JPH0426838B2 - - Google Patents
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- JPH0426838B2 JPH0426838B2 JP58501666A JP50166683A JPH0426838B2 JP H0426838 B2 JPH0426838 B2 JP H0426838B2 JP 58501666 A JP58501666 A JP 58501666A JP 50166683 A JP50166683 A JP 50166683A JP H0426838 B2 JPH0426838 B2 JP H0426838B2
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
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Description
請求の範囲
1 抗原に対して第一のPH条件においては高い親
和性を有し、第二のPH条件においては低い親和性
を有するものであり、かつその抗原に対する第一
のPH条件における結合恒数が約109以上であり、
第二のPH条件における結合恒数が約108以下であ
るモノクローナル抗体(但し、第一のPH条件およ
び第二のPH条件はPH約4乃至約10.5の範囲にあ
り、かつそれらのいずれのPH条件も前記抗原或は
抗体の免疫化学的性質を実質的に不可逆的に変化
させないものである)。 2 第一のPH条件における結合恒数が1010以上で
あり、第二のPH条件における結合恒数が106以下
である請求の範囲第1項記載のモノクローナル抗
体。 3 抗体が固体支持体に結合されている請求の範
囲第1項又は第2項記載のモノクローナル抗体。 4 固体支持体がセフアロース、ポリスチレン、
ガラス、ナイロン、セルロース、ポリメチルメタ
クリレート、シリカゲル、ポリアクリルアミド及
びニトロセルロースよりなる群から選ばれる請求
の範囲第3項記載のモノクローナル抗体。 5 a 固体支持体上に固定化させた下記抗体に
第一のPH条件において抗原を接触させることに
より固定化抗体に抗原を結合させる工程、 b 抗原が結合した固定化抗体から未結合不純物
を分離する工程、及び c 抗原が結合した固定化抗体を第二のPH条件に
おいて媒体で処理して抗原を固定化抗体から溶
出させる工程 を含む抗原の精製方法: 上記抗体は、抗原に対して第一のPH条件におい
ては高い親和性を有し、第二のPH条件においては
低い親和性を有するものであり、かつその抗原に
対する第一のPH条件における結合恒数が約109以
上であり、第二のPH条件における結合恒数が約
108以下であるモノクローナル抗体である(但し、
第一のPH条件および第二のPH条件はPH約4乃至約
10.5の範囲にあり、かつそれらのいずれのPH条件
も前記抗原或は抗体の免疫化学的性質を実質的に
不可逆的に変化させないものである)。 6 第一のPH条件における結合恒数が1010以上で
あり、第二のPH条件における結合恒数が106以下
である請求の範囲第5項記載の精製方法。 7 固体支持体がセフアロース、ポリスチレン、
ガラス、ナイロン、セルロース、ポリメチルメタ
クリレート、シリカゲル、ポリアクリルアミド及
びニトロセルロースよりなる群から選ばれる請求
の範囲第5項記載の精製方法。 8 a 固体支持体上に固定化させた抗原に第一
のPH条件において下記抗体を接触させることに
より固定化抗原に抗体を結合させる工程、 b 抗体が結合した固定化抗原から未結合不純物
を分離する工程、及び c 抗体が結合した固定化抗原を第二のPH条件に
おいて媒体で処理して抗体を固定化抗原から溶
出させる工程 を含む抗体の精製方法: 上記抗体は、抗原に対して第一のPH条件におい
ては高い親和性を有し、第二のPH条件においては
低い親和性を有するものであり、かつその抗原に
対する第一のPH条件における結合恒数が約109以
上であり、第二のPH条件における結合恒数が約
108以下であるモノクローナル抗体である(但し、
第一のPH条件および第二のPH条件はPH約4乃至約
10.5の範囲にあり、かつそれらのいずれのPH条件
も前記抗原或は抗体の免疫化学的性質を実質的に
不可逆的に変化させないものである)。 9 第一のPH条件における結合恒数が1010以上で
あり、第二のPH条件における結合恒数が106以下
である請求の範囲第8項記載の精製方法。 10 固体支持体がセフアロース、ポリスチレ
ン、ガラス、ナイロン、セルロール、ポリメチル
メタクリレート、シリカゲル、ポリアクリルアミ
ド及びニトロセルロースよりなる群から選ばれる
請求の範囲第8項記載の精製方法。 発明の分野 本発明はアフイニテイクロマトグラフイによる
抗原及び抗体の精製に関する。もう一つの側面に
おいて、本発明はモノクローナル抗体に関するも
のである。 背 景 宿主動物の抗原に対する応答により産生され、
免疫吸着剤としての固体支持体に結合されている
血清抗体を用いるアフイニテイクロマトグラフイ
による抗原の精製は永年用いられて来ている方法
である。この方法は、しかしながら、その有用性
を損う少なくとも二つの深刻な欠点を有するもの
である。即ち、高い親和性の抗体を用いて試料か
ら抗原を抽出する場合に、非吸着不純物が免疫吸
着剤から洗浄された後に抗原を抗体から解離する
ために苛酷な条件が必要とされる。このために必
要とされる条件は、例えば、3未満のPH或いは11
を越えるPH或いはグアニジン或いは尿素溶液のよ
うな濃厚なカオトロープ(chaotrope)は抗原及
び抗体を変性させる可能性があり、抗原の免疫化
学的及び/又は生物学的性質を破壊せずとも減少
させ、免疫吸着剤の有用寿命を短縮させる。 抗原に対して高い親和性を有する抗体を用いる
際に伴う問題を回避するために、低い親和性の固
定化抗体を免疫吸着剤として用いることが常套手
段となつている。これらの抗体の使用により穏や
かな非−変性条件を用いて免疫吸着剤からの抗原
の溶出が可能となる。しかしながら、結合抗原か
ら不純物を溶出するためにカラムを洗浄する必須
工程は又抗原の或るものを非常に多く溶出するた
めいに分離効率が大きく減少される。更に、低親
和性抗体は比較的低濃度即ち約10ng/ml未満で
媒体中に存在する抗原を効率的に結合することが
できない。 ハイブリドーマ技術の出現に伴い、モノクロー
ナル抗体を得ることが可能となり、それは引続い
て、それに対して産生された抗原のアフイニテイ
精製における免疫吸着剤としての用途が提案され
ている。例えば、ステンマン等〔Stenman et
al.,J.lmmunological、Methods,46,337
(1981)〕、スタルカツプ等〔Stallcup et al.,J.
lmmunology,127,924(1981)〕及びカツツマン
等〔Katzman et al.,Proc.Natl.Acad.Sci.
