JPH04367163A - 手動型多値画像入力装置 - Google Patents

手動型多値画像入力装置

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JPH04367163A
JPH04367163A JP3167504A JP16750491A JPH04367163A JP H04367163 A JPH04367163 A JP H04367163A JP 3167504 A JP3167504 A JP 3167504A JP 16750491 A JP16750491 A JP 16750491A JP H04367163 A JPH04367163 A JP H04367163A
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data
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image sensor
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JP3167504A
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English (en)
Inventor
Tatsuyuki Tanaka
辰幸 田中
Masato Suzuki
正人 鈴木
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は手動型多値画像入力装置
に関するものであり、特に、光源や撮像系のむら、なら
びにイメージセンサのビット間の光電変換特性のばらつ
きによる画像データの誤差を補正して入力するための手
動型多値画像入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原稿面からの反射散乱光を1次元イメー
ジセンサ(以下、単にイメージセンサという)で受光す
ることで主走査を行う一方、このイメージセンサを原稿
上で前記主走査方向と直交する方向に移動させて副走査
を行う画像入力装置が広く使用されている。このような
画像入力装置では、光源および撮像系のむら、ならびに
イメージセンサのビット間における光電変換特性のばら
つきによる原稿読取データの誤差を補正するシェーディ
ング補正装置を有している。
【0003】このシェーディング補正では、原稿の読取
りに先立って1枚の濃度表示プレートを読取り、その読
取データおよび予め分かっている前記濃度表示プレート
の標準濃度の差に基づいて原稿読取データを補正するよ
うにしていた。
【0004】ところで、画像入力装置には、原稿を載置
するためのプラテンを有するものと、プラテンを持たず
、イメージセンサを内蔵するハンディスキャナを原稿上
に直接載置し、これを手動で移動させて副走査を行う手
動型画像入力装置とがある。
【0005】原稿を載置することができるプラテンを有
する画像入力装置では、前記濃度表示プレートをこのプ
ラテンに貼付けたり印刷したりしていた。
【0006】一方、プラテンを有しない手動型画像入力
装置は、画情報が記載された媒体の形状や媒体上での位
置を問わず、その画情報を簡便に入力できるという利点
があるが、その構造上、前記濃度表示プレートを設ける
場所を確保することが困難である。したがって、手動型
画像入力装置による原稿読取りでは、原稿余白部の濃度
を標準濃度とみなし、その部分の濃度を基準にしてシェ
ーディング補正を行うか、製造段階で設定された固定的
な標準値に従ってシェーディング補正を行うかしていた
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術には次
のような問題点があった。手動型画像入力装置によって
原稿の2値データを得る場合には、上記のシェーディン
グ補正方法で実用上大きな問題はなかった。
【0008】ところが、近年、64階調や256階調な
どの多値データを入力して中間調画像を忠実に再現でき
るようにするための多値画像入力装置が要求されるよう
になってきた。このような要求に対して、従来のように
原稿の余白部つまり白情報のみを標準濃度として原稿読
取データを補正する方法では、中間調(グレー)部分を
正確に補正することは困難であった。まして、製造段階
での固定的な標準値による補正では、光学系の経時的な
