JPH04280165A - シートスルー型画像入力装置 - Google Patents

シートスルー型画像入力装置

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JPH04280165A
JPH04280165A JP3167511A JP16751191A JPH04280165A JP H04280165 A JPH04280165 A JP H04280165A JP 3167511 A JP3167511 A JP 3167511A JP 16751191 A JP16751191 A JP 16751191A JP H04280165 A JPH04280165 A JP H04280165A
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Application number
JP3167511A
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English (en)
Inventor
Yasuo Kato
康夫 加藤
Toru Suzuki
徹 鈴木
Yota Takahashi
陽太 高橋
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシートスルー型画像入力
装置に関するものであり、特に、シート状ドキュメント
キャリア(以下、ドキュメントシートという)に挟まれ
た原稿から読取られた画像データの、光源や撮像系のむ
ら、ならびにイメージセンサのビット間の光電変換特性
のばらつきによる誤差を補正して入力するシートスルー
型画像入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原稿面からの反射散乱光をイメージセン
サで受光することで主走査を行う一方、このイメージセ
ンサを原稿上で前記主走査方向と直交する方向に移動さ
せて副走査を行う画像入力装置が広く使用されている。
【0003】このような画像入力装置は、光源および撮
像系のむら、ならびにイメージセンサのビット相互間に
おける光電変換特性のばらつきによる原稿読取データの
誤差を補正するシェーディング補正装置を有している。
【0004】このシェーディング補正では、原稿の読取
りに先立って白色の濃度表示プレートを画像として読取
り、その読取データおよび予め分かっている前記濃度表
示プレートの標準濃度の差に基づいて原稿読取データを
補正するようにしていた。
【0005】ところで、画像入力装置には、原稿をプラ
テン上に載置し、イメージセンサをこの原稿の読取面に
沿って移動させて原稿の画情報を読取るフラットベッド
型の画像入力装置と、イメージセンサを固定し、原稿の
方をイメージセンサの前で移動させて原稿の画情報を読
取る原稿可動型(シートスルー型)画像入力装置とがあ
る。
【0006】そして、前記フラットベッド型画像入力装
置では、プラテンの裏側つまりイメージセンサと対向す
る面に濃度表示プレートを貼付けたり、あるいは濃度表
示のための印刷をしたりしていた。
【0007】一方、シートスルー型画像入力装置では、
その構造上、濃度表示プレートを設ける場所を確保する
ことが困難である。したがって、このシートスルー型画
像入力装置による原稿読取りでは、原稿余白部の濃度を
標準濃度とみなし、その部分の濃度を基準にしてシェー
ディング補正を行うか、製造段階で設定された固定的な
標準値に従ってシェーディング補正を行うかしていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術には次
のような問題点があった。
【0009】すなわち、原稿の画情報を2値で表現する
ための2値データを得る場合には、白色の濃度表示プレ
ートの濃度に基づく上記のシェーディング補正方法で実
用上大きな問題はなかった。
【0010】ところが、近年、使用されるようになって
きた画像入力装置では、64階調や256階調などの多
値データによって画像が表現される。そのためには、画
像の色調や濃度を忠実に再現できるような多値画像デー
タを入力する必要があるが、従来のように白色の濃度表
示プレートの濃度を元に原稿の読取データを補正する方
法では原稿の濃度やカラー原稿の赤、緑、青の各階調デ