USA,78.162(1981)〕の報文を参照。これらの
報文は、使用されたモノクローナル抗体はせいぜ
い抗原に対する適度の親和性を有するに過ぎず、
穏やかな条件を用いた免疫吸着剤からのそれらの
脱着を可能にするということを示唆している。即
ち、モノクローナル抗体を免疫吸着剤として用い
る今日までの経験は、それらの性質は通常の抗血
清の「ポリクローナル」抗体のそれに並行するも
のであることを示唆している。即ち、低い親和性
の抗体の使用は穏やかな条件下における抗原の溶
出を可能にするのに対して、高い親和性の抗体は
抗原を抗体から解離するために苛酷な条件を必要
とする。 発明の要約 周知の如く、ハイブリドーマは融合促進剤の存
在下におけるB−リンパ球とミエローマ細胞との
ランダムな融合により形成される。融合により産
生することのできるハイブリドーマの集団の各ハ
イブリドーマは各異つたモノクローナル抗体を分
泌する。典型的には、ハイブリドーマ集団のスク
リーニングを行い、有用な量の抗体を得るために
所望の抗原特異性の抗体を分泌するものを更にク
ローニングする。本発明者等は、特異的抗原に対
する抗体を分泌するハイブリドーマの集団の中の
抗原に対して高い親和性を有する抗体を分泌する
部分集団のハイブリドーマにおいて、一段と少な
い数のハイブリドーマが第一の環境においては抗
原に対して高い親和性を有するが、しかし、第二
の環境においてははるかに低い親和性を有する抗
体を分泌することを見出し、この環境のいずれの
抗原或いは抗体のいずれの免疫化学的或いは生物
学的性質に有害でないことを見出した。高親和性
抗血清中におけるこれらの抗体の存在が見過ごさ
れていたのは、抗血清中における高親和性抗体の
大部分が、抗原が抗体から分離される前に苛酷な
条件を必要とするものであり、それらが抗血清の
免疫化学的性質を支配していたからであると思わ
れる。 従つて、多数融合の産生物であり得るハイブリ
ドーマ集団をスクリーニングすることができ、第
一の環境においては高い親和性を有し、第二の環
境においては低い親和性を有するモノクローナル
抗体を産生するものを同定し、且つそれらのハイ
ブリドーマの少なくとも一つをクローニングし
て、それの産生する十分な量の抗体を得ることが
でき、それのアフイニテイクロマトグラフイ用の
高度に有効な免疫吸着剤としての用途を可能にす
ることを見出した。本発明において使用する抗体
は、その親和性恒数(Ka)が約109以上である場
合に高い親和性を示すものと考えられる。その
Kaが108未満である場合に低い親和性を示すもの
と考えられる。
和性を有し、第二のPH条件においては低い親和性
を有するものであり、かつその抗原に対する第一
のPH条件における結合恒数が約109以上であり、
第二のPH条件における結合恒数が約108以下であ
るモノクローナル抗体(但し、第一のPH条件およ
び第二のPH条件はPH約4乃至約10.5の範囲にあ
り、かつそれらのいずれのPH条件も前記抗原或は
抗体の免疫化学的性質を実質的に不可逆的に変化
させないものである)。 2 第一のPH条件における結合恒数が1010以上で
あり、第二のPH条件における結合恒数が106以下
である請求の範囲第1項記載のモノクローナル抗
体。 3 抗体が固体支持体に結合されている請求の範
囲第1項又は第2項記載のモノクローナル抗体。 4 固体支持体がセフアロース、ポリスチレン、
ガラス、ナイロン、セルロース、ポリメチルメタ
クリレート、シリカゲル、ポリアクリルアミド及
びニトロセルロースよりなる群から選ばれる請求
の範囲第3項記載のモノクローナル抗体。 5 a 固体支持体上に固定化させた下記抗体に
第一のPH条件において抗原を接触させることに
より固定化抗体に抗原を結合させる工程、 b 抗原が結合した固定化抗体から未結合不純物
を分離する工程、及び c 抗原が結合した固定化抗体を第二のPH条件に
おいて媒体で処理して抗原を固定化抗体から溶
出させる工程 を含む抗原の精製方法: 上記抗体は、抗原に対して第一のPH条件におい
ては高い親和性を有し、第二のPH条件においては
低い親和性を有するものであり、かつその抗原に
対する第一のPH条件における結合恒数が約109以
上であり、第二のPH条件における結合恒数が約
108以下であるモノクローナル抗体である(但し、
第一のPH条件および第二のPH条件はPH約4乃至約
10.5の範囲にあり、かつそれらのいずれのPH条件
も前記抗原或は抗体の免疫化学的性質を実質的に
不可逆的に変化させないものである)。 6 第一のPH条件における結合恒数が1010以上で
あり、第二のPH条件における結合恒数が106以下
である請求の範囲第5項記載の精製方法。 7 固体支持体がセフアロース、ポリスチレン、
ガラス、ナイロン、セルロース、ポリメチルメタ
クリレート、シリカゲル、ポリアクリルアミド及
びニトロセルロースよりなる群から選ばれる請求
の範囲第5項記載の精製方法。 8 a 固体支持体上に固定化させた抗原に第一
のPH条件において下記抗体を接触させることに
より固定化抗原に抗体を結合させる工程、 b 抗体が結合した固定化抗原から未結合不純物
を分離する工程、及び c 抗体が結合した固定化抗原を第二のPH条件に
おいて媒体で処理して抗体を固定化抗原から溶
出させる工程 を含む抗体の精製方法: 上記抗体は、抗原に対して第一のPH条件におい
ては高い親和性を有し、第二のPH条件においては
低い親和性を有するものであり、かつその抗原に
対する第一のPH条件における結合恒数が約109以
上であり、第二のPH条件における結合恒数が約
108以下であるモノクローナル抗体である(但し、
第一のPH条件および第二のPH条件はPH約4乃至約
10.5の範囲にあり、かつそれらのいずれのPH条件
も前記抗原或は抗体の免疫化学的性質を実質的に
不可逆的に変化させないものである)。 9 第一のPH条件における結合恒数が1010以上で
あり、第二のPH条件における結合恒数が106以下
である請求の範囲第8項記載の精製方法。 10 固体支持体がセフアロース、ポリスチレ
ン、ガラス、ナイロン、セルロール、ポリメチル
メタクリレート、シリカゲル、ポリアクリルアミ
ド及びニトロセルロースよりなる群から選ばれる
請求の範囲第8項記載の精製方法。 発明の分野 本発明はアフイニテイクロマトグラフイによる
抗原及び抗体の精製に関する。もう一つの側面に
おいて、本発明はモノクローナル抗体に関するも
のである。 背 景 宿主動物の抗原に対する応答により産生され、
免疫吸着剤としての固体支持体に結合されている
血清抗体を用いるアフイニテイクロマトグラフイ
による抗原の精製は永年用いられて来ている方法
である。この方法は、しかしながら、その有用性
を損う少なくとも二つの深刻な欠点を有するもの
である。即ち、高い親和性の抗体を用いて試料か
ら抗原を抽出する場合に、非吸着不純物が免疫吸
着剤から洗浄された後に抗原を抗体から解離する
ために苛酷な条件が必要とされる。このために必
要とされる条件は、例えば、3未満のPH或いは11
を越えるPH或いはグアニジン或いは尿素溶液のよ
うな濃厚なカオトロープ(chaotrope)は抗原及
び抗体を変性させる可能性があり、抗原の免疫化
学的及び/又は生物学的性質を破壊せずとも減少
させ、免疫吸着剤の有用寿命を短縮させる。 抗原に対して高い親和性を有する抗体を用いる
際に伴う問題を回避するために、低い親和性の固
定化抗体を免疫吸着剤として用いることが常套手
段となつている。これらの抗体の使用により穏や
かな非−変性条件を用いて免疫吸着剤からの抗原
の溶出が可能となる。しかしながら、結合抗原か
ら不純物を溶出するためにカラムを洗浄する必須
工程は又抗原の或るものを非常に多く溶出するた
めいに分離効率が大きく減少される。更に、低親
和性抗体は比較的低濃度即ち約10ng/ml未満で
媒体中に存在する抗原を効率的に結合することが
できない。 ハイブリドーマ技術の出現に伴い、モノクロー
ナル抗体を得ることが可能となり、それは引続い
て、それに対して産生された抗原のアフイニテイ
精製における免疫吸着剤としての用途が提案され
ている。例えば、ステンマン等〔Stenman et
al.,J.lmmunological、Methods,46,337
(1981)〕、スタルカツプ等〔Stallcup et al.,J.
