性支持体の上にチタ
ニウムとシリコンの非晶質合金層と磁性層と保護層とが
順次形成された磁気記録媒体の磁気特性、とりわけ保持
力角型比は、チタニウムとシリコンの非晶質合金層の形
成方法により依存する。
【0005】本発明は、非磁性支持体の上に少なくとも
、チタニウムとシリコンとからなる非晶質合金層と、磁
性層と、保護層とが順次形成された磁気記録媒体の製造
方法であって、前記非晶質合金層を、チタニウム膜およ
びシリコン膜を減圧された不活性ガス中でのスパッタリ
ング法により順次積層し、しかるのち前記積層した膜を
減圧された不活性ガス中で加熱して、前記チタニウム中
に前記シリコンを熱拡散させて形成することを特徴とす
る磁気記録媒体の製造方法である。
【0006】スパッタリング法によりチタニウム膜を被
覆するに際しては、金属のチタニウムのターゲットが用
いられ、不活性ガス中での直流あるいは高周波のグロー
放電が用いられる。また、スパッタリング法によりシリ
コン膜をチタニウム膜表面に被覆するに際しては、シリ
コンターゲットが用いられ不活性ガス中での直流あるい
は高周波のグロー放電が用いられる。前記膜の被覆を行
うときの基板の温度は、室温から550℃にすることが
できる。そしてこれらの被膜を被覆した後の熱拡散の温
度は、300〜550℃が好ましい。300℃より低い
温度ではチタニウムがシリコンの中に拡散する速度がき
わめて遅くなるので好ましくなく、550℃より高い温
度では前記合金膜が非晶質でなくなるので好ましくない
【0007】チタニウム膜とシリコン膜の積層体は、シ
リコン膜を被覆後スパッタリング装置の中で引続き不活
性ガス雰囲気または低圧力中で加熱することが好ましい
。加熱によりチタニウムがシリコン中に熱拡散し、前記
積層体の全部または一部がチタニウムとシリコンとから
なる非晶質合金層になる。加熱温度および加熱時間を選
ぶことにより、チタニウムとシリコンの積層体の全体が
非晶質合金となるようにしてもよく、非磁性支持体の反
対側の表面近傍のみに非晶質合金を層形成してもよい。
【0008】非晶質合金層の厚みは、2nm以上あるこ
とが好ましい。厚みが2nmより薄いと連続な膜として
被覆することが困難になる。さらに連続膜とするために
は、3nm以上が好ましく、磁気記録媒体の生産性の低
下を小さくする上から50nm以下にするのが好ましい
【0009】磁性層および保護層の形成方法は、公知の
スパッタリング法を用いることができ非晶質合金層と磁
性層と保護層を引き続いて、すなわち途中で非晶質合金
層、磁性層を大気中に暴露させることなく形成すること
が好ましい。かかる連続して前記各層を形成する装置と
しては、ターゲット表面に対向して非磁性支持体を移動
させながら被覆する、複数のカソードを有するインライ
ン式スパッタリング装置が好ましく用いられる。そして
この場合、チタニウム膜を被覆し、さらにシリコン膜を
被覆後、インラインスパッタリング装置の中の不活性ガ
ス雰囲気中、またはガス導入を行わない高真空中で積層
体を加熱することができる。チタニウムとシリコンとか
らなる非晶質合金層を形成した後、すぐに磁性層を引続
き被覆するためには、前記熱拡散を行うための温度は4
00〜550℃とするのがさらに好ましい。
【0010】また、本発明の方法は、非磁性支持体の上
に直接非晶質合金層を設けた磁気記録媒体を製造する場
合のほかに、非晶質合金層を形成するに先立ち磁気記録
媒体の保護層の表面に凹凸を形成するための凹凸形成物
を設けた磁気記録媒体や、非晶質合金層を形成するに先
立ち非磁性支持体から放出されるガスを吸蔵するいわゆ
るゲッタリング作用をもつ金属膜を設けた磁気記録媒体
を製造するのに用いることができる。
【0011】本発明に用いられる非磁性支持体としては
、ガラス板、アルミニウム板、セラミックス板などがあ
げられる。
【0012】
【作用】チタニウム膜とシリコン膜が順次形成された積