ータがばらつくことがあり、原稿の再現性に問題があっ
た。
【0011】まして、濃度が一定していない原稿の余白
部などの濃度情報を標準濃度としていたり、製造段階で
の固定的な値を標準濃度とするシートスルー型の画像入
力装置での補正では、上記の問題点はさらに大きい。
【0012】本発明の目的は、上記の問題点を解消し、
シートスルー型画像入力装置による画像の入力において
原稿の色調や濃度を高精度で再現できるようにするため
の、正確な原稿読取データ補正機能を有するシートスル
ー型画像入力装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、目
的を達成するために、請求項1の発明は、イメージセン
サの読取部に原稿を挿通させるためのドキュメントシー
トの先端部に設けられ、副走査方向にそれぞれの光学濃
度を変化させた複数の濃度帯を有する標準濃度表示部を
、原稿読取りに先立って前記イメージセンサで読取り、
その読取データによって示される濃度および各濃度帯の
標準濃度の差を求め、この差に基づき、その後に読取ら
れた原稿読取データを補正するように構成した点に特徴
がある。
【0014】また、請求項2の発明は、ドキュメントシ
ートの側部に設けられ、主走査方向にそれぞれの光学濃
度を変化させた複数の濃度帯を有する標準濃度表示部を
、1ラインずつ、原稿読取りに先立ってイメージセンサ
で読取り、その読取データによって示される濃度および
各濃度帯の標準濃度の差を求め、この差に基づき、その
後に読取られた1ラインの原稿読取データを補正するよ
うに構成した点に特徴がある。
【0015】請求項3の発明は、請求項1の補正と請求
項2の補正とを行うように構成した点に特徴がある。
【0016】
【作用】上記のように構成された請求項1〜3の発明に
よれば、原稿の読取りに先立って、ドキュメントシート
に設けられたあらかじめ分かっている濃度帯の各標準濃
度に対する読取データの誤差を検出でき、この検出結果
に基づいて読取手段の出力信号つまり原稿読取データを
補正できる。そして、前記読取誤差の検出は画像入力の
都度行うことができるので、光学系の経時的な変化に対
応して補正できるし、標準濃度表示部は標準濃度が異な
る複数の濃度帯を有しているので、色調や濃度データを
正確に補正することができる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。本実施例はカラー用イメージセンサを具備したシー
トスルー型画像入力装置に関する。図2(a)は本発明
の実施例を示すシートスルー型のカラー画像入力装置の
斜視図である。
【0018】同図において、画像入力装置1はドキュメ
ントフィ―ダ2、およびドキュメントフィ―ダ2の上面
に装着されたスキャナ3からなる。スキャナ3は、ドキ
ュメントシート4に挟み込まれて搬送される原稿の面を
照射するためのランプ、ランプによる照射光の反射光を
受光する読取素子(イメージセンサ)、ならびに原稿の
搬送量を検出するため、原稿と接触して回動するローラ
の回転量を検出するエンコーダ(いずれも図示しない)
を内蔵している。前記読取素子およびエンコーダ等の出
力信号は、ケーブル6を介してドキュメントフィ―ダに
内蔵されている制御装置に接続される。前記イメージセ
ンサとしては、赤・緑・青それぞれの画像データの読取
りを分担する素子によって各ビットが構成される周知の
密着型カラーイメージセンサを用いる。
【0019】前記ドキュメントシート4の詳細な構成を
図2(b)に示す。ドキュメントシートは、読取りや送
給が困難な薄い原稿、しわや折り目がある原稿、小さい
原稿、ならびに送給時の摩擦によって文字が消えたり汚
れやすい原稿を副走査方向に円滑に安定して送給できる
ようにするものである。
【0020】ドキュメントシート4は、台紙4aと台紙
4aの上に載せられる原稿4bの読取面をカバーする透
明フィルム4cとからなり、さらに、前記台紙4aと透
明フィルム4cとは接着部4dにおいて接合されている
。接着部4dには、この接着部4dの長手方向(主走査
方向)に延びた濃度表示プレート5が挟み込まれている
【0021】濃度表示プレート5が挟み込まれている状
態は図2(d)の要部側面図に示している。同図に示し
たように、濃度表示プレート5は透明フィルム4cの基
部7と台紙4aとの間に挟まれて固定されている。本実