lmmunology,127,924(1981)〕及びカツツマン
等〔Katzman et al.,Proc.Natl.Acad.Sci.
USA,78.162(1981)〕の報文を参照。これらの
報文は、使用されたモノクローナル抗体はせいぜ
い抗原に対する適度の親和性を有するに過ぎず、
穏やかな条件を用いた免疫吸着剤からのそれらの
脱着を可能にするということを示唆している。即
ち、モノクローナル抗体を免疫吸着剤として用い
る今日までの経験は、それらの性質は通常の抗血
清の「ポリクローナル」抗体のそれに並行するも
のであることを示唆している。即ち、低い親和性
の抗体の使用は穏やかな条件下における抗原の溶
出を可能にするのに対して、高い親和性の抗体は
抗原を抗体から解離するために苛酷な条件を必要
とする。 発明の要約 周知の如く、ハイブリドーマは融合促進剤の存
在下におけるB−リンパ球とミエローマ細胞との
ランダムな融合により形成される。融合により産
生することのできるハイブリドーマの集団の各ハ
イブリドーマは各異つたモノクローナル抗体を分
泌する。典型的には、ハイブリドーマ集団のスク
リーニングを行い、有用な量の抗体を得るために
所望の抗原特異性の抗体を分泌するものを更にク
ローニングする。本発明者等は、特異的抗原に対
する抗体を分泌するハイブリドーマの集団の中の
抗原に対して高い親和性を有する抗体を分泌する
部分集団のハイブリドーマにおいて、一段と少な
い数のハイブリドーマが第一の環境においては抗
原に対して高い親和性を有するが、しかし、第二
の環境においてははるかに低い親和性を有する抗
体を分泌することを見出し、この環境のいずれの
抗原或いは抗体のいずれの免疫化学的或いは生物
学的性質に有害でないことを見出した。高親和性
抗血清中におけるこれらの抗体の存在が見過ごさ
れていたのは、抗血清中における高親和性抗体の
大部分が、抗原が抗体から分離される前に苛酷な
条件を必要とするものであり、それらが抗血清の
免疫化学的性質を支配していたからであると思わ
れる。 従つて、多数融合の産生物であり得るハイブリ
ドーマ集団をスクリーニングすることができ、第
一の環境においては高い親和性を有し、第二の環
境においては低い親和性を有するモノクローナル
抗体を産生するものを同定し、且つそれらのハイ
ブリドーマの少なくとも一つをクローニングし
て、それの産生する十分な量の抗体を得ることが
でき、それのアフイニテイクロマトグラフイ用の
高度に有効な免疫吸着剤としての用途を可能にす
ることを見出した。本発明において使用する抗体
は、その親和性恒数(Ka)が約109以上である場
合に高い親和性を示すものと考えられる。その
Kaが108未満である場合に低い親和性を示すもの
と考えられる。
第1図及び第2図は固体相上に固定化された四
種の異つたモノクローナル抗体に結合された放射
線標識化ヒト成長ホルモンの脱着に及ぼすPHの変
化の影響を反映するデータのグラフである。 好ましい実施態様の説明 本発明に従えば、抗原の精製は下記工程よりな
る方法により達成される: a 第一の環境において高い親和性を有し、及び
第二の環境において低い親和性を有する(これ
らの環境のいずれも抗原の所望とする免疫化学
的性質に実質的な不可逆変化を起こさない)モ
ノクローナル抗体を選択する工程; b この抗体を固体支持体上に固定化する工程; c この固定化された抗体を第一の環境内におい
て不純な抗原を含有する試料と接触させて、抗
原を抗体に結合させる工程; d 未結合不純物を結合抗原から分離する工程; 及び e 溶出液として第二の環境である媒体を用いて
抗原を精製された形態で固定化抗体から溶出す
る工程。 既述の如く、本発明において有用な抗体は、公
知の方法を用いたミエローマ細胞とB−リンパ球
の融合により得られたハイブリドーマ集団から産
生された抗体をスクリーニングすることにより得
ることができる。B−リンパ球は、典型的には、
標的抗原が予め免疫原として投与された高度免疫
化された動物から採取された脾臓細胞である。そ
の特異性が所望抗原に対するものであるモノクロ
ーナル抗体を産生するハイブリドーマが同定され
た後、それらを更にスクリーニングに付してそれ
等の親和性が抗原或いは抗体に対して損傷を与え
ない環境において変化する抗体を産生するものを
同定する。例えば、抗原類は、通常PH4〜10.5の
範囲内の溶液中において安定である。PH感受性の
抗体を免疫吸着剤に得るためには、モノクローナ
ル抗体のスクリーニングは一つのPHの範囲即ち、
約109以上、好ましくは1010以上のKaにおいては
抗原に対する高い親和性を有し、第二のPH即ち約
108、好好ましくは106未満のKaにおいて低い親
和性を有するものを同定するように行われる。こ
の種のスクリーニングは抗体を固体支持体上に固
定化させ及びそれを抗原を結合させた後異つたPH
において起こる抗原の脱着の程度を測定すること
により行うことができ、測定は例えば、放射線標
識化抗原を用い、固体相及び/又は上澄液により
発生される放射能を計数することにより行われ
る。同様のスクリーニングを行うことにより、そ
の他の種類の環境変化に対応する抗体を同定する
ことができる。 本発明においては、その抗原を結合する能力が
PHにおける変化に感受性を有するモノクローナル
抗体を開発することが好ましい。この点に関し、
本発明の抗体は1つのPHにおいて高い親和性を有
し、この第一のPHよりもより高いか或いはより低
い第二のPHにおいては低い親和性を有するように
選択される。通常第一のPHはPH7或いはその近辺
であるが、しかし、これは必須要件ではない。 なお、モノクローナル抗体の抗原に対する親和
性がPH条件以外の環境によつても変化する場合が
ある。その代表的な例か、非イオン性あるいはイ
オン性洗剤の存在不存在もしくは濃度変化である
(後記参考例参照)。 アフイニテイクロマトグラフイに使用するため
には、選択されたモノクローナル抗体は、アフイ
ニテイクロマトグラフイにおいて通常使用される
任意の固体支持体に結合することができる。これ
らの支持体としては、セフアロース、ポリスチレ
ン、ガラス、ナイロン、セルロール、ポリメチル
メタクリレート、シリカゲル、ポリアクリルアミ
ド及びニトロセルロースなどが挙げられる。 以下の実施例は、その抗原に対する親和性が第
一の環境における高い親和性から第二の環境にお
ける低い親和性(いずれの環境も抗原の免疫化学
的性質に損傷を与えない)へ変化するモノクロー
ナル抗体を得る本発明の応用及びそれらのアフイ
ニテイクロマトグラフイ用の免疫吸着剤としての
有用性を例示するものである。 実施例 1 ヒト成長ホルモンで高度免疫化されたBalb/
cマウスから採取された脾臓細胞をポリエチレン
グリコールを用いてマウスのミエローマ細胞
(NS−1或いはSP−2/0系統)と融合させた。
得られたハイブリドーマのクローニング及びスク
リーニングを行つてセフアロースビーズ上におい
