JPH0426363Y2 - - Google Patents

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JPH0426363Y2
JPH0426363Y2 JP1988037535U JP3753588U JPH0426363Y2 JP H0426363 Y2 JPH0426363 Y2 JP H0426363Y2 JP 1988037535 U JP1988037535 U JP 1988037535U JP 3753588 U JP3753588 U JP 3753588U JP H0426363 Y2 JPH0426363 Y2 JP H0426363Y2
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stopper
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は輸液用容器等の内容物取出し口に取
付けられる栓体に関するものである。
[従来の技術] 輸液用容器から内容物である輸液を取出すとき
は、容器の底に位置する内容物取出口に取付けら
れた栓体に、中空の採液針を刺通し容器内外を連
通した状態で、この採液針が栓体から脱落しない
ように保つ必要がある。
このため、栓体は、前記内容物取出口を密封す
る栓本体に、ゴムのような弾性材料からなり採液
針を刺通可能でかつ刺通した採液針を脱落しない
ように保持し得る弾性栓材を備えるように構成さ
れるのが一般的である。
ここで、この弾性栓材は、採液針を刺通すると
きは内側へ押す力を受け、内容物取出し中は逆に
外側へ押す重力を受けるため、この双方の力に対
して栓体から脱落しないように構成する必要があ
る。
また、栓体は、使用前には、採液針を刺通する
面が外面に露出せずしかも、取扱い・開口操作が
容易であることが、望まれる。
このような栓体としては従来より、例えば第8
図に示すような栓体101がある。
栓体101はプラスチツクによつて構成され容
器口部への接着用フランジ102と第1の筒体1
03と第1の筒体103の内周面から内側に延び
る下位押え部104とを一体に成形されて備える
下位栓体105と、第2の筒体106と第2の筒
体106の内周面から内側に延びる上位押え部1
07とを一体に成形されて備える上位栓体108
とが、第1の筒体103と第2の筒体106との
嵌め合せにより一体化し、同時に下位押え部10
4と上位押え部107との間にゴム栓111を挾
圧支持している。
第1の筒体103と第2の筒体106とは共働
して筒状の外周壁をなす栓筒部112を形成し、
栓筒部112の内側には軸113方向の流通路1
14が形成され得るが、流通路114は薄膜状の
隔壁115によつて塞がれている。隔壁115は
下位押え部104の一部として下位押え部104
と一体に成形されており、採液針で刺通可能でこ
の刺通により流通路114が形成されるものであ
る。
下位栓体105と上位栓体108とは溶着部材
116によつて接合されている。すなわち溶着部
材116は、下位栓体105と上位栓体108と
の外面に跨がつて溶着され、両者を接合して栓本
体110を形成し、ゴム栓111を軸113方向
の内方のみならず外方に引張つても栓本体110
から脱落しないようにする。
このように構成された栓体101の上面は例え
ばピーラブルなシール材117で覆われ、ゴム栓
111は外気から遮断される。
このように構成された栓体101は、輸液容器
のボトルにフランジ102において接着された
時、ゴム栓111が外気から遮断され衛生的であ
る。
内容液を使用するときは、シール材117を剥
離して採液針をゴム栓111に刺通し同時に隔壁
115を刺通せばよく、取扱いが極めて容易であ
る。この状態でゴム栓111は上・下位押え部1
07,104に押えられ、軸113方向の内側に
も外側にも脱落しない。
[考案が解決しようとする課題] 栓体101はこのように優れたものであるが、