施例ではこのように濃度表示プレート5を設けたが、濃
度表示プレート5と同等色調の表示を印刷によって基部
7上に施すようにしてもよい。
【0022】濃度表示プレート5には、図2(c)に拡
大して示したように、副走査方向に黒から白までの5段
階に光学濃度を変化させた標準的な濃度を有するそれぞ
れ数mm幅の濃度帯51〜55が印刷されている。この
濃度表示プレート5は5段階の濃度帯から構成するもの
に限らず、スキャナ3に組込まれたイメージセンサで読
取られる最も低い濃度つまり黒、および最も高い濃度つ
まり白を表示する濃度帯が少なくとも含まれていればよ
い。
【0023】次に、上記構成のシートスルー型画像入力
装置の制御装置について説明する。図3は制御装置の構
成を示すブロック図である。
【0024】同図に示したように、この制御装置はマイ
クロコンピュータ(CPU)16によって制御される。 CPU16を動作させるためのプログラムはROM29
に格納される。制御装置はデータ入力回路8、位置検出
回路9、ランプ制御回路10、画像データ出力回路11
、およびデータ記憶用のRAM12を具備している。
【0025】イメージセンサ13で読取られた画像デー
タはデータ入力回路8から制御装置に取込まれ、RAM
12に記憶される。位置検出回路9は、スキャナ3を通
過するドキュメントシート4の位置を検出するものであ
る。つまり通過するドキュメントシート4の表面と接触
して回動するローラに結合されたエンコーダ14から供
給される信号に基づいて予定の位置検出処理を行う。ラ
ンプ制御回路10は原稿を照射するランプ(例えばLE
Dランプ)15の点灯を制御する。
【0026】さらに、画像データ出力回路11は,制御
部で処理された多値画像データを外部の情報処理装置に
送出する制御を行う。
【0027】次に、本実施例の画像入力動作を説明する
。画像入力動作は濃度表示プレート5の濃度読取動作と
原稿濃度の読取動作とからなる。
【0028】まず、この画像入力動作の概要を説明する
。読取動作の準備段階として、原稿を、その先端を前記
透明フィルム4cの基部7に当接する位置にセットした
状態でドキュメントシート4に挟み込む。
【0029】次いで、原稿4bが挟まれた前記ドキュメ
ントシート4を前記ドキュメントフィ―ダ2とスキャナ
3との間に挿入する。ドキュメントシート4は、図示し
ない駆動部に到達するまで手で送込まれると、その後は
排出方向に自動的に搬送される。
【0030】こうして、最初に濃度表示プレート5の濃
度を読取り、次いで原稿濃度を1ラインずつ読取る。次
いで、前記濃度表示プレート5の濃度読取データに基づ
いて原稿濃度読取データを補正する。原稿濃度読取デー
タの補正は各読取ライン毎にリアルタイムに処理される
【0031】次に、画像入力のための制御装置の動作を
説明する。図4は画像入力動作を示すフローチャートで
ある。
【0032】同図において、まず、ステップS1でラン
プ15を点灯させる。ステップS2では、イメージセン
サ13の所定の読取位置に濃度表示プレート5の予定の
濃度帯が到達するまでドキュメントシート4が搬送され
たか否かをエンコーダ14の出力信号に基づいて判断す
る。ステップS2の判断が肯定となったらステップS3
に進み、前記予定の濃度帯の1ライン分の濃度を読取る
。ステップS3では、読取った濃度表示プレート5の濃
度データをRAM12内の所定の記憶領域に格納する。 この記憶領域はイメージセンサ13の各ビットの赤・緑
・青用の素子に対してそれぞれ設けられている。すなわ
ち、1ライン分の読取り動作では、ビット数×3(赤・
緑・青)個の濃度データを読取って記憶する。
【0033】ステップS4では、濃度表示プレート5の
濃度をすべて読取ったか否かを判断する。この判断は、
例えば前記記憶領域への記憶回数に基づいて行っても良
いし、ホームポジションからの移動量によって判断して
も良い。
【0034】ステップS4の判断が否定の場合はステッ
プS2に戻り、次の濃度帯の上にイメージセンサが位置
したか否かを判断する。ステップS4の判断が肯定なら
ば、ステップS5に進み、後述する濃度データ補正式の
演算を行う。この補正式の演算は、イメージセンサ13
の出力データと、濃度表示プレート5の各濃度帯51〜
55の既知の濃度データとの差を検出し、これに基づい