変化に対応することはできないという問題点があった。
【0009】本発明の目的は、上記の問題点を解消し、
多値画像の入力においても原稿の高い再現性が得られる
ようにするための、正確な原稿読取データ補正機能を有
する手動型多値画像入力装置を提供することにある。
【0010】他の目的は、副走査方向に延びる標準濃度
プレートを用いて行う原稿の読取りデータの補正を、高
精度で行えるようにした手動型多値画像入力装置を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、イメージセンサを副走査方向
に手動送りするための読取ガイド上に、主走査方向にそ
れぞれの光学濃度を変化させた複数の濃度帯を有する標
準濃度表示部を前記イメージセンサの副走査方向に沿っ
て設け、原稿読取りと同時に読取られた前記標準濃度表
示部の濃度および各標準濃度の差に基づいて、前記原稿
読取データを補正するように構成した点に特徴がある。
【0012】請求項2の発明は、前記読取ガイド上に、
さらに、副走査方向にそれぞれの光学濃度を変化させた
複数の濃度帯を有する標準濃度表示部を主走査方向に沿
って設け、該主走査方向の標準濃度表示部を用いて補正
をされた原稿読取データに、さらに請求項1の補正を施
すようにした点に特徴がある。
【0013】請求項4の発明は、請求項1または2の発
明を、3原色の各々に対して行い、3原色で読取られた
原稿読取データを、色別に作成した補正式により補正す
るようにした点に特徴がある。
【0014】
【作用】上記のように構成された請求項1の発明によれ
ば、原稿が副走査方向に1ラスタ読まれる毎に、原稿読
取データを補正するようにしているので、読取りライン
を副走査方向に移動している間に、原稿面を照射するラ
ンプの光量が変化したり、原稿のたわみ、手動型多値画
像入力装置の副走査方向への移動速度の変化によるCC
Dの光蓄積時間の変化等により、イメージセンサの感度
が1ラスタ毎あるいは1ビット毎に変化したとしても、
原稿全体にわたって、安定したかつ再現性のあるデータ
を読込むことができる。
【0015】また、請求項2の発明によれば、原稿の読
取りに先立って、あらかじめ分かっている標準濃度表示
部の各標準濃度に対するイメージセンサの読取誤差を検
出でき、この検出結果に基づいて原稿読取データを補正
できる。そして、前記読取誤差の検出は画像入力の都度
行うことができるので、光学系の経時的な変化に対応し
て補正することができる。また、これに加えて、請求項
1の補正を施すことができ、原稿全体にわたって、より
安定したかつ再現性のあるデータを読込むことができる
【0016】請求項4の発明によれば、良好に補正され
たカラーの原稿読取りデータを得ることができる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。図2(a)は本発明の一実施例を示す手動型多値画
像入力装置の平面図である。
【0018】同図において、ハンディスキャナ1は、原
稿29の面を照射するためのランプ、ランプによる照射
光の反射光を受光する読取素子(イメージセンサ)、な
らびにハンディスキャナ1の副走査方向移動量を検出す
るためのエンコーダ(いずれも図示しない)を内蔵して
いる。前記読取素子およびエンコーダ等の出力信号は、
ケーブル2を介して制御装置3に接続される。
【0019】読取ガイド4は、前記ハンディスキャナ1
を副走査方向に円滑に安定して移動できるようにガイド
するもので、副走査方向に延びた縦部材4aと、これに
直交し、主走査方向つまり読取素子の配列方向に延びる
横部材4bとからなり、全体的にはL字形を呈している
【0020】読取ガイド4の縦部材4aには、その長手
方向(副走査方向)に延びた濃度表示プレート5が貼付
けられている。本実施例では図2(b)に破断位置X−
Xでの断面図を示したように、濃度表示プレート5を前
記縦部材4aの底部段差面に貼付けた形にしているが、
縦部材4aと一体的に形成してもよい。
【0021】濃度表示プレート5には、図2(c)に拡
大して示したように黒から白までの9段階の標準的な濃
度を有するそれぞれ数mm幅(例えば、2mm幅)の濃
度帯51〜59が印刷されている。この9段階の濃度帯
は一例であり、本発明はこれに限定されるものではない
【0022】図3は、本発明の一実施例の制御装置の構
成を示すブロック図である。
【0023】同図に示したように、この制御装置はマイ
