JPH04264561A - 乾式トナーの製造法、電子写真用現像剤及び画像形成方法 - Google Patents

乾式トナーの製造法、電子写真用現像剤及び画像形成方法

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JPH04264561A
JPH04264561A JP3025946A JP2594691A JPH04264561A JP H04264561 A JPH04264561 A JP H04264561A JP 3025946 A JP3025946 A JP 3025946A JP 2594691 A JP2594691 A JP 2594691A JP H04264561 A JPH04264561 A JP H04264561A
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JP
Japan
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toner
styrene
resin
weight
developer
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Application number
JP3025946A
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English (en)
Inventor
Ryoji Tan
丹 良治
Yugo Kumagai
熊谷 雄五
Tetsuya Fujii
徹也 藤井
Takashi Ikeda
高志 池田
Chiaki Okada
千秋 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真法において形
成される静電荷像の現像に有用な乾式トナーの製造法、
電子写真用現像剤及びこれを用いる画像形成方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真法において、感光体を一様に帯
電させた後、原図に基づいた光像を前記感光体に露光し
、光照射部分の電荷を消滅、或いは減少させて、感光体
上に原図に基づいた静電潜像を形成させ、その後に、キ
ャリア粒子とトナー粒子から成る、いわゆる2成分系現
像剤により、顕像化して複写物を得る方法は、従来から
よく知られている。この2成分系現像剤は、比較的大き
なキャリア粒子表面上に微小なトナー粒子が、両粒子の
摩擦により発生した静電気力により、保持されており、
静電潜像に近接すると、静電潜像が形成する電界による
、トナー粒子に対する潜像方向への吸引力が、トナー粒
子とキャリア粒子間の結合力に打ち勝って、トナー粒子
は静電潜像上に吸引付着されて、静電潜像が可視化され
るものである。そして、現像剤は現像によって消費され
たトナーを補充しながら、反復使用される。
【0003】又、近年、静電荷像用感光体として、Se
、Se−Te、As2Se3等の無機光導電層に代って
有機光導電層を有する感光体(以下、有機感光体という
)が複写機やプリンターに使用されてきている。この有
機感光体は、無機感光体に比較して、表面硬度が低く、
現像剤、特にキャリアによる傷や摩擦を受け易い。
【0004】従来の電子写真法を用いたレーザビームプ
リンターの機能は、アルファベット、数字、漢字等の線
画像の出力であった。近年、線画像に加えて、バーコー
ド、黒ベタ等の画面像の出力の必要性が増してきた。バ
ーコード印字のような画面像印字では、感光体ドラム表
面に形成された潜像パターンの中央部は、エッジ部と比
較して電束密度が非常に低くなる。従って、現像プロセ
スの際、トナーがパターンのエッジ部に集中的に付着し
、中央部にはほとんどトナーが付着しないという印字プ
ロセス上の欠点があった。
【0005】また、最近、デジタル方式の複写機が開発
され、複写機、レーザビームプリンター等の高精細画像
出力の要求が強くなってきた。例えば、これまでのもの
は、ほとんどのプリンターが240dpi或いは300
dpiであったが、今後は480dpi、さらには、6
00dpiの高精細画出力が主流となることが予想され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これらの欠点を解消し
、面画像を出力するために、バイアス電圧を印加し、印
字の制御を行う方法が提案されている。このバイアス電
圧は感光体ドラム表面と磁気ブラシの間に、磁気ブラシ
側がトナーの有する電圧の極性に対して、逆極性となる
ように印加される静電圧である。このバイアス電圧によ
って、感光体ドラム表面における低い電束密度の部分へ
トナー粒子が移動し、その結果、均一な面画像が得られ
る。しかしながら、バイアス電圧が非常に強い場合は、
感光体ドラムに形成された潜像以外の部分にもトナーが
付着し、いわゆるカブリと言われる現象が発生する場合
がある。
【0007】上記のようなバイアス電圧による方法につ
いては、特に、電気抵抗の低いキャリアを使用した現像
剤の場合に有効である。電気抵抗の高いキャリアを使用
した場合、磁気ブラシ部での電圧降下が大きく、磁気ブ
ラシ先端と感光体表面間の電圧差が低くなり、有効なバ
イアス電圧印加の効果を得ることが出来ない。電気抵抗
が極端に低いキャリアを使用した場合は、磁気ブラシ部
分の電圧降下は小さく、バイアス電圧効果の面では好ま
しいが、トナーとの帯電性、即ち、トナーに対する電荷
付与の立場から好ましくない。
【0008】又、現像剤をある期間使用すると、トナー
がキャリア表面に融着する、所謂スペントと言われる現
象が生じ、結果的にキャリアの抵抗が高くなる。このス
ペント量を減らす方法として、キャリア表面にトナーが
付着しにくい材料、例えば、弗素樹脂、ポリブタジエン
樹脂、シリコン樹脂等をコーティングする方法が採用さ
れているが、コーティング材料自身の電気抵抗が高く、
キャリアの低抵抗化には適していない。
【0009】一方、線画印字品質の向上及び面画印字出
力のため、比表面積の大きなキャリアを用い、現像剤中
のトナー濃度を高めようとする方法も検討されている。 しかしながら、この方法においては、トナー飛散が発生