て算出する。以上で濃度表示プレート5の濃度読取り動
作は終了してステップS6に進み、原稿の読取り動作を
行う。ステップS6では原稿の1ライン分を読取り、こ
の読取データを前記補正式に従って補正する。ステップ
S7では、原稿の読取りおよび補正がすべて終了したか
否かを判定する。ステップS7の判定が否定の場合はス
テップS6に戻って次の読取ラインの濃度を読取って補
正する。このように、ステップS7の判定が肯定となる
まで処理は継続され、原稿の画像読取データの補正は読
取り動作に対応してリアルタイムに行われる。
【0035】次に、前記画像データの補正動作を具体的
な数値に基づいて詳細に説明する。
【0036】図5は、イメージセンサ13の、あるビッ
トの赤・緑・青用の素子の1つについてその出力信号レ
ベルの例を示した図である。同図において、A列は各濃
度帯の既知の濃度レベルを示す値であり、B列が、ある
ビットの出力信号レベル、つまり各濃度帯の実際の読取
りレベルを示す値である。
【0037】A列に示したように、濃度表示プレート5
の各濃度帯51〜55は0〜63の範囲の64階調で示
されていて、各濃度帯51〜55の既知の濃度は、各濃
度のレベル差が“16”になるように設定されている。 すなわち、黒濃度帯が“0”、灰1濃度帯が“15”、
灰2濃度帯が“31”、灰3濃度帯が“47”白濃度帯
が“63”の濃度レベルに設定されている。
【0038】A列に示した前記標準濃度および実際の読
取値であるB列の値に基づいて補正式を決定し、イメー
ジセンサ13による原稿の読取濃度データ、つまりイメ
ージセンサの各ビットの出力信号を補正する。
【0039】同図において、例えば、黒濃度帯51〜白
濃度帯55の各濃度を示すあるビットの実際の信号レベ
ルが、それぞれ“−3”、“16”、“31”、“46
”、“61”となっている(B列)。これらの値を元に
、イメージセンサ13で読取られた原稿の各ビットの出
力信号を補正するには、比例計算を行う。
【0040】例えば、イメージセンサ13の実際の信号
レベルが上述のような値の場合、原稿の読取濃度データ
が、“−3”〜“16”の範囲aの値は“0”〜“15
”の範囲a1へ比例的に移行させ、“17”〜“31”
の範囲bの値は“16”〜“31”の範囲b1に比例的
に移行させる。以下、同様に範囲cの値は範囲c1へ、
範囲dの値は範囲d1の範囲へそれぞれ比例的に移行さ
せる。
【0041】次に補正式について説明する。範囲aの値
を範囲a1へ移行するための補正式を式(1) に示す
。 補正値= 0+(15−0)×{入力データ−(−3)}÷{16
−(−3)}……(1)   範囲bの値を範囲b1に移行するための補正式を式
(2) に示す。 補正値= 16+(31−16)×(入力データ−17)÷(31
−17)……(2)   範囲cの値を範囲c1に移行するための補正式を式
(3) に示す。 補正値= 32+(47−32)×(入力データ−32)÷(46
−32)……(3)   範囲dの値を範囲d1に移行するための補正式を式
(4) に示す。 補正値= 48+(63−48)×(入力データ−47)÷(63
−47)……(4)   例えば、入力データつまり画像読取データが“12
”の場合、この値は“−3”〜“16”の範囲つまり範
囲aに該当するので、式(1) を使って補正値を求め
る。また、入力データが“54”の場合は“47”〜“
61”の範囲つまり範囲dに該当するので式(4) を
使って補正値を求める。
【0042】以上のような補正処理を行うためのカラー
画像入力装置の制御部の機能は次のようになる。
【0043】図1は、制御部の要部を示す機能ブロック
図である。同図において、実測値格納部17には、イメ
ージセンサ13のすべてのビットb0〜bnから出力さ
れる濃度表示プレート5の各濃度帯51〜55の実際の
読取濃度データが各濃度帯別に格納される。例えば、ビ
ットb0で読んだ濃度は、図示のような値である。
【0044】補正前データ格納部18には、イメージセ
ンサ13のビットb0〜bnによる原稿読取データが格
納される。
【0045】実測値格納部17および補正前データ格納
部18のデータの出力タイミングはは、クロック信号C
Kに従う。すなわち、補正前データ格納部18のデータ
はクロック信号CKに応答してシフトされ、ビットb0
,b1,b2……,bnの順序で出力される。また、実