て125I−HGH及びウマ抗−マウスlgGを用いるラ
ジオイムノアツセイよりHGHに対して特異的な
抗体を分泌するハイブリドーマを決定した。この
抗−HGHを産生するハイブリドーマを更にスク
リーニングしてPH7において少なくとも約109の
Kaを有する抗体を産生するハイブリドーマを同
定した。これらの更にスクリーニングしてその親
和性が4〜10.5の範囲にわたるPHの変化に感受性
のあるハイブリドーマを同定した。4種のモノク
ローナル抗体のPH感受性を反映するデータを表1
及び表2及び第1図及び第2図に示す。これらの
個々の抗体をそれぞれA、B、C及びDの文字で
示す。これらのデータは次のようにして得た。125l
で標識化されたHGHをPH7において、ポリスチ
レン球体上に予め固定された個々の抗体に結合さ
せた。各球体はほぼ1ngの抗原及び10000cpmを
含有した。各々3個を10%ウマ血清中の1mlの
PBS中において示されたPHにおいて4時間イン
キユベートさせた。PHの調整は、炭酸ナトリウム
の緩衝液(ウマ血清中10%)の添加によりPH7を
得るか或いは酢酸ナトリウム緩衝液(ウマ血清中
10%)を用いてPH7を得た。インキユベーシヨン
後800μlの上澄液の計数を行つた。各PHにおける
脱着抗原のカウント数を表1及び2に記録し、第
1図及び第2図にプロツトした。
種の異つたモノクローナル抗体に結合された放射
線標識化ヒト成長ホルモンの脱着に及ぼすPHの変
化の影響を反映するデータのグラフである。 好ましい実施態様の説明 本発明に従えば、抗原の精製は下記工程よりな
る方法により達成される: a 第一の環境において高い親和性を有し、及び
第二の環境において低い親和性を有する(これ
らの環境のいずれも抗原の所望とする免疫化学
的性質に実質的な不可逆変化を起こさない)モ
ノクローナル抗体を選択する工程; b この抗体を固体支持体上に固定化する工程; c この固定化された抗体を第一の環境内におい
て不純な抗原を含有する試料と接触させて、抗
原を抗体に結合させる工程; d 未結合不純物を結合抗原から分離する工程; 及び e 溶出液として第二の環境である媒体を用いて
抗原を精製された形態で固定化抗体から溶出す
る工程。 既述の如く、本発明において有用な抗体は、公
知の方法を用いたミエローマ細胞とB−リンパ球
の融合により得られたハイブリドーマ集団から産
生された抗体をスクリーニングすることにより得
ることができる。B−リンパ球は、典型的には、
標的抗原が予め免疫原として投与された高度免疫
化された動物から採取された脾臓細胞である。そ
の特異性が所望抗原に対するものであるモノクロ
ーナル抗体を産生するハイブリドーマが同定され
た後、それらを更にスクリーニングに付してそれ
等の親和性が抗原或いは抗体に対して損傷を与え
ない環境において変化する抗体を産生するものを
同定する。例えば、抗原類は、通常PH4〜10.5の
範囲内の溶液中において安定である。PH感受性の
抗体を免疫吸着剤に得るためには、モノクローナ
ル抗体のスクリーニングは一つのPHの範囲即ち、
約109以上、好ましくは1010以上のKaにおいては
抗原に対する高い親和性を有し、第二のPH即ち約
108、好好ましくは106未満のKaにおいて低い親
和性を有するものを同定するように行われる。こ
の種のスクリーニングは抗体を固体支持体上に固
定化させ及びそれを抗原を結合させた後異つたPH
において起こる抗原の脱着の程度を測定すること
により行うことができ、測定は例えば、放射線標
識化抗原を用い、固体相及び/又は上澄液により
発生される放射能を計数することにより行われ
る。同様のスクリーニングを行うことにより、そ
の他の種類の環境変化に対応する抗体を同定する
ことができる。 本発明においては、その抗原を結合する能力が
PHにおける変化に感受性を有するモノクローナル
抗体を開発することが好ましい。この点に関し、
本発明の抗体は1つのPHにおいて高い親和性を有
し、この第一のPHよりもより高いか或いはより低
い第二のPHにおいては低い親和性を有するように
選択される。通常第一のPHはPH7或いはその近辺
であるが、しかし、これは必須要件ではない。 なお、モノクローナル抗体の抗原に対する親和
性がPH条件以外の環境によつても変化する場合が
ある。その代表的な例か、非イオン性あるいはイ
オン性洗剤の存在不存在もしくは濃度変化である
(後記参考例参照)。 アフイニテイクロマトグラフイに使用するため
には、選択されたモノクローナル抗体は、アフイ
ニテイクロマトグラフイにおいて通常使用される
任意の固体支持体に結合することができる。これ
らの支持体としては、セフアロース、ポリスチレ
ン、ガラス、ナイロン、セルロール、ポリメチル
メタクリレート、シリカゲル、ポリアクリルアミ
ド及びニトロセルロースなどが挙げられる。 以下の実施例は、その抗原に対する親和性が第
一の環境における高い親和性から第二の環境にお
ける低い親和性(いずれの環境も抗原の免疫化学
的性質に損傷を与えない)へ変化するモノクロー
ナル抗体を得る本発明の応用及びそれらのアフイ
ニテイクロマトグラフイ用の免疫吸着剤としての
有用性を例示するものである。 実施例 1 ヒト成長ホルモンで高度免疫化されたBalb/
cマウスから採取された脾臓細胞をポリエチレン
グリコールを用いてマウスのミエローマ細胞
(NS−1或いはSP−2/0系統)と融合させた。
得られたハイブリドーマのクローニング及びスク
リーニングを行つてセフアロースビーズ上におい
て125I−HGH及びウマ抗−マウスlgGを用いるラ
ジオイムノアツセイよりHGHに対して特異的な
抗体を分泌するハイブリドーマを決定した。この
抗−HGHを産生するハイブリドーマを更にスク
リーニングしてPH7において少なくとも約109の
Kaを有する抗体を産生するハイブリドーマを同
定した。これらの更にスクリーニングしてその親
和性が4〜10.5の範囲にわたるPHの変化に感受性
のあるハイブリドーマを同定した。4種のモノク
ローナル抗体のPH感受性を反映するデータを表1
及び表2及び第1図及び第2図に示す。これらの
個々の抗体をそれぞれA、B、C及びDの文字で
示す。これらのデータは次のようにして得た。125l
で標識化されたHGHをPH7において、ポリスチ
レン球体上に予め固定された個々の抗体に結合さ
せた。各球体はほぼ1ngの抗原及び10000cpmを
含有した。各々3個を10%ウマ血清中の1mlの
PBS中において示されたPHにおいて4時間イン
キユベートさせた。PHの調整は、炭酸ナトリウム
の緩衝液(ウマ血清中10%)の添加によりPH7を
得るか或いは酢酸ナトリウム緩衝液(ウマ血清中
10%)を用いてPH7を得た。インキユベーシヨン
後800μlの上澄液の計数を行つた。各PHにおける
脱着抗原のカウント数を表1及び2に記録し、第
1図及び第2図にプロツトした。
【表】
【表】
【表】
表1のデータ特に第1図にプロツトされるデー
タは抗体BによりHGHの結合は本質的にPH3.5〜