層体は、不活性ガス雰囲気中で加熱されることにより、
シリコンがチタニウム中に熱拡散し少なくとも積層体の
非磁性支持体とは反対側の界面近傍に非晶質の合金層が
形成される。この非晶質合金層は、前記非晶質合金層の
上に被覆される磁性層の結晶粒径を揃えたり、磁性層の
被覆に先立ち被覆される結晶性の金属下地層の結晶配向
に影響を及ぼし、磁性層の磁気特性を向上させる。
【0013】
【実施例】以下に本発明を実施例により説明する。図1
は、本発明を実施するのに用いたインライン式スパッタ
リング装置の概略断面図で、真空槽1は、ロード室2、
成膜室3,4,5,6、アンロード室7からなり、これ
らの室は開閉可能なゲートバルブ8により接続されてい
る(各室に接続されている真空排気ポンプは図示しない
)。非磁性支持体21はロード室2のコンベア16にセ
ットされ、アンロード室7に搬送されるときに所定の層
が被覆される。各成膜室にはガス供給管9が外部のガス
ボンベ14より成膜室内にガス導入が出来るように設け
られ、ガス流量コントロールバルブ10により導入量が
制御される。また、各室には非磁性支持体を加熱するヒ
ーター15、外部の直流電源13より電力が供給される
カソード11が設けられ、そのカソード表面に被覆すべ
き層のターゲット12が設けられている。各成膜室内に
ガスを導入し所定の減圧した雰囲気中でターゲットへの
電圧印加をおこないグロー放電によりターゲットをスパ
ッタリングして、非磁性支持体の表面に被膜を被覆した
【0014】図2は、本発明の実施により得られた磁気
記録媒体の実施例の一部断面図である。図2(a)で示
される実施例1の磁気記録媒体20は、非磁性支持体2
1の上に水分や酸素などのガスにたいしてゲッタリング
作用を有する金属膜23が被覆され、その上に磁気記録
媒体の表面に凹凸を形成するための凹凸形成物24が不
連続な島状構造になるように被覆され、その上にチタニ
ウムとシリコンからなる非晶質合金層22が被覆され、
その上にクロム下地層25が被覆され、その上にコバル
ト−ニッケル−クロム合金の磁性層26が被覆され、そ
の上にカーボンの保護層27が被覆され、さらにその上
にパーフロロアルキルの潤滑層28が塗布されている。
【0015】図2(b)で示され実施例2の磁気記録媒
体20は、非磁性支持体21の上に、チタニウムとシリ
コンからなる非晶質合金層22、クロム下地層25、コ
バルト−ニッケル−クロム合金の磁性層26、カーボン
保護層27が順次被覆され、さらにカーボン保護層27
の上にパーフロロアルキルの潤滑層28が塗布されてい
る。
【0016】図2(c)で示される実施例3の磁気記録
媒体20は非磁性支持体21の上に、チタニウムとシリ
コンからなる非晶質合金層22、コバルト−ニッケル−
白金の合金磁性層26、カーボン保護層27が順次被覆
され、さらにカーボン保護層27の上にパーフロロアル
キルの潤滑層28が塗布されている。
【0017】実施例1 円盤状に加工され化学強化されたソーダライム組成のガ
ラス板を良く洗浄し、インラインスパッタリング装置内
のロード室にセットし、連続してガラス板上に以下のよ
うにして、チタニウムとシリコンからなる非晶質合金層
、磁性層、保護層を含む積層膜を被覆した。まずガラス
板を0.00013パスカルの圧力下のロード室で20
0℃に加熱した。その後0.13パスカルのアルゴン雰
囲気でチタニウムターゲットをスパッタし、30nmの
厚みのチタニウムのガスゲッタリング層を200℃に加
熱したガラス板上に被覆した。次に200℃に加熱した
状態で、アルミニウムの凹凸形成物を形成した。凹凸形
成物の形成条件は、アルミニウムのターゲットを0.1
3パスカルのアルゴン雰囲気でスパッタすることにより
行い、スパッタするアルミニウムの量は、ガラス板を常
温の状態にして10〜20nmの厚みの平滑な連続膜を
被覆する量とした。次に0.13パルカルのアルゴン雰
囲気によりチタニウムターゲットの上を移動させながら