測値格納部17からは、クロック信号CKのカウント値
に基づいてアドレス設定部27で作られるアドレスによ
って指定されるビットのデータが出力される。
【0046】比較部19〜22には、実測値格納部17
の、互いに隣接する濃度帯の濃度値、および補正前デー
タ格納部18の各データが入力される。補正前データ格
納部18からこの比較部19〜22に入力されたデータ
のうち、実測値格納部17から入力される2つのデータ
およびその間に含まれるデータは、各比較部19〜22
に接続された処理部23〜26に入力される。
【0047】処理部23〜26には、それぞれ実測値格
納部17および補正前データ格納部18から供給される
データをそれぞれ第1、第2の変数とする補正式のフォ
ーマットが格納されている。したがって、実測値格納部
17から供給されたデータが第1の変数に代入されるこ
とによって前記補正式(1) 〜(4) が完成される
。さらに、補正データ格納部18から供給されるデータ
がこの補正式(1) 〜(4) の前記第2の変数(入
力データ)に代入され、補正後データ(補正値)が算出
される。算出された補正後データは補正後データ格納部
28の該当するビットの記憶領域に格納されることにな
る。
【0048】例えば、クロック信号CKに同期して信号
レベル“20”の入力データが補正前データ格納部18
から入力されたとする。この場合、入力データは比較部
20から処理部24に入力され、処理部24において補
正式(2) に入力データ“20”が代入されて補正値
“19”が得られる。
【0049】このように、クロックに同期して読出され
た入力データは選択的に処理部23〜26に供給されて
補正処理が行われる。
【0050】このような処理は、図4のフローチャート
に関して説明したように各読取ライン毎に繰返される。 前記補正前データ格納部18の値は各ライン毎に順次更
新されていく。
【0051】なお、図1に示した補正前データ格納部1
8、補正後データ格納部28、および実測値格納部17
は、それぞれ赤・緑・青用の素子で読取られたデータを
記憶する領域を有している。したがって、上記の処理は
それぞれの素子で読取られたすべてのデータに対して行
われる。
【0052】以上説明した実施例では、各濃度帯51〜
55からぞれぞれ1つの濃度データを採取し、その値と
既知の標準濃度との差に基づいて補正式を演算するよう
にしたが、各濃度帯51〜55からそれぞれ複数の濃度
データを採取して、この複数のデータの平均値を濃度帯
の読取濃度データとしてもよいし、複数のデータの最大
および最小値を除去した残りのデータの平均値をとるよ
うにしてもよい。
【0053】また、本実施例においては、読取手段とし
て、各ビットが赤・緑・青用の素子を有する密着型カラ
ーイメージセンサについて説明したが、本発明はこれに
限定されない。すなわち、光源切換式のカラーイメージ
センサや縮小型カラーイメージセンサなど、周知の各種
カラーイメージセンサを読取手段として使用しても本実
施例と同様に実施できるのはもちろんである。
【0054】また、白黒原稿の画情報を入力する場合も
本実施例と同様に実施できる。すなわち、この場合は周
知の白黒用イメージセンサを用い、このイメージセンサ
で読取った濃度データを格納する記憶手段を用いる他は
、カラー原稿の読取りおよび補正動作と同様の構成でよ
い。
【0055】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。この実施例は、図6に示されているように、台紙4
aの側部に濃度表示プレート31を形成したドキュメン
トシート4を用いることにより、原稿を副走査方向に搬
送して読取りながら、1ライン毎に独立的に濃度補正を
行えるようにしたものである。なお、図6において、図
2と同一の符号は同一または同等物を示す。
【0056】前記濃度表示プレート31は図6に示され
ているように、それぞれ2mmずつの幅の5つの帯状の
濃度帯で構成されている。該濃度帯は、“0”(黒色)
から“63”(白色)までを5段階に分割したものであ
り、本実施例では“0”、“15”、“31”、“47
”、および“63”に分割されている。
【0057】次に、本実施例の補正処理を、図7の機能
ブロック図を参照して説明する。
【0058】前記ドキュメントシート4に挟まれた原稿
