JPH04267931A - ろ過方法 - Google Patents

ろ過方法

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JPH04267931A
JPH04267931A JP3028952A JP2895291A JPH04267931A JP H04267931 A JPH04267931 A JP H04267931A JP 3028952 A JP3028952 A JP 3028952A JP 2895291 A JP2895291 A JP 2895291A JP H04267931 A JPH04267931 A JP H04267931A
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JP
Japan
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membrane
filtration
backwashing
periodic
liquid
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Pending
Application number
JP3028952A
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English (en)
Inventor
Sumio Otani
純生 大谷
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、全ろ過周期的逆洗シス
テムに関するものであり、特に大きい膜透過流束を維持
するために逆洗を周期的に行う新しい全ろ過周期的逆洗
システムに関するものである。本発明の全ろ過周期的逆
洗システムは、種々の高分子、微生物、酵母、微粒子を
含有あるいは懸濁する流体の分離、精製、回収、濃縮な
どに適用され、特にろ過を必要とする微細な微粒子を含
有する流体からその微粒子を分離する必要のあるあらゆ
る場合に適用することができ、例えば微粒子を含有する
各種の懸濁液、発酵液あるいは培養液などの他、顔料の
懸濁液などから微粒子を分離する場合にも適用され、ま
た微粒子を含む懸濁気体から微粒子を分離、除去して気
体を精製する、例えば医薬用アンプルへ充填する無菌化
窒素ガス、超純水製造装置への陽圧用ガスとして充填す
る無塵、無菌のガスあるいはIC製造ラインにおける空
調用無塵、無菌の空気などの製造のためにも適用される
【0002】
【従来の技術】従来、膜を用いて懸濁物質を含有する原
流体から懸濁物質を分離する技術としては、例えば圧力
を駆動力とする逆浸透法、限外ろ過法、精密ろ過法、電
位差を駆動力とする電気透析法、濃度差を駆動力とする
拡散透析法等がある。これらの方法は、連続操作が可能
であり、分離操作中に温度やpHの条件を大きく変化さ
せることなく分離、精製あるいは濃縮ができ、粒子、分
子、イオン等の広範囲にわたって分離が可能であり、小
型プラントでも処理能力を大きく保つことができるので
経済的であり、分離操作に要するエネルギーが小さく、
かつ他の分離方法では難しい低濃度原流体の処理が可能
であるなどの理由により広範囲に実施されている。そし
てこれらの分離技術に用いられる膜としては、酢酸セル
ロース、硝酸セルロース、再生セルロース、ポリスルホ
ン、ポリアクリロニトリル、ポリアミド、ポリイミド等
の有機高分子等を主体とした高分子膜や耐熱性、耐薬品
性などの耐久性に優れている多孔質セラミック膜などが
あり、主としてコロイドのろ過を対象とする場合は限外
ろ過膜が使用され、0.05から10μm の微細な粒
子のろ過を対象とする精密ろ過ではそれに適した微孔を
有する精密ろ過膜が使用されている。ところで近年、バ
イオテクノロジーの進歩に伴い、高純度化、高性能化、
高精密化が要求されるようになり、精密ろ過あるいは限
外ろ過技術の応用分野が拡大しつつある。しかしながら
、精密ろ過あるいは限外ろ過においては膜を用いて微粒
子を分離する場合に、濃度分極の影響によりケーク層が
生じて透過流体の流れに抵抗が生じ、また膜の目詰まり
による抵抗が大きくなって膜透過流束が急激にかつ著し
く低下してしまうという問題があり、これが精密ろ過あ
るいは限外ろ過の実用化を妨げる最大の原因であった。 またそれに用いられる膜は汚染されやすく、その防止対
