JPH04277522A - ポリオキシテトラメチレングリコールの製造方法 - Google Patents

ポリオキシテトラメチレングリコールの製造方法

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JPH04277522A
JPH04277522A JP12068291A JP12068291A JPH04277522A JP H04277522 A JPH04277522 A JP H04277522A JP 12068291 A JP12068291 A JP 12068291A JP 12068291 A JP12068291 A JP 12068291A JP H04277522 A JPH04277522 A JP H04277522A
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JP
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catalyst
water
thf
reaction
ptmg
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JP12068291A
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Shigeru Yokota
滋 横田
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Daicel Corp
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Daicel Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテトラヒドロフラン(以
下、THFと略す)を安価な固体超強酸触媒を重合触媒
として用い重合させ、ポリオキシテトラメチレングリコ
ール(以下、PTMGと略す)を製造する方法に関する
【0002】
【従来の技術】PTMGは、スパンデックス、エラスト
マー、人工皮革等に用いられるポリウレタン、ポリエー
テルエステル、ポリエーテル(エステル)アミドの主原
料や界面活性剤、圧力流体等に用いられる工業的に有用
なポリマーであり、近年ではエラストマー分野を中心に
エンジニアリング用素材、医用高分子材料として特に注
目を浴びている。
【0003】PTMGはTHFの重合によって工業的に
製造されでいるが、この重合反応はカチオン重合であり
、しかも容易には進行しないためにその重合触媒として
は、超強酸として分類される酸強度の大きいプロトン酸
やルイス酸が使われ、かつしばしばこれらに共触媒を加
えたものが使用されてきている。前者の代表例は、フル
オロスルホン酸、発煙硫酸であり、後者の例としては、
過塩素酸−無水酢酸、BF3−HF−無水酢酸、ナフイ
オン(弗素化スルホン酸樹脂)−無水酢酸が挙げられ、
これらは工業的に実施されている。
【0004】これら従来法に共通の、かつ致命的欠点は
、THFより一挙にPTMGを製造することができない
ことである。即ち、PTMGの両末端は水酸基でなけれ
ばならないが、従来法においては重合直後の末端基は−
SO3H基、或いは−OCOCH3基として停止されて
おり、これに水或いはアルカリ水を加えて加水分解し、
両末端を水酸基とする二段法である。
【0005】発煙硫酸を触媒として用いる重合方法も知
られているが、分子量1000前後に限定される用途に
は用いられるが、この後処理で水を加えねばならず、触
媒のリサイクル利用は極めて困難である(特公昭52−
32680等)。また、共触媒等を使用せずにTHFを
重合させ、かつ、一挙に末端OH基を有するPTMGと
する方法として、ヘテロポリ酸触媒や固体超強酸を用い
る方法も知られているが、前者は高価なヘテロポリ酸触
媒を高濃度で使用しているため、触媒回収に神経を払わ
なくてはならない。