4bがドキュメントフィーダにより副走査方向に搬送さ
れ、カラーのイメージスキャナ32によって読まれると
、前記濃度表示プレート31と原稿4bの1ラインの例
えばR、G、Bの3色のデータが各色のラインメモリ3
3に格納される。33aは濃度表示プレート31の読取
りデータ、33bは原稿の読取りデータを示す。
【0059】次に、濃度表示プレート31の3色の既知
の濃度帯データ34と、前記イメージスキャナ32によ
って読込まれた濃度表示プレート31の濃度帯データ3
3aとにより、各色の濃度補正式が作成される。
【0060】この各色の補正式は、第1実施例と同様で
ある。例えば、前記イメージスキャナ32によって読込
まれた濃度表示プレート31の濃度帯データ33aが、
各濃度帯に対して、“1”、“16”、“32”、“4
6”および“60”であったとすると、“1”〜“16
”、“17”〜“32”、“33”〜“46”および“
47”〜“60”を、それぞれ“0”〜“15”、“1
6”〜“31”、“32”〜“47”および“48”〜
“63”に補正する式が作成される。
【0061】これらの補正式は、それぞれ下記のように
なる。   補正値=0+(15−0)×(入力データ−1)÷
(16−1)  補正値=16+(31−16)×(入
力データ−17)÷(32−17)    補正値=3
2+(47−32)×(入力データ−33)÷(46−
33)    補正値=48+(63−48)×(入力
データ−47)÷(60−47)補正式作成部35は、
前記の各補正式を求めるために、予め補正式のフォーマ
ットを格納しておき、動作時に入力してくる濃度表示プ
レート31の各濃度帯の測定データxの値に応じて、具
体的な補正式を作成するのが好適である。
【0062】補正式作成部35で補正式が求められると
、次に原稿の1ラインの各色のデータを1ビット毎に補
正する動作に入る。この動作は、図7の補正式選択部3
6および演算処理部37にて行われる。
【0063】図9に、前記補正式選択部36および演算
処理部37の機能ブロック図を示す。補正式選択部36
は比較部361、362、363および364から構成
されている。比較部361、362、363および36
4には、前記濃度表示プレートの測定データxが基準値
としてセットされる。すなわち、比較部361には“1
”と“16”が、比較部362には“16”と“32”
が、比較部363には“32”と“46”が、比較部3
64には“46”と“60”がセットされる。
【0064】そして、比較部361は原稿のビットデー
タyが、1≦y≦16の時例えばハイ(H)レベルの信
号を出力する。比較部362はビットデータyが、17
≦y≦32の時、比較部363はビットデータyが、3
3≦y≦46の時、また比較部364はビットデータy
が、47≦y≦60の時にハイレベルの信号を出力する
【0065】前記演算処理部48を構成する補正式37
1、372、373および374は、前記比較部361
、362、363および364からハイレベルの信号を
印加された時に、その動作が有効(イネーブル)になる
。そして、前記原稿の1ビットデータyを補正式で補正
して、出力する。なお、演算結果に小数が出た時には、
切捨て又は四捨五入等の処理により、演算結果は整数に
なるように処理される。  以上のように、本実施例に
よれば、ドキュメントシートに挟まれた原稿を副走査方
向に搬送し、原稿の1ラインをカラーのイメージスキャ
ナ32で読取り、各色のラインメモリ33に読込む毎に
、読込んだデータを濃度表示プレートの光学基準濃度に
正規化する補正が加えられるので、イメージスキャナ3
2を構成する光電素子の感度差や、原稿の副走査方向の
搬送に起因する読取り濃度のばらつきに対して、有効な
補正を施すことができる。このため、各色の濃度再現の
直線性、再現性および安定性を向上できるという効果が
ある。
【0066】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。この実施例は、図10に示されているように、ドキ
ュメントシート4の接着部4dに濃度プレート5を設け
、台紙4aの側部に濃度表示プレート31を形成したド
キュメントシート4を用いることにより、原稿のスキャ
ン前に作った補正式で濃度補正を行うと共に、副走査方
向に搬送して読取りながら、1ライン毎に独立的に濃度