10nmの厚みのチタニウム膜を被覆し、引続きシリコ
ンターゲットの上を移動させながら10nmの厚みのシ
リコン膜を被覆した。その後このガラス板を300℃に
成膜室内で加熱した。次に0.13パスカルのアルゴン
雰囲気中でクロムターゲットをスパッタして150nm
の厚みのクロム下地層膜を被覆した。次に、コバルトニ
ッケルクロム合金ターゲットを0.13パスカルのアル
ゴン雰囲気中でスパッタし、60nmの厚みの磁性膜を
被覆した。 次に0.13パスカルのアルゴン雰囲気でカーボンター
ゲットをスパッタして30nmの厚みのカーボン保護層
を被覆した。次にガラス板をアンロード室に移しスパッ
タリング装置から取り出し、パーフロロアルキル系の潤
滑油をカーボン保護層上に塗布して、図2(a)に示す
膜構成の磁気記録媒体を得た。
【0018】得られた磁気記録媒体の保磁力を測定した
ところ、約1500Oeであり、保磁力角型比S* は
0.91で良好な値であった。また、グライド特性は2
マイクロインチ以下で、記録再生特性は良好で、ヘッド
と磁気ディスク表面の間の距離フライングハイトを3マ
イクロインチとして測定したところ、S/N値が30d
B、D50(出力が低周波数での値の1/2になる周波
数)が60kFCI(1インチ当りの磁化反転回数)で
あった。
【0019】実施例2 円盤状に加工され化学強化されたソーダライム組成のガ
ラス板を良く洗浄し、インラインスパッタリング装置内
のロード室内にセットした。まず0.00013パスカ
ルの圧力下で200℃に加熱した。
【0020】次にガラス板を成膜室に移し移動させなが
ら、実施例1と同じようにして0.13パスカルのアル
ゴン雰囲気でチタニウム膜とシリコン膜の積層膜を被覆
し、その後加熱してチタニウムとシリコンとからなる非
晶質の合金層を形成した。次に0.13パスカルのアル
ゴン雰囲気中でクロムターゲットをスパッタして150
nmの厚みのクロム下地層を被覆した。次に、コバルト
ニッケルクロム合金ターゲットを0.13パスカルのア
ルゴン雰囲気でスパッタし、60nmの磁性層を被覆し
た。 次に0.13パスカルのアルゴン雰囲気でカーボンター
ゲットをスパッタして30nmの厚みのカーボン保護層
を被覆した。次にガラス板をアンロード室に移しスパッ
タリング装置から取り出し、パーフロロアルキル系の潤
滑油をカーボン保護層上に塗布して、図2(b)に示す
膜構成の磁気記録媒体を得た。
【0021】得られた磁気記録媒体の保磁力を測定した
ところ、約1500Oeであり、保磁力角型比S* は
0.93で良好な値であった。また、グライド特性は2
マイクロインチ以下で、記録再生特性は良好で、ヘッド
と磁気ディスク表面の間の距離フライングハイトを3マ
イクロインチとして測定したところ、S/N値が32d
B、D50(出力が低周波数での値の1/2になる周波
数)が65kFCI(1インチ当りの磁化反転回数)で
あった。
【0022】実施例3 円盤状に加工され化学強化されたソーダライム組成のガ
ラス板を良く洗浄し、インラインスパッタリング装置内
のロード室にセットした。まず0.00013パスカル
の圧力下で200℃に加熱した。次にガラス板を成膜室
に移し実施例1と同じようにして、チタニウムとシリコ
ンとからなる30nmの厚みの非晶質層を形成した。次
に、コバルトとニッケルと白金からなる合金ターゲット
を0.13パスカルのアルゴン雰囲気でスパッタし、6
0nmの厚みの合金磁性層(白金15原子%ニッケル7
原子%コバルト78原子%)を被覆した。次に0.13
パスカルのアルゴン雰囲気中でカーボンターゲットをス
パッタして30nmの厚みのカーボン保護層を被覆した
。次にガラス板をアンロード室に移しスパッタリング装
置から取り出し、パーフロロアルキル系の潤滑油をカー
ボン保護層の上に塗布して、図2(c)に示す膜構成の
磁気記録媒体を得た。