【0006】さらにはヘテロポリ酸触媒がTHFに僅か
に溶解するため、PTMG製品化時に、微量のヘテロポ
リ酸触媒をPTMGと分離するために、一段法であるに
もかかわらず、プロセスが複雑になっていた(特公昭6
3−30931)。また、後者も高価な五弗化アンチモ
ンを触媒として用いており、触媒回収に神経を払わなく
てはならなかった(特開昭63−35623)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】これら従来技術は、大
部分がTHFより一挙にPTMGを製造する事ができず
、製造工程が複雑になっており、またTHFより一挙に
PTMGを製造する方法においても、高価な触媒を用い
ており、しかも触媒が若干THFに溶解するために、触
媒回収が複雑になっている。従来用いられている固体超
強酸触媒には、成分の一つとして五弗化アンチモンが担
持されているが、これは極めて高価な薬品である。さら
に、毒性や腐食性のために担体に担持させる際には熟練
を必要とする。
【0008】
【発明の目的】本発明の目的は、回収・リサイクルが簡
単で、かつ五弗化アンチモンを含まない安価な固体超強
酸触媒を使って、THFよりPTMGを製造する方法を
開発することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、一般式:Mx
Oy(x、yは1ないし3の整数)で示される金属酸化
物の群から選ばれる複合金属酸化物とふっ化水素アンモ
ニウム(NH4F・HF)とから成る固体超強酸触媒の
存在下、THFを重合させることを特徴とするPTMG
の製造方法である。
【0010】本発明で触媒として使用する複合金属酸化
物は、MxOy(x、yは1ないし3の整数)で示され
る金属酸化物の具体例である酸化アルミニウム(Al2
O3)、二酸化ケイ素(SiO2)、二酸化チタン(T
iO2)、二酸化ジルコニウム(ZrO2)、三酸化タ
ングステン(WO3)、酸化亜鉛(ZnO)等から選ば
れる成分を組み合わせた系で、例えばAl2O3−Si
O2、SiO2−TiO2、SiO2−ZrO2、Ti
O2−ZrO2等がある。
【0011】これらの複合金属酸化物は、それぞれの金
属のアルコキシド、塩化物、またはオキシ塩化物をアン
モニア水で複合金属酸化物として沈殿させ、この沈殿を
十分、洗浄、約100℃で乾燥、粉砕(200〜500
メッシュ)後、400℃ないし600℃、好ましくは4
50℃ないし500℃で焼成して得られる。金属のモル
組成は1:9ないし9:1の範囲であるが、モル組成の
調整は用いる金属アルコキシド、塩化物またはオキシ塩
化物中の金属組成より決められる。
【0012】金属アルコキシドとしては、テトラエチル
オルトシリケート(Si(OC2H5)4)、アルミニ
ウムイソプロポキシド(Al〔OCH(CH3)2〕3
)等、塩化物としては四塩化チタン(TiCl4)、塩
化亜鉛(ZnCl2)等、またオキシ塩化物としてはオ
キシ塩化ジルコニウム(ZrOCl2・8H2O)等を
挙げることができる。
【0013】MxOy(x、yは1ないし3の整数)で
示される金属酸化物に対するふっ化水素アンモニウムの
担持率は特に規定されないが、担持率が低すぎると重合
活性が低下するので、触媒使用量が増えたり、重合時間
が長くなったりするので好ましくない。従って、好まし
くは2wt%以上の担持率で用いられる。ふっ化水素ア
ンモニウム水溶液の濃度は1〜1.5wt%が好ましく
、MxOy(x、yは1ないし3の整数)で示される金
属酸化物を7日間以上浸漬した後、湯浴上で蒸発乾固し
さらに120℃で24時間乾燥する。
【0014】このようにして、例えばAl2O3−Si
O2−NH4F・HF、SiO2−TiO2−NH4F
・HF等の固体超強酸を得ることができる。本発明にお
いてTHFを重合する際、固体超強酸は二通りの反応方
式で使用する事ができる。
【0015】一つは、固体超強酸の存在下、1,4−ブ
タンジオールまたは/及び水とTHFあるいは、1,4