補正を行えるようにしたものである。なお、図10にお
いて、図2と同一の符号は同一または同等物を示す。
【0067】本実施例の動作を、図11のフロ―チャ―
トを参照して説明する。
【0068】本実施例においては、まず図10のドキュ
メントシート4上の第1の濃度表示プレート5が読込ま
れ、次にドキュメントシート4に挟み込まれた原稿がド
キュメントフィーダにより副走査方向に搬送される(ス
テップS11)。次いで、1ライン分のデータが、R、
G、Bのラインメモリに格納される(ステップS12)
  次に、前記R、G、Bの各ラインメモリに格納され
たデータに対して、前記第1の濃度表示プレート5を用
いた第1の補正が施される(ステップS13)。この補
正は、前記第1実施例の補正と同様である。
【0069】続いて、第1の補正をされたR、G、Bの
各データに対して、前記第2の濃度表示プレート31を
用いた第2の補正がなされる(ステップS14)。この
補正は、前記第2実施例の補正と同様である。
【0070】以上のようにして、R、G、Bの各1ライ
ンに対して補正が加えられると、ステップS15に進ん
で、原稿の全データの読取りが終了したか否かの判断が
なされる。この判断が否定の場合には、ステップS11
に戻って次の1ラインの処理に移る。一方、ステップS
15が肯定になると、前記の一連の処理は終了する。
【0071】以上のように、本実施例によれば、濃度の
ばらつきを高い精度で補正されたR、G、Bの階調デー
タを得ることができる。
【0072】前記第2、第3実施例はカラー用のシート
スルー型画像入力装置を例にして説明したが、本発明は
これに限定されることなく、白黒用のシートスルー型画
像入力装置に対しても、同様に実施できる。すなわち、
この場合は周知の白黒用イメージセンサを用い、このイ
メージセンサで読取った濃度データを格納する記憶手段
を用い、前記実施例と同様の補正動作を行えばよい。
【0073】なお、原稿上にイメージスキャナを載置し
、このスキャナを副走査方向に手で移動させて原稿を読
取るように構成されたハンディスキャナと、前記ドキュ
メントシートを組合わせて使用することもできる。この
ような組合わせによれば、その上にハンディススキャナ
を載置して移動させることが困難な、薄い原稿や小さい
原稿をもハンディスキャナで容易に読取ることができる
し、精度の高い濃度補正を行うこともできる。
【0074】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1〜3の発明によれば、ドキュメントシートによって搬
送される原稿を読取る場合に、光源や撮像系のむら、な
らびにイメージセンサのビット間の光電変換特性のばら
つきによる画像データの誤差を補正して、良好な画像デ
ータを再現することができる。
【0075】また、上記の補正は画像入力の都度行える
ので、装置の経時的な変化に起因する画像データのばら
つきを容易に補正できる。
【0076】また、請求項2の発明によれば、原稿を副
走査方向に移動して、原稿を1ライン読取る毎に、読取
りデータの濃度補正が行われるので、原稿を搬送しなが
ら読取ることに起因する読取り濃度の変動、すなわち装
置の振動、イメージスキャナと原稿との距離変化、原稿
の搬送速度の変化による光蓄積時間の変化等による読取
り濃度の変動を補正することができ、濃度再現の精度お
よび安定性の向上を図ることができる。
【0077】また、請求項3の発明によれば、装置の経
時的な変化等に起因する画像データのばらつき、および
原稿を副走査方向に移動することに起因する画像データ
のばらつきの両方を補正できるので、原稿濃度をより高
精度で再現することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】  本発明の実施例を示す制御部の要部機能を
示すブロック図である。   【図2】  シートスルー型画像入力装置およびドキュ
メントシートの斜視図である。 【図3】  シートスルー型画像入力装置の制御部ハー
ド構成を示すブロック図である。 【図4】  補正動作のフローチャートである。 【図5】  イメージセンサの出力信号レベルの例を示
す図である。 【図6】  第2実施例に使用するドキュメントシート
の斜視図である。 【図7】  第2実施例の制御部の要部機能を示すブロ
