JPH0424845Y2 - - Google Patents

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JPH0424845Y2
JPH0424845Y2 JP1986182392U JP18239286U JPH0424845Y2 JP H0424845 Y2 JPH0424845 Y2 JP H0424845Y2 JP 1986182392 U JP1986182392 U JP 1986182392U JP 18239286 U JP18239286 U JP 18239286U JP H0424845 Y2 JPH0424845 Y2 JP H0424845Y2
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、自動車における燃料タンクのフイ
ラーネツクに装着されるフユーエルキヤツプに関
し、特に、燃料タンク内の圧力低下時、空気をタ
ンク外からタンク内へ流入させ、燃料タンク内の
圧力低下を防止する負圧弁を備えたフユーエルキ
ヤツプに関する。
〈従来の技術〉 従来、この種のフユーエルキヤツプでは、燃料
タンク内の圧力低下を防止するため、空気を燃料
タンク内へ流入できるよう負圧弁が設けられてい
る(社団法人自動車技術会発行(昭和58年9月30
日)「新編自動車工学便覧」第6編1−44頁参
照)。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかし、この種のキヤツプの機能上、弁の作動
時、空気が必ず弁体を通過することとなり、空気
に塵埃が混じつているとその塵埃が弁体のシール
部に付着する虞れがあつた。
この考案は、既述の問題を解決するもので、作
動時に塵埃等が弁体のシール部に付着することを
大幅に低減できる負圧弁を備えたキヤツプを提供
することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 この考案に係るフユーエルキヤツプは、燃料タ
ンクのフイラーネツクに下部を嵌合させる筒状部
と、該筒状部の上部内周を塞ぐように配置されて
流路孔を有する天板部と、を具備するクロージヤ
を備え、 前記天板部の流路孔直下に、前記筒状部内への
空気の流入時に作動する負圧弁を組付けたフユー
エルキヤツプであつて、 前記クロージヤの天板部上方側の筒状部内周面
に、嵌合凹部が設けられ、 該嵌合凹部に、前記流路孔を塞ぐように、防塵
板が外周端をアンダカツト止めされ、 該防塵板には、防塵板と前記天板部との間に形
成される空気流路へ空気を流入させる流入孔が穿
設され、 前記天板部と前記防塵板との対向する面の少な
くとも一方の面には、前記流入孔から前記空気流
路へ流入する空気の前記流路孔方向への直進的な
流れを阻害する堰板が、形成されていることを特
徴とする。
〈考案の作用・効果〉 この考案に係るフユーエルキヤツプでは、天板
部上方側の筒状部内周面の嵌合凹部にアンダカツ
ト止めされる防塵板によつて、天板部との間に空
気流路が形成されるとともに、天板部と防塵板と
の対向する面の少なくとも一方の面に堰板が形成
されて、防塵板に穿設された流入孔から空気流路
へ流入する空気の流路孔方向への直進的な流れが
阻害される。
すなわち、負圧用の弁体の作動時に燃料タンク
から燃料タンク内へ流入する空気に塵埃が混入さ
れていても、空気が、防塵板と天板部との間の空
気流路を通過する際、堰板によつて屈曲して進行
する。
そのため、空気が流路孔を通過するまでに、大
部分の塵埃は、堰板あるいは天板部上方側の筒状
部の内周面に衝突して落下し、負圧弁のシール部
に付着することを大幅に低減させることができ
る。
また、この考案に係るフユーエルキヤツプで
は、防塵板をクロージヤに配設させる際、クロー
ジヤの筒状部内周面に形成された嵌合凹部に、外
周端をアンダカツト止めするだけで配設すること
ができ、防塵板の組付作業を容易に行なうことが
できる。
なお、防塵板のアンダカツト止めは、この防塵
板に、負圧弁側への空気の流入時の塵埃を取り除
く役目を果させるものであり、防塵板をクロージ
ヤに配設させる際、空気の流路孔方向への直進的
な流れを阻害するだけで、気密性を考慮する必要
は無いことから、アンダカツト止めとしても、塵
埃の除去効果を減じるものでは無い。
〈実施例〉 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図に示す第1実施例のキヤツプは、自動車
燃料タンクの燃料補給用として開口しているフイ
ラーネツク1に螺着されるフユーエルキヤツプ2
である。
このフユーエルキヤツプ2は、ポリアセタール
等の合成樹脂材料から形成されるクロージヤ3
と、ナイロン等の合成樹脂材料から形成される円
盤状としてクロージヤ3の上部に装着されるシエ
ル10と、を備えて構成されている。
クロージヤ3は、筒状部3aと、筒状部3aの
上部内周を塞ぐように配置されて流路孔6を有す
る天板部3bと、を備えている。筒状部3aの下
部側の外周には、フイラーネツク1に対応するね
じ4が設けられ、ねじ4の上端にはシールリング
9が外装され、さらに、筒状部3aの上部側の外
周には、シールリング9を下面に当接させている