7の範囲に亘るPHの変化には感受性を有しない
が、しかし、抗体Aに対するHGHの結合はPH4.5
〜4.0の範囲において相当に減少し、抗体はPH4.4
においては抗原を有効には結合しないことを示し
ている。 他方表2及び第2図のデータは抗体Dによる
HGHの結合は本質的にPH7.0〜10.5の範囲に亘る
PH変化に対しては感受性を有しないのに対し、抗
体CによるHGHの結合はPH9.5〜10.5の範囲にお
いて相当に減少し、この抗体がPH10.5においては
抗原を有効には結合しないことを示している。 抗体A及びCからPH4.0及び10.5において溶離
された上澄液をPBS緩衝液(ウマ血清中10%)
に添加し、PH7に調整し、試料をプールした。こ
れらのプールされた試料を抗体A、B、C及びD
並びにHGHに対する2つのその他のモノクロー
ナル抗体で被覆されたポリスチレン球体をインキ
ユベートした。これらの抗体の各々はHGH分子
の異つた領域を認識する。これらの6つの抗体の
うち、抗体A、B、C及びDを含む5つの抗体で
PH4或いはPH10.5において溶離された抗原の免疫
反応性は影響を受けておらず、第6番目の抗体に
対しては僅かに減少したにすぎなかつた。これら
のデータは抗原のPH4.0或いはPH10.5における溶
離はその免疫化学的性質に悪影響を及ぼさないこ
とを示している。 実施例 2 前立腺酸ホスフアターゼ(PAP)で高度免疫
化されたBalb/cマウスから採取された脾臓細
胞と実施例1に記載したマウスのミエローマ細胞
との融合から得られた抗−PAPモノクローナル
抗体を産生するハイブリドーマのスクリーニング
により得られた極めて変化しやすい酵素である
PAPに対する高親和性モノクローナル抗体(Ka
=5×1010)は6.0〜4.0のPHの範囲において抗原
結合感受性を示すことが判明した。この抗体は、
充填されたセフアロースビーズ1ml当り1mgの抗
体の濃度でCNBr技術を用いてセフアロースビー
ズに結合し、精液からのPAPを精製するために
次のように使用した。Hybritech社(カリフオル
ニア州サンジエゴ)により製造されるPAP分析
キツトTANDEM(商標名)を用いたイムノラジ
オメトリツクアツセイにより測定された0.912
mg/mlのPAPを含有する170μlの性液の試料を5
mlの酢酸緩衝液(0.15MNaClを含有するウマ血
清中10%の酢酸ナトリウム)で稀釈し、PH6を有
する31μgPAP/mlの溶液を得た。 このPAP溶液を1.5mlのセフアロースビーズを
含有するカラム中を1ml/時の速度で通過させ、
カラムを7.5mlの出発緩衝液で洗浄した。溶出液
(5mlの試料及び7.4mlの洗浄液)のイムノメトリ
ツクアツセイは99.3%のPAPがカラムに吸着した
ことを示した。このPAPを0.15MNaClを含有す
るPH4の0.1M酢酸緩衝液で溶離した。3つの1
mlの画分を集め、PH6.0の50mMクエン酸緩衝液
に対して透析させた。プールされ、透析された画
分のPAP含量はイムノラジオメトリツクアツセ
イによりカラムに適用した全量の54%と測定され
た。透析物質の純度は、ドデシル硫酸ナトリウム
及びOrnstein−Davis PAGEにより求められた。
いずれの場合にも、単一バンドが観察された。酵
素活性測定が行われた結果、精製PAPはその酵
素活性を保持することが判明した。 カラム上のPAPの46%という保持率はおそら
く少なくとも部分的には非−特異的結合及びカラ
ムかららの抗原の「尾状流出(trail)」を生ずる
大過剰の抗体の使用によるものと思われる。前者
は、カラムを溶離を達成した後十分に洗浄して溶
離する物質を除去する条件下に試料でカラムを予
備処理することにより減少することができる。後
者は、結合抗体の濃度を低下させることにより減
少することができる。最後に、セフアロースは抗
原及び立体的問題を生じさせる孔径の不均一性の
ためにアフイニテイクロマトグラフイの理想的な
マトリツクスではない。 参考例 クラミジアに関連する抗原の精製はそれを可溶
化するのが困難なので複雑である。しかしなが
ら、それは各種洗剤中において可溶化することが
可能である。高度免疫化されたBalb/cマウス
からの脾臓細胞と実施例1に記載したマウスミエ
ローマ細胞と融合して得られたクラミジアの抗原
に対するモノクローナル抗体を産生するハイブリ
ドーマについてその洗剤濃度に対する感受性につ
いてスクリーニングを行つた。4種のそのような
抗体の結合に及ぼす洗剤の影響を表3に示す。使
用された洗剤はデオキシコレート(DOC)、ドデ
シル硫酸ナトリウム(SDS)及びNonidet P−
40(NP40)として販売されているオクチルフエ
ノキシポリエトキシエタノールであつた。
Ehrlich腹水を対照例として使用した。 表3のデータはマイクロタイタープレート上で
抗原を被覆し、それを表に示す洗剤の濃度におい
て緩衝液中で各抗体の溶液でインキユベートして
得られた。インキユベーシヨン後プレートを洗浄
し、ワサビダイコンパーオキシダーゼ(HRP)
で標識化されたポリクローナルヒツジ抗−マウス
抗体と反応させた。インキユベーシヨンは室温で
1時間行われた。プレートを再び洗浄し、HRP
に対するクロマゲン基質であるオルトフエニレン
ジアミン(ODP)の溶液と反応させた。各ウエ
ル中の吸光度は490nmにおいて測定し、表3に示
した。
タは抗体BによりHGHの結合は本質的にPH3.5〜
7の範囲に亘るPHの変化には感受性を有しない
が、しかし、抗体Aに対するHGHの結合はPH4.5
〜4.0の範囲において相当に減少し、抗体はPH4.4
においては抗原を有効には結合しないことを示し
ている。 他方表2及び第2図のデータは抗体Dによる
HGHの結合は本質的にPH7.0〜10.5の範囲に亘る
PH変化に対しては感受性を有しないのに対し、抗
体CによるHGHの結合はPH9.5〜10.5の範囲にお
いて相当に減少し、この抗体がPH10.5においては
抗原を有効には結合しないことを示している。 抗体A及びCからPH4.0及び10.5において溶離
された上澄液をPBS緩衝液(ウマ血清中10%)
に添加し、PH7に調整し、試料をプールした。こ
れらのプールされた試料を抗体A、B、C及びD
並びにHGHに対する2つのその他のモノクロー
ナル抗体で被覆されたポリスチレン球体をインキ
ユベートした。これらの抗体の各々はHGH分子
の異つた領域を認識する。これらの6つの抗体の
うち、抗体A、B、C及びDを含む5つの抗体で
PH4或いはPH10.5において溶離された抗原の免疫
反応性は影響を受けておらず、第6番目の抗体に
対しては僅かに減少したにすぎなかつた。これら
のデータは抗原のPH4.0或いはPH10.5における溶
離はその免疫化学的性質に悪影響を及ぼさないこ
とを示している。 実施例 2 前立腺酸ホスフアターゼ(PAP)で高度免疫
化されたBalb/cマウスから採取された脾臓細