策が必要である。
【0003】ろ過方法としては、ろ過されるべき全ての
流体が濾材(濾布や膜など)とケーク層を通過して流体
中に含まれている微粒子を分離するいわゆる全ろ過方法
がある。この従来の全ろ過方法では流体が通過して懸濁
物質がろ過膜の内部に捕捉されて分離される段階では高
い透過流束が得られるが、ろ過膜の表面で捕捉される段
階になるとケーク層が形成され、大量の原流体を処理す
る場合や形成されるケーク層の比抵抗が極端に高い場合
は大きなろ過抵抗となり、このような全ろ過を行うと膜
透過流束が小さくなる。一方排水処理や造水・プール水
のろ過などの分野においては、目詰まりしたフィルター
の透過流束回復のために逆洗をおこなうことが知られて
いる。しかしこの全ろ過と逆洗を組み合わせた方法はケ
ーク層の比抵抗が比較的小さな排水処理の分野で開発さ
れた技術であるため、醗酵液からの菌体分離の如き微細
で比抵抗の大きな粒子のろ過にはそのままでは無力であ
った。このため、クロスフロー型ろ過方式をすることが
考えられた。このクロスフロー型ろ過方式は、ろ過膜の
膜表面に平行にろ過すべき原流体を流し、流体はろ過膜
を通って反対側へ透過し、この原流体と透過流体の流れ
が直交しているためにこのように称されている。このク
ロスフロー型ろ過方法は、膜に平行な原流体の流れによ
って膜面上に形成されたケーク層がはぎ取られるので従
来の全ろ過方法に比べて膜透過流束が大きく、大量の原
流体を直接連続的に分離、精製、濃縮が可能であるが、
純水透過流束の大きいすなわち0.05μm 以上の粒
子を除去する精密ろ過領域の膜を用いた場合は急激に膜
透過流束が低下してろ過開始初期の高い膜透過流束を保
つことは困難であり、結果として全ろ過方法と総透過液
量を比較するとその改善効果は小さく経済的な透過流束
を得るには不十分であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、クロス
フロー型ろ過方式は原理的には高度な分離技術であるが
、最大の問題である膜透過流束は、従来の全ろ過方法に
よりも大きいが、精密ろ過方法としてこのクロスフロー
方式を採用しても経済的に十分高い膜透過流束が得られ
ないという問題があった。また従来から行われている懸
濁物質と流体との分離の具体的な例を見ても、例えば発
酵液から菌体を分離する場合には、従来から行われてい
る遠心分離法、珪藻土ろ過法などに代わってクロスフロ
ーろ過方式を用いても膜面上に形成されたケーク層や目
詰まりによってろ過時間の経過と共に膜透過流束が低下
するばかりでなく、原流体を循環する際の剪断力によっ
て菌体の活性が失われるという問題があった。
【0005】透過流束を高める方法としてはクロスフロ
ーろ過方式と併用してろ過膜への原流体の流入を断続的
に停止したり、ろ過膜の透過流体側の弁を閉止すること
により、ろ過膜の膜面に垂直にかかる圧力を断続的にな
くすあるいは減少させたり、またろ過膜の透過液側から
圧力を加え透過液側から原流体側へ流体を流すことによ
って、ろ過膜の原流体側の膜面上に堆積しているケーク
層や付着層を断続的に取り除く「逆洗」と称する試みが
なされているが、これら逆洗が行われた際もろ過膜から
脱着した懸濁物質をろ過系内に残しておくと原流体中の
懸濁物の濃度が徐々に増加し、場合によっては原流体の
粘度も上昇するため膜透過流束は徐々に低下して逆洗を
行っても透過流束が十分回復しない等の問題があった。 また、透過液を用いて逆洗を行うと実質上逆洗した量だ
け膜透過量は減少するため、膜透過流束を十分回復する
だけの逆洗液を確保できないという問題があった。一方
菌体の活性を低下させない方法として、クロスフロー循
環流速を低下させ剪断力を小さくすることが行われてい
るが、剪断力を小さくするとクロスフローろ過方式の効
果が小さくなるため、実際に菌体活性を低下させない方
策をとると膜透過流束が低下する問題があった。またポ
ンプでの菌体の破砕を少なくするためダイヤフラムポン
プなどの剪断力の小さいポンプを用いるとポンプの脈動
が大きくクロスフローろ過方式の効果が小さくなる等の
問題もあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
技術にあった問題点を解決するために為されたものであ
って、実用性のある高い膜透過流束を持ち菌体などの活