したり、キャリアが感光体に付着する等の問題がある。 又、面画印字品質を長期間保持することが困難である。
【0010】また、高精細画像出力に対応するために、
トナーの小粒径化、或いは、キャリアの小粒径化が考え
られるが、トナーの小粒径化においては製造上の問題、
例えば、粉砕効率や分級精度の問題などがあり、特性上
では流動性、帯電の均一性、トナー飛散、現像剤の劣化
、クリーニング性、転写性、定着性等の問題がある。 又、キャリアの小粒径化においては、感光体表面へのキ
ャリア付着等の問題がある。
【0011】また、さらに、最近の石油価格の高騰によ
るコストアップから、トナーの共通化、いわゆる低速機
から中高速機まで同一トナーで使用する検討がなされて
いる。この事は、トナーに、より優れた定着性と幅広い
耐オフセット性を要求する。
【0012】そこで、種々のトナー用結着樹脂の検討が
なされている。一般に、ゲル化を含む樹脂を結着樹脂と
した場合は、耐オフセット性、特に高温オフセット性に
優れることが知られている。しかしながら、ゲル分をも
つ樹脂は、溶融混練が困難で、カーボンブラック等の顔
料や各種添加剤の分散が不十分になり、得られた乾式ト
ナーは、カブリ、解像度等の特性が劣る。特に、小粒径
トナーとした場合はこの傾向が大きい。
【0013】本発明は、このような問題点を解決し、長
寿命で高精細画像が得られ、さらに優れた定着性と幅広
い耐オフセット性が得られる乾式トナーの製造法、電子
写真用現像剤及び画像形成方法を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、ゲル分が20
〜50重量%のビニル系樹脂を製造し、次いでこれとワ
ックスをビニル系樹脂のゲル分が10重量%以下になる
迄溶融混練し、ここへ着色剤及び/又はその他の添加剤
を加え、さらにゲル分が実質的に0重量%になる迄溶融
混練することを特徴とする乾式トナーの製造法、該製造
法により得られる乾式トナーとキャリアを含有してなる
電子写真用現像剤並びに該現像剤を用いることを特徴と
する画像形成方法に関する。
【0015】本発明の乾式トナーの製造法は、まず、ゲ
ル分が20〜50重量%のビニル系樹脂、好ましくはス
チレン−アクリル酸エステル共重合体、スチレン−メタ
クリル酸エステル共重合体等のスチレン−アクリル系樹
脂を結着樹脂として製造する。
【0016】スチレン−アクリル系樹脂の基体となるモ
ノマーとしては、例えば次のものを挙げることができる
。スチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン
、p−t−ブチルスチレン、p−クロルスチレン、ヒド
ロキシスチレン等のスチレン及びその誘導体、メタクリ
ル酸、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタ
クリル酸プロピル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸
ペンチル、メタクリル酸ヘキシル、メタクリル酸ヘプチ
ル、メタクリル酸オクチル、メタクリル酸ノニル、メタ
クリル酸デシル、メタクリル酸ウンデシル、メタクリル
酸ドデシル、メタクリル酸グリシジル、メタクリル酸メ
トキシエチル、メタクリル酸プロポキシエチル、メタク
リル酸ブトキシエチル、メタクリル酸メトキシジエチレ
ングリコール、メタクリル酸エトキシジエチレングリコ
ール、メタクリル酸メトキシエチレングリコール、メタ
クリル酸ブトキシトリエチレングリコール、メタクリル
酸メトキシジプロピレングリコール、メタクリル酸フェ
ノキシエチル、メタクリル酸フエノキシジエチレングリ
コール、メタクリル酸フェノキシテトラエチレングリコ
ール、メタクリル酸ベンジル、メタクリル酸シクロヘキ
シル、メタクリル酸テトラヒドロフルフリル、メタクリ
ル酸ジシクロペンテニル、メタクリル酸ジシクロペンテ
ニルオキシエチル、メタクリル酸N−ビニル−2−ピロ
リドン、メタクリロニトリル、メタクリルアミド、N−
メチロ−ルメタクリルアミド、メタクリル酸2−ヒドロ
キシエチル、メタクリル酸ヒドロキシプロピル、メタク
リル酸ヒドロキシブチル、メタクリル酸2−ヒドロキシ
−3−フェニルオキシプロピル、メタクリル酸フタルイ
ミドエチル、メタクリル酸フタルイミドプロピル、メタ
クリル酸モルホリノエチル、メタクリル酸モルホリノプ
ロピル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、メタクリ
ル酸ジエチルアミノエチル、ジアセトンメタクリルアミ
ド、アクリル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル
、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸
ペンチル、アクリル酸ヘキシル、アクリル酸ブチル、ア
クリル酸オクチル、アクリル酸ノニル、アクリル酸デシ
ル、アクリル酸ウンデシル、アクリル酸ドデシル、アク
リル酸グリシジル、アクリル酸メトキシエチル、アクリ
ル酸ブロポキシエチル、アクリル酸ブトキシエチル、ア
クリル酸メトキシジエチレングリコール、アクリル酸エ
トキシジエチレングリコール、アクリル酸メトキシエチ
レングリコール、アクリル酸ブトキシトリエチレングリ
コール、アクリル酸メトキシジプロピレングリコール、
アクリル酸フェノキシエチル、アクリル酸フェノキシジ
エチレングリコール、アクリル酸フェノキシテトラエチ
レングリコール、アクリル酸ベンジル、アクリル酸シク
ロヘキシル、アクリル酸テトラヒドロフルフリル、アク
リル酸ジシクロペンテニル、アクリル酸ジシクロペンテ
ニルオキシエチル、アクリル酸N−ビニル−2−ピロリ
ドン、アクリル酸ヒドロキシエチル、アクリル酸ヒドロ
キシプロピル、アクリル酸ヒドロキシブチル、アクリル
酸2−ヒドロキシ−3−フェニルオキシプロピル、アク
リル酸グリシジル、アクリロニトリル、アクリルアミド
、N−メチロ−ルアクリルアミド、ジアセトンアクリル
アミド、ビニルピリジン、アクリル酸フタルイミドエチ
ル、アクリル酸フタルイミドプロピル、アクリル酸モル
ホリノエチル、アクリル酸モルホリノプロピル、アクリ
ル酸ジメチルアミノエチル、アクリル酸ジエチルアミノ
エチル、ジビニルベンゼン、グリコールとメタクリル酸