フランジ部5が形成されている。このフランジ部
5には、先端に上方へ突出する爪部5bを備え
て、クロージヤ3の軸方向へ変形可能な弾性フイ
ンガー5aが所定数設けられている。
シエル10は、クロージヤ3のフランジ部5外
周にアンダカツト止めされるとともに、上部に把
持部10aを備えて、上部裏面に、弾性フインガ
ー5aの爪部5bと係合可能なラチエツト凸部1
0bが複数形成されている。なお、ラチエツト凸
部10bと爪部5bとは、シエル10が一方向
(フユーエルキヤツプ2がフイラーネツク1に螺
着される回転方向)に所定以上のトルクを加えら
れる場合にはクロージヤ3に対して空回りし、逆
方向(フユーエルキヤツプ2がフイラーネツク1
から外れる回転方向)にはクロージヤ3に対して
空回りしないようにして、フユーエルキヤツプ2
の締め過ぎを防止するために設けられている。
また、クロージヤ3における筒状部3aの下部
の内周には、所定位置に形成された複数の保持突
起7によつて、環状のばね保持プレート14が保
持され、ばね保持プレート14上には、上方へ付
勢するコイルばね13を介在させて、環状の弁体
保持プレート12が配設されている。
この弁体保持プレート12には、中央の嵌合孔
12aに嵌合されて中心部を窪ませた略円板状で
外周上面にシールリツプ部11aを備えたゴム製
の弁体11が配設されている。
そして、ばね13の付勢力により、弁体11の
シールリツプ部11aが天板部3bの下面におけ
る流路孔6周縁に当接させてシールすることによ
り、天板部3bの流路孔6が閉塞されている。
以上の構成は、従来のこの種のフユーエルキヤ
ツプと同様の構成である。
そして、この第1実施例のフユーエルキヤツプ
2は、クロージヤ天板部3bの上方側の筒状部3
aの内周面3dに、環状の嵌合凹部3cが形成さ
れ、この嵌合凹部3cに外周端をアンダカツト止
めされて、防塵板15が組付けられている。防塵
板15は、剛性を有して天板部3bと平行に配置
され、天板部3bとの間で空気流路を形成するこ
ととなる。
この防塵板15には、外周縁付近に複数(図例
では4つ)の空気の流入孔15dが形成されると
ともに、クロージヤ3に組付けた際、流路孔6を
同心円状に取り囲み、流入孔15dから流路孔6
方向への直進的な空気の流れを阻害する外側堰板
15aが形成される。この外側堰板15aの先端
には、流路孔6を中心として各流入孔15dから
約45°ずれた部分を切り欠いて第1狭小流路17
Aが形成され、他の部分は天板部3b上面に当接
されている。また、外側堰板15aの内側には、
各第1狭小流路17Aから約45°ずれた位置に第
1狭小流路17Aと同様な第2狭小流路17Bを
形成するための、内側堰板15bが形成されてい
る。
なお、各狭小流路17A,17Bは、堰板15
a,15bの先端側でなく基端側あるいは中央に
形成してもよい。
したがつて、フユーエルキヤツプ2がフイラー
ネツク1に装着された後、燃料タンク内の圧力が
低下して大気圧より所定圧力分下がると、コイル
ばね13の付勢力に抗して弁体11及び弁体保持
プレート12が下がり、シエル10外縁下面から
弾性フインガー5aとフランジ部5との〓間を通
つた空気が、流路孔15dから防塵板15と天板
部3bとの間の空気流路へ入る。そして、狭小流
路17A,17Bを通過し、その後、流路孔6を
経て、天板部3b下面とシールリツプ部11aと
の間からフイラーネツク1内に入り、燃料タンク
内の負圧状態を解消することができる。
その際、流路孔6を閉塞している弁体11のシ
ールリツプ部11aの手前である天板部3b上方
の空気流路において、外側及び内側堰板15a,
15bが配設されていることから、流入孔15d
から流入した空気は外側堰板15aにより流路孔
6方向へ直進的に流れることができず屈曲して流
れ第1狭小流路17Aを通過する。そして、第1
狭小流路を通過した空気は、さらに内側堰板15
aにより、流路孔6方向へ直進的に流れることが
できず屈曲して流れ第2狭小流路17Bを通過す
る。
そのため、空気に塵埃が混入していたとして
も、大部分の塵埃は外側及び内側堰板15a,1
5b又は天板部3bの上方側の筒状部内周面3d
に衝突して落下して、空気は流路孔6を通過する
こととなり、弁体11のシールリツプ部11aに
塵埃が付着することを大幅に低減することができ
る。
なお、この第1実施例では、2つの堰板15
a,15bが形成される防塵板15を示したが、
堰板は1又は3以上でもよい。
そして、第1実施例のフユーエルキヤツプ2で
は、防塵板15をクロージヤ3に配設させる際、
クロージヤ3の筒状部内周面3dに形成された嵌
合凹部3cに、外周端をアンダカツト止めするだ
けで配設することができ、防塵板15の組付作業
を容易に行なうことができる。
なお、防塵板15のアンダカツト止めは、この
防塵板15に、負圧弁側への空気の流入時の塵埃
を取り除く役目を果させるものであり、防塵板1
5をクロージヤ3に配設させる際、空気の流路孔
6方向への直進的な流れを阻害するだけで、気密
性を考慮する必要は無いことから、アンダカツト
止めとしても、塵埃の除去効果を減じるものでは
無い。
また、第1実施例のフユーエルキヤツプ2で
は、狭小流路を防塵板15から突出され天板部3