採液針としてプラスチツク製のものを使用した場
合には隔膜115を刺通しにくい、という問題が
あり、また、金属針の場合には、隔膜115を刺
通後隔膜を切り抜きこのプラスチツクの微小片が
金属針につまる問題、或いは、内容液面に浮きあ
たかも異物が輸液の製造段階から混入していたか
の如き感を与える、という問題がある。
この考案は上記の如き事情に鑑みてなされたも
のであつて、ゴム栓体が、使用前には外気から遮
断され得て衛生的でありかつプラスチツク製の採
液針を極めて容易に刺通し得てこれによりプラス
チツクの微小片が液面に浮いたり針につまる問題
なく開口可能であり取扱い操作が極めて簡単でし
かも使用中には軸方向内側及び外側のいずれにも
脱落することなく安定的に支持される、輸液ボト
ル用栓体を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] この目的に対応して、この考案の輸液ボトル用
栓体は、第1の筒部5と第1の筒部5の内周面か
ら内方に向かつて張出す環状の上部支え片6とを
有する上部栓体2と、第2の筒部7と第2の筒部
7の内周面から内方に向かつて張出し登り傾斜を
なす環状の下部支え片8とを有する下部栓体3
と、ゴム栓体4と、を備え、上部栓体2と下部栓
体3とは第1の筒部5と第2の筒部7との同軸状
嵌合により軸14方向に両端開放の流通路15を
形成するとともに上部支え片6の内縁部6aと下
部支え片8の内縁部8aとでゴム栓体4を挟持
し、上部栓体2と下部栓体3とは溶着部材17に
よつて溶着され、上部栓体2の上面にはシール用
突条18が形成され、かつ、シール用突条18に
キヤツプ21がシールされていることを特徴とし
ている。
[作用] このように構成された輸液ボトル用栓体1は輸
液ボトル口部にヒートシールにより取付けること
ができる。ゴム栓体4は上部支え片6と下部支え
片8により挟持されてボトル口部を密栓する。ゴ
ム栓4の上面はキヤツプまたはシール材で密封す
ることができるから衛生的であり(第5図、第6
図参照)、使用時には、キヤツプまたはシール材
を除去後に採液針でゴム栓体4を刺通せばよい。
このときゴム栓体4には軸方向内方への力が作用
するが、下部支え片8は内方に向かつて登り斜面
を形成する環状であるから、以下に述べる理由に
より軸方向内方の力に対して非常に安定してい
る。
すなわちゴム栓体4を介して下部支え片8かか
る軸方向内方の力は前記斜面をその基部を支点と
して下方へ回転・変形させるように作用し、従つ
て下部支え片8の内縁部を縮径するように作用す
るが、この下部支え片の内縁部は上部支え片内縁
部との間にゴム栓体4を挟持しているので、その
内側にはゴム栓体4の下面部分が入り込んでお
り、前記下部支え片8内縁部を縮径しようとする
力はゴム栓体4を半径方向に圧縮しなければなら
ず、大きな抵抗を受ける。このため前記変形は起
りにくい。
従つて、針の刺通作用によりゴム栓体4は脱落
することがなく、また輸液ボトル用栓体1は薄膜
をもたないのでプラスチツクの採液針で容易に刺
通可能でかつプラスチツクの微小片が液面に浮い
たり針につまることがない。
しかも、下部栓体3は薄膜を有さず、かつ補強
片等の複雑な凹凸部も有さないため成形が極めて
容易である。
[実施例] 以下、この考案の一実施例を図面について説明
する。
第1図、第2図、第3図、第4図、第5図及び
第6図において1は輸液ボトル用栓体である。
輸液ボトル用栓体1はプラスチツク製の上部栓
体2と下部栓体3、及びゴム栓体4を備える。上
部栓体2は第1の筒部5と、第1の筒部5の上端
部内周面から内方に向かつて水平に張出す環状の
上部支え片6とを有する。
下部栓体3は、第7図に詳細に示すように第2
の筒部7と、該第2の筒部7の内周面から内方に
向かつて張出し登り傾斜をなす環状の下部支え片
8と、第2の筒部7の下端部外周面から外方に張
出す容器取付用のフランジ部11とを有する。
第1の筒部5と第2の筒部7とは、それぞれの