あるいはアクリル酸との反応生成物、例えばエチレング
リコールジメタクリレート、1,3−ブチレングリコー
ルジメタクリレート、1,4−ブタンジオールジメタク
リレート、1,5−ペンタンジオールジメタクリレート
、1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート、ネオペ
ンチルグリコールジメタクリレート、ジエチレングリコ
ールジメタクリレート、トリエチレングリコールジメタ
クリレート、ポリエチレングリコールジメタクリレート
、トリプロピレングリコールジメタクリレート、ヒドロ
キシピパリン酸ネオペンチルグリコールエステルジメタ
クリレート、トリメチロールエタントリメタクリレート
、トリメチロールプロパントリメタクリレート、ペンタ
エリトリットトリメタクリレート、ペンタエリトリット
テトラメタクリレート、トリスメタクリロキシエチルホ
スフエート、ビス(メタクリロイルオキシエチル)ヒド
ロキシエチルイソシアヌレート、トリス(メタクリロイ
ルオキシエチル)イソシアヌレート、エチレングリコー
ルジアクリレート、1,3−ブチレングリコールジアク
リレート、1,4−ブタンジオールジアクリレート、1
,5−ペンタンジオールジアクリレート、1,6−ヘキ
サンジオールジアクリレート、ネオペンチルグリコール
ジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート
、トリエチレングリコールジアクリレート、ポリエチレ
ングリコールジアクリレート、トリプロピレンジアクリ
レート、ヒドロキシピパリン酸ネオペンチルグリコール
ジアクリレート、トリメチロールエタントリアクリレー
ト、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタ
エリトリットトリアクリレート、ペンタエリトリットテ
トラアクリレート、トリスアクリロキシエチルホスフエ
ート、ビス (メタクリロイルオキシエチル )ヒドロ
キシエチルイソシアヌレート、トリス(メタクリロイル
オキシエチル)イソシアヌレート、メタクリル酸グリシ
ジルとメタクリル酸或いはアクリル酸のハーフエステル
化物、ビスフェノール型エポキシ樹脂とメタクリル酸或
いはアクリル酸のハーフエステル化物、アクリル酸グリ
シジルとメタクリル酸或いはアクリル酸のハーフエステ
ル化物。これらのモノマーのうち、好ましいものとして
は、1分子中に1個のビニル基を有するものでは、スチ
レン、スチレン誘導体、、メタクリル酸エチル、アクリ
ル酸エステル等がある。
【0017】重合に際し、使用される重合開始剤として
は、過酸化アセチル、過酸化デカイノル、過酸化ラウロ
イル、過酸化ベンゾイル、過酸化p−クロロベンゾイル
、過酸化2,4−ジクロロベンゾイル、過ジ炭酸ジイソ
プロピル、過ジ炭酸ジ−2−エチル−ヘキシル、アセチ
ルシクロヘキサンスルホニルペルオキシド、過酸化te
rt−ブチル、過イソ酪酸tert−ブチル、アゾビス
イソブチロニトリル、2,2´−アゾビス−2,4−ジ
メチルバレロニトリル、2,2´−アゾビス−4−メト
キシ−2,4−ジメチルバレロニトリル、過2−エチル
ヘキサン酸tert−ブチル、過安息香酸tert−ブ
チル等の公知の重合開始剤が使用される。これらはモノ
マーの総量に対して0.1〜15重量%使用されるのが
好ましい。
【0018】ゲル分が20〜50重量%のビニル系樹脂
は、水を分散媒とする懸濁重合法、乳化重合法等により
製造することができる。樹脂の乾燥等の後処理の容易な
事から懸濁重合が好ましい。ゲル分の調整は、共重合す
る多官能性モノマーにより調整される。多官能性モノマ
ーとしては、前記したジビニルベンゼン、エチレングリ
コールジアクリレート、トリメチロールプロパントリア
クリレート等が使用出来るが、共重合性等から、ジビニ
ルベンゼンを使用するのが好ましい。また、懸濁重合法
に於いては、重合工程を分割することでもゲル分を調整
することが出来る。例えば、一段目に多官能性モノマー
を含まない共重合性モノマー混合物を用いて懸濁重合し
、続いて、二段目に多官能性モノマーを含む共重合性モ
ノマー混合物を追加し、重合を完結する。この方法は、
ゲル分を簡単にしかもある程度自由にコントロール出来
るので、好ましい方法である。
【0019】ここで、ビニル系樹脂のゲル分が20重量
%未満の場合は、本発明の幅広い耐オフセット性が得ら
れない。また、ゲル分が50重量%を超える場合は、溶
融混練が困難になり、多大のエネルギーを要する。なお
、ゲル分の測定は、溶媒をメチルエチルケトンとし、ソ
ックスレー抽出器を用いて測定する。
【0020】得られたビニル系樹脂は、次いでワックス
とともに、熱ロールミル、コニーダ等の混合機で混合し
、ビニル系樹脂のゲル分が10重量%以下になる迄溶融
混練する。この工程でワックスを加える理由は、結着樹
脂中にワックスを均一に充分に分散させる事ができるか
らである。この工程により、乾式トナーのカブリを大幅
に減らす事が出来る。特に、小粒径トナーに於いて効果
が大きい。
【0021】ここで使用されるワックスとしては、天然
ワックス、例えばカルナバワックス、硬化ヒマシ油、低
分子オレフィン重合体等が使用出来る。この内、特に、
低分子量ポリエチレンワックス、低分子量ポリプロピレ
ンワックスなどのポリエチレンワックス及び/又はポリ
プロピレンワックスを使用するのが特に耐オフセット性
の効果が大きく好ましい。低分子量ポリエチレンワック
ス、低分子量ポリプロピレンワックスとしては、一般に
、重量平均分子量(Mw)が1000〜45000の物
が使用できるが、特に2000〜6000の物が好まし
い。又、一般に軟化点は100〜180℃の物が使用で
きるが、特に130〜160℃の物が好ましい。
【0022】ワックスの使用量は、乾式トナーとした時
に、総量に対して0.3〜30重量%、特に1〜5重量
%が耐オフセット性の効果とその他の特性とのバランス
に優れるので好ましい。
【0023】また、この操作により、さらに後に加える
着色剤やその他添加剤の分散性の向上が図れる。この溶
融混練による結果として、ビニル系樹脂のゲル分が10
重量%を越える場合は、着色剤やその他添加剤の分散性
が劣り、得られた乾式トナーのカブリや解像度が劣る。 また、作業性と分散性の両面からは、ゲル分が5〜10