−ブタンジオールまたは/及び水とTHFとPTMGの
オリゴマーを重合せ、一段の反応でPTMGを製造する
方法であり、もう一つは、固体超強酸の存在下、無水酢
酸、無水プロピオン酸、無水酪酸のようなカルボン酸無
水物、塩化アセチル、塩化プロピオニル、塩化ブチリル
のようなカルボン酸塩化物、ジケテン、あるいは発煙硫
酸を助触媒として併用して、THFを重合させ、末端基
が−SO3H基、或いは−OCOCH3基として停止さ
れた重合中間体を製造した後、これに水或いはアルカリ
水を加えて加水分解し、両末端を水酸基とする二段の反
応でPTMGを製造する方法である。
【0016】触媒量は一段法あるいは二段法であるかの
反応方式、目的とする重合条件、PTMGの分子量、併
用する助触媒によって異なる。重合温度は−20℃〜1
50℃の範囲であるが、一段法で重合を行うには、室温
ないしは150℃の範囲が充分な触媒活性を発現するた
めに好ましい。また、助触媒を併用する時は−20℃〜
室温程度でよい。重合反応は触媒添加後、1〜15時間
、通常3〜10時間実施される。
【0017】反応形式は、槽型、塔型等、一般に用いら
れるものが使用される。バッチ方式、連続方式のいずれ
の方法で行っても良い。具体的には、一段法においては
、1,4−ブタンジオールまたは/及び水とTHFある
いは、1,4−ブタンジオールまたは/及び水とTHF
とPTMGのオリゴマー及び固体超強酸触媒を反応器に
張り込んで、重合させる方法(バッチ方式)、1,4−
ブタンジオールまたは/及び水とTHFあるいは、1,
4−ブタンジオールまたは/及び水とTHFとPTMG
のオリゴマー及び固体超強酸触媒を適当な滞留時間とな
るように、連続的に反応器へ仕込んで、連続的に固体超
強酸触媒含みの反応粗液を抜き取って行く方法または、
固体超強酸触媒を反応器内に封じ込めておき、1,4−
ブタンジオールまたは/及び水とTHFあるいは、1,
4−ブタンジオールまたは/及び水とTHFとPTMG
のオリゴマーを適当な滞留時間となるように、連続的に
反応器へ仕込んで、連続的に反応粗液を抜き取って行く
方法(連続方式)のいずれかの方法で行われる。
【0018】また、二段法においては、THFと固体超
強酸触媒を反応器に張り込んで、攪拌下共触媒を連続的
に反応器に仕込んで、重合させる方法(バッチ方式)、
THF、固体超強酸触媒及び共触媒を適当な滞留時間と
なるように、連続的に反応器へ仕込んで、連続的に固体
超強酸触媒含みの反応粗液を抜き取って行く方法または
、固体超強酸触媒を反応器内に封じ込めておき、THF
と共触媒を適当な滞留時間となるように、連続的に反応
器へ仕込んで、連続的に反応粗液を抜き取って行く方法
(連続方式)のいずれかの方法で行われる。
【0019】反応方式の選択は、PTMG製造量、重合
熱の除熱量、触媒の性状等を考慮して決定すべきである
。重合反応は通常、設備費等の問題から常圧で行われ、
加圧で反応を行っても、ほとんどメリットはないが、高
沸点の反応に不活性な溶媒を用いずに、THFの沸点以
上で反応を行う場合などは加圧で反応を行っても良い。
【0020】上記方法によって得られる触媒懸濁重合液
から固体超強酸は濾過または遠心分離で除去され、回収
された触媒はそのまま再使用される。触媒分離後の反応
粗液から未反応の1,4−ブタンジオール、水、THF
、共触媒を留去すればTHF重合体が得られるが、共触
媒を併用した重合体から最終的にPTMGを製造するに
は、末端エステル基を水或いはアルカリ水を加え、加水
分解して、末端を水酸基に変え、適当な有機溶媒、例え
ばベンゼン、トルエン、キシレン、n−ブタノール、ジ
−イソプロピルエーテル等の存在下に精製、溶媒回収、
脱水を実施する。
【0021】濾過によって分離回収された固体超強酸は
勿論、重合活性を保持し、循環使用される。以下、実施
例及び比較例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこ
れらの実施例及び比較例によって何ら制限されるもので