胞と実施例1に記載したマウスのミエローマ細胞
との融合から得られた抗−PAPモノクローナル
抗体を産生するハイブリドーマのスクリーニング
により得られた極めて変化しやすい酵素である
PAPに対する高親和性モノクローナル抗体(Ka
=5×1010)は6.0〜4.0のPHの範囲において抗原
結合感受性を示すことが判明した。この抗体は、
充填されたセフアロースビーズ1ml当り1mgの抗
体の濃度でCNBr技術を用いてセフアロースビー
ズに結合し、精液からのPAPを精製するために
次のように使用した。Hybritech社(カリフオル
ニア州サンジエゴ)により製造されるPAP分析
キツトTANDEM(商標名)を用いたイムノラジ
オメトリツクアツセイにより測定された0.912
mg/mlのPAPを含有する170μlの性液の試料を5
mlの酢酸緩衝液(0.15MNaClを含有するウマ血
清中10%の酢酸ナトリウム)で稀釈し、PH6を有
する31μgPAP/mlの溶液を得た。 このPAP溶液を1.5mlのセフアロースビーズを
含有するカラム中を1ml/時の速度で通過させ、
カラムを7.5mlの出発緩衝液で洗浄した。溶出液
(5mlの試料及び7.4mlの洗浄液)のイムノメトリ
ツクアツセイは99.3%のPAPがカラムに吸着した
ことを示した。このPAPを0.15MNaClを含有す
るPH4の0.1M酢酸緩衝液で溶離した。3つの1
mlの画分を集め、PH6.0の50mMクエン酸緩衝液
に対して透析させた。プールされ、透析された画
分のPAP含量はイムノラジオメトリツクアツセ
イによりカラムに適用した全量の54%と測定され
た。透析物質の純度は、ドデシル硫酸ナトリウム
及びOrnstein−Davis PAGEにより求められた。
いずれの場合にも、単一バンドが観察された。酵
素活性測定が行われた結果、精製PAPはその酵
素活性を保持することが判明した。 カラム上のPAPの46%という保持率はおそら
く少なくとも部分的には非−特異的結合及びカラ
ムかららの抗原の「尾状流出(trail)」を生ずる
大過剰の抗体の使用によるものと思われる。前者
は、カラムを溶離を達成した後十分に洗浄して溶
離する物質を除去する条件下に試料でカラムを予
備処理することにより減少することができる。後
者は、結合抗体の濃度を低下させることにより減
少することができる。最後に、セフアロースは抗
原及び立体的問題を生じさせる孔径の不均一性の
ためにアフイニテイクロマトグラフイの理想的な
マトリツクスではない。 参考例 クラミジアに関連する抗原の精製はそれを可溶
化するのが困難なので複雑である。しかしなが
ら、それは各種洗剤中において可溶化することが
可能である。高度免疫化されたBalb/cマウス
からの脾臓細胞と実施例1に記載したマウスミエ
ローマ細胞と融合して得られたクラミジアの抗原
に対するモノクローナル抗体を産生するハイブリ
ドーマについてその洗剤濃度に対する感受性につ
いてスクリーニングを行つた。4種のそのような
抗体の結合に及ぼす洗剤の影響を表3に示す。使
用された洗剤はデオキシコレート(DOC)、ドデ
シル硫酸ナトリウム(SDS)及びNonidet P−
40(NP40)として販売されているオクチルフエ
ノキシポリエトキシエタノールであつた。
Ehrlich腹水を対照例として使用した。 表3のデータはマイクロタイタープレート上で
抗原を被覆し、それを表に示す洗剤の濃度におい
て緩衝液中で各抗体の溶液でインキユベートして
得られた。インキユベーシヨン後プレートを洗浄
し、ワサビダイコンパーオキシダーゼ(HRP)
で標識化されたポリクローナルヒツジ抗−マウス
抗体と反応させた。インキユベーシヨンは室温で
1時間行われた。プレートを再び洗浄し、HRP
に対するクロマゲン基質であるオルトフエニレン
ジアミン(ODP)の溶液と反応させた。各ウエ
ル中の吸光度は490nmにおいて測定し、表3に示
した。
【表】
これらのデータは、異つた洗剤及び洗剤濃度の
選択されたモノクローナル抗体の結合に及ぼす影
響を示す。抗体No.1及び抗体2は水性緩衝液中に
おいてクラミジアに対して比較的高い親和性を有
し、それは2%NP−40以外はいずれの洗剤の影
響も受けなかつた。抗体3は2%DOC中におい
て低い親和性を有したが、その他の媒体中におい
ては高い親和性を保持した。抗体4は2%DOC
及び2%NP−40中では低い親和性を有したが、
その他の媒体中においては高い親和性を有した。 その他の実験において、抗原被覆マイクロタイ
タープレートを先ず表3に示した濃度の洗剤で1
時間インキユベートし、その後洗浄した。その後
抗クラミジア抗体をウエル中でインキユベート
し、引続き洗浄後HRP標識化抗.マウス抗体を
インキユベートした。このインキユベーシヨンに
引続き洗浄後、酵素基質でインキユベートした。
各ウエル中で測定した光学密度を水性緩衝液で予
備処理したウエルと対比したところ、抗原が洗剤
により害されていないことを示唆した。従つて、
これらのモノクローナル抗体を抗体と相容れる洗
剤中において抗原を可溶化させ、この調剤を固定
化抗体のカラム上に通過させて抗原を結合させる
ことによりクラミジア抗原のアフイニテイ精製に
使用することができた。引続いて、抗体が抗原に
結合しない別の洗剤組成物でカラムを溶離するこ
とにより抗原を放出させる。 以上の説明から、選ばれたモノクローナル抗体
を免疫吸着剤として用いるアフイニテイクロマト
グラフイにより抗原の効率のよい精製が抗原が変
性させない条件下において達成されることが当業
者には明らかであろう。この方法の特別の応用と
しては、抗原が自然に存在する試料中における精
製及び貯蔵時に劣化した放射線標識化抗原の精製
が含まれる。1つの特別の応用は、組換えDNA
技術により得られた蛋白質生成物の精製がある。
その様な生成物の中にはインシユリン及びヒト成
長ホルモンが挙げられる。血清からの複合蛋白質
及びFactorV或いはFactorの単離も本発明の
方法を用いて可能である。 又、方法を逆にして固定化抗原を免疫吸着剤と
して用いることによりモノクローナル抗体を精製
することも可能である。例えば、貯蔵の結果劣化
したイムノラジオメトリツクアツセイに使用され
た放射線標識化抗体をこの様にして精製すること
ができる。このモノクローナル抗体は又、固定化
抗原を免疫吸着剤として使用することにより腹水
液或いは培養培地から回収することもできる。 如何なる特別の理論による制約を受ける意図を
有するものではないが、PHの変化に伴うKaの変
化は抗原及び抗体の相互に複合化する能力を変え
るところのヒスチジン残基のプロトン付加或いは
リジン又はおそらくはチロシン或いはアギニン残
基の脱プロトン化の効果であるように思われる。
影響を及ぼされない特別の残基は分子の結合領域
内に存在しても存在しなくてもよい。 抗原に対する動物の免疫応答により産生する抗
体の中には環境における変化に対するこれらの感
受性が変わる抗体が含まれるという本発明者等の