重量%になる迄溶融混練するのが好ましい。
【0024】次いで、溶融混練して得られた樹脂に、カ
ーボンブラック、染料、マグネタイト等の顔料などの着
色剤、及び/又はニグロシン染料、アゾ染料、サリチル
酸誘導体及びそれらの金属塩等の荷電制御剤などのその
他の各種添加剤を通常使用される量配合して混合し、熱
ロールミル、コニーダ等の混合機でよく溶融混練し、実
質的にビニル系樹脂のゲル分が0重量%になるようにす
る。この事により定着性の向上を図ることが出来る。ま
た、粉砕性が向上するので、目的の粒径を得ることが容
易となり、平均粒径が10μm以下のトナーでも、高い
収率で得られる。もし、この工程で得られた乾式トナー
に実質的にゲル分が存在する場合は、特に、トナーの粉
砕性が劣り、10μm以下のトナーとした時、極端に収
率が劣る。更に、定着性も劣る。
【0025】上記で得られた混練物を通常の方法により
冷却、粉砕、分級して乾式トナーを得ることができる。 更に、これらのトナーに疎水性シリカ、アルミナ、二硫
化モリブデン、酸化チタン等の流動性向上剤、ステアリ
ン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム、ラウリン酸亜鉛
等のクリーニング性向上剤などを外部添加して用いるこ
ともできる。
【0026】本発明により得られるトナーは、トナーの
流動性に優れ、更に、キャリアを汚染しにくいので、長
寿命の現像剤を提供することができる。本発明に使用さ
れるトナーの平均粒径は、好ましくは5〜12μm、特
に好ましくは6〜10μmである。トナーの平均粒径が
5μm未満の場合は解像度に優れるが、トナーの流動性
が劣り、トナーホッパーから現像剤にトナーが供給され
にくい、或いは、現像剤の流動性を悪くする等の問題が
ある、さらには、トナー飛散、カブリが発生する場合も
ある。一方、平均粒径が12μmを超える場合は、解像
度が劣る傾向にある。近年、要求されている、高精細画
像に対してはトナーの粒径をコントロールすることが重
要である。特に、600dpi以上の高精細画像を出力
する場合は、トナー粒径を小粒径化する必要がある。6
00dpiの場合の好ましい粒径範囲は6〜8μmであ
る。
【0027】トナーの粒径は、通常の方法で測定できる
が試料の量が少なくて良い、測定時間が短い、繰り返し
精度に優れる等の理由でコールタカウンタ(コールタ社
製)を用いて測定すると良い。
【0028】こうして得られる乾式トナーは、キャリア
と混合され、本発明の電子写真用現像剤とされる。現像
剤中のトナー濃度は通常量(現像剤総量に対し1〜10
重量%)でよい。本発明に使用されるキャリアとしては
鉄フェライト、カッパージンクフェライト、ニッケルジ
ンクフェライト等の粒径が30〜300μmのフェライ
ト系キャリアが好ましく用いられる。キャリアの平均粒
子径が30μm未満である場合は、感光体表面にキャリ
アが付着し、感光体の損傷や画像品質の劣化を起こす傾
向がある。一方、平均粒径が300μmを超える場合は
、キャリア表面に保持できるトナー量が少なくなり、連
続印刷時に画像の品質が変動し易くなる傾向がある。 また、特に静電荷像用感光体として、有機感光体を使用
する場合には、フェライト系キャリアを用いると感光体
に対するダメージが少ないので好ましい。
【0029】本発明に用いるキャリアは、樹脂でコーテ
ィングされているものが特に好ましい。コーティング用
樹脂としては、スチレン−アクリル樹脂、シリコーン樹
脂、フッ素含有樹脂、ポリエステル樹脂、変形アミノ樹
脂等が挙げられ、これらから1種又は2種以上を組み合
わせて用いることもできる。又、場合によっては、各種
樹脂に種々の添加剤、例えば、カーボンブラック、ニグ
ロシン誘導体等の荷電制御物質、アルミナ、シリカ等を
配合することもできる。フェライト系キャリアは、樹脂
でコーティングされることによって帯電性、耐湿性、耐
久性が大幅に向上する。
【0030】被覆する方法としては、トルエン、ジクロ
ルメタン、ジクロルエタン、テトラヒドロフラン等の有
機溶剤に各種樹脂を溶解し、その溶液にキャリアを浸漬
するか、キャリアに溶液を噴霧し、乾燥する方法がある
。乾燥温度としては、120〜200℃であるのが好ま
しい。
【0031】また、充分な被膜を形成し、均一な帯電性
、耐湿性、耐久性を得るためには、上記被覆剤樹脂溶液
の濃度を3〜30重量%にするのが好ましい。上記の特
性を得るために被覆層の厚さは0.1〜5μm程度であ
るのが好ましい。低帯電性のトナーには、トナーとは逆
の帯電性を持ち易いキャリアを選択して使用する。
【0032】又、ここで現像剤中のトナーの帯電量はブ
ローオフ帯電量測定装置(東芝ケミカル(株)製)で±
5〜40μc/g、特に±10〜30μc/gにするの
が好ましい。ブローオフ帯電量が±5μc/g未満の場
合は現像剤を撹拌した時、トナー飛散が生じたり、極端
に画像にカブリが生じる場合がある。また、±40μc
/gを超える場合は極端に画像濃度が薄くなる。
【0033】本発明の現像剤は、種々の現像プロセス、
例えば米国特許第2618552号明細書に記載されて
いるカスケード現像法、米国特許第2874065号明
細書に記載されている磁気ブラシ法、米国特許第222
1776号明細書に記載されているパウダー・クラウド
法、米国特許第3166432号明細書に記載されてい
るタッチダウン現像法等に用いることができる。
【0034】また、本発明の現像剤は、種々の定着方法
、例えば所謂オイルレス及びオイル塗布ヒートロール法
、フラッシュ法、オープン法、圧力定着法等に用いるこ
とができる。更に、本発明の現像剤は、種々のクリーニ
ング方法、例えば所謂ファーブラシ法、ブレード法等に
用いることができる。
【0035】本発明の現像剤は、感光体上に形成された
静電潜像に接触させてこれを顕像化し、支持体に転写し
、定着する画像形成方法に使用される。特に有機光導電
性物質から成る感光体と組み合わせる画像形成方法に有
効に適応することができる。
【0036】この感光体としては、感度に優れた電荷発
生層と電荷搬送層を異にする機能分離型が好ましい。一
般に、電荷発生層には、アゾキシベンゼン系、ジスアゾ
系、トリスアゾ系、ベンズイミダゾル系、多環式キノリ
ン系、インジゴイド系、キナクリドン系、フタロシアニ