はない。以下の実施例及び比較例において、数平均分子
量MNはJIS  K1557−1970に準拠したP
TMGのOH価により求めた。また、調製された固体超
強酸の酸強度(pKa)は、ハメット指示薬による指示
薬法で求めた値である。
【0022】
【実施例1】アルミニウムイソプロポキシド(Al〔O
CH(CH3)2〕3)とテトラエチルオルソシリケー
ト(Si(OC2H5)4)とをモル比1:3の割合で
大過剰の水に溶解し、攪拌下に濃アンモニア水で中和、
加水分解して各々の水酸化物の混合沈殿物を得た。この
沈殿懸濁液を濾過し、濾液pHが中性になるまで充分水
洗を行った。得られた水を含むペースト状の金属水酸化
物を100℃で一昼夜乾燥し、乳白色の塊状固形物を得
た。これを粉砕後、ふるいにかけ、300〜400メッ
シュの粉末を450℃で4時間焼成し、白色のSiO2
−Al2O3粉末を得た。
【0023】次いで、内容量500mlのプラスチック
製容器内で、ふっ化水素アンモニウム1.15gを純水
100mlに溶解し、上記の方法で得られたシリカ・ア
ルミナ15gを7日間浸漬した。さらに、湯浴上で蒸発
乾固した後、オーブン中120℃で24時間乾燥して、
ふっ化水素アンモニウム担持SiO2−Al2O3触媒
(担持率7.6wt%)を得た。
【0024】超強酸であることの判定にはハメット指示
薬を用いた。すなわち、調製した触媒0.5gを乾燥空
気気流中550℃で3時間焼成後、5分割して各々を十
分脱水された塩化スルフリル液3mlを入れた試験管に
投入した。次いで、以下の5種類のハメット指示薬の1
%ベンゼン溶液を各々の試験管に数滴入れて、数回軽く
振ってから静置して触媒表面の変色の有無を肉眼で観察
した。
【0025】ハメット指示薬m−ニトロトルエン(pK
a=11.99)、ニトロベンゼン(pKa=−12.
14)、p−フルオロニトロベンゼン(pKa=−12
.44)、p−クロロニトロベンゼン(pKa=−12
.70)、m−クロロニトロベンゼン(pKa=−13
.16)を使用したところ、すべての指示薬を変色した
。このことから、調製した触媒の酸強度はH0<−13
.16であり、100%硫酸の酸強度(H0=−11.
93)の17倍以上であることが示された。
【0026】
【実施例2】攪拌装置と還流冷却器を備えた容量300
mlのジャケット付きガラス製フラスコにTHF100
gと水0.2gを張り込み、30℃攪拌下に、実施例1
の方法で調製した固体超強酸30gを添加し、10時間
重合反応を行った。重合反応後、反応粗液を濾過して触
媒分離し、濾液からTHFを留去、減圧乾燥し、30.
5gのPTMGを得た。OH価より求めた数平均分子量
は6900であった。
【0027】
【実施例3】攪拌装置と還流冷却器を備えた容量300
mlのジャケット付きガラス製フラスコにTHF100
gと1,4−ブタンジオール1.0gを張り込み、30
℃攪拌下に、実施例1の方法で調製した固体超強酸30
gを添加し、10時間重合反応を行った。重合反応後、
反応粗液を濾過して触媒分離し、濾液からTHFを留去
、減圧乾燥し、39.7gのPTMGを得た。OH価よ
り求めた数平均分子量は2870であった。
【0028】
【実施例4】攪拌装置と還流冷却器を備えた容量300
mlのジャケット付きガラス製フラスコにTHFを10
0gと実施例1の方法で調製した固体超強酸10gを張
り込み、10℃攪拌下、無水酢酸14.2gを10分か
けて添加し、5時間重合反応を行った。反応終了後、固
体超強酸触媒を濾過分離する。
【0029】触媒分離後の反応粗液から未反応THFを
分離し、さらにn−ブタノール60g及び20%水酸化
ナトリウム水溶液60gを添加し、還流冷却下に2時間
加水分解反応を行った。冷却後、静置分液し、下層の水
層を抜き取り、上層有機層に水50gを加え、攪拌水洗
を行った。この水洗操作を同様に3回繰り返した後、有
機層からn−ブタノール/H2Oを留去、減圧乾燥する
ことにより数平均分子量1800のPTMGが缶出製品
として79.3g得られた。