クロコンピュータ(CPU)6によって制御され、CP
U6を動作させるためのプログラムはROM7に格納さ
れる。制御装置はデータ入力回路8、位置検出回路9、
ランプ制御回路10、画像データ出力回路11、および
データ記憶用のRAM12を具備している。
【0024】イメージセンサ13で読取られた画像デー
タはデータ入力回路8から制御装置に取込まれ、RAM
12に記憶される。位置検出回路9は、ハンディスキャ
ナ1を副走査方向に往復動作させた際の移動量に基づい
てハンディスキャナ1の位置を検出するためのもので、
ハンディスキャナ1に内蔵されたエンコーダ14から供
給される信号に基づいて予定の処理を行う。ランプ制御
回路10は原稿を照射するランプ(例えばLEDランプ
)15の点灯を制御する。
【0025】さらに、画像データ出力回路11は,制御
部で処理された多値画像データを外部に送出する制御を
行う。
【0026】次に、本実施例の画像入力動作を説明する
。画像入力動作は濃度表示プレート5の濃度読取動作と
原稿濃度の読取動作とを含む。
【0027】まず、画像入力動作の概要を説明する。図
2(a) に示されているように、読取動作の準備段階
として原稿の上に読取ガイド4を載置し、その後ハンデ
ィスキャナ1の2辺を読取ガイド4の縦部材4aおよび
横部材4bにそれぞれ当接させ、ハンディスキャナ1の
読取開始位置つまりホームポジションを確定する。
【0028】次に、濃度表示プレート5と原稿濃度から
なる1ラインのデータをイメージスキャナから読取り、
濃度表示プレート5の濃度読取データに基づいて原稿濃
度読取データを補正する。原稿濃度読取データの補正は
各読取ライン毎にリアルタイムに処理をする。
【0029】次に、画像入力のための制御装置の動作を
詳細に説明する。図4は画像入力動作を示すフローチャ
ートである。
【0030】同図において、まず、ステップS1でラン
プ15を点灯させる。ランプの光出力が安定すると、ス
テップS2に進む。
【0031】ステップS2では、標準濃度プレート部5
を含む1ラスタのデータを読取る。読取った濃度表示プ
レート5および原稿部分の濃度データをRAM12内の
所定の記憶領域あるいは図示されていないラインメモリ
に格納する。
【0032】次に、ステップS3に進んで後述する濃度
データ補正式の演算を行う。この補正式の演算は、まず
イメージセンサ13の原稿部分の読取りデータから、濃
度の最大、最小値を検出し、濃度表示プレート5の既知
の濃度データの中から、前記最大値以上でかつこれに一
番近い濃度帯と、前記最小値以下でかつこれに一番近い
濃度帯とを決定する。次いで、これらの濃度帯に挟まれ
た複数の濃度帯を均等に分割することにより、所定の個
数の中間濃度帯を決定する。そして、イメージセンサ1
3の前記各濃度帯に対する出力データと、これらの濃度
帯の既知の濃度データとの差を検出し、これに基づいて
補正式を算出する。
【0033】ステップS4では原稿の1ライン分を読取
り、この読取データを前記補正式に従って補正する。ス
テップS5では、補正された1ライン分のデータを他の
図示されていない装置に出力する。ステップS6では、
原稿の読取りおよび補正がすべて終了したか否かを判定
する。ステップS6の判定が否定の場合はステップS2
に戻って、次の読取ラインの濃度を読取って、前記の処
理を繰返すことにより補正する。
【0034】このように、ステップS6の判定が肯定と
なるまで処理は継続され、原稿の画像読取データの補正
は読取り動作に対応してリアルタイムに行われる。
【0035】次に、前記ステップS3の処理を、図5の
フローチャートにより、詳細に説明する。
【0036】図4のステップS2の処理が終わると、す
なわち標準濃度プレート5の濃度帯51〜59を含む1
ラスタの原稿データが読取られると、図5のステップS
31に進んで、該1ラスタの原稿データ中の濃度の最大
値と最小値とが検出される。次に、ステップS32にお
いて、標準濃度プレート5の濃度帯51〜59の中から
、前記原稿データの最大値以上で、かつこれに最も近い
既知の濃度の濃度帯Aが決定される。続いて、ステップ
S33において、標準濃度プレート5の濃度帯51〜5
9の中から、前記原稿データの最小値以下で、かつこれ
に最も近い既知の濃度の濃度帯Bが決定される。
【0037】次いで、ステップS34に進んで、前記濃
度帯A〜Bから、予め定められている適当な個数の中間
