JPH0426554Y2 - - Google Patents

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JPH0426554Y2
JPH0426554Y2 JP1986018529U JP1852986U JPH0426554Y2 JP H0426554 Y2 JPH0426554 Y2 JP H0426554Y2 JP 1986018529 U JP1986018529 U JP 1986018529U JP 1852986 U JP1852986 U JP 1852986U JP H0426554 Y2 JPH0426554 Y2 JP H0426554Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (3-1) 考案の利用分野 本考案は、角パイプ構造のテレスコピツク式ケ
リーバに関する。
(3-2) 従来の技術 アースドリルのケリーバは角パイプの3〜4段
構造で構成されるテレスコピツク式のため、各段
のケリーバをスムーズに伸縮させるためには、そ
れぞれのケリーバとの関係においてギヤツプを設
けなければならない。またアースドリルではバケ
ツトの中に取込んだ土砂を掘削穴よりはずれた位
置に掘削機を旋回させて排出する操作を伴う。こ
のため各ケリーバに水平方向のゆれが生じるた
め、各ケリーバとの間にあるギヤツプの量だけ各
ケリーバが動き、ケリーバ間に衝撃音が発生す
る。
(3-3) 考案が解決しようとする問題点 この衝撃音はケリーバが角パイプ構造であるた
め共鳴し、非常に耳ざわりな音になるという問題
があつた。またケリーバは回転トルクを掘削バケ
ツトに伝えるという重要な機能があるため、ギヤ
ツプを大きくすると各ケリーバの噛合いがはずれ
てしまうという点と、最外側のケリーバサイズに
よつてケリーバ駆動装置寸法が決まるため、でき
るだけコンパクトにまとめる必要からもギヤツプ
を小さくしなければならず、緩衝材の取付けスペ
ースがなく、また回転トルクの伝達にあたつては
接線力が非常に大きいため、緩衝材を介して伝達
させることはできないなどの点から緩衝材の取付
けがむずかしいという問題があつた。
本考案は回転トルクの伝達に支障をきたすこと
なく、またテレスコピツク式ケリーバのゆれによ
つて発生する音の低減を図ることができるケリー
バを提供することを目的とする。
(3-4) 問題点を解決するための手段 本考案は、上記の目的を達成するために、角パ
イプ構造の複数段のテレスコピツク式ケリーバに
おいて、隣接する外側のケリーバの上部で、かつ
一辺のほぼ中央内面側に、ウレタン等の樹脂でで
きた緩衝材を取付けたことを特徴とする。
(3-5) 実施例 以下本考案の一実施例を第1図乃至第5図を用
いて、さらに具体的に説明する。
第5図は、竪穴掘削機として一般に使用されて
いるアースドリルの全体側面図を示したものであ
る。アースドリルはバケツト内に土砂を取入れ、
地上に引上げて排出することを繰り返すことによ
り竪穴を掘削する関係上、この繰り返し作業を容
易にするために、第5図に示すように、クレーン
1でワイヤロープ2によりバケツト3を支持する
方式が採られている。尚、バケツト3はケリーバ
4の下端に取付けられ、ケリーバ4はフロントフ
レーム5に設置されたケリーバ駆動装置6により
上下動自在に保持されると共に、上端がワイヤロ
ープ2にスイベルジヨイント7を介して連結さ
れ、ケリーバ4及び掘削具としてのバケツト3が
回転するようになつている。またワイヤロープ2
はブーム8の上端のシーブ9に掛けられ、ウイン
チ10によつて繰り出し、繰り込みされることに
より、バケツト3の引上げ、降下がなされるよう
になつている。
また第1図に示すように、ケリーバ4は通常3
段の伸縮式になつており、アウタケリーバ11、
セカンドケリーバ12、インナケリーバ13と称
する角パイプ構造により構成されている。ケリー
バ4が最も縮んだ状態では、アウタケリーバ11
及びセカンドケリーバ12は座板14、スプリン
グ15を介してインナケリーバ13のフランジ部
13aに支持される。インナケリーバ13の下端
部はバケツト3上部のケリーバ差込み部3aにピ
ン16で接続されている。インナケリーバ13の
上端部はスイベルジヨイント7を介してワイヤロ
ープ2にピン20,21で接続されている。
また第2図乃至第4図で示すように、インナケ
リーバ13とセカンドケリーバ12とのギヤツプ
を埋めるため、セカンドケリーバ12の上方にあ
つて、かつ4辺のほぼ中央内面側にウレタン等の
樹脂でできた緩衝材22が設けられている。この
緩衝材22はつば付のため、セカンドケリーバ1
2の内側に落ち込むことはない。また、セカンド
ケリーバ12にねじ座12bが固着して取付けら
れており、ここにプレート23をボルト24で取
付けることにより、緩衝材22の脱落を防止して
いる。同様にセカンドケリーバ12とアウタケリ
ーバ11とのギヤツプを埋めるため、アウタケリ
ーバ11の上方にあつて、かつ4辺のほぼ中央内
面側にウレタン等の樹脂でできた緩衝材25が内
面から突出させて設けられている。この緩衝材2
5もつば付のため、アウタケリーバ11の内側に
落ち込むことはない。またアウタケリーバ11に
ねじ孔が切つてあるため、ここにプレート26を
ボルト27で取付けることにより、緩衝材25の
脱落を防止している。
次に作用について説明する。ワイヤロープ2を
繰り出すと、第2図で示す状態のように各ケリー
バが重なりあつたまま下方に降りていく。そして
バケツト3が接地する。第4図で示すようにケリ
ーバ駆動装置6の角穴6aを貫通するケリーバ4
は、3段共角パイプ構造のため、ケリーバ駆動装
置6からの回転駆動力をケリーバ3段が各々噛み
合いながらバケツト3に伝える。即ち、ケリーバ
駆動装置6を右廻りで回転させる。すると角穴6
aを介して回転力がアウタケリーバ11の各コー