【0023】得られた磁気記録媒体の保磁力を測定した
ところ、約1500Oeであり、保磁力角型比S* は
0.75で良好な値であった。また、グライド特性は2
マイクロインチ以下で、記録再生特性は良好で、ヘッド
と磁気ディスク表面の間の距離フライングハイトを3マ
イクロインチとして測定したところ、S/N値が33d
B、D50(出力が低周波数での値の1/2になる周波
数)が65kFCI(1インチ当りの磁化反転回数)で
あった。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、磁気特性とりわけ保持
力角型比が大きい磁気記録媒体を得るのに必要なチタニ
ウムとシリコンとからなる非晶質合金層を製造すること
が出来る。また、本発明の方法により得られる磁気記録
媒体は、大きい保磁力と大きい保持力角型比を有し、さ
らに記録再生時のS/Nが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するのに用いたスパッタリング装
置の概略断面図
【図2】本発明により得られた磁気記録媒体の一部断面
【符号の説明】
1    真空槽 2    ロード室 3,4,5,6    成膜室 7    アンロード室 8    ゲートバルブ 9    ガス供給管 10    ガス流量コントロールバルブ11    
カソード 12    ターゲット 13    直流電源 14    ガスボンベ 15    加熱ヒーター 20    磁気記録媒体 21    非磁性支持体 22    チタニウムとシリコンの非晶質合金層23
    ガスゲッタリング層 24    凹凸形成物 25    下地層 26    磁性層 27    保護層 28    潤滑層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  非磁性支持体の上に少なくとも、チタ
    ニウムとシリコンとからなる非晶質合金層と、磁性層と
    、保護層とが順次形成された磁気記録媒体の製造方法に
    おいて、前記非晶質合金層を、チタニウム膜およびシリ
    コン膜を減圧された不活性ガス中でのスパッタリング法
    により順次積層し、しかるのち前記積層した膜を減圧さ
    れた不活性ガス中で加熱して、前記シリコンを前記チタ
    ニウム中に熱拡散させて形成したことを特徴とする磁気
    記録媒体の製造方法。
  2. 【請求項2】  前記熱拡散を、300〜550℃の温
    度でおこなう請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】  前記非晶質合金層と磁性層と保護層を
    順次形成することを、減圧した雰囲気ガス中でのスパッ
    タリング法で引き続いて行うことを特徴とする請求項1
    ,2,3のいずれかの項に記載の方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0773435A (ja) * 1993-08-31 1995-03-17 Showa Denko Kk 磁気記録媒体及びその製造方法
JPH0773434A (ja) * 1993-08-31 1995-03-17 Showa Denko Kk 磁気記録媒体及びその製造方法
US5731070A (en) * 1995-12-20 1998-03-24 Showa Denko Kabushiki Kaisha Magnetic recording medium comprising a substrate, magnetic layer, and under layers including a silicon layer and a layer diffused with silicon

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