濃度帯が決定される。好ましくは、濃度帯A〜Bを均等
に分割する濃度帯に決定される。
【0038】例えば、図6に示されているように、原稿
1ラスタの読取り濃度の最大、最小値がそれぞれ「53
」、「8」であったとすると、前記ステップS32、S
33では標準濃度プレート5の濃度帯の濃度「55」と
「7」がそれぞれ決定される。次に、該最大、最小の濃
度「55」〜「7」から、2つの濃度帯を決定すると予
め決定されていると、ステップS34では、標準濃度プ
レート5の濃度帯の濃度「39」と「23」が決定され
る。
【0039】そして、ステップS35に進んで、第1の
補正式を算出する処理が行われる。すなわち、図7に示
されているように、標準濃度プレート5の濃度帯番号2
、4、6、8の既知の濃度がA列に示されている値であ
り、その読取り濃度がB列に示されているように、それ
ぞれ8、25、38、53であったとすると、濃度8〜
25を既知の濃度7〜23に、濃度26〜38を既知の
濃度24〜39に、濃度39〜53を既知の濃度40〜
55に移行する補正式が算出される。
【0040】この補正式は下記のようになる。
【0041】濃度8〜25の値を既知の濃度7〜23の
値に移行する補正式   補正値= 7+(23−7)×(入力データ−8)÷(25−8)
……(1)    濃度26〜38の値を既知の濃度24〜39の値に
移行する補正式   補正値= 24+(39−24)×(入力データ−26)÷(38
−26)……(2)    濃度39〜53の値を既知の濃度40〜55の値に
移行する補正式   補正値= 40+(55−40)×(入力データ−39)÷(53
−39)……(3)    以上の処理により、原稿の読取りデータの濃度の最
大、最小値を、それぞれ濃度表示プレート5の白(濃度
63)、黒(濃度0)に強制的に補正することなく、該
読取りデータの濃度の最大、最小値に応じた濃度(上記
の例では、“55”と“7”)に補正することができる
ので、該読取りデータの補正を、高精度で行うことがで
きる。
【0042】次に、図1の機能ブロック図を参照して、
本発明による原稿データ補正の動作を説明する。
【0043】20は前記ハンディスキャナ1(図2(a
)参照)のイメージセンサによって読取られた標準濃度
プレート部を含む1ラスタのデータを格納するラインメ
モリである。図示されているように、このラインメモリ
20には、原稿部の1ラスタ分のデータ20aと、標準
濃度プレート5の読取りデータ20bとが記憶される。
【0044】21は、原稿部のデータ20aをラインメ
モリ20に格納する時に、その濃度の最大値と最小値と
を検出する最大、最小値検出部である。22は該標準濃
度プレート5の各濃度帯の既知の濃度データを記憶して
いるメモリである。
【0045】23は前記最大、最小値検出部21で検出
された原稿部のデータ20aの濃度の最大値と最小値と
、前記既知の濃度データ22とから補正処理に使用する
濃度帯を決定し、次いで該濃度帯に対応するデータを後
述の比較器、補正式に供給する補正処理制御部である。 該補正処理制御部23は主に図5のステップS32〜S
35の処理を行う。
【0046】24a〜24cは比較器であり、ラインメ
モリ20から読み出される原稿部の読取りデータの各ビ
ットが属する濃度範囲を決定する。比較器24a〜24
cの基準値は、前記補正処理制御部23によって設定さ
れる。
【0047】25a〜25cは前記比較器24a〜24
cの出力によりイネーブルにされる補正式である。例え
ば、25aは前記補正式(1) 、25bは前記補正式
(2) 、25cは前記補正式(3) である。この補
正式25a〜25cには、好ましくは、補正式のフォー
マットが記憶されており、該補正式の1ラスタ毎に変化
する変数は、前記補正処理制御部23によって1ラスタ
毎に設定される。
【0048】26は補正式25a〜25cのいずれかに
よって補正された原稿部の補正データを記憶し、図示さ
れていない他の装置に出力するラインメモリである。
【0049】前記ラインメモリ20に格納された原稿部
の読取りデータ20aは1ビットずつ比較器24a〜2
4cに送られる。比較器24aは入力データが、8≦入
力データ≦25の時、比較器24bは入力データが、2
5<入力データ≦38の時、比較器24cは入力データ
が、38<入力データ≦53の時、それぞれ例えばハイ
レベルの信号を出力する。補正式25a〜25cは比較
器24a〜24cからハイレベルの信号を受けるとイネ