ナ部に伝えられ、さらにアウタケリーバ11よ
り、セカンドケリーバ12の上方に巻かれた補強
材12cの各コーナ部に伝達される。そしてセカ
ンドケリーバ12よりインナケリーバ13の各コ
ーナ部に伝達される。ここで緩衝材22,25の
うち緩衝材22についていえば、セカンドケリー
バ12のほぼ中央にある点と、ウレタン等の軟質
樹脂材のためセカンドケリーバ12とインナケリ
ーバ13とが噛み合つても影響を受けない。また
ボルト24は前述の噛み合い状態において、アウ
タケリーバ11と接触しないように補強材12c
の外面より内側に位置しているため、破損するこ
とはない。緩衝材25も同様である。
さらに掘削が進むに従い、ワイヤロープ2が繰
り出され、ついにはアウタケリーバ11の上部フ
ランジ11aがケリーバ駆動装置6の角穴部上面
に接触し支持される。さらに深く掘削する時は、
ワイヤロープ2が繰り出され、セカンドケリーバ
12、インナケリーバ13及びスイベルジヨイン
ト7が一体となつて降下していき、ついにはセカ
ンドケリーバ12の上部突起12aがアウタケリ
ーバ11の下部突起11bに接触し支持される。
さらに深く掘削する場合には、ワイヤロープ2が
繰り出され、インナケリーバ13及びスイベルジ
ヨイント7が一体となつてセカンドケリーバ12
の中を降下する。この時、緩衝材25,22はそ
れぞれセカンドケリーバ12、インナケリーバ1
3とこすれるが摩耗に強いウレタン材を用いてい
るためほとんど支障をきたさない。
またバケツト3に取込んだ土砂を地上に排出す
るため、ケリーバ4を第1図に示すように短く折
りたたみ、クレーン1を旋回させる。この時ケリ
ーバ4は慣性力によつて水平方向にゆれる。ここ
で、アウタケリーバ11、セカンドケリーバ1
2、インナケリーバ13の下端は座板14、スプ
リング15、インナケリーバ13のフランジ部1
3aを介して接触状態にあるため、ここからの接
触音は少ない。また各ケリーバの上方には緩衝材
22,25が取付けられているため、ケリーバ4
の接触音はこれによつて吸収される結果、音の発
生は少ない。
尚、ここで緩衝材としてウレタンを例に述べた
が、音の発生を吸収し、かつ摩耗にも強い二硫化
モリブデン入りのナイロン材でもよい。
また、緩衝材22,25を各ケリーバの上方に
取付けた例について述べたが、さらに下方に取付
ければその効果を助長させることはいうまでもな
い。
(3-6) 考案の効果 以上述べたように、本考案によれば、隣接する
外側のケリーバの上部で、かつ一辺のほぼ中央内
面側に、ウレタン等の樹脂でできた緩衝材を取付
けたので、回転トルクの伝達に支障を与えず、か
つバケツト排土の際のゆれによる接触音の発生を
押さえ、アースドリルの排土時の低騒音化を実現
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は第5図の−線に沿う拡大縦断面
図、第2図は第1図の−線に沿う拡大横断面
図、第3図は第1図の−線に沿う拡大横断面
図、第4図は第2図においてケリーバ駆動装置に
よつてケリーバに回転力が伝達される状態を示す
横断面説明図、第5図はアースドリルの全体側面
図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 角パイプ構造の複数段のテレスコピツク式ケリ
    ーバにおいて、隣接する外側のケリーバの上部
    で、かつ一辺のほぼ中央内面側に、ウレタン等の
    樹脂でできた衝撃材を取付けたことを特徴とする
    ケリーバ。
JP1986018529U 1986-02-12 1986-02-12 Expired JPH0426554Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986018529U JPH0426554Y2 (ja) 1986-02-12 1986-02-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986018529U JPH0426554Y2 (ja) 1986-02-12 1986-02-12

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Publication Number Publication Date
JPS62133788U JPS62133788U (ja) 1987-08-22
JPH0426554Y2 true JPH0426554Y2 (ja) 1992-06-25

Family

ID=30812281

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JP1986018529U Expired JPH0426554Y2 (ja) 1986-02-12 1986-02-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH057354Y2 (ja) * 1987-12-21 1993-02-24
JPH0689625B2 (ja) * 1988-07-11 1994-11-09 日立建機株式会社 アースドリルのケリーバ
JP5608571B2 (ja) * 2011-01-11 2014-10-15 三和機材株式会社 掘削作業ロッドの圧力流体供給管支持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5938101Y2 (ja) * 1979-10-05 1984-10-23 株式会社ニツカリ 刈払機用吊持装置

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JPS62133788U (ja) 1987-08-22

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