【0030】
【実施例5】テトラエチルオルソシリケート(Si(O
C2H5)4)とオキシ塩化ジルコニウムZrOCl2
・8H2Oとをモル比1:9の割合で大過剰の水に溶解
し、攪拌下に濃アンモニア水で中和、加水分解して各々
の水酸化物の混合沈殿物を得た。この沈殿懸濁液を濾過
し、濾液pHが中性になるまで充分水洗を行った。得ら
れた水を含むペースト状の金属水酸化物を100℃で一
昼夜乾燥し、乳白色の塊状固形物を得た。これを粉砕後
、ふるいにかけ、300〜400メッシュの粉末を45
0℃で1時間焼成し、白色のSiO2−ZrO2粉末を
得た。
【0031】次いで、内容量500mlのプラスチック
製容器内で、ふっ化水素アンモニウム1.15gを純水
100mlに溶解し、上記の方法で得られたシリカ・ア
ルミナ15gを7日間浸漬した。さらに、湯浴上で蒸発
乾固した後、オーブン中120℃で24時間乾燥して、
ふっ化水素アンモニウム担持SiO2−ZrO2触媒を
得た。調製した触媒の酸強度をハメット指示薬により測
定した結果、H0<−13.16であり、100%硫酸
の酸強度(H0=−11.93)の17倍以上であるこ
とが示された。
【0032】
【実施例6】攪拌装置と還流冷却器を備えた容量300
mlのジャケット付きガラス製フラスコにTHFを10
0gと実施例5の方法で調製した固体超強酸10gを張
り込み、10℃攪拌下、無水酢酸14.2gを10分か
けて添加し、5時間重合反応を行った。反応終了後、固
体超強酸触媒を濾過分離する。触媒分離後の反応粗液か
ら未反応THFを分離し、さらにn−ブタノール60g
及び20%水酸化ナトリウム水溶液60gを添加し、還
流冷却下に2時間加水分解反応を行った。
【0033】冷却後、静置分液し、下層の水層を抜き取
り、上層有機層に水50gを加え、攪拌水洗を行った。 この水洗操作を同様に3回繰り返した後、有機層からn
−ブタノール/H2Oを留去、減圧乾燥することにより
数平均分子量1250のPTMGが缶出製品として74
.5g得られた。
【0034】
【実施例7】テトラエチルオルソシリケート(Si(O
C2H5)4)と塩化チタン(TiCl2)とをモル比
1:9の割合で大過剰の水に溶解し、攪拌下に濃アンモ
ニア水で中和、加水分解して各々の水酸化物の混合沈殿
物を得た。この沈殿懸濁液を濾過し、濾液pHが中性に
なるまで充分水洗を行った。得られた水を含むペースト
状の金属水酸化物を100℃で一昼夜乾燥し、乳白色の
塊状固形物を得た。
【0035】これを粉砕後、ふるいにかけ、300〜4
00メッシュの粉末を450℃で1時間焼成し、白色の
SiO2−TiO2粉末を得た。次いで、内容量500
mlのプラスチック製容器内で、ふっ化水素アンモニウ
ム1.15gを純水100mlに溶解し、上記の方法で
得られたシリカ・アルミナ15gを7日間浸漬した。さ
らに、湯浴上で蒸発乾固した後、オーブン中120℃で
24時間乾燥して、ふっ化水素アンモニウム担持SiO
−TiO2触媒を得た。
【0036】調製した触媒の酸強度をハメット指示薬に
より測定した結果、H0<−12.70であり、100
%硫酸の酸強度(H0=−11.93)の6倍以上であ
ることが示された。
【0037】
【実施例8】攪拌装置と還流冷却器を備えた容量300
mlのジャケット付きガラス製フラスコにTHFを10
0gと実施例7の方法で調製した固体超強酸10gを張
り込み、10℃攪拌下、無水酢酸14.2gを10分か
けて添加し、5時間重合反応を行った。反応終了後、固
体超強酸触媒を濾過分離する。触媒分離後の反応粗液か
ら未反応THFを分離し、さらにn−ブタノール60g
及び20%水酸化ナトリウム水溶液60gを添加し、還
流冷却下に2時間加水分解反応を行った。
【0038】冷却後、静置分液し、下層の水層を抜き取
り、上層有機層に水50gを加え、攪拌水洗を行った。 この水洗操作を同様に3回繰り返した後、有機層からn
−ブタノール/H2Oを留去、減圧乾燥することにより
数平均分子量850のPTMGが缶出製品として65.