ーブルになり、入力してくる前記原稿部の読取りデータ
20aの1ビットの濃度を補正する。補正されたデータ
は、ラインメモリ26に送られ一旦記憶される。
【0050】以上のようにして、標準濃度プレート5を
含む原稿部の1ラスタ分の補正処理が終わると、副走査
方向に所定幅移動された次の1ラスタのデータがイメー
ジセンサからラインメモリ20に送られ、前記と同様の
補正処理が実行される。
【0051】以上のように本実施例によれば、手動型多
値画像入力装置を副走査方向に動かしながら1ラインの
原稿データを読込む毎に補正処理が行われるので、副走
査方向に移動している間に、原稿面を照射するランプの
光量が変化したり、原稿のたわみ、手動型多値画像入力
装置の副走査方向への移動速度の変化によるCCDの光
蓄積時間の変化等により、イメージセンサの感度が1ラ
スタ毎あるいは1ビット毎に変化したとしても、原稿全
体にわたって、安定したかつ再現性のあるデータを読込
むことができる。
【0052】さらに、原稿の読取りデータの濃度の最大
、最小値を、それぞれ濃度表示プレート5の白(濃度6
3)、黒(濃度0)に強制的に補正することなく、該読
取りデータの濃度の最大、最小値に応じた濃度に補正す
るようにしているので、該読取りデータの補正を、高精
度で行うことができる。
【0053】次に、本発明の第2実施例を説明する。こ
の実施例は、図8に示されているように、読取ガイド4
に、前記第1実施例の第1の濃度表示プレート5に加え
て、その横部材4bの長手方向(主走査方向)に延びる
第2の濃度表示プレート30を設け、第2の濃度表示プ
レート30に基づく濃度補正も施すようにした点に特徴
がある。
【0054】該第2の濃度表示プレート30には、図8
(b)に(a) 図の円内を拡大して示したように黒か
ら白までの5段階の標準的な濃度を有するそれぞれ数m
m幅(例えば、2mm幅)の濃度帯31〜35が印刷さ
れている。この5段階の濃度帯は一例であり、本発明は
これに限定されるものではない。
【0055】次に、上記の構成の読取ガイド4を使用し
た画像入力の動作について、図9のフローチャートを参
照して説明する。同図において、まず、ステップS11
でランプ15を点灯させる。ランプ15の光量が安定す
ると、ステップS12に進み、エンコーダ14の出力信
号に基づいて第2の濃度表示プレート30の予定の濃度
帯の上にイメージセンサが位置したか否かを判断する。
【0056】ステップS12の判断が肯定となると、ス
テップS13に進み、前記予定の濃度帯の1ライン分の
濃度を読取り、読取った第2の濃度表示プレート30の
濃度データをRAM12内の所定の記憶領域に格納する
【0057】ステップS14では、第2の濃度表示プレ
ート30の濃度をすべて読取ったか否かを判断する。こ
の判断は、例えば前記記憶領域への記憶回数に基づいて
行っても良いし、ハンディスキャナ1のホームポジショ
ンからの移動量によって判断しても良い。
【0058】ステップS14の判断が否定の場合はステ
ップS12に戻って、次の濃度帯の上にイメージセンサ
が位置したか否かを判断する。ステップS4の判断が肯
定になると、ステップS15に進んで後述する濃度デー
タ補正式の演算を行う。この補正式の演算は、イメージ
センサ13の出力データと、第2の濃度表示プレート3
0の各濃度帯31〜35の既知の濃度データとの差を検
出し、これに基づいて算出する。
【0059】ステップS16では前記第1の濃度表示プ
レート5の濃度帯51〜59を含む1ラスタの原稿デー
タが読取られる。また、ステップS17では、この濃度
帯51〜59を含む1ラスタ分のデータに対して主走査
方向の濃度補正が実行される。
【0060】例えば、図10に示されているように、第
2の濃度表示プレート30の濃度帯31〜35の既知の
濃度レベルがA列に示されている値であり、実際の読取
りレベルがB列に示されている値であるとすると、図7
で説明したのと同様の方法で補正式が作成される。
【0061】補正式の結果だけを示すと、下記のように
なる。
【0062】範囲aの値を範囲a1へ移行するための補
正式。   補正値= 0+(15−0)×{入力データ−(−1)}÷{15
−(−1)}…(4)    範囲bの値を範囲b1へ移行するための補正式。   補正値= 16+(31−16)×(入力データ−16)÷(30
−16)…(5)    範囲cの値を範囲c1へ移行するための補正式。   補正値= 32+(47−32)×(入力データ−32)÷(46
