JPH0427189B2 - - Google Patents
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- JPH0427189B2 JPH0427189B2 JP61036147A JP3614786A JPH0427189B2 JP H0427189 B2 JPH0427189 B2 JP H0427189B2 JP 61036147 A JP61036147 A JP 61036147A JP 3614786 A JP3614786 A JP 3614786A JP H0427189 B2 JPH0427189 B2 JP H0427189B2
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は各種セラミツクス、粉体ガラス、金属
等を焼成する際に、被焼成物相互間あるいは被焼
成物と基台との間の滑性を向上させて融着や表面
傷の発生を防止するために用いられる焼成時の滑
性向上用シートに関するものである。
等を焼成する際に、被焼成物相互間あるいは被焼
成物と基台との間の滑性を向上させて融着や表面
傷の発生を防止するために用いられる焼成時の滑
性向上用シートに関するものである。
(従来の技術)
従来からアルミナ基板のようなセラミツクス板
を焼成する際には、相互間の融着を防止するため
にアルミナ粉末を人手により散布しつつセラミツ
クス板を積層する方法が採られているが、散布の
不均一に起因する基板のうねりやピンホール等が
発生し易いうえ、焼成時に被焼成物が収縮するた
めに被焼成物の下面が基台表面により擦れ、放射
状の擦り傷が生じ易い欠点があつた。またサーメ
ツト、超硬合金のような粉末プレスされた金属体
を焼結する場合にも上記と同様にセツターと称さ
れる基台上に敷粉等を散布しているが、被焼成物
の下面と基台との間に大きい摩擦が生じて被焼成
物が反り易く、研削加工によつて反り部を除去し
なければならず歩留りが低下するうえ製造コスト
上昇の原因となつていた。そこでこれらの欠点を
解決するために、紙やプラスチツクシートの内部
にAl2O3粉体やZrO2粉体を分散させた敷粉含有シ
ートが発明され、特公昭60−8991号として公告さ
れているが、焼成時にシート全体が大幅に収縮し
て周縁部においてはセラミツクス基板どうしが融
着することがあるうえ、滑性向上効果が不充分で
特に金属質のような密度の大きい被焼成物の焼成
には役に立たない欠点があつた。
を焼成する際には、相互間の融着を防止するため
にアルミナ粉末を人手により散布しつつセラミツ
クス板を積層する方法が採られているが、散布の
不均一に起因する基板のうねりやピンホール等が
発生し易いうえ、焼成時に被焼成物が収縮するた
めに被焼成物の下面が基台表面により擦れ、放射
状の擦り傷が生じ易い欠点があつた。またサーメ
ツト、超硬合金のような粉末プレスされた金属体
を焼結する場合にも上記と同様にセツターと称さ
れる基台上に敷粉等を散布しているが、被焼成物
の下面と基台との間に大きい摩擦が生じて被焼成
物が反り易く、研削加工によつて反り部を除去し
なければならず歩留りが低下するうえ製造コスト
上昇の原因となつていた。そこでこれらの欠点を
解決するために、紙やプラスチツクシートの内部
にAl2O3粉体やZrO2粉体を分散させた敷粉含有シ
ートが発明され、特公昭60−8991号として公告さ
れているが、焼成時にシート全体が大幅に収縮し
て周縁部においてはセラミツクス基板どうしが融
着することがあるうえ、滑性向上効果が不充分で
特に金属質のような密度の大きい被焼成物の焼成
には役に立たない欠点があつた。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明はこのような従来の問題点を解決して、
焼成時に過大な収縮を生ずることがなく、セラミ
ツクス質のみならずガラス質や金属質からなる被
焼成物の焼結時の反りや融着や傷つきをも有効に
防止することができる焼成時の滑性向上用シート
を目的として完成されたものである。
焼成時に過大な収縮を生ずることがなく、セラミ
ツクス質のみならずガラス質や金属質からなる被
焼成物の焼結時の反りや融着や傷つきをも有効に
防止することができる焼成時の滑性向上用シート
を目的として完成されたものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明は可燃性のシートの表面にBN,AIN,
Si3N4からなる窒化物、SiCからなる炭化物、お
よびMn−Zn系フエライト、Ni−Zn系フエライ