ン系、ペリレン系、メチン系等の顔料が知られており(
特開昭47−37543号、特開昭47−37544号
、特開昭47−18543号、特開昭47−18544
号、特開昭48−43942号、特開昭48−7053
8号、特開昭49−1231号、特開昭49−1055
36号、特開昭50−75214号及び特開昭50−9
2738号公報)いずれを適応することも可能であるが
、特に電荷発生効率の点からフタロシアニン系顔料が好
ましい。また、電荷搬送層には、ピラゾリン誘導体(J
ournal  of  PhotogaphicSc
ience  and  Engineering  
第21巻、第2号、73頁、1977年)、オキサゾー
ル誘導体(特開昭55−35319号、特開昭58−8
7557号及び特開昭58−182640号公報)ヒド
ラゾン誘導体(特開昭54−59143号、特開昭54
−150128号及び特開昭55−46760号公報)
、エナミン誘導体(Journal  of  Ima
ging  Science、第29巻、第1号、7頁
、1985年)、ブタジエン誘導体等が知られ、使用さ
れている。
【0037】また、これら有機光導電性物質を感光体の
支持材に固着させる結着樹脂としては、ポリカーボネー
ト樹脂、エステル化ポリカーボネート樹脂、シリコーン
樹脂、スチレン樹脂、スチレン−アクリル樹脂、ポリア
ミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリビニルブチラール樹
脂等が使用される。なお、本発明の画像形成方法は、現
像方式として磁気ブラシ法が好ましく使用され、定着方
式として熱ロール法が好ましく使用されるが、これらに
制限されるものではない。
【0038】
【実施例】次に、本発明を実施例により説明するが、本
発明はこれに限定されるものではない。実施例中「%」
は、特に断らない限り、「重量%」を意味する。
【0039】樹脂の合成例1 撹拌装置、窒素導入口、温度計及びコンデンサを付けた
4つ口セパラブルフラスコにイオン交換水200g、リ
ン酸三カルシウム10%水溶液(スーパータイト10 
 日本化学(株)製)10gを加え、次いでここに、ス
チレン  50g、メタクリル酸ブチル  20g、ベ
ンゾイルパーオキサイド  3gを加え、85℃で4時
間重合した。次いで40℃に冷却して、スチレン  2
0g、メタクリル酸ブチル  10g、シビニルベンゼ
ン  0.15g、1,1−ビス(t−ブチルパーオキ
シ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサン(パーヘキ
サ3M  日本油脂(株)製)0.5gを追加し、50
℃で1時間撹拌した後、80℃で4時間、90℃で4時
間重合した。得られた樹脂(スチレン−アクリル樹脂1
とする)を乾燥し、メチルエチルケトンを溶媒として、
ソックスレー抽出器でゲル分を測定したところ28%で
あった。
【0040】樹脂の合成例2 合成例1と同様にして、1段目にスチレン  64g、
アクリル酸ブチル  11gをベンゾイルパーオキサイ
ド  3gで重合させ、ついで二段目でスチレン  2
0g、アクリル酸ブチル  5g、ジビニルベンゼン 
 0.1gをパーヘキサ3M0.5gで重合させた。得
られた樹脂(スチレン−アクリル樹脂2とする)を乾燥
し、ゲル分を測定したところ22%であった。
【0041】樹脂の合成例3 合成例1と同様にして、一段目にスチレン  35g、
メタクリル酸ブチル  15gをベンゾイルパーオキサ
イド  2.5gで重合させ、ついで二段目でスチレン
35g、メタクリル酸ブチル  15g、ジビニルベン
ゼン  0.2gをパーヘキサ3M  1gで重合させ
た。得られた樹脂(スチレン−アクリル樹脂3とする)
を乾燥し、ゲル分を測定したところ48%であった。
【0042】樹脂の合成例4 合成例1と同様の装置を用い、イオン交換水  200
g、スーパータイト1010gにスチレン  70g、
メタクリル酸ブチル  30g、ジビニルベンゼン0.
05g、ベンゾイルパーオキサイド  3gを加え、8
0℃で4時間、90℃で4時間重合した。得られた樹脂
(スチレン−アクリル樹脂4とする)を乾燥し、ゲル分
を測定したところ42%であった。
【0043】樹脂の合成例5 合成例1と同様の装置を用い、イオン交換水  200
g、スーパータイト1010gにスチレン  70g、
メタクリル酸ブチル  30g、ジビニルベンゼン0.
1g、ベンゾイルパーオキサイド  3gを加え、80
℃で4時間、90℃で4時間重合した。得られた樹脂(
スチレン−アクリル樹脂5とする)を乾燥し、ゲル分を
測定したところ58%であった。
【0044】樹脂の合成例6 合成例1と同様の装置を用い、イオン交換水  200
g、スーパータイト1010gにスチレン  70g、
メタクリル酸ブチル  30g、ベンゾイルパーオキサ
イド  3gを加え、80℃で4時間、90℃で4時間
重合した。得られた樹脂(スチレン−アクリル樹脂6と
する)を乾燥し、ゲル分を測定したがゲル分は存在しな
かった。
【0045】樹脂の合成例7 合成例1と同様にして、一段目にスチレン  60g、
メタクリル酸ブチル  25gをベンゾイルパーオキサ
イド  3gで重合させ、ついで二段目でスチレン10
g、メタクリル酸ブチル  5g、ジビニルベンゼン 
 0.06gをパーヘキサ3M  0.5gで重合させ
た。得られた樹脂(スチレン−アクリル樹脂7とする)
を乾燥し、ゲル分を測定したところ15%であった。
【0046】樹脂の合成例8 合成例1と同様の装置を用い、イオン交換水  200
g、スーパータイト1010gにスチレン  70g、
メタクリル酸ブチル  30g、ジビニルベンゼン1g
、ベンゾイルパーオキサイド  3gを加え、80℃で
4時間、90℃で4時間重合した。得られた樹脂(スチ
レン−アクリル樹脂8とする)を乾燥し、ゲル分を測定
したところ95%であった。
【0047】実施例1 合成例1で製造したスチレン−アクリル樹脂1  85
重量部と低分子量ポリプロピレン(三洋化成工業(株)
製、ビスコール660P)2重量部を、池貝鉄工(株)
製二軸混練機PCM−30で混練し、ゲル分8%とした
。ついでこの混練樹脂87重量部にカーボンブラック(
三菱化成(株)製、#44)10重量部、ニグロシン系