外周面と内周面上に縦条として形成された回り止
め部12,13において同軸状に嵌合して、軸1
4方向に両端開放の流通路15を形成するととも
に、上部支え片6の内縁部6aをなす下向きの環
状突条と下部支え片8の内縁部8aをなす上向き
の環状突条とによつてゴム栓体4を挟圧保持し
て、該ゴム栓体4により流通路15を軸14方向
に流体密に遮断している。
ゴム栓体4には採液針刺通し案内用の凹部9が
形成されている。不要時に下部支え片8に軸方向
内方への力がかかるのを防止するため、上部栓体
2と下部栓体3との嵌合面には段部16が設けら
れている。
また軸方向外方の力によつて上部栓体2が下部
栓体3から脱落するのを防止するため、上部栓体
2と下部栓体3の接ぎ目には両者にまたがつて溶
着部材17が溶着されて両者を接合している。
上部栓体2の上面にはシール用突条18が軸方
向外方に突出して形成されており、ここに例えば
第5図、第6図に示すようなキヤツプ21をヒー
トシールすることにより輸液容器を密封するとと
もに輸液ボトル用栓体1の上面を外気から遮断し
て清潔に保つことができる。
以上に説明した実施例においては、上部栓体2
は下部栓体3の内側に嵌合しているが、外側に嵌
合するように構成することもできる。
またこのとき溶着部材17の溶着部位としてフ
ランジ部11の基部を選択することができる。
またキヤツプ21に替えてシール材でヒートシ
ールしてもよい。
[考案の効果] 以上の説明から明らかな通り、この考案によれ
ば、ゴム栓体が、使用前には外気から遮断され得
て衛生的でありかるプラスチツク製の採液針を極
めて容易に刺通し得てこれによりプラスチツクの
微小片が液面に浮いたり針につまる問題なく開口
可能であり取扱い作業が極めて簡単でしかも使用
中には軸方向内側及び外側のいずれにも脱落する
ことなく安定的に支持される、輸液ボトル用栓体
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係わる輸液ボト
ル用栓体を示す縦断面正面図、第2図は第1図に
示す輸液ボトル用栓体の半部縦断面正面図、第3
図は第1図に示す輸液ボトル用栓体の平面図、第
4図は第1図に示す輸液ボトル用栓体の底面図、
第5図は第1図に示す輸液ボトル用栓体にキヤツ
プをシールした状態を示す半部縦断面正面図、第
6図は第5図の平面図、第7図は下部栓体を示す
縦断面正面図、及び第8図は従来の輸液ボトル用
栓体を示す半部縦断面正面図である。 1……輸液ボトル用栓体、2……上部栓体、3
……下部栓体、4……ゴム栓体、5……第1の筒
部、6……上部支え片、6a……内縁部、8……
下部支え片、8a……内縁部、11……フランジ
部、12,13……回り止め部、14……軸、1
5……流通路、16……段部、17……溶着部
材、18……シール用突条、21……キヤツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1の筒部5と該第1の筒部5の内周面から内
    方に向かつて張出す環状の上部支え片6とを有す
    る上部栓体2と、第2の筒部7と該第2の筒部7
    の内周面から内方に向かつて張出し登り傾斜をな
    す環状の下部支え片8とを有する下部栓体3と、
    ゴム栓体4と、を備え、前記上部栓体2と下部栓
    体3とは前記第1の筒部5と第2の筒部7との同
    軸状嵌合により軸14方向に両端開放の流通路1
    5を形成するとともに前記上部支え片6の内縁部
    6aと下部支え片8の内縁部8aとで前記ゴム栓
    体4を挟持し、前記上部栓体2と前記下部栓体3
    とは溶着部材17によつて溶着され、前記上部栓
    体2の上面にはシール用突条18が形成され、か
    つ、前記シール用突条18にキヤツプ21がシー
    ルされていることを特徴とする輸液ボトル用栓
    体。
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