トからなるフエライトの群から選択された1種又
は2種以上のセラミツクス粉体とカーボン粉体と
を含むコーテイング層を形成したことを特徴とす
るものである。
Si3N4からなる窒化物、SiCからなる炭化物、お
よびMn−Zn系フエライト、Ni−Zn系フエライ
トからなるフエライトの群から選択された1種又
は2種以上のセラミツクス粉体とカーボン粉体と
を含むコーテイング層を形成したことを特徴とす
るものである。
本発明において用いられる可燃性のシート1と
しては、焼成時に完全に焼失するパルプ紙が最も
好ましいものであるが、ポリビニルアルコールの
ような可燃性のプラスチツクからなるシートを用
いることもできる。このシート1の片側又は両側
の表面にはセラミツクス粉体2と、カーボン粉体
3とを有機バインダと混合したうえで塗布したコ
ーテイング層4が形成されている。コーテイング
層4に含有させるセラミツクス粉体2としては
BN,AIN,Si3N4からなる窒化物系のもの、SiC
からなる炭化物系のもののほかMn−Zn系フエラ
イト、Ni−Zn系フエライトからなるフエライト
系のものであつてもよく、これらの群から選択れ
た1種又は2種以上の粉体が用いられる。一般に
セラミツクスの耐熱性については炭化物>窒化物
>酸化物の傾向があり、これらのセラミツクス粉
体はAl2O3のような酸化物よりも更に優れた耐熱
性を有する。またBNは特にガラスの離型材とし
ても使用されているようにガラスに対する滑性に
優れており、粉体ガラスの焼成用として好適であ
る。
しては、焼成時に完全に焼失するパルプ紙が最も
好ましいものであるが、ポリビニルアルコールの
ような可燃性のプラスチツクからなるシートを用
いることもできる。このシート1の片側又は両側
の表面にはセラミツクス粉体2と、カーボン粉体
3とを有機バインダと混合したうえで塗布したコ
ーテイング層4が形成されている。コーテイング
層4に含有させるセラミツクス粉体2としては
BN,AIN,Si3N4からなる窒化物系のもの、SiC
からなる炭化物系のもののほかMn−Zn系フエラ
イト、Ni−Zn系フエライトからなるフエライト
系のものであつてもよく、これらの群から選択れ
た1種又は2種以上の粉体が用いられる。一般に
セラミツクスの耐熱性については炭化物>窒化物
>酸化物の傾向があり、これらのセラミツクス粉
体はAl2O3のような酸化物よりも更に優れた耐熱
性を有する。またBNは特にガラスの離型材とし
ても使用されているようにガラスに対する滑性に
優れており、粉体ガラスの焼成用として好適であ
る。
コーテイング層4は25〜95%(重量%、以下同
じ)のセラミツクス粉体2と3〜70%のカーボン
粉体3とを3〜30%の有機バインダと混合したも
のとすることが好ましい。セラミツクス粉体2は
被焼成物が相互に融着することを防止するととも
に滑性を付与する役割を果たすものであり、その
含有率が25%以下ではこの効果が不十分であり、
95%以上とするとコーテイング層4の平滑度が失
われるのみならずカーボン粉体3の含有率が相対
的に低下して次に述べるカーボン粉体3により効
果が不十分となる。カーボン粉体3は焼成時にお
ける焼成用シート全体の収縮を抑制するとともに
被焼成物の表面の滑性を向上させる役割を果たす
ものであり、3%未満では収縮抑制効果が不足
し、70%を越えると次第にシート1の表面へのコ
ーテイングを行うことが困難化する。
じ)のセラミツクス粉体2と3〜70%のカーボン
粉体3とを3〜30%の有機バインダと混合したも
のとすることが好ましい。セラミツクス粉体2は
被焼成物が相互に融着することを防止するととも
に滑性を付与する役割を果たすものであり、その
含有率が25%以下ではこの効果が不十分であり、
95%以上とするとコーテイング層4の平滑度が失
われるのみならずカーボン粉体3の含有率が相対
的に低下して次に述べるカーボン粉体3により効
果が不十分となる。カーボン粉体3は焼成時にお
ける焼成用シート全体の収縮を抑制するとともに
被焼成物の表面の滑性を向上させる役割を果たす
ものであり、3%未満では収縮抑制効果が不足
し、70%を越えると次第にシート1の表面へのコ
ーテイングを行うことが困難化する。
なお、有機バインダとしては例えばアクリル樹
脂系のものを使用することができるが、焼成時に
被焼成物に悪影響を及ぼすことなく焼失するもの
であれば、任意の種類のものを用いることができ
る。またセラミツクス粉体中には上記のもののほ
か、Al2O3やZrO2のような酸化物系のものを付加
的に添加してもよい。
脂系のものを使用することができるが、焼成時に