性低下を減少させる新規な全ろ過周期的逆洗システムを
提供することを目的とするものである。すなわち本発明
は、懸濁物質を含む流体からなる原流体を精密ろ過膜モ
ジュールに供給しろ過することにより流体と懸濁物質を
分離するに際し、従来技術の全ろ過方法に周期的な逆洗
を行いさらに逆洗によってろ過膜より脱着した懸濁物質
をろ過系外へ排出する全ろ過周期的逆洗システムにおい
て、膜モジュールを膜面が重力方向に対して平行になる
ように設置することによって達成された。
【0007】以下、本発明を詳細に説明する。従来の全
ろ過では逆洗を行うとろ過器内にろ過膜から脱着した懸
濁物質が徐々に堆積し、しだいに逆洗を行っても透過流
束を十分回復することができなくなるが、本発明では逆
洗液とともにろ過膜から脱着した懸濁物質を系外に容易
に排出できるため周期的逆洗効果が顕著になる。また、
本発明の全ろ過周期的逆洗システムを用いることにより
ろ過システムが単純となり、クロスフロー型ろ過方式の
ように原流体を循環する際の剪断力がなくなり菌体の活
性低下を防ぐことが可能となる。逆洗で膜上に堆積した
ケークや膜内部に捕捉された粒子を膜から脱離し、脱離
したケークや粒子を効果的にろ過システム外に排出する
には、膜面を重力方向に平行に配置し、且つ逆洗液の排
出口をフィルターハウジングの底部に設けることが必要
である。
【0008】逆洗はガスよりも液体で行う方が効果が大
きく、逆洗液として透過液を用いても良いが透過液を逆
流させた分だけ透過量が減少するばかりでなく、膜透過
流束が十分回復するために透過した液量相当の逆洗液量
が必要となった場合は実質的に全く透過液が得られない
危険も生じるため、ろ過系外より洗浄液を供給して必要
に応じた逆洗液量で逆洗を行うことが好ましい。ろ過系
外より供給する洗浄液はろ過膜の特性を低下させたり原
流体の特性を変化させなければ基本的には何でも良いが
、原流体が水溶液である場合には一般的には滅菌水を用
いることが好ましい。また、逆洗終了後逆洗液をろ過系
内に残したくない場合はガスによる脱水を行うことが好
ましい。定圧ろ過を行う場合は従来の「全ろ過逆洗技術
」のように膜透過流束が極端に低くなってから逆洗を行
うと逆洗後の膜透過流束の回復性は悪くなるため、ろ過
初期の透過流束の1/100に達する前に逆洗を行う。 好ましくはろ過初期の透過流束の1/10に達する前に
逆洗を行うことにより、さらに高い透過流束が得られる
。また、定速ろ過を行う場合はろ過膜間差圧が極端に高
くなってから逆洗を行うと逆洗後のろ過膜間差圧の回復
性すなわち洗浄性が悪くなるため、ろ過初期のろ過膜間
差圧の100倍に達する前に逆洗を行うことが好ましい
。さらに好ましくはろ過初期のろ過膜間差圧の10倍に
達する前に逆洗を行うことにより、透過流束の条件をさ
らに高くすることができる。逆洗液は高い膜透過流束で
多量にろ過膜内を通過させる方が洗浄性は高くなるが、
逆洗液の透過流束は1×10−4m3 /m2/sec
以上であることが好ましく、また逆洗時間は1秒以上で
あることが好ましく、特に2秒から10秒が好ましい。
【0009】図1は一般的な精密ろ過膜平膜モジュール
の全体構造を示す展開図である。一次側支持板1および
二次側支持板2の間に、精密ろ過膜3およびこれよりも
小さな通液シート4を配して重合わされている。通液シ
ート4は二次側支持板2に設けられた凹部5に配置され
、支持板2のシール面10と面一になるように設計され
ている。精密ろ過膜3は周縁部10に配置される。精密
ろ過膜は支持板1および2と液密にシールされると共に
、ろ過圧力に耐えるように接着剤を用いて互いに接着さ
れるか、あるいはガスケットやO−リングを介して周囲
をボルトとナットで締めつけられている。二次側支持板
2にはろ過液を集めてモジュール外に排出する手段とし
て、溝6通液孔9および二次側出入口8が設けられてい
る。一次側支持板1には図2に示したように、多数の小
さな突起11が設けられており、逆洗時に膜3を支える
役割を果たしている。一次側支持板には更にろ過原液を
供給する手段として、通液孔(図示なし)および一次側
出入口7が設置されている。
【0010】大容量のろ過を行う時は、膜面積を大きく
できる平膜積層型モジュールを使用する。平膜積層型モ
ジュールの構造については、特開昭56−129016
号、特開昭63−80815号、特公昭63−2865