b上面に当接する2つの堰板15a,15bの先
端を切り欠いて形成したものを示しが、第4,5
図に示す第2実施例のように、流入孔35dと流
路孔6との間に円弧状の外側堰板35aを複数
(図例では4つ)形成し、その外側堰板35aと
天板部3b上方側の筒状部内周面3dとの間に第
1狭小流路37Aを形成してもよい。なお、外側
堰板35aの内側には、第1実施例と同様な内側
堰板35bが形成されている。
第2実施例の防塵板35をフユーエルキヤツプ
2に組付けた場合、第1実施例と同様に流入孔3
5dから流入した空気が屈曲して流れることか
ら、空気に塵埃が混入されていたとしても、第1
実施例と同様にして大部分の塵埃が除去され、弁
体11のシールリツプ部11aに塵埃が付着する
ことを大幅に低減することができる。
そしてまた、第1実施例では、狭小流路を防塵
板15から突出して天板部3b上面に当接する2
つの堰板15a,15bの先端側を切り欠いて形
成したが、第6,7図に示す第3実施例のよう
に、防塵板55をフユーエルキヤツプに組付けた
際、防塵板55から突出する環状の外側堰板55
aが天板部3b上面に当接しないように形成し
て、外側堰板55a下端と天板部3b上面との間
に第1狭小流路57Aを形成することもできる。
さらには、外側堰板55aの内側に天板部3bか
ら上端が防塵板55下面に当接しないように内側
堰板55bを突出して形成し、内側堰板55b上
端と防塵板55下面との間に第2狭小流路57B
を形成することができる。
第3実施例の防塵板55を、フユールキヤツプ
2に組付けた場合、流入孔55dから塵埃が混入
した空気が流入してきたとしても、外側堰板55
a及び内側堰板55bにより、空気は流路孔6方
向へ直進的に流れることができず、屈曲して第1
狭小流路57A及び第2狭小流路57Bを通過す
ることとなり、空気に塵埃が混入していたとして
も、第1実施例と同様に大部分の塵埃が外側及び
内側堰板55a,55bに衝突して落下すること
から、第1実施例と同様に弁体11のシールリツ
プ部11aに塵埃が付着することを大幅に低減す
ることができる。
なお、狭小流路57A,57Bを形成する防塵
板55と天板部3bとは、装着使用時双方とも動
かない部材であることから、狭小流路57A,5
7Bは常に一定に保たれることとなる。
また、堰板を防塵板及び天板部から突出させ、
中間部に狭小流路を形成することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例のフユーエルキ
ヤツプの断面図、第2図は同実施例のシエルを外
した状態を示す平面図、第3図は同実施例の防塵
板の底面図、第4図は第2実施例の防塵板の底面
図、第5図は第4図の−断面図、第6図は第
3実施例の防塵板の底面図、第7図は第6図の
−断面図である。 1……フイラーネツク、2……フユーエルキヤ
ツプ、3……クロージヤ、3a……筒状部、3b
……天板部、3c……嵌合凹部、3d……(筒状
部)内周面、6……流路孔、11……弁体、1
5,35,55……防塵板、15a,15b,3
5a,35b,55a,55b……堰板、17
A,17B,37A,37B,57A,57B…
…狭小流路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 燃料タンクのフイラーネツクに下部を嵌合させ
    る筒状部と、該筒状部の上部内周を塞ぐように配
    置されて流路孔を有する天板部と、を具備するク
    ロージヤを備え、 前記天板部の流路孔直下に、前記筒状部内への
    空気の流入時に作動する負圧弁を組付けたフユー
    エルキヤツプであつて、 前記クロージヤの天板部上方側の筒状部内周面
    に、嵌合凹部が設けられ、 該嵌合凹部に、前記流路孔を塞ぐように、防塵
    板が外周端をアンダカツト止めされ、 該防塵板には、防塵板と前記天板部との間に形
    成される空気流路へ空気を流入させる流入孔が穿
    設され、 前記天板部と前記防塵板との対向する面の少な
    くとも一方の面には、前記流入孔から前記空気流
    路へ流入する空気の前記流路孔方向への直進的な
    流れを阻害する堰板が、形成されていることを特
    徴とするフユーエルキヤツプ。
JP1986182392U 1986-11-27 1986-11-27 Expired JPH0424845Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6386481U JPS6386481U (ja) 1988-06-06
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5237703U (ja) * 1975-09-08 1977-03-17
JPH0234213Y2 (ja) * 1985-04-10 1990-09-13

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JPS6386481U (ja) 1988-06-06

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