荷電制御剤(オリエント化学工業(株)製、ボントロン
S−34)3重量部を配合し、混練機PCM−30で混
練し、ゲル分0%とした。ついで、ハンマーミルによる
粗粉砕、ジェットミルによる微粉砕、更にジグザグ分級
機による分級を経て、スチレン−アクリル系トナーIを
作成した。このトナーのコールタカウンタ(コールタ社
製)を用いて測定した粒子径分布は5〜20μm、平均
粒子径は9μmであった。また、以降の例の粒子径及び
粒子径分布も、コールタカウンタで測定した。
【0048】現像剤の製造 作成したスチレン−アクリル系トナーIにキャリアとし
て、フェライトキャリア(F−200、パウダーテック
(株)製)をトナー/キャリアが4/96(重量比)に
なるように配合し、V型ブレンダーで混合し、現像剤I
を作成した。ブローオフ帯電量(東芝ケミカル(株)製
、ブローオフ粉体帯電量測定装置)を測定した結果、−
18μc/gであった。以降の例のブローオフ帯電量も
ブローオフ粉体帯電量測定装置で測定した。
【0049】実施例2 分級工程以外は実施例1と全く同様にして平均粒子径6
μm、粒子径分布4〜15μmのスチレン−アクリル系
トナーIIを作成した。
【0050】現像剤の製造 作成したスチレン−アクリル系トナーIIにキャリアと
して、フェライトキャリア(F−200、パウダーテッ
ク(株)製)をトナー/キャリアが4/96(重量比)
になるように配合し、V型ブレンダーで混合し、現像剤
IIを作成した。ブローオフ帯電量を測定した結果、−
26μc/gであった。
【0051】実施例3 合成例2で製造したスチレン−アクリル樹脂2  85
重量部、低分子量ポリプロピレン(三洋化成工業(株)
製、ビスコール660P)2重量部を、混練機PCM−
30で混練し、ゲル分5%とした。ついでこの混練樹脂
87重量部にカーボンブラック(三菱化成(株)製、#
44)10重量部、ニグロシン系荷電制御剤(オリエン
ト化学工業(株)製、ボントロンS−34)3重量部を
配合し、混練機PCM−30で混練し、ゲル分0%とし
た。ついで、ハンマーミルによる粗粉砕、ジェットミル
による微粉砕、更にジグザグ分級機による分級を経て、
スチレン−アクリル系トナーIIIを作製した。このト
ナーの、コールタカウンタを用いて測定した粒子径分布
は4〜15μm、平均粒子径は6μmであった。
【0052】現像剤の製造 作成したスチレン−アクリル系トナーIIIにスチレン
−アクリル系樹脂でコーティングしたフェライトキャリ
ア(F288−200、パウダーテック(株)製)をト
ナー/キャリアが4/96(重量比)になるように配合
し、V型ブレンダーで混合し、現像剤IIIを作成した
。 現像剤のブローオフ帯電量は−26μc/gであった。
【0053】実施例4 合成例3で製造したスチレン−アクリル樹脂3  85
重量部と、低分子量ポリプロピレン(三洋化成工業(株
)製、ビスコール660P)2重量部を、混練機PCM
−30で混練し、ゲル分9%とした。ついでこの混練樹
脂87重量部にカーボンブラック(三菱化成(株)製、
#44)10重量部、ニグロシン系荷電制御剤(オリエ
ント化学工業(株)製、ボントロンS−34)3重量部
を配合し、混練機PCM−30で混練し、ゲル分0%と
した。ついで、ハンマーミルによる粗粉砕、ジェットミ
ルによる微粉砕、更にジグザグ分級機による分級を経て
、スチレン−アクリル系トナーIVを作製した。このト
ナーのコールタカウンタを用いて測定した粒子径分布は
4〜15μm、平均粒子径は6μmであった。
【0054】現像剤の製造 作成したスチレン−アクリル系トナーIVにスチレン−
アクリル樹脂でコーティングしたフェライトキャリア(
F288−200、パウダーテック(株)製)をトナー
/キャリアが、4/96(重量比)になるように配合し
、V型ブレンダーで混合し、現像剤IVを作成した。現
像剤のブローオフ帯電量は−25μc/gであった。
【0055】実施例5 合成例4で製造したスチレン−アクリル樹脂4  85
重量部、低分子量ポリプロピレン(三洋化成工業(株)
製、ビスコール660P)2重量部を、混練機PCM−
30で混練し、ゲル分9%とした。ついでこの混練樹脂
87重量部にカーボンブラック(三菱化成(株)製、#
44)10重量部、ニグロシン系荷電制御剤(オリエン
ト化学工業(株)製、ボントロンS−34)3重量部を
配合し、混練機PCM−30で混練し、ゲル分0%とし
た。ついで、ハンマーミルによる粗粉砕、ジェットミル
による微粉砕、更にジグザグ分級機による分級を経て、
スチレン−アクリル系トナーVを作成した。このトナー
のコールタカウンタを用いて測定した粒子径分布は4〜
15μm、平均粒子径は6μmであった。
【0056】現像剤の製造 作成したスチレン−アクリル系トナーVにスチレン−ア
クリル系樹脂でコーティングしたフェライトキャリア(
F288−200、パウダーテック(株)製)をトナー
/キャリアが4/96(重量比)になるように配合し、
V型ブレンダーで混合し、現像剤Vを作成した。現像剤
のブローオフ帯電量は−25μc/gであった。
【0057】比較例1 合成例1で製造したスチレン−アクリル樹脂1を混練機
PCM−30で混練し、ゲル分8%とした。ついでこの
混練樹脂85重量部にカーボンブラック(三菱化成(株
)製、#44)10重量部、ニグロシン系荷電制御剤(
オリエント化学工業(株)製、ボントロンS−34)3
重量部、低分子量ポリプロピレン(三洋化成工業(株)
製、ビスコール660P)2重量部を配合し、混練機P
CM−30で混練し、ゲル分0%とした。ついで、ハン
マーミルによる粗粉砕、ジェットミルによる微粉砕、更
にジグザグ分級機による分級を経て、スチレン−アクリ
ル系トナーVIを作成した。このトナーのコールタカウ
ンタを用いて測定した粒子径分布は5〜20μm、平均
粒子径は9μmであった。
【0058】現像剤の製造 作成したスチレン−アクリル系トナーVIにスチレン−
アクリル系樹脂でコーティングしたフェライトキャリア
(F288−200、パウダーテック(株)製)をトナ
ー/キャリアが4/96(重量比)になるように配合し
、V型ブレンダーで混合し、現像剤VIを作成した。現
像剤のブローオフ帯電量は−17μc/gであった。
【0059】比較例2 分級工程以外は比較例1と同様にして平均粒子径6μm