被焼成物に悪影響を及ぼすことなく焼失するもの
であれば、任意の種類のものを用いることができ
る。またセラミツクス粉体中には上記のもののほ
か、Al2O3やZrO2のような酸化物系のものを付加
的に添加してもよい。
(作用)
このように構成されたものは、アルミナ基板に
代表されるセラミツクス材、粉末ガラスのプリフ
オーム材、サーメツト、超硬合金のような粉末プ
レス材等の被焼成物を焼成する際にそれらの相互
間及びそれらと基台(セツター)との間に挟んで
用いられるものであり、焼成時の高温によつて可
燃性のシート1は焼失するが高融点のセラミツク
ス粉体2がカーボン粉体3とともに残つて被焼成
物相互間及び被焼成物と基台との間に融着を防止
し、同時に滑性を高めて焼結時の収縮による被焼
成物表面の傷付きを防止するものである。しかも
本発明のシートは可燃性のシート1の表面にコー
テイング層4を形成したものであるからその製造
が容易でコストが安いものであるうえに、コーテ
イング層4には好ましくは3〜70%のカーボン粉
体3を含有させてあるので焼成時の収縮が小さ
く、従来のように周縁部において被焼成物どうし
が融着することがない。また、本発明のシートは
表面が平滑なものであるから、これを用いてセラ
ミツクス基板等を焼成した場合にもその表面は平
滑性に優れたものとなり、うねりやピンホール等
の発生を有効に防止することができるものであ
る。次に本発明の好ましい実施例を示す。
代表されるセラミツクス材、粉末ガラスのプリフ
オーム材、サーメツト、超硬合金のような粉末プ
レス材等の被焼成物を焼成する際にそれらの相互
間及びそれらと基台(セツター)との間に挟んで
用いられるものであり、焼成時の高温によつて可
燃性のシート1は焼失するが高融点のセラミツク
ス粉体2がカーボン粉体3とともに残つて被焼成
物相互間及び被焼成物と基台との間に融着を防止
し、同時に滑性を高めて焼結時の収縮による被焼
成物表面の傷付きを防止するものである。しかも
本発明のシートは可燃性のシート1の表面にコー
テイング層4を形成したものであるからその製造
が容易でコストが安いものであるうえに、コーテ
イング層4には好ましくは3〜70%のカーボン粉
体3を含有させてあるので焼成時の収縮が小さ
く、従来のように周縁部において被焼成物どうし
が融着することがない。また、本発明のシートは
表面が平滑なものであるから、これを用いてセラ
ミツクス基板等を焼成した場合にもその表面は平
滑性に優れたものとなり、うねりやピンホール等
の発生を有効に防止することができるものであ
る。次に本発明の好ましい実施例を示す。
(実施例)
実施例 1
平均粒度10μmのBN粉体60(重量)部と平均粒
度3μmのカーボン粉体35部とを有機バインダ5
部とともに混合し、可燃性のプラスチツクシート
の片面に塗布してコーテイング層とした。このシ
ートをガラス粉体をバインダとともにプレス成形
したプリフオーム体を焼成する際にセツターの上
面に敷いて使用したところ、焼成品の裏面には従
来は避けることができなかつた熱収縮による放射
状の擦り傷が全く発生せず、勿論融着も生じなか
つた。
度3μmのカーボン粉体35部とを有機バインダ5
部とともに混合し、可燃性のプラスチツクシート
の片面に塗布してコーテイング層とした。このシ
ートをガラス粉体をバインダとともにプレス成形
したプリフオーム体を焼成する際にセツターの上
面に敷いて使用したところ、焼成品の裏面には従
来は避けることができなかつた熱収縮による放射
状の擦り傷が全く発生せず、勿論融着も生じなか
つた。
実施例 2
平均粒度5μmのNi−Zn系フエライト粉体80
部を10部のカーボン粉体とともに10部の有機
バインダに混合し、厚さ0.3mmの紙製シートの両
面に塗布してコーテイング層を形成した。このシ
ートを粉末プレスされた超硬合金の焼成時にセツ
ターの上面に敷いて使用したところ、熱収縮によ
る擦り傷が全く発生せず、また熱収縮による反り
も従来の1/3以下に減少した。
部を10部のカーボン粉体とともに10部の有機
バインダに混合し、厚さ0.3mmの紙製シートの両
面に塗布してコーテイング層を形成した。このシ
ートを粉末プレスされた超硬合金の焼成時にセツ
ターの上面に敷いて使用したところ、熱収縮によ
る擦り傷が全く発生せず、また熱収縮による反り
も従来の1/3以下に減少した。
(発明の効果)
本発明は以上の説明からも明らかなように、可
燃性のシートの表面に、前記のような特殊なセラ
ミツクス粉体とカーボン粉体とを含むコーテイン
グ層を形成したことを特徴とするものであつて、
焼成時に過大な収縮を生ずることがなく、また被