−32)……(6)    範囲dの値を範囲d1に移行するための補正式を式
(4) に示す。
【0063】   補正値= 48+(63−48)×(入力データ−47)÷(63
−47)……(7)    例えば、入力データつまり画像読取データが“12
”の場合、この値は“−3”〜“16”の範囲つまり範
囲aに該当するので式(4) を使って補正値を求める
。また、入力データが“54”の場合は“47”〜“6
1”の範囲つまり範囲dに該当するので式(7) を使
って補正値を求める。
【0064】以上のようにして、前記第1の補正式を用
いて、前記第1の濃度表示プレート5の各濃度帯を含む
1ラスタ分のデータの補正が終了すると、ステップS1
8に進む。ステップS18、S19の補正は、図4のス
テップS3、S4の処理と同一である。したがって、詳
細な説明は省略する。
【0065】以上のようにして、1ラスタ分の原稿デー
タの主および副走査方向の補正処理が終了すると、ステ
ップS20に進んで、補正済みのデータは他の装置へ出
力される。
【0066】ステップS21では、原稿1頁分の全デー
タが手動型多値画像入力装置のイメージセンサにより読
取られたか否かの判断がなされ、否定の場合には、ステ
ップS16に戻って、副走査方向に若干移動した次の1
ラスタのデータの読取りが行われる。以下、前記と同様
の処理が実行される。
【0067】ステップS21の判断が肯定になると、前
記の一連の処理は終了する。
【0068】以上のように、本実施例によれば、副走査
方向に移動して原稿データを1ライン読取る毎に、主、
副の濃度表示プレート30、5に基づく補正が加えられ
るので、まず主走査方向の補正により、ランプや光学系
、およびイメージセンサの感度の経時的変化による濃度
補正を行うことができる。また、副走査方向の補正によ
り、読取りラインを副走査方向に移動している間に、原
稿面を照射するランプの光量が変化したり、原稿のたわ
み、手動型多値画像入力装置の副走査方向への移動速度
の変化によるCCDの光蓄積時間の変化等により、イメ
ージセンサの感度が1ラスタ毎あるいは1ビット毎に変
化したとしても、その濃度補正を行うことができる。 したがって、本実施例の手動型多値画像入力装置によれ
ば、原稿全体にわたって、安定したかつ再現性のあるデ
ータを読込むことができる。
【0069】次に、本発明の第3実施例を説明する。こ
の実施例は、カラーの手動型多値画像入力装置にて、前
記第1および第2実施例と同様の原稿データの読取り濃
度の補正を行うようにしたものである。この読取り濃度
の補正をするための読取ガイドとしては、前記図2又は
図8の読取カイド4を使用する。
【0070】図11に、読取ガイドとして図8のものを
使用し、カラー用イメージセンサで読取った原稿データ
を、前記第1、第2の濃度表示プレート30、5により
濃度補正する処理のフローチャートを示す。
【0071】ステップS41ではまずランプを点灯し、
その光量が安定したところでステップS42に進む。ス
テップS42では、R、G、B、3色のイメージセンサ
が第2の濃度表示プレート30の予定の濃度帯上に位置
したか否かの判断がなされる。予定の濃度帯上に位置し
たと判断された時には、ステップS43に進んで、該濃
度帯の1ライン分の濃度がR、G、Bの各色別に読取ら
れる。そして、ステップS44に進んで、全ての濃度帯
55〜51を読取ったか否かの判断が行われる。この判
断が否定の場合には、ステップS42に戻って、次の濃
度帯がR、G、B、3色のイメージセンサにより読取ら
れる。
【0072】以上のようにして、全ての濃度帯31〜3
5が読取られると、ステップS45に進んで、R、G、
Bの各色別に第1の補正式が作成される。この補正式は
、第2実施例で説明したのと同様に作成される。
【0073】次に、ステップS46に進んで、第1の濃
度表示プレート5の各濃度帯51〜59を含む1ラスタ
のデータが、R、G、Bの各色別に読取られる。読取ら
れたデータは一時、R、G、Bの各色別のラインメモリ
に記憶される。
【0074】ステップS47では、前記ラインメモリに
記憶されたデータに対して、前記第1の補正式による濃
度補正が行われる。ステップS48では、濃度帯31〜
35の既知の濃度レベルとステップS47で補正された
読取りレベルとから、R、G、Bの各色別の第2の補正