、粒子径分布4〜15μmのスチレン−アクリル系トナ
ーVIIを作成した。
【0060】現像剤の製造 作成したスチレン−アクリル系トナーVIIにスチレン
−アクリル系樹脂でコーティングしたフェライトキャリ
ア(F288−200、パウダーテック(株)製)をト
ナー/キャリアが4/96(重量比)になるように配合
し、V型ブレンダーで混合し、現像剤VIIを作成した
。 ブローオフ帯電量を測定した結果、−25μc/gであ
った。
【0061】比較例3 合成例6で製造したスチレン−アクリル樹脂6  85
重量部にカーボンブラック(三菱化成(株)製、#44
)10重量部、ニグロシン系荷電制御剤(オリエント化
学工業(株)製、ボントロンS−34)3重量部、低分
子量ポリプロピレン(三洋化成工業(株)製、ビスコー
ル660P)2重量部を配合し、混練機PCM−30で
混練した。ついで、ハンマーミルによる粗粉砕、ジェッ
トミルによる微粉砕、更にジグザグ分級機による分級を
経て、スチレン−アクリル系トナーVIIIを作成した
。このトナーのコールタカウンタを用いて測定した粒子
径分布は4〜15μm、平均粒子径は6μmであった。
【0062】現像剤の製造 作成したスチレン−アクリル系トナーVIIIにスチレ
ン−アクリル系樹脂でコーティングしたフェライトキャ
リア(F288−200、パウダーテック(株)製)を
トナー/キャリアが4/96(重量比)になるように配
合し、V型ブレンダーで混合し、現像剤VIIIを作成
した。 現像剤のブローオフ帯電量は−24μc/gであった。
【0063】比較例4 合成例5で製造したスチレン−アクリル樹脂5  85
重量部と低分子量ポリプロピレン(三洋化成工業(株)
製、ビスコール660P)2重量部を、混練機PCM−
30で混練し、ゲル分9%とした。ついでこの混練樹脂
87重量部にカーボンブラック(三菱化成(株)製、#
44)10重量部、ニグロシン系荷電制御剤(オリエン
ト化学工業(株)製、ボントロンS−34)3重量部を
配合し、混練機PCM−30で混練し、ゲル分0%とし
た。ついで、ハンマーミルによる粗粉砕、ジェットミル
による微粉砕、更にジグザグ分級機による分級を経て、
スチレン−アクリル系トナーIXを作成した。このトナ
ーのコールタカウンタを用いて測定した粒子径分布は4
〜15μm、平均粒子径は6μmであった。
【0064】現像剤の製造 作成したスチレン−アクリル系トナーIXにスチレン−
アクリル系樹脂でコーティングしたフェライトキャリア
(F288−200、パウダーテック(株)製)をトナ
ー/キャリアが4/96(重量比)になるように配合し
、V型ブレンダーで混合し、現像剤IXを作成した。現
像剤のブローオフ帯電量は−24μc/gであった。
【0065】比較例5 合成例7で製造したスチレン−アクリル樹脂7  85
重量部と低分子量ポリプロピレン(三洋化成工業(株)
製、ビスコール660P)2重量部を、混練機PCM−
30で混練し、ゲル分6%とした。ついでこの混練樹脂
87重量部にカーボンブラック(三菱化成(株)製、#
44)10重量部、ニグロシン系荷電制御剤(オリエン
ト化学工業(株)製、ボントロンS−34)3重量部を
配合し、混練機PCM−30で混練し、ゲル分0%とし
た。ついで、ハンマーミルによる粗粉砕、ジェットミル
による微粉砕、更にジグザグ分級機による分級を経て、
スチレン−アクリル系トナーXを作成した。このトナー
のコールタカウンタを用いて測定した粒子径分布は4〜
15μm、平均粒子径は6μmであった。
【0066】現像剤の製造 作成したスチレン−アクリル系トナーXにスチレン−ア
クリル系樹脂でコーティングしたフェライトキャリア(
F288−200、パウダーテック(株)製)をトナー
/キャリアが4/96(重量比)になるように配合し、
V型ブレンダーで混合し、現像剤Xを作成した。現像剤
のブローオフ帯電量は−25μc/gであった。
【0067】比較例6 合成例8で製造したスチレン−アクリル樹脂8を混練機
PCM−30で混練し、ゲル分10%以下に出来なかっ
たので、ゲル分41%とした。ついでこの混練樹脂85
重量部にカーボンブラック(三菱化成(株)製、#44
)10重量部、ニグロシン系荷電制御剤(オリエント化
学工業(株)製、ボントロンS−34)3重量部、低分
子量ポリプロピレン(三洋化成工業(株)製、ビスコー
ル660P)2重量部を配合し、混練機PCM−30で
混練し、ゲル分18%とした。ついで、ハンマーミルに
よる粗粉砕、ジェットミルによる微粉砕、更にジグザグ
分級機による分級を経て、スチレン−アクリル系トナー
XIを作成した。このトナーのコールタカウンタを用い
て測定した粒子径分布は4〜20μm、平均粒子径は6
μmであった。
【0068】現像剤の製造 作成したスチレン−アクリル系トナーXIにスチレン−
アクリル樹脂でコーティングしたフェライトキャリア(
F288−200、パウダーテック(株)製)をトナー
/キャリアが4/96(重量比)になるように配合し、
V型ブレンダーで混合し、現像剤XIを作成した。現像
剤のブローオフ帯電量は−23μc/gであった。
【0069】比較例7 合成例3で製造したスチレン−アクリル樹脂5  85
重量部と低分子量ポリプロピレン(三洋化成工業(株)
製、ビスコール660P)2重量部を、混練機PCM−
30で混練し、ゲル分19%とした。ついでこの混練樹
脂87重量部にカーボンブラック(三菱化成(株)製、
#44)10重量部、ニグロシン系荷電制御剤(オリエ
ント化学工業(株)製、ボントロンS−34)3重量部
を配合し、混練機PCM−30で混練し、ゲル分7%と
した。ついで、ハンマーミルによる粗粉砕、ジェットミ
ルによる微粉砕、更にジグザグ分級機による分級を経て
、スチレン−アクリル系トナーXIIを作成した。この
トナーのコールタカウンタを用いて測定した粒子径分布
は4〜15μm、平均粒子径は6μmであった。
【0070】現像剤の製造 作成したスチレン−アクリル系トナーXIIにスチレン
−アクリル系樹脂でコーティングしたフェライトキャリ
ア(F288−200、パウダーテック(株)製)をト
ナー/キャリアが4/96(重量比)になるように配合
し、V型ブレンダーで混合し、現像剤XIIを作成した
。 現像剤のブローオフ帯電量は−23μc/gであった。