4号、実公昭64−4417号、US4,221,66
3号などいろんなものが提案されている。図3は比較的
小さなフィルターハウジングの中に大きな膜面積の膜エ
レメントを収容した、平膜積層型モジュールの一例を示
している。ろ過するときはろ過原液が一次側出入口31
から入り、膜支持体21の上に配置されている精密ろ過
膜を透過し、支持体内部の通路を経て中央通孔25から
二次側出入口32に排出される。図4は膜支持体21の
部分図を、図5は膜24が設置されている状態の膜支持
体を図4のII−II断面から見た図である。膜支持体
21は軸方向の中央通孔25を有するボス部22とその
外側の盤状部からなり、盤状部は中央から順に、内側平
坦部23、網状部26、外側平坦部28、およびリブ2
7よりなる。膜を透過した液は、網状部から内側平坦部
23およびボス部22の内部に設けられた内部通路26
を経て、中央通孔25に至る。本平膜積層型モジュール
は、ろ過膜面が重力に対して平行になるようにろ過ライ
ン中に配置し、逆洗液排出口(ここでは一次側出入口を
利用している)31はハウジング30の底部に設けるこ
とが好ましい。
【0011】大容量の液をろ過する時には、平膜積層型
モジュールの他にプリーツカートリッジ型モジュールも
用いられる。図6および図7はプリーツカートリッジ膜
エレメント展開図およびモジュール全体の一例を示した
ものである。ろ過原液はフィルターハウジング70の一
次側出入口72より供給され、プリーツカートリッジモ
ジュールの外側保護シート62、精密ろ過膜63、内側
保護シート64を順次透過し、コアーに設けられた孔か
ら中央通孔68に入り、ハウジング二次側出入口73か
ら排出される。本モジュールにおいても、ろ過膜面が重
力方向に対して平行になるようにモジュールを配置し、
逆洗液排出口(ここでは一次側出入口を利用している)
はハウジングの底部に設けることが好ましい。
【0012】図8は本発明の全ろ過周期的逆洗システム
のフローを示している。ろ過原液はポンプ51によって
ろ過モジュール50に送られ、ろ過された後ろ過液貯蔵
タンクへ送られる。逆洗液はろ過を一定時間行った後バ
ルブを切り換えてポンプ52によりろ過モジュール50
に送られ、ケークと共に一次側出入口より排出される。 その後ガス圧によりろ過系内に残留している洗浄液を排
出し、再びろ過を行う。このサイクルを繰り返すことに
よって原流体の懸濁物質濃度も上昇せずに高い透過流束
を維持することが可能となる。このシステムにおいて、
ろ過膜面を重力方向に対して平行に設置した時には、逆
洗を行って膜表面および膜内部から脱離してきた捕捉粒
子は、充分に逆洗してハウジングから洗い出してしまわ
ないと、ハウジング内に残留してろ過を再開した時に再
び膜に捕捉されて目詰りをはやめる。膜が重力方向に対
して平行に設置され、且つ逆洗液排出口(一次側出入口
)がフィルターハウジングの底部に配置されていると、
膜から脱離した粒子は容易に沈降して排出されやすいば
かりでなく、完全に排出されないでハウジング内に残留
した粒子も次のガス圧による残留液の排出工程で、ハウ
ジング内残留液と共に完全に排出され、結果として少な
い逆洗量および少ない逆洗時間で逆洗をすることができ
る。
【0013】精密ろ過膜は、例えば米国特許1,421
,341号、同3,133,132号、同2,944,
017号、特公昭43−15698号、特公昭45−3
3313号、同48−39586号、同48−4005
0号等に記載されているように、セルローズエステルを
原料として製造されるもの、米国特許2,783,89
4号、同3,408,315号、同4,340,479
号、同4,340,480号、同4,450,126号
、ドイツ特許DE3,138,525号、特開昭58−
37842号等に記載されているように脂肪族ポリアミ
ドを原料として製造されるもの、米国特許4,196,
070号、同4,340,482号、特開昭55−99
934号、特開昭58−91732号等に記載されてい
るようにポリフルオロカーボンを原料として製造される
もの、特開昭56−154051号、特開昭56−86
941号、特開昭56−12640号、特開昭63−1
39930号、特開昭60−−250049号等に記載
されているポリスルホンを原料とするもの、ドイツ特許
OLS3,003,400号等に記載されているポリプ
ロピレンを原料とするもの等がある。精密ろ過膜の製造