発見に基き、ポリクローナル抗血清を分別して本
発明の環境感受性モノクローナル抗体と同様な挙
動をする抗体の混合物を得ることも又本発明の範
囲に含まれるものである。この分別は固定化され
た抗原を過剰の抗血清と第一の所望の環境条件に
おいて接触させ、次いでこの免疫吸着剤を洗浄し
て未結合物質を除去することにより達成すること
ができる。この工程に引続いて免疫吸着剤を第二
の環境である媒体と接触させ、第一の環境条件下
においては溶離されなかつた抗体を溶離させる。
例えば、PH7において高い親和性及びPH4におい
て低い親和性を示す抗体を得たい場合には、固定
化抗原をPH7において過剰の抗血清と接触させ、
固定化された抗原をPH7において媒体で洗浄し
て、PH7において低い親和性を示す抗体を除去す
る。この免疫吸着剤を次いでPH4において溶離し
てPH4において低い親和性を示す抗体を除去す
る。この溶離液はその抗原との結合がPH7〜PH4
の範囲のPHにおける変異下に感受性を示す抗体の
画分を含有する。尿素その他の抗原−抗体結合の
抑制剤を用いて同様の分別を行うことが出来る。
得られた抗体の集団は、更にKa「スイツチ」より
もむしろ固有の低い親和性により溶離する抗体を
除去するために補助分別を必要とする場合があ
る。 二重特異性を有するハイブリツドモノクローナ
ル抗体をアフイニテイ精製に使用することも又本
発明の範囲に含まれる。ハイブリツドモノクロー
ナル抗体を得る方法は同時に出願された出願であ
るマルチニス等の「二重特異性を有する抗体、そ
れらの製法及び用途」〔Martinis et、al,
“Antibodies Having Dual Specificities,Their
Preparation And Uses Therefor”,SerialNo.
(Lyon and Lyon Docket162/98)〕に記載され
ている。この特許出願の開示内容は本発明におい
て準用する。 このハイブリツドモノクローナル抗体は異つた
抗原に対する2つの特異性を有する。本発明にお
いて使用するためには、このハイブリツド抗体は
それがアフイニテイクロマトグラフイにおいて免
疫吸着剤として使用される抗原に対する特異性に
おいてPHその他の環境感受性を示すように選択さ
れる。ハイブリツドにより示される他の特異性
は、固体支持体に接合されている第2の抗体に対
して高い親和性を有するように選ばれる。このハ
イブリツド抗体が固体支持体に適用されると、そ
れは第2の抗原により支持体に接合される。勿
論、ハイブリツドの第2の抗原に対する親和性は
第1、即ち標的抗原の溶離を可能にする環境条件
において実質的に低下してはならない。しかしな
がら、好ましくは第2の抗原の抗体への結合は、
標的抗原の免疫吸着剤からの溶離を可能にする環
境条件とは異つた環境条件に感受性を有するもの
であるのが良い。例えば、ハイブリツド抗体は標
的抗原に対する親和性がPHの低下により減少さ
れ、第2の抗原に対する親和性がPHを増大するこ
とにより減少されるよに選択される。これにより
支持体が不純物により汚染されるか、或いはその
有用性を損うその他の理由により、ハイブリツド
モノクローナル抗体を固体支持体から迅速に脱着
したい場合にその様な迅速の脱着を可能にする。 本発明の環境感受性は又、溶液中においては不
安定な抗原を固相を貯蔵するために使用すること
もできる。例えば、放射線標識化された抗原を固
定化抗体に貯蔵のために結合させ必要に応じて脱
着させることができる。脱着に先立つては、貯蔵
中に発生した劣化生成物を除去するために免疫吸
着剤を洗浄する。反対の方法も又可能である。即
ち、固相において不安定な抗体を貯蔵するために
抗原を使用することができる。例えば、ラジオア
ツセイにおいて使用される放射線標識化抗体を抗
原:抗体複合体として貯蔵し、必要に応じて脱着
される。 以上は、本発明の現時点における好ましい実施
例の説明であり、本発明は以下に掲げる請求の範
囲によつてのみ限定されるべきものである。
選択されたモノクローナル抗体の結合に及ぼす影
響を示す。抗体No.1及び抗体2は水性緩衝液中に
おいてクラミジアに対して比較的高い親和性を有
し、それは2%NP−40以外はいずれの洗剤の影
響も受けなかつた。抗体3は2%DOC中におい
て低い親和性を有したが、その他の媒体中におい
ては高い親和性を保持した。抗体4は2%DOC
及び2%NP−40中では低い親和性を有したが、
その他の媒体中においては高い親和性を有した。 その他の実験において、抗原被覆マイクロタイ
タープレートを先ず表3に示した濃度の洗剤で1
時間インキユベートし、その後洗浄した。その後
抗クラミジア抗体をウエル中でインキユベート
し、引続き洗浄後HRP標識化抗.マウス抗体を
インキユベートした。このインキユベーシヨンに
引続き洗浄後、酵素基質でインキユベートした。
各ウエル中で測定した光学密度を水性緩衝液で予
備処理したウエルと対比したところ、抗原が洗剤
により害されていないことを示唆した。従つて、
これらのモノクローナル抗体を抗体と相容れる洗
剤中において抗原を可溶化させ、この調剤を固定
化抗体のカラム上に通過させて抗原を結合させる
ことによりクラミジア抗原のアフイニテイ精製に
使用することができた。引続いて、抗体が抗原に
結合しない別の洗剤組成物でカラムを溶離するこ
とにより抗原を放出させる。 以上の説明から、選ばれたモノクローナル抗体
を免疫吸着剤として用いるアフイニテイクロマト
グラフイにより抗原の効率のよい精製が抗原が変
性させない条件下において達成されることが当業
者には明らかであろう。この方法の特別の応用と
しては、抗原が自然に存在する試料中における精
製及び貯蔵時に劣化した放射線標識化抗原の精製
が含まれる。1つの特別の応用は、組換えDNA
技術により得られた蛋白質生成物の精製がある。
その様な生成物の中にはインシユリン及びヒト成
長ホルモンが挙げられる。血清からの複合蛋白質
及びFactorV或いはFactorの単離も本発明の
方法を用いて可能である。 又、方法を逆にして固定化抗原を免疫吸着剤と
して用いることによりモノクローナル抗体を精製
することも可能である。例えば、貯蔵の結果劣化
したイムノラジオメトリツクアツセイに使用され
た放射線標識化抗体をこの様にして精製すること
ができる。このモノクローナル抗体は又、固定化
抗原を免疫吸着剤として使用することにより腹水
液或いは培養培地から回収することもできる。 如何なる特別の理論による制約を受ける意図を
有するものではないが、PHの変化に伴うKaの変
化は抗原及び抗体の相互に複合化する能力を変え
るところのヒスチジン残基のプロトン付加或いは
リジン又はおそらくはチロシン或いはアギニン残
基の脱プロトン化の効果であるように思われる。
影響を及ぼされない特別の残基は分子の結合領域
内に存在しても存在しなくてもよい。 抗原に対する動物の免疫応答により産生する抗
体の中には環境における変化に対するこれらの感
受性が変わる抗体が含まれるという本発明者等の