【0071】比較例8 合成例2で製造したスチレン−アクリル樹脂2  85
重量部にカーボンブラック(三菱化成(株)製、#44
)10重量部、ニグロシン系荷電制御剤(オリエント化
学工業(株)製、ボントロンS−34)3重量部、低分
子量ポリプロピレン(三洋化成工業(株)製、ビスコー
ル660P)2重量部を配合し、混練機PCM−30で
混練し、ゲル分0%とした。ついで、ハンマーミルによ
る粗粉砕、ジェットミルによる微粉砕、更にジグザグ分
級機による分級を経て、スチレン−アクリル系トナーX
IIIを作成した。このトナーのコールタカウンタを用
いて測定した粒子径分布は4〜15μm、平均粒子径は
6μmであった。
【0072】現像剤の製造 作成したスチレン−アクリル系トナーXIIIにスチレ
ン−アクリル系樹脂でコーティングしたフェライトキャ
リア(F288−200、パウダーテック(株)製)を
トナー/キャリアが4/96(重量比)になるように配
合し、V型ブレンダーで混合し、現像剤XIIIを作成
した。 現像剤のブローオフ帯電量は−24μc/gであった。
【0073】各現像剤の特性を以下の評価方法により評
価した。 (1)混練性 混練機PCM−30を用いて混練した時の、混練速度で
評価した。 4:混練が非常に早い。 3:混練が早い。 2:混練が遅い。 1:混練が非常に遅い。 (2)トナー収率 トナーを粉砕した時の、仕込混練トナー量に対する製品
トナー量の重量割合(%)。
【0074】(3)画像評価(画像形成)方法レーザー
ビームプリンター(感光体:電荷発生層にτ型無金属フ
タロシアニン顔料、電荷搬送層にブタジエン誘導体を使
用した有機感光体、ドット密度:600dpi、印刷速
度;10枚/分、半導体レーザー、磁気ブラシ現像機、
二成分反転現像方式、熱ロール定着、バイアス電圧−1
00Vのもの)を用い評価した。
【0075】(a):線画像濃度 それぞれ作成した現像剤を前記のレーザービームプリン
ターを使用して「I」の字を出力した。ユニオン光学(
株)製マイクロホトメータで「I」の字の濃度を測定し
た。測定値はマクベス濃度値に変換し判定した。
【0076】(b):面画像濃度 線画像濃度と同様にして、3×3cmの画像を出力した
。マクベス濃度計を用いて中心部の濃度を測定し、判定
した。
【0077】(c):カブリ濃度 線画像濃度と同様にして、白紙を出力した。反射濃度計
(東京電色(株)製TC−6DS)を用いて出力前の紙
の濃度と出力後の紙の濃度の差からカブリ濃度を求めた
【0078】(d):解像度 線画像濃度と同様にして1.6ライン/インチ、2.0
ライン/インチ、2.5ライン/インチ、3.2ライン
/インチ、4.0ライン/インチ、5.0ライン/イン
チ、6.3ライン/インチ、8.0ライン/インチ、1
0.0ライン/インチ、12.5ライン/インチ、16
ライン/インチの線画を出力した。出力された画像が細
部まで読み取れるライン数の最大で示した。
【0079】(e):耐久性 それぞれ作成した現像剤を複写機を用い、温度30℃、
相対湿度80%の条件で10000枚連続複写を行った
。この時に発生するトナーの飛散を調べ、以下の評価で
判定した。 4:トナーの飛散が無い。 3:トナーの飛散が若干見られる。 2:トナーの飛散が多い。 1:トナーの飛散が多量に発生する。
【0080】(f):耐オフセット性 三洋電機(株)シャトレックス  806複写機の熱定
着ロールの定着温度を60℃〜230℃まで変えられる
様に改造した装置を試作し、それぞれのトナーを複写機
を用いて未定着画像を出力した。出力した未定着画像を
用いて、定着温度を変え、オフセットが発生しない温度
範囲を調べた。
【0081】(g):定着性 耐オフセット性評価と同様の定着装置を用いて、出力し
た未定着画像を温度190℃で定着した。ついで、定着
した画像にセロテープを貼り、10分後ひき剥し、画像
の温度変化を以下の式で評価した。 定着性(%)=(セロテープひき剥し後の温度/セロテ
ープひき剥し前の濃度)×100 実施例1〜5、比較例1〜8の評価結果を表1に示す。
【0082】
【表1】
【0083】
【発明の効果】本発明により製造した乾式トナー及びこ
れを用いた電子写真用現像剤は、幅広い耐オフセット性
、線画印字濃度及び面画印字濃度に優れるとともに、解
像度が高く、カブリの少ない高精細画像が得られる。 更に、長寿命の現像剤とすることができる。従って、本
発明に係る電子写真用現像剤を使用する画像形成方法は
、電子写真複写機、レーザービームプリンターなどにお
いて、長期間優れた画質の画像を得ることができる。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ゲル分が20〜50重量%のビニル系
    樹脂を製造し、次いでこれとワックスをビニル系樹脂の
    ゲル分が10重量%以下になる迄溶融混練し、ここへ着
    色剤及び/又はその他の添加剤を加え、さらにゲル分が
    実質的に0重量%になる迄溶融混練することを特徴とす
    る乾式トナーの製造法。
  2. 【請求項2】  ビニル系樹脂がスチレン−アクリル系
    樹脂である請求項1記載の乾式トナーの製造法。
  3. 【請求項3】  ワックスが、ポリエチレンワックス及
    び/又はポリプロピレンワックスである請求項1または
    2記載の乾式トナーの製造法。
  4. 【請求項4】  請求項1、2または3記載の製造法に
    より得られる乾式トナーとキャリアを含有してなる電子
    写真用現像剤。
  5. 【請求項5】  キャリアがフェライト系キャリアであ
    る請求項4記載の電子写真用現像剤。
  6. 【請求項6】  キャリアが樹脂でコーティングされて
    いるものである請求項4または5記載の電子写真用現像
    剤。
  7. 【請求項7】  感光体上に形成された静電潜像に、請
    求項4、5または6記載の電子写真用現像剤を接触させ
    て、顕像化し、支持体に転写し、定着することを特徴と
    する画像形成方法。
  8. 【請求項8】  感光体が、フタロシアニン系顔料を電
    荷発生層とする有機感光体である請求項7記載の画像形
    成方法。
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