7g得られた。
【0039】
【実施例9】塩化チタン(TiCl2)とオキシ塩化ジ
ルコニウムZrOCl2.8H2Oとをモル比1:9の
割合で大過剰の水に溶解し、攪拌下に濃アンモニア水で
中和、加水分解して各々の水酸化物の混合沈殿物を得た
。この沈殿懸濁液を濾過し、濾液pHが中性になるまで
充分水洗を行った。得られた水を含むペースト状の金属
水酸化物を100℃で一昼夜乾燥し、乳白色の塊状固形
物を得た。これを粉砕後、ふるいにかけ、300〜40
0メッシュの粉末を450℃で1時間焼成し、白色のT
iO2−ZrO2粉末を得た。
【0040】次いで、内容量500mlのプラスチック
製容器内で、ふっ化水素アンモニウム1.5gを純水1
00mlに溶解し、上記の方法で得られたシリカ・アル
ミナ15gを7日間浸漬した。さらに、湯浴上で蒸発乾
固した後、オーブン中120℃で24時間乾燥して、ふ
っ化水素アンモニウム担持TiO2−ZrO2触媒を得
た。
【0041】調製した触媒の酸強度をハメット指示薬に
より測定した結果、H0<−13.16であり、100
%硫酸の酸強度(H0=−11.93)の17倍以上で
あることが示された。
【0042】
【実施例10】攪拌装置と還流冷却器を備えた容量30
0mlのジャケット付きガラス製フラスコにTHFを1
00gと実施例9の方法で調製した固体超強酸10gを
張り込み、10℃攪拌下、無水酢酸14.2gを10分
かけて添加し、5時間重合反応を行った。
【0043】反応終了後、固体超強酸触媒を濾過分離す
る。触媒分離後の反応粗液から未反応THFを分離し、
さらにn−ブタノール60g及び20%水酸化ナトリウ
ム水溶液60gを添加し、還流冷却下に2時間加水分解
反応を行った。冷却後、静置分液し、下層の水層を抜き
取り、上層有機層に水50gを加え、攪拌水洗を行った
。この水洗操作を同様に3回繰り返した後、有機層から
n−ブタノール/H2Oを留去、減圧乾燥することによ
り数平均分子量980のPTMGが缶出製品として86
.3g得られた。
【0044】
【比較例1】塩化チタン(TiCl2)とオキシ塩化ジ
ルコニウムZrOCl2・8H2Oとをモル比1:9の
割合で大過剰の水に溶解し、攪拌下に濃アンモニア水で
中和、加水分解して各々の水酸化物の混合沈殿物を得た
。この沈殿懸濁液を濾過し、濾液pHが中性になるまで
充分水洗を行った。得られた水を含むペースト状の金属
水酸化物を100℃で一昼夜乾燥し、乳白色の塊状固形
物を得た。これを粉砕後、ふるいにかけ、300〜40
0メッシュの粉末を450℃で1時間焼成し、白色のT
iO2−ZrO2粉末を得た。
【0045】次に、上記TiO2−ZrO2粉末をU型
反応管にとり、五弗化アンチモン(SbF5)気化装置
、真空ポンプ系に連結させ、系内を真空脱気した後Sb
F5蒸気を導入し、その後50℃で再び真空排気する操
作を4回繰り返した。最後に、室温でSbF5蒸気飽和
のまま、4時間放置後、50℃、5mmHgにて1時間
、真空排気を行った。調製した触媒の酸強度をハメット
指示薬により測定した結果、H0<−13.16であり
、100%硫酸の酸強度(H0=−11.93)の17
倍以上であることが示された。
【0046】比較例1と実施例9とを比較すると、ふっ
化水素アンモニウム(NH4F・HF)担持の固体超強
酸と高価な五弗化アンチモン(SbF5)担持の固体超
強酸が同等の酸強度を持っていることを示している。
【0047】
【比較例2】攪拌装置と還流冷却器を備えた容量300
mlのジャケット付きガラス製フラスコにTHFを10
0gと比較例1の方法で調製した固体超強酸10gを張