は、上記ポリマーを■良溶媒、■良溶媒と非溶媒の混合
溶媒又は■ポリマーに対する溶解性の程度が異なる複数
種の溶媒の混合したものに溶解して製膜原液を作製し、
これを支持体上に、又は直接凝固液中に流延し、洗浄乾
燥して行う。この場合に、ポリマーを溶解する溶媒の一
例としては、ジクロロメタン、アセトン、ジメチルホル
ムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシ
ド、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、ス
ルホラン等を挙げることができる。上記溶媒に添加する
非溶媒の例としては、セロソルブ類、メタノール、エタ
ノール、イソプロパノールの如きアルコール類、アセト
ン、メチルエチルケトンの如きケトン類、テトラヒドロ
フラン、ジオキサンの如きエーテル類、ポリエチレング
リコール、グリセリン、エチルグリコールの如きポリオ
ール類等が挙げられる。非溶媒の良溶媒に対する割合は
、混合液が均一状態を保てる範囲ならばいかなる範囲で
も良いが、5〜50重量%が好ましい。
【0014】又、多孔構造を制御するものとして膨潤剤
と称される無機電解質、有機電解質、高分子電解質等を
加えることもできる。本発明で使用できる電解質として
は、食塩、硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、硫酸ナトリ
ウム、塩化亜鉛、臭化マグネシウム等の無機酸の金属塩
、酢酸ナトリウム、ギ酸ナトリウム、酪酸カリウム等の
有機酸塩類、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム、ポリ
ビニルピロリドン、ポリビニルベンジルトリメチルアン
モニウムクロライド等の高分子電解質、ジオクチルスル
ホコハク酸ナトリウム、アルキルメチルタウリン酸ナト
リウム等のイオン系界面活性剤等が用いられる。これら
の電解質は単独でポリマー溶液に加えてもある程度の効
果を示すものもあるが、これら電解質を水溶液として添
加する場合には、特に顕著な効果を示すことがある。 電解質水溶液の添加量は添加によって溶液の均一性が失
われることがない限り特に制限はないが、通常溶媒に対
して0.5容量%から10容量%である。また電解質水
溶液の濃度についても特に制限はなく、濃度の大きい方
が効果は大きいが、通常用いられる濃度としては1重量
%から60重量%である。製膜原液としてのポリマー濃
度は5から35重量%、好ましくは10から30重量%
である。35重量%を越える時は得られる微孔性膜の透
水性が実用的な意味を持たない程小さくなり、5重量%
よりも小さい時は充分な分離能力を持った精密ろ過膜は
得られない。
【0015】上記のようにして調整した製膜原液を支持
体の上に流延し、流延直後あるいは一定時間をおいて凝
固液中に支持体ごとポリマー溶液膜を浸漬する。凝固液
としては水が最も一般的に用いられるが、ポリマーを溶
解しない有機溶媒を用いても良く、またこれら非溶媒を
2種以上混合して用いてもよい。支持体としては、通常
精密ろ過膜を製造する場合に支持体として使用できるも
のの中から任意に選択することができるが、特に不織布
を使用した場合には支持体を剥がす必要がないので好ま
しい。本発明で使用できる不織布はポリプロピレン、ポ
リエステル等からなる一般的なものであり、材質の制限
を受けるものではない。凝固浴中でポリマーが析出した
流延膜はこの後水洗、温水洗浄、溶剤洗浄等を行い、乾
燥する。
【0016】
【実施例】以下にろ過の具体例を挙げて本発明をさらに
詳しく説明するが、発明の主旨を越えない限り本発明は
実施例に限定されるものではない。 実施例1 ろ過膜に公称孔径1.2μm の酢酸セルローズ異方性
精密ろ過膜(FM−120  富士写真フイルム(株)
製)を取りつけた図1に示した単層平膜モジュールを使
い、膜面が重力方向に平行になるように設置して図8に
示したろ過フロー装置を組んだ。市販のビールにタンニ
ン酸20ppmを溶かして、タンパク質を凝集させたも
のを懸濁液として用い、ろ過流束5kl/m2/h,逆
洗流束10kl/m2/h,ろ過時間54秒、逆洗時間
4秒の条件で全ろ過周期的逆洗ろ過を行ったところ、ろ
過圧力が3kg/cm2に達するまでに10kl/m2
 のろ液が得られた。一方同じ膜とを用いて膜面を水平