焼成物表面の滑性を向上させ焼成収縮による被焼
成物の擦り傷を完全に防止することができるうえ
に被焼成物の融着を確実に防止することができる
ものである。しかも本発明は製造が容易でコスト
が安く、しかも焼成物のうねりやピンホールを防
止することができるものであるから、従来の問題
点を解消した焼成時の滑性向上用シートとして、
業界に寄与するところは極めて大である。
燃性のシートの表面に、前記のような特殊なセラ
ミツクス粉体とカーボン粉体とを含むコーテイン
グ層を形成したことを特徴とするものであつて、
焼成時に過大な収縮を生ずることがなく、また被
焼成物表面の滑性を向上させ焼成収縮による被焼
成物の擦り傷を完全に防止することができるうえ
に被焼成物の融着を確実に防止することができる
ものである。しかも本発明は製造が容易でコスト
が安く、しかも焼成物のうねりやピンホールを防
止することができるものであるから、従来の問題
点を解消した焼成時の滑性向上用シートとして、
業界に寄与するところは極めて大である。
図面は本発明のシートを示す断面図である。
1……シート、2……セラミツクス粉体、3…
…カーボン粉体、4……コーテイング層。
…カーボン粉体、4……コーテイング層。
Claims (1)
- 1 可燃性のシート1の表面にBN,AIN,Si3
N4からなる窒化物、SiCからなる炭化物、および
Mn−Zn系フエライト、Ni−Zn系フエライトか
らなるフエライトの群から選択された1種又は2
種以上のセラミツクス粉体2とカーボン粉体3と
を含むコーテイング層4を形成したことを特徴と
する焼成時の滑性向上用シート。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61036147A JPS62193825A (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 | 焼成時の滑性向上用シ−ト |
| EP19870301370 EP0236006B1 (en) | 1986-02-20 | 1987-02-18 | Sheet for use in firing base plates |
| DE8787301370T DE3775793D1 (de) | 1986-02-20 | 1987-02-18 | Platte zur verwendung beim brennen von grundplatten. |
| US07/016,288 US4756959A (en) | 1986-02-20 | 1987-02-19 | Sheet for use in firing base plates |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61036147A JPS62193825A (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 | 焼成時の滑性向上用シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62193825A JPS62193825A (ja) | 1987-08-26 |
| JPH0427189B2 true JPH0427189B2 (ja) | 1992-05-11 |
Family
ID=12461678
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61036147A Granted JPS62193825A (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 | 焼成時の滑性向上用シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62193825A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02305416A (ja) * | 1989-05-19 | 1990-12-19 | Hitachi Ferrite Ltd | フェライトシート |
-
1986
- 1986-02-20 JP JP61036147A patent/JPS62193825A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62193825A (ja) | 1987-08-26 |
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