り込み、10℃攪拌下、無水酢酸14.2gを10分か
けて添加し、5時間重合反応を行った。
【0048】反応終了後、固体超強酸触媒を濾過分離す
る。触媒分離後の反応粗液から未反応THFを分離し、
さらにn−ブタノール60g及び20%水酸化ナトリウ
ム水溶液60gを添加し、還流冷却下に2時間加水分解
反応を行った。冷却後、静置分液し、下層の水層を抜き
取り、上層有機層に水50gを加え、攪拌水洗を行った
【0049】この水洗操作を同様に3回繰り返した後、
有機層からn−ブタノール/H2Oを留去、減圧乾燥す
ることにより数平均分子量960のPTMGが缶出製品
として84.7g得られた。比較例2と実施例10を比
較すると、ふっ化水素アンモニウム(NH4F・HF)
担持の固体超強酸と高価な5弗化アンチモン(SbF5
)担持の固体超強酸が同等の反応成績であることを示し
ている。
【0050】
【実施例11】撹拌装置と還流冷却器を備えた容量30
0mlのジャケット付きガラス製フラスコにTHFを1
00gと実施例1の方法で調製した固体超強酸5gを張
り込み、0℃攪拌下、25%発煙硫酸20gを約60分
かけて添加し、さらに4時間重合反応を行った。反応終
了後、固体超強酸触媒を濾過分離する。触媒分離後、濾
液に水110g加え、未反応THFを分離し、還流冷却
下に2時間加水分解反応を行った。冷却、静置後、下層
の硫酸水を抜き取り、上層有機層にトルエン60gと水
50を加え、攪拌水洗を行った。
【0051】この水洗操作を同様に3回繰り返した後、
有機層からトルエンを留去、減圧乾燥することにより数
平均分子量2750のPTMGが缶出製品として62.
9g得られた。
【0052】
【発明の効果】本発明の方法により、回収・リサイクル
の簡単で、かつ従来より安価な固体超強酸触媒を重合触
媒として使用することにより、高収率で効率良くポリオ
キシテトラメチレングリコールを製造することが可能に
なった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項】  一般式:MxOy(x、yは1ないし3
    の整数)で示される金属酸化物の群から選ばれる複合金
    属酸化物とふっ化水素アンモニウム(NH4F・HF)
    とからなる固体超強酸触媒の存在下、テトラヒドロフラ
    ンを重合させることを特徴とするポリオキシテトラメチ
    レングリコールの製造方法。
JP12068291A 1991-03-04 1991-03-04 ポリオキシテトラメチレングリコールの製造方法 Pending JPH04277522A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6207793B1 (en) 1997-01-17 2001-03-27 Korea Ptg Co., Ltd. Process for production of polytetramethylene-ether-glycol-diester using halloysite catalyst

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6207793B1 (en) 1997-01-17 2001-03-27 Korea Ptg Co., Ltd. Process for production of polytetramethylene-ether-glycol-diester using halloysite catalyst

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