発見に基き、ポリクローナル抗血清を分別して本
発明の環境感受性モノクローナル抗体と同様な挙
動をする抗体の混合物を得ることも又本発明の範
囲に含まれるものである。この分別は固定化され
た抗原を過剰の抗血清と第一の所望の環境条件に
おいて接触させ、次いでこの免疫吸着剤を洗浄し
て未結合物質を除去することにより達成すること
ができる。この工程に引続いて免疫吸着剤を第二
の環境である媒体と接触させ、第一の環境条件下
においては溶離されなかつた抗体を溶離させる。
例えば、PH7において高い親和性及びPH4におい
て低い親和性を示す抗体を得たい場合には、固定
化抗原をPH7において過剰の抗血清と接触させ、
固定化された抗原をPH7において媒体で洗浄し
て、PH7において低い親和性を示す抗体を除去す
る。この免疫吸着剤を次いでPH4において溶離し
てPH4において低い親和性を示す抗体を除去す
る。この溶離液はその抗原との結合がPH7〜PH4
の範囲のPHにおける変異下に感受性を示す抗体の
画分を含有する。尿素その他の抗原−抗体結合の
抑制剤を用いて同様の分別を行うことが出来る。
得られた抗体の集団は、更にKa「スイツチ」より
もむしろ固有の低い親和性により溶離する抗体を
除去するために補助分別を必要とする場合があ
る。 二重特異性を有するハイブリツドモノクローナ
ル抗体をアフイニテイ精製に使用することも又本
発明の範囲に含まれる。ハイブリツドモノクロー
ナル抗体を得る方法は同時に出願された出願であ
るマルチニス等の「二重特異性を有する抗体、そ
れらの製法及び用途」〔Martinis et、al,
“Antibodies Having Dual Specificities,Their
Preparation And Uses Therefor”,SerialNo.
(Lyon and Lyon Docket162/98)〕に記載され
ている。この特許出願の開示内容は本発明におい
て準用する。 このハイブリツドモノクローナル抗体は異つた
抗原に対する2つの特異性を有する。本発明にお
いて使用するためには、このハイブリツド抗体は
それがアフイニテイクロマトグラフイにおいて免
疫吸着剤として使用される抗原に対する特異性に
おいてPHその他の環境感受性を示すように選択さ
れる。ハイブリツドにより示される他の特異性
は、固体支持体に接合されている第2の抗体に対
して高い親和性を有するように選ばれる。このハ
イブリツド抗体が固体支持体に適用されると、そ
れは第2の抗原により支持体に接合される。勿
論、ハイブリツドの第2の抗原に対する親和性は
第1、即ち標的抗原の溶離を可能にする環境条件
において実質的に低下してはならない。しかしな
がら、好ましくは第2の抗原の抗体への結合は、
標的抗原の免疫吸着剤からの溶離を可能にする環
境条件とは異つた環境条件に感受性を有するもの
であるのが良い。例えば、ハイブリツド抗体は標
的抗原に対する親和性がPHの低下により減少さ
れ、第2の抗原に対する親和性がPHを増大するこ
とにより減少されるよに選択される。これにより
支持体が不純物により汚染されるか、或いはその
有用性を損うその他の理由により、ハイブリツド
モノクローナル抗体を固体支持体から迅速に脱着
したい場合にその様な迅速の脱着を可能にする。 本発明の環境感受性は又、溶液中においては不
安定な抗原を固相を貯蔵するために使用すること
もできる。例えば、放射線標識化された抗原を固
定化抗体に貯蔵のために結合させ必要に応じて脱
着させることができる。脱着に先立つては、貯蔵
中に発生した劣化生成物を除去するために免疫吸
着剤を洗浄する。反対の方法も又可能である。即
ち、固相において不安定な抗体を貯蔵するために
抗原を使用することができる。例えば、ラジオア
ツセイにおいて使用される放射線標識化抗体を抗
原:抗体複合体として貯蔵し、必要に応じて脱着
される。 以上は、本発明の現時点における好ましい実施
例の説明であり、本発明は以下に掲げる請求の範
囲によつてのみ限定されるべきものである。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| PCT/US1983/000524 WO1983003678A1 (en) | 1982-04-12 | 1983-04-12 | Method of affinity purification employing monoclonal antibodies |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59500720A JPS59500720A (ja) | 1984-04-26 |
| JPH0426838B2 true JPH0426838B2 (ja) | 1992-05-08 |
Family
ID=22174995
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58501666A Granted JPS59500720A (ja) | 1983-04-12 | 1983-04-12 | モノクロ−ナル抗体を用いるアフィニティ精製方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59500720A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01302162A (ja) * | 1988-05-31 | 1989-12-06 | Tosoh Corp | ヒトミオグロビンの測定方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3176986D1 (en) * | 1980-04-09 | 1989-03-16 | Nat Res Dev | A monoclonal antibody against hepatitis b and its production, a hybridoma producing the monoclonal antibody and compositions containing it, the propagation of the hybridoma and the monoclonal antibody for use as an antiviral agent against hepatitus b and in isolating hepatitus b surface antigen from a sample |
-
1983
- 1983-04-12 JP JP58501666A patent/JPS59500720A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59500720A (ja) | 1984-04-26 |
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