にしてろ過をすると、ろ過圧力が3kg/cm2に達し
た時までに得られたろ液は僅か2.5kl/m2 にす
ぎなかった。
【0017】実施例2 特開昭60−250049号に開示された方法により、
平均孔径0.2μm のポリスルホン異方性膜を製膜し
た。この膜を取りつけた図1に示した単層平膜モジュー
ルを用い、膜面が重力方向に平行になるように設置して
図8に示したろ過フロー装置を組んだ。大腸菌(IFO
3301)をグルコース10g/l、ポリペプトン5g
/l、酵母エキス5g/l、塩化ナトリウム5g/lを
含む培養溶液を用いて18時間浸透培養を行ってろ過原
液とした。培養条件は温度37℃、ph7.0であった
。この培養液を用いて、ろ過流束0.5kl/m2/h
、逆洗流束2kl/m2/h,ろ過時間54秒、逆洗時
間4秒の条件で全ろ過周期的逆洗ろ過を行ったところ、
ろ過圧力が5kg/cm2に達するまでに1000l/
m2 のろ液が得られた。一方同じ膜を用いて膜面を水
平にしてろ過をすると、ろ過圧力が5kg/cm2に達
した時までに得られたろ液は僅か200l/m2 にす
ぎなかった。
【0018】
【発明の効果】膜面を重力方向に対して平行に設置した
精密ろ過膜モジュールを用いて周期的逆洗を繰り返しな
がら全ろ過を行うと、膜面を水平にしてろ過を行った時
に比べて数倍の高懸濁液をろ過することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な精密ろ過膜平膜モジュールの全体構造
を示す展開図。
【図2】平膜モジュール一次側支持板。
【図3】平膜積層型モジュールの断面図。
【図4】平膜積層型モジュールの膜支持体。
【図5】平膜積層型モジュールの膜支持体II−II断
面図。
【図6】プリーツカートリッジ型膜エレメント展開図。
【図7】プリーツカートリッジ型モジュール。
【図8】本発明による全ろ過周期的逆洗システムのフロ
ー図。
【符号の説明】 1    一次側支持体 2    二次側支持体 3    精密ろ過膜 4    通液シート 5    通液シート受部 6    溝 7    一次側出入口 8    二次側出入口 9    通液孔 10    膜シール面 11    突起 12    凹部 13    フレーム 20    平幕積層型膜エレメント 21    膜支持体 22    ボス部 23    内側平坦部 24    精密ろ過膜 25    中央通孔 26    内部通路プ 27    リブ 28    外側平坦部 29    網状部 30    フィルターハウジング 31    一次側出入口 32    二次側出入口 33    エアー抜き 50    全ろ過周期的逆洗モジュール51    
ろ過ポンプ 52    逆洗ポンプ 60    プリーツカートリッジ膜エレメント61 
   ガード 62、64  保護シート 63    精密ろ過膜 65    コア 66    エンドプレート 67    ガスケット 68    中央通孔 70    フィルターハウジング 71    締めつけナット 72    一次側出入口 73    二次側出入口 74    エアー抜き

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  周期的に逆洗を繰り返すことによりろ
    材表面に捕捉されたケークを除去しながらろ過を行う全
    ろ過周期的逆洗システムにおいて、そこで用いる平膜フ
    ィルターモジュールの膜面を重力方向に対して平行に設
    置することを特徴とする全ろ過周期的逆洗ろ過方法。
  2. 【請求項2】  請求項1で用いる平膜が平均孔径0.
    05から5μm の精密ろ過膜であることを特徴とする
    、全ろ過周期的逆洗ろ過方法。
  3. 【請求項3】  請求項2で用いる平膜が厚さ方向で連
    続的に孔径が変化する異方性膜であことを特徴とする、
    全ろ過周期的逆洗ろ過方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007021301A (ja) * 2005-07-13 2007-02-01 Nakajima Kogyo:Kk エアーフィルタ用濾過フィルムおよびシート

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