式が作成される。この補正式の作り方の一例は、図12
を参照して、後で詳細に説明する。
【0075】ステップS49では、第2の補正式を用い
て、前記第1の補正が加えられた1ラスタ分の原稿デー
タに対して、1ビットずつ濃度補正が施される。このよ
うにして、1ラスタ分の原稿データの補正が終了すると
、ステップS50に進んで、R、G、B各色の補正済み
データが、他の装置へ出力される。
【0076】ステップS51では、原稿1頁分の全デー
タが読取られたか否かの判断が行われ、この判断が否定
の場合には、ステップS46に戻って、副走査方向に少
し移動している読取りラスタがスキャンされる。そして
、前記と同様の処理が繰り返される。
【0077】以上の処理が繰返し行われた結果、ステッ
プS51の判断が肯定になると、前記の一連の処理は終
了する。
【0078】次に、前記ステップS48の一具体例を、
図12を参照して説明する。図11のステップS47に
おいて、R、G、B各色の1ラスタ分のデータに対して
、主走査方向の補正がなされると、図12のステップS
481に進んで、R、G、B各色の1ラスタの原稿デー
タの中から、それぞれの色の最大値と最小値とが検出さ
れる。
【0079】次に、ステップS482に進んで、該原稿
データの最大値以上でかつこれに最も近い既知の濃度の
濃度帯が、前記第1の標準濃度プレート5からR、G、
Bの各色別に決定される。続いて、ステップS483に
進んで、該原稿データの最小値以下でかつこれに最も近
い既知の濃度の濃度帯が、前記第1の標準濃度プレート
5からR、G、Bの各色別に決定される。
【0080】次いで、ステップS484に進んで、前記
ステップS482、S483で決定された最大、最小の
濃度帯の中から、予め決められた適当数の中間濃度帯が
、R、G、Bの各色別に決定される。そして、ステップ
S485に進んで、上記の各濃度帯を使用して、R、G
、B別に、第2の補正式が算出される。この第2の補正
式の算出の方法は、第1実施例で説明したのと同様であ
る。
【0081】以上の説明から明らかなように、本実施例
によれば、ランプや光学系、およびイメージセンサの感
度の経時的変化による濃度補正と、原稿をスキャンする
ことに起因する原稿のたわみ、手動型多値画像入力装置
の副走査方向への移動速度の変化によるCCDの光蓄積
時間の変化等に対して濃度補正を施した良質の再現性の
あるカラーの原稿データを読込むことができる。
【0082】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1の発明は、副走査方向に延びる濃度表示プレートを用
いて、原稿データを1ラスタ読取る毎に各ビットの濃度
補正をするようにしているので、手動型多値画像入力装
置を副走査方向へ移動して原稿をスキャンすることに起
因する原稿のたわみ、手動型多値画像入力装置の移動速
度の変化によるCCDの光蓄積時間の変化等に対する読
取りデータの濃度むらも補正でき、良質の再現性のある
原稿データを読込むことができる。
【0083】請求項2の発明によれば、請求項1の補正
に加えて、光源や撮像系のむら、ならびにイメージセン
サのビット間の光電変換特性のばらつきによる画像デー
タの誤差を補正することができる。よって、さらに、装
置の経時的な変化に起因する画像データの誤差も容易に
補正することができ、より良質の再現性のある原稿デー
タを読込むことができる。
【0084】さらに、請求項4の発明によれば、良質の
再現性のあるカラーの原稿データを読込むことができる
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の第1実施例の構成を示す機能ブロ
ック図である。
【図2】  手動型多値画像入力装置の平面図である。
【図3】  手動型多値画像入力装置のハード構成を示
すブロック図である。
【図4】  第1実施例の補正動作のフローチャートで
ある。
【図5】  図4のステップS3の詳細を示すフローチ
ャートである。
【図6】  図5の動作の説明図である。
【図7】  補正式を作成する動作の説明図である。
【図8】  第2実施例に使用する読取ガイドの平面図
である。
【図9】  第2実施例の補正動作のフローチャートで
ある。
【図10】  補正式を作成する動作の説明図である。
【図11】  第3実施例の補正動作のフローチャート
である。