ック図である。 【図8】  イメージセンサの出力信号レベルの例を示
す図である。 【図9】  第2実施例の補正式選択、演算処理の機能
ブロック図である。 【図10】  第3実施例に使用するドキュメントシー
トの斜視図である。 【図11】  第3実施例の動作を説明するフローチャ
ートである。 【符号の説明】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  イメージセンサの読取部に原稿を挿通
    させるためのドキュメントシートの先端部に設けられ、
    かつ副走査方向にそれぞれの光学濃度を変化させた複数
    の濃度帯からなる標準濃度表示手段の濃度と、原稿を読
    取るイメージセンサと、原稿読取りに先立って前記イメ
    ージセンサで読取られた濃度データを格納する記憶手段
    と、前記標準濃度表示手段の読取濃度および各濃度帯の
    既知の濃度の差を検出する手段と、原稿濃度データを前
    記差に基づいて補正する補正式を算出する補正式演算手
    段と、前記標準濃度表示手段の濃度読取り後に読取られ
    た原稿濃度データを、前記補正式を用いて補正する処理
    手段とを具備したことを特徴とするシートスルー型画像
    入力装置。
  2. 【請求項2】  イメージセンサの読取部に原稿を挿通
    させるためのドキュメントシートの側部に設けられ、か
    つ主走査方向にそれぞれの光学濃度を変化させた複数の
    濃度帯からなる標準濃度表示手段の濃度と、原稿を読取
    るイメージセンサと、原稿読取り中に前記イメージセン
    サで読取られた前記標準濃度表示手段および原稿の濃度
    データを格納する記憶手段と、前記標準濃度表示手段の
    読取濃度および各濃度帯の既知の濃度の差を検出する手
    段と、原稿濃度データを前記差に基づいて補正する補正
    式を算出する補正式演算手段と、前記標準濃度表示手段
    の濃度読取りに続いて読取られた原稿濃度データを、前
    記補正式を用いて補正する処理手段とを具備したことを
    特徴とするシートスルー型画像入力装置。
  3. 【請求項3】  イメージセンサの読取部に原稿を挿通
    させるためのドキュメントシートの先端部および側部に
    設けられ、かつ副および主走査方向にそれぞれの光学濃
    度を変化させた複数の濃度帯からなる第1および第2の
    標準濃度表示手段の濃度と、原稿を読取るイメージセン
    サと、原稿読取りに先立って前記イメージセンサで読取
    られた前記第1の標準濃度表示手段の濃度データを格納
    する記憶手段と、原稿読取り中に前記イメージセンサで
    読取られた前記第2の標準濃度表示手段および原稿の濃
    度データを格納する記憶手段と、前記第1および第2の
    標準濃度表示手段の読取濃度および各濃度帯の既知の濃
    度の差を検出する手段と、原稿濃度データを前記差に基
    づいて補正する第1および第2の補正式を算出する補正
    式演算手段と、前記原稿濃度データを、前記第1および
    第2の補正式を用いて補正する処理手段とを具備したこ
    とを特徴とするシートスルー型画像入力装置。
JP3167511A 1991-01-16 1991-06-13 シートスルー型画像入力装置 Pending JPH04280165A (ja)

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JP414191 1991-01-16
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013251615A (ja) * 2012-05-30 2013-12-12 Brother Ind Ltd 画像読取装置の読取用保持部材、画像読取装置及び切断装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013251615A (ja) * 2012-05-30 2013-12-12 Brother Ind Ltd 画像読取装置の読取用保持部材、画像読取装置及び切断装置

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