【図12】  図11のステップS48の詳細を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
4…読取ガイド、5…第1の濃度表示プレート、30…
第1の濃度表示プレート、20、26…ラインメモリ、
21…最大、最小値検知部、23…補正処理制御部、2
4a〜24c…比較器、25a〜25c…補正式。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  原稿の反射散乱光を受光する1次元イ
    メージセンサを有するハンディスキャナを、前記1次元
    イメージセンサの主走査方向と直交する方向に手動送り
    して副走査を行うように構成された手動型多値画像入力
    装置において、前記ハンディスキャナを円滑に手動送り
    するための読取ガイド上に、前記1次元イメージセンサ
    の副走査方向に沿って設けられ、主走査方向にそれぞれ
    の光学濃度を変化させた複数の濃度帯を有する標準濃度
    表示手段と、前記1次元イメージセンサによって読取ら
    れた前記標準濃度表示手段の複数の濃度帯を含む原稿濃
    度データ1ラスタ中の該複数の濃度帯の読取濃度および
    既知の濃度の差を各濃度別に検出する手段と、前記差に
    基づいて前記原稿濃度データを補正する補正式を算出す
    る補正式演算手段と、前記原稿濃度データを前記補正式
    を用いて補正する処理手段を具備したことを特徴とする
    手動型多値画像入力装置。
  2. 【請求項2】  原稿の反射散乱光を受光する1次元イ
    メージセンサを有するハンディスキャナを、前記1次元
    イメージセンサの主走査方向と直交する方向に手動送り
    して副走査を行うように構成された手動型多値画像入力
    装置において、前記ハンディスキャナを円滑に手動送り
    するための読取ガイド上に、前記1次元イメージセンサ
    の主走査方向に沿って設けられ、副走査方向にそれぞれ
    の光学濃度を変化させた複数の濃度帯を有する第1の標
    準濃度表示手段と、前記副走査方向に沿って設けられ、
    主走査方向にそれぞれの光学濃度を変化させた複数の濃
    度帯を有する第2の標準濃度表示手段と、原稿読取りに
    先立って読取られた前記第1の標準濃度表示手段の濃度
    を格納する記憶手段と、前記第1の標準濃度表示手段の
    読取濃度および既知の濃度の差を各濃度別に検出し、前
    記差に基づいて前記読取られた原稿濃度データを補正す
    る第1の補正式を算出する第1の補正式演算手段と、前
    記第1の標準濃度表示手段の濃度読取り後に読取られた
    前記第2の標準濃度表示手段の複数の濃度帯を含む原稿
    濃度データを、前記第1の補正式を用いて補正する補正
    手段と、補正後の第2の標準濃度表示手段の濃度帯の濃
    度と既知の濃度の差に基づいて各濃度別に算出された第
    2の補正式を算出する第2の補正式演算手段と、該第2
    の補正式を用いて前記補正後の原稿濃度データを補正す
    る処理手段を具備したことを特徴とする手動型多値画像
    入力装置。
  3. 【請求項3】  請求項1の補正式演算手段または請求
    項2の第2の補正式演算手段は、標準濃度表示手段の複
    数の濃度帯の既知の濃度から、該原稿読取りデータの濃
    度の最大値以上でかつこれに最も近い濃度と、最小値以
    下でかつこれに最も近い濃度と、これらの濃度間の中間
    濃度を選択し、これらの濃度とそれらに対応する読取り
    濃度の差に基づいて、補正式を算出するようにしたこと
    を特徴とする手動型多値画像入力装置。
  4. 【請求項4】  請求項1または2の手動型多値画像入
    力装置において、カラーの1次元イメージセンサを用い
    、該カラーの1次元イメージセンサによって読取られた
    標準濃度表示手段の各濃度帯と既知の濃度の差に基づい
    て3原色の色別に補正式を算出し、読取られた原稿濃度
    データを該補正式により補正するようにしたことを特徴
    とする手動型多値画像入力装置。
JP3167504A 1991-06-13 1991-06-13 手動型多値画像入力装置 Pending JPH04367163A (ja)

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